新しいハートを

気軽に求める前に

いまここにあるハートを

もう一度温め直してみようよ

冷めてしまった愛が

生まれ変わるかもしれない

どうしても駄目だったら

リサイクルに出そう

イマドキの地球に優しい恋愛術

偉そうなことを言っていても

あの人は

メッキが剥がれたらただの人

あなたは

メッキが剥がれても愛しい人

「キミが何を考えているのか、わからない」

わからない

わからない

わたしだってわからない

あなたの考えてること、あなたの本当のきもち

超能力者じゃないんだから

わからなくて当然じゃない？

だから人間はわかり合おうと努力するんでしょ

お互いに歩み寄るんでしょ

その努力を放棄してるの、どっち？

愛されたいと思うから不安になるんだよね

嫌われたくないと思うから、よけい不安になるんだよね

でも、不安が大きすぎると

その怪物に飲み込まれていって

いつも相手をズタズタにしてしまうの

自分の心も殺してしまうの

夢を見たなら　悪夢
追いつめられて目が覚める
奈落へ落ちてく　奈落へ落ちていく

この次目覚めたら　グロテスクな世界
直立歩行の奇怪な虫　しゃべる花の咲く大地
空を飛翔する魚　巨大蟻の行進
皮膚の下で蠢く奇妙な感覚

夢を見たなら　悪夢
叫んだ声で目が覚める
忍び寄る闇　恐怖
紅い血潮に手を染めて
僕たちはいつでも
破壊を求めてる　破壊を求めている
最後の最後に笑うのは誰？

終わりなき夢　悪夢
傷つけ合うのに疲れているのに
僕たちはいつでも
破壊を求めてる　破壊を求めている
そして
救いを求めてる　救いを求めている

意志を持った地球　星空を巡る輪廻
最後の最後に使う切り札は何？

この次目覚めたら　この次目覚めたなら
悪夢は終わっているか

この眼に見えることだけが

真実じゃないとしても

見つけることができないものを

どうやって信じていけばいいの？

眼を閉じて想うだけじゃ

時々迷いそうになるよ

しばらくは窓を開けておこう
眼下に広がる街並に　幻が視えるかもしれないから

大陸にある砂丘をいくつ越えて行ったなら
僕の求める場所へ辿り着けるだろうか

教えておくれ　翼ある鳥
落ち葉の季節に　それは寂しすぎる問いかけなんだ

風が何を攫っていくか　涙が何をもたらすものか
やりきれない思いを心に溜めていると
真っすぐな道のはるか向こうに　砂の紋様　砂の幻
あれはいつか見た砂丘だけれど

虹のように　逃げ水のように
追いかければ追いかけるほど遠ざかっていく

捨てることのできない夢を遣り過ごす夜
この胸の悲しみを　はるか砂丘がかき乱す

オレのこと、ホントに好きなの？とか

ホントはオレのことそんなに好きじゃないんだろ？とか

そんな試すような言葉は嫌い。

あたしはこうしてあなたを選んで

あなたと一緒にいるの。

なんでもないと思う人と一緒にいたりしないよ。

それだけじゃダメなの？

それ以上のプラスアルファが必要なの？



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（本音を言えば）必要。

歩みを止めるな！

走り続けろ！

何かに追い立てられるように

未来は加速してやって来る

行き着く先はたったひとつさ

間違えっこなんかない

脇目も振らず　休むことなく

走れ走れ走れ

そうさ

死の淵へ向かってまっしぐら

もしかして、気付いてた？

春のせせらぎ　夏の木漏れ日　秋の紅葉の真ん中で

あなたと会ってるその時も

心に冬を感じてたこと

まるで、

この世の果てまで旅をしたよな

疲れた人間みたいだったこと