月に舞う桜

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2009年08月30日(日) 大阪旅行とカラオケ

◆23日(日)、24日(月)
家族で大阪旅行。
23日は11時頃に新大阪に到着し、難波へ。大阪では有名らしい「今井」といううどん屋さんでお昼を食べた。なんと、ビルの1階から4階まで、全て「今井」。敷地が狭いので1フロアの座席は少ないけど、それにしても4フロアもあるうどん屋なんて初めてだ。










↑私が注文した「きざみうどん」と「小海老の天ぷら」
うどんの出汁はちょっぴり甘め。麺がやや細めなおかげか、どんどん箸が進む。小海老の天ぷらは塩味が効いていて、これまたどんどん進む。
丼物や素麺もあって、メニューが豊富だった。

そのあとは通天閣へ。通りの真ん中にどどーんと立っているので、驚いた。それらしい敷地や、ちょっとした公園の中にあるのかと思っていたもので。



↑通天閣の中にいるビリケンさん
天井には、なぜ飾っているのかいまいち分からない万国旗。
中にある展示品やちょっとしたゲームやお土産は、なんと言うか、ちゃちで洗練されてなくて、ネタ重視でウケ狙いなところがいかにも大阪。あれは大阪だから許されるんだろうな。ああいうのが東京にあっても、たぶん人が集まらないと思う。

あとは、道頓堀をうろうろして、たこ焼きを食べたり、復活した「食いだおれ太郎」と写真を撮ったり。
たこ焼は、ソース(一般的なやつ)、だし(出汁につけて食べる明石風)、塩(塩と海苔がかかっている)の3種類がプレートに乗ったお得セットを買った。
大阪のたこ焼は、外がカリカリ、中がとろっとしていてやっぱりおいしい! 横浜で売ってるのは、全体的にやわらかく、べちゃっとしてるのが多くて、おいしいタコ焼きにあまり出会ったことがない。
3種類の中で特に気に入ったのは、塩。あれはたぶん、岩塩だな。たこ焼そのものがおいしいと、余計な味付けはいらなくて、シンプルなのが一番いい。単純な塩味が、おいしさを引き立てているんだと思う。
道頓堀の人混みにはびっくりした。休日の横浜駅でも、あそこまで混んでない。今日は祭り!? ってくらいに、人、人、人。人が行列になって歩いて来る。

24日は大阪城に行った。
炎天下、最寄り駅から結構な距離を歩いた。日焼け止めをしっかり塗って、日陰を選んで歩いても、腕がかなり焼けてしまった。
天守閣に登ったものの、修学旅行と思われる小学生の団体がうようよしていて、ゆっくり眺められず。その上、帰りの新幹線の時間を気にしながら、昼食とお土産を買うための時間も確保しなくてはならないので、急ぎ足で見て回らざるを得なかった。
新大阪駅では、「点天」の一口餃子と「たこ昌」のねぎたこ焼き、それに「ばかうけ」(大阪限定のお好み焼き味)などを買い込んだ。
今回は、いろいろ事情があってお好み焼きを食べられなかったのが、心残りだ。
大阪は、住もうとは思わないけれど、旅行するには楽しい場所だ。ごちゃごちゃしていて活気があって、開けっぴろげで明るくて、おいしいものがたくさんあって。自転車利用者のマナーはすこぶる悪いけど。


◆28日(金)
会社帰り、友達メンズ2人とカラオケに行った。カラオケは数年ぶり、彼らと行くのは初めて。
最初の2時間くらいはご飯を食べつつ、話し込んだ。
そして、10時過ぎになってやっと、マイクを握った。勝手にB'zの「ultra soul」を入れて、B'zファンの友達に歌わせた。
調子に乗って、Xの「Silent Jealousy」も歌わせた。キーが高くて、サビの最後が大変そうだった。途中から私も参加したのだけど、声が出ない。 「紅」「X」と立て続けに歌い、声を振り絞ったのでバテバテ。
やっぱりTOSHIはすげぇな! と改めて思ったのだった。
hideの「TELL ME」はわりとうまく歌えたんじゃないかな。
「X」でしめるつもりが、つい調子づいて「Standing Sex」まで歌ってしまった。
「X」ではTOSHIをまねて、「We are!!」叫んでみた。最初、友達は私が叫びだしたことにびっくりしたようだったけど(普段はそんなキャラじゃないので)、途中から「X!!」と応えてくれた。それから、間奏で「On ボーカル、○○(←友達の名前)!」と紹介してみたり、「お前の心壊してやる」という歌詞は、ちゃんとライブのTOSHIばりに「てめーらの心、ぶっ壊してやるぜ!!」と叫んでみたり、やりたい放題でございました。
歌い散らかして、すみません。楽しかったぁ。だいぶ気分転換になった。
気がつけば11時半を過ぎていた。終電に間に合ってよかったなぁ。


2009年08月17日(月) 皺が減っているんじゃなかろうか。

・数学はおろか、算数すらできない。
・「鯵」という字の読み方は「アジ」でいいのか、自信がなくて考え込んでしまった。
・辞書をめくっていて、気が付いたら、調べたいのと全く違う言葉を引いていた。

脳の劣化が著しいです。皺がどんどん減って、つるんつるんになっているんじゃないかと思います。
算数に関しては、今に始まったことじゃないですが……。


2009年08月16日(日) お盆は終わるけど、私の夏休みはまだこれから。

14日 金曜日
世間はお盆で、朝の通勤路にはほとんど人がいなかった。
仕事で受ける問合せも大半が個人のお客様からで、企業からの問合せは滅多にかかってこない。
が、午後になって、とある企業の方から入電。当たり前だけど、お盆でも働いている人が他にもいるのだ。
電話で話しながら、「同士よ!」と勝手に親近感を抱いたのであった。
お盆に出勤することは別に嫌じゃない。嫌じゃないから、お盆期間中に夏休みを入れなかったのだ。
多くの人が休んでいるときに働くということは、多くの人が働いているときに休んで優越感に浸れるということだ。私は夏休みをまだ2日しか取っていないので、あと3日残っている。

15日 土曜日
モザイクモールで友達とランチ。
友達は、来月中旬に出産予定だ。今は産休中で実家に戻ってきている。毎日暑いので体調が心配だったけれど、赤ちゃんは順調とのことで、彼女自身もとても元気そうだった。太り過ぎてしまって助産師さんに怒られるから、たくさん歩かないといけない、と言っていた。
病院には早めに連絡したけれど、最初は予約を断られたそうだ。以前、受診したことがあったので、何とか入れてもらえたらしい。妊娠が分かった時点ですぐ予約を入れないと、間に合わないみたい。里帰り出産がなかなか難しいという話はよく聞くけれど、本当にこれが現実なんだね。
新しい命は、人を幸せな気持ちにする。大きなお腹を見ていると、こちらまで顔がほころんでくる。
別れ際、お腹に向かって「元気に生まれてきてね」と話しかけた。
このお母さんを選ぶなんて、あなたはとてもお利口さんだよ。健全で優しくて、本当に家族や友達思いのお母さんだから、安心して生まれてきてね。

16日 日曜日(今日)
来週末に旅行を予定しているので、食事するお店などを母を調べていた。
最初は候補がたくさんあっても、階段があったり座席の作りが車椅子では入りづらかったりして、どんどん候補から消されていく。いくら老舗でも、いくら雑誌やネットで取り上げられていても、いくら口コミ情報で人気が高くても、バリアフリーでない店は即却下。そういう店にお金を払ってまで行くつもりはない。
そんな中で候補に残ったお店たちよ、どうか味も満足させてくれるものであってくれ。


2009年08月10日(月) YOSHIKittyと本屋さん

土曜日はYOSHIKitty第二弾の発売日だったので、開店時間に間に合うように小田急町田店へ行った。
サンリオショップが入っているフロアでエレベーターを降りると、お店へ向かってダッシュしている女性の姿が目に入った。負けてなるものか! と、私も電動車椅子を飛ばして急いだ。
YOSHIKittyコーナーは、お店の入り口の一番目立つ場所に設けられていて、すでに3人くらいが商品棚を取り囲んでいた。目ぼしいものをかごに放り込み、少し離れた場所で吟味した。ちょっとでも購入の可能性があるものは、とりあえず確保しておかなきゃね。

買ったもの↓
・根付
・ノート(赤)
・メモ帳(赤)

ノートとメモ帳は色を迷ったけれど、YOSHIKIと言えばやっぱり紫より赤でしょう、ということで両方とも赤にした。
第一弾グッズのぬいぐるみも2体あって、想像していたより大きくないので部屋に置いても良いなとは思ったけれど、いかんせん値段が高いので買う気になれず。
会計を済ませ、お店を出るときにちらっとコーナーを見ると、もうかなり数が少なくなっていた。ノートとメモ帳は赤が完売で、紫しか残ってなかったと思う。開店から15分も経っていなかったのに。開店時間に行って良かったなあ。
買ったものは、3つともまだ開封していない。せっかく買ったんだから使えよ! と自分でも思うのだか、もったいなくて……。根付は携帯にぶら下げても良いんだけど、いろんなところにぶつけてキティちゃんの色が剥げたら嫌だから、躊躇してしまう。

そのあと本屋さんに寄り、血迷って福祉住環境コーディネーター2級のテキストと問題集を買ってしまった。
テキストは、厚さが3級の3倍はある……。今から始めても11月の試験には九分九厘間に合わないのに、どうするんだろ、私。

家から歩いて20分くらいのところにあった、わりと大きめの本屋さんが、知らない間に閉店していた。車椅子でも利用しやすく、欲しい本はたいてい置いてあるので助かっていたのに。
これから、ちょっと専門的な本が必要なときは、電車に乗らなきゃいけなくなってしまった。
買う本が決まっているときはアマゾンでいいけれど、資格のテキストのように、実際に本の内容を見て比較検討したいときは本屋さんでないとダメだ。それに、ずらりと並んでいる本を眺めたり、何となく手に取ったりすることでしか得られない出会いというものもある。
町の本屋さんの衰退は、寂しい。そういったお店によって生み出されてきた豊饒な人生や時間や文化が失われて、ますます社会が薄く無味乾燥なものになる気がする。
私だって、年々アマゾンの利用頻度が高くなって本屋さん衰退の一因になっているから、偉そうなことは言えないけれど。
便利と豊穣のバランスは難しいな。
あー、それにしても近所に大きな本屋さんが欲しい。


2009年08月09日(日) サイトのメールフォームを変更しました。

サイトをご覧になっている皆様へ。

サイト開設時より使用していたメールフォームが、いつの間にか使用できなくなっていました。
私が確認を怠ったため、対処が遅くなり、ご迷惑をお掛けいたしました。
メールフォームを変更しましたので、現在はサイトよりメールを送信して頂くことが可能です。
以前のメールフォームが使用不可となっていたために、桜井へメッセージを送ることができなかった方がいらっしゃいましたら、誠にお手数ですが、再度送信して頂けますようよろしくお願い致します。


2009年08月07日(金) ちょっと気になる男

昨日と今日は夏休み、つまり4連休!

今日は美容院に行った。なんと3ヶ月半ぶりに。そんなに長いこと髪を放っておくなんて、女子としてどうなのかしら。
裾がだいぶすっきりしたけれど、ひとつに結わけなくなったから、かえって暑苦しいかなぁ。
でも、切ったばかりの髪は、パサつきが取れてつやつやしてるから嬉しい。

美容院に行く途中、浴衣姿の男性とすれ違った。
茶色地に白の細い縦縞が入った浴衣に白い帯を締め、下駄を履いていた。手にはビニール袋。
近くで夏祭りがあるわけでもないのに、あの人はいったい何だったのだろう。駅とは反対方向に歩いていたから、これからどこかに出掛けるのでもないだろうし。
もしや、あれが普段着!? んなことないか。
浴衣姿の一人で歩いてる男性ってめったに見かけないので、ちょっと気になってしまった。足元が雪駄だったら、完全に怪しんでたなぁ。
で、母に話したところ、近所のスーパーに入っている着物屋さんの従業員ではないかとのこと。
そっか、着物屋さんか。
でも、謎めいてた方がおもしろいので、「真昼間から浴衣姿でうろうろしている謎の男」ってことにしておこう。


2009年08月04日(火) 原点回帰

しんどいしんどいと言っている間に7月は過ぎ去り、気がつけば8月になってしまった。
夏の暑さよりも、時の流れの早さに目眩を覚える。

私は相変わらず自分の行く道を決めかねたまま、此処に留まることも苦痛に感じている。
何処へ進もうとも、あるいは此処に留まろうとも、私は日々「破滅に向かって」いる。生きることは、すなわち破滅に向かうこと。
どうせ終着点が破滅ならば、自分をねじ曲げて体面を守ったところで何になろう。
最も避けるべきは、自分を壊すこと、呼吸しているだけの人間に成り下がること。


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© 2005 Sakurai Yuzuki