メッセージ
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とてもとても恐い夢をみた。
恐くて、不安に駆られて、夢の中でどうしようどうしよう・・・
そう思ってたら、きみからのメールで目が覚めた。
『あちー』
「へんな夢みた」
『かぼちゃまんに襲われたか!』
・ ・ ・ ・ ・ 。 ←かぼちゃまん想像中。
なんかこんなん
( ▲ ∀ ▲ ) ←なんだこれ。
が頭を過ぎった。
一瞬で夢の内容忘れちゃった。
きみが仕事でしんどい時
あなたも十分エスパーですから。
私を安心させてくれる、唯一の。
最初は、この人いったい何がしたいんだろうって思った。
メールは大抵一行。というか一言。
『疲れた』 とか 『今帰った』
いつも同じような内容。 しかも真夜中の1時とかに平気でくる。 それが、ほぼ毎日。
こちらから質問すればある程度は答えてくれるけど、 あまり自分から自分のことを話したりしない。 私のことも聞いてこない。
掲示板に投稿した私の書き込みを見て、 最初にメールをくれたのはあっちなのに。
それまでインターネットで知り合う男なんて、 黙ってれば勝手に自分のことをベラベラ話す人がほとんどだった。 だから正直、どう対応すればいいのかわからなくて戸惑った。
自己紹介の意味も含めて、必然的に私から質問したり 何かコミュニケーションを取ろうとすることが多くなった。
ある日、仕事が休みだった相手からメールがきた。
『デパートで靴を買った』
「どんな靴??」
『社会人だから革靴に決まってんだろうがっ!』 ←特に悪気はない。
・ ・ ・ 。 がーん
べつにそんな言い方しなくても・・・。 なんかこの人とは合わないな・・・ あまり深く関わるのはやめとこうって思ったのを、覚えてる。
でもなぜか、
おかしな人。
それから何日かして、ピタリと夜中のメールがこなくなった。
その時の私は、他に何人もメル友がいたので 特に気に留めることもなく、そのままメールをせずに一ヶ月が過ぎた。
一ヵ月後、気まぐれにまたメールを出したのは 私の方だったんだけどね。
今思うと、何もかもが可笑しくて
思い出すと笑ってしまう。
その無愛想で不器用で、
ヘタクソな自己表現。
メールだから、なおさらわかりづらいんだろうね。
今でも、相変わらずな一言メール。
ねぇ、もっと、きみのことが知りたいよ。
きみと知り合って、もうすぐ一年が経つ。
正確には、まだ知り合ったとは言えないのかもしれない。
この先も、ずっとそうなのかもしれない。
今はもう、閉鎖してしまったけど。
あのサイトに、感謝しています。
あれから一年。
いろんなやりとりがあったけど、
トモダチ。コイビト。セフレ。
そんな出会いのHPが、ここにはたくさんある。
きみとの一年は、どれにも当てはまらない。
どれにも当てはめたくない。
寂しいから?
逃げ?
いつからだろうね。
きみじゃないと、ダメだと思うようになったのは。
人生に、無駄なものなどないとするなら。
人生が、死ぬまでの暇つぶしなら。
私はずっと、きみと話してたい。
この無機質な文字の中から、
必死に何かを探しながら。
とある日の会話。
『マックでひとり夕飯をとるおれ。 一緒にのみにいくやつもいない』
「友達つくりゃいいじゃん」
『やっぱいいや』
・ ・
・
とある日の会話。
「どっか遠くへ行きたい」
『いきゃあいいじゃん』
「言ってみただけ」
最近、同じようなことばっか言ってるね。 お互いに。 マネしないでよね。 でもちょっとだけ、安心する。
『南コロスケ』
ある時その人は、私をこう呼んだ。 まるで犬っころみたいに。 ・・・一応人間なんだけどナ。
不思議な人。
そんな風に扱われるのは初めてで。 言葉を交わす度、何もかもが初めてに思えた。
ちょっとだけ、犬っころになってみてもいいかなと思った。 毎晩毎晩、ご主人様の帰りを待ちわびる犬っころ。
冗談だけど、冗談じゃなかった。
『マンガの読みすぎだ』
そう言われたけども。 実は今でもそれは、なにも変わってないんだよ?
不思議な人。
本当の私を知らないくせに。 私も本当のあなたを知らないけど。 でも私はいつも、あなただけを待ってる。
『プーたろう』
はいはい。なぁに? 不思議な人★
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