2006年12月28日(木) |
あやしい募金、正しい募金 |
《お知らせ》
ぼちぼち日記は、1月8日までお休みします。 来年もまた、元気にぼちぼち行きますので、 どうぞ、よろしくお願いいたします。
よき年、楽しい年、豊かな年、そして、 こころあたたかな年をお迎えくださいませ。 今年一年、どうもありがとうございました! <(_ _)>
さて、今日は、募金活動などについての話です。
暮れになり、新宿の街を歩いていると、 「あの〜ちょっと…」 などと、声をかけられることが多くなってくる。
どこが母体かわからない募金活動や、 手相占いさせてくれだの、ちょっと話を聞いてください、 だの、そんな人たちが街にあふれているのだ。 特に、新宿通りには多くなる。
先日、いつものようにウォーキングをしながら、 ついでに買い物をしに、新宿の街に出ると、 こう、声をかけられた。
「あの〜、新潟地震の募金をしています。 もしよかったら、募金お願いします」
と、年齢不詳の女性に声をかけられた。 みると、手作りふうの募金箱をぶら下げて、 私の目の前に立っていた。
私は、彼女をじっと見た。
彼女も私を見た。
2人で見つめ合ったが、私の結論は、 あやしい…以外なにものでもなかった。
そこで、彼女に聞いた。
「ねぇ、この募金はどこに寄付されるの?」 「新潟地震の被害者の方々です」 「どこが母体になってやってるの?」 「新潟地震の被害者を救う会です」 「どこにあるの?」 「本部は新潟です」 「新潟のどこ?」 「えっと…詳しい地名までは… わらないのですが…新潟だと思います」
「え、知らないの?本部の場所を?これって、 ホントに募金なの?あなたへの募金じゃないの?」 (宗教ってこともあるしね) 「………」
そう言うと、彼女は、すっと私から 離れて行ってしまった。
あらら… もう少し聞きたかったのな。 どうやら図星だったか…
実は、新宿ではしばらく前に、ニセ募金騒動があって、 どんな団体がやっていて、その募金がどう使われているか、 不明なので問題になり、新宿駅近辺での 募金活動はいっさい許可されなくなったのだ。 私は、そのことを覚えていたのだ。 よかった、無駄な募金をせずにすんだ。
そしてまた、違う日、 伊勢丹の前で、これまた年齢不詳の女性に、 こんなふうに話しかけられた。
「あの〜、あなたはとてもいい顔を してますが、お話聞かせてもらえませんか?」
実は私はその時、大きなマスクをしていた。 ノロウィルス対策でね。
マスクをしているのに、 なぜいい顔だってわかるのか? 私は、立ち止まって
「マスクをしているの、どうしてわかるの?」
と聞いてみた。
すると、
「わかるんです、雰囲気で…」
だって。
こらこら…と呆れたが、 さらにこう聞いてみた。
「雰囲気でわかるの…すごいね」 「ええ、私は人相学をやっているのでわかるのです。 あの、とてもいい相にお見受けするんですが、 手相も見させて頂けませんか?」
ああ、手相見かぁ、そして、 こうやって、人をなんとなくいい気にさせて、 占いまがいのことを話して、最後には、 だけどここが悪いだの、これからもっとよくするには、 印鑑かツボか首飾りが必要だ、などと、 売りつけてくるのである。
そんなことは、 お見通しだっ!
それに、マスクしていてもいい顔をしていて、 その上、人相もいいなら、 それでもう私は十分である。 手相まで見せる必要は全くない。
「いい人相だって言ってもらったから、もういいわ」 と去ろうすると、私の腕をつかんで、
「でも、手相をみたら、もっと何か…、 わかるかもしれません。」
などと言う。
何かなんて、わからなくてもいいもん。 印鑑もツボも首飾りもいらないもん。
「いいえ、もう十分だわ、どうもありがとう」 と彼女にお礼を言って振り切って去ってきた。 本当は、何を売りつけたかったのか、 ちょっと知りたかったけど、 時間がなかったので、この日は、あきらめた。 いずれ機会があったら、話を聞いてみよう。
でも、正しい募金活動もある。 救世軍の「社会鍋」募金である。
「社会鍋」募金は、イギリスに本部を置き、 国際的なキリスト教(プロテスタント)の団体、 救世軍というところが主催していて、 毎年、12月に募金活動をするのだ。 どうやら、この募金は、国内外の被災者や、路上生活者、 病院や施設の救援活動に使われているらしい。 詳しくは→「救世軍」をどうぞ。
で、今年も小田急百店前で見かけたので、 私は、いつものように募金箱に100円を入れた。 救世軍の制服を着て、ラッパを吹き、歌を歌い、 こんな風に立ってます。
募金を入れながら、ちょっと話を聞いてみた。
「ご苦労様です、今年はどうですか?」
すると、募金活動をしていた女性が 気さくにいろいろと話してくれた。
「昨年は2000万円弱集まったのですが、 今年はどうなるか…ちょっとむずかしい 感じがしますね」 (ちなみに昨年の募金は19602199円) 「不景気なんでしょうか?」 「ええ、なんとなく、そんな感じがします。 それに、新宿駅近辺では募金活動が禁止に なったので、ここでするようになりましが、 駅の前よりは、人通りも少ない気がして…」
「なるほど…」 「でも、社会鍋募金は、もう97年もやってますから、 おなじみさんもたくさんいるんです。 毎年、社会鍋にだけは募金するという人や わざわざ届けに来てくれる方や、 毎年、封筒に30万円くらい入れて募金して くださる方もいて…それに、1万円札を気軽に 入れてくれる方もいて…嬉しいことです。」
でも、今年はなんとなく、 少ない感じがしているらしい… その話を聞いて、私は1万円ではなく、 もう100円入れた。 気は心である。
私が話を聞いている間も、募金する人は 絶えなかった。歴史があるからね。
「たくさん集まるといいですね」
話を聞けたお礼と、挨拶をしてこの場を後にした。 でも、社会鍋募金、今年はどのくらい集まるんだろう… 後でちゃんと調べてみよう、と思った。
まっ、そんなわけで、あやしい募金活動には騙されず、 正しい募金をしたのでした。 今年の募金はこれでもう終わり。 また、来年ね。
それでは、みなさま、 よき年をお迎えくださいませ。 また来年お会いしましょう。
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2006年12月27日(水) |
自転車の受難、いかんね、こんなことしちゃ。 |
この頃、自転車がかわいそうなのである。 全く、気の毒なのである。
私は、はっきり言って怒っている。 そして、大きな声で言いたい。
「もっと自転車を大事にしようっ」
だってね、気の毒すぎ…
きっと、今日の写真を見たら、 みなさまも、そう思ってくれると思います。(たぶん) 今日は、そんなとっても気の毒な 自転車たちの話&写真です。
まず、この写真ね、 大きな通りに、何台もの自転車が こんなふうに無惨に捨てられている。
20台くらいは、通り沿いに捨てられていると思う。 私はひそかに「自転車の墓場通り」と呼んでいる。
(後ろのバイクも捨てられている)
一生懸命働いた自転車をこんなところに、 こんなふうに捨てちゃいけないと思う。
ただ、いつも疑問に思うことがある。
この通りは大きな通りで、かなりの通行量がある。 誰も、この放置自転車について通報したりしないのか、 自転車が放置してあるのは、とある有名大手会社前で あるのに、この会社が何とかしようとしないのか、 とても疑問だった。 (後日、区に通報したら、その後一部撤去された。 でも、まだ残っている。)
しかし、まぁ…そんなことより、 捨てた人、ちゃんと処分しなさい! だね。
次も、放置自転車ね、こんな風に 空き地になったところに、捨てていく人がいる。
一台の自転車が捨てられると、次々と 自転車が捨てられていくのだ。
どんどん増えてきたので、区に電話して、 どうしたらいいのかを相談した。 近所だしね。 すると、しばらくして区の担当部署の人が来て、 こんな張り紙をしていった。
そして、放置自転車は12月の中旬に撤去された。 撤去作業は見れなかったけど、確認しに いったら自転車はなくなってた。 よかった、よかった。
区の処分係の方、ありがとうございました!
しかし、捨てる人の気が知れない。 もう、捨てないでほしいぞ。
次は、ゴミ箱代わりね。
よく私も、やられるんだけど、 新宿の街あたりにちょっと止めたりすると、 そう、ゴミ箱代わりにされちゃうの。 入れていきやすい高さだからねぇ… 自販機の側なんかだと、余計ね。
でも、この自転車の持ち主たちは、 このゴミをどうするんでしょうね… 持って帰ってくれればいいけど、 とてもそうは思えない…
あーあ… どうするんだろうなぁ、 このゴミたちを…
あ、もちろん、私は、 ゴミ袋に入れて持って帰ってきますよ、 「とんでもないね、ゴミ箱じゃないぞ」 と、うんとプリプリしながらもね。 道ばたにゴミを捨てたりしないもん。
さて、次はこれですよ。 これ、何をしているんだと思います?
あのね、道路の脇のヘェンスっていうのかしら、 それに、くくりつけられている自転車たちね。 なんだか、妙に気の毒… 自転車も落ち着かないんじゃないかと思う。
この道は、車が通れないほどの細い道、 捨ててあるのか、置き場所がなくて、 くくりつけてあるのか… 近くでみると、こんな状態。
ほら、これなんて、2台つながれているもん。 簡単にひもを解いて、毎日乗るって感じでもない。 でも、自転車はまだ使えそうなものが多い。 どう思います?
捨てられているのか?それとも保管か? 誰が、こんなことしているのか? ハッキリして欲しい。 どちらにしても、こんなことしていいのか?
誰か、何しているのか教えてくださいっ。
最後は、これですね。 これはただもう…見た目に気の毒…
ばっちいマフラーなんてされちゃって。 乗れるんだか、乗れないんだか… 乗れるんですかね? 鍵もちゃんとかかっていたし、 イスの部分はばっちいけど、他はキレイだったし。
なんだかな… なんでマフラー必要なのかな? 自転車寒いのかな? 見た目は十分寒いけど。 この自転車、どうするつもりなんだろう… 考えさせないでほしい…
ともかく、寒い風のなか、ひっそりと マフラーひるがえして立ってました。 「頑張れよ、マフラー自転車」 と思わず、声をかけたのでした。
今日は、なんだか気の毒な自転車たちでした。 放置自転車、許せませんっ。 それと、何だかワケのわからないこと 自転車にしちゃうことも…
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2006年12月26日(火) |
リンゴの行方 その2 |
昨日からの続きです。
さて、掃除のおじさんに、 「100円、くれない」 おばさんについて尋ねたら、 おじさんは怒ったように、 こう言ったのだ。
「あの、おばさんは、 とんでもないんだよ、 ホント、あのおばさん、じゃないな、 あのばあさんだな、とんでもないぜ」
私は、とてもビックリした。 何があったのか? 何を怒っているのか?
「なんかあったんですか?」 「あのばあさん、顔をみると 100円貸してって いうけど、何度か貸したけど、 返してくれた試しがない、 まぁ、それはいいけどさ」
「あれ?おじさんには、貸してって言うの? 私には、100円、くれない?って言うよ」 「うん、いつも貸してって言うな」 「へぇ、じゃ、人を見分けているのかな?」
「そうだろうな、オレはこの辺りで、 いつも仕事していて、顔見知りだから、 貸して、なんだよ。他の知らない人には、 くれない、って言っているんだよ、たぶんな」 「あっ、なるほどね…そっか…」
どうやら、おじさんも、おばさんに 何度か100円を渡しているらしい。 もちろん、返してくれることを 期待してるワケではないらしいが。
そして、さらにこう言った。
「あのばあさんはね、女を楯にして、みんなに お金を無心してるんだよ。 男のホームレスだったら、頼めないだろう。 女だからってこと利用してるのさ」
それを聞いて、私はこう言った。
「女の人だと、 いろんなハードルがあるから、 稼ぐ手だてにしているんだね」
と、おばさんのことを 少しかばうと、おじさんは、 こう言い放ったのだ。
「あの、ばあさんは、そんなこと、 考えちゃいないよっ」 「えっ?」
私は、またビックリして、おじさんを見つめた。 おじさんには、まだまだ怒りがあるようだった。
「あのばあさんはね、お金をもらうと、いつも ショートホープを買うんだよ。 知ってるだろう?」 「うん、タバコは吸ってるね」
「その吸ったタバコを、 いつも座ったところに、 捨てたまんまにしていくんだよ。 それだけじゃない!
ゴミ箱がすぐ側にあるのに、 ゴミをぽいと、道路に捨てるんだ。 オレは、掃除する立場だからよ、いつも 注意するんだ。すると、注意したときには、 灰皿に捨てたり、ゴミ箱に捨てたりするけど、 また、すぐに、道路に捨てるのさ。 あのばあさんの座っていた後は、ゴミと タバコの吸い殻がいっぱい捨ててあるんだ。
男のホームレスは、ゴミなんて出さないよ。 ちゃんとゴミ箱にいれてキレイにしていくよ。 だけど、あのばあさんは、そうしないんだよ」
ひぇ〜、知らなかった! そりゃ、頭に来るね。 うん、もっともだ。 おばさん、いかんね。
おじさんは、さらにこう続けた。
「オレも最初は、かわいそうだと思って、 お昼のパンなんか余ったりすると 分けていたんだよ。 だけど、そのパンの包み紙も 道路に捨ててあったよ。
驚いたね… オレが掃除してるの、知ってるのにだよ。 しかも、顔みりゃ、100円貸せだぜ、 とんでもないよ…」
ああ、そうだったのか… そりゃ、とんでもないな。 おじさんは、おばさんの捨てたゴミを 掃除しているのだ。 おじさんの怒りは、正しい。
「それは、よくないね…ゴミは捨てちゃ いけないよね。 路上生活してるならなおさらね」 「全く…ほんとに、頭に来るよ。 それに、あのばあさんはな、好きで 路上生活しているから、 同情しなくていいんだよ」
「えっ? 好きで路上生活してる?」
「オレが知っているだけで、2回、区の人が来て、 施設に入るようにすすめられたんだ。 女の人だしよ。 でも、それを2回とも断って、 今の生活してるんだよ。 そして、100円貸してって 言ってくるのさ」
ということで、おばさんには、 区からの手が差し伸べられていることもわかった。 そしてそれを、何度か断っていることも…
今まで私は、何度かおばさんと話をしているが、 話したことはほとんど表面的なことなので、 こんなおばさんの実態はまったく知らなかった。 おじさんから聞いて、はじめて おばさんの実態が立体的に見えた。
そっかぁ…おばさん… そういう人でもあったのか… きっと、何か背負っていて、 それが、現れているんだなぁ…
そんなことを思いながら、 最後におじさんに、こう聞いた。
「おばさんの居所知ってますか?」 「うん、たぶん、○○地区の方にいると思うよ、 あの辺りがねぐらだから…」
私はおじさんにお礼を言って、その地区に おばさんを探しに行ってみることにした。 おばさんの実態が少しわかったけど、 今日はリンゴ渡そうと思ったしね。 でも、おじさんの話を聞いて、 お金は渡すのはよそう…などと、 思うようになっていた。
てくてく
再び私は歩き始め、○○地区へ。 いるかな、おばさん?
しかし、おばさんは見つからなかった。 どうしても見つけることができなかったのだ。
さて、私の手元にまだリンゴがあった。 このリンゴ、どうしたものだろう… この地区には確かに、路上生活者がいる様子が 見えるが、辺りには誰もいなかった。
リンゴ…どうしようかな? 持って帰るのはなんだしな… 私は立ち止まって考えた。
そして、 「そうだ、掃除のおじさんに 渡そう!」 と思ったのだ。
いつもあのおばさんのゴミ処理を してくれているのだ。 そうだ、あのおじさんに渡そうっと。 もらってくれればだけど。
そう思い立ち、私は大急ぎでいちょう並木に戻った。 すると、おじさんは、まだ黙々と掃除をしていた。
ああ、よかった。 そこでまたおじさんに話しかけた。
「おじさん、このリンゴもらってくれない? 休憩のときでも食べてもらえないかしら?」 「ん?リンゴ?」 「うん、実は、おばさんにあげようと 持ってきたけど、見つからないし…それに、 おじさん、いつもおばさんのゴミ掃除しているし。 ほら、おっきなリンゴなの」
私はリンゴを見せた。 もらってくれるかな?
おじさんはリンゴをみた。 (こんなリンゴね)
「お、おっきなリンゴだ、うまそうだね」 「うん、とってもおいしいよ、食べて」 「うん、ありがとう、もらうよ」
そう言って、おじさんはリンゴの袋を受けとり、 いちょうの葉っぱがいっぱいのリヤカーの 端の荷物おきの上にちょこんと置いた。
ああ、よかった… やっとリンゴの行き先が決まった。 リンゴはおじさんのところにおさまった。
私は、おじさんに、 「いろいろ教えてくれてありがとう」 とお礼を言って、おじさんと別れ帰ってきた。
というわけで、 リンゴはおじさんに渡ったのでした。 おじさん、食べてくれたかな?
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2006年12月25日(月) |
「リンゴ」の行方 その1 |
さて…今日は、 ちょっと意外な方に向かってしまった プレゼントについて書きたいと思います。
実は、今年わが家はたくさんリンゴを頂いた。 とても、ありがたいことである。 しかし、とても食べきれる量ではなかったので、 友人や知り合いに、食べてもらったりもした。
大きくて、つやつやでおいしいリンゴたち。 なんとなく撮ってみた。
しかし、それでもまだ多くあったので、 ウォーキングに行くときに、いつも3つほど、 リンゴを持ち、ウォーキングの途中で出合う 路上生活者の方に、一個ずつ渡したりしていた。 みんな、嬉しそうに受けとってくれて嬉しかった。
一応、何か手渡す理由が欲しかったので、 「クリスマスプレゼント」という名目にしてね。
まぁ、そんなことをしていたのだが、 今日はそのクリスマスプレゼント名目の、 「リンゴ」の行方について書きたいのである。
今日、25日は、クリスマスだし、 「そうだ、今日は、せっかくリンゴあげるなら、 あの「100円、くれない?」のおばさんに 持って行ってあげよう」 と思いたったのだ。
夏におばさんを見かけてから、 何度か通ってみたが、会うことがなかったので、 気にもなっていたしね。
(「100円、くれない?」と声をかけてくる、 路上生活者のおばさんについての詳細はこちらから↓) 「100円、くれない?おばさん」
そこで、今日は、かわいい袋にリンゴを 2個ほど入れて、おばさんがいつもいる辺りの、 四谷、青山方面にいそいそと向かった。
今日は会えるかな? 会えるといいなと思って。
そして、会えたら、いつもは 100円しか渡さないけど、今日は、 クリスマスだから500円渡そうなどと思っていた。 あたたかいものでも、食べてもらおうと思って。
てくてく
元気に歩いて、四谷近辺をきょろきょろし、 いなかったので、今度は、 青山外苑あたりのいちょう並木道あたりを 探してみることにした。
すると…
こんな風景が目に飛び込んできた。
あらら、大変だぁ。 いちょうの葉っぱの掃除をしているんだ。 すごい量だから、大変だなぁ… 私はそう思って、この掃除をしている おじさんに、 「ご苦労さまです、大変ですね」 と声をかけた。
おじさんは、顔をあげて、
「うん、こんなにいっぱいあるからね。 お正月前までにはキレイにしないと いけないからね」
と教えてくれた。
この辺りは、お正月には多くの人が お詣りや、スポーツの観戦で、 集まってくるので、キレイにしておかないと いけないと言うことだった。
話をしてくれそうだったので、 私はさらに話をしてみることにした。 おじさんは、せっせと掃除をしながら、 ぼそぼそと話をしてくれた。
「このいちょうの葉っぱは、肥料になるの?」 「いや、この葉っぱはかなり油っぽいから 肥料にはならないと言うことですよ」 「じゃ、どこに捨てるんですか?」 「今どきは、燃やすこともできないから、 一カ所に集めているんだよ、この近所の、 ある場所にね」
どうやら、このいちょうの葉っぱは、 どっかに一カ所に集められ、 ゴミ処理されると言うことだった。
「こんなにたくさんあるとかなりかかりますね」 「うん、毎日残業して、休みも取らずにやってるけどね。 もっともこれが仕事だからね、やらないとね」
ということで、おじさんは、 黙々といちょうの枯れ葉をかき集めていた。
いちょうは、この並木道だけでなくて、 神宮周辺にはかなりあるので、膨大な量の 葉っぱになるだろうと思う。
ほらね、 こんなすごい量がすぐに集まるの。 あっ、という間。
私はすごい量に驚きながら、 あ、そうそう、私は100円くれないおばさんに リンゴを渡しに来たんだと、思いだし、 掃除のおじさんに、お礼を言い、 この場を去ることにした。
おばさんを探さないとね。
あ、でも、このおじさんに聞けば、 あのおばさんの居場所がわかるかもしれないと、 ふと思い、おじさんに聞いてみることにした。
「あのね、この辺りに、路上生活者のおばさんが いるでしょう?」 「ああ、いるよ、若い人から何人かね」 「え、そんなにいるの?」 「いるよ、若い人から年取った女の人まで」 「えーー、若い人もいるの?」 「うん、まだ30代の女の人もいるよ。」
ひぇ〜そんな若い女性もいるんだ… 私は、初めて、そんな若い人もいることを知った。 びっくりした。
でも、今日は、そのことより、 100円おばさんのことを聞かなくちゃ。 ということで、100円おばさんのことを 聞いてみることにした。
そして、私は、100円おばさんの 意外なことを知ることになったのだった。
「あのね、いつも100円くれない?って おばさんがいるでしょう?」 「ああ、いるよ、いつも100円貸してって いうおばさんね。 あの、おばさんは、とんでもないんだよ」
おじさんは、怒ったようにこう言ったのだ。
えっ、 あのおばさんはとんでもないの? とんでもないおばさんだったの? 私は、とてもビックリした。
どうやら、おじさんは、 かなり怒っているようだった。 何があったのか、 あのおばさんの何がとんでもないのか…
この話の続きは、明日書きますね。
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2006年12月24日(日) |
2006クリスマス飾りと、ささやかなお話 |
ウォーキングしながら、街角のクリスマス飾りを カシャカシャと撮ってきていたので、 今日はその中から、いくつか紹介します。
やっぱり、クリスマスシーズンは街が華やぎますね。 そうなっても、今じゃ、悔しいことに、 あまり関係ないんだけど、なんとなく、 ノスタルジーを感じて見入ってしまいます。
例年、演出や飾りがハデになるとTVで言っていたけど、 私の印象としては、街中は、 だんだんこぢんまりと地味になっているような気がする… そう思うのは、私だけかな。 もっともハデなところは、大がかりでハデに なっているようだけどね。
まっ、ともかく 今年はこんな感じでした。
これは、新宿伊勢丹のツリー。 大きなツリーでなくて、このツリーが店内のあちこちに 配置してあり、伊勢丹らしく、 ちょっと格式ある豪華な感じのツリーでしたね。 まぁ、私的には75点ってとこですね。 基準は全くないけど、今一つ工夫がほしいような…
これは、プランタン銀座のツリー。 とってもかわいかったですね。色がね。
近づいてみると、こんな小物たちが、 いっぱいに着いてました。 プランタンは、昔から、手作りっぽい飾りが 多いんですよね。 手作りして手がかかってそうだから、 よぉーしと、思い切って85点あげました。 もう少しおっきいといいな。
これは、京王百貨店のウィンドウ なかなか華やかでした。古典的な飾り方で、 いかにも、クリスマスって感じでした。 これは、そうね…やっぱり70点だなぁ。
で、これはどう思います?
これはね、新宿バーニーズニューヨークの ウィンドウなんですけどね、これが ニューヨークスタイルなのかな?
クリスマスは、口力、目力って企画なのかも… ふーむ、何だかな。 でも、クリスマスって感じがしないから、 思い切って、45点ね。 来年に期待します。
次は、頑張っている クリスマスバージョン
こんなところで、一生懸命に頑張るサンタさん。 「頑張れよ」と声をかけずにはおれない。
もうちょっと人通りがあると頑張りが甲斐があるのにね。 かなり頑張っていたもん。 もちろん、このサンタさんには100点あげたい。 落ちるなよ。
次は、これ。 私が写真のプリントをよく頼むお店にあった。 今回は、大サンタさんといっしょに、 かなり張り切っていたやや小ぶりの ウルトラマンに60点あげたい。 写真撮る気まんまんがよく伝わってきた。 しっかりね。
これは、品川駅の駅飾り。 駅も大変だね。 時計も案内ボードも、おしゃれさんでした。 そんでもってトナカイは、空を一生懸命に 飛ぼうとしてました。 トナカイの頑張りに75点あげます。 頑張れよ、プレゼント配り終わるまで。
最後は、飾りというより、 プレゼント。
24日のイブに、 ファミレスでいつものように仕事をしていると、 おじいちゃん、おばあちゃん、両親、子ども2人の 家族が昼食を終え、帰ろうとしてました。
すると、
「今日は、小学生以下のお子さまに クリスマスプレゼントがあります、 お一つずつどうぞ」
と、お店の女性が、子どもたち2人に このプレゼントを差し出した。
そしたら… なんと…
おじいちゃんが先に 手を出して取ったのだ、 子どもたち用のプレゼントを。
最初、私は、おじいちゃんが取って、 孫たちに渡すのかと思って微笑ましくみていたら、 そうではなくて、このおじいちゃんは、 プレゼントを自分の懐にしまったのだった。
あらら…
すると、おばあちゃんがこう言った。 「あ、すいませんね…ちょっとぼけているんですよ。 ごめんなさいね。おじいちゃん、ね、返そ?」 すると、おじいちゃんは、 首を横に振り、イヤだとごねた。 そして、入り口の方にスタスタと行ってしまったのだ。
それをみていた、おかあさんが取りなすように、 まだプレゼントを取っていない、 上の女の子の方を向いて、こう言った。
「じゃ、○○ちゃん、おじいちゃんが ひとつもらってくれたから、いらないね」 すると、おねえちゃんの○○ちゃんは、 「いやだ、私も欲しい…」と言った。 小さな男の子は、もうプレゼントを取っていた。
すると…
プレゼントを配っていた女性は、 「もう一つどうぞ」と おねえちゃんにプレゼントを 差し出したのだ。
おねえちゃんは、嬉しそうにプレゼントを取り、 おかあさんとおばあちゃんは、その女性に 「すいません…… どうもありがとうございます」 と丁寧にお礼を言って頭を下げていた。
ああ、よかった… そうだね、クリスマスだからね、 と私は、ちょっと嬉しくなった。
おじいちゃんはお礼も言わずに、もう帰ろうとしていた。 プレゼントをしっかりつかんだまま。
おじいちゃん、 クリスマスプレゼントもらってよかったね。
あとで、レジで精算するときに、中身を聞くと、 小さなサイズのキャラクターノートとペンだと教えてくれた。 ちょっとした出来事だったけど、 なんだか心がなごんだ出来事でした。
私も25日は、何かひとつ、誰か知らない人に、 プレゼントを渡してみるつもりです。 うまく渡せたら、ご報告いたしますね。
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2006年12月21日(木) |
クリスマスのお話…こんなお話はいかがですか? |
今日は、ちょっと長い話になりそうです。 クリスマスを前に、本からの心に残る話を書いてみます。
クリスマス精神を思い出させてくれる こんなお話たちはいかがでしょう。
今回のお話は、全部実話です。 私がとても好きな話でもあります。
「こころのチキンスープ7」より
◆《ベンのプレゼント》 シャーリー・バチェルダー
毎日牛乳配達するベンは、11月末に、お得意さん2人に たまった牛乳代を払わずに、引っ越されてしまいます。 そして彼がそのツケを埋め合わせる羽目になり、1人は、 20ドル、もう1人は79ドルもあり、かなり落ち込んでいました。 そして、こんなふうに言っていました。
(ここから本からの引用)
「この奥さんがまた美人でねぇ」と彼は言った。 「子どもは6人いたが、もう一人おなかにいて、だから、信用 したんだなぁ。ああ、おれはなんてバカだ!人のために いいことをしていると思っていたのに、痛い目にあったよ。 だまされちまった!」 私は、「お気の毒に」と言うのが精一杯だった。(略)
私は慰めの言葉を口にして、なりゆきを見守ることにした。 だが、ベンが帰った後、私は自分がなんとか彼の力になりたいと 思っていることに気がついた。 このままでは、ベンは暗い人間になってしまうかもしれない。 何か私にできることはないだろうか?
ふと、クリスマスが近いことに気がつき、 祖母が昔口癖のように言っていた言葉を思い出した。
「誰かに物を盗まれたら、それをその人に あげてしまいなさい。 そうすれば、もう盗まれることはないよ」
つぎにベンが牛乳を配達してくれたとき、私は79ドルの件で うっぷんを晴らす手があると言った。
「そんな手があるわけないでしょ。でもとにかく教えてください」 「牛乳はその女性にあげたと思いなさい。子ども達への クリスマスプレゼントだったと思って」 「冗談じゃない」と彼。 「そんな高いプレゼントなんて、うちの女房にだって やったことはないよ」(略)
私はそこで口をつぐんだが、ベンならきっとわかって くれると信じてていた。彼が配達にくるたび、2人は そのことで軽口をたたき合った。
「もう彼女に牛乳をあげた?」と私が聞く。 「いや」と彼が切り返す。 「でも、またどっかの美人のお母さんにカモられる前に、うちの やつに79ドルのプレゼントをしてやろうかと思っているよ」 私がこの質問をするたびに、彼の口調も軽やかになっていった。
やがて、クリスマスの6日前に、あることが起こった。 彼が満面の笑みを浮かべ、目をキラキラと輝かせてやってきた。
「やったよ! 牛乳をあの人にクリスマスプレゼントしちゃった。 いやあ、正直きつかったけど、たいしたことじゃない。 牛乳そのものは、とっくにくれてやっちゃってるんだし、 そうでしょう?」
「そうよ」私は彼といっしょに喜びながら、 「でも、本気でそう思って贈らなきゃダメだわ」 「わかってますって。本気ですよ。ああ、いい気分だ。 だから、クリスマスってのはめでたいんだよね。 あの家の子ども達は、おれのおかげでたっぷり 牛乳が飲めたじゃないですか」
クリスマス休暇がきて、やがて終わった。 2週間後、よく晴れ上がった一月のある朝、ベンが玄関先に 小走りにかけてきた。
「いやぁ、聞いてくださいよ」と言って、にこにこしている。
彼の話では同僚のピンチヒッターとして、いつもとは 別の配達ルートを回っていると、誰かに名前を呼ばれた。 振り返ると、1人の女が手にした紙幣を振りながら走ってくる。 あの子だくさんの美人の母親だった。 腕には、おくるみにくるんだ生後間もない赤ん坊をだいている。
「ベン!ちょっと待って!」女は大声で言った。 「あなたにお金を渡さなきゃ」 ベンはトラックを止めて、外に出た。
「ごめんなさいね」と女は言った。 「支払いをしなきゃって、ずっと気にかかっていたんだけど」 話を聞くと、彼女の夫がある晩帰宅して言った。 「おい、安いアパートを見つけたぞ。それに、 夜の仕事も見つかったんだ!」それで急に引っ越すことになり、 そのどさくさのせいでベンに転出先のメモを残すのを 忘れたのだと言う。
「でも、ちゃんと貯めておいたの。 ほら、まず手始めに20ドル」 「いいんだよ」とベンは言った。 「もう払ってあるんだ」
「払ってある!」女はビックリした。 「どういうこと?誰が払ったの?」 「おれだよ」 彼女は、彼がまるで神の使いであるかのように彼を見、 やがて泣き出した。
「それで?」 ベンが話し終えるのを待って、私は尋ねた。 「あなたはそれでどうしたの?」 「どうしたらいいのかわらなくてさ。泣いている彼女の肩に 手をまわしたけど、いつのまにかおれまで涙が出てきて。 なんで泣いているかわかんなかったけど、泣いていた。 それから、あの子ども達が、コーンフレークにおれの 牛乳をかけて食べている様子が目に浮かんできてね。 おれ、奥さんの言うとおりにして本当によかった」 「それじゃ、その20ドルは受けとらなかったの?」 「もちろんさ」彼は憤然と言った。
「あの牛乳は、おれからの彼女への クリスマスプレゼント。でしょう?」
「明日、きっといいことがある」より
◆《25セントで靴を》
毎年、アメリカの大都市のあるテレビ局が、 「25セントで、子どもたちに靴を」という募金活動を 行っています。クリスマス・シーズンになると、局は、 この募金活動を開始し、人々は恵まれない子どもたちの ために寄付するのです。 あるとき、そのテレビ局に、こんな手紙が届きました。
5チャンネルのみなさまへ
私たちは、15歳のフレッドと、12歳のミスティと9歳の ビージェーの3人きょうだいです。6年前に、お父さんが 亡くなりました。それから半年たって、お母さんは、 私たちを置いてどこかへ行ってしまいました。 私たちはそれからずっと、おばあちゃんと暮らしています。
2年前に、おばあちゃんは、私たちを法律で自分の子どもに してくれました。おじいちゃんはもういないので、 おばあちゃんが働いています。だから、家事は大変です。 私たちは、部屋をちらかしてばかりいて、いつも 叱られていました。 おばあちゃんは、お小遣いをくれます。
部屋を散らかしっぱなしにしていると、私たちは罰金と して、25セント払うことになりました。 でも、おばあちゃんはやさしいので、その25セントを 全部銀行に預けておいてくれました。 おばあちゃんは秘密のつもりだったのですが、私たちは 知っていました。だからわざと部屋を散らかしていました。
去年、テレビで募金のことを知りました。 私たちも募金したいと思いました。 このお金は、私たちが部屋を散らかして、それで 平気でいたから貯まったお金です。 うちのおばあちゃんのような、やさしいおばあちゃんが いない子どもたちのために、このお金を使ってください。
フレッド、ミスティ、ビージェーと3人の名が サインされた手紙には、135ドル入っていました。
「小さな親切の花束」より
◆《誰にも「メリークリスマス」》
何年も前に、妻と3人の子どもとクリスマス休暇を フランスで過ごしたときの話です。
クリスマスまでの5日間、旅にありがちなちょっとした トラブルがいくつも重なって、楽しい気分がすっかり 萎えてしまいました。クリスマスイブには、ふさいだ気持ちの ままニースのみすぼらしいホテルにチェックインしました。
夕飯を食べに出ると、外は冷たい雨が降っていました。 くたびれて、落ち込んで、少しはましな店を探す気力も なくなってしまった私たちは、冴えないレストランに 入ることにしました。
店内は、テーブルが5つしか埋まっておらず、ドイツ人が2組 フランス人が2組、そして1人きりで座っているアメリカの水兵が いました。隅でピアノ奏者が、どうでもよさそうにクリスマス ソングを弾きています。 誰もがじっと黙って食事をしていましたが、食べながら手紙を 書いていて水兵だけは、楽しそうに見えました。
妻がフランス語で料理を注文しました。 しかしウェイターが持ってきたのは違うものです。 私は「ばか!」と怒鳴り、妻は涙ぐむ始末。 右側ではドイツ人の奥さんが夫をなじりはじめました。 左側では、ちょっとした粗相をしでかしたフランス人の 男の子がお父さんにひっぱたかれ、泣き出してしまいました。
この重苦しい空気に、不快な冷風が吹き込んできました。 外から、びしょぬれになったフランス人の花売りのおばあさんが 入ってきたのです。おばあさんはテーブルを一つひとつまわり ましたが、誰も花など買いません。
彼女はうんざりしたようすでテーブルに着くと、ウエイターに 「スープにしとくよ。午後、一つも売れなかったからね」 と言いました。そしてピアノ奏者に、話しかけました。
「ジョセフ信じられるかい。クリスマスのご馳走が、 スープ一杯だってさ」 ジョセフが黙って指さしたのは、空っぽのチップ入れ。
すると若い水兵が食事を終えて立ち上がり、 おばあさんの方へ行きました。
彼は、小さなコサージュを二つ手に取って聞きました。 「メリークリスマス。これ、いくらですか?」
おばあさんが2フランだと答えると、水兵は20フラン札を 手渡し、おばあさんの頬にキスして、 「残りは僕からのクリスマスプレゼントですよ」 と言ったのです。 それから、私たちのテーブルへスタスタとやってきて、 コサージュの一つを私の妻に渡すと、店を出て行きました。
誰もが食事の手を止め、レストランは一瞬、 完璧な静けさに覆われました。 そして、次の瞬間、クリスマスのお祭り騒ぎが 爆弾のようにはじけたのです。
まず、花売りのおばあさんが立ち上がって、小躍りしながら、 20フラン札を振り回し、ピアノ奏者に叫びました。 「ジョセフ、これ半分上げるよ!わたしのクリスマス プレゼント。あんたもいっしょに祝おうよ!」
するとピアノ奏者は「よき王者・ウェンセスラス」を 威勢よく弾きはじめ、妻が、もらったコサージュを 曲に合わせて振りながら歌い出しました。 うちの子どもたちも歌に加わり、ドイツ人たちもイスの 上に飛び乗ってドイツ語で歌い出しました。 ウェイターは花売りおばあさんに腕を回し、フランス人の 少年はお父さんの膝に乗り、ふくれあがる国際合唱団に 加わりました。
今度はドイツ人が全員にワインをオーダーし、自ら テーブルを回ってはクリスマスのあいさつや抱擁とともに、 注いでいきました。フランス人家族の一方がおかえしに シャンパンとキスをふるまいました。
レストランのオーナーが「初めてのクリスマス」を歌い出し、 みんなが、その半分は目に涙を浮かべて加わり、しまいには 通りからもどんどん人が入ってきて、クリスマスソングが 鳴り響く中、レストランは超満員になりました。
ほんの数分前まで、そこには18人の人間が、同じ場所で、 それぞれ惨めな晩を過ごしていたのです。 それが最後には、いままでで最高のクリスマスをみんなで 分かち合っていました。
これもすべて、1人の若い水兵が 心にクリスマス精神を忘れずに もっていたからでした。
(本の引用終わり)
《今日紹介した話の他、こころがあったかくなる 話がいっぱいの、おすすめの本です》
こころが豊かになる、あたたかくなるような クリスマスをお過ごしくださいませ…
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2006年12月20日(水) |
火事の原因…そんなことあるのね |
昨日からの続きです。
マンションの入り口に集まっている人たちの話を 聞けるものなら、聞いてみたい。 何を話あっているのか…
そこで、静かに入り口に忍び寄ると、 お巡りさんに声をかけられたのだ。
「このマンションの方ですか?」
ひぇ〜、どうしよう…
どうやら、怪しまれたらしい…
そりゃ、そうだ。 写真を撮っていて、何だかこっそりと 入り口に近づこうとしている人をみたら、 誰だってあやしいと感じるはずだ。 お巡りさんの質問は正しい。
問題は、どう答えるかだ。
私は答えにつまったが… とっさにこう答えた。
「あの〜、このマンションにお友達が住んでいて、 心配だったので来てみたんですけど…」 「そうですか…今はとりこんでますからね。 でももう大丈夫ですから、行かれますか?」 「あ、いや…一度電話で連絡を取りあってからにします… 大変そうだし、大丈夫そうだし…」 「その方がいいかもしれませんね」
私は、自主的に退散せざるを得なくなった。 でも、100%嘘ではなくて、このマンションには、 マンション反対運動でご一緒した方が住んでいる。 (しかし最近あってないし、部屋番号は知らない) それをちょっとばかし大げさに言ったのだと、 自分に言い訳をした。
しかし…ここはただ、 退散するわけにはいかない。 そこでお巡りさんにこう聞いた。
「何が、原因だったのですか?」 (私が知りたいのはこれのみなのだ) 「まだ、これから、現場検証があるので、 今はわかりません」 「あ…そうですか…(がっくり) 気をつけないとダメですね」
どうやら、今日のところはこの辺りで 切り上げるしかないらしい。 原因をさぐるのは、またにしよう、 とあきらめ、私は、家に戻った。
次の日。
この元億ションに行き、管理室がどうなっているか、 確認するべく、このマンションに入ってみた。
夕方行くと、すでに管理人室は閉じられていた。 私はもしかしたら、「お詫び」などという 張り紙がしてあるのではないかと期待したが、 そんな張り紙はなく、閉まっているだけだった。 マンション住民用の掲示板の方に 貼ってあるのかもしれない。
残念である。
管理室の中を、じっと見てみたが、 燃えそうなものはないし、 燃えるような作りでもない。 いったい何が燃えたのか…
仕方ないので、 私は推理してみた。 私の推理はこうだ。 (って、ほどでもないが…)
1.こっそりと吸ったタバコの不始末 今どきは、管理室は禁煙だけど吸ってしまい、 その始末が悪かった。
2.足もと辺りにおいたストーブ 管理人室は寒そうだからね。 ひっくり返して、何かに引火してしまった。
3.漏電か電気製品からの出火 億ションでもあるかもしれない。 電気製品が燃えたとかね。
4.放火 管理人さんに恨みがある人が、管理さんが マンション見回中に、火を管理室に放りこんだ。 この場合、このマンションに住んでる人以外って ことになるな…
これは、なんとしても 本当の原因を突き止めねばなるまい。 さて、どうやって出火原因をさぐればいいのか。
このマンションの管理人さんに直接、 近所に住んでいて、びっくりしたと言いながら、 何があったのかと聞いてみることもできるが… それはちょっと勇気がいるなぁ…
考えた末、管轄の消防署に電話をして 聞いてみるのがいちばん早いと思いついた。
教えてくれるだろうか? とりあえず、電話したみた。
「○○マンションの近所に住んでいる者ですが、 先日の火事の原因は何だったんですか?」
すると、ちゃんと教えてくれたのだ。 私の推理は全部はずれ。
なんと、原因は…
「普段使ってないクッキングヒーターの スイッチを知らずに間違って押してしまい、 その横においてあったゴミ袋に引火して、 それが燃えて、煙が出たんです。」
だって。
不注意だね。
「大分大変だったんですか?」 「いいえ、今回は、バケツで水をかけて、 消化器ですみましたので、壁の一部に焦げ後が 残っただけですよ」
見た目には、管理人室に 焦げ後も見あたらなかったので、 たぶん、ちゃんと掃除をしたのだと思う。
というわけで、原因と、火事の状態が やっとわかったのだった。
しかし、この程度で、あのようにたくさんの 消防車が出なくてはいけないのだと、 その大変さをあらためて思い知った。 消防隊員の方々、本当にご苦労様です。
ともかく、原因がわかってやっと落ち着いた。 すると、余計なことだが、今度は、 この管理人さんの不始末の責任はどうなるんだろう… などと、新たな疑問を持ったのだった。 確か、このマンションの管理人さんは、 おじさんだったはず…
この辺り、何か情報がはいったら、 追ってご報告致します。
てなわけで、近所の火事騒動でした。 みなさま、火の元には十分、十分注意してくださいね。 私は家を出るとき、 「戸締まりよーし、火の元よーし」 と視差喚呼するようにしました。 気をつけます。
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2006年12月19日(火) |
ひぇ〜〜火事だって… |
先日、午後6時頃、 ウォーキングからてくてくと戻ってきたら、 わが家のマンションの通りに、消防車が ずらりと並んでいた。 そして、消防隊員がたくさんいた。
「えっ、なに?火事?」
私は、かなりあわてた。
「まっ、まさか… うちのマンションじゃないよね…」
いきなり、ドキドキしはじめた。 出るとき、火の元管理ちゃんとやったよね? (たぶん…) 電源も切って出てたよね? (たぶん…) 何か火を使ったっけ? (どうだったかな…)
などと、瞬時に自分に話しかけてみるが曖昧である。 しかも、こんな大騒ぎ状態をみると 頭がパニクって冷静になれない。
家に大急ぎで戻ろうと思ったが、 その前にドキドキしながら、 側にいた消防隊員に、大あわてで聞いた。
「火事ですか?どこですか?」 「ええ、そうです、このちょっと先の マンションです」
ちょっと先って、うちのマンションが あるあたりじゃないか…
ひぇ〜こりゃ大変!
大急ぎで戻ろうとする、あわてた私の姿をみて、 その消防隊員がこう声をかけた。
「あ、もう焦らないで大丈夫ですよ。 もう、鎮火しましたから」
って、そんな問題じゃない。 うちのマンションだったら、大変なんだって。
ともかく大あわてで家に戻る。
大丈夫か、我がマンション!
しかし、マンション前に着いたら、 消防車は止まってはいて、 消防隊員がわさわさとしているが、 マンションそのものは、しーんとしていて、 何事もなかったふうだった。
やれやれ…
でも、まだ安心出来ない。 ともかく部屋を確認してみなくては。 もう鎮火したから、平和なのかもしれないし。 もしかしたら、部屋が水びだしになっているかも… などと、思いつつ、大急ぎで部屋に戻ると、
ガチャ、ガチャ (鍵をあける手がちょっと震える…)
すると…
平和そのもの… 水もなし… ああ、よかったぁ。 私は、心からほっとした。
しかし、ほっとすると、いきなり、 「じゃ、どこのマンションだ?」と 知りたくなってきた。
私は、カメラを撮りだし、今度は大急ぎで、 外に出て、現場に駆けつけた。 どこだ、どこだっ!
すると、なんと、火元は3軒ほど先の、 かつては億ションと言われたマンションであった。 マンションがある近くの道は、 まだ閉鎖されていて、そのマンションに 近寄ることはできなかった。
「あ、この億ションだったのか」
一体、どこから火が出たのか、 どうなっているのか… 安心したら、今度は知りたくて、 うずうずしてきた。
そこで、近くにいて、ホースをたぐっている 消防隊員に声をかけた。
「あの〜、もう消えたんですか?」 「ええ、さきほど鎮火しました。」 「私はすぐそこのマンションに住んでいるんですが、 いったいどんな火事だったんですか?」
「えっと、一階の管理人室から煙がでていると 通報があって、それを消し止めました」 「え、あ、管理人室からだったんですか」 「ええ、そうらしいです」 「水は大分かけたんですか?」 「いや、それほどでもないです、火より、 煙がすごかったので…」
「で、何が原因だったのですか?」 「えっと…まだそこまでは…これから 調べるはずです」 「ああ、そうですか」
ということで、この元億ションの管理人室が 出火元だったらしい。 ちょっとすると、
「○○マンションの火事は、無事鎮火いたしました。 近隣のみなさまにはご迷惑をおかけいたしましたが、 もう、ご心配はいりませんので、ご安心ください」
なとど、消防車から案内が流れた。 どうやら、鎮静化に向かっているらしい。 道路の閉鎖もとかれた。
しかし、とんでもないな、管理人室なんて… ちゃんと管理してもらわないと… などと、私は思いながら、 「どんなところだっけ?」 などと思い、そのマンションの入り口に 大胆にも近づいてみた。
おおっ、確かにまだ何か煙のニオイが 残っているぞ… そして、入り口をみたら、マンションの 住人なのか、関係者なのかが集まっていた。 いったい、この管理人室の、何から 煙がでたのか…
私は、どうしても知りたくなった。 よぉーし、さぐってみよう… こっそりと近づいて、この入り口に人たちの 話を聞いてみようと、私は決心した。
そして、静かに先に進もうとすると、 お巡りさんに、声をかけられた。
「このマンションの方ですか?」
しっ、しまった、 見つかってしまった…
この続きは、明日書きますね。
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2006年12月18日(月) |
西新宿、首なし遺体事件 |
うっひゃっ〜びっくりぃ!!!
って、いきなりすいません。 だってね、先日、西新宿の、 首なし遺体が見つかった事件ですよ…
なんと… なんと…
私は、その前日、この道を通り、 西新宿方面に行ったのだった。 買い物があったので。
そして、そして、 この道に差しかかったとき、 NTTビルがなかなかきれいだったので、 「いいね、いいね」などと言って、 写真を撮ってきていたのだった。 夕方だったけどね。
ほらみて、この写真。 この道の先に、遺体が捨てられていたのです。 正面のとがったNTTビルの左側に、 茶色のビルが見えますが、 その前側あたりの道に捨てられていたのです。
私は、前日、この道をるんるんなどと 言いながら通ったのだ。
次の日の朝に、 「路上に胴体だけの男性遺体 西新宿」 をニュースで知ってびっくり。 よーく聞いたら、私が通った道だと知り、 2度びっくり…
「あそこだよぉ〜、 写真撮ってきたところだよぉ〜」 と、何だかぞっとしました。 あの日、なんとなく、 この道を通ろうと思い、そして、 ふっと、写真撮ろうっと なんて思ったのだった…
ふーむ… あまり勘などよくない私だが、 なにか感じたのか… どんな虫かはわからないが、 虫の知らせだったのかもしれない。 シンクロニシティ(必然の偶然)か、 などと、ちょっと大げさに思ったのだった。
でも、この話はこれでおしまい。
写真撮っただけだったもん、結局は。 でも、近々、この道にまた行ってみる予定なので、 なにかあったらご報告します。
さて、ついでなので、 今日は、新宿の話を。
新宿区民の私としては、あまり 新宿を悪く言いたくはないが… はっきり言うが、 歌舞伎町は、なかなか一筋縄ではいかない、 あやしい街だと思う。
先日、新宿での打合せをすませ、 歌舞伎町を通って、帰って来ようと思い、 私は、歌舞伎町に足を踏み入れた。 歌舞伎町の一角に、おいしいケーキ屋さんがあって、 その店でケーキとお茶を飲んで帰ろうと 思いついたのだ。
で、歌舞伎町をさっさと歩きながら、 そのケーキ屋さんに向かうと、 こんな風景が目に飛び込んできた。
ややっ、これはなんだ。 ばっちいぞ。
こんなばっちいところが、 歌舞伎町のにぎやかなところから、 ちょっと入ったところにあったのだ。 そして、なにやら布張りがしてあって、 そのまわりにゴミが散乱していたのだ。
そして、こんな看板が で〜んと立っている。
立ち入ったら、ゴミ捨てたら、 「罰金10万円」ね、 私有地だから。
私は、この布張りのまわりを ぐるりとまわってみた。
なんだろう、この中は… この中はどうなっているんだ?
そして、私は見た。 この布張りの中を…
あーあ、見なきゃよかったね。 こりゃ、ひどい!
ちょっと布があいているところが あったので、のぞいてみたのだ。
すると…
布張りの中は大きな空き地になっていて、 ゴミが、思う存分、勝手放題って感じで、 捨てられていたのだ。
余りのひどさに、私は、目をこらしてみた。 缶やビンやカップラーメンやら、 なんでも、この布張りの中にぽーんと 捨てていくのだろうと察せられた。 夏だったら、ものすごいニオイがするだろうね。
どうやら、罰金10万円看板は、 全然役立ってはいないらしい。 50万円くらいにすればいいのか。
歌舞伎町の真ん中なのに、 「こんなことを許していていいのかっ」 などと憤慨しながら、写真を撮っていると…
私の目の前で、若者がまた空き缶を ぽーんと無造作に捨てていったのだった。
その瞬間、
「こらこら、その若者っ 罰金10万円払いなさいっ!」
と、私は叫んだ!
あっ、心の中でね…
私は心の中で若者に罰金を迫ったのだ。 どこに払うのか知らないが。 しかし、もちろん、若者は スタスタと行ってしまった。
歌舞伎町の若者は怖いからね。 口に出して言ってはいけないこともある。
私が、再び、写真を撮っていると、 1人の警備員のおじさんが近づいてきて、 私に話しかけてきた。
「関係者の方ですか?」 「いいえ、違います。ひどいなぁと思って」 「そうだね、ひどいよね、早く処理して ビルを立てないと、もっとひどいことになるよね」
私は大きくうなづいた。 近所のビルの警備員のおじさんだった。 この空き地は、いずれビルが建つらしいのだが、 なかなか着工しないと言っていた。
新宿歌舞伎町は、今、清潔で安全な街作りを 目指しているはずだ。 これは、まずいぞ。 はやく、ビルにしなさい、そして、 犯罪の温床になりそうな場所は 早く、なんとかしてほしいと思ったのだった。
しかし、いまのところ、あの
「立ち入り禁止!! ゴミ捨て禁止!! 罰金10万円」
の看板にひたすら頑張ってもらうよりない。 「看板、頑張れ」 と私は心から思ったのだった。
てなわけで、今日は、 一筋縄ではいかない新宿の話でした。 早く、首なし遺体事件が解決するといいですね。
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2006年12月17日(日) |
「夢分析」…やってみよう |
前回、夢の話を書いたら、多くの方から、 メールや、書き込みを頂きました。 どうもありがとうございます。 <(_ _)>
自分が見ている夢って、 興味がありますよね。 なんでこんな夢みたんだろう…なんて。
人は、だいたい1日に1.5時間ほど夢を見て、 夢をみる回数は4〜5回と言われています。 一年にすると 約600時間も夢見ているんですよ。 回数は1500〜1800個くらい。
思ったより、毎日夢を見るのに、 時間を使っているんですよね。 これだけ、夢を見てるってことは、 生きている上で、夢はなにか人間にとって、 重要なものだと、 フロイトやユングは考えたのですね。
夜見た夢を話すって…とっても楽しいんですよね。 でも、実は、深〜くさぐっていくと、 夢はとても深い人間心理と結びついていると、 言われています。 でもまぁ、ここでは、むずかしいことより、 わかりやすくかなり大雑把に話すことにします。
ただ、私が「夢分析」を受けたり、 勉強したのは、ほんのちょっとだけ以前の、 20代の頃の○○年前なので、その時より、今は、 もっと画期的な方法があるかもしれませんが、 そのあたりは、差し引いて読んで頂けると助かります。 (そのあたりのことをもっと知ってる方には、 ぜひ、教えて頂きたいと思っています。)
タイトル「夢分析」にしたけど、 ちょっと奥がましいので、 「夢の感じ方」程度になると思いますが。
まず、最初に…
夢のモチーフやシンボルが わからなければダメとか、夢がわからないとか、 そんなことはありません。知らなくてもOK!
だってね、夢の意味は、 理論や、辞典や、文献にあるのではなく、 その人の「夢そのもの」の中にあって、 夢は自分の 「心の中にあるものが、イメージ化 されて出てきたもの」 と言えるからなんです。 つまり、自分の中に答えがあるんです。
だから、誰にも、どこでも 「夢の意味を感じる」ことはできるのです。 もっとも、覚えていれば…ですけどね。 これがなかなかむずかしいんですよね。
ただね、 ちょっとだけポイントがあります。 それを、今日は抑えてみますね。
どうしたらいいかと言うと…
《ポイント1》
まず、いちばん大切なポイントは、 「夢を書いてみること」これですね。 それは、今日見た夢でもいいし、 印象的な夢でもいいのですが、 ともかく、覚えていることを書いてみる。 できるだけ、細かく書いてみることです。
そのときに、あいまいなことや、変なこと、 つじつまが合わないことがあったりしますが、 そんなことは全然OK!です。 変に手直ししたりしないでくださいね。 素直に、見たままにですよ。 色とか、感じとか、ニオイとか、そんなものもね。
夢って覚えていることって、とっても むずかしいですよね、だから、 まず、メモでいいから書いてみてくださいね。 ちょこっとでも。
できれば、朝起きがけがいいのですが、 朝はとんでもない!と言う方は、 ささっとキーワードだけでも、書き留めておくといいです。 それを見て、思い出して後から書けばいいのです。 もっとも、それまで覚えていられたらいいのですが…
《ポイント2》
そして、その次に、その書いたものを じっくりと見てみます。 全体像を見てみるのです。 へぇ、こんな感じだったっけ…などと思いながら、 その夢を見ていたときにどんな感じだったかを 思い出しながら。
夢の分析に行くと、まず、だいたい、 最初にこう聞かれます。
たとえば、
「こんな夢を見ました…」
と言うと、専門家や、 カウンセラーの方は、だいたい
「その夢をみたとき、どんな感じしましたか?」
と聞いてきます。
こう聞かれると、だいたいの方は、 とても、こわかったです、とか、 びっくりしました、とか、 よくわかりませんでしたが、不思議な感じでした、 とか、いろいろと答えます。
実は、この夢を見て、 「自分がどう感じたのか…」はとても 大切なことなのです。
そして、夢に名前をつけてみてください。 例えば、「ウンチを食べちゃった夢」などと。
《ポイント3》
その感じから、ちょっと連想してみる。 そんな夢の感じを話したり、感じたりすると、 「あ、そういえば、この夢を見た日に、 こんなことがあって、それが影響しているのかなぁ」 とか、 「以前もこんな夢みたことがあって… とても、辛かったなぁ、いやだったなぁ…」
などと、話がつながってきたり、 どんどん思い出して来たりします。 つまり、その見た夢との、関連することを 連想していきます。 そして、それを、夢のメモに一緒に書き出してみます。 ああ、そういえば、こんなこともあったわ、だの、 あいつに、こういわれたのが気になっていたのか、 だの、思いつくことを何でも。
やってみると、結構でてきますよ。 お試しあれ。
《ポイント4》
その書いたものを、感じてみる。 味わってみる、ちょっと考えてみる。 すると、その夢が自分になにを語りかけようと しているか、見えてきたりします。
「もしかしたら、こんなこと言いたかったのかなぁ」 とか、 「案外、気になっていたのね」 とか、 「そっか、これを教えてくれたのかな…」 などと、ぼんやりとでいいので、 夢の意味を考えてみたりします。
それと、その中に出てくる、もっとも 象徴的なもの、印象に残ったものの意味を 考えてみます。 例えば、「ヘビ」が出てきたとしたら、 自分にとっては「ヘビ」がどんな意味があるかとか。 何か怖くて捕まえどころのないもの…って感じとか、
「追いかけられる」のが印象に残ったら、 追いかけられるって、ものすごく怖いけど、 でも、なんとなく楽しい感じもする…とか、 私は今、何かに追いかけられているかなぁ、 とか、いろいろ、いろいろ。
このとき、他の人に、 「あなたは、ヘビについてどう思う?」 とか、 「追っかけられると、どう感じる?」 などと、聞いてみるのも、自分の夢を考える上で、 深さがでます。
これが、いちばん、 簡単な夢の感じ方です。
こんなふうに夢をみてみると、 自分の課題が見えたり、夢の意味がなんとなく わかったりしてくるのです。 それと、この夢を書いていくと、 自分の夢のパターンが見えてきます。 自分の癖っぽいことも。 「いつも、落ちる夢が多いなぁ」だの、 「行き止まりの夢が多いなぁ」だとか。
このパターンは、その人にとって、 課題や、気づきのヒントが多いと 言われています。 気がついてみませんか?
さて、ただ…ちょっとばかし、 夢を感じることをするとき、 注意があります。
《注意その1》
体調の悪いとき、精神的に落ち込んでいるときには、 書いたり、夢を感じたりしないこと。 もっと、落ち込んだら大変ですから。
《注意その2》
深入りしないこと。つまりほどほどにすること。 何でも過ぎたるは及ばざるがごとしです。 夢に溺れてはいけません。
《注意その3》
もしも、その日見た夢で、気になることがあったら、 注意しましょう。 例えば、なにか落とし物やなくす夢をみたら、 その日は、落とし物や、なくすこと、 気をつけてみましょう。 気をつけて損はないですからね。
《注意その4》
夢はみたまんまの現実ではなく、 あくまで、心の中の現実なので、 悪いことだけを気にして、くよくよなんてしないこと。 いいことを、前向きにとらえること。 前向きにねっ。
最後に、これは、 とっても、とっても 大事なこと!
夢で、なにかをもらえることが あったら、ありがたく頂くこと。 拒否したり、遠慮なんてしないこと。
夢からの贈り物は、 あなたに無意識からの 贈り物であることが多いので、 お礼を言って、 ありがたく受けとってください。 なにかが豊かになります。
てなわけで、夢の感じ方でしたが、 もっと知りたい、という要望があれば、 いくらでも書きますので(笑)メールでも 書き込みでも言ってください。 夢の話をさせたら、止まらないのです。 うふっ。
私がいつもお世話になっている わが家の「夢の本」の一部です。
比較的読みやすいものをいくつか紹介しておきますね。 ただ、どれもちょっと専門的ではあります。
■夢分析の実際―心の世界の探求 ■夢分析入門 ■夢クリニック―夢を実生活に活用する ■夢の本―インナー・スペース内世界への旅
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2006年12月14日(木) |
ウンチを食べちゃう夢について |
昨日…なんと…
ウンチを食べちゃった夢を 見てしまったのだ… うひぃ… ウンチですよ、ウンチ。
あ、でも夢ですよ、 だから、大丈夫。
なぜか、食べちゃってたんですよねぇ… 何かと引き替えに、食べたような印象があるんだけど。 そして、気がついたら、口に入っていたと言うか… あ、でも、口のまわりは汚れてなかったです。 (すいません、なんだか想像を絶する話で…)
味は、覚えてないけど、 口にもごもごとして、早くはき出さなきゃ、 などと思って焦っていたけど、 なかなかはき出せなくて、 夢の中で何とかしなくちゃ…と 思いつつ、目が覚めたのだった。
自分でも、びっくり。
ちょっとショックだったので、 起きてから、その夢をノートに書き出し、 久しぶりに「夢」の意味を 調べる「夢分析」をしてみることにした。 以前、勉強したことがあるのだ。
夢分析は、夢占いとは全く違うもので、 自分の見た夢を、無意識の奥深くまでさぐって いくというもので、心理学の分野です。
ものすごく簡単にいうと、私たちが見る、夜の夢には、 見たままの表立ったストーリー(意識されたもの)と、 その裏に隠されたストーリー(無意識なもの)が あって、その隠されたストーリーの中に、 今自分が抱えている問題が隠されていたり、 生きるためのヒントがあったりするのです。
これに、自分で気がつくことによって、 解決策が見えたり、問題がはっきりしたり、 自分自身の考えに深みが出たり、 また、いいアイディアが見つかったりするとも 言われています。
というわけで、夢には、 見たストーリー以上の深い意味があり、 夢の持っている力とは、 結構大きいものなのである。
その隠された夢の意味を知るには、 夢の中にでてきたイメージシンボルを 調べてみる必要がある。
今回の私の夢なら、ウンチ、食べることなどで、 それらが、夢の中でどんなシンボル的意味を 持っているのか、知ることが大事なのである。
そこで、調べてみることにした。 夢辞典を引っ張り出して。 私は3冊ほどの、夢辞典を持っているので、 まずは、この3冊を調べてみた。
まずはウンチね、これは 「排泄物」で出ていた。
なになに、 どんな意味があるのかな?
○何か汚らしいこと、行い、争いを表す ○強い不快感の表れ、取り除きたい感情や経験 ○自分の体がつくり出すという意味で、創造性を表す ○外にだすという意味から、お金や気前のよさ ○世界と人間が生み出された原初の原材料
そっか、そんないろんな意味があるのか… どうやら、こんな意味があることを、 私、食べちゃったらしい… 知らなかったね… ふーむ…
じゃ、食べるってことは どんな意味があるか、 調べてみると…
○食べているものの強さを吸収すること ○要求や空腹を満足させること ○自分に中に何かを取り込もうとする
うーむ、これを 自分勝手に合体すると、
何か、汚いものや不快なものを自分の中に取り込んで、 さらに、創造性とお金などの原材料を取り込む…
などと、いう意味にとれなくもない。 汚れたものも、いいものも取り込む… 案外、いい感じだ。 清濁合わせ持つって大事だしね。
しかし、本当に、 そんなシンボル的意味があるのかな… などと、思いつつ、 ウンチを食べちゃう夢って、 思ったより、ずっといい夢なんじゃん… などと思ったりもする。
その後、もう少し詳しく夢辞典やら、 夢分析の文献や、事例を調べて、 夢の持つ意味をさぐっていると…
なんと…
こんな一文を見つけたのだ。
「アッシリアの夢の本によれば、 ウンコを食べる夢は、 夢を見た人に富をもたらす」 というものだった。
わーい、富だって。 うひぃ、嬉しいなぁ…
というわけで、 私は、この一文を見つけて、相当満足し、 もうこれ以上、あれこれと夢を分析すること やめることにした。 これで、十分である。 明日生きていくのに力になる。 いいことは素直に信じよう。
あ、でも… そうなら…
思い切ってウンチ、 飲み込んじゃったほうがよかったかな、 はき出そうなんてしないで、 などと反省もした。 今度、同じ夢をみたら、恐れることなく、 飲み込んでしまおうと決意する。
もし、みなさまも、 ウンチを食べちゃう夢をみても、 大丈夫、安心です。 恐れることなく、食べちゃってくださいね。 もしかしたら、「富」をもたらして くれるかもしれませんから。
と、いうわけで、夢の持つ意味は、 かなりいろいろあります。 悪い夢や苦しい夢をみると気になったりしますが、 それが、悪いかというと、 そんなことはなくて、今の自分に 気をつけなさい、と教えてくれるものだったり、 気づきを促しているものだったり、 深いところで何かを語ってくれて、 勇気を出して前に進めと教えてくれるもの だったりもするのです。
自分の夜見る夢を、書いておいて、 その夢について考えてみることは、 夢の持つシンボルが分からなくても 有意義なことだとされています。 もし、時間があったら、自分の夢を 書とめ、その夢について考えてみてくださいね。
《参考文献》
■詳細 夢解き事典 ■ドリーム・ブック―「夢」のシンボル辞典 ■ユングが教える夢の心理判断―いま見た夢はあなたに何を告げるか ■最新夢辞典 ■プロカウンセラーの夢分析―心の声を聞く技術 ■夢事典
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2006年12月13日(水) |
すごいなぁ…怖くないのかな? |
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先日、少し風の強い日にこんな光景に出合った。 どうやら、これから、 ビルに側面にそって上っていくらしい。
ほぉ〜 これから上っていくんだね。 でも、今日は風が強いから、 大丈夫かな?
私は立ち止まって見ていた。 すると、ちょっとして、 4人を乗せて、少しづつ昇っていった。
ほぉ〜 すごいね。
4人も乗ってるよ。 風で大分揺れているようだが、 その4人は壁にそって上っていった。 不安定にゆらゆらとしながら。
ところで、 これは何をしているんだろう…
疑問がわいたので、 傍らで、作業をしていたおじさんに、 声をかけてみることにした。 おじさんは、もう一つの乗り物に 次に乗るらしく、その準備をしていた。 もちろん、邪魔にならないように タイミングをみて、さりげなくね。
「これは、何をしているんですか? 壁の掃除かなんかですか?」 「いや、ビルのタイルの検査をしているんだよ。 風やなんかで落ちることがないように、 タイルを状態を調べるんだよ。」
と教えてくれた。 なるほど、上っている作業員は、 確かにタイルを叩いたりしている。
しかし、この日は風が強くて、 乗りものが左右に揺れたりしている。 4人はゆらゆらとしていた。
大丈夫なのか? 高いところが苦手な私は、 見ていてどきどきしてきた。 再び、おじさんにこう聞いた。
「風が強いようですが、大丈夫ですか?」 「ああ、このくらいなら大丈夫だよ」 「これは、乗りながら、操作するんですか?」 「うん、リモコンがついているからね。 綱や状況によって、リモコンで調整するんだよ」
この乗り物には、ちゃんと操作する機械が ついているらしい。 そういえば、1人の人が、リモコンのような ものを操作しながら、徐々に昇っていった。
それを見ながら、かなりまぬけな質問だが、 いちばん聞きたかった質問をしてみた。
「あの……怖くないですか?」
すると、そのおじさんは、笑って、
「怖かったら、仕事にならないよ」
当然である。 まったく、当然である。
聞く方がおかしい… しかし、一応聞いてみないと、 気がすまない私であった。
私は、大きく頷き、お礼を言って、 おじさんの側を離れた。
そして、その場を立ち去ろうと思ったとき、 1人の若い作業員が大きな声が聞こえた。
「返事しろーーーっ、 聞こえないのかっ?」
なになに? どうしたの? 私はびっくりして振り向いた。
何かまずいことでも起こったのか? 私はまた立ち止まって見続けることにした。 若い作業員が怒っていた。
「あいつ…無線にもでないよ。 何やってんだ、声も出さないし…」 「無線もでないのか?」 「出ないよ、なにやってんだ、 これじゃ、作業ができないだろうっ なにやってんだ、あいつ…」
どうやら、このビルの屋上にいる作業員との、 連絡がうまく取れず、 苛立ち、叫んでいたのだった。 そして、何度か無線で呼びかけたり、 大きな声でビルの屋上に向かって怒鳴っていた。 しかし、うまく屋上の作業員と 連絡がとれないようだった。
何度が、やりとりや、怒鳴って、 やっと屋上にいた作業員と連絡が取れて、 屋上から作業員が腕をぐるぐる回して、 何かサインを出した。
連絡がついたのか? 大丈夫なのか?
「全く、なにやっているんだっ、あいつ。 本当に、大丈夫なんだろうなっ」 「まぁまぁ、もういいんだろ、いってみようよ」
さっき質問に応えてくれたおじさんが、 若い作業員をなだめて、 綱や、乗り物を状態を確認して、 もう一つの乗り物に乗り込んだ。
私はドキドキしながら見守った。 本当に大丈夫なのか? 何か屋上であったのではないか? 怒ったままで乗っても大丈夫か? あのおじさん、大丈夫か?
屋上から、再び、作業員が腕を振って なにやら合図をして、その合図を確認して、 おじさん達は徐々に登り始めた。 ゆっくりゆっくりと。 ゆらゆらしながら。
おおっ、何とか大丈夫らしい。 よかった、よかった。 私はホッとした。 そして、こう思った。 「おじさんと若者、気をつけてね」
というわけで、大丈夫そうな様子を 確認して、この場を離れたのでした。
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2006年12月12日(火) |
おじさん、おじいちゃん犬特集(写真中心) |
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このところ、よくおじさん、おじいちゃん犬に出合う。 なんとなく、よたよたしているので、 年取った犬さんは、すぐにわかる。
飼い主さんに声をかけると、 「ええ、もう10歳です」だの、 「これは16歳なんですよ」なんて 教えてくれて、その犬の癖や エピソードなどを教えてくれる。
今日はそんな、犬さんたちの紹介です。 本当によく出合ったので。 かわいいっというより… なにかアンニュイで…そんでもって、 深〜い何かを感じさせてくれる表情をしている 犬さんたちですけど…ね。 大人の犬さんたちを見てください。
まずは、この犬さんですね。
あらら、犬さんもよたよた、 犬の飼い主さんも手すりにつかまりながら、 散歩しているよ。 大丈夫かあの1人と1匹は… と思わず思ってしまいました。
えっとね、名前はゆうちゃん、11歳 バーニーズマウンテンドッグね。 11歳は、人間年齢で言うと60歳くらい。
飼い主さんが話してくれるには、
「以前はね、鳥を追ったりするのが 大好きでねぇ、鳥を狙うとすごかったんだよ。 今はね、散歩してもすぐにこうして休みたがってね。 もっとも、わしも休み休みの方がいいけどね ははは」
ありゃ、確かにお疲れの顔。 そんでもって、アンニュイ
お疲れさまです。 でも、まだまだこれからだよ、ゆうちゃん。
次はこの犬さんかな。
飼い主さんが、こう話しかけているのが 聞こえてきた。
「ねぇ、もう少し歩こうよ。 今日はまだ全然歩いてないよ」
その声を聞いて振り返ると、 コーギーのクッキー10歳が じっとして動かなくなっていました。
「お散歩、キライなんですか?」 「ええ、もう10歳でいい年なので、 いやがって…それに、この子は意味なく 歩くのがキライなんですよ。 何かするとか、フリスビーなんかで 遊ぶとかすると元気になるんだけどね。 どうも毎日の散歩は 意味がないと思っているらしくて…」
本当にいやみたい。 意味がないことはしないという 決意がにじみ出ている表情だ。
哲学犬のようなクッキー、 でも、きっと散歩も意味があると思うな、 お散歩した方が若くいられるよ、クッキー。
10歳は、人間年齢で言うと約58歳 まだまだ若い年齢です。
さて、次は、本当に気の毒なほど よたよたして、散歩というより、 ただ、排泄をするために外に出てきたと 言った方がいいかもしれない。
飼い主さんが一生懸命ビデオを 撮っていた。けんた、16歳 (人間年齢約80歳)
「もういい年なので、歩くのがやっと なんです。目も見えないので…」
確かに、そんな感じだった。
けんた、長生きしてね… そう思わずにはいられませんでした。
さて、次は、今回一番の年長さん。 九州犬 コロ 22歳だって… 人間の年齢にしたら、100歳越えてますね。
「あのね、コロの奥さんが、今年の春、 19歳で亡くなっちゃってね、それからめっきり 元気がなくなったのよ。 何かがっくりきたって感じなのよ」
確かに、がっくりとしたような顔だ。 どこか遠くをみつめるコロだった。 コロは奥さんが亡くなったことがショックだったのだ。
コロの顔には、深い犬生がにじみ出ていましたが、 でもね、歩く姿は、まだ元気そうでした。 元気でね、コロ。
最後は、この犬さんですね。
パグのくんた、15歳 (人間年齢約76歳くらい)
「すっかりみそっ歯になっちゃってね。 だけど、すごく気が強いんですよ。 だから、触れない方がいいですよ」 ということで、気だけは強いらしい。
それと、 「まだまだ女の子が好きなんですよ。 かわいい犬がいると、寄っていくんですよ…」 だって。
まだまだ若いもんに負けちゃいられないね、 くんた、がんばれよ。 歯でも顔でもないからね、男は。
てなわけで、今日は、 おじさん、おじいちゃん犬特集でした。
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2006年12月11日(月) |
なるほど…そうだったのか… |
昨日からの続きです。
そうそう、昨日書くのを忘れたけれど、 天草引越センターの車に貼ってあった時間は、 わずか4分で、確かに短い時間だった。
ふーむ、すると、あのBMWの 10分間は何だろう。 通常は、待たないと言っているし。 地区によって見方が違うのか?
そこで、いつもの通り、 この二つの地区の管轄警察署に 電話で聞いてみることにした。
「あの〜駐車禁止について聞きたいのですが、 民間駐車監視員の方々が取り締まっている 駐車禁止、少しは待ってくれるのですか? 例えば、10分とか…」
すると、即座に こんな答えが返ってきた。
「いいえ、待ちませんよ。基本的には、 運転手がいないと確認出来て、放置車両と 分かればすぐに取り締まります」 「でも、先日みたときに、監視員さんたち、 10分以上も待ってましたが」
「そんなことは、ないはずですよ」 「でも、放置車両確認標章の時間をみたら、 10分でしたよ。しばらく待ってましたよ」 「ちゃんとホームページにも取締り活動ガイドラインが 表示されているので、その通りにやってるはずですよ」 「はぁ……でも……確かにそう書いてありました」 「そうですか…」
「そんなはずはない」と、 電話口にでた警察官は言う。 しかし、私は写真に撮ってあり、 それには、確かに10分間の 時間が書かれていたのだ。
「確認開始時間 15時38分 平成○月○日 15時48分」
ちゃんと、見たもん。 証拠もあるもん。 ほらね。
すると、その担当者が 「あ、実は、今、交通の専門部署のものが いないので、戻ってきたら連絡させますから」 ということで、この担当者は、 交通関係の担当者でないことがわかった。
なんだ、それならそうと、 最初からそう言ってくれよ。
私は電話番号を伝えるのがいやなので、 こちらからまた電話することを伝え、 交通専門の担当者がいる時間を聞いて、 再度電話してみた。
そして、やっと、 真実を知ることが できたのだ。
電話に出てくれたのは、 交通専門部署の担当者(女性)だった。 私は同じ質問をした。 すると、こう教えてくれたのだ。
「待つことはしませんよ。しかも10分なんて。 もしかしたら、パーキングのところだったかも しれませんね。パーキングのところに止めてあると、 駐車チケットが貼ってあるか、 そのチケットの時間はオーバーしていないか、 今、チケットを買いに行ってないかなど 確認してからになるので、少し待つんです。 パーキングだと、ちゃんと確認しないと いけないので、その場合は時間がかかります」 「ああ、なるほど、あそこはじゃ、 パーキングだったのかな」
「そうでない限り、すぐに取り締まるようにお願い してますし、通常だと、3〜6分くらいの時間で 終わっているはずです。 でないと、不平等になって、コッチだと何分まで よかったとか、クレーム問題になりますから」
「そうですよね、通常は3〜6分ですか」 「はい、こちらでは、上がってきたデータを 全部管理しているので、時間が分かるんです。 その平均は、正確ではないですが、 3〜6分くらいが多いはずです。 10分なんていうのはあまりみませんから」
「じゃ、パーキングだったのかもしれません」 「そうですね…通常だと、10分なんてことは、 ないと思いますが…それか、データ入力機械に、 トラブルがあったとか… 何かあったのだと思われます」
「はい、よくわかりました、ところで…、 駐車していても、全然平気な場所もありますよね?」 「実は、駐車禁止取り締まり重点地区というのが ありまして、そこを重点的にやっているので、 そうじゃないところは、正直手薄になっています」 「なるほど…」 「なので、来年からは、少し範囲を広げようと 決まっています。」
「ああ、だから、あそこには、車がよく 止まっているんだ…」 (車がずらりと止まっている地区があるのだ)
すると、 その担当者はこう聞いてきた。
「どのあたりの地区ですか?」 「○○地区ですけど…いつもずらりと 車が止まっていますよ」 「○○地区ですか…(地図を確認しているらしい) ああ、病院の近くですね? ここは…確かに多いですね」 「あそこには、監視人は来ないということですか?」
「いえ、そういうわけじゃないですが、 監視人も数に限りがあるので、どうしても、 回りきれないところが出てきて、 そういうところに、駐車されてしまうのです」 「なるほど…」 「でも、これからは、重点地区だけでなくて、 回るようになりますから…」 「なるほど…わかりました。 どうもありがとうございました」
ということで、お礼をいって電話を切った。 担当の女性はとてもわかりやすく教えてくれた。
そして、どうやら、来年あたりからもっと 広い地域で駐車禁止が 厳しくなることもわかった。
そして、後日、 その場所がパーキングだったかどうか、 確認しに行ったら、確かにパーキングだった。 なので、BMWは、パーキングチケットを 買ってなかったか、時間オーバーしていたものと 判明した。
なるほどね…
パーキングのところでは、 確認時間がかかるので、待ち時間が必要だが、 それ以外のところでは、3〜6分くらいで 駐車禁止紙が貼られることがわかった。
ということで、またひとつ、 私は真実を知ることが出来たのだった。
駐車禁止…気をつけてくださいね。 3〜6分ですよ、猶予時間は。 実際に捕まったら、相当 頭に来ると思うので…
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2006年12月10日(日) |
駐車禁止の疑問…なんで? |
以前もちょっと書いたが、この頃、 駐車禁止の取り締まりが厳しくなってきている。 (以前の話は→「駐車禁止デー」) 12月に入ってから、余計そんなふうに感じる。 ウォーキングしていると、 駐車禁止紙(正式には「放置車両確認標章」というらしい)が 貼られている車をよく見かけるようになった。
すると…なんとなく、 貼られている車に近寄っていき、 その駐車禁止紙を確認し、
「おっ、捕まっているね…」
などとひとりごとを言い、 ふっふ、こんなところに止めておくからだよん、 ここに止めちゃいけないんだもん、 などと、少し嬉しくなるのである。
自分が捕まったら、ものすご〜く悔しいと思うが 人の不幸は密の味である。 (すいません…)
そして、先日、まさにまさに、駐車禁止隊が 「駐車禁止紙」を貼り付けようとしているところに 遭遇した。 私が見かけたときには、駐車禁止隊3人が、 駐車禁止区域に止まってある車を 見つけたところだった。 (駐車禁止隊、正式には「民間駐車監視員」というらしい)
「ややっ、あの車、まずいね、 駐車禁止隊に見つかったね… どうなるのかな? 捕まる前に持ち主戻って来るかしら…」
なんとなく、興味深い。 こんなビックチャンスはめったにないし、 よぉし、これは、見届けよう…と決意した。 そこで、少し離れたところから、 様子をこっそりとみることにした。
観察していたら、駐車禁止隊男性3人は、 その車の前を行ったり来たり、 車の中を見たりしていた。 3人でひそひそと話し合い、肩からさげた 入力機械で、入力している様子がうかがえた。
しかし… いっこうに紙を貼り付ける様子がない。
「なんで、もたもたしてるの、 早く、スッパリと貼って欲しいな、 いつまでも私を待たせないでほしい 早く、貼りなさいっ」
などと、心で思っていた。 私としては、さっさと貼り付けるところを見て、 スッキリしたい。 こんなにかかったら、持ち主が 戻ってきてしまうじゃないか… 私はやきもきしてきた。
そう思いながら、 持ち主らしき人をきょろきょろと探してみたが、 そんな人は見あたらなかった。 持ち主は大胆な人であるらしい。 ちなみに、車種はBMWであった。
うーん、外車だから、躊躇しているのか、 それとも、何か理由があるのか… 確か、以前聞いたときには、見つけたら、 すぐに写真を撮り、手続きをとる、と言っていた。 にもかかわらず、なかり待っている。 なぜだろう…
などと、疑問を持ち、イライラしながら 様子を見ていると… やっと駐車禁止隊3人が動き出し、 おもむろに止まっている車に 「駐車禁止紙」を貼り付けた。
おおっ、 貼った貼ったぞ。
私は、駐車禁止隊がいなくなるのを待って、 貼られた現場を確認した。 ほら、こんなふうに貼られていた。
その車の駐車禁止紙を見てみると…
こう書いてあった。 「確認開始時間 15時38分 平成○月○日 15時48分」 そうか、10分間は「待ったのだ」 と私は始めて理解した。
へぇ、そうか、10分くらいは待つものなのか… 知らなかった…なるほどね…そうだよね、 すぐに、取り締まると大変だもんね。 10分くらいはインターバルがあってもいいね。 と私は思った。 そういえば、以前の婦人警官の駐車禁止隊も、 大分待っていたしね。
ところがである。 私は次の日に、意外な駐車禁止に 出合ってしまったのだ。
次の日に、 いつものように元気にウォーキングに出ると、 またまた、出合ってしまったのだ、駐車禁止隊に。
あらら、また今日も出合ったよ。 (地区は昨日と違うところ) やっぱり12月は厳しいのだ。 しかも、まさに駐車禁止紙を 貼り付けたところであった。
おっ、今日は、 引っ越しセンター天草の車だ。 やられたね。
そう思いながら、この車に近づくと、 ちょうど駐車禁止隊がこちらに やってきたので、声をかけてみた。
「あの車は駐車禁止車輌なんですね?」 「ええ、放置車両ですからね。」 「この白い線の内側にあってもダメなんですか?」 「もちろんです。放置車両には間違いないですから、 誰も乗ってないですから」 「ああ、そうですね」
「ところで、通常10分くらいは 待たれるんですよね?」 「いいえ、待ちませんよ。もちろん、 この処理をするのに何分かかかりますが、 それ以上は、待たないですよ。」
「え、待たないんですか?」 「ええ、基本的には、すぐに取り締まることが 原則で、そう決められていますので」 「でも、昨日みたときには、違うところだったけど、 10分くらい待ってましたよ…」 「……あ、そうですか…… 私たちは、そうしませんが…」
今日の、駐車禁止隊は、 基本的に待たないというのだ。
すると、昨日の10分間は、 謎の待ち時間ということになる。 なぜ、待っていたのだろう…
待つ地区と、待たない地区があるのか? 地区によって違う決めごとがあるのか? それは、おかしいよなぁ… むくむくと疑問がわいてきた。
そうだ、ここは、 警察署に直接電話して、 詳しく聞いてみよう…
ということで、私は、警察署に電話をして、 この辺りのことを聞いてみることにした。
すると… 「はぁ……」 なことが分かったのである。
この続きは明日書きますね。
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2006年12月07日(木) |
なんとなく…気の毒なものたち |
《お知らせ》
「ココログ」のメンテナンス終わったようです。 (3日間かかったけど結局直らず、元に戻したとか…) 3日間分UPし終わりましたので、こちらもまたどうぞ、 よろしくお願いいたします。↓ 書き込みが出来る「ぼちぼち日記」
冬になると、いろんなものが寒々しく見えてくる。 ちょっと、心も寒くなっているので、 そんなものたちが目に入ってくる。
見つけるたびに、 あらら、気の毒だなぁ… などと思ったりしている。
まずは、これですね。 これって、ひどいと思うんですっ。
暮れが近づいて、ものを整理して、 処分するのはいいけれど、 ちゃんと、丁寧に処分してほしいぞ。
横から見ると、こんな。
一生懸命働いて来たのに、こんなのは あまりにひどすぎ。 失礼じゃないか、ソファとイスに。
「捨てた人! すぐに区の粗大ごみ収集に 電話しなさいっ!」
と、私は心で大声で警告した。
そして、次も、気の毒なもの。 これですよ。
これは、ゴミなのか?
近寄ってみたら、運動靴である。 近くにあった棒でつんつんしてみたが、 まだまだはけると思われるほど、 立派な運動靴であった。
でも、ポツンと置いてあって、 次の日いってもまだあったから、 恐らく捨てられたものだろうと、推測した。
「まだはける運動靴を 道ばたに捨てるな!」
と、私は心で叱ってやった。
あとね、これもそうなの。 いやんなっちゃう… 靴って、道ばたに捨てるもの?
完全におじさん靴だね。 左右の置き方が違っているが… 自転車の脇に、段ボールの切れ端をしいて、 おいてある。どう思います? ゴミ?それとも履き替え用? うーん、謎ですね。
「悩まさせないでくれよ」
と、私は心で怒ったのだった。
靴ね、結構道ばたに捨ててあるんですよ、 ちゃんと、ごみ収集日に捨ててほしいなぁ。
次は、これですね。 自転車だが、ただの自転車ではない。
この自転車は、商店街の飲食店の店頭で、 クリスマス飾りになってるのである。 あ、ちなみに、おそば屋さんね。
夜になると小さな電気がチカチカいっぱいつく。 こんなふうに飾ってもらって、 自転車、嬉しいかな? まっ、クリスマスだからね、仕方ないか、 自転車も…
この自転車がまだ乗れるのか、 壊れているのかわからないけど、 なんとなく、自転車なりに 頑張っているようだった。
「しっかりね、 自転車クリスマス飾り」
と声をかけてきました。
次は、わが家のベランダから。 まだまだ頑張っているものがある。
あのね、夏には、こんなに元気で、 たくさんの実を付けて イキイキだったトマトだけどね、
今は、こんな状態。
でもね、まだ、トマトがなっていて、 頑張って赤くなっているので、 このまんまにしている。 なかなか風情がある…
あとね、オクラもそう。 夏場は、こんなに元気だったけど、
今は、孤高のオクラって感じ。
葉っぱも全部落ちちゃったしね。 でも、最後のオクラを収穫するまで、 切らずにおくことにした。 やる気はあるようだしね。
健気に頑張っているわが家の野菜たちでした。
「やれるところまでがんばれよ」
と、毎日声をかけています。
今日は、寒空の下で、人知れず、 たたずんだり、頑張ってはいるけど… なんとなく…気の毒なものたちでした。
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2006年12月06日(水) |
目標達成するカレンダーを買ってきた。 |
《お知らせ》
「ココログ」の方の「ぼちぼち日記」ですが、 メンテナンスが入っているためにUPできません。
12月7日(木)の午後3時までメンテナンスなので、 それ以降に、UPいたします。 引き続きコメント書き込みなどしていだけると、嬉しいです。 どうぞ、よろしくお願いいたします。 <(_ _)>
私は、毎年カレンダーを選んで買うことを とても楽しみにしていて、今年も、 新宿にある「世界堂」のカレンダー売場が、 20%オフになるのを待って、 カレンダーを買ってきた。
新宿「世界堂」は、まだ、東急ハンズや他の百貨店が 正価でやっているときに安く買えるので、 とてもお買得なのである。
そんなわけで、20%オフになったので、 いそいそとカレンダーを買いに行った。
もちろん、今年も、 目標達成するためのカレンダーを買う つもりである。
そのカレンダーの話をする前に、 来年のカレンダーをちょっとばかし紹介。 楽しいものがあったので。
まず、「世界堂」のカレンダー売場は、こんな感じ。 紅白幕が巻いてある売場である。
けっこうな量のカレンダーが置いてある。 壁掛けタイプ、置くタイプなどなど。
いろんなカレンダーがあるので、 見ているだけでも楽しい。 毎年見ているが、 いつも同じようなものもあれば、 変わり種もある。
たとえば、金運をよくしたい方には、 こんな、カレンダーがいいそうだ。 (お店の人おすすめ) お金の色、黄色で統一してある。 風水では、黄色がお金の色なんだって。 中身はどうってことないけど、全身黄色ね。
あとね、こんなかわいい? 「福」カレンダーもあった。 ネコも、ダルマも一年間 必死で頑張ってくれそうだ。
これは、親子カレンダーとでもいうのかな。 POPにはウッドアニマルと書かれていたけど。 親子が磁石でくっついていました。
それと、これは、いいなと思ったのは、 このカレンダーであった。 あのね、木の幹が抜き型になっていて、 季節によって木の葉っぱが変わっていくのである。 ほら、こんな感じ。
最初は、冬の葉っぱのついてない木だけど、
夏になるとこんなふうに緑の葉っぱをつけて、
クリスマスになると、クリスマスツリーになる。
などなど、ふんふんいいね、いいね、 などといいながら見たけれど、 買わなかったけどね…。
私が買ったのは、 きわめてシンプルなカレンダー。 毎年、デザインは違うが、機能はだいたい 同じものにしている。 今年は二つほど買った。
そのうちの一つが、 目標達成できるというカレンダーである。
どんなのかというと…
きわめてシンプルでなんてことない カレンダーである。
これである。
なんだ、毎日書き込める式のカレンダー、 じゃないか…その通りです。 しかし、これが使いようによっては、 「目標達成」が出来るんですよぉ。
どうするか、紹介しましょう。
この書き込めるカレンダーに、 (基本的に、毎日ちゃんと書き込めるスペースが あればどんなカレンダーでもいい) 毎日、目標を書くのですね。
例えば、こんな話があるそうです。 子どもの不登校で悩んでいるおかあさんの例ですが、 この書き込めるカレンダーに、毎日、毎日、 「子どものいいところを1回は見つけてほめる」 と、書き込んでいたら、それが日課となり、 自分が変わり、子どもが変わり… そして、不登校も直ったそうです。
どこがポイントかと言うと、 ポイントは3つあります。
毎日「自分の目標を書くこと」が大事なのです。 毎日「書く」ことによって、自分の 潜在能力にインプットされていくのです。 これが、とっても大事なことらしいのです。
ポイント1.毎日「書く」
しかも、大きな目標ではなくて、 「具体的な目標」ね。
例えば、 「掃除してきれいな家にする」より、 「トイレ掃除と掃除機をかける」とか、 「いらないものを一つ捨てる」 などの方がいいのです。
「美しくなる」より、 「ストレッチを10分する」とか、 「食事は腹八分目にする」とか、具体的に できることなどの方がいいのです。
ポイント2.具体的な目標
そして、毎日書き込むことを、 朝か、前の日の夜にやって、 夜寝る前にできたら○をつける。 ともかく毎日書いて、チェックする。
ポイント3.毎日書いて、毎日チェック
そして、それが日課になったら、 次の目標を書く。 もちろん、具体的な目標は一つでなくても いいので、いくつ書いてもいいのです。 また、今日するべきことを書き込んで、 出来たことに○をしていくのもOK!
とまぁ、ともかく毎日「書く」こと、 ちょっとでもね、 それと、小さなことからコツコツとやって、 自信を付けていくってこと、 これが大事ってことなんですけどね。
だから、毎日ちょっと書き込めれば、 ノートでも、何でもいいんだけど、 私はカレンダーが気に入っているので このカレンダーを選んでいる。
スケジュールも書いておけば、 毎日みるから、忘れることもないし。 (この頃忘れやすいし…) ちなみに価格は、安くなって、1512円。
もう一つはこれ。
3ヶ月分が見えるカレンダーで、 前後の日付が見れるので、便利なのである。 私にとっては、月の前後が分かるのは、 締め切り日などがひと目わかるので、 とても、ありがたいのである。 こちらの価格は462円。
てなわけで、来年のカレンダーを 買った話でした。 みなさまは、もう買われましたか?
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2006年12月05日(火) |
今どきの若い人たち(写真中心) |
《お知らせ》
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ときどき、ウォーキングをしていると、
あららぁ… あの子たちユニークだわぁと思ったり、 私には、とてもとても、 わからないファッションだわぁと思ったり、 これはこれは!と思うような ことに出合ったりする。
もちろん、私だって、若い頃は、 そう思われるようなファッションをしていたし、 そんなことするのかってことも ちょっとはやっていた。
それが、今や、すっかり大人になり… 全く余計なこととは思うが、 あらぁ、それは何だか変だよ、だの、 その組合せはないでしょ、だの、 心で思うことが多い。
今日は、そんな街で見かけた ちょっと気になった若い人たち紹介を…
まずは、 ほぅ、これはこれは… ファッション編。
ファッションセンスは、それぞれ違うし、 流行もあるので、もちろん、 重箱の隅的なことは言いたくないけど…
セーターの肩は落ち(というよりなく)、 このセーターは、脱いだらどんな形をしているんだろう、 ジーパンの上にはいているスカート?は 脱いだからどんな形になっているんだろう、 (下の方をヒモで縛ってるふうで) このスカートらきしものは必要なのか… ジーパンだけではだめなのか? などと疑問に思ってしまった。
スラリとしたスタイルのいい子だったから、 何を着てもいいのかもしれないけど、 思わず、 どこからこんな洋服探してきたんだろうと 思ってしまったのだった…
さて、次は、ピンクハウスふうファッション。 このファッションは、私が若い頃からあるから、 不滅といってもいいのだろう。 根強い人気がある。
この女の子は、とっても目立っていて、 振り返ってみる人が多かった。 私も思わず、ああ、まだいるのね、 と見とれてしまった。
駅の方に向かって歩いていたのだが、 どこから来て、どこに帰るんだろう、 などと、思ってしまった…
次は、これかな。 ちょっと不思議編。
何だか… 違和感を感じるのは私だけ?かなぁ。 もちろん、女の子同士ね。 うーんと、仲良しなんだろうね、きっと…
それと、いつも、思うのだが、 ジーパンの上のスカート…って 変なような気がしてしまうな。 これも、そう思うのは私だけ?かなぁ。
次は、頑張ってるね編。
たくましくて、思わず、おおっと 声をあげてしまった。
かなり交通量の多い町中を 荷物いっぱい積んで、どこかに運ぼうとしていた。 この写真ではわからないけど、首にも、 荷物をぶら下げていた。 とても元気そうな人だった。
「気を付けてね…」 と思わず、声をかけたくなった。
最後は、おやっ? 何を見てるの編。
ウォーキングの最中にこんな光景に出合った。 1人の若い男性が掲示板をじっと見ていたのだ。 本当に、じぃーと見ていた。
掲示板を若い男性が見ているなんて、 珍しい光景だったので(あまり見たことなかった) いったい、この若い男性は何を見ているのだろうと、 とても興味を持ってしまった。 何かメモもしていたし…
あまりに気になったので、何を見ていたのか、 その若い男性が見終わるのをしばらく待って、 私もその掲示板を見てみた。 特に左下をね、じっと見てたのは。
すると、こんな内容だった。
「日常生活における介護のポイント 介護する人も、される人も無理なく、辛くない介護の方法」 というものだった。 なにやら、これの講習会が開かれるようで、 そのお知らせだった。
ふぅーん。
講習会行くのかな?
本当に、余計なお世話だが… もし行くなら、頑張ってやってほしいと 思ったりしたのだった。
というわけで、今日は、 近頃見かけた気になった若い人たちでした。 何にせよ、これからの日本をになってもらうので、 元気で、活躍してほしいと思ったのでした。 しっかりね。
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2006年12月04日(月) |
あのおじさん、どうなったかなぁ… |
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さて、昨日からの続きです。
写真を撮り終わり、 私はまた続きを聞きたいと思ったが、 いったん店に入ってしまい、その後にまた店外に出て、 聞き耳を立てるには、かなり無理があった。
しかし、聞かねばなるまい。 真相を知るためには…
大いに考えた末…
店の買い物カゴをぶら下げ、店内でセールしていた、 シャンプーやトリートメントなどの 商品をいくつか入れ、買い物している風情を 醸し出しながら、外にある商品も、 「もう一度見に来たんだもん」 …って感じで、さりげなく、 店外にある商品を見始めた。
これなら、見抜かれまい。(と思う)
しかし、ちらっと、 お巡りさんとおじさんの方を見回したら、 残りの2人のお巡りさんと目があってしまった…
ちっ!
やじうまと見抜かれたか?
それならそれで仕方あるまい。 まぁ、ちょっとは恥ずかしいが… しかし、私は断固として、 「やじうまじゃなくて、買い物してるんだもん」 というスタンスを崩さず、商品の入ったカゴをぶら下げて、 外の商品をみるふりをして、話を聞き続けた。
すると、 また話が聞こえてきた。
「ここで、こうやって話しても寒いし、 そこの交番まで行こうや。どこで 話しても、同じだからさ。」 「やだね、なんで交番に行くんだ。 おれは、何もしちゃいねえよ」
すると、さっき目のあった2人のお巡りさんが、 おじさんの側によってきて、 「だったら、行ったっていいじゃないか。 ここだと、通る人の邪魔になるしさ、目立つだろう」 「オレだって、恥ずかしいよ、 こんなところで囲まれてよ」
どうやら、すぐ側の交番に連れて行こうと しているようであった。 埒があかないと思ったのだろう。
聞き耳を立てている私としては、 いつまでも、外の商品を眺めているふりも できないし…もう限界に近いが、 このままおじさんが交番に行ったら、 何も分からないままなので、それもいやだ。
ここは、おじさんに踏ん張ってほしい。 そして、なんとかここで決着をつけてほしい。 見届けたい。 「頑張れ、おじさんっ」 などと、私は心で声をかけた。
「すぐそこだから。交番にちょっと行こう」 「行ってもおれは、何も言わないよ」 「うん、わかっているけど、もうちょっと 話を聞かせてよ…」
例のベテランお巡りさんが、フレンドリーに おじさんに語りかけていた。 2人のお巡りさんも、おじさんを囲んでいた。
何とか、もう1枚写真を撮ってみた。 こんな感じ。フレンドリーなお巡りさんは、 右にいて見えないけど。
結局、おじさんは、 交番に行くことを 了承したようだった。
そして、ついに4人は、 私を置いて、交番の方へと 歩き出した。
あらら、 行っちゃったよぉ。 真相は、どうなる?
こんなに私は頑張ったのに、 結局あのおじさんが何をしたのか、 分からないままだった。
しかし、まだ手はある。 大丈夫。
そう、このお店の人なら何か 知っているかも知れないのだ。 そこで、私は、いつもの、 何かを買いながら、さりげなく、 聞いてみる作戦に変更した。
カゴの中には、外に出ていた洗顔石けんや、洗濯洗剤、 店内で入れた、シャンプーやトリートメントが入っていたが、 (ほしくなかったが、間をもたすために入れてみたやつ) それを、全部売場に戻し、 本当にほしいものを選び直しレジに向かった。
そして、精算が終わってから、 レジの女性にさりげなく聞いた。
「さっき、店の外でお巡りさんと おじさんがいたけど、何かあったんですか?」 「ええ…あの、おじさん、 店の外で、大きな声で騒いでいたんです」 「何かあったんですか?」
「よくわからないのですが、誰かと言い争って いるようで…店の前だったので、 店長が110番したんです」 「ケンカかしらね?」 「そんな感じでした… すごい大きな声出してましたから」
あのおじさんは、この店の前で、 大きな声で、誰かと言い争っていたらしい。 結局、わかったのは、これだけだった…
残念!
私としてはもう少し細かく知りたかったが、 このレジの女性はあまり詳しく知らないらしかった。 私はレジの女性にお礼を行って、 外に出て、家に帰るべく歩き始めた。
すると…
家の方に向かう角のところで、 (道路をはさんだ角) お巡りさん3人とあのおじさんが立ち止まり、 またなにやら話あっていた。 どうやらおじさんは、交番に行くのを こばんでいるらしかった。
道路を渡り、側に行ってみたかったが、 今度は、隠れるところも、話を聞ける場所も なかったので、あきらめた。
残念!
あのおじさんは、誰と怒鳴りあっていたのか、 何があったのか知りたかったけど、 ついに、真相はわからないままだった。 そして、あのおじさんが交番に行ったかどうかも。
てなわけで、おじさん騒動でした。
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2006年12月03日(日) |
このおじさんは、何をしたのか? |
先日、外出先から帰宅途中、 最寄り駅に降り立ち、とことこと歩いて、 自宅に向かっていたら、近くの ドラックストアの前で、 めざとく見つけてしまった。
「あっ、お巡りさんと、 怖そうなおじさんだっ。 しかもお巡りさん3人もいるぞ」
こっ、これは、何かある。
こんな時には、家に帰ることより、 まずは、参加である。 私は、大急ぎでドラックストアに向かった。
なんだ、なんだ?
そして、ドラックストアに入る振りをして、 いったい何がどうしたのか、 このおじさんが何をしたのか、 お巡りさんとおじさんのやりとりに 聞き耳を立ててみることにした。
しかし、あまり近づくと、 もしかしたら、聞き耳を立てていると 知られて、この怖そうなおじさんに にらまれてしまうかも知れない。 私自身が「やじうま」だと認識されて しまうかもしれない。
実際は立派に「やじうま」だが、 一応私にもプライドはある。 できれば、「やじうま」とは思ってほしくない。 ただの通りすがりの人か、買い物をしている人 として存在していたい。 なので、さりげなさと、距離感が 非常に大切になる。
しかし、すると、問題がある。 ここは大きな道路なので、車が通る音が うるさくて、話していることが あまりよく聞き取れないのだ。
距離の取り方が微妙である。
そこで、もっと近寄りたいが、 これ以上無理だというところまで、近寄り、 ドラックストアの外にある商品をさりげなく 見るふりをしながら、聞き耳を立てる 作戦を立てた。
すると… ああ、よかった、ちょっとは 話が聞こえる。 断片的だけど…ね。
そして、こんな話が聞こえてきた。
「免許証とか、あるのかい?」 「そんなものはないよ。オレは、言わないよ、 名前も住所も…」 「車持ってないのか?」 「ああ、持ってないよ。そんなもんは」
「ああそう、じゃ、車で来てるんじゃないんだ。 じゃ、身分証明書とか今持ってる?」 「持ってねえよ、ちょっと買い物にくるのに、 そんなもん、持って歩くのか、必要なのか?」 「いや、持ってないかなと思ってさ」 「持ってねえよ、それに、 オレは言わないよ…名前なんか。 何をしたわけじゃないんだからさ」
おじさん、どうやら名前と住所を聞かれたらしい。 しかし、おじさんは言いたくないらしい。 何もしてない、などとうそぶいている。
なにもしなかったら、お巡りさんに こんなふうに、囲まれることはないはずだ。 何かやったに決まっている。
いったい何をやったのだろう、このおじさん。 私は、このおじさんが何をして、 これからどうなるのか… 見届けねばなるまいと、決心していた。
ただ、なかなか話し声が聞こえてこない。 さっきも言ったが、ここは大きな通り沿いなので、 車が信号で止まって、 静かな時には聞こえるのだが…
ああ、知りたい! このおじさん、いったい何をして、 こんな風に囲まれているのか…
私としては、この2人の中にわって入り、 「このおじさんは、何をして、 いったいお巡りさんとしては どうするつもりなんですか?」 と聞いてみたい。 しかし、そういうワケにはいかない。 非常に、残念である…
また、お巡りさんの声が 聞こえてきた。
「なんかちょっとなまりがあるな…九州か?」 「いや、鳴門だよ、出は。」 「南の方だと思ったよ。鳴門か…四国だな」 「ああ…もう大分帰ってねえけどな」
どうやら、このおじさんは、 鳴門の出身らしい。 話を聞いているのは、3人のお巡りさんのうち、 いちばんベテランという感じのお巡りさんで、 とてもフレンドリーに、さりげなく おじさんに質問をしていた。
ふぅーん、こんなふうに、聞くんだ… こうやって、きっといろいろと ヒントを得ているのね…
残りの2人のお巡りさんは、 無線でどこかと交信をしながら、 話あっている2人を見守っていた。
また、やや、聞こえないところがあって、 次に聞こえてきたのは、 驚くべきことだった。 私は、思いきり聞き耳を立てた。
「そりゃ、おれだって、悪いことしたよ、 刑務所にも入ったことあるしな…」 「ああ、あるのか?」 「ああ、あるよ、ちょっと前に、 刑務所から出たばかりだよ」
「え、いつ出てきたんだ?」 「2年くらい前だな…」 「どこの、刑務所にいたんだ?」 「府中(と言ったような気がする)だよ」 「何したんだ?」 「ただの、賭博だよ、別にたいしたことじゃ ねえよ。と、ば、く、だよ」 「ほぅ、と、ば、く、か」 「でも、今は、悪いことはしてねえよ」 「うん、今はな…」
ベテラン風のお巡りさんは、おじさんの 口調に合わせて、うまく情報を聞き出していた。 このおじさんは、刑務所に入っていたのだ。 「と、ば、く、」でね。
確かに、そんな風情を 漂わせているこのおじさんは。 また、車が動き出し、声が全く 聞こえなくなったので、 今度は、写真を撮るべく店内に入ることにした。
そして、ものすごく自然に、 (実際は見え見えだったかもしれないが) 携帯メールを打つふりをしながら、 気づかれないようにしながら、 シャッターを押した。
カシャ…
大きな音がした。
でも、大丈夫。
車の音が大きいからね。
それが、この写真。 なんとか、撮ってみた。
2年前に刑務所から出てきたこのおじさんは、 いったい、何をしてこんなふうに お巡りさん3人に囲まれているか?
この続きは、明日書きますね。
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