2006年10月31日(火) |
かわいいワンコたち(写真中心) |
ウォーキングをしていると、 かわいい犬さんたちにもよく出合う。 今日は、その犬さんたちの中でも、 小型犬を中心に紹介します。 犬さんたち、見てやってください。
さて、最初はこのワンコたちかな。 まずは、プードル系
ワンコがかわいいというより、 服がともかく目立っていた。 ちょっとお猿さんのようにも見えるけど、 ちゃんとしたトイプードル2匹。
「手作り服ですか?」 「いいえ、売っているんですよ。 今日はオシャレで勝負してみました(笑)」
ということで、 この服はわざわざ買った、勝負服らしい。 これから、何の勝負に向かうのか。 ともかく勝負服。 フリフリで、大きなリボンで。 この2匹のワンコの名前を、 勝手に、華子と姫子にしてみた。 たぶん違うと思うが…
おしゃれな中年カップルが、 オープンカフェに連れてきたワンコたち。 二人がお茶を飲んでいる間道路につながれて、 じゃれ合っていた。
「写真撮っていいですか?」 「どうぞ、どうぞ…よかったね、 写真撮ってくれるって、コッチ向いて」
などと、言ってくれたけど、 落ち着きがなくて、写真がうまく撮れず、 やっと撮れたのがこれ。 まだ、2歳らしい。
「まったく、落ち着きがなくて…」 とご主人が言ったら、奥さまが、 「あなたとそっくりね」 と言ってました。
次は、テリアたち。
まずは、こちらのワンコ とってもかわいい、まだ一歳。 一歳のわりには口角が下がっているように 見えるけど、ちゃんと一歳。 桃太郎って名前だって、渋いねぇ。
さて、次はこちら。
飼い主さんに聞いたら、どうやら、 やんちゃすぎて、ソファから落ちて そばにあった置物にぶつかり怪我をしたらしい。
「カバーを取ってあげたいけど、 取ると、すぐにかいちゃったりするから、 治るまでこのままにしておきます」 「これをしたまま寝るんですか?」 「ええ、このまま寝てますよ」
バンソウコウが何ともかわいい。 早く治るといいね。
次は、この2匹だけど… このワンコは同じ、ワンコだと思いますか? 違う日に撮ったのだけど、 見てみたら、とっても似ている。
同じかなぁ… どうかなぁ… でも、鼻の形が違うかなぁ… 綱の形が違うかなぁ… 飼い主さん…同じ人だったかなぁ…
まっ、ともかくかわいいから、 どっちでもよし!
さて、次は、「防犯」シーズ犬
神楽坂では、最近、この 「防犯。パトロール中」と書いたカードを ぶら下げて散歩しているワンコによく出合う。
これを、ぶら下げていると、目立つので、 若い女の子たちが、 「きゃーかわいいっ…」 などと言って集まってくるので、 飼い主さん大満足。
顔を見ると、 あまり防犯に役立たないように見えるけど、 あくまで「防犯パトロール中」 頑張ってほしいぞ。 しっかりね。
最後は、今日の私の一番のお気に入り。 このフレンチブルドック。
どうです… このつぶらな瞳 ぐっと来ますね。
あのね、名前は「ユイジーヌ」だって。 (私の聞き違いでなければ…) 飼い主さんは、 オシャレな働く中年女性って感じ。
「写真撮ってもいいですか?」 「ええ、どうぞ、どうぞ。 ユイジーヌ、ほら、ちゃんとカメラ見て」 すると、ユイジーヌは、ちゃんと見てくれたのだ。 すごいぞ、ユイジーヌ。 いい子だ、ユイジーヌ。
写真を撮り終わると、ユイジーヌは、 道路をぴょんぴょんとはねるように歩いて行きました。 かわいいぞ、ユイジーヌ。
こうしてウォーキング中に出合って 「かわいいですね、写真撮ってもいいですか?」 とお願いすると、飼い主さんはとても喜び、 そして、写真を撮った後に、だいたい 「ありがとうございます」 とお礼を言われる。 とっても嬉しいのでしょうね。
飼い主のみなさま、 こちらこそ、どうもありがとうございました。
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2006年10月30日(月) |
やってる、やってる! |
さて、昨日のお知らせの通り、行ってきました! あの「日ハムファンのはではでPOPの和菓子屋」へ。
やってました!
今回は、どんな感じだったかというと、 店内はこんな感じ。 相変わらずはではでのPOPと、 日ハム選手サイン入りの ユニフォームなどが店の奥にぶら下がっている。
「狂い桜セール」だって。 何だか見てるこちらも楽しくなってくるような、 そんなPOPであふれていた。
実は私は、日ハムが優勝したときには、 毎回行っていたのだ。 (1回目は紹介済み)
1回目 パリーグ優勝 2回目 プレイオフ優勝 3回目 日本シリーズ優勝
今回は、余計なお世話だが、 この和菓子屋優勝セールの歴史を たどってみたいと思う。
まず1回目の優勝時、 全品10円引きであった。
2回目のプレイオフ優勝時は、 全品20円引きであった。
で、今回の日本シリーズは、 全品30円引きになるかと思いきや、
日ハム桜、120円→80円であったのだ。
ちょっと意外であった。 今回は、日ハム桜だけか? 店主疲れたか… 3回も優勝したからね。
何はともあれ、「日ハム桜」を買って 帰らねばならないだろう。
さて、この「日ハム桜」1個80円とは、 どんなものか… それは、これです…
と、言いたいところだが、 残念ながら、今日は売り切れ。 私が行ったときには、もうなかったのだ。 どうやら、午前中に売り切れたらしい。 大人気!「日ハム桜」
しかし、 気になる「日ハム桜」 どんなだろう。
日ハムの旗でも立っているおまんじゅうか、 ハムの形をしたおまんじゅうか、 桜の形をしたおまんじゅうか… 新庄選手の顔でもしているのか?
そこで、今日の店番の店主の奥さんに 聞いてみることにした。
「日ハム桜って、どんな和菓子ですか? 旗でもついてるんですか?」 「いいえ(笑)、ただの桜餅ですよ、 ウチでは、日ハム桜って言ってますけどね」 「桜餅ですか?」 「ええ、桜餅です」
というわけでは、 日ハム桜は、ただの桜餅と判明。 残念! 私としては、旗が立ってて欲しかった。
さて、せっかくなので、いろいろと 奥さんに、聞いてみることにした。 奥さんは、嬉しそうに教えてくれた。
「また、札幌に行かれたんですか?」 「ええ、行ってきました、しかも、最終日」 「えーーっ、優勝した日ですか?」 「そうなんですよ、ホントにラッキーでした。 ものすごくてね…球場が」 「まぁ、そうなんですか…いいなぁ。 胴上げも見たんですか?」
「いいえ、最後までいると、球場出るのに1時間半も かかるし、ウチの主人は杖をついているので、 早めに出ようということで、9回を見終わってから、 球場を出て、胴上げなんかはホテルのTVで見ました」 「あっ、そうだったんですか。 でも、よかったですね」 「はい、いい思い出になりました。」
「でも、優勝するたびに、セールだと、 大変ですね」 「いいえ、13年ぶりですからね、みなさまに 還元しないと。お祝いですもんとっても嬉しいしね」 「ああ、そうですね」
ということで、この店では、 13年ぶりの優勝を心から祝っているのだ。 そして、その喜びをセールという形で、 還元しているのだ。
しかしながら… 2回目のプレイオフ優勝時に来たとき、 この日は店番が若ご主人で、この若ご主人に、 「優勝のたびにセールをやると大変ですね」 と聞いたら、 「だったら、たくさん買ってください」 などと言われて、感じ悪かったのだ。 だから、私は、豆大福を1個しか買わなかった。 (近所の公園で休みながら食べた)
若ご主人と、本当の店主や奥さんとは、 思い入れが違うのかもしれない。
そんなことはさておき、 私もその還元にあやかることにした。 と言っても、「日ハム桜」はなかったので、 普段の値段であるが。 でも、一応、参加しなくちゃね、話も聞いたし。 私は、いつもの豆大福と、季節商品の、 栗一粒というのを買うことにした。
私は、元気に言った。 「豆大福2個と、栗一粒2個ください」
すると、奥さんはこう言った。 「今日は、豆大福90円でいいですよ」
豆大福は120円だから、 30円引きにしてくれた。 嬉しいね。
そして、これが、栗一粒ね。 持ってくる間に、形が崩れてしまったけど、 こんなかわいい栗の形をしている。
食べてみたら…
これがとっても美味しかった。 回りはあんこで、中味に栗あんと、栗のつぶつぶが 入っていて、とっても美味しい。 豆大福より、私は好きになってしまった。 ちなみに1個140円。 これは、安くなってなかったけど。 でも、とっても満足した。 ごちそうさまでした。
余談だが、この店は創業109年にもなる老舗で、 (知らなかった) 昭和60年から、値上げをしてこなかったらしいが、 諸般の事情により、最近少し値上げをしたらしい。 日ハムが勝つたびに、何かを安くしていたし、 優勝セールで大盤振る舞いをしたのが響いたのか? 何はともあれ、元気でお店を続けてほしい、 日ハムファンでいてほしいと思ったのでした。
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2006年10月29日(日) |
ああ…なるほど、なるほどね、ふむふむ。 |
今日は最初に、明日のお知らせをしておきます。
「日本ハムファイターズ」日本シリーズ優勝ときたら、 やはり、あの「日ハムファンのはではでPOPの和菓子屋」 を取材せねばならないと、 勝手に意気込んでおります。
実は、今日行ってみたのですが、お休みで、 明日からなにやらセールをすると書いてあったので、 明日、行ってきてみます。
何をしているのか…わくわく。 楽しみ、楽しみ。 いろいろと聞けたら聞いてきますっ。 何をやるんだろうなぁ…
さて、今日の話である。
今日は、こんな写真から。
最初にこの家を見たとき、 とってもビックリしたのだ。
だって、玄関の入り口にワケのわからない こんな…なんて言ったらいいのか、 とりあえず、便宜上、大小円柱と 言うことにするけど、その大小円柱がでーんと 玄関より存在感ある状態であるのだから。 この大小円柱があることによって、 玄関にはとても入りづらい状態である。
何だろう… 玄関の前にこんな大胆な大小円柱…
私は大小円柱を、しげしげと見つめて、 それから、ぽんぽんと叩いてみたり、 取り外しができるのか揺り動かしたり、 (コンクリートで固定されいた) 小さい方の円柱がどうなっているか、 確認してみたり、別に意味はないが、 硬さを確認したりしてみた。
そして、 ほほぅ…がっつりだね、 などと、言ってみた。
そして、しばらく考えたが、 なぜ、家の前にがっつり大小円柱があるのか、 答えがみつからないまま、 また、ウォーキングを続けた。
しかし、再び歩き続けて、 この大小円柱の役目がわかったのだ。 (勘のいい方はこれを見なくてもわかると思うけど)
あっ、これだ! これだ、これだ。 あの、円柱の役目は…
それは、この光景だった。 これを見た瞬間にわかったのだ。
そう、角のお家の防衛策なのだ。 車が突っ込んで来ないための。
なるほど… きっと、そうだ!
あの家では、 玄関のかっこうや、入りやすさより、 まずは、事故防衛したのだ。
確か、あの家は角のお宅だった。 たぶん、2回くらい車が突っ込んできて、 玄関をめちゃくちゃにされたのだ。 それで、事故防衛のために、 あの大小円柱を立てたのだ。
たぶんだが、 真正面から車が突進してきたとき、 まずは小さな方の円柱で、衝撃を受け止め、 大きな円柱の方のぶつかるときの、 衝撃をやわらげるのだ。
それか、この道路の角をしっかりと周りきらず、 この家の角を通り、近回りしようとすると、 ぶつかるようにしたのだ。
しかし… 角といっても、この家の前の道は細い道で、 それほど、車が頻繁に通る道でもなく、 スピードを出して走るような道でもないような 気もするが…
しかし安全第一、 防衛第一である。 玄関は守らなくちゃね。
そうそう、そういえば、 私にこのことを気づかさせてくれた 事故防衛柵の下に、こんな石が置いてあった。 この石も、何かの防衛になっているのか…
足でつんつんしてみたら、すぐ動く。 また、反対側からつんつんして、 元の場所に石を戻したが、 この石は、何か意味があるのか… 何か、役に立っているのか。 なくてもいいような気もしたが、 とりあえず、 「頑張れよ、石」 と、声をかけてきた。
それから、気になって 角のお宅の事故防衛柵を見てみたら、 こんなことやっていた。
私は、角の家に住んだことがないので、 わからないが、角のお宅は、 一度か二度は、車にぶつかられ、 イヤな思いをしているのだと思う。 だから、こうやっていろいろと考えて、 事故防衛をしているのだと思った。
何もしていない家も多いから、 防衛策をしている家は、 もっと何度も被害にあっているのかもしれないなぁ。
てなわけで、今日は、 自己防衛柵たちの話でした。
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2006年10月26日(木) |
びっくりな落としもの |
先日、用事があって、両国に行ってきた。 両国は、もちろん、お相撲さんの街である。 そして「ちゃんこ」の街でもある。 街を歩いていると、ときどき、お相撲さんに 出合うこともある。
この町に行くと、 こんなプレートがあったり、
こんなジャンボなお店があったりする。 おっきいパンツ…
そして、こんなPOPがついている。
すごいね、これ以上〜のサイズだなんて。 お店の中を外からのぞいてみると、 びっくりするようなジャンボな衣類が たくさんぶら下げてあった。
ほぅお…やっぱりジャンボだね。
しかし、今日の話はこのジャンボな話ではない。 実は、この両国からの帰りに 出合った、ちょっと謎な出来事のことである。
この日は、とても天気がよかったので、 用事が終わってから、歩けるところまで、 歩いて帰ろうと、てくてくと歩き始めた。 23区内だと、知らない道を、 めちゃくちゃに歩いても、何かしらの駅があるので、 私は、ただ行きたい方に、足の向く方に歩き、 疲れたら、その辺りにある駅から 電車に乗ればいいと思っていた。 どこからでも、何とか帰れるからね。
へぇ、こんなものがあるのね、だの、 あらら、こんな路地があるんだ、だの、 こんな店があるんだ、だの、 ひとりごとを言いながら、歩き続けていた。
そして、とある橋に差しかかったとき、 お巡りさんと、何人かの人が、 橋の上から川を見ているのを見つけた。
ややっ、これはなにかある。
私は、ぴんと来て駆けだした。
こんな時には、なにはともあれ、 参加してみることが大事である。
大急ぎで、その橋で、みんなが川を 見ているところに近づいた。 すると、お巡りさんも、みんなも、 じっとある1点を見つめている。
そこを見てみると…
何人かの人が、川にヒモを垂らして 何かしている。
あ、何か落としたんだ…
それで、ヒモを垂らして落としたものを、 引っかけて、引き上げようとしているのだ。 何だか、いろいろとやってるようだ。
これは、何を引き上げようとしているのか、 確かめる必要がある。 そこで、私は、お巡りさんにじわじわと 近寄り、一緒に川を見て、こう聞いた。
「何を落としたんですか?」
すると、お巡りさんは、 こう教えてくれた…
「あのね、スーツケース」 「えっ?」 「スーツケースだって…」 「えっ、なんですか?」 「なぜかはわからないけど…、 川に落としたらしいよ…」
というわけでは、川に落としたものが、 スーツケースであることが判明。
よーく見ると、川の下に、確かに 四角い白いものがぼんやり見える。 確かに落ちているのは間違いない。
そして、白いヒモの先に、U字の何かをつけて、 スーツケースの取っ手に引っかけて 吊り上げようとしている。 スーツケースを落とした?人たちは、 汗だくで、何度も何度もそれを試みていた。
しかし…なぜ… スーツケースを川に落としたか。
橋の上を歩いていて、 あっ、まちがって、落としちゃった… などというものではあるまい。
あっ、風に吹かれて落ちちゃった… などというものでもあるまい。
ふーむ、これは、何かある…
そう思いつつ、写真を撮ろうとしたら、 その人達に、 「撮らないでくださいっ」 などと言われたし… でも、遠くからこっそり撮ったけど…
ふーむ、やっぱりこれは何かある。
私は、再びお巡りさんの近くに にじり寄り、また聞いてみた。
「よくあるんですか?こういうこと?」 「いや、ないね、スーツケースは…」 「どうして落ちたんでしょうね」 「歩いていて、落としたって言って いるんだけどね…」 「落とすものなんですかね?」 「いや、今まで聞いたことないね」
そうだ、よくあったら変である。 何度もこんなことを見聞きしたら変だ。 スーツケースなんてそう簡単に落とすものではない。 しかも歩いていて… ましてや川に…
私は、一生懸命にスーツケースを 吊ろうとしている人たちをみて、 (男性3人、女性2人くらいいた)
これは、落ちたんじゃなくて、 放り落とされたのではないかと思った。
そこで、こう推理してみた。
きっと、痴話ゲンカか、何かで、 怒った女性が、男性の持っていたスーツケースを 川に放り込んだのではないか。
具体的に言うと、こうだ。 男性は、どこかに誰かと旅行に行った。 仕事だとかなんとかと理由を付けて。 しかし、それが、ウソで、実は、浮気相手と、 海外旅行に出かけていたのだ。 それが、妻か恋人にばれて、怒りに狂った 妻か恋人が、帰ってきた男性のスーツケースを 川の中に放り込んだのだ。
しかし、このスーツケースの中には、 本当に大切なものも入っていて、 大騒ぎになっているというわけだ。
たぶん、そうだな… 私はこれ以上のぴったりな 推理が浮かばなかったので、 このストーリーだと決定してみた。 ものすごく単純な推理だけど…
さて、 スーツケース吊り上げ現場である。
私が、橋の上からこの現場を見ていて、 すでに15分くらいたったが、何の進展もない。 いろいろと、道具を持ちだしているが、 気の毒だが、スーツケースは吊れない。 何度も何度も失敗している。
その時、その人たちが、大きな声で、 「舟を出してもらおう…」 と言い合っているのが聞こえてきた。 どうやら、舟の上からやってみるらしい。
どうなるのか、大変気にはなったが、 いつまでもいるわけにはいかないので、 心の中で、 「うまく吊れるといいね」と声をかけ、 最後まで見るのを諦めて帰ることにした。 お巡りさんの方を見ると、お巡りさんも 自転車に乗って、戻ろうとしていた。
その後、スーツケースは吊れたのか、 舟を出してもらえたのか、 どうなったのかは、わからない。
しかし、スーツケースを 歩いていて川に落としては、いかんな 痴話ゲンカをしても、川に放り込んではいかんな、 などと、心で思ったのでした。
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2006年10月25日(水) |
わかったぞ!距離標のすべて |
さて、昨日からの続きである。
青白の謎のものが「距離標」という名前であり、 100メートルごとに立っていること、 お兄さんか格の「距離標」もあり、 それは1キロメートルごとに立っていることもわかった。
なるほど、ここまでは がってん!である。
しかし、これをジッとみていたら、 次の疑問がわいてきた。
まずは、書いてある数字である。 この数字はどう見るんだろう。 何を示しているんだろう、 特にお兄さん指標は?
そこで、また東京第3建設事務所に 電話してみることにした。 すると、今度は、ちょっと若い感じの 男性が電話にでた。
「あの〜、また教えて欲しいのですが、 距離標の数字のことを教えてください」
「ああ、書いてある数字ですか?」 「はい、まずは、100メートルごとの距離標の数字ですが、 これは大きいのと小さい数字が並んでるんです。 どっちがキロで、どっちがメートルですか?」 「ええと、大きな数字の方がキロで、小さな数字が メートルになっています」
と、丁寧に教えてくれた。 どうやら、大きな数字はキロを表し、 小さな数字が、メートルを表しているらしい。 つまり、これだと、 4キロ200メートルってことですね。
「では、キロの三角柱の方の数字はどうですか? 一番上が、0、次は主、次が302、下が2 となっています。」
「えっと、まずは、主というのですが、これは、 道路の格というか、道路も意味というか、それを 表すもので、主というのは、主要地方道の意味、 その他、特別都道と、一般都道などもあります。 特、一般などと書かれます。」 「ああ、なるほど、なるほど」
「次に、302というのは、路線番号ですね。 道路に振り分けられているんです。 道路の番号ですね。 一番下の数字が、キロを表しています」 「ああ、一番下が、キロなんですか。 じゃ、一番上の数字はなんでしょう?」
「…………… えっと、ちょっと調べてみますので、 後で折り返し、ご連絡します」
ということで、上の数字がわからなくて、 調べて、後で、連絡をもらうことになった。
しかし、この後…
意外な事実が判明するのである。
しばらくすると、電話があった。
「えーーと、わかりました。 あの、さきほど、一番下の数字が、 キロを表していると言いましたが、じつは、 一番上の数字が、キロでした…すいません。
それで、一番下の数字は、枝線番号です。 つまり、主要道路から別れて作られている道路の ことで、長い道路には、たくさんの枝道路が あるので、枝線番号がふられているのです」
じつは、どうやら、 一番上の数字が、キロだったらしい。 下ではない。下は枝番号ね。 そうだよね、キロを表す距離標だから、 キロは一番上だよね、地位としては。
「ああ、そうなんですか。一番上の数字が、 キロを表しているんですね」
「はい、そうです。それと…さきほど、私、 100メートル距離標の数字を、大きい方が、 キロと言いましたが、じつは、大きい方が、 メートルでした。小さい方がキロです… すみません…」
なんと、数字が逆転。 大きな数字が、メートル、 小さな数字が、キロメートルであった。
そうだよね、100メートル距離標なんだから、 地位としてはメートルの方が大きくなくちゃね。
というわけで、上の青白距離標は、 ×4キロ200メートルではなく、 ◎2キロ400メートルということである。
うーむ、担当の人でも わからないものであるらしい… これが現実なのね。 しかし、ともかく… 数字の謎はなんとか解けた。
さて、もう一つ、謎があったので、 それも、聞いてみた。
「この距離標は、何に使うものなんですか?」 「ええとですね、これはあまり一般の方には 役に立っているものではなくて、道路管理の 上で使っているものなんです。 道路工事のときなどに、路線番号○○、 △キロ○メートルの場所、とかいうように使います。 そうすれば、確実な場所を指定できますから。」 「ああ、そうなんですか。じゃ、事故の時に、 この数字を言ってもダメなんですね?」 「ええ、警察と連動しているわけではないので、 警察の方に、この数字を言ってもダメだと 思いますね」
というわけで、この距離標は、 道路管理上、必要なもので、あるとわかった。 だから、この距離標の読み方がわかっても、 それほど役には立たないということも。 でも、知っておく方が楽しい。 誰かに、自慢げに教えることもできるし。 まっ、自慢になればだが…
それから、地方によって 多少形に違いがあったり、 色の違いもあるということも。
こんな色もの都内で見つけたし。 かわいいピンクね。 こんなものもあるのです。
そうそう、これは↑は、0起点から、 400メートルのところってことですね。 たぶん、254は、254号線のことだしね。 ふふん、もう、読めるようになったぞ。
さて、謎は解けた… うん、いい気分。
なので、私は、今度0起点から、 歩いてみよう、距離標と一緒に、 などと思ったのでした。
ぜひ、みなさまの周りでも、 この小柄の距離標、見つけてみてください。 たぶん、ひっそりと、存在していると思います。 気がつくと、あるんですよ、ちゃんと。 そして、道路脇で見かけたら、 声でもかけてやってください。
「よっ、頑張ってるね、 ご苦労さま」
とでも…(笑)
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2006年10月24日(火) |
おやっ、これは何をするものだろう? |
道路には、謎のものが多い。 そんな道路の謎なものから、 今日は、これを紹介。
今日の主役はこれである。
これは何だと思います? 見たことあります? (東京だけにあるのかな?)
道路にあるんですけどね、 とっても小柄で、身長20センチくらい、 直径10センチくらいで、なにやら、 数字が書いてある。 ばっちかったり、穴があいてたりしながらも、 人知れず、控えめに、しかしながら、 あちこちに立っているものである。
先日まで、私にもないも同然のものだった。 しかし、ある日、ふと、 「あらっ、これは何かしらん?」 などと、このものの存在に気がついたら、 いやぁ、目に入ってくるわくるわ…
ついに、
「ここまで、存在感を示されちゃ、 これが何なのか、調べてみないわけには いくまい」
ということで、謎のこの小柄なものについて、 調べてみることにしたのである。
しかし、人間、いったん気づくと、 気づかない前には戻れないものですね。 気づくとあちこちあることを発見。 気づくと見えるんですね。
と、そんな前置きはさておき…
さて、この青白のものが一体なんなのか、 何をするものなのか、調べようと思ったが、 いざ調べるようとすると、 どこに聞けばいいのかわからない。
しかも、どんなふうに聞けばいいのか… 道路脇にある、青白の身長20センチの ものといって聞けば、わかるのか…
とりあえず、私は、わからない時には、 区役所か、警察に聞くことにしている。 どっちかで、どこに聞けばいいかくらいはわかる。 今回の場合は、区役所だろうと思い、 区役所の電話をしてみることにした。
区役所に電話する。
すると、あまり感じのよくない受付の女性が出た。 「あの〜、どこに聞いていいのかわからないので、 区役所にかけたのですが… 道路の脇にある、青白のものについて 聞きたいのですが… どこに聞いたらいいでしょうか?」
すると、感じのよくない女性は、 「お待ちください、調べてみます」 と冷たく言い、しばらくしたのち、こう言った。 「観察係につなぎます」
と、いうことで、私は、 新宿区の「観察係」に回された。 (たぶん、観察係ってこの字だと思うのだが 区役所のHPには出ていなかった)
「はい、観察係です」 と、今度はとても感じのいい女性が出た。 そこで、私はまた同じことを話した。 すると、今度は、
「ああ、それは、道路についてるものですね。 すると、区が管轄しているものではないので、 東京都第3建設事務所の方にかけ直して もらえますか?」
ということで、電話番号を教えられた。
そこで、今度は、 東京都第3建設事務所に電話をかけ直した。
今度は男性が出た。 「はい、何でしょうか?」 そこで、また同じ話をした。
すると、再び、 「ちょっと待ってください」 と言われ、今度は違う男性が出た。 そこで、また同じ話をした。
すると、男性はこう答えた。
「ああ、それは“距離標”ですね」 「距離標ですか?」 「そうです、距離標と言って、道路の距離を 示すものなんですよ」
あちこちで4回話して、私はやっと、 青白が何であるか、知ることができた。 あの青白の名前は「距離標」と言うのだ。
私は、さらに聞いた。
「「距離標」って、何をするんですか?」 「何号線とか、○○通りとか名前が付いてますよね。 その通りの距離を示しているものなんです。 これは、その道路の起点を0として、 終点まで100メートルごとについてます。 この場所が、0起点からどのくらいの 距離があるかを示すものなんです。 もっとも、置けないところもあるので、 そんなときには、100メートルでない 場合もありますが…」
どうやら、100メートルごとに 距離を教えてくれるものらしい。
「東京の場合、起点は都心で、それから、 郊外に向かって、終点へ続きます。 環状線の場合は、大田区が起点などとなってます。 つまり都心から、100メートルごとに、 外に向かって、距離をはかっているのです。」
なるほど、 そんなふうになっているとは…
そして、さらにこう教えてくれた。
「この身長20センチのものは、100メートル ごとについてますが、 その他にも身長が50〜60センチくらいの、 距離標もあって、それは、同じ青と白ですが、 1キロごとについてるんですよ。 三角柱ですが、見てみてください」
ということで、今度は、三角柱を 探してみると…
ありました。
それがこれ。
これが「距離標」のお兄さん格の、 三角柱である。 なるほど、100メートル距離標より、 ずっと立派でしっかりしている。 100メートル距離標…ちょっと気の毒。 でも、個数は多いからね。
さて、このお兄さん距離標を見ていたら、 新たなる疑問がわいてきてしまった。
そこで、私は、次の日、 またまた、東京都第3建設事務所に 電話をしてしまったのである。 電話番号もわかっているからね。
この続きは、また明日書きますね。
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2006年10月23日(月) |
街路樹の枝切りのワケ |
昨日からの続きです。
さて、私は枝切り責任者を見つけたので、 なぜ、今、街路樹の枝を切り落としているのか、 聞いてみることにした。
「なぜ、今、こんなふうに 枝を切っているんですか? これから、キレイに色づくのに…」 「ああ、この作業のことですか? 実はですね…困ったことが 起きているんですよ…」
困ったこと? 何だろう?
「困ったことですか?」 「ええ、そうなんです、実は、木が道路を 壊しているんですよ。」 「ええ?どういうことですか?」
すると、責任者の方は こう教えてくれた。
「実は、道路がこの木たちの根によって、 盛り上がってきているのです。 根の力ってスゴイんですよ。 ほら、歩道の木の根をみてください」
そう言われて、 根を見てみると…
なるほど…
木を囲んでいるフチが盛り上がっていた。 かなりの段差ができている。
「これは、木の根のせいなんですか?」 「そうです、この通りは、木を植えてから 長い間たつのですが、根の手入れをして こなかったので、根が伸び放題になってしまって、 その根が、こんなふうに道路を押し上げて、 この歩道だけでなくて、道路の方の地下まで 張り巡らされて、道路も盛り上がったりして でこぼこしてきているんですよ」 「ひぇ〜道路まで…」
「ええ、ひどいところは、道路にヒビが 入ったりしてるし、根が張っていて、 道路工事をするのも大変なんです。 それから、下水口のわずかなすき間から、 根が入り込んで、下水口に穴を開けたりもしてます」 「ええ、そんなに元気なんですか…」
「そうなんです、元気なんですよ、下水管を 根が取り囲んでいたり…、だから、 下水管の取り替え工事なんかも大変で…。 何度か、臨時の直しはしているのですが、 もうそろそろ根本的にしないということに なって…」
根が、段差をつくり出しているのがよくわかる。 下水道も側にあるので、根の攻撃を受けるらしい。
どうやら、この街路樹たちの根は、 元気すぎて、いろいろなところまで、 根をはやし過ぎてしまったらしい。 きっと、ものすごく元気なのだ。 本当はいいことなんだけど…
「そこで、今回は、この根を切ることに なったんです。でも、葉っぱがあると、 根の負担が大きくなるので、葉っぱを切ることに なったのです。負担の少ないこの時期に」 「ああ、なるほど…そのために葉っぱを切るんだ。 それは、根を切るためなんですね。」
「ええ、この街路樹たちが植えられた頃の 工法だと、根が自由にはえるような工法なんですね。 今の工法では、根の生え方も気を付けるように なっているのですが、この頃の植え方は、 根の処置をしていないんですよ。 だから、あちこちに根を伸ばしているんです」
なるほどね…
そう言われて歩道を再びよく見ると、 確かに、かなりデコボコしたり、 ゆがんだりしている。
今まで、歩道や道のでこぼこが、 根の力だとは考えもしなかったが、 どうやら根のせいだったらしい。 木の根の力って、スゴイのだなぁと しみじみと思った。 まっ、そんなわけで、どうやら、今回、 根の処置をすることになったらしいのだ。
根には気の毒だが、 大分カットされるらしい。 特に道路側の方がカットされ、歩道側に 伸ばすように、処置するのだそうだ。 枯れないといいのだが…
丸坊主の理由がわかったので、 私は、とても納得した。
しかし、
私にはまだ聞きたいことがあった。 枝切り職人さんたちについてである。
「あの〜、それと、あの枝切りの職人さん達は、 1日に、何本くらいの木を刈れるんですか?」 「そうですね、だいたい、2本くらいですね、 一人で刈れるのは。 今回は、6人の職人さん達がやるので、 1日12本くらいできますが、この 並木道を全部刈るには、3週間くらいは かかるでしょうね。雨の日はできないし」
というわけで、この葉っぱを刈る作業は、 まだしばらくかかり、 この作業が終わったところから、 根を切る作業を始めるとのことだった。
今年は、この並木道の秋は、 色づくことがなく、丸坊主状態で、 工事がしばらく続くのだ。
残念。
丸坊主になった木たちは、ちょっと 寒々しく見えたが、来年にはまた 元気な葉っぱが茂ると言うことだった。
私は、責任者の方に教えてもらったお礼を言い、 丸坊主にされた木たちに、 「根が切られても、元気に生きるんだよ」 と声をかけて、その場から離れた。
来年、どうなっているか、 ちゃんとチェックしなくちゃなと、 私は思ったのでした。
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2006年10月22日(日) |
なんで、街路樹を切ってるんだっ? |
先日のことである。
いつものように、万歩計をしっかり装着し、 「よしっ、今日も10000歩!」 などと、張り切って出かけることにした。
今日は、緑がキレイな道を歩いてみよう、 もしかしたら、街路樹が色づいて、 キレイかも…などと考えて、 街路樹キレイコースにした。
てくてく
元気に歩いて、やっと 街路樹がキレイな道路の入り口に着いた。 万歩計が2739歩になっていた。 さぁ、この道をゆっくりと歩こう、 などと思っていたら…
その瞬間…
ややっ!
目を疑った。
えーーっ、街路樹が 丸坊主にされているぞ。
枝が、切り落とされているのだ。 よーく見てみると、 街路樹を丸坊主にするべく 今、まさに、 枝を切り落としているところであった。
なんで?
このコースは、秋になると、 キレイに色づいてキレイなのに、 なんでこの今の時期に切り落としているの?
もしかして、枯れ葉が邪魔だから、 枯れ葉になる前に、切ってるの? まさかな… 病気かしら? それとも虫でもいて、その駆除のためなのか? よく、1本でも虫がいると全部切るとか言うし。 でも、ちょっと前にきたときには、 とてもキレイに生き生きグリーンだったぞ。
これは、なんとしても、 枝切りのワケを調べてみなければなるまい。 私は、そう決めた。
そこで、いそいそと、 枝を切っている現場に近づいた。
すると…
おおっ…
今まさに、職人さんたちが、木の高い所に登り、 枝の先端部分に足を乗せ、 ばさばさと切り落としているところだった。 私は、しばらく職人さん達の動きを観察した。
ちょっと見にくいけど、よーく見ると、 枝切り職人さんたちの姿がみえるはずです。
いやぁ、見事だな…
地上から、約6〜7メートルくらいのところで、 身軽にひょいひょいと枝に足をかけて、 がしがしと枝を切り落としている。 思わず、見入ってしまった…
いやいや…
見とれている場合ではない。 私の目的は、 「なぜ、枝を切り落としているのか」 を確認することである。 こんなところで、見とれていてはいかん。 誰か、聞けるような人を探さねば…
そこで、聞けそうな誰を探すために、 きょろきょろと周りを見てみると、 いたいた… 切り落とした枝を、拾い集めている 何となく、教えてくれそうな作業員が。
この人なら、きっと教えてくれるに 違いないと勝手に決めて、 その作業員に近づいてこう聞いてみた。
「なぜ、この街路樹の枝を切って いるんですか?」
すると、この作業員は、 こう答えた。
「あ、僕にはわからないです… あの、アルバイトなんで…」
あっ、そう… どうやら聞く人を間違えてしまったらしい。 ちっ、アルバイトだから知らないって。 しかし、ここで簡単には引き下がれない。
「じゃ、誰に聞いたらわかるかしら?」 「あの、あっちの方にいると思うんですが、 腕に腕章をしている人が責任者なので、 その人なら教えてくれると思いますが」 「ああ、責任者の方がいるんだ」 「はい、向こうにいるはずです。 黄色の腕章してます…」 「どうもありがとう」
ということで、私は、 「枝切り責任者」がいることを聞き込んだ。 そうとわかったら、この 黄色の腕章をした「枝切りの責任者」を 探し出して、何としても、 話を聞かなくていけない。 そこで、アルバイトの人が教えてくれた、 「向こう」の方に行ってみることにした。
黄色の腕章をした人ね…
どこにいるかな?
「向こう」に着いたけど、それらしき人はいない。 目をこらしてみたけど、いない。 いろいろな作業している人はいるけど、 黄色の腕章した人なんていない。 そこで、また、側にいた、 葉っぱを集めている作業をしている人に聞いてみた。 また、アルバイトかな?
「あの〜、この作業の責任者の方って、 どの辺にいらっしゃいますか?」
すると、その人がこう言った。
「はい、私ですが…」
えっ、 だって、黄色い腕章してないよ。 しかも枝集めしてるし… でも、責任者だと言っている…
私は、びっくりしたが、 ここは落ち着かねばと思って、気を取り直し、 丁寧にこう聞いてみた。
「あっ、失礼しました。黄色の腕章を してる方が責任者だって向こうの方に 聞いたものですから…」 「ああ、腕章ね… 枝集めをするときには、引っかかるので、 取ってるんですよ、で、何か?」
なるほど、枝集め作業の時には、 黄色の腕章、取っているらしい。 それは、知らなかったからな… 私の落ち度ではない。
ともかく、私は責任者を見つけた。 よぉし、この人にいろいろと聞いてみるぞ… 私は、いよいよこの枝切りの理由を 聞いてみることにした。
「なぜ、今、こんなふうに 枝を切っているんですか? これから、キレイに色づくのに…」 「ああ、この作業のことですか? 実はですね…困ったことが 起きているんですよ…」
話を聞いたら、 「あららぁ、そうなんだ…」 とすっかり驚いてしまった。 意外な話が聞けたのである。
この続きは、また明日書きますね。
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2006年10月19日(木) |
伊藤守さんの講演会に行って来た。 |
今日は、「ことば探し」でも、 何度かことばを紹介している、 私が尊敬しているコーチの伊藤守さんの 「会話から始めるコーチング 刊行記念講演会」 に行ってきたので、その話です。
伊藤さんの本で、私が読んだものは、 「伊藤守さんの本」を 見てくださいね。 伊藤さんの本はおすすめです。 (ことばを集めた小さなサイズの本もあり、 本を読むのが苦手な方にもおすすめです)
さて、伊藤守さんがどういう方かというと、 日本にコーチングという概念やシステムを 紹介し、広めていった方なんですね。
じゃ、コーチングとかコーチというのは、 何かというと、あくまで私の解釈ですが、
コーチングとは、
「その人自ら行動を起こさせる手伝いをし、 そして、その人自身で目標達成をさせる」 そうするように仕向けていく スキルとか考え方とか、システムで、 それをサポートしてくれる人がコーチです。
ちょっと、むずかしいので、 もっと簡単に言うと、
例えば、私がコーチングをお願いすると、 必ずコーチがついて、そのコーチが、 私が、自分で考えるやっていけるように、 そして、目標達成に向けて、 行動していけるように、行動できるように 手伝ってくれる、という感じです。 コーチとは、電話で話したり、合ったりします。
人って、一人ではなかなか前に 進めないものだと思いませんか? 一人だと甘えが出たり、落ち込んだり…。 そんなときに、 サポートしてくれる人や、ヒントをくれる人、 励ましてくれる人、話し相手になってくれる人が いたほうが、力が出るものだと思います。 相手がプロのコーチなので、その自分の 力を引き出してくれるし。
そういうことを、してくれる人がコーチです。 そのコーチ達は、もちろん、プロで、 コーチング技術を身につけており、 その人にあったやり方で、さりげなく指導して くれるという感じなのです。
このことを、伊藤さんは、講演会の中で、 「その人に金メダルをとらせること」 って言ってました。
私も、いずれ、パーソナルコーチを つけたいと思っているところです。 できるだけ早い時期にね。 そして、パーソナルコーチと一緒に、 初めての「金メダル」狙いたいなぁ…
あっ、前置きがうーんと、 長くなってしまった…
今日は、そうそう、 伊藤守さんの講演会がどうだったかという話を したいのだった。
会場は、紀伊國屋書店新宿南店7階。 19:00〜20:00の1時間で、参加費は1000円。 伊藤さんの講演は、初めてだったので、 とても楽しみにしていた。
さて、この講演会である。
伊藤さんは、いろいろな角度から、 コーチングについて話をしてくれたが、 今日は、その中で 「人を育てていく、人に行動を促す」ことの 話の中から、印象に残った話をしたいと思う。
例えば、私が感心したのは、 メジャーリーグ、ドジャーズのかつての名監督、 トミー・ラソーダ監督の話であった。
ラソーダ監督は、現役時代には、 全く成績がふるわなくて、 通算成績は0勝4敗、防御率6.48で、 選手としては、冴えなかったらしい。
しかし、監督なると、めきめきと力を発揮し、 ついには、「20世紀最高の監督」となった。 監督としての通算成績は、なんと、 1599勝1439敗(勝率.526)だそうだ。 すごいですよねぇ…
つまりラソーダ監督は、選手としてより、 監督として力を発揮した人なのである。 人の力を引き出したり、 人を生かすことがうまい人で、 監督に必要な何かを持っていた人なのである。
さて、このラソーダ監督はどんな人だったかというと、 大変なメモ魔だったそうである。 ともかく、なんでも、すぐにメモする。 例えば、こんなふうだそうだ。
トムという選手が、試合でいいプレイをしたとする。 その時に、ラソーダ監督が「グッド!」とほめたとして、 トムがあまり嬉しそうな顔をしなかったとすると、 「グッドでは、あまり嬉しそうでない」 とメモするのだそうだ。
次に、「グレート!」と言ってほめてみる。 すると、ちょっとだけ嬉しそうな顔をした… などとメモするのだそうだ。
さて、このラソーダ監督が一体何のために こんなことをするのかと言うと、 その人を動かすキーワードを探すためである。 人によって、その人を動かすツボがある。 それを探すためである。
例えば、ほめるということ1つとっても、 ほめられて嬉しいツボが人それぞれ違う。 みんな同じではない。 人前でほめられるのが嫌いな人もいれば、 大げさにほめてもらった方がいい人もいる。 才能をほめれたほうが喜ぶ人もいれば、 結果をほめられた方が嬉しい人もいる。 その人が本当に喜ぶ「ほめ方」をしないと、 その人に、伝わらないのである。 わかってないな…になるのである。
「誰かをこうほめたら嬉しがったので、 他の人にもそうしよう…」 などでは、ダメなのである。 みんな違うのである。
ラソーダ監督は、その選手達の癖や、 キーワード、ツボを観察し、それをすべてメモし、 そして、その選手達がどうやったら「動く」か どうやったら監督の想いが伝わるか、 研究したというのである。
そして、その結果、 選手達のことが全体的によくわかり、 どうやったら選手達が自発的に動くようなるかわかり、 それを、一人一人の選手にあったやり方で、 実行していったというのである。
人は、誰かに「こうしろ」と指示されて やることを嫌がるようにできてるらしいが、 同じことでも、 自ら「こうすればいいんだ」と気がつくと、 やる気になり、全力でやるようになる。 監督は、そう仕向けていったというのである。 それが、あの輝かしい監督しての、 通算成績に結びついたのである。
一人一人違うところを重視して、 その人を認め、その人にあったやり方をやる、 これも、1つのコーチング技術である、 と言うことだった。
それから、こんな話もあった。
ヤクルトおばさんで、4年間売上いちばんの 方の話であるが(とても普通の人らしい)、 その人は、誰に対しても、
「頑張ってるね」と声をかけるが、 「頑張ってね」とは決して 言わないそうである。
たった一字「る」が入っているかどうかだが、 言われる方の印象は全然違う。 「頑張ってるね」と言われると、 認めてもらっているように感じるが、 「頑張ってね」と言われると、 もっともっとちゃんとやれよ、という印象を受ける。
こんなふうに、人を常に人を認める 言い方もあるのである。 認められれば、人は動く… なるほどなぁ…と思った。
その他、 こんな話が聞けた。
「アドバイスは行動に結びつかない」そうだ。 なるほどと思って、わかったつもりになると、 人は動かないそうだ。 わかっている…だからいいになるらしい。 よく「鱗が落ちました」などと言う人がいるが、 実は鱗は「何枚もあるもの」だと言うことであった。
また、よく「1回言えばわかるだろう」 などと言う人がいるが、1回では全然ダメで、 人間は、5回くらい言って、 やっと言ってることがわかるのだとか。 だから、何度も言った方が伝わるらしい。 しかし、わかってもやるかどうか別問題らしい。
「正論で人は動かない」とか、 「人の話は黙って聞く」とか、 「違う視点でみることが大切」 「双方向で話し合うことが大切」 等々、短い時間ながら、 とても有意義な話がいっぱい聞けた。
ただ、1時間の中に、エッセンスをたくさん 凝縮されていたので、ついていくのが大変だった。 もっとゆっくりと聞きたいなと思った。 伊藤守さん、その人は、優しそうな雰囲気、 ちょっと早口で、パワーを感じさせてくれる方だった。
「なるほどなるほど」と、 わかったつもりになってはやらないので、 ともかくわかったと思ったら、やってみることが 何より大切なのだと言うこともわかった。
さて、わかったと思ったことを、 明日から実践してみなくちゃね。 今日は、講演会の話でした。
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2006年10月18日(水) |
ありゃ、なんだ、これはっ… |
さて、今日も、昨日からの続きで、 「ありゃ、なんだ、これはっ…」 と思ったものたちの紹介である。
しかし、 今日のものたちには、私と違った意見を 持つ人もいると思う。
それを承知で、私はこう総合判断した。 「これは、いらないと思うなぁ 無駄なものだと思うなぁ…」 もちろん、 全く基準のない、私の勝手な総合判断である。
だってね、 これを発見したとき、驚いたもん。 思わず、 「うっひゃ〜、気の毒なほど、 全く無駄なものたち…」って。
今日のものたちは、道路で見つけた、 道路を演出するモニュメントたちである。 以前も、同じようなものを見つけたことがある。 詳しくは→「置物たちの話」 パターンとしては、大いに似ている。 たぶん、考え方は同じであると思う。 つくってあるものは全然違うが…
まずは、 これを見ていただきたい。
見ればわかるが、運動靴である。 青銅でできたね。
これが、どんなところにあるかというと、 こんなところにさりげなくあるのである。
最初見たとき、ゴミかと思ってしまった… しかし、ゴミではない。 青銅の運動靴である。
目をこらさなければ、見つけることが できないものである。 もしかしたら、 けつまづいてしまう人もいるかもしれない。 気を付ける必要がある、 立派なモニュメントである。
次はこれである。
見ればわかるが、 顔がテカテカしたカエルである。
このカエルが、どんなところにいるかというと、 こんなところにいるのである。
顔がテカテカしているところを見ると、 このイスに腰掛けながら、振り向いて、 「あらっ、こんなところにカエル…かわいいっ」 などと、言ってなでなでしてくれる人が いるのだと思われる。 実は、幸せなカエルなのかもしれない。
次はこれである。
よーく見るとわかるが、 絵の具と筆である。
これがどんなところにあるかいうと、 こんなところにある。(黄色の輪の中)
ちっちゃいのである。 さりげないのである。 目立たないのである。
それが悪いわけではないが… 何だかな…としか言いようがない。 頑張れよ。
さて、どんどん行こう。 まだまだあるのである。
次はこれである。
靴と、何だかよくわからない巻物、 ゲートル?包帯?ベルト? のセットである。
これがどんなところにあるかというと、 こんなところにさりげなく置かれているのである。
何を言いたいのか… 謎が謎を呼ぶ、靴と巻物である。 どうリアクションを取ればいいのか…
そして…
これから、先になると、 なぜか、いきなり 「日本の秋」っぽくなるのである。
ほら、これね。
これは、クリと柿である。 イスの上にある。
こんなところに、クリと柿があっていいのか。 もちろん、いいのである。 座りにくいとは思うが。
なぜ、クリと柿が選ばれたかは謎であるが、 ともかく、クリと柿である。
そして、最後は、なぜか、こうなる。 (もっとも、コチラ側から歩いてくれば、 これがいちばん先にあるということになるが)
クワとかぼちゃ、布袋、 ウンチと間違いそうなサツマイモなどが、 置かれている。
これがどんなところにあるかというと こんなところにあるのである。
「働けよ、収穫したいなら」 恐らくそう言いたいに違いない。 それが伝わってくる作品となっている。
残念ながら、今回は、 全部を紹介できなかったが、こんなものたちが、 まだまだいっぱい置かれているのである。 さりげなく、ゴミに埋もれたりして。
この道は、公園やキャンパスの近くに あるので、たぶん、 「楽しさを演出したかった」のだろう。 そんな区の考え方がわからなくもないが、 全然、生かされてはいないと思う。
こんなことにお金をかけるなら、 そして、このようなモニュメントを置くなら、 道路のメンテナンスをきちんとした方がいいし、 モニュメントのメンテナンスも していくべきだと思う。 (壊れているのもあるし、欠けているのもある)
ちなみに、こんな道に点々と、 モニュメントたちは設置されているのです。 いっけんキレイそうな道に見えますが、 周りには、いっぱいゴミが捨ててあって、 モニュメントたちは、ひっそりとしています。
このような、モニュメントって、 いるんでしょうかね?
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2006年10月17日(火) |
おやっ、これはなんだろう? |
いつも、同じこと、言ってますが… ウォーキングしていると、 「おやっ、これは何だろう?」 とか、 「大丈夫か、これは…」 などと、思わず、ひとりごとをつぶやいて しまうものと出合うことが多い。
もちろん、最近もまたまた出合っている。 今日は、そんなものたちを紹介します。
まずは、これですね。
道路の真ん中に、置いてある、 ばっちい金たらいをまるで帽子のようにかぶせた、 赤白の△である。 神楽坂の古風な道のど真ん中に置いてある。 ものすごく目立つ。
ありゃ、なんだ? と思って近寄ってみたら、
「き け ん」
と、銀行から送られてきたお知らせ封筒に 黒マジックで書いてあって、 ばっちい金たらいの帽子のようなものに、 ガムテープで無造作に貼ってある。
いったい、何が「き け ん」なのか。 こんな真ん中にでーんと置いてある方が、 よっぽど危険なのではないか? 夜、見えなくてぶつかったりしないのか? この辺りは、夜は暗いし。
私は近寄って、じっと見てみた。
よく見ると、下にマンホールの蓋がみえた。 もしかして、このマンホールの蓋に深くて、 下が見えないような、とんでもない穴が あいているのかもしれない… もしかしたら、何かがいるのかもしれない… などと思って、恐る恐る、足で、 この赤白△をちょっとどけてみた。
すると…
穴なんてあいてなかったもん。 何もいなかったもん。
足で、マンホールの蓋をつんつんしたり、 押してみたけど、大丈夫だったもん。
どうやら、マンホールの蓋とは 関係ないことがわかった。 もっとも私は、怖くて、このマンホールの上に、 乗ったりはしなかったが… 奈落の底に落ちるといやだからね。 だから、乗るとまずいのかもしれない。 しかし、そんな本当に危険なものを 行政が作るとはとても思えない…しな。
私はきょろきょろと周りを見渡してみたが、 「き け ん」 らしきものはついに、発見できなかった。 いったい、何が「き け ん」なのか… 結局、謎のままだった。
しかし、ともかく、何かが 「き け ん」なのは確かである。 注意しよう… 私は「き け ん」から離れた。
さて、次はこれである。
ひゃ〜、これはなんだ? いきなり、ブルーのシートである。 重しが置いてある。 なんだろう… 初めて見たぞ、こんなもの。
誰かに聞けないかな?と思って周りをみたら、 側に工事をしているおじさんたちがいた。 きっと、この人達なら何かを知っていると思い、 さりげなく近寄って、邪魔にならないタイミングで、 声をかけてみた。
「あの〜、あのブルーのシート何なんですか?」
すると、おじさんは、
「ああ、あれは雑草がはえないようにしてるの。 工事するまで、抑えてるの雑草を」 「へぇ…薬でもまいているんですか?」 「いいや、ただ日光を遮っているだけ。 あのね、家の庭でも、雑草をはえさせたくなければ、 こんなふうにするといいんだよ」
楽しそうにこう教えてくれた。
どうやら、雑草抑えらしい。 知らなかった、こんな方法があるとは。 ブルーシートのないところには、 確かに雑草が顔を出していた。
今日の最後は、これです。
道ばたにポツンと置いて合った荷物を積んだカート。 周りには誰もいない。 荷物カートだけが、ポツンとある。
「ややっ、あれは…もしかしたら、 例の「道ばたで雑貨を売る商売」の、 雑貨が入っているカートなのではないか? だとしたら、誰かがこの辺りで雑貨を 売っているはず…いるか?」
そう思って、きょろきょろとしてみたけど、 全くそれらしい人はいなかった。
そこで、この荷物が積んであるカートに 近寄ってみた。
すると、荷物に、
「只今配達・納品中です。 すぐ戻ります」
と貼ってあった。
どうやら、ここに荷物を置いて、 どこかへ、配達、納品しているらしい。 大胆である。 こんな目立つところに置いておくとは。 この辺りは住宅街で、店などはない。 どこへ配達、納品しているのか… 誰も、戻ってくる様子もない…
側によって、段ボールをよくみると、 どうも海外から送られてきた箱で 結構大きな箱であることがわかった。 ちょっと中味が気になった。
会社名と電話番号、名前も書いてあった。 帰ってきてから、インターネットで 会社名などを調べてみたけど、 この会社名でのサイトは見つけることが できなかった。
どんな人が戻ってくるのか、見たかったけど、 私がこの道路を直線で歩いている間、 振り返って何度も見たけど、 戻ってくる気配はなかった。
例の雑貨屋さんが、一軒一軒この辺りを 回っているのかもしれないなぁ。
てなわけで、今日は、道ばたで見つけた、 ?なものたちでした。
明日は、もっと???のものを お見せしたいと思います。
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2006年10月16日(月) |
「たらい回し」を経験する |
今日は「たらい回し」の話である。
ちなみに「たらい回し」の語源って、 こんなことらしいです。
「たらいまわしは、本来、仰向けに寝て足でたらいを 回す曲芸のことをいった。 たらい回しの曲芸は、たらいを回しながら 受け渡していくもので、回すたらいが変わっても、 たらいを回す足の方は変わらず同じであることから、 馴れ合いで順番に回す意味として使われるようになった。」 (「語源由来辞典」より)
とか。
まっ、そんな、 わかったような、わからないような、 「たらい回し」の語源はさておき…
私が今、使っているパソコンは、 使い初めてから、2年ほどになる。 まだ、古いとは言えないパソコンである。 (と、思っている)
それが、 いきなり調子が悪くなってきたのだ。 2ヶ月ほど前くらいからね。 どんな状況かというと、
○インターネット回線がとぎれる。 作業していて、いきなりつながらなくなる。 メールで原稿が送れなくて焦るし、頭にくる。
○画面表示がされない。 つまり真っ白のままになる。 そのたびに、いちいち再起動する。 「なんでさっ」などと、頭にくる。
○エクセルなどの、ソフトが突然固まる。 データを作っていて、全部パーになった。 「くそっー」と、怒り爆発、頭にきた。
○パソコンの動きが悪い パソコン内部で、かなり考えている様子。 イライラするし、作業効率が落ちる。パソコンに 「役立たず!」などと文句の2つも言いたくなる。
これではいかんと思った。 いつも一生懸命に頑張ってくれているパソコンに こんなふうに当たってはいけないと思った。 しかし、そういう思いと裏腹に、 パソコンにどんどん当たるようになってきていた。
いかん、いかん。 ごめん、ごめん。
これは、なんとかせねばなるまい… しかし、パソコンのことになると、 何かと時間が取られるので、どうも 億劫になってしまってノビノビにしていた。
しかし、このまま放っておいても、 人間のように自然治癒は働くまい、 「自分で直してみますから…」 などと言ってはくれないだろう。 たぶんどんどん悪くなるだけだと思い、 「やるか…」と、決心をして、 最初にどこに電話をしようかと迷ったが、
とりあえず プロバイダに電話をしてみることにした。
思えば…これが 「たらい回し」の始まりだった。
ことの経過は こんなふうである。
1.《プロバイダに電話する》
あれこれとこうやってああやってと言われて その通りやった揚げ句、調子は戻らず、 「それは、当社の問題ではないようです。 サーバーには何の問題もありませんから、 NTTに問い合わせしてください」 と、NTT光接続に問題があるのではないかと言われた。
↓
2.《NTTに電話する》
NTTに電話で、そのことを話したら、 「とりあえず行って状況を見てみます」 ということで、2日後に、 家まできてくれることになった。
↓
3.《NTT担当者、家に来る》
家の光接続用機器やパソコンの状態を見て、調べて、 「NTT機器に異常はないと思うけれど、 とりあえず、光回線用機器を新しいのに取り替え、 マンションの元の回線も違う方に変えてみます。」 ということで、マンションの元も直して行ったし、 わが家の光接続の機器も新しいのに取り替えて行った。
影になってみえないけど、 脇の奥の方に、その機器はある。
しかし、その時に、 わが家のパソコンあれこれ操作してみて、 その担当者はこう言った。 「このパソコンのデータ速度は遅い。 私のパソコンは古いが、それより遅い」 などと言われて、私はショックを受けた。
この写真の下の方に写っているのが、 わが家のパソコンより古いパソコンのくせに、 データ速度がうんと速いというパソコン。
しかし、 なんだかんだとやったり言われたりしたわりに、 その後も回線の調子は直らず、 NTTの担当者に再び電話すると、 「無線LANの機器(ルーター)に問題が あるのではないか」 と言われた。 (わが家は無線NANを使っている)
↓
4.《「メルコ」サポートに電話する》
そこで、無線ルーターを作っている「メルコ」と いうメーカーに電話をしたら、またまたいろいろと、 チェックをさせられて、 「こちらのルーターは正常に動いているし、 別に異常はないようです。同じルーターでも、 データ速度が出ていますから、もしかしたら、 パソコンに何か原因があるかもしれません」 と言われる。
↓
5.《東芝サポートに電話する》
ついに、わが家のパソコンメーカー東芝に 電話をすることになった。 そこで、今までの経過と、調子の悪いことを かいつまんで話したら、またまた、 いろんなことをさせられてチェックし、 それでも直らなくて…
すると、担当者はいとも簡単に、 「何かシステムが当たっているのかもしれませんね。 調子が悪いようですから、 リカバリをしてみてください。 それをしてみて、もう一度調子を見てください、 それが一番早いようですね。」 なとど、言われてしまったのだ。
おいおい…
結局はリカバリかい… 簡単に言ってくれるね。
パソコンのリカバリ(OSやソフトの全入直し)は とても面倒だし、時間がかかる。
あーあ。
やれやれ…
しかし、ブツブツ言っていても仕方ない。 それに、ここまできたら、 最後までやらねば気が済まない。 もう、この件で、何時間も、 何日も費やしているのだ。
↓
6.《リカバリする》
そこで、意を決して、 リカバリしてみることにした。 ついに最後の手段である。
必要なものをコピーしたり、 必要データを保存し、マニュアルを見ながら、 いよいよ、リカバリすることにした。
そして、何とかリカバリに成功した。 そして、またデータを戻したり、 ソフトの入れ直ししたりした。 丸1日作業となった。 (もちろん、途中でウォーキングに出かけたが…)
今度はどうだ?
何とか、今のところは、大丈夫なようだ。 回線もつながっている。 ソフトのことは、これから使ってみなければ、 わからないが、今のところ大丈夫だ。 データ速度は、あまり速くはないが、 頑張っているようだ。
結局、私は自力でリカバリをやって、 なんとか、今のところ大丈夫なところまで来た。 私は、この「たらい回し」を経験して、
一番最初に電話をするのは、 東芝サポートだったかもしれないと悔やんだ。
そうしたら、最初からリカバリして、 それで終わったかもしれないのだ。 ものすごく、大回りをした気がする。 パソコンはこんなものかとも思うけど…
しかし…ともかく、 なんとか調子は戻ってきたので、 「よし!」とすることにした。
そして、我がパソコン↓に、 「いつもありがとう、これからも頼むね」 とお礼を言い、なでなでしたのでした。
今回の件では、 「立派にたらい回しちゃったな」 などと反省したのでした。 たらい回しは、時間がかかりますね。
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近所に「99円ショップ」がある。 ここは、食料品も多く扱っていて、 ちょっとしたときに安く買えて重宝している。
週末にこの「99円ショップ」に 買い物に行ったときのことである。 私は、商品2つほどカゴに入れて、 「これで、買い物は終わりだな」 などと思いながら、レジに並んだ。
私の前には、カゴいっぱいに商品を 入れたおばさんがいた。 そのおばさんの番が来て、 レジで精算してもらっているときのことである。
そのおばさんが 突然こう言ったのだ。
「このレジは、間違いが多くて困るのよ。 ちゃんと気をつけて打ってね」
私は、ちょっと不思議に思った。 だって、ここの商品はほとんどが99円で、 数を数えればそれで金額はだいたいわかるし、 確かに、値引きされている商品や、 お酒など高い商品もあるが、 それはわずかだから、すぐに計算出来るはずだし、 どんな「困るほど」の間違いが多いのだろうかと。 個数の間違いが多いのか?
そして、おばさんは、さらに、 レジの女性にこう言った。
「気を付けて打ってくれなくちゃ、 安心して買い物もできないわ」
レジの女性は、困ったような顔をして、 「はい…」と言った。
レジでは、 1つ1つの商品に貼ってあるバーコードを 読み取る機械に当てて、ピッと機械が言うと カゴに入れるということをしていて、 ピッと言わない商品は手で打っている。
確かに、ここのレジは大雑把で、 近所の100円ショップでは、個数を数えて、 「○個ですね」と確認をしてくれるが、 そういうことはない。
しかし、このおばさんが「困る」というほど、 間違いがあるとは私には思えなかった。 でもまぁ、きっと以前何かあったのね、 などと思いながら私は、 後ろでそれをじっと見ながら待っていた。
すると、今度はそのおばさん、 またまたこう言ったのだ。
「ちゃんと、打ってね、 間違えないでね…」
レジの女性は、ちょっと辛そうな顔をした。 これほど言われたらプレッシャーにもなるだろう。
さらに、このおばさん、 今度はいきなり、私をみて、 こう言ってきたのだ。
「ここ間違い、多いわよね?」
問いかけられているのか、私? 一瞬迷ったが、どうやら、このおばさん、 私に同意を求めたいようだった。 いきなりこう聞かれても困る。
しかし、私は今まで、この店で 間違ったこともないし、困ったこともない。 (買った商品で、壊れやすいものはあるが…) 他のスーパーマーケットの方が よっぽど間違いがある。 ここは、この店の名誉のために、 はっきりと言わねばならない。
そこで、 私はきっぱりとこう言った。
「いいえ、私は間違えられたことないですが…」
すると、このおばさん、 こう言ったのだ。
「ふん…」
そしてレジの女性を向いて、 こう言った。
「しっかりやってちょうだい」
私は、レジの女性と目を合わせたが、 その女性は困ったような顔をして、 一生懸命にバーコードを機械に通していた。
やっと、このしつこいおばさんの分が 終わって、私の番になった。 レジの女性は私に、小さな声で、 「すいません」と言った。 私は、小さくクビを振って、小さな声で、 「大変でしたね」と言った。
商品2つだったので、 すぐに精算が終わり、レジの女性は、 その場で袋詰めもしてくれた。 私はお礼を言って、店を出ようとして、 商品を袋詰めにするカウンターの前を通ると、 かのおばさんが、カゴの中の商品を 袋詰めしようとしていて、 こう言っているのが聞こえてきた。
「間違いが多いから安心出来ないわ。 ちゃんと確認しなくちゃ」
おばさんは、ぶつぶつと一人ごとを言い続け、 じっとレシートを見ている。 そして、ついに、おばさんは、 レシートと商品と合わせ始めた。
しかし、ここは何度も言うが、 99円ショップである。 商品の価格は、ほとんど99円である。 個数さえまちがえなければ、 金額は合っているはずである。 何をそんなに確認するのか。
それに、余計なことだが、 私がじっと見ていた限り、 おばさんのカゴの中は、ほとんど99円のもので、 それ以上の価格のものは入っていなかったし、 たぶん値引き品もなかったと思う。 個数を数えればそれで済むのではないのか?
何を見ているのか… 何を調べているのか… 何がどう気になるのか…
私はおばさんに、 聞いてみたかった。
しかし、それは残念ながらできない。 さっき、ふんと言われたしね。 あそこで「多いですね」などと、 同意していれば、話しかけも出来たが…
ともかく、おばさんは、 レシートと商品を合わせ続けていた… ただの神経質なおばさんのなのか、 ただのうるさいおばさんなのか。 謎は残ったが、きっと、 とってもとっても大きな間違いが かつてあったのだろうと私は解釈することにした。
そして、普通のスーパーマーケットなら、 どんなことになるのか…全く余計なことだが、 ちょっと心配になってしまった。 案外この辺りでは、 有名なぶつぶつおばさんかもしれないなぁ。
あまり、ぶつぶつと言っていると、 人生つまらないよ…と私は心の中で おばさんに言ってあげました。
今日は、99円ショップで出合ってしまった、 ぶつぶつおばさんの話でした。
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2006年10月12日(木) |
「秋の嵐の日」の驚きの話 |
今日は、10月6日の あのものすごい「秋の嵐」の日の話である。 ちょっとビックリの事件があったらしいのだ。
10月6日(金)は、東京はものすごい突風と、 横なぐりの雨で、街中がすごいことになっていた。
例えば、道路脇にこんなふうに、 風であおられて、逆傘になり、 使えなくなってしまった傘があちこちに捨ててあった。
このような光景が、あちこちで見られた。 最初、私は捨てられている傘がすべて、 100円ショップで売られているような傘ばかりなので、 「やっぱり100円傘は弱いんだな…」 などと、思っていた。
そして、私は、頑丈な傘を持って出かけて いたので大丈夫と思っていた。 (この日は買い物があって新宿に出かけた)
しかし…
買い物の帰り、頑丈なはずの私の傘も、 突風で一気にいとも簡単に、逆傘になり おちょこ状態になってしまった。
ありゃりゃ…大変!
私は、大あわてで逆になった傘を元の形に戻して、 再び傘をさそうと思ったが、とても無理だった。 傘骨は曲がり、ぐんにゃりとしていて、 なんとか、たたむのがやっと。 たたんだら、今度は開かなくなってしまうし…
でも、100円傘のように捨てるにはちょっと 惜しくて、家まで持って帰ってきた。 家で直してみようと思ってね。 でも、家で、無理やり傘を開いてみたら、 こんな状態で、とても 直せるような感じではありませんでした。
きっと、みんなも私と同じように、 高い傘はぐんにゃりとなっても 直そうと思って、持ち帰ったのだと思う。 だから、道ばたには、100円傘だけが 捨てられているのだと思った。
あっ、前書きが長くなってしまった… 今日は、こんな傘の話をしたいワケではない。 全然違う話をしたいのである。
この嵐の、次の次の日のこと… つまり、8日ですね、 話はこの日から始まるのだ。
この日は、風は少し強かったがいい天気だった。 空が青くて、気持ちよかったので、 ちょうど休みだった我が隣人と一緒に、 ウォーキングに出かけることにした。 この日は、いつものコースにした。
そして、歩いていると、 こんなものが倒れているのが目に入ってきた。
ややっ、 すごいものが倒れているぞ。 なんだろう? と思って近寄ってみると、 なんと、中に消化器が入っていた。 消化器入れらしい。
私は、一緒にいた隣人に聞いた。 「ねぇ…この消化器入れ、 あの嵐の日の風で倒れたのかな?」 すると、隣人はこう言う。 「そんなことはないだろう…これが倒れたら怖いよな、 まさか、風じゃないだろう…」 「そうだよね、こんなふうに壊れているし、 何か衝撃がないと、こうはならないよね…」
ということで、写真は撮ったが、 謎のまま帰ってきた。
しかし、私はこの消化器入れのことが とてもとても気になっていた。 だって、あの嵐の前の日もこの辺りを歩いたが、 消化器入れは倒れてはいなかったもん。
なぜ、あんなふうに 消化器入れは倒れているのか? あんなふうに中味もあらわに… 本当に風の影響ではないのか? なぜだっ? 気になるっ。
そして、今日… その理由がわかったのだ。
私はあまりに、気になったので、 その後、何回か、この道を通っていた。 その時にはまだ消化器入れは倒れたままだった。 で、今日もこの道を通ってみた。
すると、なんと、 あの壊れた消火器入れが なくなっていたのだ。
あっ、消化器入れ、 なくなってるぞ…
私は、カメラを取り出して、 現場に近寄り、写真を撮った。 すると、理由がわかったのだ。
あっ…わかった! わかったぞ!
木だ、木が倒れたのだ。 その倒れた木が、 隣につけてあった消化器入れを 直撃したのだ。
よくみると、消化器入れがなくなった後に、 木が折れたあとが生々しく残っていた。
現場はこんなふうになっている。 手前に木があり、その木が折れて倒れて、 その先にあった消化器入れを直撃したのだ。 (赤白の△の先に、消化器が立っていた)
どんな木かというと、ポプラである。 ポプラの木が折れたのだ。 この道はこんなポプラ道なのだ。 たぶん5〜6メートルくらいはある ポプラではないかと思う。
なるほど…そうだったのか… 木が折れたのか…
しかし、木が折れたのは、 あの嵐の日で、本当に風によって 折れたのか…わからない。 今度はこの謎を解かねば、とても帰れない。
そこで、この近くにあった、 八百屋さんで、野菜を買いつつ、 聞いてみる作戦を立てた。 この八百屋さんなら、事情を知っているに 違いないとにらんで。
お客さんが少なくなった頃を待って、 なすとカボチャを差し出しながら、 私は、八百屋さんのおじさんに さりげなく聞いてみた。
「前の道路の木、倒れたんですか?」
すると、おじさんはこう言った。
「おお、そうなんだよ、あの風の強い日ね。 風でぼっきりと倒れて…大変だったのよ。 はじめて見たね…あんな木が倒れたところ。 どうやら根が腐っていたらしいけどね」 「大丈夫だったんですか?」 「うん、あの日は、誰も歩いてなかったからね。 それに、車道の方でなくて、 歩道の方に倒れたからね。大あわてで、 木を片づけてね…大変だったのよ」
やっぱり、そうだったのだ。 あの嵐の風で木が倒れたのだ。 あの嵐は…すごかったのだ。 そして、木は片づけられたが、 あの消化器入れは、そのまま放っておかれたのだ。
ともかく、私はとてもすっきりした。 あまりにすっきりしたので、 なすとカボチャの他に、側に置いてあった 栗まで買うことにして、おじさんに、 お礼を言って帰ってきた。
すべての謎が 解けるってスッキリしますね。
隣人が帰ってきたら、 この話を自慢げに話そっと。
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2006年10月11日(水) |
Fさん、大いに驚く! |
今日は、私の身体の話&治療のその後で、 どれだけ、効果が出ているかの話です。 出ているんですよぉ…うふっ。
と、その話の前に…
私は、3年間くらい前から、月一度ほど アロマ・リフレクソロジー(足裏健康法) リフレッシュ・ボディ(リラックス整体)を 受けに、「セルフィール」に行っている。 疲れをとってもらったり、 体調を調えてもらうためだ。
いつも施術をしてくれるFさんに、 「子宮筋腫をどうしても小さくしたい」 と、話をしたら、筋腫を小さくするのに、 いいらしい精油をわざわざ探し出してくれた。
その精油は、 聞いたこともない名前だった。
■ヘリクリサム 血液流動化作用に優れ、血行を促進する働きがある
■マスティックトゥリー 強い鬱血除去作用や鬱帯除去作用がある
■ゼラニウム・エジプト 交感神経の安定作用があり、血液循環を調える
というもので、婦人系はもとより、血液循環にいいらしい。 この3つの精油は、花のいい香りというわけではなくて、 どちらかというと、癖のある香りである。 しかし、私はこの精油を気に入っていて、 何となく効きそうな気がしたので、 「子宮筋腫を小さくするための治療」 に取り入れてみることにした。
Fさんから、この精油を分けてもらい、 お風呂に入れたり、せっせと、お腹に オイルマッサージをしたりしている。
そんなわけで、私が筋腫を小さくするために 経絡治療や、イメージ療法、この精油を使った アマロテラピーなど取り入れて、 取り組み始めてから、約3ヶ月ほどたった。
そして、先日、一ヶ月ぶりで、 「セルフィール」行ってきた。
何か、身体に変化はあるか? 私はちょっとドキドキしていた。 一ヶ月前は、それほど大きな変化は なかったのだ。
Fさんとは、もう長いおつきあいなので、 私の体の調子や、状態はよくわかっているので、 たぶん、すぐにわかるはずである。 施術が始まった。
最初に足から施術してもらう。 しかし、Fさんは何も言わない。 Fさんは、黙々と足を施術している。
どうだろう… 何か変化はあるか… やっている甲斐はあるのか? あまり変わりないのかな… などと、私は思っていた。
ところが…
上半身や背中や、お尻の部分を押したり、 マッサージをし始めたら、 Fさんが、こう言った。
「ひぇ〜〜、びっくり…、えーーっ」
それを聞いて、 私も驚いた。
「えっ、何か変化ありましたか?」 「いやぁ〜、驚きです。 すごく身体の反応が早いです。 すごく流れがよくなってます… 身体が違う人みたいですよぉ…」
私は嬉しくなって、再び聞いた。
「えーーっ、そんなにいいの? お世辞じゃないのぉ?」 「いやいや、お世辞じゃないですよ。 本当です。反応がすごく早いんです。 実は、足の裏も、すごく柔らかくて、 反応が良かったんです。でもとりあえず、 全体を見てからと思って黙ってましたが、 全体的によくなっています… お腹もへこんできてますよね、 いやぁ、びっくりしました…」
などと言ってくれたのだ。 私は、ほめられたり、 いいことを言ってもらうのが大好きなので、 (誰も嫌いな人はいないが…) また、しつこく聞いた。
「そんなに、変化あるの?」 「ええ、お尻のあたりなんて、押すとすぐに、 すっとすべてが流れていく感じだし、 足の方も、婦人系のツボも、 なんの引っかかりもなくすっと流れているし… こんなこと今まで、なかったですよ、ホントです」
と言って、Fさんは、 施術した方とまだやってない方の違いがわかる 証拠写真まで撮って見せてくれた。 (見せるにはしのびないものがあるので、 残念ながらお見せできませんが… 確かに、変化が写っていました)
うっ…嬉しい…
確実に、変化が出ているらしい。 確かに、身体が変わってきているのだ。 身体は私がやっていることに対して、 素直に、反応してくれているのだ。 しかもよくね。
こんなふうに変化が出てくると、 またまたやる気がでてくるのを感じる。 私はとても嬉しく思った。 そして、身体にもFさんにも感謝した。
さて、それから3日後。
今度は、経絡治療の日だった。 私はいそいそと治療に向かった。
いつものように、 脈を丁寧にみてもらい、 必要なところに、ハリを打ってもらい、 気持ちよくお灸をしてもらい、 整体をしてもらって…
その後、先生に聞いてみた。
「先生、何か変化はありますか?」 「ありますよ、ちゃんと。 脈が違ってきてるし、流れもいいです。 3回目あたりから、かなり変化が出てきてます。 たぶん、体温も上がっているのじゃないかな。 調べてみてください。 お家でもちゃんとやってるから、 成果が出てますね」
なんと、経絡治療でも、 はっきりと変化が出ていたのだ。
これまた嬉しい…
家に帰って、体温を測ってみたら、 今まで平均53.9度くらいだった体温が、 36.2〜36.4度まで上がっていた。 日を変えて、計ってみたが、それでもそうだった。 体温が低いと、免疫力があまり上がらないので、 体温を上げることも目標としていたが、 確実に、身体に変化が出てきているのだと実感した。
もちろん、この変化が、 子宮筋腫を小さくするのに、どれだけ効果があるか、 また、実際にどれだけ成果が出ているかはわからない。 しかし、身体が明らかに、よく変わってきている。
そして、今やっている様々な治療や行動に、 身体は、ちゃんとついてきてくれている、 私は、それを実感し身体にとても感謝した。
ともかく… まずは、Fさんを大いに驚かすことができた。 11月に、主治医の先生を驚かす準備は 整ってきたと私は思った。
そんなわけで、 やってる甲斐は確実にあるようです。 これからも、引き続き、 筋腫を小さくするべく、治療に専念します。
もし、よろしければ… 引き続き、みなさまの「気」送りも、 よろしくお願いいたします。 <(_ _)>
また、いつも送ってくださっている方には、 心から、感謝しております。 パワーになっていると本当に感じています。 ありがとうございますっ!
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2006年10月10日(火) |
「ランチ」のラーメン屋一風堂に行ってみた。 |
今日は、ラーメンの話です。 そうです、行ってきたのです、あの店に。
そう、先日、「ちょっとユニークなものたち」で いちばん下に紹介したラーメン屋さんにね。 店頭のPOPで惑わされたけど、 一度入ってみたいと思っていたので、 行ってみることにしたのだ。
わくわく どんなラーメンかな?
このラーメン屋さんは、早稲田通りにある、 「博多一風堂」というラーメン店である。 結構知られていて、人気のある店で、 昼は並んでいるし、夜も混んでいる。 博多というからには、もちろん豚骨ラーメンである。
久しぶりだぞ、豚骨ラーメンは… などと、思いながら、いそいそと店に向かう。 そして、店に着く。 もちろん、例のPOPをもう一度よーく見てみる。 私には、どうしても「ウンチ」に見える。 「でも、今日食べるのは、ランチだよん」 などと、自分に言いきかせておく。
そして、店に入る。
おやっ、今日は空いてるね。
って、私が入ったのは午後4時頃で、 ものすごく半端な時間。 ちなみに、ランチは午後5時までやっている。 店内は、まばらなお客さんだったが、 他のラーメンやさんに比べると入っている方だと思う。 店内はこんな感じで、なかなか感じがいい。
どれどれと、 ランチメニューを見てみると、 ラーメンは、なんと2種類ある。
○こくと深みのあるとんこつ「赤丸」 ○あっさりとんこつ「白丸」
ランチには、このどちらからのラーメンに、 白いご飯と、餃子5個が付いてくるらしい。
ここは、スタッフにこの2種類のラーメンが どう違うのか聞いてみる必要がある。 そこで、オーダーをとりにきた感じのいい 女性スタッフに聞いてみた。
「赤丸と白丸ってどう違うんですか?」 「えっと…、スープのベースは一緒なんですが、 赤丸の方は、たまねぎとか野菜を炒めた油が かけてあって、コクがあるんです」 「どっちがよく出るんですか?」 「うーん…そうですね…半々くらいかなぁ…」
半々くらいかぁ… じゃ、「こくと深み」にするか… ということで、赤丸にしてみた。
「赤丸ね」と言うと、スタッフは、 「麺のかたさ、5種類ありますがどれにしますか?」 と聞いてきた。 なんと、麺のかたさが5種類もあるのだ。
・はりがね ・ばりかた ・かためん ・ふつう ・やわめん
私は、考えた末「かためん」にしてみた。 やっぱり真ん中だろうと思ったのだ。 しかし、はりがねってどんなかたさなんだろう、 とちょっと思った。
最終的に、私はランチメニューの 「かためん赤丸」を頼んだ。
さて、待っている間に、 トッピングを見てみたら、 これが、結構充実している。
まずは、ニンニクとニンニク絞り器が こんなふうに置いてある。 おっ、いいね、いいね、 ニンニク、たっぷり入れちゃおうっと。 (ニンニク好きなのだ)
その他、トレーには、 ごま、コショウ、餃子のたれ、と なんと「ラーメンのだし」なるものが置いてあった。 ふーむ、「ラーメンのだし」… だしが足りないと思った時に入れるのか。 ともかく使ってみようと、決意する。
その他、小さな壺が3つ置いてあって、この壺には、 ピリ辛もやし、古漬け、ピンク色の千切りしょうがが たっぷり入っていた。
私の、隣に座った男性は、 ラーメンが来る前に、ピリ辛もやしを 山のようにお皿に取り分けて、もぐもぐと食べていた。 この壺に入っているものは、好きなように、 好きなだけ食べていいのだ。 でも、私は、ランチセットが来るまで、 食べるのはよそうと思っていた。 なんとなくね。
こんなふうにトッピングがたくさんあると、 ちょっとワクワクして、嬉しくなる。 以前行った、ラーメン屋さんの中には、 つまようじと七味しか置いてない店もあったから、 トッピング好きの私にとっては、 この店の好感度はとても高い。 楽しみである。
いよいよ、ランチセットがやってきた。
こんな感じのセットね。
餃子はやや小ぶり。 ラーメンの器は、陶器ではなく、プラスチックで、 いかにも豚骨ラーメンって感じ。 ご飯は、うーんと少なめ。 おかわり自由なので、最初は少なめなんだって。 あまりに少なすぎるな…と心で思った。 小さなお皿には、ピリ辛もやしをのっけてみた。
ラーメンはこんな感じ。 ラーメンの上にのっている赤い色のたれが、 赤丸のゆえんのこってり油である。
さて、食べてみよう… 何から食べようかな…
やっぱりここはラーメンからだな。 ということで、かためんラーメンから 食べてみることにした。
食べた瞬間…
「3.5」!
と、ピンと来た。 全く、迷いはなかった。 純粋な「3.5」である。
これは、また食べたくなるかどうか、 またこの店に来るかどうかの、 私の勝手な評価基準なのだ。 3.5だと、また来るかどうかは微妙なラインだ。 まぁ、気が向いたら、また来てもいいかな、という感じだ。
ラーメンがややぬるめだし、 全体的な甘みが少ないような気がする。 「おいしい…!」って感じではない。 チャーシューは4枚もはいっていて、これはいいけど…
しかし、この店には、まだトッピングという 手段が残っている。 もしかしたら、これらを駆使すれば、 この評価がUPするかもしれない。
私は、ニンニク絞り器をつかって、 ニンニクを3つばかり入れてみた。
どれどれ…
あっ…
やっぱり、3.5
しかし、この店には、まだ最後の切り札、 「ラーメンのだし」がある。
こんな時こそ、 この「ラーメンのだし」を入れるのだ。 「ラーメンのだし」いよいよ出番である。 頼むぞ!「ラーメンのだし」 私はいそいそと、ラーメンのだしを入れてみた。 ちょっと大目に入れてみようっと。
どれどれ…
あっ…
3.55…
実は、ニンニクの味が強すぎて、 ラーメンだしの味が、よくわからなかったのだ。 先に「ラーメンだし」を入れるべきだったかも… と、私は少し後悔した。 でも、何となく、0.05くらいは 上がったような気がした。 残念ながら、大幅アップとはいかなかった。
というわけで、今回の評価は、 「3.55」に決定だな、と思っていたら… 思いの外、餃子がおいしくて、 評価を見直すことにした。
この餃子だけなら「4」だと思う。 また、食べに来てもいいと思ったからだ。 なので、この餃子とトッピングの多さを加味してみた。
その結果は… そうね…でも、やっぱり… 「3.6」ってとこだなぁ… ごはんも少ないしね…
てなわけで、私の勝手な評価は、 頑張ってみたけど、「3.6」でした。
でも、いろいろとトッピングが楽しめて、 それなりに満足して帰ってきたのでした。 ラーメンってときどき無性に食べたくなりますよね。
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2006年10月09日(月) |
警察官が来ない、どうして? |
昨日からの続きです。
全く、間の悪い救急車である。
しかも、現場がわからないらしく、 この現場に来る前の手前でじっと止まっている。 私は、駆け出し、救急車の前に行き、 コッチだと大きく身振りで合図した。 すると、救急車はやっと動き出しやってきた。
事故現場では、 今まさに事故にあった女性を、ストレッチャーに 乗せようとしているところであった。
私は、どっちに任せるようになるのか、 ちょっとドキドキして見ていたが、 救急車が到着したので、 救急隊員に任せようということになった。
救急隊員が降りてきて、女性の身体やら、 頭などを調べ始めた。 そして、何か器具でクビを固定した。 女子医大の女医さんからも、話を聞いたりしていた。
女性も大分落ち着いたらしく、 少し話せるようになっているらしい。 どうやら、なんとか大丈夫らしい。 少し安心した。
やっと、救急車のストレッチャーに 女性に乗せられ、 病院に運ばれることになったが、 事故から、すでに30分くらい過ぎていた。
この段階でも、まだ警察は来ていなかった。 私は、心配になったので、 側の看護士さんにこう聞いた。
「警察の人、来ませんね、誰か連絡したんでしょうか?」 「あのね、事故直後に、車の運転手さんが、 連絡を取ったようですよ。でも、まだ来ないですねぇ」 「ずいぶん、遅いですね…」 「そうですね…何やっているんでしょう…」
何とか女性の無事もわかったし、 ウォーキングの続きもしたかったので、 ここを離れようと思っていた。 いつまでもいても仕方ないしな、 そう思っていたら、 救急隊員の一人が私の側にやってきた。
「連絡をしてくれた方ですか?」 「はい、そうです」 「現場の状況を見ていたんですね?」 「ええ、そうです。もう、離れていいですか?」 「えっと、出来れば、警察の方が来るまでは、 いてほしいのですが…」 「でも、全然来ないんです…」 「そうですね…こちらからも、もう一度、 連絡してみます。それと、 一応、連絡先と、名前と、生年月日を 教えて頂けますか?」 「えっ、どうしてですか?」 「一応…そういうことになっているので…」
というわけで、私は、しぶしぶと、 連絡先と、名前と、生年月日を伝えた。 私は、何かあるたびに、警察に連絡しているので、 たぶん「いつも何かあると連絡してくる人」 として、もうどっかに登録されていると思う。 今度もまた、連絡した人として、 どっかに登録されるのだ… 少なくても、もう4回くらいは、 登録されているに違いない… あーあ。
その後、救急車は女性を乗せて、再び、 パーホーパーホーとサイレンを鳴らして 東京女子医大でない他の救急病院に連れて行った。
仕方ないので、警察の来るのを待つことにした。 私と、女医さんは、現場を見ているので、 残ることになったのだ。 私たちは、警察がなかなか来ないことに イライラしてきた。
「どうしたんでしょう…」 「何をしてるんでしょう…」
などと、話ながら。
すると、事故車の運転手さんがやってきて、 私たちに、「すいません」と頭を下げた。 「大変でしたね…」声をかけると、 その運転手さんは、 「あの女性には申し訳ないことしました」 とうなだれていた。
しかし、この運転手さんはやるべきことを ちゃんとやっていた。 事故直後に、すぐに反対車線の車を止めて、 女性を守ったし、自らすぐに警察に電話し、 それから、女性に付き添い、 今度は、私たちの側にいて、頭を下げている。 私は、心から 大したことがないといいなぁと思った。
そんな話をしていると、 やっと、警察官が4人ほどやってきた。 そして、私たちの所にやってきた。 やっと、事故現場の検証などが始まった。
私と女医さんは、そろそろこの場所を 離れたかったので、 警察官の一人にこう頼んだ。 「あの、できれば、もう行きたいんですけど…」
しかし、警察官はこう言った。 「ちょっと待ってくださいね、 今、検証しているので…」
私はここで、ブチ切れてしまった。
「あの、私たちは、事故があってから、 もう30分以上も、警察の方が来るのを待って、 いたんです。これ以上待つことはできません。 だいたい、なんでこんなに来るのが遅いんですかっ。 すぐ側に、交番があるじゃないですか? なんで、こんなに時間がかかるんですか?」
すると、なんと、 警察官はこう言ったのだ。
「すいません…ちょうど、交代の時間で… 連絡がうまく取れずに…それで、交番からでなく、 本庁の方から飛んできたんですが… 道路事情も悪くて…」
なんと、遅れてきた理由は、 警察官の交代の時間だったからだって。
そんなこと、あっていいのか?
私は、ますますブチ切れた。 そして、強気で言った。 「交代時間だと、遅くなるんですか?」 「すいません…今回は…そうですね…」 「私たちは、まだ待たないといけないのですか?」 「いや、じゃ、ちょっとお話を聞かせてください」
ということで、 すぐに話を聞いてくれることになった。 私たちの怒りが伝わったらしい。 それなら、最初からそうしてほしい。
私と女医さんや、残っていた看護士さんは、 警察官に簡単に見た状況を話し、 そして、また、 住所やら、連絡先、名前などを聞かれ、 それで、やっとお役ごめんとなった。 この事故があってから、 すでに45分くらいたっていると思う。
私は、女医さんや看護士さんたちと、 「お疲れ様でした」と言い合って、 その場を離れることにした。
しかし、すでに、周りは暗くなっているし、 なんとなく元気もなくなってきたので、 この日のウォーキングはここであきらめた。 そして、家に帰り、食事の支度をしていると、 携帯が鳴った。
携帯に出ると、警察からで、 「先ほどの女性のことですが、検査の結果、 体の方には異常がないということで、 頭の方は、今、検査中ですが、 どうやら大丈夫なのでお知らせいたします。 どうもありがとうございました」 と丁寧に連絡があった。
私は、ああ、大したことがなくて、 よかったよかったと思った。 しかし…目の前で人身事故に遭遇すると、 ものすごく印象に残りますね… 当分、忘れられそうにないです。
そして、このところ、 事故現場によく出合うので、 気を付けようと思ったのでした。
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2006年10月08日(日) |
うわっ、人身事故だっ! |
しばらく前に、この頃、事故によく出合う話を書いた。 (詳細は→「あっ、事故だ!3連発」) 実は、また合ったのだ。
しかも、今回は目の前で、 しかも、人身事故だった…
もう、私はビックリ仰天してしまって、 体が震えてきてしまった。
今日は、その話です。
先日のことである。 いつものように、元気にウォーキングに出て、 今日は、いつもと違う道にしようっと、決めて、 東京女子医大を通るコースに向かった。
この辺りは、今、マンション建築ラッシュで、 知らないうちにあちこちにマンションが建っているので、 それも見がてらね。 実は私は、新築のモデルルームを見るのも好きで、 新しいマンションのモデルルームは、 出来るだけ入ってみるようにしているのだ。 今度、その模様も報告する予定です。
そんなワケで、張り切って、 東京女子医大方面に向かう。 そして、ちょうどその東京女子医大前の、 通りを歩いていたときのこと… 私の目の前10メートルほどのところで、
ガツッ キキーッ
という音がした。
ビックリして、そっちを見ると、 若い女性が、道路に倒れている。
カーブを左に曲がろうとしたライトバンと、 直進してくる若い女性がぶつかったのだ。 正面でぶつかったので、 女性は、前の方に倒れて、 頭を思いきり打ち付けた。 そのニブイ音がしたのだ。
事故だ!
あっ、まずい!
反対車線に女性が放り出されている。
私は、あわてて、駆けだした。 女性の周りを車が通るのを防がねばならない。 倒れたところをまた轢かれるなんてこともあるから。
そう思って、駆けだしたら、 その前に、車を運転していた男性が、 車から飛び出してきて、 反対車線の車を止めた。
私は、体ががくがくしてきた。 震えてきてしまって、女性の側に、 行こうと思っても体が動かなかった。 怖かったのだ… でも、血は流れていないように見えた。
しかし、幸運なことに、 ここは、東京女子医大のちょうど前であった。 通りがかった女医さんや、看護士さんがいて、 この状況をみて、すぐに、女性の側に行き、 女性を、道路の脇の歩道に運んできた。
私は、救急車を呼ぶことにした。 「救急車に電話します」 といい、ふるえる手で、110番した。
「あ、あ、あの、あの、事故です。 すぐに、来てくださいっ。早く来てくださいっ」 「今、どちらですか?」 「えっと、えっと、この通りは…」
私は、通りの名前が出てこなくて、 側にいた看護士さんに通り名を聞いた。
「えっと、女子医大通りです。病院の前です」 「どんな事故ですか?」 「あの、ライトバンと、女性がぶつかって… えっと、あの…女性が倒れて…」 「どんな具合ですか?意識はありますか?」 「えっと、女子医大の先生が…見てますが、 あ、動いてます、女性は動いてますっ。 それより、は、早く来てくださいっ。」 「大丈夫です、落ち着いてください。 もう手配しました。 それより、女性の年齢はどのくらいですか?」 「若いです…」 「血は、流れているようですか?」 「いいえ、みえませんが…よくわかりません。 でも、頭を強く打ったようです… 今、女医医大の先生が見てます… と、ともかく、早く来てくださいっ」
などと、私は、 聞かれることもよく聞き取れないまま、 ともかく、一生懸命答えた。 たぶん、支離滅裂だったと思う。 体の震えと、手の震えが止まらなかったのだ。 頭もパニクっていた。
しかし、その女性を見てくれていた女医さんは、 冷静で、その女性の頭を見たり、 女性に話しかけていた。 車を運転して男性も、心配そうに見ていて、 「すいません…」などと、言っていた。
私は、その側によって、 「今、救急車を呼びました。すぐ来ると 言ってました。…あの、意識はありますか?」 すると、女医さんは、 「大丈夫、意識はあります。ただ、頭が ガンガンすると言っているので、動かすと 危険です。このままでいましょう。 それと、ショックが大きいようなので、 口があまりきけないようです」 私はホッとした。 この女医さんがついていれば大丈夫である。
しかし…
10分たっても救急車は来ない。
何をしているんだっ、救急車。
私はものすごくイライラしてきた。 みんなもじりじりしてきた。 女性はぐったりしている。
しかし、今は夕方で、 道路が混み始めた頃である。 なかなか救急車が思うように これないのかもしれない。
すると、その女医さんと周りにいた、 看護士さん達が、くちぐちに、 「女子医大の救急病棟に運びましょう、 今、ストレッチャーを持ってきます。 その方が早いですから」 「ああ、それなら、○号棟の○番にあるわ」 などと、連携しあって駆け出して言った。
さすが、看護士さんたちだ。頼もしい… 私も、女子医大の緊急病棟の方が早いと思った。 そして、しばらくして、看護士さんたちが、 ストレッチャーを持ってきた。
もちろん、まだ救急車は来ない。 一体、何をしているのか。 もう15分くらいはたつ。
そして、いよいよ、ストレッチャーに、 その女性を乗せようとするまさにそのとき、 パーホーパーホーと 救急車がやってきたのである。
あーあ、どうするんだ… 全く…間の悪い救急車だ。
しかも、まだ警察官は一人も来ていない。 誰か、警察に電話したのか? 私は、電話してないぞ… どうなるんだ? 私はハラハラとしてきた。 この後、私は爆発してしまったのだ。
この続きは、また明日書きます。
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2006年10月05日(木) |
ちょっとユニークなものたち(写真中心) |
《お休み日変更のお知らせ》
「ぼちぼち日記」今まで、 毎週、日曜日をお休みにしておりましたが、 今週から、金曜日と土曜日をお休みに変更いたします。 暮れに向かって、勝手に忙しくなっております。 どぞ、よろしくお願いいたします。 <(_ _)> 「ことば探し」は、お休みなしで更新してます。
今日は、久しぶりに 「街で見かけた、ちょっとユニークで楽しいものたち」 を紹介します。 いろんな楽しいものがあるんです、 見つけると、ちょっと嬉しくなります。
最初はこれかな。
毎日頑張っている犬の置物です。 毎日毎日、雨が降っても、雪が降っても、 この場所で、こうしています。 いつも通るたびに「こんにちは」と挨拶する 頑張る新聞受け犬です。
でもね…いままで、朝も夕方も何度も通ったけど、 この犬の新聞受けに新聞が入っているのを 一度も見たことないのです… 隣についている植木鉢に植木が 入っていることもないし。 ちょっと気の毒です。
でも、こうして入り口でいつも、 新聞が入るのを待っています。
さて、次は、この子たちです。
出合った瞬間、あまりのかわいさに 「ありゃりゃ…なんとまぁ…」 などと、妙におばさんことば発してました。 こうやって、まとまって歩いているのです。
保母さんに聞いてみたら、 「3〜4歳の子たちです。 今は、道路が一番怖いんです。 事故も多いから… だからこんなふうにしているんです。 みんなとてもかわいいですよ」 って言ってました。 とっても、かわいい集団でした。 気を付けてね。
さて、次はこれですね。
そうです、食パンです。 この頃、いろんなところで見かけますが、 いつ見てもスゴイなぁ、一体誰が食べるんだ? これを一人で食べたら、お腹破裂するぞ、 などと、思います。余計なことですが… 何も、食パン一斤丸ごとでなくても、 と思うけど、きっと、好きな人は、 うほぉ〜一斤一斤って喜ぶんだと思う。 そう言う人は、お腹破裂しないな。
私は、一人じゃとても食べられないので、 今度、友人3人と挑戦することにしてます。 食べたら、報告しますね。 ちなみにお値段720円。
でも、この店はとても親切で、 一人用(子供用か)もちゃんとあるんですね。 ほらね、こんな。
まぁ、これなら一人で、 なんとか食べられなくもないかな。 食べるならパンダがいいな。 これは400円ね。 でも、やっぱり、一斤の食パンに 絶対、挑戦しますっ。 期待していてください。 あ、3人でですよ。
次は、シンプルにこれ。
なんだか、ただ目に入ったので、 おやおや…こりゃこりゃ…ほほぅ… どうして絡ませたのだ? しかしユニーク… などと言って、撮ってきました。 ひとりごとが多い私です。
次は、満を持して、これかな。
タヌキの置物の次の次くらいに目立つ、 カエルの置物です。 最初は、カッパかと思いましたが、 よーくみたら、カエルでした。 「かっぱじゃないよ、カエルだよん」 などと、また、ひとりごといってました。
葉っぱを頭にのっけてました。 なんだか、妖怪カエルって感じしませんか? 雨がよく似合ってました。
最後はこれだな。
私だけでしょうか… 何度見ても「ウンチ」に見えるのは。 最初見たとき、目を疑い、あわてて見直し、 「ああ、ランチね…よかった。 ウンチ、オススメされてもなぁ…」 などと思ってしまいました。
通行人を惑わせるような字はどうかなと思いますが、 私だけでしょうかね、勝手に惑わされたのは… このラーメン店にまだ入ったことがないので、 いずれ、食べに入る予定です。 もちろん、ランチね。 どんなのが出てくるか、これもご報告します。
てなわけで、今日は街角の、 楽しませてくれるものたちでした。 いいですね、楽しいものたち。
何か、楽しいものみつけたら、 みなさま、ぜひぜひ、私のところに、 「こんなの見つけたぜ」って 自慢げに送ってきてくださいませ。 特集で載せますから。 よろしくお願いいたします。
では、みなさま、よい週末を!
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2006年10月04日(水) |
車イスのおじさんと若者と |
私は、ウォーキングの最中に、 街のカフェや、こじんまりとした喫茶店や、 ホテルのティルームでお茶を飲みながら、 本を読むことが好きである。 もちろん、ファーストフードも大好きである。 これは、私にとって、とっても 幸せなひとときなのである。
そんなわけで、先日、 オープンカフェスタイルのマクドナルドで お茶タイムを取り、休んでいこうと思った。 今CMでやっている、マロンパイなるものも 食べてみたかったしね。
さて、この日、 思いのほか、マクドナルドは混んでいて、 オーダーカウンターにある3つのレジの前に、 お客さんが結構並んでいた。 私は、いちばん奥にあるレジに並んだ。
ふと見ると、私の列の一番前のお客さんは、 車イスに乗ったおじさんで、オーダーを終え、 マクドナルドの店員がおつりを数えて、 お札から先に、そして小銭と、渡したりしていた。 おじさんはそのたびに、大儀そうに、 そのお金を小さなバックに入れていた。 その後、オーダーが全部揃うのを 待つことになった。
そのおじさんは、荷物をいっぱい 車イスにつけていて、動きが悪そうだった。 ちょっと端によってくれれば、 次の人のオーダーが出来るのだが、 荷物いっぱいだし、混んでいるので、 車イスも思うように動かせない状態だった。
マクドナルドの店員は、おじさんに、 「少しお待ちくださいね」と声をかけて、 次の人に、少し大きな声で、オーダーを 取るということをしていた。
私は、3番目くらいの位置でその状況を見ていた。 そして、あのおじさん、大丈夫かなと 心配になってきていた。
やっと、おじさんのオーダーが全部揃って、 おじさんに手つきの袋が手渡された。
すると、おじさんは、何も言わずに、 車イスを突然バックさせた。 後ろにいたお客さんは少し驚き、あわててどけた。
そして、さらにもっとバックさせると、 マクドナルドの袋を下に置き、 車イスの後ろの荷物引っかけのようなものに、 体をねじって、その袋を取り付けようとした。 しかし、その荷物を引っかけるところには、 すでに、3つの袋がぶらさがっているので、 取り付けがとてもむずかしいようだった。
すると、おじさんは、 その先につけていた3つの袋をいったん 地面に置き、取り付け直し始めた。 どうやら袋の順番を変えるようだった。 おじさんは、体を辛そうにひねって、 あれこれやっていた。 周りで、オーダーを待っていた人たちは、 上手に場所を空けて、その様子を見守っていた。 しかし、結構場所を取られるので、 列は、斜めになっていた。
おじさんのその様子が、 とても不安定に見えたので、 私は、おじさんに、声をかけることにした。
「何か、お手伝いしましょうか?」
すると、 おじさんは、こう言った。
「一人暮らししているので、 手をかけないでください。大丈夫です。 坂を下ればすぐのところなので…」
私は、少し驚いたが、 手を出されることを嫌いな方もいるので、 そうか…と思い、手伝うのをやめた。
すると、私の後ろにいた、若い男性が、 「でも、落ちそうですよ、手伝いますよ」 と、おじさんに再び声をかけた。
するとおじさんは語気あらく、 小さな声だが、はっきりと、
「いいんですっ! 手を出さないでください。 いつも一人でやってますから」 と言ったのだ。
若者は、少し困惑した顔をした。 私は、あら大変…と思ったが、 おじさんの一人でやるという気持ちも なんとなくわかったので、 その若者に、 「たぶんね、やり方があるんだと思うわ。 人にやってもらうと、後で取るのが大変とかね」 と、言って若者を引き止めた。
その若者は、私の言った言葉に素直に頷き、 手を貸すのをやめて、その代わりに、 おじさんがもっと作業しやすくなるように、 スペースをもう少し空けるように、 待っているお客さんたちに声をかけてくれた。 お客さん達は、黙ってスペースを空けてくれた。
この若者は、たいそう感じがよく、 福山雅治似で、白いTシャツがとても清潔感 あふれる、ナイスガイだった… なんて、感じのいい若者… 今どき、こんな人がいるなんてね、 などと私は、見とれてしまった。
なんてことはさておき…
そうこうしているうちに、私の順番がきた。 おじさんは、後ろの方でまだごそごそしていたが、 気にしないようにして、 オーダーをお願いすることにした。
すると、マクドナルドの店員が 小さな声で、こう謝った。
「すいません、いつも来るお客さんなんですが、 いつもああなんです…気にしないでくださいね」 「ええ、大丈夫です。手を出されるのを 嫌がる人もいますからね、余計なことをしても、 相手には、迷惑になることもあるから」
どうやら、常連さんで、 たびたびこんなことが繰り返されているようだ。
確かに、目の前で、とても大変そうに、 大儀そうにされると、本人の意志はともかく、 声をかけないのもどうかな…と思ってしまう。 この辺りがむずかしいのだけれど、ともかく、 私は、声をかけることにしている。 こんなふうに断られてもね。
私は、かつて、ボランティアで車イスの方々の 世話をしたことが何度かあるので、 その方々の気持ちも少しはわかるところもあった。
以前、その方々がこう言っていたのだ。 「半端に手伝われると、かえって面倒になるの。 手伝ってくれて悪いから、言いたいことも 言えないし、かえって気を使うこともあるの」
その時、障害者の方に、 手を貸すという行為について かなり考えたのだった。
さて、私のオーダーも全部揃って、 私は、オープンカフェ側に席を取った。
おじさんを見ると、店の外に出て行くところだった。 私はおじさんの姿を見守った。 おじさんは、店を出て、歩道に出て出発しようとした。 その瞬間、取り付けていた袋がひとつ落ちたのだ。
あっ…
私は、どうするのかとハラハラ見ていたが、 おじさん、今度は歩道で、 また荷物の取り付けをゆっくりと初めていた。
このおじさんは、一人暮らしだと言うから、 おそらく、何でも自分でやっているのだろう。 そして、あまり外に出ることがなく、 外に出たときに、まとめて買い物をしているのだと思う。 きっと、一人でやるということが、 おじさんの気持ちを支えているのだと思う。
このおじさんは、こうして、 一人で生きているのだと、実感した。
おじさん、気を付けてね、元気でね、 でも、バックするときには、 周りを確認した方がいいし、歩道はもう少し 邪魔にならないように気を使った方がいいと思うな、 と、私は心で思ったのでした。 (手を貸すより、こう言ってあげた方が、 よかったかもしれないなぁ…)
また、あのようにステキな若者がいることを、 何となく嬉しく思ったのでした。
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かなり前に、白いブーツのことを書いたが、 (詳細は「白いブーツの謎」を見てくださいね) 今度は、白い靴である。 白い色の靴は、目立つのである。
今回は、こんなふうに捨てられていた。 ちゃんと、揃えられて…
実は、ここは、ゴミ出し曜日以外は 捨ててはいけないことになっている。 不燃物の捨てる日は、月曜日である。 しかし、この日は木曜日であった。
しかも、このゴミ捨て指定場所は、 いつも不法投棄が多くて、 こんな風に警告が出ているところなのだ。
大胆にも、ここに、 こんなふうに、目立つように捨てていくとは… この靴一足だって、見つかれば、 「5年以下の懲役、1千万以下の罰金」刑に なるというのに。 (もっとも以下の範囲は広いが…)
ふーむ…
誰がゴミ出し曜日以外に捨てたのか。 しかも、この一足だけ。 こんなふうに揃えて。 こんなに目立つのに。 捨てるなら、ちゃんと袋に入れれば、 こんなふうに目立っていて、 私に見つけられることもなかったはず。 みんなにも、じろじろと見られて、 不思議がられずに済んだはずだ。
しかし、白い靴はちゃんと、 揃えられて捨てられている。
どうしても目立つ。 あまりに目立つ。
私は、側によって、 じっと見てみた。
まだはける。 確かに、ちょっとよれよれだが、 まだはける。 そして、後ろを見たら、 かかとだって、それほど減ってはいない。 なぜ、このような形で捨てたのか。
ここで新しい靴と、はきかえて行ったのか。 そうすればゴミをわざわざ捨てにくる手間が省けるし。 そして、お世話になったので、 ちゃんと揃えておいたのでは?
そんなことを考えながら、 写真を撮っていると、 後ろから、声をかけられた。
「あなたのご主人の靴なの?」
ビックリして振り返ると、 おばさんがちょっと怖い顔をして立っていた。 どうやら私が写真を撮っているので、 そう誤解したらしかった。
「いいえ、違います。ただ、目立つなぁと思って、 なんでだろうと写真撮っていたんです」 などと、ワケのわからない理由を言ってみると、 そのおばさんは、
「あら、違うの。困るのよね、曜日以外に 出されちゃ…ねぇ」 「ええ、そうですね、許せませんね。 でも、何でしょうね、この靴…」 「あのね、2,3日前からあるのよ。 ホントにいやね、不法投棄する人って。 でも、確かにこの白い靴目立つわね」 「ここで、新しい靴にでもはきかえて 行ったのでしょうかね?」
私の考えを言ってみた。 すると、おばさんは、こう言った。
「ご主人が、夏物でも整理していて、 要らなくなったので、朝の通勤途中に、 玄関から、手で持って 何気なく置いて言ったんじゃないの」
おおっ、そうか… なるほど!
おばさん、なかなかするどい。 きっと、そうだ、 そうだとしたら、ものすごく現実感がある。 私は、おばさんの言った通りに 捨てられたのだと確信した。
「そうですね、その通りですね」 と大きくうなづいて言うと、 おばさんは、笑って言った。 「そんな感じよね、でも、この 不法投棄は、何とかしてほしいわ」
私は、再び大きくうなづいて、 「そうですね」と言い、おばさんに さよならを言って別れた。
後日、また、ここを通ると、 今度は、不法ごみと一緒に まだ白い靴は並んで捨てられていた。
しかし…
この白い靴だって、 随分頑張って働いて来た靴だと思う。 一生懸命踏まれながらも、 ご主人様のために、足を守ってきたと思う。 それを、こんなふうに、 捨ててもいいものかと私は思った。 この靴が浮かばれないと思った。 とても気の毒になった。
そして、この靴に、 ひそかに「ご苦労様でした」と 言ってあげました。
そして、白い靴を捨てるときには、 ちゃんと捨てていい日に、ゴミ袋に包んで、 目立たないように、 捨てないといけないなと思いました。
今日、この道を通ったら、 白い靴はなくなっていました。 よかった、よかった。
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2006年10月02日(月) |
病気の話…筋腫の中味って何だろう? |
みなさまから「気」を頂いている、 私の「子宮筋腫」のその後の報告からいたします。
結論から言うと、 「一回り小さくなっている」 と、私は感じています。
だって、お腹のポッこりが少しへったし、 触ってみても、小さくなっていると思えるからです。 いろいろやってみている甲斐があるので、 自然治癒力を信じて、筋腫が小さくすることを 毎日あれこれ張り切ってやっています。 11月まではあと、一ヶ月ですからね。 頑張ってみますっ。
実は… こんなことがあったんです!
これは、本当の話です。
みなさまに、「気」を送ってくれるように お願いした次の日のことです。 私、夢を見たんです。
「下腹から、白い直径10センチくらいの 円盤のようなものが抜け出して行った」 という内容の夢を。 私は、びっくりして、目を覚まして、 「えっ、今、白いものが、抜け出して行ったぞ」 と思い、お腹を触ってみましたが、 まだ、筋腫はちゃんとありました。
そしてまた、数日後、今度は、 「筋腫が半分になっている夢」 を見たんです。 私は飛び起きて、本当に半分になっているか お腹を触って、確かめました。 残念ながら、いつものままでしたが、 でもね、本当にこんな夢を見たのです。
これは、いい兆候だと私は決めています。 そして、これは、みなさまから送ってもらった 「気」の効果だと本当に確信しております。 本当に、どうもありがとうございます。 とても感謝しております。
さて、今日は、 子宮筋腫の「中味」ってなんだ? についての話です。 どうぞ、おつきあいくださいませ。
実は私は、子宮筋腫の「中味」って 一体なんだろうとずぅっと、 疑問だったのだ。
インターネットや本で調べて、 筋腫を手術で取った写真などをみても、 正視するのに、ちょっと勇気がいるほどの、 色や形をしていて… 一体、この「中味」は何だろう、 「中に何がつまっているの?」 と、ものすごく疑問だったのだ。
それで、いろいろと調べてみたが、 この「中味」について、その素材?がなんなのか、 書いている本はほとんどない。 みんな症状とか、どうして大きくなるかとか そんなことは書いているが、 筋腫の「中味」がなんなのかは書いてない。 書いてあっても、ほんの少しで、 それが一体、どんなものなのかは書いていない。
専門医学書も読んでみたが、 ちんぷんかんぷん。 余計わからなくなってしまった。
さて、この筋腫の「中味」、 どうしても、知りたい。 どうしても、どうしても、知りたい。
そこで、主治医の先生に電話をして、 聞いてみることにした。 先生の時間が空く時間に、 連絡をもらうことにして、 話を聞くことができた。
先生は、こう聞いてきた。 「どうかしましたか?」
そこで、私はこう聞いた。 「先生、ぜひ、教えてくださいっ! これを知らないと眠れなくて… 筋腫の中味って何ですか? 一体、何が入っているんですか?」
すると、先生は、 笑ってこう教えてくれた。
「あのね、簡単に言うと、 筋肉のかたまりなんですよ。」 「ひぇ〜、中味は…筋肉なんですか?」 「うん、正式にいうと、平滑筋っていう筋肉。 付き方としては、力こぶみたいなものと 思ってもらえばいいかな」
どうやら、あの中味は、 筋肉で出来ているらしい。 力こぶみたいなものらしい。
「でもね、鍛える筋肉とはちょっと違う種類ですよ。 なんて言えばいいかな、筋がなくて、規則性のない、 筋肉の集まりとでも言えばいいかな。 勝手に出来るというか…」 「ひぇ〜、だから、勝手に大きくなるんですね」
「まぁ…そうなんですよ」 「で、その筋腫って、重量もあるんですか?」 「ありますよ、大きさにもよるけど、 小さいもので、200グラムくらい、 大きくなると700グラムくらいにもなるかな」 「結構重いものですね。 じゃ、私のは700グラムはありますね」 「あるかも、しれませんね…、通常、子宮は、 50〜70グラムほどの臓器なんだけど…ね。」
ひぇ〜
なんと通常50〜70グラムの臓器の中に、 700グラムの筋肉が入っているのだ。 それもかなりわがままっぽい不規則な筋肉である… きっと、私の子宮は、苦労して来たに違いないと 私はしみじみ思った。 悪かったなぁ…ごめん…
そして、私の体重の700グラムは、 筋腫分だとわかった。たぶんだが。
「で、筋腫の中味はびっしりと つまっているものなんですか?」 「ええ、結構びっしりとつまってますね。 割りとむちっとしていて、つまってますよ」
つまり、筋腫は、筋肉で出来ていて、 むっちりしていて、つまっていて、 そして、結構重いものなのだとわかった。
なるほどね…
そんな中味の筋腫を小さくしようとしているのだ。 ふーむ、これは、そういうイメージを ちゃんと持たなくちゃなと思った。 でも、ともかく、 やっと中味を知ることが出来てホッとした。
「これでゆっくり眠れます、ありがとうございます。」 私は、先生にお礼を言った。 すると、先生は、また笑って、 「11月には、ちゃんと来てくださいね」 と言った… 「もちろんです」 と私は返事して電話を切った。
そんなわけで、また、新たに、 「11月まで、しっかり治癒力を高めるぞ! そして、何としても手術なんてしないぞ!」 と思ったのだった。
なので、どうぞ、引き続き、 「わぁー小さくなったね」 の「気」を東京方面、もっと言うと新宿方面に 向かって、送ってくださいませ。 本当に利いてます。 よろしくお願いいたします。 <(_ _)>
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