月に舞う桜

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2016年06月12日(日) グループホーム見学と、美味しいもの

5月って気候がちょうど良くて好きだなー、と空を見上げた瞬間、もう6月だったってことに気付いて、時の速さに驚愕し、それからさらに10日ほど経っている今日この頃。

先週の日曜は、グループホームの見学に行った。
運営母体である法人は横浜市内でいくつもグループホームを持っているけれど、女性の身体障害者向けは私が見学したところのみだそうな(知的障害者向けのグループホームが多い)。
そこはすでに定員に達していて、不謹慎な話だけど現在の入居者が他界したり病状が悪化したりしない限り、空きが出ることはほぼないわけで。

やっぱり、グループホームに入るのは現実的ではなさそうだ。
それに、グループホームより、できればがっつりヘルパーを使って独り暮らしの方が理想なんだよなあ。
高齢になれば諦めもつくかもしれないけど、今はまだ、個室があるとは言え赤の他人と一つ屋根の下で暮らすのはちょっと抵抗がある。いろいろ気を遣うだろうし、心の底からは気が休まらないような気がする。
人手不足で忙しいスタッフをの現状を目の当たりにしたら、頼みたいときに頼めないだろうし。


グループホーム見学のあと、麦とろご飯が売りの定食屋さんでランチ。
メインの鶏の塩麹唐揚げは、とってもジューシー。黒酢ソースも酸味が強すぎず、ほど良い甘さでやさしい味だった。思わず揚げたてなのを忘れて頬張ったら、口の中を火傷したけど。
麦ご飯は、じゃこと細かく刻んだしそが乗ったものを選んだ。しその風味がいいアクセント。
もうずいぶん前、しそを美味しいと感じたときは、私も大人になったなあと思ったもんだ。


3日前の木曜日は、仕事で終日外出だった。
1件目の用事が終わって2件目の現場へ行き、中途半端に時間があったので、某有名な洋食屋さんでランチ。
とは言え、のんびりする余裕はなく、ピラフを大急ぎでお腹に入れた。
結構残してしまったので、お会計のときに「時間がなくて、残しちゃってすみません。美味しかったです」とお詫び&フォローしておいた。実は、まあそれほど好みの味でもなかったのだけど、残したのは時間が原因だから、「口に合わなくて残した」と思わせたらシェフが気の毒だからね。
もっと時間があったら、カニクリームコロッケも食べてみたかったのになあ。残念。
家から遠いし、めったに行けないお店なので、ちょうどいい機会だ! と喜び勇んだけど、仕事の合間に慌ただしく行くとこじゃあなかったな。もっとゆっくりしたかった。

そんなわけでお昼ご飯が足りなかったようで、帰りの電車でものすごくお腹が空いてしまったので、乗換駅にあるうどん屋さんへ。
空きっ腹にうどんの温かいお出汁は、最高にしみるよ!
バイトらしき若い女の子は、レジ打ちはまだ苦手なようだったけど、いろいろ気を配ってくれて、とても感じ良かった。サービス業向きの良い素質を持っているから、きっといい店員さんになるよ!(すでに、なってるか)

高いものはやっぱり高いだけあって美味しいものが多いように思うけど、この日は高いピラフより安いうどんが体に心地良い日でした。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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