気ままに開発日記...増田雄二

 

 

超レア物 - 2006年03月31日(金)

パターの開発やらウェッジの開発やらかなり忙しくなってきました。一言で開発と言ってもいきなり形状を作れるものではなく材料選定や加工工程の設定が必要になります。図面はもちろんのこと特に機械加工の場合は鋼材を固定して基準をとるための治具の設計でその後の加工のすべてが決まります。
わかりやすくいえば加工前の段取りしだいで製品の出来不出来が決まるということです。お堅い話は後にしてたまたま近くの工作機械屋さんをのぞいたところマシニングセンタやNC旋盤に混じって超年代物のハンドプレス機が目に入りました。あまりにいい味出してたものでつい衝動買いしてしまいました。といってもただ同然ですが。パターなんかの刻印にけっこう役に立つかもしれません。(笑)




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強烈なV−ROD 3W - 2006年03月20日(月)

先週の金曜日にラウンドしたのですが実は最近左肩を痛めてしまい全く左腕が上がらずラウンドもキャンセルせざるを得ない状態でした。あわててトレーナーの友達にお願いして応急処置。ものの5分ぐらいで腕が上がるようになりなんとか参加できました。本当に魔法にかかった様な早業で感謝、感謝。とはいえ万全の体調とはかけ離れた状態でしたのでドライバーだけいつもと違うやさしいスペックのものを持って行ったのですが夜明けに雨がやんだとたん強烈な風、というより突風。低い球打とうにもクラブがやさしすぎて抑えが利かない。当然スコアは最悪。唯一の収穫は途中でひらき直って使ったスプーンのティーショットでした。強い球が打てるように造ったとはいえさすがに突風のなかで打つのは初めてだったのですがこれがびっくりするぐらい球が強い。強烈なアゲンストをものともせず270ヤード地点へ。前へ前へ突き刺さっていくような最高の感触でした。さすがV−ROD。日頃はどんなホールでもすぐドライバーを持ちたがる悪い癖があるのですが、これからはどんどんティーショットでV−RODスプーンを使う予定です。はやく体を直して次はスプーンで他社のドライバーをアウトドライブに挑戦です。


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パターコレクション - 2006年03月15日(水)

パターの本格開発にともなって一品物のハンドメイドパターも造っていきたいとおもいます。実はウィングさんからのかっての要望でもあり自分でもぜひやりたい企画だったのですがなかなか時間が取れず延び延びになっていました。もちろん大量には造れませんがかたちとかタイプにはこだわらず私なりのまとめかたで造って行きたいと思います。手造りならではの重厚な仕上げにしたいですね。できるだけショールームに展示したいと思いますのでお楽しみに!



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スクエアなパター - 2006年03月02日(木)

本格的に商品化に向けていわゆるピンタイプのパターの開発に入りました。
以前書いた様に基本に帰るという意味でも一本は持っていたいタイプのパターですね。
今回は操作性にとことんこだわってみたいと思っています。操作性とは機能性はもちろんですがアドレス時に上から見える全体のバランスがひじょうに重要で特に上級者になるほどクラブを見る目が肥えていますから構えてストロークのイメージの出ないものはまず使えません。ロフトやフェースアングルなどの数値を合わせることは簡単ですがフィーリングを合わせることは至難の技です。古臭い事を言ってるように思われるかもしれませんがフィーリングと押さえるべき数値を満足してはじめて最高の武器になると思います。
これはパターに限ったことではなくクラブ全般に言えることですがどうも最近は素材、製法などが判断の基準になっている気がします。科学の進歩を否定しているつもりは全くありませんがクラブは人間が使う道具である以上人間の感性に合うバランスのとれた形状でなければいけません。過去に斬新な形状のパターやクラブは数え切れないぐらい製品化されていますがそのほとんどが短命だった様に思います。話がそれてしまいましたが最終的にどんなパターが仕上がるか乞うご期待。途中経過も随時書いていきます。



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