しろにじ創作倉庫



思い過ごしのフィルター

2007年11月26日(月)

あなたがあなたの見たいフィルターを通して

わたしを見ているように

わたしも真実のあなたじゃなくて

わたしが見たいと望んでいる

あなたの姿を見ているのかな

これってお互い様?

それとも反省しなきゃいけない点?


要するに茶番

2007年11月07日(水)

あれっ!? 撤回ってことになってんの?
今回のデモクラティックなとこの一件は、一体なんだったんだろう。



ライバル社との合併交渉が決裂した、とある会社の所長室。
社長は全社員を前にして爆弾発言をした。
「もうやってらんない。こんな会社辞めてやるっ!」

「(お〜い、また社長が壊れたぞ)社長、何言ってるんですか?」
「冗談でしょう?」

「冗談でこんなことが言えるか。辞めるったら、辞める!」

「マァマァマァ社長、そう言わずに」
「我が社を引っ張っていけるのは、社長しかいません。考え直してください」
「今がライバル社を潰す絶好の機会なんですよ」
「そうですよ、歴史的快挙に名を残すチャンスかもしれないのに。辞めるなんて言わないで下さい」
と何日か社員が説得した結果、社長翻意。

「みんな……、ありがとう。みんながそこまで言ってくれるのなら、もう一度頑張ってみようか」
「社長、では………」
「うむ。辞めるのは止めた」
一同
「いやあ、よかったよかった」
「社長、これからも我が社の社長でいてください!」

「わたしが辞めると言ったことで、社員の心がひとつになった。さあ、次のイベントに向けて、一緒にがんばろう」
「オーッ!」
社員の心の声。
(ちっ。やる気ないんだったら、さっさと辞めてくれりゃいいのに)
(社長は元々ライバル社の社員だったんだよな。本音はライバル社と合併して、戻りたいんじゃないのか。ミエミエなんだよ)
(俺たちが引き止めなきゃどうするつもりだったんだ。っとに、疲れるよなあ)
(まっ、しょうがねーよなー、他に人材いないんだもん)
(ライバル社のやつら、今頃小躍りしてるぜ)


一方ライバル社の社長室。

「ようございましたねぇ、社長」
「ああ、助かったよ。次回のイベントはどうなることかと思っていたんだが、ああやって向こうが自滅してくれれば、こんな有り難い話はない。これで私の任期も、少しは伸びるかもしれないな」
「ご謙遜を。あの社長の記者会見でのとぼけっぷり、お見事でしたよ」
「そうか? ではまた社長同士の会談でも持ちかけてみるか。所詮、あの社は烏合の衆。我が社の敵として、まだまだ力量不足なのだ」
「社長もワルですなあ」
「はっはっはっ」


という話だったら、面白いかも。


どうにかなるさ

2007年11月05日(月)

難しい話に

あまり首を突っ込みたくはないんだけど、

ひとつだけ言えること。

トップが職務を投げ出す組織なんて、ろくなもんじゃねぇよ!

それでもさ、別になんてことはないんだよね。

世の中けっこう回っていくもんだ。

結局、何があってもどうにかなっていくんだから。

それってちょっと恐いことだと思うけど、

なあんだ、そんなことでいいのかって

クスッと笑える気もするよ。

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