月に舞う桜

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2006年04月30日(日) そんなふうに細やかに

知らない方が楽に生きていけることは山ほどある。でも、知らなくちゃ、とも、知りたい、とも思う。
何かを知っていくとき、陰ばかりを拾わないようにしたい。たとえ絶望や暗闇や痛みやかなしみばかりが濃くても、そこにあるわずかな光を拾える人間になりたい。暗いものを見ないようにするのではなく、そういうものをきちんと受け止めつつ、光に気づける人間に。

夕方が夜へ移行する時間、エンヤを流しながら江國香織の短編集を読んでいた。こういうとき、なんて幸福なのだろうと思う。誰かと繋がることももちろん大切だけれど、誰にも介入されずに自分一人で好きなものに触れられる時間も、ものすごく大切だし必要なのだ。
ドラマチックなものを書くより、「何でもない日常」を魅力的に書くほうがずっと難しい(と私は思っている)。何でもない、ありふれた日常。意識して目を留めなければ見落としたまま通り過ぎてしまうような、ごく普通に流れていく日々。でも、そういった日々がたとえいつか忘れ去られるとしても、その瞬間だけは当人にとって特別なものであったりもするのだ。
二度と来ない、そのときだけの時間。偶然や必然が重なり合って起こる小さな小さな出来事たち。そういうものを、細やかに書けたらと思う。まだまだ遠いけれどもね。
小説を読んでいると、書き手という立場なんて廃業して純粋に読み手という立場だけになってしまおうか、なんて思うこともある。読み手であるだけでも、私は充たされるのではないかと。けれども、次の瞬間には「こういうものを自分でも書きたい」という衝動が湧くんだ。
だから、今はまだ廃業できない。


2006年04月29日(土) 大切なのは、こんな時間。

雨は嫌いだ。
雨の日は、『冷静と情熱のあいだ』のアオイを思い出す。アオイも雨が嫌いだった。だから、雨が降るとマーヴはいつにも増してアオイを甘やかすのだ。
私も雨は嫌いだ。そして、私にはアオイにとってのマーヴのような人も順正のような人もいない。でも、雨の日に思い出せる好きな小説がある。

友達とご飯を食べる約束をしているので、夕方から出かけた。家を出るとき、もう雨は上がっていた。
電車に乗るのは、何と1ヶ月ぶり! 徒歩通勤の上に、休日は引きこもっていたのでね。目的地に着くと、ゴールデンウィーク初日だからか、かなり混んでいた。人ごみも1ヶ月ぶり。
約束の時間まで、一人でぶらぶらお買い物。洋服を見て回るのも久しぶりなので、ついつい衝動買いをしてしまった。QUEENS COURTのオレンジ色アンサンブルとPrivate Labelの黄色いキャミ。両方とも一目惚れ。QUEENS COURTは最後の一着で、紙袋もアンサンブルと同じ期間限定のオレンジ色だった。ラッキー♪(←限定ものに弱い人)
やっぱりお買い物は楽しくてやめられないわね〜と思いながら、用事を終えた友達と集合してご飯を食べに。
鶏のソテーはハーブの香りが効いていてとってもおいしかった。でも、デザートに選んだ苺のパウンドケーキが品切れで、ちょっと、いや、かなり残念。ないって言われると余計に食べたくなるのが人間の性。食べたかった……。
休日も外に出ることって大切だなぁと、本当に実感した。外に出て、買い物したり、人と会っておいしいものを食べたり楽しくおしゃべりしたり。普通に生活していると、どうしても仕事中心の生活になってしまう。だから、仕事以外の時間を充実させる努力は惜しんじゃいけない。仕事が好きで好きで仕方ないという人は別だろうけど、物理的にも精神的にも仕事が中心の人生なんて私は寂しくていやだ。
友達は、習い事をしたりいろいろなところに出かけたり、旅行の予定もあったりして、毎日を楽しんでいるふうだ。私も負けずに人生楽しまなくちゃ、と思った。
そんなわけで、今日は久しぶりに仕事以外でとても楽しく充実した時間を持つことができた。そうなのよ、人生はこれなのよ! という感じ。
仕事も日々の大事な一部分。でも私は、仕事をするために生きてるわけじゃない。私は、プライベートな時間を輝いたものにするために働いている。前の職場にいたときは、そこのところをすっかり忘れていた。いつの間にか仕事のことが頭の中の大部分を占めてしまって、プライベートな時間はただの現実逃避になっていった。そんなの、何のために働いているのか分かりゃしない。だから、無理が蓄積されていって破綻してしまったんだろう。
仕事以外の時間を大事にしようと思って働いていると、認められたいとか認めさせなきゃとか、頑張らないと私なんてすぐに蹴飛ばされてしまうとか、あまり思わなくなった。これから先、例えば研修が終わって実際の業務に入ったとき、余裕をなくして、また思うようになるのかもしれない。でも、少なくとも今は思わないんだ。

そうそう、帰りがけ、友達に桜井弓月の名刺をちゃんと押し付けておきました。桜井弓月も、私の大切な一部だからね。


2006年04月28日(金) 運転手さん そのバスに 僕も乗っけてくれないか 行き先なら どこでもいい

よく晴れた日は、どうして少しかなしいんだろう。
かなしい出来事なんて何もないのに。晴れた空に気分も弾むのに。でも、ちょっとかなしいんだ。
太陽の光がまぶしからかな。まぶしさは、自分が存在している世界の現実感を何かの拍子に薄れさせる。
それから、春だからね。春はちょっと物憂げで、それがかなしい。
ちょっとかなしい、でも悪い気分じゃない。そんな私は、朝からずっと頭の中でブルーハーツの『青空』を歌っている。それで今度は、薄っすらとしたかなしい気持ちにやさしさが加わる。

『青空』ってこんな歌


2006年04月26日(水) 経験と認知を一致させるということ

水曜日と木曜日は疲れが出てくる頃なので、苦手な曜日だ。
そんなわけで、水曜日の今日は疲れた疲れた。
体が疲れると、思考回路が面白いほどネガティブ路線へ変化する。でも、「面白いほど」なんて言えているくらいだから、まだまだ大丈夫。
それに、最近は「自分の中で受け入れ難いこと」を、ちゃんと受け入れ難いこととして自分の中にそのまま置いておけるようになってきた。「そのことを受け入れられない自分」というものを受け止められるようになった、のかな。前は、物事や他人を受け入れられないとき、そんな自分はダメなんじゃないかと思って、受け入れられない気持ちをどこか歪めていたんだろう。でも、それじゃぁだんだん無理が生じてくるんだ。
受け入れられないものを無理に受け入れようとしたり、自分に嘘をついて受け入れたつもりになったりすると、却ってしんどいことになる。「いま、私はこの人(orこのこと)を受け入れられないで、拒否感を持っているな」と自覚すること、その気持ちをありのまま自分の中に置いておくことは、実は精神衛生上とても大切なことなのだ。
これを、カウンセリング用語(?)で「自己一致」というのだけど、去年の産業カウンセラー養成講座で習ったその意味が、やっと本当にリアリティーを持って分かった気がする。


2006年04月24日(月) 完全無敵魂

今日は一日が早かった! 喜ばしい!
職場の自販機に飽きつつあります。生茶が飲みたいんだよ、生茶が。
B’zや召好きと言うと、必ず驚かれます。むかーし昔は「私だってロック聴くんだよ!」と、他人が私に持つイメージにちょっと心の中で反発していましたが、最近は驚かれることにちょっと快感を覚えていたり。私はピアノを聴いてそうなイメージらしいですよ。まぁ嬉しい♪でも皆さん、猫を被った私に騙されちゃいけませんぜ!(え。)
いや、でも、ピアノの音も大好きですよ〜。だって、YOSHIKIもピアノだし。
そう言えば、『Tears』の未公開バージョンをまだ聴いてないなー。早く聴かないと削除されちゃうのかな?


2006年04月23日(日) そして彼らはどこまでもラブラブモード

ストロベリーフェアをやっている近場のお店をネットで見つけて「行きた〜い!」と思うも、階段しかないらしいので泣く泣く諦める。むきー!
仕方がないので、家でハーゲンダッツのストロベリーアイスを頭を痛くしながら食べました。CMでやっている通り、大粒の果肉が入っているのね♪

さてさて、完結編を掲載して一週間が経ちましたので、ここらで『今宵、どこでもない場所で』の話などを。
『愛を紡ぐ手』同様、こちらも原形を執筆したのは2002年の夏でした。当時、私はまだ学生だったのですね〜懐かしい。就職活動がうまくいかなかったりして、この2話をものすごい勢いで書くことで現実逃避をしていました。
『愛を紡ぐ手』を書いたあと、すぐに「何か物足りないなぁ」と思い始めたんですよね。で、だったら続きでも書くかなぁ……とぼんやり考えていると、B’zの『愛しい人よGood Night...』とともに『今宵、どこでもない場所で』のラストシーン(掲載ページで言うと、10ページの最後50行)が浮かんだのです。『今宵〜』は今回の改訂版で400字詰め原稿用紙200枚強の長さがありますが、実は、最初の195枚はラスト5枚に行き着くための前振りだったりします。何て長い前振り……。あのラストを書きたいがために、彼らにはいろいろ悩んでもらいました(そのぶん私も悩んだから、許せ)。
2002年当時は美奈子の1歳年上でしかなかった私も、いまや物語中の柊と同い年になってしまいました。いや、私は誕生日が来ていないので、まだ25ですけどね!(←ここ、大事らしい)
だからでしょうか、加筆修正をしていて美奈子のことを若く感じました。私も少しは成長したのかしら……なんて思ってますが。それから、美奈子の学生生活をほんの少しだけ書き足しながら、自分の大学時代を懐かしく振り返りましたねー。大学は、好きな場所でしたので。
今回、舞台を2005年や2006年に変えず2002年のままにしたのは、2003年に「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」が成立(施行は2004年)したためです。この法律が施行されたことによって彼らが置かれた状況も多少変わってくるでしょうし、そうすると物語の展開も原形から少し変えざるをえないだろうと思いました。でも、私の力ではこの状況の変化を物語に反映させるだけの自信がありませんでしたので、舞台を法律施行前の2002年のままとしたのです。

「美容師の彼氏がほしいな〜」という、まったく持って不純な動機から始まった柊と美奈子の物語も、ここに完結を見たわけですが、いつの日か、気が向いて余裕があれば「その後の彼ら」を書いてみたいとも思っています。彼らももう30と24ですからね、この4年の間にいろいろあったでしょうし。なんか、柊はサロンでちょっと出世したらしいですよ?
でもでも、「その後の彼ら」以上に、脇役にスポットを当てた物語を書いてみたかったり。意外なところで、美紀ちゃんが主役……なんてのもありかなと思うのですが、どうなんでしょう。

次回の小説は未定ですが、ラブラブ路線じゃないです、たぶん。


2006年04月22日(土) だつりょくかん。

※今週は平日も日記を書いております。お暇な方はお読み下さい。来週以降も、以前のように平日を含めて気まぐれ更新となりそうです。

激しく朝寝坊するつもりだったのに、トイレに行きたくなって7時半に目が覚めた。トイレに行こうかどうしようかと悩んで眠れないまま、あっさり30分が経過。結局8時に起きることに。9時くらいまで寝ていたかったんだけどな。何か損した気分。
午後、約1ヶ月ぶりに絵手紙をやった。1ヶ月に1度課題を提出しなきゃいけないのに、だめじゃん!
休みって、何をすればいいのかいまいち分からなかったりする。3月までは毎日が休みだったけど、それなりにやることがあって時間の使い方に困らなかったのになぁ。平日の疲れを取るために休みに予定を入れていないから、暇になっちゃってるんだな。
それならそれで、本を読んだり小説書いたりすればいいんだけどね。
あ、そうか。『今宵〜』を書き終わってしまったから、ちょっと燃え尽きて何をやっていいか分からなくなってるのかもしれない。


2006年04月21日(金) 新しい環境に慣れた頃が危ない

※19日(水)、20日(木)も更新しました。

帰り道、低血糖を起こしかけました(汗)。
ここに書いたことがあったかどうか記憶が定かじゃないのですが、たま〜に(年に2、3回くらい?)低血糖になります。単に自己管理ができていないだけなんだけど。まぁ、慣れていると言えば慣れています。だから、最近はそんなに慌てなくなりました。
でも、おかしいなぁ。ちゃんとご飯食べてるのに。きっと疲れもあるんでしょう。今日は一日中眠かったし。
そんなわけで、帰ってすぐにチョコレートとバナナを摂取。たいていは、これで生き返ります。
休日は思いっ切り寝るんだ! ゴールデンウィークに向けて(え?)。


2006年04月20日(木) 雨と風と太陽、体と心

午前中、強烈な雨と風。窓に背を向けて座っている私は、横殴りの雨が容赦なく窓に叩きつけられる音に驚いて振り返った。本当に、台風みたいに凄まじかった。
午後も相変わらず風が強かったけれど、雨はすっかり上がっていた。帰り道、夕日が眩しくて、眩しすぎて目を細める。
自然には勝てない。絶対的に勝てないものがあるというのは、人間にとってとても大事なことだ。

体と心は連動している。
体が疲れていると、何となく物事がうまく行っていない気がするし、体が軽ければ、精神的にも充足する。
大切なのは、今の自分の状態を自覚すること。


2006年04月19日(水) 狭くて広い世界で

目が痛い。
目が痛いのにパソコンの前に座っている。何やってんだか。

自分の世界は何て狭いのだろうかと、些細なことで思い知る。
「知らない」というのは罪なこと。世界を広げなくちゃ。
少しも傷つけずに、傷つかずに、世界は広がり得るだろうか。
でも、生きていくということは、必然的に傷を増やしていくことだ。それは、自分の中の小世界を広げることの代償なのかもしれない。

あー、それにしてもゴールデンウィークを前倒ししてほしい。疲れたんだよ。ぶー。


2006年04月18日(火) 願望

杵屋のうどんが食べたい。
気の利く人間になりたい。
誰とでもすぐに仲良くなって打ち解けられるようになりたい。
視力を良くしたい。
カラオケに行きたい。
江國香織や浦沢直樹など、愛してやまないフィクションの世界にどっぷり浸かりたい。

春の陽気が気持ち良い。こんな日は、研修なんて投げ出してどこかへ出かけたい。遠く遠く、どこまでも遠くへ。
今日の「初めて」は、お昼ご飯をコンビニに買いに行ったこと。エビピラフとごぼうサラダ。今まではずっと仕出し弁当を頼んでいたのだけど、だんだん飽きてきたのでたまには気分を変えて。職場の目の前の横断歩道を渡ってすぐのところにコンビニがあるのはありがたい。
そうそう、最近の男子高校生は、いいにおいがするのですね……なーんて、オバチャンぽいことを思ったりしますが。いや、でもほんと、私を自転車で追い越していった男の子が、すんごくいい香りを振りまいていたんだもの。
前はオジサンが「若い女の子はいいねぇ」と言うのに顔をしかめていたけれど、その気持ちがちょっとだけ分かってきた今日この頃。うん、若い男の子はいいよ。……って、老け込むのが早くないか、私!
でも、やっぱり男の人は包容力のある人がいいなぁ。


2006年04月17日(月) 時の巡りに敏感でいたい

具体的に書きたいことがあるわけではないけれど、無性に「何か」を書きたいときがある。仕事も3週間目に入って、今日はだいぶ余裕があるのかもしれない。
研修室は見晴らしが良い。窓も大きく、晴れた日には遠くまで見渡すことができるので、休憩時間は窓の傍に行ってリフレッシュしている。
研修室から見えるマンションのベランダには、前日から鯉のぼりが揺れている。もう、そんな時期なのだ。
物書きのくせに、私はどうも観察眼があまりないらしい。せっかく徒歩通勤なのだから、往復4、50分の間にもっと周りの景色や人々に目を向けて、観察力を養った方がいいのではないかと思う。でも、それは自宅に帰ってほっと一息ついた今だから思うことであって、通勤時はひたすら前を向いて先を急ぐんだよなぁ。駅前を通るので、朝は特に人通りが多く、周囲観察なんてしていたら危ないことこの上ないし。きっと、私をよく知っている人は(つまり、私がちょっとボケていることを知っている人は)、「きょろきょろしてたら、周りの人を轢くからやめなさい!」と言うに違いない……。
でもね、一歩立ち止まって、空や季節の移り変わりや空気のにおいやビルの並びに目を向けられる余裕は、持っていたいと思うんだ。


2006年04月16日(日) いいとか悪いとかじゃなく

仕事を始めて二週間が経った。
二日間の休日なんて、本当にあっと言う間だ。かなしくなるぐらい。でも、仕事をしているとやはり生活にメリハリができて良い。
金曜日の仕事帰りに衝動買いしたスピッツのベストアルバムをかけて、団地の前の芝生でじゃれあう野良猫たちをぼんやり眺めながら、孤独って何だろうかと考えた。
人間というのは本質的に孤独なものだと思う。孤独だからこそ、他人と関わらずにはいられない。
私はときどき、たった一人で生きることができればいいのにと思う。でも、次の瞬間には、他人との関わりや繋がりや屈託のない交流を求めたりするのだ。
孤独というのは、たぶん、一人ぼっちということではなくて、自分という人間が他にいないということ。自分の人生を引き受けられる人間が他にはいないということ。
唯一無二は、それ自体誇りでもあり、絶望でもある。
誇りに感じているときは、一人の時間と他人との関わりとがうまくバランスを保っているとき。「一人で生きられれば」と願ったり、過度に他人との繋がりを求めたりするのは、唯一無二の存在に絶望しているときなのかもしれない。
誇りも絶望も、何もゆがめずに、ただそのまま自分の中に置いていられるように調節する時間。それが休日。


2006年04月15日(土) 完結

お待たせしました。『今宵、どこでもない場所で』の後半をアップしました。
もしかすると、いつかまた二人の物語を書く機会があるかもしれませんが、とりあえず、柊と美奈子の恋愛記はこれにて完結です。
無事に公開できて一安心なのですが、子供たちが巣立っていくのはやはり寂しいものですね。甘ったるい二人だけに、なおさら。
ちなみに、『今宵〜』のエンディングテーマ曲はB'zの『愛しい人よGood Night...』です。この曲を手元にお持ちの方は、よかったら10ページ後半のBGMにお試し下さい。


2006年04月09日(日) 小説更新

『愛を紡ぐ手』の続編、『今宵、どこでもない場所で』を掲載しました。
あの某美容師&女子大生カップルが帰ってきましたよ。
長いので、今回は前半のみのアップです。後半は来週末公開予定です。
前半だけで原稿用紙換算120枚近くあります。章立てにしていますので、ゆっくりお読み下さい。
このあと、彼らはどうなるのでしょうか。完結編をお楽しみに!
いずれ、執筆時の裏話なども日記に書いていけたらいいなあと思っています。


2006年04月08日(土) 帰る場所

やはり日記の更新は週末だけになってしまうか……。

入社後、最初の一週間を無事に終えることができました。
今後も、毎日ひたすら研修ですよ。しかも、4月中は座学……眠い。早く実地研修になればいいのですが。
新しい環境ということで、体力的にもそうですが、精神的にもちょっぴり疲れます。まだ仕事上必要な気遣いで疲れるという段階じゃなく、気遣いの加減そのものを模索していて疲れる感じ。周りの方たちも、皆さんそうでしょう。お互いに慣れないうちは仕方ないですね。こうやって、少しずつコミュニケーションの取り方をつかんでいくんだなぁと思います。
おとといと昨日、疲れて帰宅する途中、無意識に「帰る場所」というものを探していました。物理的な場所ではなくて、私が素(に近い状態)でいられる精神的な空間です。
そういう場所はいくつかありますが(一番に思い浮かべるのは、気心の知れた友達といるときの自分)、「桜井弓月」もその一つだということに改めて気づかされました。
仕事を始める前は、「桜井弓月」は確かに生身の自分でありながら、どこかで理性的に形作っている人間像でした。でも、職場での自分という新たな立場ができると、「桜井弓月」は私にとってより落ち着ける場所になりました。物事というのは、自然とシフトしていくものですね。

さてさて、横浜では雨と風(特に風! 毎日強いんですよ)のせいで桜がほとんど散ってしまいました。
残念ですが、このあとの葉桜もきれいですからねー。
でも、地面に張り付いて茶色くなった花びらはきれいとは言えないです……あんなにざーっと散っておいて、そのあとが潔くないぞ!


2006年04月02日(日) 花散らし

明日から仕事が始まります。
と言うわけで、近況報告でもお知らせしています通り、しばらくは週末しか顔を出す余裕がないかもしれません。新しい生活リズムや環境や仕事に慣れるために心身を休めることを第一優先に考えていこうと思っております。
ここをご覧下さっている皆様には大変申し訳ないのですが、どうかご了承頂ければ幸いです。

さて。
実は小説が(ほぼ)書き上がったんですよね。
でも、最終確認をして、アップできる状態にする余裕が、ちょっとね……ないのですよ。
なので、それも来週末になります。

タイトルですが。
風が吹くたびに、桜の花びらがはらはらと散っていきます。
そして今は、こちらは嵐のようになっています。雨がザーザー、雷ゴロゴロ、風はビュービュー。日が暮れてからこんな状態です。
明日になったら、桜はどうなっていることやら。通勤途中に桜の木があるんですけどねー。満開の桜の下を歩いて行けるといいな。


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