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この2週間、自分でもびっくりするくらい色んなことが一度にあって そのせいなのかどうか、先週は久しぶりに発熱までしてしまったし(笑)
もともと不器用だと思う。 だから一度に色々処理できない。昔のPCと同じ。 ようやくこなしていた状況だったから、 処理能力を超えてしまったのだろうと思う。
ひとつ、ひとつ。 ていねいに、答えを出していく。それだけ。 年下の子は行けないからとメールを出した。 返信に色々書いてあったけれど、最後まで自分の主張しか結局してなかった。もう無理。返信しない。これからも。
昔の恋人には、もう戻れないことを伝えた。 今の彼と出会う前だったら良かったのにな。 でも時々こうやって連絡とって、友達として会えればってそう伝えた。 それが無理なら会えないから、と。
誰かを振るって実はほとんど経験がなくて^^; たいてい、なんとなく終わるか振られておしまい。 振ったことはあったけど、そんなに深く付き合っていなかったりして それほど思い悩むこともなかった、のかも。
きっぱり言うのって、心が痛む、ね。 でも今はただ、ていねいに伝えるだけ。
彼に、会いたい。
今の彼と出会う前に、ほんの数ヶ月付き合った人がいた。 ひとまわりくらい年下で、当時大学院生だった。
まあ、今どきの若い人、のような。 ゆとり世代、というか。
なんとなく月日を重ねるごとにいらっとすることが多くなったり やっぱり合わないと思うことも多くなって、 もう無理、と会うのをやめた。
彼からはその後も連絡がきていて 事あるごとに会いたいとか書いてあったけれど なんだかもう本当に嫌で、もう無理。とずっと返信してた。
ただ、悪い子ではないから、拒否もせず、と言う感じ。
その後、彼は就職して、一社会人になった。
会いたいとずっとメールはきていたけれど ことごとくスルー。片っ端からスルー。
ついこの間、転勤になりそう、と。 しばらく帰れそうにないから向こうに行く前に会いたかったな、と。
かなり考えたけれど、 じゃあ、送別会しようか、と返事をした。ただし昼間のランチタイム。 ただ気乗りはしなくて、でもしばらく帰れないのなら ずっとずっと会いたいといってくれている彼に、エールを送るような気持ちで会おうと思った。それだけ。
でも今日、色々詰めている話の中で。 転勤は流動的らしい、やれやれ、みたいなことをサラッと言っていて。 本決まりじゃないのにそれを口実に会いたいと言ってくるそのやり方が なんだかもう本当に最低だと思った。
その日にその時間を作るのは正直今の私には大変。 なのに能天気に自分のことしか言わない。
もうダメだ。子供すぎ。ゆとり乙。 ・・・としか思えなくなった。
悪いけど、断ろ。 着信も拒否する。 もうダメ。
自分のことしか考えられない人間は大嫌い。
でも、私もそうなんだ・・・ って考えて、さらに自己嫌悪。
激しく落ち込んでいます。
引っ張るつもりは本当にないのです(笑) 長くなってしまうのが嫌いなだけなのです。
それから何度かメールを交わした。 何度か、といっても、一日に一通とか。長い長いメールを。 少しずつ、過ぎた月日の何かを埋めるように。
驚いたのは、わたしが思う以上に彼がわたしを想っていたことだった。 振ったのは彼のくせに(笑) ずっとずっと、引き摺っていた・・・らしい。
いや・・・でもね、わたしは別にそんなにいい女じゃないよ。
・・・ってね、突っ込みたくなるくらいに。 頭も人並みだし(たぶん)、顔かたちだって全然。 性格はよくわからないAB型だし(笑)、スタイルだってとりたてていいわけでもない。
傷つけ合って別れたわけではない分、美化されているのかも、とも思う。
だから不思議。なんでなんで? 彼は今は独身だし、今はどうもあの頃より太ったらしいけれど 正直言って見た目はちょっと格好良い。っていうか良かった。 だからその気になれば。 素敵な恋人は、きっとできる、のに。
別れたあとで想ってもらえるのはきっと幸せなことなんだ。 ほんの少しでも日常にわたしを思い出してもらえればそれでいいと ようやく立ち直った、あの頃のわたしは思っていたから。 彼がそういう気持ちでいるなんてまったく知らなかった。
ひととひととの出会いや関わり方には、 ほんとうに不思議なものが作用する。 遅すぎた想いは、やっぱりちょっと切ない。
遠慮がちに彼からメールがきた。
「会社帰りにお茶でもできたら、いいな。 もし楓さえよければ。 こんなこと言って気を悪くさせたらごめん。」
迷って、送った。
「そうだね。 会社帰りに、ちょっと待ち合わせしてお茶でもしようか。」
もう彼の腕の中で眠ることはきっとないけれど。 また楽しく話せたら、いいよね。 ごめんね、もうきっとあなたと抱き合うことはないけれど。 でも、好きだった気持ちは忘れないから。
だから、思い出を大事に、違う形で歩いていけたらいいね。 それが無理なら、もうきっと会ってはいけないと思う。
勿体ぶっているわけではなくて^^; 長くなるとその分見直しにも時間がかかるので あまり長くならない程度にわけて書いています。
こんなつぶやきの日記にその2もなにもないと思うのですが。。 ま、いいか。笑。
元気だった?で始まった彼のメールは、 昔大好きだった頃とまったく変わらないことばの調子だった。
パソコンや携帯が何度か壊れて、 バックアップのデータも全てなくなっていたこと。 元気かなぁと思っていてくれていたこと。
そんなことが書いてあった。
届かないかもと思っていたのと、 別れを言い出したのは彼の方からだったから、 その後頑なに連絡をしてこなかった彼だから 返事は来ないだろうと思っていた、ので、 わたしはすごく動揺して、でも嬉しくて、でも切なくて、苦くて、 色んな思いが一度に心の中で渦巻いた。
元気でいます、のしるしだけのつもりだった、から。
データがなくなってから、 ネットの中に必死でわたしを探そうとしたこと。 わたしと別れてから、精神的にやっぱり彼も色々我慢していて わたしと逆に太ってしまったこと。
そして、 「ありがとう、やっと言えた」と。
長い長い、メールだった。 携帯なのに。
お互いに、同じことを思い、同じことをしていたんだなと思った。 わたしもネットに彼の痕跡を探した。 見つけることはできなかった。
街角にふと彼を見つける気がした。そんなわけないのに。
これがあの頃だったらどんなに良かっただろう。 でもあの頃だったらたぶん変更の連絡もできなかった。辛すぎて。
色々なものを自分なりに乗り越えてきた今だから 連絡することができた。 自分ではそう思ってる。
彼は付き合った人はいたけれど、終わってしまったこと。 楓は?と聞かれて・・・ いまのことを正直に話した。
どうやって伝えればいいのか悩んだ。でも、ありのまま。 あれから何年経ったんだろう。その現実。
昔の恋人は、むかしの、こいびと。 少なからず、衝撃を受けた、ようだった。
友達でいられることができれば、と思う。 わたしがそれを望むように彼がそれを望むことはないのかもしれないけれど でも、彼といると楽しいのはたぶん過去も今もおなじ。
「眠れないかも、しれない」 今の人について書いて送った後、返信のメールに書かれていた彼のことば。
これで、ほんとうに終わるのならそれでいい。 彼の中でのわたしと、わたしの中の彼が、ようやく終わるのかも。 長い長い、月日をかけて。
時々メールしたり、時々ご飯食べたり、 そんな関係を望むのはやっぱり無理なのかな。
縁があれば。 きっと何か、またきっかけがある。
これがあの頃だったら。 どんなに幸せ、だっただろう。
現実は、いつも、切ない。
携帯のアドレスを変更した。 その昔迷惑メールが多くて辟易し、長いアドレスに変更して使っていたのだけれど、 趣味やそのほか、いろんなことを通じて知り合いが増えるにつれて 長いアドレスだと人に教えるのが煩わしくなって。
少し前にアドレス帳を整理したこともあり、 ついでに、というのもなんだけれど 思い切って変えてみた。
友達でも何年も連絡を取っていない人は 実はかなり迷うところではあったのだけれど。 元気でいます、のしるしに送ってみた。
ひとり、最後の最後まで迷う人が、いた。
モトカレ。
決定的な諍いや喧嘩があったわけではなくて。 ずっと仲は良くて、楽しかった。
けれど、お互いの環境の違い・・・とかそんなことで 私の精神的な均衡がある日ぷつんと切れた。
好きだったけれど、もう無理なんだと思った。 彼もそういうところは頑固で、 わたしは無理やり自分を納得させて、たくさん泣いて、随分落ち込んで、 ようやく元気になった。 失恋して物が食べられなくなったのは生まれて初めてだった。 本当にたくさんのなみだを流した。
きっぱりと連絡を絶って、あの日から何年もの月日が流れた。 彼からも連絡はなかった。 でも、電話番号と、アドレスは消せずにいた。
迷って、送ってみることにした。 アドレスが変わっていれば届かないし、拒否されている可能性もあるし。 結婚してるかもしれない、新しい恋人がいるかも。 そしたら変わっているだろうなって。それはそれでいいと。
送って、たぶん10分も経たずに、 メール受信画面に表れたのは、 モトカレの、名前だった。
長くなりそうなので次回に続きます。 大した話ではないけれど、覚書。
菜々
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