2008年06月30日(月) |
いいところも悪いところもあります |
今日も、昨日から引き続き、 「ひと言の奇跡」からのお話です。 今日はこの本の中で、私がとくに、ほのぼのとして 気に入った短めのお話3つです。 (選ぶのに苦労しました、いい話が多いので)
心がとげとげしているとき、 もやもやしているとき、 このような本を読むと、スッと落ち着いて、 本来の自分に戻れるように私は思います。
本の詳細は↓から 「ひと言の奇跡」
ここから引用 (強調はこちらでしました)
「なにより、なによりお母さん」のファンです
04年11月、文庫本をPHP研究所から出版した。 署名は「それでいいんだよ」。 なかで、小椋桂さんの母親の口ぐせを紹介した。
「ため息なんておつきでないよ」だ。
一流の銀行員と歌手で活動。 両立できたのは、この母親の口ぐせのおかげだ、という。
これを読んだ、身近な若い女性からメールが届いた。 母親の口ぐせは
「なにより、なにより」
です。 花は花好き。 誕生日に花の随筆集を贈った。 2千円足らずの本です。 そのときも
「なにより、なにより」
です。 会社に届いたお歳暮をくじで引き当てた。 海苔の缶。自宅に持ち帰ったときも、
「なにより、なにより」
でした。 親戚から「今年は甘み不足で」と 届いたときも、
「なにより、なにより」
でした。(略)
母親の口ぐせ 「なにより、なにより」は、 モノの価値を数割アップさせてしまう 不思議な万能「決め台詞(ぜりふ)」です。
メールを読んで、私も 「なにより、なによりお母さん」 ファンになった。 「足ることを知る大切さ」を知っている。 だからこそ生まれる口ぐせと、感心した。 (ここまで引用)
私も 「なにより、なによりお母さん」 のファンになりました。 こんなふうに言えるお母さん、ステキですね。 そして、自分も、前向きな口ぐせを持ちたいと 思いました。
「車軸も主役だった!」
旅客機が着陸態勢に入ろうとした。 そのとき前輪がおかしい、と気がつく。 車輪が90度横向きのままだ。 まっすぐにならない。 これでは着陸できない。 機長はあらゆる手をつくした。 が、正常にならない。
やむなくロス空港に緊急着陸を決意する。 燃料を捨て、胴体着陸も覚悟した。 この模様はテレビで中継されていた。
世界中の人がかたずを飲んで見守った。 前輪は滑走路との摩擦で煙を吹き出した。 炎が大きく燃え上がった。 激しい摩擦で車輪は折れる… 誰もが胴体着陸かと、心配した。
そのなかで航空機はみごとに着陸した。 乗客、乗務員は全員無事だった。 奇蹟のランディングだった。 テレビはアメイジングといった。 機長の操縦を絶賛した。
前輪の車軸は細い棒のようにみえる。 それが、あの巨大な機体を支え続けた。 あり得ぬ事態にもみごと耐え抜いた車軸。 私は報道でひと言触れてほしかった。
「車軸も主役だった!」
(ここまで引用)
この話がいちばん好きな話でした。 とてもじーんときました。 車軸…私も立派な立派な主役だと思います!
いいところも悪いところもあります
Mさんがフィレンツェでの経験を話した。 労働許可証の再発行に行った。 1度目は長時間待たされた。 挙げ句に、「書類不足」で追い返された。 なら、提出時に指摘してくれたら… でも、ここはイタリアとあきらめた。
2度目に出かけてやっと許可証を受け取れた。 2時半に行って6時ごろまでかかった。
でも、Mさんの話は悪口では 終わらなかった。 書類を渡しながら係の女性が言った。 さんざん待たせた中年の女性だ。
「あら、 そのネックレスかわいいわね」
不思議だ。 この一言で「許せる気になった」 というのだ。
(ここまで引用)
思わず、にやりと笑ってしまった話ですが、 とても身に覚えがある話で、怒っていても、 こんな些細なほめことばで、 ころりと気持ちが変ることがあるものです。
誰かさんを怒らせてしまったら、 これから、そのあとにちょっとしたことを 褒めてみようと、と思いました。
昨日、今日と、 「ひと言の奇跡」からの 紹介でした。
ちょっと嬉しくなる本で、 読むと、この中に書いてある話を 誰かにしてみたくなるような本です(笑)
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2008年06月29日(日) |
子どもになったおいちゃんたち |
今日は、最近読んで、 とても心に残ったお話紹介です。 今日のお話は、
「ひと言の奇跡」 金平 敬之助さんの書かれた本からです。 金平さんは、こう言います。
「日ごろ口に出す 「ひと言」を大切にしたい。 たったひと言が「奇蹟を生む」 こともあるからだ」
そんなひと言の奇蹟が いっぱい書かれているおすすめの本です。 短い文章、読みやすい構成なので、 本を読むのが苦手という方にも ぜひ、読んで頂きたい本です。
今日は、この本から、 「子どもになったおいちゃんたち」 の話を紹介します。
「子どもになったおいちゃんたち」 (※強調はこちらでしました。ここから引用)
Aさんは71歳。 北九州の炭坑の町に生まれた。 小学校時代、徒競走はいつもいちばん、 運動会では花形だった。 家は貧しかった。
卒業後、商店の小僧さんになった。 朝早くから夜遅くまで働かされた。 遊ぶ時間はなかった。 やがて敗戦。
石炭ブームが起きた。 Aさんは炭坑で働くようになった。 地下3千尺で真っ黒になって石炭を掘った。 休みの日はなかった。
地上ではスポーツが花盛りになった。 野球選手の真っ白なユニホーム。 Aさんはとくに憧れたという。 その石炭が石油にとって代わる。
山は廃坑。 町は寂れた。 Aさんはこんどは、職探しだった。 肉屋を開業。 なんとか生き残った。
気がつけば70代の おじいちゃんになっていた。 似た経歴、同じ思いの人がいた。 酒屋のBさんと、大工のCさんだ。 共に70代。
ある日、3人揃って、 小学校のF先生に夢実現を頼んだ。 「ソフトボールをやりたい」 「真っ白なユニホームを着てみたい」 3人の願いに、F先生はほろりとした。
でも、いった。
「9人揃わない。ムリたい」
落ち込むおいちゃんたち。 先生は代案を出した。
「テニスだったらできる」
3人は顔を輝かせて、 筑豊弁で叫んだ。
「いいち!」
そして、いま町営のテニスコートで、 白いユニホーム姿のおいちゃんたちが、 子どものように嬉々としてボールを 追いかけている。
3年経った。 気がつけば、テニス仲間は16人に増えた。 65〜78歳までの人たちだ。 うち2人は女性。 月水金がテニスの日だ。
冬でも朝6時過ぎから、F先生を迎えに来る。 先生は学校がある。 早めに切り上げる。
でも、自分たちは午前中いっぱい プレーをしているらしい。 利用者がなく、草ぼうぼうだった 町営テニスコートだった。 それを、おいちゃんたちは見事に蘇らせた。 プレー姿は楽しそうだ。
年齢から、できても あと10年か15年、 と思うのだろう。 それはていねいに一球一球を いとおしそうに打っている。
先生が驚いたことがある。 試合が終わったときだ。 おいちゃんたちは教えもしないのに握手を交わす。 ボールを競いあって拾い集める。 帰りはコートに一礼する。 マナーも一流だ。 その和気あいあいの姿に仲間も増えるはずだ。
そして、ステキなのはテニスウェアだ。 父の日、誕生日、敬老の日ごとに新しくなる。 それを照れながら着てくる。 シューズもブランド製。 ラケットも最高級品だ。 F先生のよりはるかに上等だ。 身支度はまさにウィンブルドンの選手並み。
今は郡のテニス大会にも団体戦で活躍している。 地元の人気チームだ。 一回戦は必ず勝っている、という。
おいちゃんたちは なぜすぐに テニスを好きになったか。
私はF先生の感性のよさの おかげとみる。 テニスは簡単ではない。 しかも、初体験の高齢者だ。(略)
F先生の指導がみごとだ。 「ああだ、こうだ」とうるさく教えない。 ラケットの握りも各自勝手だ。 教えたのはボレーの打ち方だけ。 (略)
そして、練習なしで試合ばかりさせた。 ダブルスだ。 ルールは試合中に教えた。 最初から楽しさいっぱいだ。 打ち方はまったくの自己流。 カット打ちばかりするもの。 ポンと空高く上げて打ち返すもの。 さまざまだ。
それでも試合になるから おもしろい。 用語も覚えた。 得意げに「サーティ・ラブ」と 叫んでいる。
こんなおいちゃんたちの誕生は、 「人間にやさしい、人間を知っている」 F先生がいたからではないか。
ここまで引用
この話を読んで、 イキイキとテニスをしている おいちゃんたちの楽しそうな、 姿が目に浮かんできた。 見ているコチラまで幸せな気持ちになる、 そんな姿が… きっと家族みんながこんなおいちゃんたちを 応援し、あたたかく見守っているに違いない。
F先生もすばらしいけれど、 このおいちゃんたちの生き方が 溌剌としていて、今を生きている姿が すばらしいと思った。
こんな楽しんでいるおいちゃんたちが いっぱい増えたら、今の若い人も、 未来に楽しい思いを描けるのではないか、 イキイキと楽しそうな、 おいちゃん、おばちゃんが もっともっと増えるといいなと思った。 そして、そんな生き方ができる環境が もっともっと広がっていくといいなとも。
「おいちゃんたち、苦労した分、 これからうーんと楽しんでね。 すばらしきおいちゃんたちに乾杯!」
心から、そう思ったのでした。
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2008年06月26日(木) |
世にも不思議なもの…だねぇ |
ウォーキングしていると、
「ひぇ〜、 こっ、これは なんなんだっ??」
世にも不思議なものに出会うこともある。 特にちょっと足をのばして違う街に行くと、 そんなものに出会い、わくわくする。
でも、今日、紹介するのは、 驚いたが… わくわくするというより、 ただただ
「…………??」
なんて思ってしまったものだ。 そして、これは、いつものように、 まじまじと見る気には、 ややなれないものだった。
ちょっと怖かったのだ… 未知との遭遇って感じもしたし。
前置きはさておき、 それが何かというと… それは、こんなところで見つけた。
「あ、何かいるね、 あ、金色の銅像だね、 何だろう」
と、大急ぎで近づいてみた。 すると、なんだか奇妙だった。
「あれ… 首がないのかな?」
首がない金色の銅像に見えた。 変だな?と思い、 ますます急いで近づいた。 そして、驚いた。
首がないのではなく、 なんと、 こんな金色の銅像だったのだ。
「ひぇ〜っ…… こっ、この人は何?
スズメ人? カエル人? カッパ? はたまた宇宙人?」
あまりに奇妙な銅像だったので、 私は、思わず一歩引いてしまった。 しかし勇気をだしてUPしてみると、 ほら、こんな顔だ。
これは、 何だと思いますか? 何人だと思いますか? 私は、あまりに謎めいていたので、 その下に書かれていることを読んだ。 すると、これは、
「金鋼鎚起 豊展観守像」
というものであった。 残念だが、読めなかった… しかも…
「金鋼鎚起」
の意味さえ分からなかった。 帰ってきてから、調べてみたら、 「こんごうついき」 と読むらしく(たぶん) 金属板を鎚で打ちのばす鍛金の方法の ことらしい、ことがわかった。
ただ、「豊展」はわからなかった。 「ほうてん」でいいのか、 「とよのぶ」「とよひろ」なのか… ともかく、豊展観守さまだった。
で、そうそう、 この像が、スズメ人か、宇宙人でなければ、 何かということだが… この説明書きによると、
「千代田区民の豊かさと 区の発展を見守る姿を、 こがね虫を人間の擬人化に より造形表現」
したものなのだそうだ。 つまり「こがね虫人」なのだ… ゲイジツなのだ…
制作者は、鍛金師で彫刻家の 故山下恒雄氏だということだった。 (詳細は→「豊展観守像」) といわれても知らない方だったが… しかも、
「こがね虫の擬人化は 「神田っ子の粋」」
なんだそうである。 (この「豊展観守像」は神田にある) よくわからないけど、 これは、粋なんだね、 なんて思ったのだった。 そして、区を見守っているんだね、 とも。
というわけで、私には 世にも不思議なものに見えたが、 ちゃんと意味があるらしいのでした。 もし、機会があったら、ぜひ、 実物を見てみてくださいね。
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今日は、最近ウォーキングしていて、
「あらら〜 苦労しているね〜」
なんて思って、足を止めて まじまじと見てしまった車たちの紹介だ。 それらは、とっても小さな路地で見つけた。 それだけに苦労があるんだと思う。
まずは、これだ。 何気なく通り過ぎようとしたら、 目に入ってきたのだ。
「ややっ、なんだか かなり苦労しているぞ」
なんて、 見た瞬間に思ってしまった。 ほら、こんなだ。
なるほど、 こんな入れ方もあるのか… などと思ってしまう入れ方だ。
「なんだか、 大変だね」
などと思わずにおれない。 逆の角度からみると、こんなだ。 たぶん、乗用車を入れるように 設計された駐車場なんだろうね。 たぶんだけど。
「どちらにしても、 上手に入れないとね」
車庫入れが特に苦手は私など、 絶対に入れられないね、 などと思って、この駐車場を 通り過ぎたら、
なんと、 隣の駐車場がもっと 苦労しているらしいことがわかった。 ほら、これが隣の駐車場だ。
「おおっ、 これまた、すごいね、 窮屈そだね… ぎちぎちだね…」
などと思わずにおれなかった。 この辺りは、道も狭いし、 家もぎっしりと建っているから、 このくらいの駐車場しかとれないんだね、 などと、思ったのだった。 横から見ると、こんな状態。
これ以上大きな車は、無理だね。 この軽自動車だって、頭が出てるし。 ともかく、この駐車場に上手に入れるには、 練習が必要そうだ。 前の道路だって狭いから。 でも、慣れですかね?
てなわけで、 いろいろと苦労があるね、 窮屈そだね、 なんて思ったものたちでした。
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2008年06月24日(火) |
「万豚記」のラーメンはどんなものだったか… |
昨日からの続きになります。 私の前に、食べたかった担々麺が ついに運ばれてきた。
どれどれ… どんなかな?
まずは、レンゲで汁をすすって、 辛さと味を確認する。
おっ、へぇ… こんな味か。 ふむふむ… 好きな味だね。
どんな味かというと、 白ごま風味の味より、 やや酸味が強く、コクと深みがあり、 ミソ、山椒の実、多くの香辛料が 使われていて少しクセがある味だった。 あまりこってりはしてなくて、 太麺で、よく汁と合っていた。 (辛さをやや控えめにしてもらったので、 辛さもちょうどよかった)
昨日書いた私のお気に入りの店の 2の方の店の味に近い味だった。 ただ、2の方の店よりコクはないのがおしい。 あと、もう一歩というところだ。
とはいえ、私は結構好きな味で、 汁も最後まで飲んでしまった… ただ、もう少し熱々だといいなと思った。
もう一度食べてもいいなと思ったので、 「万豚記」の担々麺の評価は4とした。 (5点満点の勝手な評価ね)
さて、Iさんが食べた 「キャベツラーメン」は こんな感じ。
運ばれてきた瞬間、 3人で、じっと見つめた。 そして、
「へぇ〜 キャベツがいっぱいだね、 麺が隠れているね、 こんなラーメンあまり見たことないね、 でも、煮卵がおいしそだね」 (右下にある黒いものは、シナチク)
などと感想を言い合った。 食べたIさんの感想は、
「うん、あっさりしているね。 豚肉もゆでてあるので、ヘルシーだし、 キャベツも甘みが出ていて、おいしいよ。 のりも大きいのが2枚ついているし、 この煮卵、おいしいよ」
ということで、 Iさんの評価も4だった。
私も、少し分けてもらって食べたが、 甘みのある塩味で、おいしかったな。
そして、いとこが食べたのは、 「豚バラ肉と野菜土鍋煮込み麺」 はこんな感じだった。
これまた来た瞬間にじっと見つめた。 小振りな土鍋に、野菜ぎっしりで、 (キャベツやキノコなどなど) 具材たちはやや窮屈そうだった。
「へぇ〜 ラーメンに見えないね…」
などと、言い合った。 一口食べたいとこは、 こう感想を述べた。
「おっ、熱っつ。でも… どうして、土鍋で煮込むのか、 その必要があるかどうか、疑問だね。 別に煮込まなくていいって感じ。 でも、野菜がいっぱい入ってるからいいね。 汁の味は、普通」
でも、土鍋で煮るという発想は、 他のラーメン店にはない発想で面白く、 どんなものか、食べてみようかな… とは思うかな。 発想勝ちだね。
そんなわけで、 いとこの評価は3だった。
そして、その他で頼んだ 「名物やみつき焼き餃子」は、 こんな感じで、これまた、 具がたっぷりの餃子で、少しクセのある味で、 確かに、好きな人はやみつきになる 味かもしれないと思った。 次に来たとき、私も、 きっと頼むと思うな。
さて、最後の、こちらの 「豚の角煮あんかけ土鍋ごはん」 は、おっきな角煮が2枚のっかっていて、 角煮は、やわらかく、 土鍋なので、おこげもついてて、 香ばしくておいしかった。
てなわけで、私たち3人は、 相当満足し、
「この店には、 また来てもいい」
という結論に達した。 しかしながら、
「でも、今度来たら、 違うメニューを食べたい」
という結論にも達した。 それだけ、チャレンジしてみたい、 他のラーメン屋さんにはない、 楽しげなメニューがいっぱいだったのだ。 もっともラーメン屋さんというより、 中華屋さんかもしれないが…
いつものラーメンメニューでは ちょっと物足りないって方には、 相当おすすめのラーメン屋さんであると思う。
そんなわけで、 一度入ってみることをおすすめしたい、 ラーメン屋さんだと思いました。 私も、また行き、今度は違うメニューに チャレンジしたいと思っています。
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2008年06月23日(月) |
担々麺が有名な「万豚記」に行ってきた! |
昨日「万豚記」について書いたが、 なんと今日、その「万豚記」に行けたのだ。 ラッキー!!
今日、用事があって、 神田の知り合いのところに行ったのだが、 その帰りに、知り合いIさん とラーメン好きのいとこ(♂)といっしょに、 「万豚記」に行ってみることになったのだ。 「万豚記」は神田にもあったのだ。 (詳細→「神田駿河台店」)
昨日の今日で、 とてもラッキーだったので、 私は、かなり張り切って、 小雨のなか、るんるんと歩いた。 頭は、「担々麺」でいっぱいだった。
なぜ、こんなに「担々麺」にこだわるかというと、 私が大好きだった「担々麺」屋さんが 2軒ほどあったのだが、 その2軒ともなくなってしまったのだ。
正確に言うと、 1.1軒は、料理人さんが変って、 味がすっかりと落ちて、担々麺ではなくなった 2.もう1軒は、店の業態変更で、これまた 作り手、店の両方変り、味が変ってしまった のだった。
それ以降、私は、おいしい「担々麺」屋さんを なんとか見つけようとして、あちこち食べてみたが、 この2軒にかなうほどのところはなかったのだ。
なので、私の中で、いやがおうにも、 大きく期待がふくらんだのだ。 「万豚記」の担々麺…
「おいしいかも… あの味に出会えるかも… わくわく」
さて、私たち3人は、神田駅近くから、 てくてく15分ほど歩き、 「万豚記」を探した。 すると、ありました!
ほらほら、 これだ。
正面から見ると、 こんな。
昨日紹介した店の字体と同じ字体で、 ちゃんと「万豚記」と書いてあって、 とても目立っていた。 (私たちの間では、まんとんきと言っていた)
さぁ、 入ってみよう。 どんなかな?
入ってみると、店内はこんな感じで、 少しレトロっぽくてなかなか感じが良かった。
でも、席はかなり空いていて、
「あらら、意外に 空いているね」
などとも思った。 (ちなみに店に行ったのは午後6時45分頃) ともかく、私たちは、席に着き、 メニューを検討した。
もちろん、私は担々麺を食べる予定だが、 その担々麺も、幾種類かあるのだ。 例えば、
友人がおいしいと言った ・白芝麻坦々麺 店でいちばん出るという ・黒胡麻淡々麺 どんなものか想像がつかない ・マーラー汁なしタンタンメン ・辛くてクセありタンタンメン ・濃厚な味噌風味タンタンメン などなど。
その他、思いの外メニューが たくさんあって大いに迷ってしまった。 そして、私はたちはついに、 次のメニューに決めた。
Iさん 「キャベツラーメン」 いとこ 「豚バラ肉と野菜土鍋煮込み麺」 そして、私は、店のおすすめでもある 「黒胡麻担々麺」
そして、そのほか、
店がそう言っている 「名物やみつき焼き餃子」と、 「豚の角煮あんかけ土鍋ごはん」
などを頼んでみた。 手ぬぐいを頭にまいたおにいさんが とても感じよく応対してくれた。
私たちは、料理が来るまで、 豚肉専門料理店は確かに多くなった、 などという話をしていた。 3人とも共通してそう感じていて、
「恐らく、それは、牛肉の 牛海綿状脳症(狂牛病)による輸入規制や、 韓国料理が流行っていることが 関係しているのではないか」
「そういえば、豚肉の居酒屋はあるけど、 牛居酒屋はないね。 豚肉はやっぱり手頃だね」
「この頃の、豚の種類はすごい。 こだわりの豚肉が多くなった」
「豚肉はヘルシーだ」
などなど、思い思いの 豚肉についての意見を言い合った。 そんなわけで、豚肉の〈地位〉は、 とても高いものとなり、 料理が出てくるのが待ち遠しかった。
そして、ついに、 「お待ちどうさま〜」 と言いながら、おにいさんが 担々麺ほかを運んできた。
「おおっ、これかっ、 私の黒胡麻担々麺は…」
ほら、こんな感じの 担々麺でした。
どれどれ… と食べてみたのですが… 「万豚記」の料理の味や感想は、 明日ゆっくりと書きますね。
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2008年06月22日(日) |
豚肉料理専門店のイラスト |
このところ、ウォーキングをしていると、 なぜか、「豚肉料理」「豚肉専門店」 の店が目に入ってくる。 増えたのかもしれないなぁ、豚の店が。 そこで、今日は、そんな目立っていた、 豚肉専門店を紹介します。 といっても、まだ入ったことはなく、
見るだけ〜 しかも看板だけ〜
というお店だけどね。 だって、ウォーキングの途中では、 なかなか入りづらいし、 なかなか思うように入れない事情もある。 でも、興味はある…
ま、そんな私の事情はさておき、 この豚肉専門店って、なんとなく、 愛嬌がある感じのする店が多いのだ。 豚さんのキャラクターのせいかな。
さて、最初は、この店だ。 この店は、赤坂一ツ木通りにある。
ちょっと前に、用事があって行ったときに 目立っていて、目についたのだ。 何が目についたかというと、 ほら、この看板だ。
そう、豚のお嬢ちゃん(恐らく)店員の おしりふりふりイラストだ。 従業員の方々は、こんなピンクのバンダナを しているのかもしれないね。
この店の名前は、 「とんだけ」と 言うんですね。 (店の詳細は→「とんだけ」)
で、こんな感じで、おいしそうな、 写真の看板もあった。 この写真は、なかなかおいしそうに見えた。 おいしそうなメニューもあったし…
で、この赤坂でのこの「とんだけ」を 見つけてから、しばらくして、 今度はまた、違う店を近所で見つけた。
「あ、新装開店の店だね」
と、やや華やかな店頭に行ってみると、 これまた、豚肉専門店だった。 しかも、なんと、 名前は
「豚(とん)だけ」
と、同じ名前だった。 (こちらは漢字入りだけど)
「豚だけ」より、 「とんだけ」の方が軽い感じというか、 やわらかい感じがするというか、 オシャレな感じがするのでしょうかね。 そして、両方とも、
「とんだけ〜〜」 (どんだけ〜〜ではない)
と、どっかに書いていて、 今はやりなんだね、などと思ったりする。 この店のイラストは、こんなだった。
さて、最後はこれだ。
友人宅の近くにあり、入ろうと思ったけど、 この日、ラーメンでないものを食べたい ということで、 違う店に入って結局ここには入らなかった。 で、この店の名前だが、
「万豚記」 というのだが、素直に
「まんとんき」 なんて読んでしまった。
私にはそうとしか読めなかったのだ。 「まんぶたき」は変だしね。 友人に、これでいいか聞いたら、 友人は、
「ううん、 ワンツーチーだよ。 でも、最初は私も そう読んだ」
と教えてくれた。 「ワンツーチー」ね、 まんとんきではない。 きっと中国読みだね。
この店によると、 「「豚」は中国において”裕福でゆったりとした象徴。 幸福の象徴である豚がたくさん増えるという意味が 店名になっています」 (詳細は→「万豚記」) ということだった。
大きなチェーン店なようだね。 さらにあとで、この友人に聞いたら、 この店の
「「白芝麻坦々麺」は おいしいよ、 こってりしてて」
ということだった。 今度、絶対に食べたいと思って調べてみたら、 なんと、我が家の近所にもあることが判明。 ぜったいに担々麺を食べに行こうと思っている。 担々麺大好きだから。
さて、この店のイラストだが、 ほぅら、こんな感じの、 大忙しの豚さんのイラストだった。 きっと忙しい店なんだね。
こんな豚のイラストたちを 見ながら、こう思った。
豚肉専門店には、 どうしても豚のイラストが必要で、 豚のイラストはどう書いても 愛嬌があるね。
なんてね。 というわけで、まだ、 見るだけ〜〜で、 (しかもイラスト中心) 入ったことのない豚肉料理専門店でした。 担々麺には近々行ってみます。 楽しみ。
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最近仕事がらみでよく行っている街に、 ネコたちがいっぱいいる通りがある。 私は勝手に「ネコ通り」と名付けてそこを 通るのを楽しみにしている。
ほら、こんなふうに、 商店街にネコたちがいる。
そして、通りの真ん中で、 堂々と寝そべったりしているのだ。 この通りは、車両規制されているらしく ほとんど車が来ないし、来ても、ゆっくりと走っている。 そして、このネコたちにみんなが声をかけていく。
もちろん、ここにいるネコのほとんどは 野良ネコたちで、決してきれいなネコたちではない。 にもかかわらず、とても幸せそうなのだ。 のびのびとしていて、人間を怖がらないのだ。 といって、すりすりしてくるという感じでもなく、 お互いが適度な距離でいるって感じなのだ。
このすぐ近くのお宅で、 こんなふうに、日だまりの中で、 とっても幸せそうに、 丸まって寝ているネコもいる。
このネコを見るといつも 「これが、本当の幸せと いうのではないか、 何も持たず、何にも執着せず、 今、このときを 幸せに過ごしている… 幸せそうだなぁ…」
などと、思うのだった。 それほど、幸せそうに見えるのだ。 なので、私はこの通りを通るのが好きで、 仕事があった日は、必ずこのネコたちを 見て帰るようにしていた。
そして、先日、 このネコたちがどうしてこんなふうに 共存できているかがわかったのだ。
いつのもように、この通りに入り、 ネコたちを見ていると、ちょうど、 ネコたちのご飯の時間になったようで、 一軒のお宅の入り口にネコたちが集まっていた。
「ご飯の時間かな? みんな待ってるね」
などと思い、写真を撮っていたら、 突然、その入り口のドアが開き、 中から男性が出てきた。 私は、あわてて、カメラをさげた。
というのは、東京では、 野良ネコにご飯をあげてる人を写そうとすると、 嫌がられることもあるのだ。
その背景には、近所の方々から、 「野良ネコにえさをあげる人」 ということで、迷惑がられていて、 嫌がらせをされることもあるからだ。 だから、写真を撮るときには、必ず、 断ってからにしないといけないのだ。 そこで、私は、この男性に声をかけた。
「ご飯の時間ですか?」 (だいたいこの返事いかんで、状況がわかる)
すると、男性は、
「うん、そうだよ、見てく? こっちでご飯をあげるから」
と、かなり気さくに言ってくれたのだ。 そして、ご飯をあげる場所に案内してくれた。 写真も許可してくれた。 それは、商店街に面した店の一角で、 まるで、ネコさんの家って感じだった。
こんな感じでご飯をあげていた。 ネコたちは、自分のご飯の順番を ちゃんと待っていた。
そんな風景を見ていたら、 この男性が、こう言った。
「子ネコもいるんだよ。 見る?今からご飯あげるから」 「え、子ネコもいるんですか? 見たいです、見たいです」 「じゃ、こっちにいるよ」
ということで、 他の家の横脇に案内してくれた。 すると、確かに小さな小さな子ネコが 3匹ほど、ぴょんぴょんしていた。 私が近づくと、いなくなってしまったけど、 何とかこの子だけ、写真が撮れた。 ほら、こんなに小さくてかわいい。
私が写真を撮っていると、 おばさんが声をかけてきた。 私は、また警戒して、カメラをさげた。 すると、おばさんはこう言った。
「子ネコがいるでしょ。 かわいいね… みんな避妊手術をしているんだけど、 どうして、生まれちゃったのかしらね。 どのネコが母親なのかしらね〜」 「あ、全部避妊しているんですか… また、どこからから来たんでしょうか、 避妊してないネコさんが?」
すると、このおばさんは、 こう教えてくれた。
「そうかもね。 この辺りでは、 ネコたちを いじめる人いないからね、 ネコたちも、こうして 生きていけるのよ。 みんなね、 見守っているの」
なるほど、この街では、 商店街の人も、近所の方も、 このネコたちを静かに見守っていて、 だから、ネコたちも幸せそうで、 あの男性も、ご飯を堂々とあげてもよくて、 写真を撮ってもいいのだった。
もちろん、 全部の方々が認めている訳ではないと思うけど、 しかし、ネコたちがこうして生きるのを、 誰も、じゃまをしたり、いじめたりは しないようだった。
私はとても嬉しくなり、堂々と、 子ネコの動きを見たり、 ネコたちのご飯を食べるところを見てきた。 そして、心の中で、
「よかったね、 この街で…」
と思ったのでした。 というわけで、しみじみ、 動物とうまく共存できる街って、 いいなぁ…と思ったのでした。
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2008年06月18日(水) |
神さま、天使、妖精たちがいるかもしれない… |
今日は、先日みつけて、 へぇ〜だの、ほぅ〜だのと 思ったものたち紹介です。
まぁ、いつも、 そんなことを1人でぶつぶつ言いながら、 ウォーキングしているのですけど… 街にはいろんなものたちがあふれていますからね。
さて、今日そう思ったものは何か、 と言うと、植物たちだ。 この日は、なぜか、 植物たちが目についたのだ。 しかも何となく、意味がありそうな。
まずは、神田川沿いを歩いていたら、 こんな立派な植木鉢を置いてある お宅を見つけた。
あまりに立派な植木鉢だったので、 思わず、
「ほぉ〜おっきくて 立派だねぇ〜」
なんて写真を撮ったのだった。 高さが70センチほどもあるような 植木鉢だったのだ。 そして、たっぷりと土が入っていて、 立派な大きな木が育っていた。
でもって、 写真をよーく見て頂くとわかるのだが、 このお宅の入り口には、 白くてきれいな立派な鳥居がある。 (どうやら宗教関係のお宅のようだ) その鳥居のわきにこの植木鉢はあって、 鳥居を引き立てるように置かれていた。
「神さまをお守りしているんだね、 だから、こんなに立派なんだね」
なんて思ったのだった。
さて、大きいつながりで言うと、 この後に、とっても大きな花を見つけた。 よく街角で咲いている大きな花だ。 ほら、この花だ。
この花がどのくらい大きいか、 私の手と比べてみた。 すると、こんな。
ほぼ、同じくらいの大きさだった。 私の手は手首までの身長が 約17センチほどあるから、 この花もそのくらいはある。
「おっきいね〜 立派だねぇ〜」
なんてこれまた思ったのだった。 ところで、この花の名前、 知ってますか? 実は、この花の名前は、 とってもオシャレなんですよ。
「エンゼルストランペット」
と言うんですよ。 天使が吹くトランペットなんですね、 この花は…
南米原産の花ですが、 現地では、 この花の周りには 天使が集まってくると 言われているそうです。
この花を見つけるたびに、 天使がこの周りにいるんだわ、 天使たちが、トランペットを吹いて、 楽しく音楽を奏でている、 と、思って
「こんにちは、 楽しくやってますか?」
と、挨拶することにしている。 みなさまも、ぜひ、声をかけて あげてくださいね。 きっと、天使たちがいます。
ただ、夕方になると、 すっかりしぼんでしまって吹ける状態で なくなるから、天使たちはいなくなるかもね。
でも、街角にあるのは、 宗教の神様に仕えている立派な鉢や 天使が集まってくる花ばかりではない。
こんなところにだって、 人知れず、元気に しっかりと咲いている。 その花は、ここにある。
えっ、どこどこ?
ほらほら、ここだ、 ここに、ぽつんとね…
もっとアップしてみると、 ほら、こんなかわいい花だ。 けなげに、力いっぱい、 大地に根をはやし、上を向いて、 自分の花を咲かせている。
「ふぅーん、いいね… なんだかいいね…」
と、思わず、しゃがんで まじまじと見てしまった。 私は、こんな花も好きだなぁ…
どうして、ここに、 この花の種が根付いたのか、 どうしてこの場所を選んだのか、 謎だけど、この花の周りには、 妖精さんでもいるような気がした。
「元気に、 いっぱい咲いてね。 ちゃんと見てるよ、 かわいいね」
と声をかけてきた。
というわけで、街角見つけた、 神さまや天使さん、妖精さんたちに 守られているような植物たちでした。
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2008年06月17日(火) |
あの6時以降のラーメン屋さんの真実 |
昨日、ラーメンの店「えぞ菊」について書いたら、 いつもコメントを書いてくださるエコペンさんから、
「あ、そぅだ。 あの6時以降のラーメン屋さんも 忘れていませんよ〜。 私もラーメン大好きなので えぞ菊もあのお店もレポート楽しみです」
というコメントを頂いた。 エコペンさん、いつもありがとう!! それで、今日は、予定を変更して、
「あの6時以降のラーメン屋さん」 (詳細は→「この店には…私は入らないな、たぶん」)
について、書こうと思う。 それがどんなラーメン屋さんかというと、 こんな店構えの店だった。 目張り、っていうんですか? そんなものを貼ってあって、店の中の 状態がわからないようになっていた。
そして、店の張り紙には、
「営業時間 PM6:00過〜〜AM1:00頃 定休日 日曜・祭日・スープの出来が悪い日」
と、書いてあったのだった。 で、この店が本当にやっているのかどうか、 真実を知りたいとエコペンさん以外の方からも、 メールを頂いていたのだった。
実は、ちょっと前に 私は行ってきていたのだ。 夜の8時頃にね。 ふっふ…
だから、すでに 真実を知っているんだな。 ふっふ…
どうだったと 思いますか?
はっきり言いましょう! 私にとっては 予想外でした! しかしまた、 予想どおりとも 言えるのでした!
というわけで見てきたままを 報告しようと思う。 まず、結論から言うと…
やってました、 この店!
こんなふうに、 明かりがついていたもん。 足元の方にも明かりついているし。
「ひぇ〜〜 やっているぞ!」
と、まず私は予想外に思った。 私は、もうつぶれている店と 思い込んでいたのだ。
しかし、この店の足元を見ると、 予想どおり、 お客さんは、8時頃でも、 1人もいなかった… (たまたまかもしれないが…) ほらね。
そして、私は、ついに、 この小さな窓から、 中がどうなっているか、 どんな店主なのか、 のぞいてみることにした。
しかし、店主と目があってはまずいし、 のぞかれていると思われてはいかんし、 (って、正真正銘のぞいているんだけど) さりげなさをよそおいながら、 店主と目を合わせないようなタイミングで、 この窓から中をのぞいたのだ。
どきどき… 見つかりませんよーに…
ささっと… ちらり…
おっ、1人いるね。 店主かな? 再び、
ささっと… ちらり…
すると、 ちらりと見ただけなので、 よくわからないが、 おじさん兄さんって感じのやせ形の男性が 頭に手ぬぐいみたいのを巻き、 厨房に入って、 なにか作業しているのが見えた。 紺色っぽいTシャツを着ていた。
あれが、店主か… なるほど、頑固っぽいかな? (ちらりだったので、 そこまでわからなかった) そして、店の中は割合 こざっぱりしているように見えた。
あまり、何度も ちらりをやると、あやしいし、 店主に見つかるので、 3度目はしないことにした。 ひとまず、 この店はちゃんと営業していて、 店主がしっかりといること だけはわかった。
しかし、 実際にこの店に入り、 「ラーメン1つねっ」 なんて言う、 勇気はでなかった。 すいません。
というわけで、これ以上の事実は わかりませんでした。 どんなラーメンなのか、 味はどうなのか、 店主はどんな人なのか、 価格は、お客さんはどんな人か、 なにより、 どうして店に目張りをしているのか… などなどは、わかりませんでした。
いつか、勇気が出て、 この店に入り、ラーメンを食べることが あったら、その後、またご報告しますね。
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2008年06月16日(月) |
西早稲田駅近辺での驚き、びっくりしたね。 |
昨日からの続きになります。
と、その前に、今日は、朝から副都心線は 「運転士が不慣れで戸惑った」とかで、 ダイヤが乱れかなりの遅れと不通が続いたようですね。 頑張ってもらいたいな、新副都心線。 応援しているぞ。
さて、長いエスカレーターに乗り、 地上に戻ってきて、驚いたことがあったのだ。 もうびっくりした。
だってね、 地上に着いたとたんに、 目に飛び込んで来たんだもん こんな光景が…
あっ、行列だ!! そう、行列ができていたのだ。 この行列が何かというと、
「えぞ菊本店」
という割と小振りな ラーメン屋さんの行列なのだった。
「ひぇ〜、えぞ菊… どうしちゃったの… 今までこんな行列したの、 見たことないぞ」
と、ともかく驚いたのだ。 だって、こんな感じに 長い長い行列ができていたのだ。 (まだ後ろがあった)
いや〜 これにはびっくり! 私は、この店に3回ほど入って ラーメンを食べているけど、 未だかつてこんなに混んでいるのは、 みたことないし、 並んで食べたことこともない。 副都心線ができる前は、 こんなに混むことはなかったのだ。
「これも、副都心効果なのか? にしてはすごい行列だね。 TVで紹介でもされたか?」
と、思い、この行列におそるおそる 近づいてみて、さりげなく取材してみて、 その理由がわかったのだった。 その理由は…
「開業記念&お店の40周年記念で 14日15日(2日間限り)は ラーメン400円」
だったのだ。 そして、この情報がTVで流れたらしい。 と、並んでいる人が教えてくれた、 それを見て来たって。
それで、みんな並んでいたのだ。 しかし、私に情報を教えてくれた方は、 もう1時間以上も並んでいると言っていた。 (まだ店に着くまで、15人くらいはいた)
そうそう、ちなみにふだんのラーメン価格は、 700〜750円くらい。 (お店の詳細は→「えぞ菊本店」)
400円のラーメンが目的で、 こうして並んでいたのだ。 1時間以上も…
その後も続々と並んでいたので、 きっと、これから待つ人は、2時間くらいは、 待つことになるのではないかと思う。 うーん…、だね。
さて、えぞ菊は 「開業記念&お店の40周年記念」 をしていたけれど、 じゃ、その辺りのお店では、 なにかやってるかな?などと、 思って、見渡してみたら、 こんな事もやっていた。
これは、美容室のセールだ。 ちょっと中を見たけど、 それほどには混んでなかったな。
そして、西早稲田駅の隣のビルにある、 昨年火事にあった「オリンピック」では、 (以前の記事↓ 「大火事にあった「オリンピック」が再び営業開始した」) 別に、たいそうな副都心線開業セールはしてなかった。 (ように見えた)
「わりと淡々としているね」
って感じに見えた。 欲しいものが安くなっているかと思い、 店内をぐるりと回って見たけど、 あまり、安いものなかったもん。 そして、お客さんもいつもより ちょっと多いくらいだった。
でも、この辺りは、これからうんと 開発されていくのかもしれない。 新しいマンションはがしがし建設されているし、 いろいろなお店もできているし…
そんなわけで、 これからこの辺りの開発を 楽しみにウォーキングを 続けようと思ったのでした。
そうそう、こう並ばれると、 なんとなく私もえぞ菊に久しぶりに入って みそラーメンを食べてみたくなったので、 今度、また行こうと思っているところ。 ここのみそラーメンは、シンプルで好きなので。
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2008年06月15日(日) |
地下鉄新副都心線の駅を見に行ってきた。 |
ついに地下鉄新副都心線を見に行ってきた。 といっても、駅ね。 副都心線は6月14日ついに開通したのだ。 簡単に言うと、池袋と、新宿、渋谷を結ぶ線で、 JR山手線と走るコースが少し違う。
ウォーキングのコースの一つにあるし、 ちょうどこの辺りで買い物もあったので、 見てくることにしたのだ。 もっとも、別に渋谷方面に用事もないので、 乗ったりはしなかったけどね。
すると、 変わっていたことが あったんですねぇ… これは、 大変な驚きでした。
やっぱり行ってみるものですね、 という驚きの話は後からにして…
まずは、いつものように、 白いTシャツに、ストレッチパンツをはき、 (ゆったりサイズのね) 薄手の5本指靴下をはき、 今日は天気だったので、 UVカットのサンバイザーをきっちりかぶり、 タオルと水とカメラと携帯とサイフを持ち、 (小さなバックを持った) 夏用のウォーキングシューズをはいて、 完璧な準備をして、元気に出かけた。
なにしろ、今日は、 目的があるからね。
新副都心線ができて、 ウォーキングコースがどのように 変わっているか、ちゃんと チェックせねばならないのだ。
だから、私は相当張り切って、 ぐんぐん歩いた。 別に急ぐ必要もなかったけど、 なんとなく急いでね。
そして、家から20分ほど歩いたところで、 新副都心線西早稲田駅が見えてきた。
「おおっ、あんなところに 駅ができたのか…」
どんなところかというと、 明治通り諏訪町交差点の近くにあった。 地下鉄の駅は、だいたい交差点の近くに あるからね。 ほら、これね。
そういえば、この辺りの工事をしていたなと 近づいてみると、やはり新しい駅という感じで、 エレベーターもエスカレーターもちゃんと 整備されていて、キレイだった。
どれどれ、 どんな感じかな?
と思い、交差点を渡り、 まずは、エレベーターに乗って、 改札口まで降りてみた。
すると、 改札口近辺はこんな感じだった。 やっぱりキレイだね。 右側の黄色いものが見える方が改札口。
左の方で、列を作っている人たちは、 駅近辺の地図を見ようとしているのだ。 みんな、
「ああ、ここに出るのか、 じゃ、こっちに行ってみる?」
などと話しながら、 結構熱心に地図を見ていた。
あまり必要もないと思ったが、 せっかくなので、西早稲田駅時刻表などを もらってきたみた。
それを、見てみると、 朝のラッシュの時間には、 5〜9分間隔で運行され、 この西早稲田駅から、 渋谷までは、なんと11分。 池袋までは、5分。 (JR山手線早稲田駅から渋谷駅まで、 13〜15分くらい。 池袋までは4分くらい)
ただね、地下だから、 なんといっても地上に出るまでに時間がかかる。 改札口も見たし、時刻表ももらったので、 もういいので、地上に戻ることにした。
すると、ほら、こんな長いエスカレーターに 2回も乗るのだった。
まぁ、仕方ないね。 新しい地下鉄の駅は、 とっても深いからね。
私はこの長いエスカレーターに乗り、 地上に戻ってきた。
すると、 ひぇ〜!! なにあれ!!と 驚くような光景が 目の前に 広がっていたのだ。
この続きは明日書きますね。 いやぁ〜、そんなバカなと 驚きましたね…
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2008年06月12日(木) |
しみじみと後悔した話 |
昨日は失礼いたしました。 とても楽しい時間、空間だったので、 閉店間際までいてしまいました。 このお店のことは、後日、書きますね。
ちなみに、このお店です。 プロの歌をライブで聞けて、勝手に好きに踊れます。 四谷「ブラジル料理とサンバ」の店「サッシペレレ」 「http://www.saciperere.co.jp/index2.html」 紹介して頂いたMarieさん、 ありがとうございました。
このお店で、いつか、楽しい、 「ぼちぼちの会」「ことば探しの会」でも 開けたらいいなぁ…なんて思いました(笑) さて、「サッシペレレ」の話はさておき…
今日は、かなり後悔した話です。 なぜか、ずぅっと気になっていて…
それは、一週間ほど前のことである。 その日、私は、新大久保にある韓国街に 食材を買いにでかけた。 この日は、天気もよくて、気持ちもよかったので、 買い物を済ませて、このあたりをちょっと ぶらぶらしようと思い立ち、 韓国街のあちこちの店の見て回った。 そして、そうしている間に、小腹が空いてきた。
「お腹が空いたね。 そうだ、ホットクを食べよう!」
そこで、韓国街で作りたてを売っている、 「ホットク」を買って食べることにした。 日本でいうところの、大判焼きに近い。 大きさは、直径15センチくらいかな。 ほら、こんな。
中に入っているのは、 蜂蜜や、あんこ、チーズなどいろいろだ。 こんなふうに焼いて売っているのだ。 外側の材料は、小麦粉とイーストだ。
これを、押さえて、平たくする。 大判焼きのように型はない。 一つ200円だ。
これがなかなかおいしくて、 私は、特に蜂蜜かあんこが好きなのだ。 で、そうそう、この「ホットク」を 1枚買ったのだ、この日は、蜂蜜入りを。
この熱々の蜂蜜入りホットクと、 近くの自動販売機で水を買って、 店の前にある長イスに腰掛けて、 のんびりと食べ始めた。
この長イスの端っこには 1人のおじさんが座っていた。
もぐもぐ…おいしいね。 と、私が座って食べ始めると、 このおじさんが話しかけてきたのだ。 (路上生活者ではなく、普通のおじさん)
「あのね、話しかけて悪いけど、 新大久保の駅は、 あっち側の方だよね?」
おじさんは、駅の方を指さした。 私は、口をもぐもぐさせながら、 こくんと頷いた。 すると、さらにこのおじさんは、 さらに、こう話しかけてきた。
「あのね、私ね、この新大久保に 40年ぶりに来たの。 このあたりもすっかり変わったから、 ちょっと迷ってね…」 「変わりましたか?」
「うん、雰囲気もお店もね。 でも歌舞伎町の方は、古いお店もあって、 変わってないところもあったね。 40年前からある寿司屋もあったよ」 「まぁ、そうなんですか… じゃ、懐かしかったでしょうね」
「うん、だけど、 新宿コマ劇場がなくなるなんてね… 時代が変わったね、儲からないんだね。 昔は華やかだったんだ… すごい人でいっぱいでさ」 「あの当たりで働いていたんですか?
「うん、まぁね。 働いていた店の本店があってさ。 修行に来てたんだ」
というわけで、このおじさんは、 新宿コマ劇場の付近で修行をして、 何年間かこの当たりに通っていたらしかった。 そして、おじさんは、ちょっと 遠くを見るように黙った。
こんな話をしながらも 私は、ホットクをもぐもぐと食べていて、 そうしながら、おじさんの様子を 観察していた。
おじさんは、年の頃は70代前半、 でも苦労している感じが見えたから、 本当はもっと若いのかもしれない。
そして、私は、このおじさんが、 手ぶらなのに気がついた。 おじさんは、どこかに荷物を置いて、 このあたりを懐かしくて、 散歩しているのかもしれない。
さらに、私たちは、 たわいもないこの当たりの話をして、 (例えば、今どきの韓国ブームで、 韓国アイドルの店がいっぱいできたとか、 昔、ここに違う店があったとか)
そんな話をしながらも、 私はホットクを食べ続けていて、 おじさんと話をしているうちに、 ついに全部食べてしまった。 そして、水もすっかり飲んでしまった。
そして、全部なくなったので、 私は、そろそろ帰ろうと思い、 おじさんに、別れを告げた。
「じゃ、おじさん、せっかくだから、 このあたりをゆっくりと見て行ってね」 「うん、そうするよ。 じゃ、私も帰るかな…」
と、おじさんも ゆっくりと立ち上がった。
そのとき、私は気がついた。 おじさんの足元がちょっと フラついたのだ。
しかし、おじさんは、 ゆっくり歩き出し、 最後に私を見てこういった。
「話しかけて、悪かったね…」 「ううん、とんでもない、 楽しんでいってくださいね、 さよなら」 「うんうん」
私は、おじさんの後ろ姿を見送った。 おじさんは、何も持たず、 少したどたどしい足取りで、 ゆっくりと駅の方に歩いていった。
そのとき、 私は突然思ったのだ。
ああ、なんで、 ホットクを1人で 食べてしまったのだろう。
なんで、 「おじさん、半分食べない?」 って、おじさんに半分分けて いっしょに食べなかったのだろう。
なんで、そうしなかったのだろう。 ああ、そうすればよかった…
そんなふうに、思って、 とても後悔したのだった。 おじさんは、 お腹が空いていたのではないか。 だから、 足元がふらついていたのではないか… なんとなく、そう思えたのだった。
もちろん、おじさんには、 そんな気はなかったかもしれないし、 余計なお世話かもしれない。 お腹もいっぱいだったかもしれない。 それなら、それでいい。
せっかく、40年ぶりで来た 懐かしい地なのに… 私、1人で食べてしまった… 分けて食べればよかった…
私は、そうしみじみ後悔したのだった。 それが今でも、おじさんの後ろ姿とともに 心に残っているのだ。
というわけで、 あのおじさんが、 久しぶりのこの地で、 なにか、いい思いをして くれるといいなぁ…と 今でも思い続けています。
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《お知らせ》
今日は、ブラジルサンバのお店に行き、 飲んだり踊ったりして楽しんできて、 すっかり舞い上がっているので臨時のお休みです。 てへ。 どぞ、よろしくです。 <(_ _)>
このお店の紹介は後日します。 とてもいいお店だったので…
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2008年06月10日(火) |
なんの関係もないけど…似てるものたち |
今日は、街角で見つけた、 「全然関係がないけど、似てるものたち」 紹介だ。 両者とも全然関係がないけど、 なんとなく、なんとなく、全然意味なく
似ているね… 境遇かな? それとも顔かな?
なんて、思ったものたちだ。 まずは見ていただこう。
最初はこれだ。 庭の端っこにちょこんと それはあった。
あ、何かいるね。 と、近づいてみると、 それはこれだった。
そう、帽子をかぶり、 おしゃれなマフラーをまいた、 タヌキの置物だ。 植木の陰から、ちょこんと
「あの〜、こんちわ… あの〜…」
なんて感じで、 顔を出してるように見える。
しかし、もっとよく見てみると、 意外に、堂々とした面持ちの、 おしゃれさんなタヌキだった。
でも、こんなところに隠れるように 置かれていると、 やや肩身が狭い感じだね、 なんて思ってしまったのだった。 まぁ、居心地は悪くはなさそうだけど。
さて、このタヌキを見てから、 しばらくしてから、違う街角で、 こんなものを見つけたのだ。 なんてことない、右側のマンションの 一角に見つけたのだ。
「え、どこどこ?」
ここです、ここね。
「えっ、何かいるね… 何だろう?」
と、思わず、目をこらしてみると、 洗濯物を干している先に何かが見える。
「え、なになに? え、こんなところに… え、もしかしたら銅像?」
そうです、銅像です。 洗濯物の先に見えるのは、 間違いなく誰かの 立派な銅像だ。
もっと近寄ってみると… ほら、堂々とした銅像だ。
誰ですかね? こんなところで 銅像になっている人は… ちょびひげもあるね…
しかし、誰がどう見ても… 普通のマンションの1階のベランダに、 しかも、毎日洗濯物を干すベランダにある。 とっても不自然なところに、 こんな堂々たる銅像があるのだ。
このマンションを建てた人かな? 1階の方のおとうさまかな? それとも、元々、この銅像があって、 その銅像を残したんですかね?
なんにせよ、この銅像も やや肩身が狭そうに見えた… 居心地もやや悪そうに見えた。 毎日、目の前に洗濯物が見えるしね。
なにより… 洗濯物と銅像は 合わない感じがした。
こんなところにあるくらいだから、 きっと、 何か大きなワケがあるに違いないね。 しかし、答えを求めようにも、 誰もいなかったので、 この銅像がなぜここにあるのか、 そして、いったい誰なのか、 わからないままだった。
というわけで、何の関連もないけど、 なんとなく、似ているなぁ… (肩身が狭そうってとこかな、顔かな) なんて勝手に思ったものたちでした。
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2008年06月09日(月) |
「奇蹟は自分で起こす」からの話… 「戦場でも持っていた」 |
昨日からの続きです。 今日も、シスター鈴木秀子さんの書かれた本、 「奇蹟は自分で起こす」 からの紹介です。
《ここから引用》 (強調はこちらでしました)
先生はそれから長い間、 その事は忘れていました。 学校が変わって他所に行き、 20年近くが経ちました。
あるとき、先生は、自分の故郷の町に帰ってきました。 めずらしく先生の両親が空港に迎えにきてくれました。 先生は、今日は何か様子がおかしいと思いました。 すると、お母さんに促されて、お父さんが、
「実は、お前の教えの子のマークが 戦死して、明日はお葬式だ。 ちょうどいいときに帰ってきた」
と言ったのです。 それは、ベトナム戦争のときでした。 先生はマークの葬式に参加しました。
教え子たちも皆集まってきていて、 先生を懐かしく迎えてくれました。 そして、翌日、マークの両親の家に 集まろうということになりました。
次の日、先生はマークの友だちが来る前に、 一足先にご両親にお会いしようと出かけました。 マークの両親は、先生が遠くから来てくださったことに 感謝しうれしく思いました。
マークが戦死したときに身につけていた洋服の中に、 たった一つだけ残っていたものがありました。
それはお財布でした。 その革の財布にはお金は入っていませんでしたが、 中に1枚の紙が入っていました。
「これは先生の筆跡です」
と言って、お父さんとお母さんは その紙を差し出しました。
それは中学生のときに、 みんなが良いところを 一つずつ書いたあの紙でした。
「マーク」と書いて、 そこに40人の子どもたちが 見つけてくれたマークの良さが 40個も書いてあったのです。
マークはそれを戦死するまで、 それも、あの激しい戦争の最中にも 肌身はなさず、 持ち歩いていたのです。
あのとき、生徒たちに配っても、 誰も何も言わなかったのに、マークは こうして生涯持ち続けていてくれたのでした。
しばらくしてマークの友だちが みんな集まってきました。
「マークは死ぬまでこれを 持っていてくれたんだよ。 ほら、みんなの書いてくれた言葉が一つずつ ここにのっている」
と先生が言いました。 すると、そこにいたりりしい立派な青年たちが、 ズボンのポケットから紙を出して、
「先生、僕も持っているよ」
と言いました。
「僕も、持っているよ」
と他の子も胸のポケットから紙を 取り出しました。 マークの葬儀に集まった教え子たちは、 1人残らず、その紙を取り出して先生にみせました。
「マークの思いは僕たちと 一緒だったと思う。 自分ではそんな良さがあるなんて 思いもしなかった。 考えもしなかった。 でも、自分の中に こんな良いところがある ということを友達が認めてくれた。 それがとてもうれしかった。
落ち込んでもうダメだと思うとき、 あるいは、戦争でもういつ死ぬか、 殺されるかという危険な状態にあっても、 自分には皆が認めてくれた 良さがあると思うと、 また力が湧いてきました。 そして生き延びてこられた」
ということを、青年たちは、 口々に先生に話しました。 先生は、あのとき、生徒が手におえなくて、 必死の思いで考えついたことでした。
それがこんなにも青年たちに 影響を与えている、 ということを知って愕きました。 それぞれが素晴らしい青年に 成長していました。
ともすると、先生というのは、
「あの子はしょうがない、 この子もしょうがない」
という思いで見がちですが、 1人ひとりの中には 本当にすばらしいものがある。 だからこそ、おんなに立派な青年になって、 素晴らしさを発揮しているのだと、 ということをつくづく感じました。
生きたダイヤモンドのように 光を輝かせるもの そういうものがどの人の中にもあります。 そして私たちの一生は、 それを輝かせるために命が与えられている、 ということを強調しています。
あなたが自分の長所を認めることができたら、 次はあなたの隣の人の宝を探してみてください。 そして身の周りの人たち、 家族の人たちの宝探しをしてあげてください。
それぞれの素晴らしさを認め合うこと、 それが自分の素晴らしさになり、 自分のいらない物を脱ぎ捨てていく 一つの秘訣かもしれません。 やってみてください。 きっと、人生が変わります。
《ここまで引用》
というお話でした。 誰かに自分の良さを認めてもらう、 その良さを受け止めてもらう、 それがどんなに大切で、 生きる力となることか、 教えてもらったように思いました。
自分の良さというのは、なかなか 自分ではわからないものです。 そして、良さより、悪いところの方を 強調されて言われることが多いものです。 (しつけの意味もあるでしょうが)
こうして、互いに認めあえたら、 とても嬉しいことですよね。 私は、この本を読んでから、 周りの人の良さをみつけて、 それを伝えようと思いました。
今どきは、理不尽な犯罪を起こす人が 増えているように思いますが、 こんな紙を持っていたら、 そのような犯罪はなかったのではないか、 と、思ったりもしています。
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2008年06月08日(日) |
「奇蹟は自分で起こす」からの話… 「知らなかった自分の素晴らしさ」 |
さて、今日は、最近読んだ本の中で見つけた 心に残ったお話を紹介します。
今日、紹介する本は、私が尊敬する シスター鈴木秀子さんの書かれた本、 「奇蹟は自分で起こす」 からです。 心が穏やかになるとてもいい本です。 もしよろしかったら読んでみてくださいね。
今日の話は、 「知らなかった自分の素晴らしさ」 (P44〜49)からです。 とても心に染み渡ってきて、感動したので、 ぜひ、みなさまにも教えたいと思いました。
《ここから引用》 (強調はこちらでしました)
これはアメリカの中学校であった話です。 1人の数学の先生がクラスを担任していました。 そこにマークというとてもおしゃべりな生徒がいました。
授業中、マークがおしゃべりを始めると、他の子も つかれておしゃべりをし、教室はざわざわして、 とても落ち着きのないクラスになっていたのです。
そこで先生は、この子たちをどうにかして 落ち着かせたいと思いました。 皆が落ち着いて、いい雰囲気で仲良しになるには、 どうしたらいいだろうと考えました。
さんざん考えた末、 あるアイデアが閃きました。
先生はみんなに1枚ずつ紙を配りました。
「ここにみんなの名前を書きなさい」
と言って、 まずクラスメイト全員の名前を書かせました。
「今から、みんなの観察力と、 人を見抜く力をテストします」
と先生は言いました。
「それでは今から1人につき 1分の時間をあげますから、1人ずつ、 あの人はあんなところがいいなぁ、 この人のこういうところが好きだなぁ、 と思う点を書いてください。 頭で考えないで、どんどん思いつくままに 全員について書きます。 それが試験の答案です」
生徒たちは1人ひとりの名前が書いてある紙に、 あの人は親切、あの人は声がきれい、 あの人は責任感がある、誠実だ、などと書きました。 誰かにビー玉をあげたというのでもいいのです。 皆が思いつくままをクラス中の友だちについて書きました。
先生はこの言葉を集めてもって帰りました。 そして、クラス中の子どもが書いたものを 今度は子ども1人ずつに書き写しました。
1人の子どもに40人の答案。 それを全部先生がきれいな字で1枚ずつ書きました。 そして、次の日にクラスに持っていって 1人ひとりに通信簿を渡すようにあげたのです。 先生は子どもたちがそれを開いたとき、 どんなに喜ぶだろうと思いました。
ところが… みんなのワッーという声を 期待していたのに 生徒たちはシーンとしたのです。 そして、なんにも言わないのです。
生徒たちは次の日に学校にきても、 なにも言いません。 先生はこんなことをしたけれど、 失敗だったと思いました。
中学生の心理状態というのはどういうものだろう、 教師でも生徒のことはわからないものだと 改めて感じました。
しかし、そのうちにだんだん教室が 穏やかにやっていきました。 みんなが仲良しになっていったのです。
先生はもしかすると、 あれが効いたのかもしれないなと 思いました。
先生はそれから長い間、 その事は忘れていました。 学校が変わって他所に行き、 20年近くが経ちました。 《ここまで引用》
さて、20年経ってから、 先生は意外な事実を知ります。 それは、悲しい出来事によって わかったのでした。
この話の続きは、 長くなってしまうので、 明日書きますね。
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2008年06月05日(木) |
あやしいよね?あやしいよね? |
さて、今日は、街角でみかけた、
「ややっ、あやしいぞ!!」
と、思ったものの紹介だ。 見つけて、ぎょっとしたものたちだ。 ときどき、いるんだよなぁ…
まずは、これだ。 こんなところにそれはいた。
そうそう、これこれ。 UPにしてみると、こんなだ。
怖くないですか? 全体的に… あやしくないですか? 内蔵見せているし…
UPで横顔を見ると、 さらにこんなで、 どんな構造の顔しているんだろうと 思っちゃうし…
これが、何屋さんかというと、 ラーメン屋さんの看板怪人ではなく、 カラオケボックスの看板怪人なのだ。 ほらね。
でも、カラオケ「歌うんだ村」という ややかわいい名前にまったく似合わない 看板怪人だと私は思う。
それに、私は、虫と闘ったばかりなので、 こんな虫怪人のような怪人は、 かなりの抵抗を覚える。
私は、せっかくなら、 この怪人が楽しそうに 歌っている姿の方が、いいと思う。 その方が、
「どんな声で、 どんな歌歌うのかなぁ〜 鼻から息がもれないかな? 息継ぎ大丈夫かなぁ〜 この怪人ちゃんは?」
なんて思えて楽しいと思う。 内蔵見せられてもね… ね、そう思いませんか?
さて、次はこれだ。 これは秋葉原の小さな店で見つけたものだが、 見つけてもうびっくりした。 (写真もあやしくてすいません、 店のおじさんに、載せてもいいけど、 曖昧にね、なんて言われたので…)
ほら、これだ。
うひゃ〜 すごいね〜
まじまじみると 気持ち悪いね。
そう思って、思わず、 この人をつんつんとしてみたら、 ぶすぶすと指が入って、 ぶよぶよの体とわかった。
あーあ、 さわらなきゃ、よかった… と後悔した。
さらに、UPにすると、 妙にリアルなところもあった。
宴会のときに、背広をばっと脱いだら、 この姿だったら、びっくりするだろうね。 そして、踊りでも踊るのかなぁ… きっと大受けだね。
どんな人が着るんでしょうね? 誰かが着て、踊っているところ、 怖いもの見たさで、 見てみたいです…ね?
今日は、あやしいと思ったものたち紹介でした。 みなさまもあやしいもの見つけたら、 ぜひ、教えてくださいね。 あやしいものは、楽しいですからね。 どぞ、よろしくです。 <(_ _)>
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2008年06月04日(水) |
いろいろあるけど、とても元気 |
さて、今日は、せっかくなので、 (何がせっかくかはさておき) 我が家のベランダの植物たちの紹介だ。 我が家のベランダは、虫ばかりいるのではなく、 今は、イキイキ、花盛り、食べ頃でもあるのだ。
ほらね、 こんな花がいっぱいに咲いている。 これは、「十二衣」という花で、 毎年、冬越しをして咲いてくれる。
今年も、元気に 毎日たくさんの花を 咲かせてくれている。 ただ、毎日の枯れた花摘みをまめに しないといけないけどね。
アジサイも 4月はじめはこんなだったけど…
今は、こんなふうに、 とてもかわいいピンク色で、 いっぱいに花を咲かせている。 嬉しいね。
と、まぁ、こんなふうに 毎年同じようにイキイキと 咲いてくれる花もあるけれど、 やや、様子が違っている花もある。
これなんか、そうだ。 ガーベラだ。 これは、2年前のガーベラの写真だが、 このときには、変形ながら、 鮮やかなオレンジ色に咲いていた。
しかし、昨年、 大きな鉢に 植え替えしたら、 なんだかね… こんなふうに、なりました。
いっぱい咲いてくれるのは いいんだけど、 すっかり… 色あせてしまって、 なんだか、とても 貧乏くさい色、形に なってしまった…
写真だとまだよく見えるけど、 ホンモノのガーベラは、 やや貧しげだ。 栄養もあげているし、 根分けもしてあげたけど、 なんだかね…
一つの茎から二つの花がくっついて咲く 「帯化」こそなくなって、 一つ一つの花が咲いているけど、 どんどん、色が「退化」しちゃっている… ってる感じ。 残念だね。 でも、まぁ、こんな花もある。
さて、最後にもう一つ。 ベランダ野菜だ。 我が家でも野菜が作れるのだ。
小さくてわかりづらいけど、 4月のはじめ頃に、100円ショップで買った、 種をまいたら、中旬頃に こんなふうに芽がいっぱい出てきた。
「おおっ、出てきたね、 大きくなぁれ」
と、声をかけ、たっぷりと水をやっていたら、 こんなに大きくなり、今が食べ頃になっている。 そう、「京菜(水菜)」である。
ほら、 こんなにイキイキだ。 (ぐしゃぐしゃとも見えるが)
これが、しゃきしゃきして なかなかおいしいのだ。 しかも、虫もつかず、とても簡単で、 ベランダにおすすめの野菜だと思う。 サラダにもいいし、おみそ汁の具にもいい。 また、肉の臭みを消す効果があるので、 肉料理のときには、何かと使えて重宝している。
簡単だし、すぐに大きくなるし、 使いやすいし、なにより、 虫つかないし、 大いに気にいっている。
何かと手がかかる植物たちですが、 手をちゃんとかければ、こんなふうに 応えてくれて、嬉しいかぎりです。
虫との闘いもあるけど、 それはそれで、勉強にもなるし、 やっつけたときには爽快感もあります。
ベランダが色とりどりの花が咲き、 ささやかながら野菜も採れて、 緑がイキイキしているのを見ると、 とても嬉しくなってきます。 というわけで、我が家のベランダ紹介でした。
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2008年06月03日(火) |
ちびレモンたちの闘い |
さて、昨日まで、ネキリムシとの闘いについて書いたが、 我が家のベランダには、まだまだいろんな虫がいる。 しばらく前にこんなヤツもいたのだ。 枝のまねっこをしているヤツだ。 (ちょっとボヤけててすいません)
「こんなことしても、 ダメだよん。 だまされないもん」
と言いつつ、 横からつんつんして、 すっかりバレていることを、 虫に知らせてやり、 その上で、箸でつまみ、 殺虫剤入り袋にぽんと入れて処分した。
しかし、このえだまねっこ虫は、 どんなに探しても、これ一匹しか見つからなかったので、 孤独を好む虫だったのかもしれない。 その後、もちろん、殺虫剤をまき、予防している。
こんなふうに、この時期には、 いろいろな虫たちが出てくるので、 油断できない我が家のベランダであるが、 しかし、そんな虫たちの攻撃にも負けず、 元気で育っているものもある。
それは、この木だ。
これが何の木かというと、 「レモンの木」である。 しかし、ただの 「レモンの木」ではない。
今まで、一度も レモンが育ったためしがない 「レモンの木」なのだ。
4年前に、実家の母に買ってもらって、 大切に育てているのだが、今まで、 レモンが大きくなったためしはない。
「なんで、育たないんだろうね、 何が悪いのかなぁ…」
と心配に思ってはいたが、 我が家のベランダは、高台の10階以上にあるので、 風の当たりも日差しも強く、 まぁ、そんなことが原因かもね、 などと思っていた。
しかし、 今年は何かが違うのだ。 様子がなんだか、違うのだ。 相当、やる気が見えるのだ。
だってね、5月の初め頃に、 こんなにたくさんの花芽をつけたのだ。 こんなにたくさん花芽がついたのを 私は見たことがない。 ほらね、こんなふうにいっぱいだ。
「おっ、 今年はやる気まんまんだね、 いいね、いいね」
と、声をかけたが、よーくみると、 こんなふうに、葉っぱが虫に食べられている。
こりゃ、まずい、 またまた虫やろうたちだ、と思いながら、 この花を守るべく、殺虫剤をまいた。 だって、なんとしても育てたいからね。 それから、注意深く見守っていた。
そしたら、その甲斐があって、 こんなにかわいい花たちがいっぱいに咲いた。 本当にたくさん咲いたのだ。
花が咲いたときに、私は、 どうしても実をつけたいので、 花をとって、受粉させた。
そして、その後も、 虫退治も手入れもこまめに行い、 今年こそは、レモンを大きくするぞと、 大切にしていた。
すると、このところ、 こんなふうに、 「ちびレモン」が いっぱい出来たのだ。 ほら、こんなに。 かわいいね〜
ちびだけど、一応、 レモンの形はしている。
しかし、実はこれからが問題なのだ。 このちびレモンたちは、まだまだ弱いから、 風が吹けば落ち、栄養がいかなくなると、 すぐにポトリと落ちて、そのうちに なくなってしまうことが多々ある。 こんなふうに、いっぱいちびレモンが なったことはないけど、今までがそうだったもん。
だから、油断は禁物なのだ。 しかし、今のところ、元気に育っている。 もちろん、私も、毎日見守り、 虫がついていないか、元気があるか、 など、チェックをして
「大っきなりっぱな 黄色のレモンになぁ〜れ、 きっとなるね」
などと、前向きな声を毎日かけている。 今のところ、このちびレモンたちは、 35個くらいついている。 しかしながら、 この身長が1メートル20センチくらいの レモンの木にそんなに育つわけはないので、 これからどうなるかわからない。
このちびレモンがどう育つか… りっぱな黄色のレモンとなれるか…
ちびレモンたちの闘いはこれからです。 この後は、またご報告しますね 今現在は、元気です。
今年は、我が家で採れたレモンを サラダにいっぱいかけて食べたいなぁ… ちびレモン、応援してください。
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2008年06月02日(月) |
ひどいヤツが見つかった…逃がすもんか |
さて、昨日からの続きです。
えいっ、 いるなら、 出てきてみろ!
と、思い切り勇気をふるって シャベルを土の中に突き刺し、 土をほっ繰り返してみた。
どうだ? いるか?
すると…
あーーーっ!! いたっ!!
わぁ〜 すごい形相の ヤツだ!!
ぐさぐさ (ほっ繰り返している)
あーーーっ!! また、いやがった… ひぇ〜〜
あっ… もう一匹…
というわけで… つぎつぎとすごいヤツが 見つかったのだ。
で、どんなヤツだ? そんなすごいヤツは? というと、 こんなヤツだった。
このヤツは、 体長5〜6センチくらいだが、 丸まっていて、小さくなっている。 顔がオレンジ色していて、体はグレーだ。 こんなヤツが、土の中に潜んでいたのだ。 そして、我がバジルを食べていたのだ。
あまりに不気味なので、小さな写真にしたけど、 すごい形相のヤツだった。 こわかったもん。 (もっとこのヤツをちゃんとみたい人は、 こちらのHPをみてね→「生きもの便り」 でも、ジャンボな写真だから、気をつけて。 怪獣みたいな顔してて、怖いですからね、 虫嫌いの人は、見てはダメですよ、 怖いもの見たさ、の方におすすめ)
さて私は、夢中になって、 ほっ繰り返し、 このヤツを探しては取り出した。
「ちっ!! まだ、いるよぉ〜 おっ、 ここにもいたぜっ 逃がすもんか」
などと言いながら、箸でつまみ出しては、 殺虫剤を入れた袋の中にぽんぽんと入れた。 箸でつまんでも、じたばたもせずに、 袋の中に入り、でも、いったん袋に入ると、 丸めた体を今度は伸ばして、逃げる体制を とっているようだった。
そして、生意気にも この袋から、一匹逃げ出したヤツがいたのだ。 でも、私は、見ていたのだ。 逃げだそうとしているところを。
で、土の中から出されて、日にされされて、 どんな行動をとるつもりなのか、 どう逃げようとするのか、 見てやろうと思い、見ていたのだ。
そしたら、 びっくり!!
このヤツ、 強そうな前足を元気に使って、 意外にも、かなりの早さで、 一目散に、プランターの 陰に逃げ込もうとした。
でも、もちろん、 逃がしたりはしない。 だって、見ていたもん。
陰に隠れそうになったところを、 また、箸でがっつりつかまえ、 袋に入れ、今度は逃げないように 口をかなりつぼめておいた。
ふふん、 逃がすもんか…
さらに、まだ土の中にいるかもしれないヤツも 根こそぎつかまえるために、ぐるぐると、 何度もプランターをほっ繰り返し、 箸でもかき混ぜ、このヤツを探しだした。
そしたら、 なんと、その数、 大小合わせて12匹! つかまえた。
こんな小さなプランターの中に こんな大きな虫が、12匹もいたのだ。 ひとまず、12匹つかまえたところで、 どんなに土をぐるぐるとほっ繰り返しても 出てこなくなったので、終了とした。
後で、HPで調べてみたら、 その名も、ズバリ 「ネキリムシ」(根を食べる虫の総称)で、 このネキリムシは、どうやら、 コガネムシの幼虫であるらしい、 ことがわかったのだった。
というわけで、私は、ネキリムシを退治した。 しかし、まだ、残りがいるかもしれないので、 まだまだ油断せず、毎日、せっせと土を ぐるぐるとほっ繰り返してみている。 今のところは見つかってないが、 まだいるかもしれないからね。
そして、少し、落ち着いたら、今度は、 この土に再度、バジルの種を植える予定である。 今度はうまく育ってくれるか… また、ご報告します。
てなわけで、私は、 相当がんばって闘ったのでした。
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2008年06月01日(日) |
ひどいヤツとの闘いがはじまる |
今日は闘いの報告である。 先日、私はとあるヤツと闘ったのだ。
だってね… あまりにひどいことをされたので… これは、闘かねばならないと、 決意したのだった。 事のなりゆきはこうだ。
と、その前に、 ことの発端となったバジルの話を。
我が家では、何かとバジルを重宝していて、 パンに入れたり、バジルペーストにしたり、 スパゲティに入れたりとかなり活躍している食材で、 私は毎年、バジルはたくさん育てている。 5月頃から、せっせと種をまき、植え替えして育て、 大きくなると採りだめしておき、作り置きしたり、 冷凍にしておくのだ。
これが、現在、我が家で採れた イキイキバジルである。 とてもいい香りがする。
バジルの葉っぱは、何度も収穫できるので、 本当に重宝なのだ。 おいししいね。 こんな小さな植木鉢からでも、 結構収穫できるのだ。
ちなみに、この植木鉢のバジルは、 冬の間も家の中で育て、 もう4回くらい収穫している。 でも、まだまだ元気で、 まだまだ採れそうだ。
ところが、 こんな元気なバジルもあれば、 とんでもないことになっている バジルもあるのだ。
このバジルだ、 このプランターを 見てほしい。
同じように種をまき、大切に育てていたのに、 こんなふうに、はっきりと明暗が別れたのだ。 左の方は、種から芽を出し、 すくすくと育っている。
しかし、右の土の方には、 種から芽が出ても、すぐに枯れてしまうし、 元気に育っているバジルを植えてあげても、 すぐに、枯れてしまうのだ。 ポキンと折れたようになって。 だから、バジルがちっとも育たないのだ。
例えば、 こんないたいけなバジルの芽が 出たと思ったら、次の日には、 なくなっていたりするのだ。
「なぜ? おかしい… 今までこんなことは なかったのに…」
何かおかしいとは感じていたが、 ここまでくると、はっきりとおかしいと思い、 これは、悪い虫がいるに違いないと考えた。
そして、ついに 土をほっくり返して みることにしたのだ。
やるしかない、 きっと、何かいる… とんでもないヤツが。
私はそう決意し、ゴム手袋を取り出し、 シャベルと割り箸を持ち、 このプランターの前にすわった。 しかし、ためらいはあった。
すごいヤツが出てきたら、 どうしよう… どんなヤツがいるのだ? ミミズみたいの? それとも、クモみたいな感じ?
いろいろ頭をよぎったが、 勇気をだして、 土の中をほじくってみた。
えいっ… どうだっ? 何かいるか? 出てきてみろ!
すると…、 いたんですねぇ〜 すごい形相のヤツが。 まいったね…
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