まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2007年01月31日(水) 頑張っている置物たち…これはこれは…

ウォーキングをしていると、
いろいろな置物たちにも出合う。

今日は、そんな最近見かけて、

「おおっ、これはこれは…」

などと、立ち止まってしまった置物たちを紹介。
憎めなくて、あやしくて、楽しいものたちです。




まずは、このカエルかな。

居酒屋さんの前で頑張っているカエルだ。
この写真だと分からないが、頭の上の葉っぱから
水がちょろちょろと出ている。
やや疲れたようなとろんとした目で、
必死で葉っぱを上に上げて、
冷たい水を浴びながら、日夜頑張っている。

「風邪ひかないように、しっかりね…」

と思わず声をかけたくなるカエルである。






次は、同じカエルだけど…
かなり趣が違うカエル。


どうですか、この神々しさは…
どうみても、普通のカエルではない、

「筋肉隆々の祈るカエル」である。

たぶん、雨乞いをしているのだと思う。
新宿のど真ん中でね。
思わず、手を合わせたくなるカエルである。






さて、次は、ライオンである。

私は、このライオンを見つけたとき、
余りの違和感にびっくりした。





だってね、こんな狭いところにいるのだ。





なんとなく…気の毒な気がした。
こんな街角にライオン…
いいのか…いて。


このライオンは、何か意味があるんでしょうかね。
ナルニア国物語が好きな人なのかな…
ともかく、石垣の上で、ひとりでこのビルを守っているのだ。

「ご苦労さま…」と、
声をかけずにはおれない。





さて、問題はこれである。



こんなものを、
店先に出しておいていいものか?
タヌキではないかと思われるが…


ちなみにそば屋の店先に飾ってある。
なんとなく不気味である。





近寄ってみたら、





やっぱり…
もっと不気味だった。



どう見ても、
もう古くなって毛が汚れた剥製?のような…
片手にエンピツを、もう片方にとっくりを、
持たされたタヌキである。
(エンピツは、輪ゴムのようなものでくくりつけてある)
しかも腕を怪我しているし…
どうひいき目に見ても、
不気味なタヌキとしかいいようがない。
また、なぜ、エンピツを持たされているか、
これは、いったい何者なのか…という謎も残る。


店主に問いたい。
「いいのか、このタヌキここにいて?」





上のタヌキを見た後…

このタヌキの「のーてんき」ぶりが
癒しをもたらしてくれる。






やっぱりタヌキは、こうでなくちゃね、
福が呼び込めない気がするな。
ちなみにこちらもおそば屋さん。

さて、どっちのタヌキ店に
入ってみる気になるか…

(この2軒はちょっと離れているけど)


てなわけで、おおっ、これはこれは…
な、頑張る置物たちでした。





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2007年01月30日(火) 路上ゴミ拾い奮闘記 その3 こんなに拾いました!

さて、またまた昨日からの続きでゴミの話です。


ものすごい量の吸い殻だの紙ごみ、飲みものゴミ
などと散乱している道を見つけたのだ。
ほら、こんな。






「こっ、これはゴミつまみでは手に負えないね…、
 ほうきでもないとね…」
と、思ったけど、とりあえず、ゴミつまみをほうきのように
使って、吸い殻やらゴミを集めて、それをひとつひとつ
つまんでせっせとゴミ袋に入れていた。

ほうきを家から持って来ようかとも思ったが、
とりあえず、目立つところだけ対処して、
後日、掃除用具を持ってこようと思ったのだ。


そんな、非効率なことを
していると、後ろから、




「ご苦労様です」 


と声がした。




ビックリして後ろを振り向くと…
なんと、お寺の住職らしき方が、
ほうきを持って立っていたのだ。



そして、

「どうも、ご苦労様です。それだと
 大変でしょう、ほうきでやりますよ。
 ここは、ひどいですね」


と、言ってくれたのだ。


私は、誰かに手伝ってもらおうなんて思いは
全くなかったので、戸惑いながら、
「はい、ひどいですね、あ、どうも
 ありがとうございます…」
と答えた。すると、
その住職は、すぐにほうきではき始めたのだ。

どうやら、この近所のお寺の住職で、
どこかから、私の非効率なゴミ拾いの様子を見たらしかった。
そして、住職が出てくると、その弟子のような
若い住職も出てきて、掃除を始めたのだ。


あらら…
なんだか、申し訳ないな…



そう思ったけど、ありがたいことなので、
3人でこの辺りの掃除した。
そして、この道は、あっという間に
こんなふうにキレイになったのだった。
(奥の方で住職がほうきで掃除してくれている)





「あーあ、キレイになった。
 どうもありがとうございます」

と住職にお礼を言うと、住職はこう言った。


「この道は…となりの駐車場のたまり場に
 なっていて、この道で、みんなタバコを吸い、
 ゴミを捨てて行くんですよ、困ったことです。
 駐車場もゴミだらけだし…」



と話始めたのだ。

この道のとなりは駐車場で、そう教わって
駐車場の中を見ると、驚くことに
本当にゴミだらけだった。
そして、この道もそのあおりを喰らって
ゴミを捨てられているのだと、住職は言うのだった。
(駐車場のゴミたち)








「この駐車場の管理はどうなっているのか、
 このゴミをなんとかしてもらわないと、
 ゴミはゴミを呼ぶから、どんどん汚くなるんですよ。
 管理はどうなっているのか、本当に疑問です」
「その通りですね…」


そう答えて、駐車場の支払機を見ると、
「お問い合わせはこちらまで
 株式会社 ○○○ 電話番号△△」
と書いてある。

「あ、電話番号が書いてありますね…
 ちょっと電話してみましょうか?」
「あ、そうですね、してみましょう」



ということで、
私はこの駐車場の管理会社に
電話してみることになった。



電話してみる。


男性が出た。




私は、この駐車場の状態を話した。
すると、電話にでた男性は、

「すぐに、掃除をしにまいります。
 どうも申し訳ありません」


ということだった。
住職からの要望もあったので、さらにこう頼んだ。


「でも、今回だけというのではなくて、
 管理は常にきちんとやって欲しいのです。
 でないと、ゴミがまたたまってしまいます」
「はい、そのように手配します」



というような話をして、電話を切り、
このことを住職に伝えると、住職は、


「じゃ、様子をみておきます」


と言ってくれた。
一段落ついたので、私は住職にお礼を言い、
また、再び路上ゴミ拾いに戻り、
家まで、ゴミを拾いながら帰った。

結局、路上ゴミ拾い1時間半し
(そのうち電話15分くらいしている)
距離としては、300メートルくらいで、
ゴミ袋、このくらいの量を拾ってきた。





その他今回は、処理出来なかったが、
燃えないゴミ、粗大ゴミなどもあった。
これは、ゴミ拾いボランティアの事務局に
伝えることにした。


後日、ゴミ拾いボランティアの方に、
電信柱の看板のことを聞いたら、
「本当は、貼ってはいけない」
のだと教えてくれた。
やっぱりね。

また、ゴミだらけの駐車場は、
目に見えるゴミはなくなり、少しはキレイになっていたが、
吸い殻は、そのままで全然掃除してなかった。
「こりゃ、ダメだね」と思ったが、
住職がチェックしてダメなら連絡すると思う。
(そう言っていたし)





そんなわけで、
私の初路上ゴミ拾いは無事終了した。
これからも、毎週とはいかないけど、
月に2回くらいはやろうと思った。
今度は、ほうきとちりとりも
用意して行くつもりである。



てなわけで、ゴミ拾い奮闘記でした。
路上ポイ捨て…しないようにしようと
しみじみ思いました。





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2007年01月29日(月) 路上ゴミ拾い奮闘記 その2 これはなぜだろう?

昨日からの続きです。



あっ、大物発見!



遠くの方に、道路に投げ出されている
紙のようなものを見つけた。


なんだろう…

近づいてみると、これだった。






売り家のお知らせ看板だ。
(写真を撮るために、オモテ面にした)
よく電柱などに、くっつけられている。
このお知らせ看板が、何枚も路上に
無造作に捨てられていたのだ。
(少なくても4枚はあった)


なぜ、こんなに何枚も一カ所に
捨ててあるのだろう。
集めて捨てようとしているのか?
それにしては、
ずっと置かれっぱなしになっているふうだ。

それに、このようなお知らせ看板は、
電柱に貼るとき、許可がいるんだろうか?
そして、この看板の撤去は、
ちゃんとやってくれるんだろうか…


私はいくつか疑問に思い、興味を持ったので、
この看板の会社に電話をして事情を
聞いてみることにした。
0120(無料)だったしね。


よし、電話してみよう。



電話すると…

男性が出た。




私は看板の状況を話して、こう聞いた。


「このような看板を取り付けるときには、
 どこかの許可がいるんでしょうか?」
「えっと…私、今、下から来て電話を取った
 ものなので、それはちょっと…
 分からないのですが…」



どうやら、下の階から来たので、
わからないらしい…変な理屈だが、
男性は大まじめ。


「あら、じゃ、下の方に聞けばわかるのかしら?」
「いいえ、下にも関係者はいませんので…。
 えっと…どうなんだろうな…許可は…
 なんなら、調べて連絡いたしますが…」
「それなら、こちらの方で確認してみます」

私は路上ゴミ拾いボランティアの方に
聞いてみようと思いこの申し出を断った。
そして、さらに聞いた。

「この看板の撤去は、してくださるんですか?」
「ええ、それはもう、ちゃんとすることにしてます。
 今からでも、処理に行きますが…」
「いいえ、今回はこちらの方で処分いたしますので、
 それは結構ですが、まとめて捨ててあるので、
 おかしいなと思いまして…」

「えっ…と、おかしいな、まとめてあるなんて…
 そんなことはないはずですが…」
「でもまとめて、捨ててありますね」
「なぜかな……あ、すいません…」

そこで、最後にこう聞いてみた。

「ちなみに、この新築一軒家7280万円の物件は
 もう売れたんですか?」
「えーーっと、売れましたね…あ、いや、まだ
 残っているのかな…あ、どうかな…」


どうやら、突然の電話で相当混乱したらしい…
自分の不利になるようなことは曖昧にしておこうと
いう気持ちがよーく伝わってきた。
私の推理では、おそらくこの物件は売れて、
そのために看板を取り外し、そのまま放置したのだ。
しかも、この男性がね…たぶんだが。



しかし、追求したいわけではなかったので、
「これから、注意してください」
とお願いして電話を切った。

さて、そんな電話が終わってから、
私は、この看板を足で折り曲げて、
ゴミ袋に詰めこんだ。

そしてまた、ゴミを求めて路上を
チェックした歩いた。



あるね、あるね…



鉄柱にしっかりとしがみついているゴミもあった。
まるで、拾われたくないと言わんばかりである。
「そう言われてもね、立派なゴミだからね…」
取り外し、ゴミ袋に入れた。





また、こんなふうに、隠れるように
捨てられている雑誌なども見つけた。
雑誌が「ごめん」と言っている気がした。
「あんたが悪いんじゃない、捨てる人が悪い」
と、慰めながら、ゴミ袋に入れる。





でも一番多かったのは、こんなふうに、
植木のところに無造作にポイと捨てられた、
ペットボトルとか、お弁当の食べたものを入れた、
ゴミ袋などだった。
「路上に捨てるなんて…失礼だよね」
などと言いながら、ゴミを分別して拾う。





なんで、こんなふうに路上にゴミを捨てるのかなぁ…
モラルを疑うね…捨てる人の気が知れない。
今どきのモラルの実態をまざまざと見た気がした。



そして、また歩いていくと



あっ… 


こっ、これはひどい!!




こんなばっちい道を見つけてしまったのだ。
吸い殻と、紙ごみ、隠れたゴミが
いっぱいの場所だった。





ひぇ〜


これじゃ、ゴミつまみでつまめないよぉ〜
ほうきでもないと…
そう思いつつ、ゴミつまみを駆使し、
拾っていると…


思いがけない展開になったのだ…


すいません…長くなるので、
この続きはまた明日書きますね。





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2007年01月28日(日) 路上ゴミ拾い奮闘記 その1

私は最近、街をキレイにしようという
ボランティアに参加することにした。

どんなことをするのかというと、
「週に一度、1時間ほど家の周りのゴミを拾う」
というゴミ拾いのボランティアである。

週一回1時間程度なら、ウォーキングの途中でも
できるし、やってみようと思ったのだ。
しかし、やってみると、街のいろいろなことや
意外なことがわかったのだった。
意外な展開もあったり…
そんな初「路上ゴミ拾い奮闘記」を
お伝えします。



ボランティアといっても、
登録などされると、責任が重くなるので、
登録はせず自由参加にしてもらった。

しかし、登録しなかったので、
登録して人には、支給される、
ゴミ拾いグッズは支給されなかった。

でも、大丈夫。
以前から公園のゴミ拾いはしていたので、
100円ショップで揃えたグッズがある。


それが、これ。

軍手、ゴミ袋、マスク、ゴミをつかむもの
この4点が必要なのだ。
これさえあれば、完璧である。






さて、いつものウォーキングスタイルに、
いつもは手袋だが、この日は軍手をし、
リュックの変わりに、ゴミ袋とゴミつまみを持ち、
そして、大きめのマスクをして、
私は、やる気満々でゴミ拾いに出かけることにした。
とりあえず、今日は燃えるゴミを拾おうと決めて。



さぁて、やるかっ



なんて、軍手はめて、いきなり張り切ったけど、
路上ゴミ拾いは初めてである。しかも、
この辺りをやると、どうも知っている人に合って、
「あら、こんにちは。何をしているんですか?」
などと聞かれる怖れもある。
すると、ボランティアの話からせねばならないので、
これはややこしくなると思い、
少し離れた場所からやり始めることにした。



まずは、路上ゴミ拾いのやり方に慣れねばならないし、
あやしまれないようにしなくちゃいけないし。
まずは、自然にごみ拾いをしている人に
なりきる必要がある。

そこで、まず少し離れた公園から、
ゴミ拾いの練習をしながら、
家に向かって拾ってくることにした。


さて、公園に行き、
軍手をはめ直し、ゴミ袋とゴミつかみを、
しっかりと持ち、公園全体を見回してみると、


あら、思ったよりゴミが少ない。


この公園は、もう誰か、
ゴミ拾いをしたのかも知れないな、
そう思って、公園内を歩き出してみると、



あっ、ゴミ発見! 


タバコの吸い殻だ!




公園のいくつかあるベンチの周りに
散乱している。





あった、あった!
いかんね、いかんね、などと思いながら、
少し嬉しくなり、吸い殻をつかみ、
大急ぎで、ゴミ袋に入れる。



それから、ゆっくり公園を回ってみたら、
植え込みの目立たないところに、
お菓子の包みだの、タバコの空き箱だの、
ガムの包み紙だの結構捨てられていた。
ほらね、こんな感じ。





がさごそとかき分けて、そのゴミを拾う。
とりあえず、公園の植え込みを全部チェックして、
植え込みのゴミをほぼ拾い、公園は終了とした。

公園のゴミは、お菓子の小さなゴミ、
タバコの吸い殻、空き箱などが多かった。



さて、いよいよ路上に出る。
何でも拾う覚悟はできている。

ゴミつかみをカチカチと合わせながら、
さぁ、来い、ゴミども…
などと心で言っていると…




あっ、また吸い殻だ!
いかんね。




またしても、タバコの吸い殻が目立つ。
タバコを吸う人のマナーの悪さが一目瞭然である。
歩きタバコをしてポイと捨てる人が多いのだ。
道路のあちこちに落ちている。
全く、路上での喫煙は禁止されているというのに。
(この辺りは路上喫煙禁止なのだ)
全く、ゴミ拾う人のことも考えて欲しい。
まだ、路上ゴミ拾いの一回目だが…

吸い殻を丁寧に一つ一つ拾っていく。
その他、テッシュ、お菓子のふくろ、タバコの空き箱、
レシート、紙パックの飲み物なども見つかった。
それらを、ゴミつかみでゴミ袋に入れながら、
歩いていると…



ややっ!



植え込みにゴミ発見。
なにやら、白い物体が置いてある。
なんだ、なんだ?
と、近づいてみると…






なんと、スリッパ。 

ゴミつかみで拾い、裏表、よーく見ると、
まだ使えそうな立派なスリッパであった。
ほら、こんな。






ふーむ、なぜ、
こんなところにまだはけそうなスリッパが
2つも捨てられているのか…
しかも、こんな植木の下に隠すように…
このスリッパに何があった?



ついつい、疑問に思ってしまうが、
しかし、そんなスリッパの歴史などを
いちいち考えていては、路上ゴミ拾いは
前に進まない…
私は、スリッパの謎を考えるのをやめ、
そそくさとスリッパをゴミ袋に入れた。

そして、タバコの吸い殻や紙ごみを拾いながら、
どんどん前に向かって進んでいった。
すると…



あっ、大物発見!



なんだろう、あれは?
なんだ?なんだ?
何が捨てられている?
私は駆け寄った。

すると…
あーあ、これね。



この路上ゴミ拾い奮闘記の
続きはまた明日書きますね。






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2007年01月25日(木) 「脳」に、働いてもらいたいときには…

さて、今日は、昨日の続きを書きますね。
昨日だけじゃ、ちょっとお伝えしきれなかったので。

この本は「脳はなにかと言い訳する」という
タイトルですが、このタイトル通り…
実は脳は、かなり言い訳好きらしいのです。


昨日も話したとおり、
「もう、歳だから…」
「私には、とても出来ない、無理だ」
なんてのも言い訳の一つなんでしょうね。
そうだ、脳が言い訳を探してしまうのだ、
なんて、脳に責任を押しつけたりして
 (笑)



さて、今日は、昨日とちょっと違う
脳の機能の話をしますね。



まずは、「ストレス」について。

「私が○○なのは、ストレスなのよ」
「ストレスで、イライラする」


何でも、ストレスにこじつけちゃう人って
いますよね、ストレスを言い訳にする人。

今は、そのストレスの度合いが
調べられるそうですよ。
ほんとうにストレスがあるかどうか。


どのくらいストレスを感じているかは、
ストレスホルモンの血中濃度を
調べることで、分かるんだそうです。



それを調べてみると「ストレスを感じています」
なんて言ってる人が、案外、ストレスホルモンが
そんなに出てないこともあるとか。
その人が、周りに「ストレス、ストレス」といって、
ストレスを振りまいている可能性大ですね。


つまり、自分で、
思い込んでいるのですね、
そして、言い訳しているのかも…
「ストレス、ストレス」ってね。



さて、そんなストレスについて、
実験でこんなことがわかっているそうです。


例えば、あらかじめ、

「ストレスホルモンを増やしますが、すると、
 こんな症状が出て、でも、気分が悪くなったら、
 このボタンを押すと回避できます」 

と、ちゃんと説明を受けてから、
ストレスホルモンを増やされても、自ら、
そのストレスホルモンを抑えることができる
(ボタンを押して)と分かっていると、
ストレスホルモンを増やされたにもかかわらず、
ストレスは感じないのだそうです。


 
つまり、



「生じる可能性をあらかじめ
 知っておくこと、
 耐えられなくなったら、
 回避できること」



この2つのことを知っていれば、
ストレスは減らすことができる
ということです。
 



このことから、ストレスとのつきあい方は、
ストレスをむやみに解消しようとして、
いろんなことするより、

「ストレスはどうやってもあるけど、
 でも、私はいつでも、解消出来る、
 (例えば、運動、旅行、趣味にひたるなどなど)
 その方法持ってるもん、大丈夫」


と思うことがなにより大切だそうです。
そうすれば、ストレスを言い訳にしなくても、
あるいは、ストレスに負けなくてすむようです。




さて、次は、
「脳のラクラク活用法」について。



ポイントは…
「寝る直前の時間」
にあります。



実は、寝ているときに、脳内では、
夢を見たりして、身の回りに生じたことが再現され、
保管すべき情報を整えているのだそうです。

しかも、寝る直前の情報を特に
よく整理してくれるそうです。
直前ですよ。

なので、仕事でアイディアが煮詰まったり、
答えがでない問題や、勉強に関することなど、
寝る直前に必要な情報を脳に仕入れて寝ると、
脳が寝ている間に、その情報を整理してくれ、
膨大な記憶の中から答えを見つけたりしてくれて、
次の日に、フッとひらめくことがあるそうです。




つまり…
寝ている間に、脳に、
問題解決方法や、
アイディアを考えてもらうのです。
むずかしいことを覚えてもらうのです。
まさに、脳にお任せで。
あとは、寝るだけ…




ちなみに、この効果のことを
「レミニセンス効果」と呼ぶのだそうです。

この本の著者は、せっかくの脳の機能なので、
使わない手はないということで、寝る直前に、
本や論文を読んだり、英語を聞いたりすると
いうことです。

私も、寝る直前に、今抱えている問題や、
ほしいアイディアを書き出して寝ます。
あとは、寝てる間の「脳」にお任せして…


わかっていただけましたか?
寝る直前の時間、とても大事なんです。



だから、寝る直前に、
つまらないケンカなんてしちゃいけません。
そのケンカが夢で再生され、そのケンカが記憶され、
脳の記憶装置にしっかりと保管され、
いつまでも忘れられなくなりますから、注意です。

せっかくなら、いいことを再生してもらい、
役立つことを記憶してもらいたいものです。



でも…私はなかなか寝付けなくて…
そういう方もおられると思います。
大丈夫です!



眠れなくてもベッドで横になるだけで、
脳にとっては睡眠と同じ効果があるそうです。
だから、
眠れないことをストレスに感じることはないとか。
大丈夫です。安心してくださいね。
脳は、ちゃんと、働いてくれてます。



というわけで、脳は、寝ているときにも
働いているということです。
脳は、言い訳するだけでなくて、
うーんと働いてもいるのですね。

そんな「脳」に感謝しましょう。
きっと、頑張ってくれているはずですから…

《紹介した本はこれです↓》







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2007年01月24日(水) 歳だから、覚えが悪い?とんでもない!

私は、脳についても興味があり、本も結構読んでいる。
ちょっとややこしくて、
よく理解出来ないことも多いんですけどね。

今日は、最近読んだ、
脳の本からの話を紹介します。


きっとこれを読めば、ホッとしたり、
元気になったりすること間違いなしですよ。
そんな話をまとめて紹介しますね。
今日は《その1》です。



紹介する本は、
「脳はなにかと言い訳をする」という本。

大脳生理学研究者で医学博士の池谷裕二さんが
書いていて、昨年出版された本です。
脳の研究、データや調査などから、分かってきた
最新の脳の働きを教えてくれる本です。







まずね、こんな話から。



「ド忘れ」についてです。

 「ド忘れ…最近よくするなぁ…歳なんだなぁ…
 何でこの部屋に来たのかさえも忘れるし…」


なんて思って、がっくり来ることないですか?
私は、よくあります(笑)



あのね、
歳だからって、がっくりすること、
ないらしいですよ。




この本によれば、こういうことらしいです。
簡単にまとめてみますね。

実は、大人だけでなくて、子どもも日常的に、
ド忘れをしているのです。
子どもはそんなこと気にしていません。
そんなこともすぐに忘れて違うことしちゃいます。

しかし、大人は「歳のせいだ」と気にします。
忘れたことが気になり、忘れません。
だから、ド忘れが気になるのですが…



しかし、これは、

「歳をとると記憶力が低下する」
という通俗的な話が
まかり通っているので、そう
思い込んでしまっていることと、


「記憶量が全然違うから」
起こることだそうです。



どういうことか、というと、


子どもと大人では、それまでの人生で
蓄積してきている記憶量が違うので、例えば、
子どもの100個の記憶と
大人の10000個の記憶の中から、
必要なことを検索するのは、
かかる時間も労力にも差が出るということ。

つまり、大人の方が多く記憶があるのだから、
しかも歳を取れば取るだけ多くなるのだから、
子どものようにすらすらと思い出せなくても、
これは、仕方ないのだそうです。
これは、大容量になった脳が
抱える宿命なのだそうです。



だからね、ド忘れしたときには、

「ふふん、私の脳にはそれだけ、
 たくさんの知識がつまっているんだわい。
 若者に負けないほどの量がね…」


なんて、思ったほうがいいということです。
勝手に、歳だから…なんて思ってはいけないのです。


違うんですよ、
知識や記憶の量が、ね。


だから、ちょっと検索が大変なだけなんですね。
脳から記憶がなくなっているわけでなく、
探すのに時間がかかって、呼び出せないだけらしいです。

でも、ド忘れ気になるわぁ…という方は、
例えば、何でこの部屋に来たんだっけ…
なんて思ったら、その元の部屋に
戻ってみると思い出しやすくなるそうです。
(そうですよね)

あと、自分なりにド忘れを思い出すための、
方法を見つけるようにしておくといいらしいですよ。
これは、自分で考えなくちゃいけませんね。




さて、次は…

「歳をとると、覚えが悪くなるよね、
 なかなか覚えられないよね、だから、
 何かやってもダメだよね…」


なんて思いがちですが、


これもね、
違うらしいですよ。



こんな実験があるそうです。

ウサギにあることを覚えさせようとするとすると、
若いウサギだと、繰り返し200回くらい、
老ウサギだと、800回繰り返し教えないと
覚えないそうです。
記憶力は、ウサギでも歳をとると悪くなるとか…。


「なんだ、やっぱり歳をとると
 覚えが悪くなるんじゃない…」
プリプリ…



と思いましたか?



ところがです、

さらに実験した結果、
若くても歳をとっていても、
ほとんど差がなくなったと
いうことなんですよ。


え、どうして?




それはね、
「シータ波」という脳波が出ているときに、
覚えることをすればいいのだそうです。
そうすれば、老若関係なく脳の性能を
発揮出来るということなのです。



「シータ波」って何?


シータ波は、脳波(脳から生じる電気活動を調べたもの)です。
このシータ波は、新しいものに出合ったり、
冒険したりして、脳が外界に興味を示しているときや、
注意力が高まったときに現れてくるのです。
このシータ波がさかんに出ているときに、
学習をすれば、いいということになるのです。


具体的にいうと…


「マンネリ化」するとシータ波は
出てこないので、
この「マンネリ化」こそが、
覚えることを妨げていると
いうことです。




歳をとってくると、ついつい、
「そんなこと、やらなくてわかるよ」とか、
「どうせ、この前といっしょだ、面倒だな」
などという気持ちが生まれてきます。

そして、すべてが「当たり前」なことになり、
いろんなことに対して何も感じなくなってきます。
ワクワクすることも、驚くことも、
大いに笑うことも、封印したかのように。

こうなってしまうと、残念ながらシータ波は
出てこないのです。



シータ波は、子どものように、
見るもの、聞くもの、触るものが新鮮で、
いろんなものへの好奇心であふれているときに、
がんがん、いっぱい出るのです。

つまり、覚えをよくするには、
若者と同じように脳の機能を発揮させるには、


このマンネリ化を打破して、
「好奇心」を保ち、ワクワクしながら、
何かをすることが大切で、
そうすれば、脳は一生懸命
シータ波を出し、
一生懸命働いてくれるのです。



「当たり前感覚」や「マンネリ化」
「何もしても同じ」「できない」
「覚えられっこないわ」
そんなあきらめの気持ちが、
覚えを悪くさせ、そして脳の機能低下を
引き起こしているということです。



なので、何かに挑戦するとき、
何かを覚えたいときには、そんな気持ちを
きれいさっぱりと捨てさって、新しい気持ち、
わくわくする気持ちを持って取り組むと
いいのです。

確かに、身体の機能は落ちてくるので、
すべて若者と同じように出来るわけではないし、
また、ある特種な記憶力は若者にかなわないということですが、
脳の機能は、ちゃんと使えるということです。


「勝手に、歳だから…」
なんて、あきらめてはいけない、
そうは思いませんか?



まだまだ脳には、
いろんな逆転の気づきがあるのです。
元気になれるような…
この続きはまた、明日書きますね。





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2007年01月23日(火) 「あんずを食べた、あざらし」だって?

先日、夕方にウォーキングしていたら、
少年野球チームの一団が前を歩いていた。
どうやら、試合が終わって帰ってきたらしい。
30人くらい小学生がいて、にぎやかだったので、
私は、一気に追い越そうと歩みを早めた。


(歩きながらなので、写真がうまく撮れなかった…)








そして、その一団の中間くらいに来たとき、
2人の少年(小学校2〜3年生くらいかな)の
こんな、ことばが耳に入ってきた。



「あんずを食べた、あざらし!」



えっ、なに?
「あんずを食べた、あざらし」だって?
そんな、あざらしがいるのか?
いないと思うな…
と、瞬間的にそう思って2人を見た。



しかし、2人の少年は大まじめで、
そんな私の疑問など、全然、
問題にならないようだった。


「し、だよ。」
「し…しかぁ…うーーんと…」
「うん、し」



どうやら「しりとり」らしい。
そして、もう一人の少年がこう答えた。


「しずかな、しごと!」


再び、私は反応した。
「しずかな、しごとだぁ?どんな仕事だ?
 私のように、毎日机に座ってやってる仕事は
 確かに静かだが…いつも音楽聞いてるしな…
 しずかな、しごとと言えるのかな…」

そんな大人の考えを頭で描きながら、
ふと、気がついた。


このしりとりは、一つの文のなかに、
同じ文字が2つ必要なルールなのだと。
例えば「し」なら「し」が文に2つ必要なのだ。



2人は一生懸命、このしりとりをしているのだ。
意味はともかく…
2つの同じ文字が入ればいいのだ。


なるほどね。
了解。



このしりとりに、とても興味を持ち、
この2人のやりとりに耳を傾けはじめた。
2人の後ろにさりげなくついてね。
次に何を言うか、ものすごく楽しみだし、
なにしろ、思いもしない答えが出てくる。
これは聞き逃せない。



さて、次の文字は「しごと」で
終わっているので、「と」である。
「と」だよ、「と」、
心のなかで答えを促した。



すると、今度は、


「とんでもない、トンボ!」


と来た。



私はまたまた、反応してしまう。
「とんでもない、トンボだぁ?どんなトンボだ?
 50センチくらいもあるトンボか?それは、怖いね」
しかし、この少年たちにとっては、
何の違和感もない答えであるのだ。
そんなトンボがいるかいないかはどうでもいいのだ。


さて、次は「ぼ」だ、「ぼ」ね。
答えが、なかなか出てこない。
ちょっとむずかしいか?
そう心配していたら、ついにこう答えた。


「ぼくはぼく!」


すると、もう一人の少年が、すぐに

「それはダメだよ。それは反則!」

と言った。


確かに、それは反則だと私も思った。
だって、それなら、
「あざらしはあざらし」などとも言えるもんね。
それは、ダメだね、少年。
違う「ぼ」を探さないとね。

反則だと指摘されて、
少年はこう言い直した。



「ぼくのぼたん」



私は、おおいに焦った…
え、それはまずい、終わっちゃうよ。
「ん」だと終わっちゃうよ。
それは、ダメだよ。
何とかしないと…



そんな私の焦りに気づいたかのように、
それを言った少年が、すぐにこう言い直した。


「ぼくのぼたんはこれ!」


え、それはいいの?
名詞で終わらなくてもいいの?
しかし、それは反則ではないらしく、
認められたようだった。

どうやら…いいらしい…ふむ。

ともかく、このしりとりが終わらずにすんだ。
私は、ホッとした。


というわけで、こんなしりとりが続き、
この2人の少年から、すっかり
離れられなくなってしまった…

この2人の少年から離れてから、大急ぎで、
このしりとりを覚えてるかぎりメモした。
ともかく2人の答えに驚き、
笑ってしまったのだった。


ちなみに、「れ」は、 
「れいぞうこにある、れもん」
と答えてから、あわてて、


「れもんが、れいぞうこにある」

と言い直していた。 


いやぁ、すっかり、楽しませてもらいました。
どうもありがとう、少年たち。
しかし、今どきのしりとり…
なかなかユニークですね。
知りませんでした。





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2007年01月22日(月) やずやの発芽十六雑穀を食べてみた。

私はご飯が好きである。
(でも、パンも好き)
ご飯に何かを入れて炊くのも好き。
なので、ファンケルの発芽玄米や、
古代米も、よく食べている。
どれも気に入っているが、
粟(アワ)だけは、ダメでしたね。
どうもご飯と合わない感じがして。
粟もちはおいしいんだけどなぁ…


まっ、そんな、
私のご飯事情はさておき…


最近、また新しい商品が発売された。
やずやの「発芽十六雑穀」である。
私は、相当興味を持っていた。
新しいもの…好きなのである。

食べてみなければなるまい…そう思っていたら、
「一回分無料試食できる」ということを知ったので、
さっそく申し込んでみた。



そして、先日送られてきた。
これね。





へぇ、これか…
さっそく、お皿に出してみた。
こんな感じ。






この中に、
十六種類の雑穀たちが
ちゃんと入っているのだ。



どんな雑穀たちかというと、
発芽させた、
とうもろこし、ひえ、青玄米、もち赤米、もち黒米、
小豆、もちあわ、もちきび、もち玄米、もち麦、
はだか麦、はと麦、押し麦、
発芽してない、
青はだ大豆、黒豆、大豆



どうやら、この雑穀たちは、
現代人が不足しがちな、ビタミン、ミネラル、
植物繊維などを補ってくれるらしい。さらに、
ポリフェノール、良質なタンパク質、
イソフラボンなどもとれるとか…
一膳で30種以上の栄養素だって。


ふむふむ…
すごいね、雑穀。
雑穀なんて言えないね。



私はじっと見てみた。
ほぉ〜これが、雑穀たちなのね…
ああ、これが麦ね、だの、これは
とうもろこしか、とか、これは黒米だな、
などと、一応チェックしてみた。
ちょっとつまんでみたり、押してみたりして。

この雑穀たちを入れて、
お米と一緒に炊くとどうなるのか…
どんな味なのか…
食べてみて、この「十六発芽雑穀」を
申し込もうと思うか…
さっそく炊いてみることにした。


どうやって炊くのかな?

この試食品は、2合用である。
説明書をみると、2合のお米を普通にといで、
この試食品を入れ、2合分のお水より、
少し水を多めにして炊けばいいようだ。



ふんふん、
これでOKね。少し置いてから、
スイッチ押して待つこと40分。



そして、
ついに炊きあがった。


どれどれ…




どんな風に炊きあがっているかな?
と炊飯器を開けてみたら、こんな感じ。
少し、全体的に赤い感じがする。





ふわぁ〜といつものお米の炊きあがりより、
あまい感じの香りがする。
ふんふん、香りはいいね。
ご飯の感じは、ちょっともっちりとしている感じ。

ふむふむ、見た目はさておき、
食べてみなくちゃね。




どれどれ。



茶碗に取り分けてみたら、こんな感じ。
いろんな色が交じり合い、麦もちゃんといるし、
黒米も、大豆もいるし、とうもろこしもいる。
なかなかおいしそうだ。





一口、食べてみた。
初雑穀ご飯である。




もぐもぐ…
どうだ?


おおっ…こんな感じか。




お米だけのときより、ご飯が甘い感じがする。
で、雑穀たちの歯ごたえがある。
お米の歯ごたえとはちょっと違う。
ぽそっだったり、ぱすっだったり…

(表現するのがむずかしい…)



でも、おいしいぞ。
うん、おいしい…




雑穀ご飯だけでもおいしい。
少し、お塩をふりかけて食べてみたら、
これまたおいしかった。

うん、これはいける!

と私は大いに気に入り、もぐもぐと、
つい食べ過ぎてしまった。
残りはおむすびにして冷凍にした。

というわけで、私は大いに、
「やずや発芽十六雑穀」が気に入った。
発芽十六雑穀やるな、と思ったので、
さっそく申し込もうと決意した。


てなわけで、やずや「発芽十六雑穀」の
試食模様でした。
なんだか、今日は、限りなくやずやの回し者みたいなこと
書いちゃいましたが、私は、やずやの回し者ではありません!
ただの、めずらしもの、新しもの好きな
一小市民ですです、あくまで。

やずやの発芽十六雑穀を食べてみた方
いらっしゃると思いますが、どうでしたか?
私は気に入りましたが…





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2007年01月21日(日) 道ばたで、とても頑張っているものたち

先日、「新春 こっこれはなんだ?その2」で、
この△の正式名称を聞いたら、





「PCメンテナンスアドバイザー」であり、
マジシャンでもある金本さんが、
あれは、「カラーコーン」という名称だと、
メールで教えてくれました。
金本さん、ありがとうっ。



「カラーコーン」ね、
了解しましたっ!



そして、その発売しているサイトも教えてくれて↓
「カラーコーン」
実態を知ることができた。


このページをみてみたら、
カラーコーン、意外にリーズナブル。
お手ごろ価格なのだ。
ひとつ290円だって。
色は、赤 、白 、黄 、青 、緑 、橙 あるらしい。



そして、このカラーコーンは、
「工事用保安用品 セフテック(株)の登録商標」
であることも分かった。
わかったから、どうってこともないが、
なんとなく、カラーコーンについて、
全体が分かったような気がして、
なんとなく嬉しくなってきた。


こんなふうに、
「カラーコーン」のことを少し知ったら、
ウォーキングしていて、いきなり、
カラーコーンたちが目につくようになった。

あらら、こんなとこにも、
あらら、こんなふうに使われているんだ…
などなど。



いままで気にしたこともなかったが、
気がついてみたら、見渡したみたら、
東京は、カラーコーンだらけだとわかった。
道路のあちこちでカラーコーンたちが
人知れず、頑張っていることがわかったのだ。 



《その1》

例えば、これなんて、
カラーコーンたちが、手をつないで、徒党を組み、

駐輪しちゃダメだもん、
そんなこと許さないもん、


などといって、断固として非常に頑張っている。






《その2》

そして、これは、この隙間に、

ゴミを捨てちゃだめだよ

といって、やや弱々しくはあるが立っている。
この隙間に、いつもゴミが
捨てられているのだが、それを阻止するべく
頑張っているのだ、1人で。






《その3》

また、これなんかも、

「進入禁止、駐車禁止」

などの、お知らせ看板をぶら下げて、
蹴飛ばされたりしながらも、
必死で、役割を果たしている、
断固とした態度がすがすがしい。






《その4》

工事現場でなんて、絶対に、
なくてはならないものである。

ここは危ないからね、回り道ね。

などと、危険から守ってくれる。
カラーコーンの働き口はいくらでもある。






《その5》

あと、こんな楽しいカラーコーンもあった。
明るい朗らかなカラーコーンだ。

カラーコーンもこれからは明るくなくちゃね

などと、訴えかけてくる。
どうやら、明るいカラーコーンになるための、
シールもあるようだ。
いいね、これからは明るくね。
選挙用のポスターを貼られるより、ずっといいしね。






《その6》

もちろん、幸せなカラーコーンばかりではない。
こんなになってしまったカラーコーンも多い。


ぼろぼろのカラーコーンも多く見かけた。
しかし、こんなふうに傷つきながらも、
役割を立派に果たしている、
見上げた立派なカラーコーンだ。






さて…だから、なんだ、
カラーコーンがどうした?
何を言いたいんだ、と言うと、



カラーコーンは偉大である!
と思ったのだ。


そして…



カラーコーンは、日本全国、
道路でも一般家庭でも、手軽に使われていて、
目につかないことがないほどあちこちに、
使われていて、その数は膨大だと思われる。



カラーコーンは、
隠れた「大大ヒット商品」
なのではないかと、
思ったのだ。




日本で、年間どのくらいの量が
使われるのだろう…などと思ったりね。
ものすごい量になることは確かだと思う。


カラーコーン…やるね。
使えるヤツだ。



私は、100点満点を上げることにした。
カラーコーンを見かけたら、
「100点満点だよ〜ん」と言って、
あげるつもりである。
別にカラーコーンたちは、
嬉しくないと思うが、気は心である。



てなわけで、今日は、最近気になった、
偉大なカラーコーンたちの話でした。






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2007年01月18日(木) 今ひとつ足りない、道ばたの親切

今日は、道ばたで出合った、
小さな親切?シリーズ(勝手にそう名付けた)
の第2回目の話です。
道ばたには、小さな親切?が
いっぱい落ちているのだ。



さて、まずは、こんな親切から。


ウォーキングをしていたら、
歩道の植え込みの植木の1本に、なにやら
小さなカードがぶら下がっているのが見えた。


「おやっ?なんの札だろう?」





近づいてみると…







「これは区のものです」
などと、書かれていた。



「これは区のものです」?
だから、何だ?
「だから何だ」ということまで、
ハッキリと書き示して欲しい。
でないと、気になる。



区のものだから、
エライのか、大切にしろというのか、
じゃ、区のものじゃない植木たちは、
大切にしなくていいのか…エラくないのか。
都のものならどうなんだ?
もっとも、どれが区のもので、
どれが区のものでないか、わからないが…
植木のエラさもよくわからないが…

などと…
ついどうでもいい、余計なことを考えてしまう。
だから、困る。
ハッキリ書き示してほしい。

たぶん、この辺りの人が、
何か、私などには、はかり知れないワケがあって、
親切心で、このような達筆で書いて
ぶら下げておいたのだと思う。


しかし、残念だが…
親切度50点というところだ。
あと、もうひとつ訴える何かが足りない。
ハッキリと意味がわからない謎が残る。
おしい親切であった。




さて、次はこれですかね。


歩道の掃除を自発的にしてくれるのは、
とても、ありがたい。



しかし…
しかし…







これでは、はっきりいって、
頼られている木が気の毒な気がする。



包帯を巻いている木に、
こんな風に、掃除用具類、
ほうき、ちりとり、ゴミ袋、枝切り…
取り付けていいものか?
しかも、なぜか傘まで…
雨の日の掃除用か?






うーん、
これは、いかんね。



もう少し、掃除道具の扱いを考えてほしい…
誰かが考えた上、やってるのだろうけど。


歩道の掃除をしてくるのは、嬉しいけど、
なんだかね…だね。
掃除用具は、木に巻き付けず、
どこかにしまうところを確保して欲しいね。
親切度45点…だな。




さて、次は、これね。

子どもが落としていった手袋…
こんなふうに駐車場前にぶら下がっていた。





これは、たぶんこれ以上しようがない
足りてる、親切ですね。
親切度100点
かわいい持ち主がみつかるといいね。




そうそう、なくしものと言えば…


実は、先日、
私もお気に入りのマフラーをなくしたのだ。
黄緑色のカシミアのマフラーだったので、
かなりショックで、どこでなくしたのか、
あれこれと考えてみた。
どこまで、あのマフラーをしていたか、
どこで、落とすかなくす可能性があるか…


そして、思い出した!


そうだ、ストレッチをした公園だ。
あの公園で暑くなったので、マフラーをとり、
そして、公園のどこかに置いたのだ。
そして、そのまま忘れたのだ!
(私は忘れ物名人なのだ)



そうだ、あの公園だ!


しかし、マフラーをなくしたのは前の日で、
マフラーがないことに気が付いたのは、次の日で、
探しに行ってみようと思ったのはその夜だったので、
もう捨てられているか、
誰かに持っていかれていると諦めていた。

しかし、一応行ってみようと、思い、
夜の公園に行ってみた。
公園はもう薄暗かったが、ゴミ箱の中を
棒でぐりぐりとかき回して調べてみたり、
ベンチを付近を一つ一つ確認してみたりした。


しかし、マフラーはなかった。


諦めて、帰ろうとして、最後に、
公園の乗り物や遊ぶところを見回ってみると、
これが目に飛び込んできた。 





あっ、マフラーだっ



こんなふうに、置かれてあったのだ、
私のカシミヤのマフラーが…



誰かが、親切にかけてくれたのだ。
うっ、嬉しい…、ありがたい!
よかった、よかった、うふふ。

私は、周りに誰もいないことを確認して、
マフラーをはずして持ち帰った。
さっそく、クリーニングに出して、
今はまた使っている。

ありがたい、この親切は…
110点あげちゃうぞ。



そんなわけで、今ひとつ足りない親切と、
ありがたい親切でした。





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2007年01月17日(水) この騒ぎはなんだ?何があるのか…

今日は、新宿に買い物があったので、
ウォーキングは新宿にした。
いつものコースを新宿に向かって元気に歩く。


てくてく…


すると…突然、
トイレに行きたくなってしまった。
家を出る前に水をたくさん飲んだの効いてきたらしい
しまったね。


でも大丈夫。


いつもトイレを借りる場所が近い。
私は、大急ぎでその場所に向かった。


このコースの時には、いつも
「厚生年金会館」地下のトイレと決めている。
そこで、いつものように、
厚生年金会館に向かうと…




ややっ、なんだ!

すごくいっぱい
おばさんたちがいるぞ!

(正式に言うと、おばさん中心に女性たち)






どうやら、今日は、厚生年金ホールで
何かやるらしい…
(厚生年金会館にはコンサートなどが
 できる立派なホールがある。)

ひとまず、私は、そのおばさんたちを
かき分けて、いつもの地下のトイレに向かった。
そして、さっぱりして落ち着くと、

「今日はいったい何があるんだ?」

と、気になってきた。


よし、誰かに聞いてみよう。


そう思ってきょろきょろしたが、
おばさんたちは、目の色をかえて、
右往左往している。
なんだか、場所取りに一生懸命なようで、
ホールの入り口辺りで大騒ぎしていた。

とりあえず、混じってみることにした。
私は、ものすごく自然にそのおばさんたちの、
輪の中に入り、その大騒ぎの中で
何が起こっているのか、観察することにした。

しかし、入ってみたのはいいが、
何がなにやらわからなかったので、
その輪の中で突っ立っていると、
1人のおばさんが、突然、私に話しかけてきた。

「ねぇ、まだ会場の中には入れないのかしらね?」

私は困ったが、会場内を振り返って見てみると、
まだらしかったので、





「まだのようですね、ところで…
 今日はいったい、誰が来るんですか?」


などと、まぬけなことを聞いてみると、
そのおばさんは、
「あら、この人、知らなかったんだわ」
という顔をして、


「イ・ビョンホン様よっ。今日は
 映画の試写会で、
 本人が挨拶にくるのよ」



と教えてくれた。

おおっ、イ・ビョンホン様か…
(私は、リ・シュオン様の方がいいが)


どうやら、今日は、このホールに、
あの韓国人気俳優のイ・ビョンホン様が来るらしい。
そして、このおばさんたちは、ホールの入り口で、
イ・ビョンホン様が来るのを、いまかいまかと、
待ち受けているのだとわかった。
誰かが「入り口から来るらしい」とか言ったらしく、
いっせいに入り口に並び始めたということだった。
そのために、いい場所確保をしているというわけだ。


なるほどね…


ともかくおばさんたちは、カメラを手に持ち、
必死でいい場所を確保しようとしていた。
そして、ついに、会場の前の通路にも並び始めた。






すると、会場整理の人が何人か出てきて、


「ここは通路ですから、ふさがないでくださいっ!
 開けてください〜!
 こうして大騒ぎになっている入り口からは
 入ってこないと思いますから、
 ここで場所取りをしても、無駄だと思いますよぉ!」



などと叫んでいる。
すると、1人のおばさんがその整理の人に


「それは、絶対に、本当なのねっ?」


と、詰め寄っていた。
会場整理担当の人は、答えに窮して、

「…と、思います……」

と答えていた。


しかし、どちらにしても、
「ここを開けてください〜」などという、
そんな声は、イ・ビョンホン様命の
おばさんたちには届かない。

ホールに入る前のイ・ビョンホン様見たさに、
いい場所確保に余念がない。
みな、聞き耳を持ってないようだ。


「チケットを持っている方は、こちらの方に、
 お並びください。開場は5時30分です。
 今日はチケットが完売してますので、
 ない方は、入ることができません〜」



などと、さらに会場整理の人たちが叫んでいるが、
こちらの方に並ぼうとする人は、いなかった。
時計を見ると、4時30分である。
開場まであと1時間ある。

もし、イ・ビョンホン様が会場入りするとしたら、
何時くらいにくるのだろう。
こんなにみんなが騒いでいるところをみると、
もう間もなくなのか…


一瞬、あの端正な顔を
見てもいいかな、と思ったけど、
入ってくるところを、ちらっと見てもな、
2人で話でもできるなら別だけど…
と思い、諦めた。
しかも、入り口から入ってくるかどうか
わからないしね。 


そんなわけで、私は会場を後にした。
おばさんたちは、まだぞくぞくと集まってきていた。
しかも、みんな小走りで会場にやってきていた。
とても元気でイキイキとしているように見えた。



まだまだ韓国俳優は人気があるようだ。
帰ってきてから、調べてみたら、
「夏物語」という映画で、
かつての初恋の女性を探す映画で
あるらしいことがわかった。
ちょっと面白そうだ、見に行っても
いいかな、などと思ったのだった。


今日は、イ・ビョンホン様騒動でした。





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2007年01月16日(火) どうかと思うな…この看板たち

いつものコースを元気に歩きながら、
ふと脇道にそれて、小さな道に入ったりすると、
そこで、とんでもないものを見つけたりする。

これが、なかなか楽しいのだけれど、
時々、どんなつもりなのかしらん…などと
思うものにも出合う。

今日は、そんな中から、

ややっ、これは、あやしい!
どうかと思うな…


と思った看板を紹介します。



まずは、これですかね。


マッサージや整体をやってくれる店の看板ね。
どうですか、このイラスト。




 

「健康美人」 

って言われてもな…




よーく見ると、首の骨らしき辺りで、
2匹のイノシシらしきものまで、走り回っている。
今年はイノシシ年だけど、健康美人と関係あるのか。
ともかく、この店の
2007年「健康美人」の看板である。



店がどうなっているかのぞいてみたら、
私がチェックした時には、
誰もお客さんがいないようだった。
この店の、「健康美人」がどんな人なのか、
怖いが見てみたい気がした。



さて、次はこれである。
とある喫茶店の看板ね。







不気味である。


体の柔らかい悪魔のような男の子が
逆立ちのような格好をし、その上に、
ネコがのり、フォークで、今まさに、
スパゲティを食べようとしている。
やけに、スパゲティはオレンジ色だ。



男の子の足の裏には、
「ニャポリタン」と書いてある。
手もなんだか人間の手ではないようだ。

いったい、この男の子は何者なのか…
このネコと、どういう関係なのか…
ニャポリタンと何か関係あるのか…

近づいてみると…





もっと、不気味であった…


これでおすすめと言われても、
ニャポリタン…食べたくないな。
ニャンと720円って言われてもなぁ…



こんなものを、
どこで見つけてきたのか。
どんな意味があるのか…

この店を外からのぞいてみたら、
クラッシック(つまり古い)で、薄暗く、
店内にもあやしい飾りものが置いてある、
別世界の雰囲気を醸し出している喫茶店だった。

お客さんは、男性が3人ほど入っていた。
ニャポリタンを食べているのか…
店主は、どうやら男性らしかった。


入ってみようかと思ったが…

「こんニャちわ〜」だの、
「いニャっしゃい〜」だの、
「ニャポリタンいかがですか〜」


などと言われたら、落ち着かないので、
やめることにした。

入るには…相当な、
勇気が要りそうな店である。



さて、最後は、
あやしい看板ではないが、これね。






そうそう、「防衛庁→防衛省」になった、
市ヶ谷にある防衛省の看板である。
先日、「省」になったとき、
TVでこの看板がよく写っていたし、
この前で、リポーター達が、インタビューやら、
ニュースを伝えていた。


でもね、この看板、
ニセモノなんだって。



あのね、本物はまだできてなくて、
これは、仮の看板らしいです。
本物はまだできてなくて、今制作中なんだって。
看板前にいた自衛隊員が教えてくれた。
みんなこの看板の前で記念撮影なんてしてたけどね。
実は、ニセモノ。



そう教わったので、近くによって
触ってみたり、つんつんと叩いてみたら、
確かに、安っぽい感じのつくりになっていた。





本物の看板が出来上がってくるのは、先らしい。
どうやら、本当の「省」になるまで、
まだまだ時間がかかるようである。




てなわけで、今日は、ちょっとあやしげな
看板たちでした。




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2007年01月15日(月) おやっ、こんなこともあるのね…道ばたの小さな親切 

ウォーキングをしていると
「本当にいろいろなものを見つける」
って、いつも言ってるけど、
ホントにいろんなことに出合うのだ。

今日は、そんないろんなことから、
道ばたの小さな親切?について書きますね。



まずはこれね。





中くらいの道路の歩道に、こんなふうに、
ガーデニング&菜園している人がいるのだ。
私は「歩道ガーデニング」と言っている。
写真手前の方にある、小さな温室みたいのまで
作っていることもある。

歩くのにちょっと邪魔だが、
東京は、庭がなかったり、狭かったり、
あっても日当たりがよくなかったりするので、
こんなふうに歩道ガーデニングしちゃう人たちがいるのだ。
私は楽しませてもらっているので好きだけど。


でも、この歩道ガーデニングは、
ただの邪魔な歩道ガーデニングではない。 

ほら、こんなふうに、採れたものを
みんなに分けてくれているのだ。








今回は、たくさんなった「唐ガラシ」である。
しかも袋まであるという。
こんなふうにいっぱいに唐ガラシがなっている。





私もせっかくなので、5つばかりもらってきた。
ありがたい。ごちそうさま。
さっそく使ってみるつもりである。
こんな歩道ガーデニングで、よく
こんなにたくさんなったものだと感心する。


しかし…さらに、
この歩道ガーデニングには、
驚くべきものが育っていた。
これである。







たぶん、キャベツだと思う。
花のように見えるけど…。
まいったね…
普通のキャベツのように丸まらなかったのだと思う。



小さなプランターでよくここまで、育ってきたと思う。
きっと、うんと栄養をもらって大切にされてきたのだ。
だから、キャベツも、それに応えて、そして、
こんなふうにとても元気に育ってしまったのだ。
イキイキしているもんね。
ともかく…見事なキャベツであった。


やるな、
歩道ガーデニングキャベツ
私はそう思ったのだった。





さて、次はこれである。


「おやっ、あれは何だろう。道ばたに、
 何か置いてあるぞ」
駐車場の前の歩道に何か置いてある。







私は、こういうものにめざといのだ。
大急ぎで近寄り、じっと見てみた。



すると…






「ご自由にお持ちください」 
などと書いてある。

もう商品はほとんどなくなっていたが、
どうやら、電気製品やら、衣料品などが置いて
あって、好きに持っていってよかったらしい。
例えば、センサーライトなどもあったらしい。

どんなものたちが置かれていたのか見てみたかったが、
残念ながら、商品はほとんどなくなっていた。


誰が、こんな親切なことをしているのか?
こんな太っ腹なことを…
きょろきょろしてみたが、
周りには誰もいなかった。



ふーむ…

こんなことをしてもいいのだな、道ばたで。
親切というより、
いらないもの処分と言えなくもない…



しかし、ここは親切と考えたい。
ともかく残っているものを観察してみることにした。
よぉーく、見てみたら、

あのね、ほらこれ、
少しばっちくなった袋に入ったポプリね。
しかも100円ショップのポプリ。





「これは、どうなるかな?
 もらい手、つくかな?」 
ちょっと、心配になった。



帰りに、再びこの道を通ったら、
まだ、このポプリはちゃんと残っていた。

もちろん、私もいらなかったので、
知らんぷりして帰ってきた。
もらい手あったかなぁ…ポプリ。



今日は、道ばたの小さな親切?でした。





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2007年01月14日(日) 「太郎」はいなくなった…

今日は、以前紹介したことのある犬さんのお話である。
詳しくはこちらを見てくださいね→「雨の散歩もまた楽し」
(記事は下の方に書いてあります)


この犬さんの名前を勝手に「太郎」と名付けて、
この路地を通るたびに
「こんにちは、元気してる?」
と挨拶して、なでなでしていた。
(これは昨年6月の写真)





しかし「こんにちは」をするたびに、
どんどん弱ってきているのがわかっていた。



10月に入ると、こんな感じになっていた。
とてもふらふらとしていて、
「太郎、太郎」などと仮の名前を呼んでも、
振り返るのもやっとという感じだった。





あらら…

だいぶ弱ってきたね、
「太郎、大丈夫?」
と心配になってきていた。




そして12月。


この路地を通ると、こんなふうになっていた。





「ああ、太郎は逝ってしまったね…」

と私は察した。




そして、1月。


また、この路地を通ると、
お正月用の花が飾ってあり、太郎用の水入れに、
水もちゃんと入れて置いてあった。





「ああ、本当に逝ってしまったんだわ…」
そう、思って花を見ていると…



偶然、このお宅から
年配のおばさんができてたのだ。
私はどうしても太郎のことが聞きたかったので、
おばさんに話しかけた。



「あの〜、ここにいつもいた犬さん、
 亡くなっちゃんたんですか?」
「ええ、11月28日に」
「ああ、そうだったんですか…いつもお花が飾って
 あるので、いなくなったんだなぁと思って…」
「主人が、毎朝あげているんですよ。」



太郎は、11月28日に、
逝ってしまったのだ。



「何歳だったんですか?」
「17歳だったんですよ、もうおじいちゃん犬でね。
 大分弱っていたので、亡くなる2日前に
 玄関の方に入れて、温かい敷物をしいて、
 体を温めたりしてマッサージしたりしたんですが、
 だんだん体温が低くなって。
 最後は、みんなの顔を見て、静かに息を
 引き取ったんですよ。」


苦しまずに、みんなに看取られて
逝ったらしい…よかった…



「そうだったんですか…
 いつも写真を撮っていたんです、かわいいので。
 ところでなんて言う名前だったんですか?」
「チャーリーです」
「ああ、チャーリーだったんですか…」


私はいつも「太郎」と呼んでいたが、実は、
チャーリーという名前であることがわかった。
「チャーリー」だったのか…そっかぁ。
ちょっと思った名前とは違っていた。


チャーリーは雑種で、もらってきたときには、
とても小さな犬だったと言う。
そして、散歩が大好きだったと言う。 

「とってもかわいくて。人なつこくて…」
「片方の足の白いのがかわいかったですよね」
「ええ、それがトレードマークで、みんなから
 可愛がられたんですよ」

 
そして、おばさんは最後に

「いなくなってみると…寂しくてね。
 いまとなってみると、こんな狭いところに
 よく17年間もいてくれたなぁと思うと、
 いじらしくなってきてしまうんです…」 

そう言って、涙を浮かべた。



確かに、この路地は狭くて、
チャーリーがつながれている場所も
本当に狭い場所である。
恐らくチャーリーの動ける範囲は、
1メートル四方くらいのものだと思う。
この範囲の中でチャーリーは、17年間暮らし、
そして、毎日の散歩を楽しみにしていたのだ。


毎日、ここでチャーリーは
何を見ていたのだろうな…
と思わずにおれなかった。

しかし…
チャーリーはみんなに愛されていたのだ。
きっと、みんなに
いっぱい声をかけてもらったに違いない。
そして、多くの人に愛嬌を振りまいて、
多くの人をなごませてきたのだと思う。

「チャーリー、ご苦労さまでした」
と私は思った。



私は、おばさんに教えてもらったお礼を
言って、この場を離れた。

そして、
「いまごろ、天国で遊んでいるかな。
 チャーリー元気でね」
と心の中で語りかけたのだった。





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2007年01月11日(木) 新春 こっこれはなんだ?その2

さて、昨日から、引き続き、
これはなんだ?その2です。


そう、私はこれを見て、思わず…

「あららぁ、いいのぉ、
 こんなことして?気の毒だよぉ…」



と思ったのだった。
何かって言うと、これ。





そう、赤い△(これって正式名称はなんて言うんですかね?)
に、議員さんのポスターが貼ってあるのだ。
無理にぐるりと巻き付けてね。

どんな場所にあるかと言うと、
角の駐車場で、こんな場所ね。





元衆議院議員の柿沢さんなんて、
下の方に印刷されているから、蹴飛ばされると思う。
現に、足跡が付いてたもん。
足で動かしたりするからね。

あと、犬や猫さんが
おしっこしちゃっていくかもしれない。

△もポスターも気の毒である。
本来の役目から、かけ離れてしまっているような、
居心地の悪さを感じているに違いない。


こんなものにまで貼っていいのか…
こんなものにまで貼って効果があるのか。



ぐるりと回ってみないと、名前も所属もわからないのに。
誰が貼ったのか…
「これは、目立つ!」などと思ったのか?
ポスターが余ってしまったのか?

もっとも、私のようなモノ好きがいて、
こうして、
「あらら…柿沢さんがこんなところに。
 気の毒に…」
などと、思っているのだから、
何らかの効果があるかもしれないが…
しかし、私はただただ、
気の毒に思っただけであった。


ともかく…
なんとなく変だった。



そして、このような△には貼らない方が
いいのではないかと思った。

「貼った人、違うところに張り直しなさい。
 ちゃんと役割にあったところに」


私は心の中で注意した。



さて、次はこれである。


そう、万歳をしているような、
切り株である。
私は勝手に「万歳切り株」と
名前をつけてあげた。







さて、この万歳切り株は、
ただの万歳切り株ではない。
これは、コンクリートで造られている
万歳切り株なのである。
ものすごくがっつりとした造りである。
これが2つほど並んでいる。
ぶつかったら痛いと思う。
夜は気をつけねばならない。



どんなところで万歳しているかというと、
集合住宅の脇の道の自転車置き場の前ね。
こんなところにあるのである。





うーむ…

何のためにあるのか。
誰がこれを設置しようと考えたのか? 
何のために?



なんだか妙に邪魔に思えるのは、私だけか?
危なくないのか?
車が入らないようにするためか?
自転車などを徐行運転させるためか?
だとしたら、何も万歳切り株のような
大げさなものにしなくてもいいと思うが。


「やっぱり、ここには、万歳切り株が
 どうしても、必要だよね」
などと提案した人がいるに違いない。



誰だろう…
そんな提案をした人は。



しかし、
誰も、こんな疑問には答えてはくれず、
この集団住宅に住んでいる方々は、
万歳切り株のことなど、疑問にも思わず、
この切り株たちの間を自転車ですいすいと
通りぬけていくのだった。


なるほど…


もう、この切り株たちは、
この場所にすっかりなじんでいるのだ。
疑問に思ったりするほうがおかしいのだ。

そして、この切り株達は、
なんとなく楽しそうに見えるので、
これはこれでいいのだと思った。

きっと私などが思いもつかない、
何か大事な大きな役目があるのだ。
もしかしたら、夜になると、
踊り出すのかもしれないし。

「頑張れよ、万歳切り株たち」

と声をかけて、ぽんぽんと肩をたたいてから、
私は、帰ってきたのでした。


新春にみつけた、これはなんだっ!と
思ったものたちでした。
道ばたには、いろんなものがあるんですね。
今年も大いに楽しめそうです。





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2007年01月10日(水) 新春 こっこれはなんだ?その1

ウォーキングをしていると、
新春だっていろんなものを見つける。

私は、3日からウォーキングを始めたが、
さっそく、「なっ、なんだこれは…」
を見つけてしまった。



これである。


大通りの歩道にでーんと出ている
このばっちい、やや邪魔な箱である。
お料理屋さんの前にさりげなく、
しかしみすぼったらしく置いてある。






「新春、なんだこれはっ!だな」
そこで、じっくり
観察してみることにした。



近寄ってみると、ばっちさがよくわかる。
お料理屋さんの前にこんなばっちいものが
置いてあっていいのか?
ほら、こんな箱ね。





私は、この箱をぐるりと回って観察してみた。
しかし、どう観察してみてもただの
ばっちい箱である以上には見えなかった。


「何だろう……気になる」


再び、ぐるりとして、よーく見ると、
なんと、脇の方に外れそうな板がある。


「ふむ…
 足でつんつんすれば、
 簡単に外れそうだな…」



と、気がついた。
しかし、それはまずいのではないか。
いくら道ばたにあるばっちい箱でも…

しかし、こんなふうに道ばたに置かれちゃ気になる。
つんつんしてみるべきか、それはまずいか…
私は、このばっちい箱の前で、
しばし熟考し葛藤した。


そして決断した。

思い切って、つんつんしてみよう。
後で、ちゃんと元通りにしておけば
大丈夫だ。うん。



そこで、人通りが少なくなり、
誰も見ていない瞬間をさりげなく
ぶらぶらとして待った。

そして、その大丈夫な瞬間は来た。
私は、うーんとさりげなく、
脇の外れそうな板を足で、
つんつんしてどけてみた。



つんつん…


すると、ぽそっと外れた。 


ひぇ〜
外れちゃったよぉ〜
どきどき…




あわてて周りを確認すると
大丈夫!誰もいない。
私は、その外れた板を箱の上に
さりげなく乗せた。
その方が、足元に転がっているより、
自然な気がして…



そして、ついに、
私は見たのだ。
この箱の中身を… 


それはとってもとっても
意外なものだった。




あのね、これ…
わかりますか?








そう、ヘルメット。


ヘルメットが一つポツンと入っていたのだ。
この道ばたにある、ばっちい箱は、
なんと「ヘルメット入れ」だったのである。



全く思いがけないものであった。
すっかり意表をつかれた…
「ヘルメット入れ」とは、大胆である。

しかし…
なぜ、道ばたのこのばっちい箱に
ヘルメットをしまっておく必要があるのか…
このヘルメットは何か意味があるのか…
このヘルメットは実際に使われているのか…

この店に食べに来たライダーたちが、
ヘルメットをこの中に入れて食事でもするのか。
でも、触りたくないようなばっちさだから、
私がライダーなら、入れないな…


うーむ…


どう考えても謎である。
謎なばっちい「ヘルメット入れ」であった。
しかし、これ以上のことはわからなかった。
ともかく「道ばたにあるヘルメット入れ」
であることだけははっきりとした。

(少なくても私が確認した時点では)


私は板を、元のところに置きなおし、
この場を離れた。

しかし、こんな大通りの歩道に
「ヘルメット入れ」をつくっちゃいけないと
しみじみ思ったのだった。
気になるからね。



さて、再び歩き始めると、
またまた見つけてしまったのである。


「あららぁ、いいのぉ、
 こんなことして?気の毒だよぉ…」



そう思うものであった。
全く気の毒だと思ったのだ。

この続きは明日書きますね。





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2007年01月09日(火) 「初ビックリ」することができたか?

さて、昨日からの続きです。


「新年大特売!!ビックリ価格です」


なんて、貼ってあっちゃ、どうしたって
行ってこの目で、何がビックリなのか、
ちゃんと確認してみなければおさまらない。


「ひぇ〜〜!!
 ホントだ、ビックリ!!」
などと、新春初ビックリ…してみたいし。



そんなわけで、4日の午後から
ウォーキングしがてら、うんと張り切って、
ビックリする覚悟で出かけた。



てくてく


そして、ついにこの店に着いた。
確かにいつもよりお客さんがいるようだ。
これは期待できそうだ。


どれどれ、どんなビックリ価格か?
わくわく



近づいてみると、店頭はこんな感じで、
新鮮な野菜ものであふれていた。





ふんふん、
今日はお野菜がいっぱいあるのね、
しかも、安くなっているのね。
でも、店内はどうなっているかな?

しかし、店内は、いつもと変わった様子もなく、
どうやら、店内にビックリ価格はなく、
今日のビックリ価格は、この野菜たちが
主役であるらしいことがわかった。


「あ、そう…今日のビックリ価格は
 この野菜たちなのね、ふぅーん」



そう思ったが、もしかしたら、
もっと何か違うビックリ価格が
あるかもしれないと思い、
売場のおにいさんに声をかけた。


「ビックリ価格って、このお野菜たち?」


すると、おにいさんはこう答えた。


「そうですよぉ、もう赤字覚悟なんです、
 今日は、初売りだから、赤字覚悟!
 安いでしょ?ビックリでしょ?」




しかし…



そう言われても、比較するものがなかったので、
「ホントだ、ビックリ!」とは素直に言えなかった。
他がいくらで売っているのか、わからないし…
悪いと思ったが、おにいさんの答えに
頷かないでしまった。

そこで、この近くにあるスーパーマーケットで
野菜たちの価格を調べてみることにした。




すると…

       ビックリ価格  他の店
キャベツ    69円   (128円)
大根      69円   (158円)
ピーマン    50円   (128円)
ぽっくり南瓜 120円   (230円)
ゴボウ     69円   (128円)
なす      98円   (198円)
きゅうり   120円   (198円)

 
などなどであることがわかった。
(もっといろいろ安かった)






ほぉ〜確かに、
ビックリ価格の勝ち!
ここで、私は初めて、
ビックリすることにした。




ビックリ!! 



ちゃんと認めてあげないとね。
赤字覚悟の初売りの頑張りを…
そして、この店の頑張りに応えるために、
お野菜たちを買うことにした。
ブロッコリー、ジャガイモ、
ニンニクの芽、ピーマン、ね。
しめて315円。





そんなわけで、
私はビックリ価格で野菜を購入し、満足し、
その野菜たちをぶらぶらと下げながら、
ウォーキングを続けることにした。



てくてく



すると、帰り道で、こんな光景を見つけた。
ハトが、公園のアーチ型の門に止まっていた。





「ああ、今年も平和だね…、
 よかった、よかった」



そう思いつつ、再びウォーキングを続けると、


今度は、こんなものを見つけた。
お飾り自転車3台である。
ちゃんと、お正月飾りがついて、
誇らしげだった。








このところ、気の毒な自転車ばかりを
見てきたので、何だか、ちょっと嬉しかった。

「よかったね、飾ってもらって。
今年も、頑張ろうね」


と私は、自転車に声をかけたのでした。


なんだか、今年はいいことがありそうです。
たくさんのビックリにも合えそうです。
楽しみながら、ウォーキングを今年も続けるぞ!
と心にかたく誓ったのでした。





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2007年01月08日(月) 今年はどうかな?運だめししてみた。

みなさま、
よき年、お迎えになられたでしょうか?
のんびりとしたお正月過ごされましたか?

今年もぼちぼち、楽しく、驚きながらいきたいと
思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。<(_ _)>




さて、今日は、お正月にあった話などです。


まずは、くじ引きの話から。

わが家で、新年会をやることになっていたので、
手伝ってくれることになっていた友人と一緒に
スーパーマーケットに買い出しに出かけた。
すると、この日は、1000円以上買うと、
「空くじなし」のくじ引きが
もれなく1回できるということがわかった。


1等「和牛霜降り肉1キログラム」
2等「カニなべセット」
3等「お米10キロ」
その他、等がつかないけれど、
空くじなしなので、洗剤やら、
ワインやら、野菜やら、
いろんな商品が並んでいた。



これは、やってみねばなるまい。
今年の運だめしにちょうどいい。
何だか、当たりそうな気がするし、
だって「空くじなし」だからね。

「おっいいね、いいね」
と、2人とも相当やる気になってきた。
そんなわけで、このスーパーマーケットで、
なんとか2000円以上を買い、
友人と2人でその金額を分け合って、
1回ずつくじを引いてみることにした。
箱から、二つに折られ、ホチキスで
留められた手作り三角くじを引くのだ。



わくわく

くじ引き、運だめし。

今年はどうかな?




三角くじをジッと見つめて、
私を呼んでいそうな三角くじを探した。
すると、その中に、なんとなくキラリと
光ったような三角くじを発見した。


これだね…


私は自信を持って、その三角くじを引いた。
友人はその後で、無造作に三角くじを引いた。 


そして、2人で、ふっふなどと
言いながら開けてみた。



どれどれ…


すると…
なんと…




「ポケットティッシュ」



が〜ん。
空くじなしって言っても、
ポケットティッシュじゃねぇ…
箱の中のキラリは意味はなかったらしい。
ちっ。

友人は、気の毒そうに私を見た。
これが今年一番に当たったポケットティッシュ





しかし、ただのポケットティッシュではない。
お正月だからね。
コカコーラのオマケの携帯画面拭きが付いているのだ。
ほら、これだ。
ほぼ実物大。
(後ろが携帯画面拭きになっている。
 あまり、キレイに拭けなかった…)





毎年のことながら、本当にくじには弱い。
まともに当たったことがない。
今年もどうやらそうらしい…


さて、友人も三角くじを開けた。



なになに?


「麺セット」



なんと、
友人は麺セットを当てたのだ。
ポケットティッシュよりは、うんといい。
友人は、満足げに麺セットを受けとった。
それが、これね。





がっくりして、友人に

「ああ、今年もくじは当たらないなぁ…。
 本当に弱いんだから…」


などと、話をしていると、
私たちの隣にいて、油が当たったおばさんが、
話しかけてきて、こう教えてくれた。


「でもね、くじが当たらないってことは、
 他の何か悪いことも当たらないってことだから、
 今年も安泰ってことなのよ」



それを聞いて、

「そっか!霜降り肉も当たらないけど、
 他の悪いことも当たらないんだ、
 そっか、安泰かぁ…」


などと、妙に嬉しくなってしまった。
友人はそれを聞いて、
「麺セットくらいなら、大丈夫だもん」と言った。

どうやら、私は、今年も安泰らしい、ふふん。
ああよかった、ポケットティッシュで。
そう思っても少し悔しかったので、
ポケットティッシュをそそくさとポケットにしまった。
今年の運だめしは、これにて終了した。



さて、次はお正月売り出しの話である。

ウォーキングの最中に、
こんな手書きPOPを見つけた。





店の窓に何枚か、貼り付けてある。

この店は、小さな食料品屋で、
自称100円ショップと言っているが、店の中は、
100円以上のものも、以下のものもいっぱいあって、
正真正銘の100円ショップではない。
いつも、買うときには、値段を
確認せねばならない油断出来ない、
100円ショップなのである。

しかも、個人経営で、
チェーンストア化されている店ではないので、
新聞にお正月売り出しのチラシなどを
入れられるような店ではない。
なので、こうして店の窓に貼り付けているのだ。

しかし、この店は小さいながら、
近所の大手99円ショップや、ホンモノの
100円ショップに対抗している店なのである。
つまり、頑張っている店なのである。


おおっ、どうやら1月4日は、
「ビックリ価格」で何かやるらしい。
これは、なんとしても来てみなくちゃね。



何がビックリ価格なのか…
楽しみである。



そこで、4日、
私はこの店に行って見ることにした。
この続きは明日書きますね。





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