まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2009年05月31日(日) あ、落としものだ!これはどうしたものだろう?

今日は、ウォーキングの途中に見つけた、
落としもののお話です。
ウォーキングしていると、いろんな落としもの
見つけるのだけど、今回は、少し大物でした。




先日、いつもように、元気に歩いていたら、
道路に何かが落ちているのに気がついた。








それは、大きな通りに出る間際の
ところだった。



「あれっ?
 何だろう?」




と、思い、大急ぎで近づいてみると、
それは、こんなものだった。









ふぅーむ…
ナイロンズボンとジャケットだね、
(こんな呼び方でいいのかな?)
こんなところに落としていくとはね…

(捨てていったのではないと思う)



そう思って、しげしげと見てしまったが、
この通りは、いつ車が来るかわからない。
これを、どうしたものかと考えた。



このまま、落としものを
知らんぷりして通りすぎるか、
(すると、車にひかれるね)

それとも、これを拾い上げ、
どこかに置くか。
(どこに置くべきか)

これを、近くの交番まで
届けるか
(この辺りに交番あったかな?)




私は、立ち止まって考えていた。
すると、そこに、
一人のおばちゃんがやってきて、
この落としものを見つけて、
おばちゃんも、この落としものを
しげしげと見て、こう話しかけてきた。



「あらっ、落としものだね、
 あらっ、上着とズボン両方だね〜
 あなたの?」
「(なわけないだろう)
 いいえ、違います。
 いま、見つけたところなんです、
 どうしたものだろうと思って」
「あ、そう、これは、
 車の荷台から落ちたって感じね、
 そう思わない?」




おばちゃんに、こう聞かれて、
そういえば、どうして落ちたんだろう、
なんてことも考えた。



「そうですね、
 そんな感じですね〜」
「きっと、そうよ、
 大きな道の方にカーブするときに、
 勢いあまって落ちたんだわ
 きっとそうだわね〜」




おばちゃんは、こんなふうに
推理したのだった。
私は、この推理を、なるほどそうか、と、
頷きながら聞き、頭ではこう考えていた。




これ、
どうしようかしら?





そこで、このおばちゃんに、
こう聞き返した。



「これ、
 どうしたらいいでしょうね?」




すると、このおばちゃんは、
こともなげにこう言った。



「ほら、その辺の
 目立つところに置いておけばいいわよ。
 目立てば、わかるわよ、ねっ」

「取りにくるでしょうかね?」
「さぁ、どこで落としたかわからなければ、
 探すのは大変だわね。
 どうかしらね、あきらめるかもね、
 新品って感じでもないし」




と、おばちゃんは、また推理した。
このおばちゃんの推理はかなり
的確だと私は思った。

そんな推理を聞きながら、
私は周りを見渡し、
この落としものを置く場所を探した。
そして、見つけた。




おっ、
あそこがいい。
あそこなら、
目立つわ。





と思い、この落としものを拾い上げ、
こんな所に置いてみた。
おばちゃんも、うんうんと頷いた。
それは、ここだ。
ちょっと出っ張っているしね。








逆の角度からみると、こんな。
目立つよね?








おばちゃんも頷いてくれたし、
ここに置き、私は写真を撮った。
どうかな?








そして、ふと振り返ると、
もうそこにおばちゃんの姿は見えなかった。
どうやら、さっさと行ってしまったらしい。
もうずっと先の方に行っていた…
(逆の角度の写真の先の方に小さく写ってます)



なんだ、行っちゃったのか…
これでいいか、話したかったな、
なんて私は思ったけどね。
残念。




てなわけで、落としものの話でした。
この落としもの…取りにきたでしょうかね?
その後、行ってないのでわからないのです。






■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら


 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」



2009年05月28日(木) 期待大のわが家の野菜たち…いっぱい採れるように〜

今日は、昨日からのガーデニングつながりで、
わが家のがんばっている野菜たちの紹介です。
今年も、いろいろと植えてみました。
そして、それぞれが、
がんばってくれているので嬉しくなります。





さて、まず、
昨年5つもなったレモンの木だ。
(昨年のレモンは→「レモンの木」

今年は、木も少し大きくなり、
もちろん、
レモンのつぼみもいっぱいについた。
ほらね。









そして、いっぱいに花が咲いた。
白くてキレイなレモンの花だった。








もちろん、今年も、
せっせと、受粉させた。
花が落ちたら、チビレモンたちが、
すでに育っていた。

今年のレモンの目標は、10コ。
昨年の倍だ…(欲張りかな?)
ともかく、元気で育ってほしいところだ。
きっと、大丈夫だと思う。




期待してるよ〜
丸まるとしたおいしいレモン、
今年は10コなってみようね。






さて、今年は、これも買ってきた。
昨年見事に失敗した
「スナックエンドウ」の苗だ。









昨年は置く場所が悪かったので、
ほんのちょっぴりしか採れなかった。
今年は、日のあたるいい場所にした。
2苗買ってきて、土に植えた。
この説明書によると、たくさんとれると
書いてあるから、今年はなんとか育て、
いっぱい収穫したいところだ。








今年は、しっかり力を入れようと思い、
それをこのスナックエンドウたちにも
分からせようと、こんな輪っかも用意した。
きっと分かってくれると思う。

このところ、やっと根がついたようなので、
この輪っかをつけてあげるつもりだ。
この輪っかに、エンドウのツルを
たくさん伸ばしてくれると嬉しいな。









頼むよ〜
食べきれないほどなってね。
私の大好きな
スナックエンドウ!






さて、そのほか、
例年やっている「オクラ」の種も蒔き、
このところ、こんなふうに
ひょろりと芽が出てきている。








まだ、なんともいえないが、
たぶん元気に大きくなってくれると思う。
もう少ししたら、間引きをして、
いい芽だけ残そうと思っている。
オクラはいつも失敗がない。




オクラ、
今年もがっつり頼むね〜






また、これは、「水菜」の芽だ。
水菜は、どんどん育ってすぐに食べられるので、
夏場にはいい野菜だ。
現在、こんな状態。










よしっ!
このまま、ぐんぐん
大きくなってね〜






最後は、
わが家のパンをつくるのに、
欠かせない「バジル」だ。
先日種を蒔き、このところ、
やっと芽がでてきた。









まだ、心許ないけど、
たぶん、育ってくれると思う。




がんばれ、バジル!
今年もバジルペーストや、
バジルパンいっぱい作るから、
頼むね、頼むね。






なんて、それぞれの野菜たちに
励ましの声をかけながら、
毎日野菜たちの世話をしている。

現在、わが家のベランダは、
こんな状態でずらりと野菜たちが並んでいる。








今年も、楽しめそうです。
どんな発育状態か、またご報告します。
野菜、いっぱい採れるといいなぁ…





■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら

 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」



2009年05月27日(水) ■思い切って「高いもの」にしてみた…失敗は許されない

高いものってなに?



かっていうと、
ふっふっふ…
それは、
これですよ、これ。








ええ。そうです、
トマトの苗です。
えっ、なんだ、トマトかぁ、
トマトの苗に高い、安い、
なんてあるのぉ?
と思う方もおられると思うのですが…

あるんです!

そして、これは、
ただのトマトの苗ではないんだな。
じっくりと見てやってください。
これは「ブランドトマト」
なんですよ。
ブランドトマト!




そして私は、はじめて、
この「ブランドトマト」栽培に
挑戦することにしたのです。
今日は、このブランドトマトのお話です。




さて、このブランドトマトには、
ブランドだけあって、
こんなものがついていた。








そう、このトマトは、
TVでおなじみの
「坂本克彦さん」の苗なのだ。
高知県のトマト名人の。
もっとも、この苗を見つけるまで、
坂本さんを知らなかったけど…

(今回で知った) 



「一緒につくろう」って語りかけているし、
詳しい育て方の小パンフレットもついているし、
甘いフルーツトマトができるともあるので、
このブランドトマトに挑戦してみることにしたのだ。

私が昨年まで育てていたトマトは
無名で90円くらいのものだったが、
今回は、ブランドトマトなので、
298円もするのだ。
これを、2苗買ってきたのだ。




今までの3倍高い苗だから、
今年のトマトつくり、
失敗は許されない。
そんなわけで、相当、
気合いを入れているのだ。





まず、ついてきた
詳しい育て方の小パンフレットを
じっくりと読んだ。

そして、野菜の土を買ってきて、
その土に、いそいそと植えた。
もちろん、このパンフレットに書いてある



「深植えはようないき、
 風通しや日当たりのいい軒下に置いて、
 雨にあてんこと」




という教えに従い、この通りにした。
ほら、こんな感じ。
一苗では実つきがよくないので、
ちゃんと2苗ね。








そして、育てはじめた。
あまり水をやっちゃいけないらしいので、
水やりを控えめにし、ちゃんと毎日
「おいしいトマトになるね〜、
 立派だね、いいねいいね」
と、声もかけて。
すると、だんだん根がしっかりしてきた。

さて、またまたパンフレットを読むと、
おいしいフルーツトマトをつくるポイントは
以下のことだと書かれていた。



《ポイント1》
1段目の花を確実に実らせることが大事で、
そのために、1段目の花が咲いたら、
「着果促進剤」を1回だけかける

《ポイント2》
その後、3段目の花が咲く頃に、
少量の肥料を与えること





そこで、大あわてで、
「着果促進剤」と
トマトの肥料を買ってきた。
それと、この先大きくなったら、
必要になると書いてあった丈夫な支柱も。












準備は完璧だ。
そして、ついに、
待ちに待った
1段目の花が咲いた。










おおっ〜
1段目の花が咲いたぞ!
着果促進剤だっ、
それっ、と、
1回だけ吹きかけた。




パンフレットに、



「着果促進剤は一回だけかけるきに。
 何度もかけるのはいかんよ」




とあるからね。
なぜか、理由はわからないけど、
1回だけにした。
今のところ、順調に育っている。

さて、このように、気合い入れまくりで、
パンフレットにそって、
現在もこのブランドトマトを育てている。
大切に大切に…




そして、
こんなフルーツトマトに
育て上げることが
今年の目標だ。










家人は、買った方が、
「絶対に安い」と言っておりますが…
でも、フルーツトマトは高いから、
うまく育ったら、元は取れると思うんだな。

この先、
わが家のブランドトマトがどうなるか…
立派なフルーツトマトに育つか…
元がとれるか…
がんばるつもりでおります!

どうか、この「ブランドトマト」の
ゆくすえ見守ってくださいませ。
また、ご報告します。






■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら

 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」



2009年05月26日(火) 「廃品回収業者」の実態…学びました。

処分品が出たので、
町中を走っている「廃品回収車」に声をかけて、
処分品を見てもらうことにした。



見てもらったら、
無料のものはないらしく、
3つで1000円だと言う。




なので、私は、断ることにした。
だって、区に出すと、
空気清浄機200円、テーブル200円、
ステッパー300円
(もしかしたら200円でいいかも)で、
合わせて600〜700円だもん。

粗大ゴミ置き場まで運ぶ手間はあるけど、
わが家には、昨日の写真にもあるように、
荷台車があるので、これで持っていけば、
楽に運べるので、そちらにしようと思った。
そう思ったので、



「じゃ、区の方に出すわ。
 そちらの方が安いから」




と、言ったのだった。
すると、この男性は顔色をかえて、
開き直ったようにこう言った。




「じゃ、いくらなら、
 いいわけ?」





男性は、あきらかに気分を
害したようだった。
私は、心で、
あらら、態度が変わってきたね、
これは、まずいね、と思ったが、
思い切ってこう言った。





「500円、かな」 




半分まで値切ってみた。
男性は、その答えを聞くと、
あきらかに不愉快そうな顔をして、
やや脅すようにこう言ってきた。




「手間がかかるんだよ、
 処分は。
 600円だな」





と、区の粗大ゴミ費用と同じにしてきた。
しかし、男性の態度が不愉快そうで、
気分もよくなかったし、
こんな業者さんに、長年使ってきたものを
処分してもらうのもいやだなと思ったので、
決断して、こう言った。



「じゃ、区に頼むわ。
 わざわざ来てもらって
 悪いんだけど…」




交渉決裂。
すると、男性は、
吐き捨てるようにこう言った。




「失礼だな!」




そして、持ってきた荷台をつかむと、
いらいらした感じでさっさと去っていった。
わざわざ玄関先に来てもらったし、
手間をかけたと思ったので、私は、



「わざわざ、
 ありがとうございました」




とその背中に声をかけた。
すると、この男性は、
エレベーターが来るのを待ちながら、
もう一回私に聞こえるように
こう言った。




「失礼だな!」




でもねぇ…
確かに足を運んでもらったけど、
処分品を見てくれるということだったし、
価格については、区との比較で、
お互いにこれは、交渉だし、
それほど失礼なことはしていないと
思うんだけど…ね。



ともかく、ちっとも
お気軽に〜
でないことだけは、
よーくわかった。




この男性の様子を観察して、
気の弱い方や女性、一人住まいの方なら、
断れないだろうな、と感じた。
足元を見て価格をつけて、少し脅して、
その価格を押しつけそうだったから。

だから、高い金額をふっかけられて、
引き取ってもらうことも起こるのだと思った。
事実、冷蔵庫の引き取りで、
2万円取られた人もいるらしい。
もっともこの男性であるかどうかわからないけど。



私は学んだ。
町中に走っている「廃品回収車」に
不用意に声をかけてはいけない、
かけるなら、必ずお金を徴収されると
覚悟してかけることと。

(って、もうかけること、ないけど) 



ということで、廃品回収車の
真実を1部だろうけど、理解したのでした。
こんな人ばかりでないと思うけど、
もっと悪い人もいるかもしれないので、
声をかけるときには、注意してくださいね。






■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら

 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」



2009年05月25日(月) ■町を走っている「廃品回収車」に声をかけてみた

先日、冬物と夏物を入れ替えをしました。
手間がかかりできればしたくない家事のいちばんですけど、
クロゼットを快適に使うためには、やるしかないと思い、
ついでに、物置場所も整理しちゃうぞと張り切り、
やや大がかりに整理を敢行しました。
今日は、そんな片づけ物を処分しようとして、
「廃品回収車」にお願いしようとしたお話です。



それは、先日のことだった。
処分品がでたので、新宿区の粗大ゴミに出そうと
思っていたら、ちょうど散歩中に、
よく町中を車でゆっくりと走っていて



「何でも〜
 回収いたします〜
 どこにでも、
 引き取りに参ります〜
 お気軽に〜
 お申し付けください〜」




と、叫んでいるあの
「廃品回収車(家電回収車のときもある)」
がいたのだ。

そこで、これはちょうどいい、
ちょっとどんな回収をするのか、
尋ねてみようと思い、小型トラックに近づき、
中にいたやせ形で少し無愛想な小柄な男性
(40歳くらいかな)にこう声をかけた。
だって、お気軽に、って言っているしね。



「あのね、
 木のこぶりなテーブルと、
 まだ使える空気清浄機と、
 健康器具のステッパーと
 処分したいのだけど、
 お金かかるの?」




すると、男性がすぐに車から降りてきて、
こう答えた。



「えっと、お金がかかるかどうかは、
 それを見てみないとわからないですね〜 
 ちょっと見せてください。
 どちらですか?
 このあたりですか?」
「ええ、そうです、
 すぐそこのマンションです。
 じゃ、見てもらおうかな」




男性の風貌とちまたの評判から
(よく高い回収費を取られたなんて聞くから)
警戒はしたが、いくらと言われるのか、
区の粗大ゴミ回収より、高いのか安いのか
確認してみようとも思い、
思い切って処分品を見てもらうことにした。
そして、マンションの駐車場を説明し、
こちらに車を回してもらうことにした。

男性は、駐車場に小型トラックを止めて、
荷物を運ぶための荷台をもって
愛想良くわが家までやってきた。
そこで、玄関先で処分品をみてもらった。
ほら、これらだ。
(真ん中のテーブルは、友人の娘ちーちゃんが
 「深く傷をつけたテーブル」








そして、こう聞いた。



「お金、かかるの?」
「空気清浄機は、9年前ので、
 古いから売れないのでお金かかりますね」
「いくらくらい?」
「3つ合わせて、1000円かな」




私は、空気清浄機はお金がかかるといったけど、
結局、テーブルもステッパーも
お金がかかるのね、と思い、こう確認すると、



「結局、全部にお金がかかるのね?」
「今時はね、なんでも処分するのに、
 お金がかかるんですよ」




との答えだった。
それを聞いて、やっぱりねと思い、
勇気を出して断ることにした。



「あら、そう…
 1000円なら、区の方に出すわ。
 そちらの方が安いから」




すると男性は、顔色を変えた。
あらら、まずいね…

この続きは明日書きますね。





■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら

 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」



2009年05月24日(日) 自分の粗相を叱る…でも後の祭りだね

先日からの続きです。
そうそう、私の粗相(そそう)の話です。
こんな話を書いている間にも、
いろいろとやらかすので、
1日1回はしているような気がします。



でも、先日のは、いつもより、
がっくり度が大きい粗相だった… 
それは、こんなことだった。




私は、頭皮にアレルギーが出ているので、
アレルギーを抑える特殊な医療用の、
シャンプーとコンディショナーを使っている。

先日、両方のボトルの底にいくらかは
残っていたけど、少なくなってきたので、
薬局に行き、詰め替え用を買ってきた。



シャンプー2800円
コンディショナー2800円
やや、お高いのだ。




そして、いそいそと、
両方のボトルに詰め替えることにした。
これで、当分は使えるね、
なんて思いながら。



ところで、この詰め替えって、
ボトルにうまく入れるの、
結構むずかしいと、思いませんか?
シャンプーとかだけじゃなく、
洗濯用の洗剤とかも。




詰め替え用袋の入れ口が小さいので、
入れるのに時間がかかり、せっかちに、
しぼって、一気にぎゅーと入れようとすると、
入り口がずれて、周りにドバッとこぼれたり、
ぼーっとして入れてると、いつの間にか、
口がはずれていて周りにこぼれていたり…とか。

入れるのなんて簡単と甘くみていると、
しまった!なんてことになる、
なんて思うんですけど…
どうですか?
(私だけかな?)

と、そんな話はさておき…
まずは、コンディショナーの方を
入れることにした。
ボトルのポンプの口をねじってあけて、
詰め替え用袋の切り口をあてて、
ゆっくりと入れはじめた。



私は、よくこぼす派なので、
この高いシャンプーとコンディショナーは
こぼすまいと、甘くみずに、
ていねいにゆっくりと入れた。 
もちろん、
最後の最後までしっかりと。
そして、こう思った。

「おっ、今日は完璧だ。
 うまくいったね〜
 こぼれなかったしね、
 ふっふ…よかったぁ」




なんて自分をほめながら。
そして、コンディショナーは
無事に入れ終わった。
続いてシャンプーを入れようとして
シャンプー用のボトルを取り出した。




すると…

が〜ん!!

残っているボトルは、
シャンプーの方でなくて、
コンディショナーの
ボトルだった…

どうやら、
シャンプーのボトルに、
コンディショナーを
入れたらしい…





シャンプーボトルには、シャンプーが
まだ1〜2センチは残っていたのに、
その上に、コンディショナーを
ご丁寧にも付け足して入れてしまったのだ。




これって、どうなるの?
コンディショナーインシャンプーって
ことになるのぉ?

(そうなる)




なんでもっとちゃんと
確認しなかったんだろう、
こんな基本的なことを
おろそかにするとは…
指差し確認すればよかった…
と、自分を激しく責めた。
2800円もした
コンディショナーなのに…




でも、すべては後の祭り…
8割方コンディショナー入りの、
シャンプーになってしまった。



そして、これをその日、
お風呂に入りながら、
どんな具合だろうと使ってみた。




もしかしたら、上の方なら、
下のシャンプーと混じり合ってなくて
コンディショナーとして使えるかも…
なんて、淡い期待をして。



そしたらね〜
アワいっぱいでました…
(上の方でも)
どうやら、すっかり
シャンプーとコンディショナーが
仲良く混じり合ったみたいで、
コンディショナー、しっかり
シャンプー化してました。




こりゃ、ダメだな、と思い、
こちらを贅沢な
コンディショナーインシャンプーとして
使うことにして、後日、2800円出して、
再びコンディショナーを買ってきた。
散財だった…

そして、今度は、
コンディショナーのボトルに
ちゃんとていねいにこぼさず入れた。

やれやれ…今度からは、
うんと気をつけよう、
なんて思ったのでした。
というわけで、このところ、
がっくりきた、粗相の話でした。



そうそう、いつもコメントをいただく
せいざんさんもこんな粗相をしたそうです。


「そういう話なら負けていません。
 つい最近も、枯葉と思って猫の糞を
 取上げてしまいました。
 あれ特に臭いんですよね。
 
 また、風呂で頭のシャンプーの時、
 目をつぶっているので下から勢いよく顔の
 シャンプーを落とそうとあげた指先が鼻に入り、
 血がドクドク。
 大声で妻に鼻紙を頼む始末」



思わず、笑ってしまいました。
せいざんさんのブログは、景色や鼻、
あ、花の写真がいっぱいです。↓
海辺よりの感想録 「潮風」
せいざんさん、ありがとうございます。
なんだか、気が楽になりました(笑)






■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら

 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」



2009年05月21日(木) 自分の粗相に怒る!まったく何やってんだか!

私は自分の粗相によく腹を立てる。
だって、よく粗相をするんだもん。
ときどき、いやんなっちゃう。




例えば、朝の忙しいときに限って、
そんなときに限って、だ、
準備している朝食のサラダを、
バァーとぶちまけてしまったり、
コーヒーをこぼしてしまったり…

最悪なのは、急いでいるときに、
冷蔵庫のタッパの中身を
冷蔵庫内に、ひっくり返してしまったり、
例えば、それが、つゆの多いものだったりする…
ああ、もう想像しただけで…
うんざりするね。
(冷蔵庫の掃除は大変だ)



「んっもうっっつつ!!
 この忙しいのに、勝手に
 動くんじゃないのっ!」




と、こぼれたものたちを叱りつけ、
その後、自分にも怒る。



「この忙しいのにっ、
 まったく何やってんだかっ」




そして、ぶりぶりとしながら、
大急ぎで、それらを片づける。
そんなときは、本気でぶりぶりだ。



また、自分が床にちょっとの間だけと
置いたものを忘れて、蹴飛ばしたりする。
蹴飛ばすと、自分も痛いが、
例えば、それが、蚊取り線香だったりすると、
蚊取り線香の入れ物がひっくり返り、
蚊取り線香の燃え残りが、床に散らばる…
やれやれだ。
そのうえ、この場合には、掃除機を持ち出して、
吸い取ることをせねばならなくなる。



「んっもうっ〜
 誰だっ!
 こんなところに置いたのっ!」

(私だって)



もちろん家人がやったのであれば、
怒りはもっと増す…



それと、よくやるのが、
ポケットにテッシュを入れたまま
洗濯機を回しちゃうこと。

黒いTシャツには、テッシュの残骸が
いっぱいついているわ、
干そうとして、洗濯物を広げると、
ともかくあらゆる洗濯物にテッシュが
もれなくついているし、
床に、細切れテッシュがぼろぼろ落ちる…
どうすりゃいいの…
そしてまた、掃除機の出番となる。



「あ〜あぁ〜
 また、やっちゃったよぉ〜
 ほぅら、こんなにいっぱいの
 細切れテッシュがついちゃってるよ。

 テッシュ!
 ポケットに入ってるって
 ちゃんと教えてくれなくちゃっ!」




なんて、テッシュにあたる。
しかしもう後の祭りだ…
洗濯物はやり直し…
怒りとともにがっくりくる。




そんな日々の中、先日、
またまたとんでもない粗相をした。
これは、本当に情けなかった…
そして、くやしかった…
ああ、思い出しただけでも、
がっくりくるよ〜





この話の続きは週明けに書きますね。
(日をはさんですいません)

本当に、がっくりと来ました…
みなさまも、自分の粗相に
がっくりくることありますか?





■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら

 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」



2009年05月20日(水) こんなことしちゃいけないよね〜でも可笑しいね

ウォーキングして街を歩いたり、
あちこちの街角ウォッチをしていると、



「そうだよね〜
 こんなことしちゃ
 いけないよね」




なんて思うことにいっぱい出合う。
もちろん、
「こんなことしちゃいけないよね」も
いろいろとレベルがあって、
日常的なもの〜あららぁ気の毒!
なんてものまである。




例えば、これなんか、
何度も紹介している典型的な
「こんなことしちゃいけないよね」だ。




それは、都内のどの道路で見かける。
例えば、こんな道でも見かける。








何かというと、そうそう、
いつもの、これこれ。









「ほんと、ほんと!
 こんなことしちゃいけないよね。
 飼い主さんは、ちゃんと
 ウンチ袋を持ちなさい。
 そして、ちゃんと始末しなさい」





と言いたくなるけど、
何かこう…ニヤッとしちゃうものも多い。

これを書いている方は本当に迷惑だから、
こうして、書いているのだと思うけれど、
何となく…
その文章とイラストのできばえなどを、
しげしげとみてしまい、



「おっ、工夫しているね」
とか、
「おっ、こうきたか」




などと、楽しんでしまうのだった。
今日のポスターなんて、目の下のクマのような線に
書いた方の年齢を感じてしまったり…ね。

でも、もちろん、心から、この道での
ペットの糞対策がうまくいくこと、願ってますよ。





さて、こんな、
「こんなことしちゃいけないよね〜」
ばかりではない。
これなんかどう思いますか?



これは、渋谷のハチ公前にある、
元気な子どもたちの銅像だ。








多くの人たちがいつもこの子どもたちの前で、
待ち合わせしたりしている。
子どもたちの銅像も、とてもかわいらしい。
楽しげな銅像だし…








ところが、この日、
この子どもたちの後ろに回ってみると…
気の毒なことに、一人の子どもは
こんなことになっていた。










「あっ、ペットボトルだ!
 こんなことしちゃいけないよね〜」





と思ったけど、
思わず笑ってしまった。



「誰かが、この場所に置いたのだね〜
 よく見つけたね〜」




なんて、妙に感心しながら。
そして、写真を撮って、
帰ってきてしまったのだけど、
後から考えたら、
「こんなことしちゃいけないよね〜」
と思ったんだから、このペットボトルを
取ってあげればよかったかな、
あの子どもに気の毒だった、
なんて、反省もしたのだった。



というわけで
「こんなことしちゃいけないよね〜」
と気の毒に思いつつも…
にんまりこしちゃったものたちでした。





■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら

 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」



2009年05月19日(火) 今超人気の食べものを食べてみた…

今日は、私がはじめて食べた超人気の
食べもののお話です。



しばらく前に、友人と中華ランチをするために、
赤坂に行き、ランチの後、天気も良かったので、
ぶらぶらと、赤坂サカスまで歩き、
赤坂サカス周辺をぶらぶらと散歩した。
赤坂サカスは、TBSの前にある商業施設だ。











ちょうどこのとき、広場では、
エコ的なイベントをしていて、
イベント広場周りに、エコに関する店や、
地域物産のおみやげ屋さんが出ていた。
(このときだけの出店なのか、
 ずっと出店なのかはわかりません)
すると、友人が突然、



「あ、ちょっと待って。
 いいもの売ってる!
 買ってくる」




と、言って、大急ぎで、
おみやげを売っている地域物産店に
駆けて行った。
私は、おみやげものには興味がなかったので、
イベント広場内をぐるりと回っていた。
しばらくすると、小さな袋を下げて、
友人が嬉しそうに戻ってきた。



「なに売ってたの?」
「ふっふっふっ…
 生キャラメルだよん」
「え、あのお花畑牧場の?」
「うん、そうそう、人気のね。
 あのお店で売ってたのよ」




友人が指さす方を見ると、確かに、
生キャラメルと書いてあるお店があった。
 







「ふぅーん、こんなところで、
 売っているんだ。
 私は食べたことないけど」
「サカスみやげにいいなと思って。
 私は食べたことあるんだけど、
 ダンナと娘はなくて、食べてみたいと、
 言っていたから」




友人は、嬉しそうだったけど、
ちょっと不満もあるようだった。



「でもね、抱き合わせ販売だよ。
 ほら、このセットで。
 人気があるから、仕方ないけど」




友人が見せてくれた袋の中には、
2つの生キャラメルが入っていた。
ほら、この2つ。
北海道・宮崎県
マンゴー生キャラメルと、
北海道・十勝
手造り生キャラメルだ。








「田中義剛と東国原知事かぁ…
 どっちかじゃダメなの?」
「うん、両方セットじゃないと
 買えないのよ」

「何個入り?いくら?」
「1つに12コ入り。
 それがセットで、1700円」
「ひぇ〜高いね。
 1つ850円か。
 そしてまた強気だね〜」
「うん、強気だ」




ということで、この両方をセットで、
買わないといけないらしかった。

そんな話をしていると、
友人が生キャラメルの方を取り出し、
開け始めた。








生キャラメルたちは、
キレイに梱包され、きっちりと並んでいた。
友人は、その生キャラメルの1つをつまみ、
私に1つ差し出した。









「味見、食べてみて」
「わぁ、いいの?いいの?
 はじめて食べるわん、
 ふふ、嬉しい。
 どれどれ」





ともちろん、喜んで受け取り、
わくわくと包みをあけた。
すると、こんな生キャラメルが
登場した。
(写真ぼけててすいません)








計算してみると、12コ入りで
850円だから、1コ約71円だ。
私は、うやうやしく口に入れた。





もぐもぐ…
(ゆっくり味わう)
もぐもぐ…





「どう?」
「………(歯にひっついていた)
 あ、あのね…
 歯にくっつくね」

「で、どうよ?」
「歯にひっつくね…
 (この印象がいちばん強かった)
 味は…おいしいけど…、
 どうしてもこの生キャラメルを
 食べたいって感じはないかなぁ。
 別に、買わなくていいかなぁ…」
「うん、一度話題で食べたら、
 いいって感じだよね。
 人気らしいけど」




ということで、私たちの意見は
「1つの話題だね」
に落ち着いたのだった。
でもまぁ、今人気の話題の食べものを
味わうことが出来たのでとても満足した。


いまだに買えないほど大人気らしいですね。
味見が出来て、ラッキーでした。
みなさまは、食べたことありますか?





■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら

 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」



2009年05月18日(月) ■知能指数が低く、バカといわれたお坊さま

知能指数が生まれつき低く、周りから、
バカ呼ばわりされてきた
お釈迦さまの弟子、周梨般特のお話の続きです。



今日も、「こころで生きる」
大藪 正哉著の本からの紹介です。








このお話の他、興味深い話や
面白い話がいっぱい書かれてある本です。
ぜひ、読んでみてくださいね。





愚鈍を活かす(後編)
(引用ここから)



いよいよ当日になりました。
若い衆が最前列の5,6列いっぱいに
座っています。
そこへ周梨般特が合掌しながら
シズシズと入ってきました。

演壇の周梨般特は、
自分の口の前に両手を合わせて
頭を深々と下げました。



周梨般特が頭を下げたときが
合図になっていました。

しかし…
誰も口を開こうとはしません。
皆、思わず両手を口の前に合わせ、
深々とおじぎをしてしまいました。




そして、みんなが頭を上げたとき、
周梨般特は、




「清めよ、清めよ、
 心を清めよ」





と、心の奥底に
しみわたるような声で申しました。
その声を聞いて涙を流す者すらありました。




周梨般特は、再び合掌して、
シズシズと壇をおりてゆきました。
口をきく者は一人もいません。
心の中で思いました。



「立派なものだ」
「お釈迦さまのお代理ができた」
「まことにありがたかった」
「お釈迦さまはウソをおつきに
 ならなかった」




村の衆はびっくりしてしまいました。



「あのバカが立派になったものだ」
「あのバカを立派にしたお釈迦さまが
 えらいのよ」




心の中で思い、
そして口に出して言いました。



「私もお釈迦さまのお弟子に
 なりたくなったよ」
「おまえも、少しは周梨般特を
 見習ったらどうかね」





愚鈍な周梨般特が、
修行をして立派に
お釈迦さまのお代理を
つとめたというお話です。





愚鈍であったからこそ、
真剣に修行ができたという一面を
見逃してはならないと思います。

私どもは自分のことを、
いくらかでも利口そうに評価してもらいたいと思い、
またそのようにつとめています。



しかし、自分の愚鈍さを素直に出して、
自分の愚鈍を活用して
自分の人生に処してゆくことが、
かえって人生をすばらしいものにするための
近道であるかもしれません。




             (引用ここまで)



ということで、
周梨般特お坊さんのお話でした。

きっと、毎日毎日、修行している間に、
周梨般特の心も清められていったのでしょうね。
だから、とても心に染み渡ったのでしょうね。
私は、この話がとても好きです。



お釈迦さまは、周梨般特の欠点を
見事に長所として活かしました。

そして、周梨般特は、
お釈迦さまの言われたことを、
疑うことなく、毎日毎日、
愚直に、実直に、素直に実行したのです。
そして、それが立派な修行となったのです。




とかく、頭がいいとか、頭の回転がはやいと、
何かをする前に、いろいろなことを計算しがちです。
損得や、周りからの評価、反応を得たいと思い、
策を弄したり、修行に疑問をもったりもして、
なかなか1つのことに打ち込むことができません。
このお話は、1つのことに身を入れて打ち込むことの
大切さを教えてくれるように思います。

昨日の写真の、道ばたでほうきを持った
小坊主さんが周梨般特であるかどうかは
わかりませんが、こんな意味があったのです。
もちろん、私はこの小坊主さんの前で、
合掌し、


「清めよ、清めよ、
 心を清めよ」



と、やや小さな声ながら、
何度か唱えてきました(笑)
みなさまも、ぜひ、
ごいっしょにどうぞ。












■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら

 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」



2009年05月17日(日) 「きよめよ」「きよめよ」「きよめよ」のお話

今日は、このところシンクロニシティ(偶然の一致)が
頻繁に起こっている「きよめよ」のお話をしたいと思います。

先日、実家のお墓参りに行き、
お墓の掃除をしながら、家族に、
今日のお話の「きよめよ」の話をして聞かせ、
その2日後に、ウォーキング中に、
こんなものをみつけたのです。











おや、「きよめよ」が続くね、と思っていたら、
今度は、ラジオで「きよめよ」のお話がでてきて、
こんなにシンクロニシティが続くのだから、
書かねばと思い、今日は、このお話です。



さて、この「きよめよ」とは、
どんなお話かといいますと、
お釈迦さまのお弟子さんの
周梨般特(しゅりはんどく)という
生まれつき知能指数の低いお坊さんの
お話なのです。




この周梨般特お坊さんのお話は、
いろいろな仏教関係の本にも
紹介されているので、ご存じの方もおられると
思いますが、私も大好きなお話の1つです。
今日は、この本に書いてあったお話で紹介します。 


「こころで生きる」 
大藪正哉著






この本は、この「きよめよ」のほかにも、
いいお話がいっぱい載っているので、
時間があれば、よんでみてくださいね。





「愚鈍を活かす」
(引用ここから)


お釈迦さまのお弟子に周梨般特(しゅりはんどく)
という人物がおられました。
生まれつき知能指数が低い方でした。

お釈迦さまのお弟子になりましたが、
お釈迦さまのお話はさっぱり理解することが
できませんでした。
お釈迦さまは、あるときこうおっしゃいました。



「周梨般特よ、このほうきで掃除をしなさい」
「はい」
「掃除をしながら、口では、
 『清めよ、清めよ、心を清めよ』と
 となえなさい」
「はい」
「口に出して言ってごらん」

「……………」
「清めよ、清めよ、心を清めよ、
 と言ってごらん」
「……………」
「よし、よし、
 ゆっくりと覚えるがいい」
「はい」





周梨般特は、
この短い言葉を覚えるのに、
かなりの年月がかかったそうです。
しかし、愚鈍な周梨般特は、
一所懸命に掃除をし、一所懸命に
「清めよ、清めよ、心を清めよ」
ととなえました。

数年がたちました。
いつの間にか、
周梨般特のお掃除の仕方が、
なんとなく、
お釈迦さまに似てきているなぁ、
という感じをまわりの者に
与えるようになりました。





そんなある日、周梨般特の故郷の村から、
長老が数名、お釈迦さまのところにご挨拶と
お願いに出向いてきました。



「私どもの村の周梨般特が、
 たいへんお世話になっております」
「周梨般特は、修行が進んで立派になっておるぞ」
「ありがとう存じます。ところで今日は、
 もう一つお願いがあって参りました。
 どうぞお聞きとどけいただきたいと思います」

「どういうことかね」
「実は今度、私どもの村の10年に一度の
 お祭りがございます。そこで、その当日に
 お釈迦さまにお出で願って、ありがたいお話を
 していただきたいというのが、村の衆の
 お願いでございます。
 いかがなものでしょう」

「それは、それは、結構なことだ。
 ぜひとも私も出かけていって、
 お話をさせて頂きたいとおもいます」
「ありがとうございます」

「ところがの、私が行ってあげたいのは
 やまやまだが、ちょうどその日は、
 別のところにいかなくてはならないのです。
 私の代理ができる者を行かせることに
 いたしましょう」
「どなたにおいでいただけるのでしょうか」




お釈迦さまに立派なお弟子がたくさんおられます。
十大弟子といって、まことにすぐれた十人の
お弟子もおられました。

なかでも、舎利子(しゃりし)という方は、
お釈迦さまのお弟子になる前に、すでに
かなり大勢のお弟子を指導しておられたくらいの
人物でした。

また、目連(もくれん)という方は、
死語の世界も見通すことのできる神通力を
持っておられるほどの人物でした。



「どのお弟子が、お釈迦さまの代理で
 おいでにくださるのでしょうか」
「うむ、周梨般特を私の代理にうかがわせて、
 お話をさせましょう」
「………………」




長老たちは、返事に困ってしまいました。

(お釈迦さまも人が悪いね。
 よりによってあのバカの周梨般特を
 代理にするとは……)
心の中でつぶやきました。
そして、
(なんとも困ったことだ、
 村の衆が承知するだろうか)
とも思いました。



「周梨般特は私の代理が
 十分つとめられますぞ」
「はい、はい、それでは、
 よろしくお願いいたします」




ということになりました。
村に帰った長老たちは、
若い衆につめよられるはめになりました。



「周梨般特がどんな男か、
 知っているでしょうに。
 長老たるものが、なんということですか」
「わかっておる、わかっておる」
「わかっていながら、なんで承知したのですか?」
「相手がお釈迦さまでは、
 しかたないではないか」




なかだちする者もあらわれて、
「まあ、まあ」
ということになりました。
しかし、若い者どもは、
どうしても承知しません。



「よーし、わかりました。
 われわれ若い者は、
 周梨般特のすぐ前に並ぶことにしょう。
 そしてヤッコさんが口を開こうとしたら、
 すぐに、みんなで、
 『清めよ、清めよ、心を清めよ、どうだ』
 と言ってやろうではないか。
 ヤツはそだけしか話すことはできないだろう。
 こいつは面白いことになったぞ」




いよいよ当日になりました。

             (引用ここまで)



この続きは明日書きますね。
周梨般特がどうだったか、
若い者たちはどうなったか、
楽しみにしていてくださいね。





■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら

 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」



2009年05月14日(木) よもぎフォカッチャ。味はどうかな?

昨日からの続きです。

私は、採ってきたよもぎを
パン生地に練り込んでパンを焼くことにした。
なんとなく、よもぎのいい香りがするようで、
よもぎパン(フォカッチャ)もいいと思ったのだ。
パン生地を十分に時間をかけて
しっかりと発酵させ、形を整え焼いてみた。



そして、待つこと15分。
ほぅら、こんなふうに焼けた。










できたぞ!
どうですか?





って…そう堂々といえるほど、
見た目に美しくはないけど…(汗)

家で食べるパンなので、形などに、
ほとんどかまわなくて…
形より大事なのは味だし、
それに、いろんな形があると楽しいもん。
(言い訳)

そうそう、
上の方に丸っこいパンがあるでしょう?
実は、このパン生地で、もう一つ、
違うやり方も試したみたのですね。
これをちょっと覚えててくださいね。



さて…
手前のぼこぼこと穴のあいたようなパンは、
焼く前に、オリーブオイルをたっぷりと
振りかけて焼いたパンだ。
穴があいていると、オリーブオイルの
しみこみがいいんだな。
これを、割ってみると、
こんな感じね。









なかなかいい感じによもぎがまじり、
ふんわり感もいいようだ。
もちもち感も弾力もある。




香りはどうだ?
よもぎの香りは?





パンが少し冷めるのを待って、
わって、香りを確認してみた。
どうかな?




くんくん
かぎかぎ





うーん…予想外に
あまりよもぎの香りがしないような…
じゃ、食べたらどうだろう?




もぐもぐ
もぐもぐ…





うーん…
よもぎの香りが口の中にふわっ〜と
広がるって感じでもないね。
でも…悪くはないし、
それなりにおいしい。



ただ、入っているのが
「よもぎねっ」なんて気がつく人は、
あまりいないと思う。
この緑のつぶつぶは、ほうれん草だと言えば、
あ、そう、と納得されちゃうと思う。
よもぎ…意外に存在感が薄い…

このパン(フォカッチャ)は
いつも我が家産バジルでつくるのだが、
バジルの方が香りもよく、
存在感があり、バジルの勝ちだと思う。




そして、丸っこいパンには、
よもぎはあんこととても合うからと、
中つぶの甘納豆を入れて焼いてみた。
これをわってみると…
ほら、こんな感じ。








ふむふむ…
悪くはなさそうだ。
どれどれ、
味はどうかな?




もぐもぐ
もぐもぐ…





おっ、おいしいぞ、
合うね、合うね、
甘納豆とは相性がいいね。
香りはやっぱりあまりしないけど、
とてもおいしいね。




と、相当満足できた。
全部を焼き上げて、このパンたちを、
いそいそと袋に入れた。
山菜好きで、パン好きの友人と、
パンの味見をしつつ、
ランチをすることになっていたのだ。
友人は、どう言うか。



友人の感想は、
こうだった。

「よもぎってわかるよ〜
 香りはするよ。
 でもまぁ、よもぎでなくちゃ、
 って感じでもないね。
 身体には良さそうだけど…
 まぁまぁじゃない。
 
 甘納豆入りにはいいね。
 これは、いけるね〜
 おいしいわ。
 また、つくって」




ということで、まずまずの評価だった。
でも、私はこう結論をだした。



無理して、
フォカッチャによもぎを入れる必要はない。
でも、甘納豆入りはいけるから、
粉の配分やレシピを変えて、
もう少し表面をカリッと焼いてみよう、
もう少し塩味をきかせて。
それと、シンプルなよもぎ食パンを
作ってみよう。
その方が、香りがするかも。




というわけで、
まだ冷凍して残っているよもぎを使って、
今度は違うレシピに挑戦しようと
思ったのでした。
よもぎは、東京でも採れるから、
お手軽に作れるし、おいしいパンが
できたら嬉しいもん。

もうちょっとチャレンジしてみます。
おいしいのが出来たら報告しますね。
がんばりますっ、よもぎのためにも。





■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら

 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」



2009年05月13日(水) 山菜オリジナルメニューにチャレンジしてみた!

今日は、山菜を使って作った料理紹介です。
山菜を天ぷらだけに終わらせるのはもったいので、
オリジナルメニューにチャレンジしてみました。
その顛末です。



えっと、使った山菜というと、
山菜の女王さまでもなく、王さまでもなく
いうなれば、
山菜の一般市民、山菜の薬屋とでも
言うべき山菜だ。
ほら、これね。
だぶん、誰もが知っている。









そうそう、
「よもぎ」だ。
よもぎっ。





あのどこの道ばたにでもあるよもぎ。
誰もが知ってる(たぶん)よもぎだ。
でも、よもぎは、薬草でもあり、
(藻草にもなるし、薬膳でも、
 青汁でも、漢方薬にも使われる)
天ぷらにしても、よもぎ餅にしても、
とてもおいしいし、結構、
価値ある、実力ある山菜でもあるのだ。




しかし、よもぎは、なんといっても
そんな自らの価値をもろともせず、
貴重であるより、雑草化してどこでも
生きていくという生き方を選んだ
たくましい山菜でもある。
(山菜ではない、と思う人もいると思う)
山にいけば踏むほどあるし、
東京の道ばたにだって元気に生えている。

もっとも、東京の道ばたに生えているよもぎは、
どんなに元気そうでも、
「食べたい〜」と、なかなか思えない、
なんとなくね〜

でも、山の中に群生している「よもぎ」は
活き活きとして、いかにも身体によく、
おいしそうな感じを醸し出している。
でも、あまりにたくさんあるので、
誰も採らないのだけど…
それがよもぎたちの生き残り戦略かもね。



さて、そんな「よもぎ」を入れて、
パンを焼こうと思い立った。
で、よもぎも採って帰ってきた。
ひとつかみほど。

(すぐに採れるからね)




「きっと、香りがいい、
 体にもいい、
 おいしいパンが焼けるに
 違いない。
 これは、期待できるぞ」





と、確信して。
普段食べるパンはほとんど自宅で焼くので、
勝手にいろんなものを入れて、
レシピなしで、パンを作ることが多い。
だから、何となくよもぎに合いそうな、
レシピ配分が浮かんだのだ。



家に戻ってから、
早速アク抜きをして、絞り、
筋があるので、細かく刻んだ。

(これは、絞った写真)








青々しくて、いかにも
身体によさそうだ。



さっそくパン生地に練り込んだ。
よもぎフォカッチャにしようと、
オリーブオイルなども入れて。




香りのいいハーブ、山菜などは、
オリーブオイルととても相性がいいから、
オリーブオイルは入れた方がいいと思ったのだ。
そしてゆっくりとよもぎ入りパン生地を発酵させた。








ふっふっふ…
どんなパンに仕上がるかな?
味はどうかしら?
よもぎはやってくれるかな?





なんて、楽しみにしながら。
出来上がってから、友人にも食べさせ、
味見をしてもらい、もちろん、
私も味見をし、そして結論が出た。
その結果は、明日書きますね。







■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら

 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」



2009年05月12日(火) これは、とてもやめられませんね〜

昨日からの、続きになります。
山菜採りは、本当にやめられなくなります。
採って楽し、食べておいし、そして、
山の空気が最高だし、
その後の温泉がまたいいんだもん。
(山菜採りの後、近所の温泉に行く)
やめられませんな。


さて、今日は、山菜の王さま紹介だ。
山菜の王さまたちは、こんなところにいる。



「おおっ、いてっ…
 イバラに気をつけねば…」
なんて、言いながら。
またこれも、楽し。 




野バラやとげとげの植物が
いっぱい生えているので、
今年も顔や手に傷をつけた。
でも、そんなことを気にしておられない。
私たちには、目的がある。
がしがしと分け入っていく。











すると、そんな甲斐があって、
孤高の山菜の王さまをみつける。
ほら、これだ。

(ちょっと小さくてわかりづらいけど、
 上の方にちょこんとある)









そうです、
山菜の王さまといえば、
もちろん、タラの芽です。





タラの芽も、昨日紹介した
山菜の女王さま「こしあぶら」と並ぶ、
大人気での山菜で、私も大好きだ。
これまた天ぷらが美味しい。

(天ぷら以外の料理方法を知らないけど)



あまりの人気に、多くの人が採るので、
最近では、なかなか採れなくなっている。
行ったときには、もう採られていることが多い。
見つけても、高いところにあったりして、
とても採れないことも多い。

それをみると、がっくりくるけど、
それもまた山菜採りの醍醐味だ。
だからこそ、採れたときに嬉しい。

タラの木は、弱いので折れやすく、
折られている木も多いし、
木を切って持っていく人もいるそうだ。
(栽培するとか)
とんでもない人たちがいるのだ。



そんなワケで、
毎年採る量は減っているけれど、
そして、とんでもない人たちに
ぶつぶつと文句を言いつつも、
今年も、食べる量は十分採ったし、
あちこちの山菜ファンの友人たちにも、
送ることもできた。
とても幸いなことだと思う。









「タラの芽王さま、
 ありがとうございます。
 来年もちゃんとなってね」




採った1本1本のタラの芽の木に
声をかけ、そうお願いしてきた。
来年も、いっぱい芽をつけてくれますように。




そのほか、山のあちこちや、
道ばたの脇に、こんなふうに、
ワラビが出ている。









「おおっ、いたいた!
 ほら、ここにあるよぉ〜」




なんて喜びつつ、
車を降りては、がしがしと採る。

ワラビはあく抜きが大変だけど、
みんな大好きな山菜だから、
見つけるとぽくんぽくんをしていく。
そして、ワラビも、いっぱい採ったのだった。









さらに、帰りの道は、少し疲れた身体ながら、
山菜をいっぱい積んで満足し、
こんなキレイな川の縁を走って景色を眺める。











「おおっ、美しいね〜
 やっぱりキレイだね〜」




などと言いながら。
景色も春は美しいと思う。



そんなわけで、
5月の山菜採りは、
本当に楽しみなのだ。
山菜採りも、山も、川もいい。
日本の春はすばらしいと、
しみじみ思う。




また、来年の山菜採りを楽しみにしながら、
今年も東京に戻ってきたのでした。
自然の恵みに、心から感謝をして。
山菜たち、本当にありがとう。




■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら

 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」



2009年05月11日(月) 春の山菜の女王さまはこれですよ

すっかり長いお休みをいただきました。
今日から、元気はつらつで再開いたします。

山菜採りで、身も心もすっかりリフレッシュし、
やっぱり山はいい、山菜は美味しいと思いつつ、
また来年まで山菜採りが出来ないのか…という
一抹の淋しさを覚えたりもしています。
でも、きっと一年に一度だからこんなに
楽しいのでしょうね。

というわけで、今日は、
どんなところに行ったのか、
どんな山に入ったのか、なんて、
山や山菜のお話です。




こんなくねくねとした山道を、
(私には、どこを走っているか
 まったくわからないけど)
どんどん登ったり降りたりして進む。









空気がすっかり山のにおいになるし、
景色が一変して、こんな里山が現れる。
里山の春は、美しいなぁと本当に思う。








さらに、奥へ奥へと進む。
どんどん道幅が狭くなってくる。








こんな道の両サイドもチェックして、
山菜がありそうなところがあったら、



「あ、なんか、
 ありそうだよ〜」



なんて言って車を止めて、
わさわさと山に入ってみたりする。
もちろん、そう見えたけど、
全然ないときもある。
でも、全然平気。それも楽しい。

そんなこんなしながら、
ゆっくりと、奥へ進み、
いつも入っている山に行く。
そして、仲間たちといっしょに、
山を登り、がしがしと分け入っていく。








どんどん登って、杉林にはいる。








この杉林にどんな山菜があるか
というと、ここには…



山菜の女王さま
「こしあぶら」さまが
いっぱいいるのだ。
ほら、これが女王さまだ。

(こしあぶらの詳細は→「こしあぶら」








この「こしあぶら」は、
かなり人気がある山菜だ。
天ぷらやおひたし、混ぜご飯などに
使うと、最高の味がする。
揚げたての天ぷらなんて最高だもん。
この「こしあぶら」を、



「ふふふ〜
 いたいた〜」




なんて、言いながら、ぽくんともぐ。
見渡して、あちこちにあると、もう
嬉しくなって、ぽくんぽくんが続いていく。
これが快感となり、やめられなくなる。
そして、どんどん採ってしまう。

また、このこしあぶらは、
大きな木になるので、大きくなると、
こんなふうに、何人かで木の枝をしならせて、
ぽくんぽくんともいでいく。








この女王さまたちは、割合見つけやすく、
採りやすい山にあるので、ついつい
いっぱい採ってしまう。

でも、こんなふうに大きくなったのは、
堅くて食べられないので採らない。








「が〜ん、
 もう採られてるっ!
 今年は少ないかも…」




などと言いながらも、
今年もいっぱい採りました。
ほら、これがいっぱいの
山菜の女王さまたちだ。
(食べると女王さまの味がする)








今日は、山菜の女王さま
「こしあぶら」の紹介でした。
こしあぶら女王さま、本当に
大人気の山菜です。

明日は、山菜の王さまの紹介です。
私は、女王さまより、王さまの方が
すきですね。




■コメントが書ける「ぼちぼち日記」はこちら

 気軽にコメントが入れていただけます。 →「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→  「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。

 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
  コンパクトで、読みやすい構成にしています。
  →「購読申込み」


 < 過去  INDEX  未来 >


まゆ [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加





《旅に行きたいですね〜》