喫茶ぷれはぶ

バレンタイン終わっちゃいましたね。何が悔しいって、最寄駅前の西友のバレンタイン販促アナウンスが聞けなくなることです。おばさまがインターホンみたいなやつ使って「彼のハートをピッと射止めてくださいませ」なんて淡々と言ってた日にゃもうあふれ出るものを止められませんね。涙とか殺意とかその類。

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わたくしビーフシチューだけでごはん三杯はいけちゃうクチでして、いやそれふつーに誰でもいけそうですが、東京都羽村市内ビーフシチュー大好きっ子ランキング上位入賞は確実と言えばご理解いただけると思います。思いません。

人口56000人の町の話をしてても仕方ないので話を進めますが、ここ一ヶ月ほど、その最寄西友に入ってる無印はレトルトブラウンシチューの在庫をずっと切らしてるというあまりにあまりなアレっぷりを発揮していました。

そもそもカレーやクリームシチューに比べてビーフシチューはレトルトの数が非常に少なく、無印のブラウンシチューが最後の頼みの綱であるはずなのです。ビーフシチューとは名前も味も違いますがこの際止むを得ません。ランキング入賞者たちはこれを期に結託して各方面を弾圧すべきだと思いますが、先日マルフジでレトルトのビーフシチューを発見したので正直どうでもいいです。うまうま。あとバレンタインに白鶴まるはどうかなあと思いました。（もちろん西友にも売ってましたし、淡々と「日本酒党の彼にいかがでしょうか」とアナウンスされていましたとさ。）

コーヒーを淹れてたら母が仕事から帰ってきたので、ついでにもう一杯つくることにしました。

「はい、コーヒー淹れたよ」
「ありがサンキュー」

何語ですか。

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ファミレスだけじゃないと思いますが、バイト中の仕事のひとつとして「クリンリネス」というのがあります。わかりやすく言えば掃除なんですが、曜日・時間帯ごとにすることが決められています。たとえば土曜朝は冷凍庫掃除だとか、日曜深夜はコーヒーカップ磨きだとか。

んでそれをやったらチェック表に記入するわけです。日曜深夜コーヒーカップ磨き、「○○（担当者）　終了です」「△△　OKです」なんて感じで。そしたら社員さんもしくは時間帯責任者が確認のサインを書いて、これでクリンリネス終了となります。こうして、なるたけキレイな店作りを進めていくわけなんですが。

さて、ここんとこのバイトは、社員さんはデスクワークをしてるもんで、時間帯責任者の人と一緒に入ることが何回か続きました。名前、まあ仮に伊藤さんとでもしておきましょう。30歳男性。

毎回毎回「PAT　終了です」「伊藤（確認サイン）」だのなんだの書くのに飽きてきた我々、通じればいいよねとばかりに、だんだん好き勝手やりだしちゃいました。

「OKです」　（←終了チェック）
「伊東」　（←確認サイン）

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「キレイキレイ」　（←終了チェック）
「ペ・ヨンジュン」　（←確認サイン）

　↓

「ピカピカ」　（←終了チェック）
「ピカチュー」　（←確認サイン）

　↓

「驚きの白さに！」　（←終了）
「ボールド（漂白剤入り）」　（←確認）

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「ガンコな油汚れもこれ一本！」　（←終了）
「今なら小型ブラシもついてきます！」　（←確認）
「真面目にサインすること！」　（←店長）

お仕事はちゃんとやりましょう。（ヘコー）