朝薬を抜いてから調子が良い。私に必要な薬はリーマスだけだ。あの木違い婆を許すなんてできない。許すほど憎んでもいないし、傷付けてもいない。女だからと大目に見てやったのが悪かった。本当に心から憎み、思い切り傷つけようと思った。真剣に傷つけよう。不信と軽蔑。これをマックスにしよう。まだ何かを信じている。完ぺきな不信だけが安全な防衛策だ。そして軽蔑。馬鹿に仕方が足りないんだ。こんな下等なやつらと私が釣り合うわけがない。平等なわけがない。こんなに嫌いなやつらをなんで気を使わないといけないのか。