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もう、なのか、まだ、なのか、あの日から一カ月が過ぎた。
一カ月たってもなお正確な被害状況が把握できないなんて 今の時代に、まさかそんなことが有り得るなんて 正直思ってもいなかった。
彼ともずっと会っていない。 震災当日、会う予定だった。 駅で電車を待っていた時にあの地震。当然その日は無理で。
その日から、時間の流れが変わった気がする。 メールのやりとりはある。 電話は当日、お互いの無事の確認とその日の予定のキャンセル。
その後彼は自身の活動のために東奔西走していて まったく会えず、メールのみ。
そして、 彼は近々被災地に行く。 行ったら・・・連絡はもっと取り辛くなるだろうし 帰って来られるのは・・・今月下旬だろうか。
会えるのは・・・当分先かな。 ことによると来月。
寂しいけれど。 それよりも、そうするべきだ。 わたしと会うよりも大切なことがある。
何年ぶりかで無職になりました(笑) 外に出ない生活、電車に乗らない生活は何年ぶりかな。 転職にともなう無職期間はあったけれど^^;、 それだって仕事探しで動き回っていたので。
4月からもうちょっと頑張って仕事をしたいと思い、 だったら条件のよいところを探そうと退職の予定でした。 が、震災、原発に伴うさまざまな環境の変化で 180度転換しての退職になりました。
ただ、こんな形になったので もとの職場からバイトの誘いが来るかもしれません。 それはそれでちょうど良いかも、などと思ったりもします。
日記を読ませて頂いている方で、 多分あちらの方面だ、と思っている方がいらっしゃいました。 やはり被災されているのを知り、とても切なくなりました。
渦中にいる人と、一歩離れている人との間には きっと越えられない壁があります。
同じ目線で何かを見ることはできないかもしれません。 けれど思いを寄せ、 今の自分の立場や環境でできることをしようと思います。
退職間近、ランチで入ったお店で、 隣にいたサラリーマンのグループの方たちが お釣りの小銭を募金箱に入れていました。 4人でしたが、全員迷うことなく。
こういう人たちがきっとたくさんいます。
それぞれの想いが届くと良いなと思います。 長い長い時間がきっとかかるでしょうが、 今のままの気持ちを持ち続けられたら、と思います。
菜々
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