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しばらく遠く離れる彼に あるものを貸した。
いつもそれは彼とともにある。 「楓とこれでいつも一緒だ^^」 うん、それはわたし自身。
一緒には行けないけれど 「わたし」を連れていって。
今年のその風景を焼き付けてきて。
しばらく会えなくなるからと ほとんど無理やりひねり出した時間。
「愛してる」と 何度もくちびるをあわせる彼とわたし。
「そこにいて」とどんなときもわたしを傍において 何度もぎゅっと抱きしめる彼。
「わたし」を連れて、 素敵な時を過ごしてきて。
お昼過ぎ、彼から電話。 ちょうどいいタイミングだった。
途中で彼に電話が。 「後でまた電話するね(^^)」
切れた後、私はバス停に向かっていた。 乗る前に電話来ないかな、と思ってたけど 電話が来たのは乗ってから。出られず。
降りてすぐに電話。 「おかけになった電話は…」(T_T)
そして、たまたま圏外になっていたエレベーターの中(多分)に着信。 気付けず。 降りてすぐ(1分くらいかな?)かけてみたけど こんどは留守電。
その後はわたしに予定が詰まっていて 電話はもう無理。
「今日はタイミング合わないね(T_T)」とメールを送った。
声が聞きたい(ほんとは会いたい)のに、 こんな日もあるのよね。悲しい。
久しぶりの夜のデート。 居酒屋で冷たい生ビールで乾杯してからホテルに。 たくさん話をして、たくさん笑った。
時間を惜しむように抱き合った。
もうすぐ誕生日だね、と言って 「何が欲しい?」と聞いた。
「楓(^^)」
出会った年から変わらない彼の答え。 笑顔もずっと変わらない。
「楓がいれば、それだけでいいや」
うたかたでも、 彼のそのこたえが 今は嬉しい。
言わば「うたかた」
どんなに好きで、愛しくて 彼のために何かをしたところで 所詮何も残らない。
うたかた。
それをちゃんと理解しないと 辛いだけだってこと。
わかってるけど、ね。 わかってるけどさ。
時々やり切れなくなる。
バカだなーわたし。
菜々
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