まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2006年09月30日(土) 犬とおばさんの話

《お休み日変更のお知らせ》

今まで、毎週、日曜日をお休みにしておりましたが、
来週から、金曜日と土曜日をお休みに変更いたします。
暮れに向かって、仕事がつまってきました…ふぅ
どぞ、よろしくお願いいたします。 <(_ _)>





さて、毎日、ウォーキングをしていると、
必ず会うのが、犬を連れて散歩している人たちである。

だいたい、犬を連れて散歩している人に、

「かわいいですね、写真を撮っていいですか?」
と、聞くと、飼い主さんはとても笑顔になって、
どんな怖そうなおじさんでも、

「どうぞ、ほら、○○、写真撮ってくれるって、
 ちゃんとカメラの方を向いて…」

などと、嬉しそうに言ってくれる。

飼い主さんは、いい写真を撮ってもらいたいと
思うらしく、何とか犬に正面を向かせようと
してくれるけど、犬の方は、こちらをちゃんと
向いてくれることは、まずない。
特に若い犬は、まずダメで、動き回っていて、
正面の写真なんてうまく撮れた試しがない。
って、腕が悪いってのもあるけどね。

すると、飼い主さんは、
そんな落ち着きのない犬を見て、だいたい、
犬の性格とか、ちょっとしたエピソードを話してくれる。
私は、そんな話を聞くのも好きである。


実は、先日、ウォーキング中に
2匹の犬を連れて散歩している、
飼い主さんに出合い、私はその飼い主さんの
話を聞くことになったのだ。
今日は、その話です。



いつものように、てくてくと
歩いていると、前の方から、
ぬいぐるみのような犬さんを連れた
おばさんがゆっくりとやってきた。
私は思わず、声をかけた。


「わぁ〜、ぬいぐるみのようですね、
 こんなにもこもこして…かわいいなぁ」
すると、おばさんは、とても嬉しそうに、
「そうなの。みんなにそう言われるわ。
 洗うと、ぺちゃっとなって気の毒なかっこうに
 なるんだけどね、乾くとこうなの」



で、私はいつものように、こう聞いた。
「写真撮ってもいいですか?」
「ええ、どうぞ、どうぞ、ほら、写真だって」
おばさんは、例に漏れず、犬たちを、
カメラの方を向かせようとしたけど、
犬たちは、どうやら、地面についてるニオイが
きになるらしく、どうしても顔を上げてくれなかった。





私は、角度を変えたり、口笛を吹いてみたりした。
けれど、全然、こちらを向く気配がない。
特に、ぬいぐるみのようにかわいいグレーの方は、
全然、顔を上げようとしない。








私は、写真をあきらめて、
「どうもありがとうございます。ちょっとダメみたい
 ですね、でも、とてもかわいいなぁ…
 いいですね、こんなかわいい犬さんが一緒で…」
と言った。


すると、おばさんが、
突然こう言ったのだ。



「あのね、こうして散歩に出られるようになったのは、
 この犬たちのおかげでね、最近なのよ」
そう言われると、こちらも、
「あら、そうなんですか…最近なんですか?」
と聞き返すのが自然である。
私は自然に従った。



そして、おばさんは、こんな話を
し始めたのである。



「ええ、そうなのよ。私ね、子宮ガンだったの。
 その前にもガンの手術しててね…」
「え、そうなんですか?でも、今はこうして
 歩けるように、なられたんですね」

私は、このおばさんがまだ話したいような
感じだったので、話を聞く態勢を取った。


「あのね、私ね、ガンになって、手術してから、
 ちょっと頭がおかしくなったの…」 
おばさんは、こう言ってから、話始めた。



以下から、おばさんが話した内容です。
(あまりに個人的なことは、少し変えています)


あのね、最初のガンの手術が終わって、その後に、
子宮ガンが見つかったのが、ショックでね、
すぐに手術したんだけど…
それが、身に応えてね…
その後の、抗ガン治療がまた辛くてね。
髪の毛が全部なくなったのよ。

それでも、何とか退院して、
リハビリもして、歩けるようになったの。

そんなことが重なって…
退院しても、ボーっとしたりしてて、
そうしたら、この子たちが散歩に行こうって
言うのよ、毎日。

でね、私もこうしていても仕方ないと思って、
散歩に出るようになったの。


ところが、退院したての頃は、
どうも普通でなくて、頭がおかしくてね、
とんでもないことをやっちゃったの…



「とんでもないことですか?」
「ええ、そうなの…
 頭が完全におかしかったのよ…」


おばさんは、また話始めた。



そのころね、カツラをかぶっていたの。
でもね、ボーっとしているから、
カツラを止めるなんてしてなくて、
道路を歩いていたときに、風が吹いてきて、
カツラがね、飛んじゃったの…

私はびっくりしてね…
とても焦って…
でも、足は思うように動かないし。
犬たちは、カツラを取り合いしてるし。

そしたらね、そんな私を見て、
大笑いしている若いカップルがいたの。
特に、女性が大笑いしてたわ。
そりゃ、おかしかったと思うわ。
カツラが飛んで、このもこもことした犬たちが
そのカツラを取り合いしてて、
はげ坊主のおばさんが呆然としてるんだから。


でもね、私、その時悔しくて悔しくて、
その上、頭がおかしかったから、ぼろぼろと
泣けてきて、涙が止まらなくてね、
何がなんだかわからなくなって、
その大笑いしていた女性のほっぺを
思いきり叩いたのよ。
びっくりしてたわ。



涙ぼろぼろと流しながら、おばさんに
ほっぺた叩かれたんだから、そりゃそうね、
すると、男性の方が、ハッとして、
「すいませんでした…」
と、謝ってくれたの…

女性の方も、ハッとしたようだったけど、
ただ、ビックリしてたわ。
「あ、すいません」とか言ったようだったけど。
私は、もう…どうしていいかわからなくて。

大急ぎで、カツラを犬から取り返して、
それを持って…泣きながら帰って来たの。
頭がおかしかったのよ…あのときは。
カツラだって、ちゃんと止めておけば
よかったのに、そんなことも考えられなかったしね。

この事件が、忘れられなくてね…
長い間、外に出ることが出来なかったの。
子宮ガンの手術は、もう1年くらい前にしたんだけど、
その出来ごとがあってからね、
外に出られなくて…
ショックというか、情けないというか、
頭がおかしい…と言うか。


そしたらね、またね、この子達が、
毎日毎日、夕方になると
「散歩に行こうよ」って顔してやってくるの。
私は行かないのに、毎日来るのよ。
娘が買ってくれた犬たちなんだけど、
私のところに夕方になると、毎日来るわけ。
毎日毎日ね…

それでね、私もだんだん落ち着いてきて、
また、散歩に行こうかなって思うようになって、
それでね、ちょっとづつ外に出るようになったの。
まだ最近なんだけどね。
この犬たちのおかげだわ。




私は黙って、話を聞いていた。


「あら、ごめんなさいね、引き止めて…」
と、おばさんが言ったので、こう答えた。
「いいえ、とんでもないです。そうだったんですか…
 辛い思いをなさいましたね。
 今でも、そのことが気になっていらっしゃるんですか?」


するとおばさんは、こう答えた。

「今でも、どうしてあんなことをしたのかと、
 本当にとても気になってるわ」



「でも、今はね、大分落ち着いてね、
 髪も生えてきたしね。
 だから、カツラはやめて、今は帽子にしたの」
「そうですか、それは良かったですね…
 でも、病気になると、普通じゃないことが、
 いろいろと、あるんじゃないでしょうか?」


そう私が言うと、
おばさんは、


「そうね、でも…きっと
 忘れられないわね…」



と苦笑いした。
私は、答えることばもなかったので、
ただうなづいた。

そして、犬たちをなでなでして、
「散歩に連れてきてもらえて良かったね」
と言いながら、心の中で、
「飼い主さんを守ってあげてね。」
と思っていた。

それから、立ち上がって、おばさんに、
「毎日、散歩なさってくださいね。
 また、お会い出来るといいですね。
 今日はどうもありがとうございます」
とお礼を言って、別れた。

おばさんも、こちらこそと
お礼を言って、ゆっくりとまた歩いて行った。
私はその後ろ姿を見送った。
そして、「元気でいてくださいね」と
心から思ったのでした。





犬を通して、こんな出会いもあります。
こんな出会いも大切にしたいとつくづく思います。






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2006年09月29日(金) 消防車出動…火事なのか?

先日のことである。
いつものウォーキングから、家の近所まで戻ってきて、
さぁ、買い物をして帰ろうと歩いていたら、
突然、サイレンの音がけたたましく鳴り響いて、
こちらに近づいてきた。


なんだ、なんだ?


と思って、
立ち止まり、振り返って見たら、
消防車が2台ほど、すぐ側に止まった。





火事なのか?

こっ、これは、
見とどけねばなるまい。



夕飯の支度もあるが、夕飯の支度より、
今日は、こちらを優先しようと決めた。
こんな時には、
何を置いても駆けつけねばならない。

ここは商店街で、商店街の人たちも、
お客さんたちも、びっくりして、
道路にでてきて、何となく騒然となった。


ちょうど、消防隊員が、防護服を着て、
車から降りてくるところだった。
そこで、私は急いでカメラを取り出し、
消防車の側に近寄っていった。
もちろん、邪魔にならないようにね。


すると、間もなく、またサイレンがして、
今度はパトカーやら、警察官が駆けつけてきた。
その上、もう一台の消防車までやってきた。






火事だな…


どこなんだろう…



商店街の人も心配そうにきょろきょろと
辺りを見渡している。
もちろん、私も、目をこらして辺りを見てみた。
しかし、煙らしいものは全く見えないし、
ニオイもしない。


変だな。
本当にこの辺か?



そう思っていたら、今度は、消防隊員が、
何班かに別れて、何本かの細い道に入っていった。
どうやら、場所の確定が出来てないらしい。

そして、さらにしばらくすると、
その別れた消防隊員達が集まってきた。
そして、なにやら話あっている。


ふぅーむ、何だろう。
まちがったか?場所を?
これは、聞いてみる必要があるな、
もちろん、「まちがったんですか?」
などとは聞けないが…
はっきりと、この騒ぎについて、
聞いてみる権利はある…
などと、勝手に権利を決めて、
消防隊員に聞いてみることにした。



しかし、隊員の作業の邪魔をしてはいけない。
私は、隊員の様子をじっと観察して、話をして
くれそうな余裕のありそうな隊員を探した。
すると、今、まさに指示待ちをしてそうな
隊員達を見つけた。
「この隊員だな、聞くのは…」





そう目星を付けて、
出来るだけ邪魔にならないように近づき、
ちょっと心配そうな顔をして、
消防隊員に声をかけた。


「あの〜、火事ですか?」
「あっ、いや…、この辺りで、ビルから煙が
 出ているという通報があったんです。それで、
 今場所の特定をしているのですが、どうも、
 それらしきビルが見つからなくて…」
「あっ、そうなんですか…通報ですか。
 この辺りなんですか?」
「いや、それが…この辺りなはずだということで…」



というわけで、通報があったが、
場所の特定が出来てないらしい。

そんな話をしていると、
消防車から、放送が流れた。


「さきほど、この商店街付近のビルから
 煙が出ていると通報があり、現在捜査中です。
 ご迷惑をおかけしておりますが、今しばらくの間、
 ご不便おかけいたします。
 なお、ビルの煙が見えるという方は、消防署まで
 再度連絡お願いいたします」



ということだった。
どうやらこの辺りのビルらしい。
商店街の人たちも、私も上を見たり、
ビルの方を見て、煙を探し始めたが、
それらしきものは見えない。



私は、再度、消防隊員に聞いた。
「いたずらですかね?」
「いやぁ、それもまだわからなくて…、
 でも、そういうこともあるんです、時々」
「ああ、そうなんですか、ご苦労様です」

と言って私は、消防隊員から離れた。
商店街の人たちは、
「きっと、いたずらだね…」
などと、言い始めていた。
私も、いたずらだなと思い始めていた。


すると、


消防車の無線から、今度は、
「○○町、一丁目、○○町、一丁目」
と言っているのが聞こえた。
場所の指定なのか?
この辺りは、一丁目ではない。
一丁目は、もっと先である。



すると、消防隊員達が、
ものすごい勢いで集まってきて、
消防車に乗り込んだ。
そして、またけたたましいサイレンを
鳴らして、一丁目の方に降りていった。
パトカーもサイレンを鳴らして、
一緒についていった。


うーむ、場所が違ったのか?
一丁目なのか?



どうしようか、一緒に行ってみようかと
思ったけど、やめることにした。
本当に一丁目かどうかわからないしね。

ともかく、商店街はいきなり、静かになり、
遠くでサイレンの音が鳴り響いていた。

私は買い物をして家に戻った。
その後、サイレンの音も聞こえなくなったし、
家の窓からみても、火事らしきものは見えなかったので、
いたずらだったと思った。


で、次の日、気になって、
近所の消防署に電話で確認してみたら、
少なくても、煙が出ているビルは
発見されなかったと言うことだった。
私はまた聞いた。

「いたずらだったんですかね?」
「そうかもしれませんね、この頃多いんです。
 でも、放火も多いし、一応出動しないと
 わからないんですよ」
「子どもでしょうか?」
「いえ、今回は違うようです」



通報があったら、一応出動しないといけない、
それは確かにそうだ。
ご苦労さまなことである。
こうして市民の生活を守ってくれているのだ。
ありがたい。

しかし、どんな人が、いたずら通報なんて
するんだろう…許せんな。
私は、独りで憤慨した。
単なる欲求不満や自己満足から、
こんないたずらをしては、いかんと強く思った。






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2006年09月28日(木) 日ハム優勝…あの店はどうなっているか?

昨日、日本ハムファイターズがパ・リーグで優勝しました。
日ハムファンのみなさま、おめでとうございます。
新庄選手もカッコよかったですね。
絵になる人ですね…やっぱりスターですね。

とくれば、やっぱり、あの語りたい店
そう日ハムファンのハデハデPOPの和菓子屋さんに
行ってみねばなるまい。


どんなことになっているのか…
どんなPOPになっているのか、
行って見てくる必要がある。

(詳しくは→(「何かを語りたい店…なぜ日ハムファンなのか?」


そこで、今日のウォーキングの目的は
このハデハデの和菓子屋さんにした。
この和菓子屋さんで、喜びを聞いてこよう
そして、楽しいPOPを見てこよう。



今日は、天気もいいし、
空気もさわやかである。
今日は、いいね。


ワクワク


てくてく… 


そして、着いてみたら、
やっぱりやってました!
今日はこんなことやってました。







「うれしいをおすそ分けで生菓子
 全品10円引き」ね。



あとね、こんなのも貼ってありました。
見にくい所に書いてあるのは、
「小さな店の味わった感動は」です。








店全体もさまざまなPOPで、
大いに盛り上がっていた。
こんな感じ。





今日は、安くするだろうってわかっているので、
店には、ひっきりなしにお客さんが入っていた。
なかなか繁盛している。
よかった、よかった。
(この写真ではそう見えないけど、
 本当に入ってましたよ)


で、せっかくなので、
私は、お菓子を買いながら、
いろいろと聞いてみることにした。



前回の時には、娘さんが店番をしていたので、
POPを書くという店主には、
話が聞けなかったのだ。

今日は、店主の奥さんが店番をしていた上、
なんと、店主も奥の方に座っていたのだ。


これは、ラッキーである。
もしかしたら、
POP書き店主とも
話ができるかもしれない。
そこで、奥さんにこう話かけた。



「よかったですね、日ハム優勝して」
「ええ、昨日行っていたんです、札幌ドームに。
 さっき帰ってきたばかりです、本当に、
 ラッキーでしたよ、優勝を見られるなんて」


ひゃ〜
昨日札幌ドームに行っていたのだ。
そして、さっき戻ってきたのだ。



「いいもの見ましたね、よかったですね。
 新庄のセレモニーも見たんですか?」
「いいえ、すごいお客さんの数だったので、
 最後までいると、帰れなくなりそうだったので、
 諦めて…TVで見ましたよ。すごい人でねぇ」
「あら、残念でしたね」
「もうすごい人気でね、新庄は。
 みんなが、1番のユニフォームを着てるのよ」


と、ここまで話したら、
奥にいた店主がいきなり
会話に加わってきた。



「そのユニフォームを着てるのは…
 おばちゃんたちが多いんだよなぁ…」
「え、おばちゃんですか?」
「そうなんだよ、
 おばちゃんたちが1番のユニフォームを着て、
 新庄を応援しに来てるんだな。
 グッズもものすごい売れ行きだし。
 でも、ありゃ、日ハムファンというより
 新庄ファンだから、来年はあんなに
 はいるかどうか心配だな…」


ということで、店主は、
来年のことを早くも心配していた。



「でも、新庄って本当に運が強いですねぇ。
 引退する前に、優勝しちゃうし…」
「うん、運はものすごいもの持ってるね。
 何度か合ったけど、スターだね、あれは。
 もう、いないなぁ…日ハムには。
 森本も頑張ってはいるが…」


と、どうしても、
新庄がいなくなる来年以降のことが
心配であるらしい。
で、私は、話を変えてみた。



「でも、優勝を見れたのはラッキーでしたね」
「うん、13年間待ったからね…
 今年は応援していて、疲れたけどね。
 やっぱり嬉しかったねぇ…」
「本当によかったですね、これから楽しみですね。
 だから、今日は安いんですね」
「うん、気持ちね。プレーオフで、
 頑張ってもらわなくちゃいけないけど」
「ほんと、優勝して欲しいですね」


と話していると、奥から、
「おじいちゃん」と呼ばれて、
店主はあわてて奥に行ってしまった。
あらら、これからPOPのことについて、
聞こうと思ったのにな、残念。


そこで、今度は奥さんに、
「今日のPOPも迫力ですね…」
と聞いてみた。



すると、奥さんは、
ちょっと苦笑いして、こう言った。

「今日、帰ってきてから、すぐに、
 張り切って書いたんですよ。
 こんなに、べたべた貼って…」
「でも、楽しいですよ、見てると」
「ふふふ、一気に書くんですよ、
 さささっと、ね。」
「思いがこもっているんですね…」
「なんですかね…好きなんですよ」



ということで、このPOPは
店主が、さささと、張り切って書くとわかった。
そして、本当の日本一になったら、
今度はもっとハデにやると、
店主は言ってるらしいこともわかった。
日本一になったら、また来よう、と
私は思った。

さて、日ハム優勝の話とPOPの話が
一段落ついたので、10円引きで和菓子を
買うことにした。
この店でいちばん売れているらしい、
「豆大福」を買ってみることにした。
もう3つしか残っていなかったので、
その3つ全部。一個120円だけど
今日は110円。


それが、これ。
豆がいっぱい。





食べてみたら、
粒あんが、甘すぎず、ちょうどいい
甘さで、とてもおいしかった。
うん、いける。
気に入りました。


てなわけで、日ハムファンの
和菓子屋さんの話でした。






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2006年09月27日(水) えっっ…そうなの?

さて、昨日からの続きです。


私は、道ばたで出合った若い女性から、
いきなり、電気のつく鳥のペンを
「買わないか?」とすすめられた。



しかし、どう考えてもいらない。
これは、はっきりとしている。
しかし、
なぜ、こんな商売をしているのか?
他にどんな商品があるのか?
道ばたで売っていて売れるのか?
これは、何としても聞かねばならない。
その他にも疑問はあるし…


そこで、今回は、
思いきり親しみ作戦でいくことにした。
こんな時、話を聞くには、
なんといっても親しみ感が大事である。
しかしそれだけでは相手に失礼なので、
商品への関心もちょっとは寄せながら、
親しみいっぱいに聞くのがポイントである。

(そんな作戦が通ればだが…)


そこで、私は親しげに、
こう聞いてみた。



「ちなみに、これはいくらなの?」
「安いですよ。普通の販売店だと1000円で、
 ソニープラザとかだと700円で売ってますけど…」
「え、そんなにするものなの?」
「ええ、でも、ここで買うと300円です」



300円だって…
安いんだって…
どう考えても電気がつかなくてもいいし。
私は、全くいらないぞ。
でも、そう言ったら、話が聞けない。

「300円…ねぇ。
 でも電気、別につかなくてもいいな」
「暗いところで書くとき便利ですよ」
「暗いところで書かないもん」
「でも、何かあったとき、明かりがつくといいですよ」
「うん、でも何かあったときに、このペンを
 持ってないかもしれないし…」


などと、言ってから、
あっ、これじゃ、親しみから遠い、
いかん、いかんと思い、
話題を変えることにした。



「ねぇ、この商品って売れるの?」
「ええ、結構買ってくれる人いるんですよ。
 割りと人気あるんです。ソニプラでも売ってるし。
 この商品を知っている人もいるし…」
「へぇ、人気あるの、売れるんだ…。
 で、いつも、こうやって売っているの?」

「はい、そうです。この辺りの家を
 一軒一軒回ってるんです」
「ひぇ〜、お家を回っているんだ…それは
 スゴイね、嫌がられない?」
「そういうお宅もあるけど、
 買ってくれるお宅もあるので…」



なんと、
この女性は、この辺りの一軒一軒を
回って、このペンを売っていたのだ。 

私は
「あらぁ、ご苦労様だね…」
などと親しみこめて言いながら、
ついに、いちばん聞きたいことを
聞いてみることにした。


「どうして、こんなふうに売ってるの?」


すると、彼女は、
なんと、
こう言ったのだ。




「研修なんです」 



なんと、「研修」だって…


「えっ、研修?なんの?」
「商品販売の…」
「えっ、この電気ペンの?」
「いいえ、その他にもあるんです」
「あ、別な商品も売ってるの?」
「はい、違う商品も売ってます」
「せっかくだから、見せてもらってもいい?」
「いいですよ」

どうやら「商品販売研修」らしい…
しかも違う商品も売っているというので、
見せてもらうことにした。

女性は、ちょっと離れた所に置いてあった、
荷物運搬用カートから、何かを取り出してきた。
このカートには、商品がいっぱい入っているのだ、
たぶんだが。





「これです、ステンシル型のセットです」
「へぇ…ステンシル型セット、ちなみに、
 これはいくらなの?」
「安いですよ、これで、1000円です。
 他だと2000円以上するんです、いかがですか?」





私はこのステンシル型セットを開いてみた。
ステンシルをするための型が何枚か入っていた。

「ステンシルしないからなぁ…
 いらないなぁ…」
「そうですか、楽しいけどなぁ」
「うん、楽しいけどねぇ…」


などと、断りながら、
引き続き聞いた。



「ねぇ、ところで、こんな風に毎日
 この商品を売っているの?」
「そうですよ」
「何の研修なの?このメーカーの?」
「メーカーではないけど、商品販売の研修です」
「ふぅーん、ご苦労さまだね、まぁ確かに、
 こうして売っていると度胸とか根性はつくね」
「はいっ」

度胸とか根性をつけるための「研修」なのか?
商品販売研修なら、店で売った方が
研修になると思うのだが…


「そうそう、そういえば、違う道で、
 若い男性にも雑貨を買わないかって聞かれたけど、
 あれも、一緒の会社の研修かな?」
「どうでしょう…でも、そうかもしれません」
「どうもありがとう、いろいろと見せてくれて、
 頑張って売ってね、売れるといいね」



そろそろ引き止めて置く限界だったので、
そうお礼を言って、この女性と別れた。
すると、この女性は、大急ぎで駆け出し、
この近辺の家の、チャイムを鳴らして、
商品の売り込みを始めた。
一軒、一軒ね。





ふーむ…


道ばたで「買いませんか?」と声をかけるのは、
本道ではなくて、実は、一軒一軒商品を売り歩く
つまり「押し売り」であることがわかった。
しかも、研修という名目で。



というわけで、なぞの「研修」の
一端をかいま見たが…
歩きながら、私は考えた。


「ただの研修ではあるまい」


そして、次のように推測してみた。


1.商品販売メーカーの新人研修
  こんなことをさせて、根性ややる気をみる。

2.あやしい自己啓発セミナーの度胸試し研修
  よく街角で、度胸を付けるために、大きな声で、
  「私は、○○です、今、○○をしています。
   どうか、話を聞いてくださいっ」
  の変形バーション

3.宗教
  研修という名目の修行か、
  よく売りに来る「珍味売り」のような
  教団資金集め


本当には何の
「研修」なのか?
本当に「研修」なのか?
それか、本当に、
単なる商品販売会社の「研修」なのか?



結局、謎は残ったままだったが、
また、出合ったら、今度は、
さらに突っ込んで聞いてみようと思った。
どなたか知ってる人がいたら、
ぜひ教えてくださいませ。

そんな訳で、道ばたであった
研修中の商品販売の話でした。





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2006年09月26日(火) こんな商売って…あるの?

昨日は、失礼しました。
楽しい時間を過ごしていたら、時間が
すっかり足りなくなってしまいました。
楽しい時間は、あっという間に過ぎ去りますね。




さて…そんなわけで、
頭もすっきり、気持ちもすっきり…
そう思って元気に起きたら、雨じゃんじゃん降り。


いきなり
がっくり…



しかし、それにもめげずに
カッパ着て、ウォーキングに出てみた。
でもね、久しぶりにものすごい大雨降り。
ウォーキングどころではなく、
3000歩ほどで帰ってきてしまいました。
足元びっしょり、ズボン濡れまくり。
ああ、雨の日のウォーキングしたかったけどな。

今日はちょっと運動不足なので、
後で、15分すると10キロ歩くのと同じ運動量が
得られるという例の「棒踏み」(ホントか?)と
内蔵活性化するために、
ゆるゆる体操をしておくつもりです。


と、そんなことはさておき。


今日は、先日出合った、
奇妙な商売のことについて書くことにします。
こんな商売…あるんでしょうかね?
でも、出合ったんだから…あるんだろうなぁ。



ちょっと前のことである。
いつも道の脇道をてくてくと
ウォーキングをしていたら、前から来た、
背の高い20代後半くらいの男性に
「あの、すいません…」
と話しかけられた。
若い男性から話しかけられるなんて
めったにないことなので、ちょっとどきどきした。


なにかな?
道を聞かれるのか?



せっかくのことなので、
「はい」
と愛想良く答えると、
若い男性は、こう言った。


「あの、雑貨を売っているんですが、
 見て行ってくれませんか?」
「はっ?雑貨?この辺りで?」
「ええ、雑貨売っているんです」



でも、この辺りには、
雑貨屋なんてない。

「え、どこで?」
「あの、持っているんです、ぼくが。
 そこにあるんですが、見て行ってくれませんか?」



雑貨を見ていかないか?
この辺りで?


あやしいぞ!
あやしいぞ!



私の警戒警報が心で鳴り響いた。
きっと、何か変なものを売りつけられるのだ、
印鑑とか、壺とかもしれない…
どっかに連れて行かれるかもしれないし。
そう一瞬思ったら、
このお兄さんは、それを見越したように、
こう言った。


「あ、あやしいものじゃないです、雑貨です。
 筆記用具とかノートとか…そこにあるので」



筆記用具だのノートなどの雑貨を
道ばたで、しかも声をかけて売っているって、
立派にあやしいじゃないか…
なんで、こんなところで売っているのか?
人通りもないようなところで?
何者だ、このお兄さん?



私は不信感いっぱいで、お兄さんを見たけど、
少し気の弱そうな人で、悪い人に見えなかった。
しかし、やっていることは正しくあやしい。
ここは、見かけに騙されてはいいけない。
よく、犯罪した人の印象を聞くと、みんな
「そんな人にはとても見えなかった…」
なんて言ってるからね。


私は、一瞬、どんな雑貨?と興味を持ったけど、
自分の警戒警報に従うことにした。


「今ね、ウォーキング中だから、
 筆記用具もノートもいらないかな。
 残念だけど。」
とやんわり断った。



すると、そのお兄さんは、
「あ、そうですか、ありがとうございます」
と言って、足早に去って行った。 

ふーむ…
なんだろう…
あのお兄さんは、こうして
雑貨を売っているのか?毎日?

私は、かなり疑問に思ったが、
このことはすっかりと忘れてしまっていた。



ところが、
先日のことである。



いつもの道をてくてくしていると、
かわいいネコさんを見つけて、
「おっ、はじめて見る顔だね、
 いいねぇ、かわいいねぇ」
などと、写真を撮ることにした。
そして、
「こっち向いてちょ」
などと、ネコさんに話しかけながら、
カシャカシャやっていた。

その時のネコさん写真





すると、後ろから、
「ネコの写真撮っているんですか?」
と声をかけられた。
振り向くと、手に何かを持った若い女性が
ニコニコして立っていた。



私は、このネコさんの飼い主さんかと思って、
「あ、すいません、あまりにかわいかったので、
 写真撮らせてもらっていました」
と、詫びた。

すると、その若い女性は、こう言った。
「あ、違います、いいんです、
 かわいいネコですね…」

私は、ほっとして立ち上がり、
その女性と向き合った。
そして、
「かわいいですね、顔が面白いですよね、
 愛嬌あるって言うか…」
などと答えながら、
その女性が手に持っているものに
ふと視線を落とした。

その女性は、毛のふわふわしたような、
何だか飾りみたいな小さな箱を手に持っていた。


私がその箱を見た瞬間に、
その女性はこう言った。



「これ、ペンなんですが、要りませんか?」
「えっ?」
「えっと、これを売っているんです。
 買ってもらえませんか?」
「えっ?、このペンをこうして売っているの?」
「ええ、そうです。いかがですか?」



「いかがですか?」
って、いきなり道ばたで
ペンをすすめられてもなぁ…

しかも、この女性が言うには、
このペンはただのかわいいペンではなくて、
なんと、電気がつくんだそうだ。


「ほらね」


と言って、女性はその持っているペンに
電気をつけて見せてくれた。


「あらまっ!ホントだ、
 ねっ、写真撮ってもいいかな?」
と、別に本当はそれほど驚きもしなかったが、
大げさな反応を示して、
写真を撮る許可をもらった。



それがこのペン。
わかりづらいけど、電気がつく前のペン




電気がついたペン
先っぽが黄色くなってます。
わかるかな?





ともかく…
この「電気がつく、鳥ペンを買わないか」
というのである。


ふーむ…
この女性はこうして道で会う人にペンを売る、
ペン売りらしい…

ふーむ…
こんな商売あるのか?



その瞬間、
あの例のあやしい若い男性を思い出し、
私の頭の中で、何かがつながった…
あっ、これはもしかしたら、

「道ばた雑貨売り」商売…

そんな、商売があればだけど…



おおっ、きっとそうだ、そうに違いない。
なぜ、こんな商売をしているのか?
他にどんな商品があるのか?
道ばたで売っていて売れるのか?
疑問は尽きない。

そこで、この女性にいろいろと
聞いてみることにした。

すると、意外なことが聞けたのである…
私の疑問はますます膨らんだけど。


この話の続きは、明日書きます。






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2006年09月25日(月) すいません、臨時休みです。

急なイベントが入ってしまい、バタバタしています。
すいませんが、臨時休みさせていただきます。
このごろ「休みが多い!」と、言われてますが、
ちーと、忙しくなってきています。
大目に見てやってくださいませ。<(_ _)>

あ、でもでも、読了したらボタンは
ぽちっと、押していただける嬉しいです。




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2006年09月23日(土) お彼岸なので…法話を聞きに行く

今日はお彼岸である。
正式に言うと、お彼岸の中日(真ん中の日)。
お彼岸は、この真ん中を中心に前後3日間の
一週間を言うのですね。


お彼岸って、どういう意味があるかというと、
「迷いに満ちあふれたこの世、此岸(しがん)から、
 迷いから、目を覚まして生きていく、悟りをえた世界、
 彼岸(ひがん)へ到ることを願って、
 自分ルーツである先祖を敬い、
 常日頃の自分を見つめ直し、自分の行いを見直す、
 自己回復週間」

ということであるらしいです。

もっというと、
「人間としてちゃんと生きているかを問うて、
 人間として生きていく姿に戻ること」
だそうです。




さて、そんな「お彼岸」の今日、
近所のお寺さんで開かれた「法話」を聞きに行ってきた。
以前、法話をよく聞きに行っていたが、
今のマンションにに引っ越しして来てからは、
聞きに行くことがなくなっていたのだ。

私は、法話とか、キリスト教の話とか、
他のあやしくない宗教の話とか、
読むのも、聞くもの好きなのである。
なんとなく、自分が浄化されるような気がするし、
人生の深さに触れられるので好きなのだ。
だから、とても楽しみだった。





で、今日は、そんな法話から、
ありがたいお話を紹介したいと思う。
お彼岸だから、身を清めるためにも…。


今日は、常願寺の藤森教念住職のお話を聞いた。
久しぶりに、新鮮で、私は忘れていたことを
思い出したような気がした。



その話は、このようなものであった。
(私の感覚で聞き取ってますので、若干ニュアンスが異なるかも
 しれませんが、メモを取ってきたのでそれを元に書きます)
それと、仏教に詳しい方には、物足りないと思います。
この辺りは、大目に見てやってください。<(_ _)>


まず、仏教には「四法印」という印があって、
それは、以下の四つである。

◆諸行無常(しょぎょうむじょう)
◆諸法無我(しょほうむが)
◆一切皆苦(いっさいかいく)
◆涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)



これがどういうことであるかと言うと、


諸行無常は…

普段は、諸行無常でなくて、諸行有常で生きていて、
いつも、何も変わらないと思っている。
自分は、変わらないと思っている。
しかし、
「世の中はすべて移り変わっていく、いつも
 同じでなくて、ずっと続いていくものでもない。
 時も移り変わっていく」

このことを忘れてはならない。


諸法無我は…

普段は、諸法無我でなくて、諸法有我で生きていて、
「私が、私が…」といって、自分中心に生きている。
自分の自己チューは、見えないものである。
しかし、
本当は、いろいろな関わりのその中で、自分が
生きていることを、忘れてはならない。



一切皆苦は…

普段は、なんでも思い通りにしたいと思って生きている。
そして、「あの人さえいなければ」とか
「あれがああだったら」などと、思ったりしている。
しかし、
「何事も、思い通りにはならない」ものである
ということを知っておかねばならない。



涅槃寂静は…

この上記3つが「迷い」を生みだしていて、
そのために、こころがざわざとして、
「迷い」にとらわれている。
そして、右往左往している。
この、こころの迷いを断ち切って、
とらわれから自由になって、
かけがえのないもの、命や、出会いを大切にする、
人間本来の生き方をする、
そうすれば、静かな穏やかな気持ちになれる。
ちゃんと立つべきところにやっていないから、
こころがざわつくのである。
立つべきところに立てば、心が落ち着く。



というようなことであった。
そして、藤森教念住職が言うには、

「このようなことは、わかっていても、
 行動するのは、なかなかむずかしい。
 みんなわかったつもりでいるから余計むずかしい。
 こんな話をしている、私だってそうです。 
 だから、自分の思いばかりに偏らずに、
 中道を進むことが大事なのです」


ということでした。


ふぅーむ、なるほど…
そんなことであったかと、
あらためて「四法印」を
とらえなおしたのでした。



その他にも
人間のあらゆる苦しみのことをいう「四苦八苦」
の話などを聞いた。
とても興味深かった。


しかし、
最後に話された話がいちばん、
印象に残った。

それは、こんな話であった。



人は、損得勘定の中で生きている。
損得勘定があれば、頭はいくらでも下げられる。
得すると思えば、いくらでも頭は下げる。
意識して頭を下げることはできる。

しかし「頭が下がること」は、なかなかない。
自然に頭が下がる人は、なかなかいない。
しかし、実は、人は中味がいっぱいになれば、
自然に頭が下がるし、頭を垂れる。
中味がいっぱいだから、下がる。
下げようと思わなくても、下がる。

しかし、
中味がなかったら、下がらない。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」というのは、
中味があってこそ。

この中味を何を持って、いっぱいにするか、
自分の実を何でいっぱいにするか…
これをちゃんと考えなくちゃいけない。
そして、損得勘定を捨てて、
大切にするものを見つけていかなくてはいけない。
そんな損得勘定などというものを越えたものに
出合うことが大切なのだ。



というようなことだった。
私は、初めて聞いた話だったので、
とてもなるほど…と思った。
中味がないと頭は下がらないのだ…
中味がないと、突っ張ったままなのだ。
中味が大切だと思った。
それと、損得勘定を越えたものに、
出合うこと…
うん、大切だと思った。


最後に、
藤森教念住職はこう締めくくった。



「私が救われれば、
 あなたも救われるのです」



ああ、そうだなぁ…
そのとおりだなぁ…、
自分が救われてないと、相手も
救うことなんてできないなぁ…と
しみじみ思いました。

今日は、彼岸中日だったので、
仏教の話をしてみました。
この後の3日間は、自分を清めたいと思います。
って、この3日間だけじゃなくて、
毎日の生き方がもっと大事なんだけど、
凡人なので、せめてこの残りの3日間はとくにね。





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2006年09月22日(金) 犬が逃げたぞーっ!

先日のウォーキングのことである。
私の前を、白い一匹の犬が、
ものすごい勢いで、駆け抜けて行った。


おーーっ、びっくり、
どうしたんだ?


すると、後ろから、


「おーいっ、○○ーーっ」
と、声がした。



どうやら、犬が逃げてしまったらしい。
飼い主さんがあわてて捕まえにやってきた。
白い犬は、とっても楽しそうに駆け回っている。
私は、飼い主さんに「あっちです」と
犬を指さしながら、話しかけた。


「逃げたんですか?」
「うん、ちょっと油断したら、扉のすき間から
 するっと飛び出しちゃって…まったく…」
「とっても元気に楽しそうに、走り回ってましたよ」
「元気なヤツなんですよ。元気すぎて、
 他の犬にくってかかったりするから、
 それが心配で…」
「ああ、それは心配ですね。捕まえましょう」



ということで、私も、
犬捕り物に参戦することにした。
そして、飼い主さんと、
犬の方にゆっくりと歩き出した。

飼い主さんが、大きな声で、
「戻ってこーい」と呼んだ。
犬にわかるとは思えないが、その声に反応して、
犬は立ち止まり、道路の先から、
こちらをじっと見ていた。





「名前なんて言うんですか?」
「ゴンです」
「えーーっ、ゴンですか?
 じゃ、実家の犬と同じ名前だぁ」



と私は驚いた。
実は、実家で飼っている犬もゴンなのだ。
これは、ますます、手伝わねばいけないと、
私は思った。


で、私も元気に呼んだ。
「ゴーーン」
飼い主さんも呼んだ。
「ゴーーン」



しかし、ゴンはいっこうに戻ってくる気配もなく、
楽しそうに飛び跳ねている。
ありゃりゃ、すっかり楽しんでいるよ…
そう思っていたら、近所のおじさんが
ゴンの側を通りがかった。
どうやら、ゴンを知っている人らしかった。


「○○さん、ゴンを捕まえてくれ〜」
「おおっ、逃げたんだな」
と言って、近所の人がゴンを捕まえようと
近寄ると、ゴンは、するりと身をひるがえし、
また遠くへ走って行ってしまった。 

「あ、すまん…、いっちまった…」
と近所のおじさんは、苦笑いした。
私たちも、ああ、やっぱりダメだったか…と
苦笑いした。



しかし、ゴンは、遠くに行くそぶりは見せず、
この辺りをぐるぐると回っている。


「どうやら、遠くへは行かないようですね」
「あのね、この辺りに、お気に入りの犬がいるの、
 その犬に会いに行ったんだと思うよ」
「ほぉ〜、お気に入りの犬ですか…」
「うん、気に入っているんだな、メス犬でね。」
「ゴンは、オスですか?」
「うん、そう…まだ2歳だけどね」



ということで、2歳のゴンには、
この辺りに、お気に入りの子がいるらしい。
たぶん、その子に会いに来たのだ。
おじさんは、その子の家に、綱を持って、
のっしのっしと歩いて行った。





私もその後から、着いていくと…


いたいた…



どうやら、お気に入りの子の家の前の塀の
ところまで来たけど、お気に入りの子は、
残念ながら家の中にいるらしかった。


おじさんは、ゴンに近づいて行った。





大丈夫か、おじさん。


捕まえられるか…



ハラハラ見ていると、
ゴンは飼い主のおじさんの気配に気が付き、
また、逃げてしまった。

すると、おじさんは、ポケットから、
ジャーキーを出して振り回し、
ゴンにこう呼びかけた。


「ゴン、ほら、ジャーキーだぞ」


すると、ゴンは、振り向き、
大急ぎでおじさんの側に、やってきた。
ジャーキーの魅力に勝てなかったらしい。
まだ、2歳だからね。
おじさんは、ゴンにジャーキーを
食べさせて、その間にゆっくりと綱を付けた。



というわけで、
ゴンは、無事に捕まった。
捕まったゴンは、罰が悪そうな顔をしていた。
しかも、ゴンは、お気に入りの子にも
会えなかったのだ…気の毒に。





「よかったですね…」
「時々、脱走しようとするんだよね…もっとも、
 ちょっと遊ぶとこうして、捕まるんだけど、
 大きな犬がいるから、心配でさ」
「ええ、わかります。実家もそうでしたから。
 ところで、何犬ですか?」
「柴犬だよ」
「えーーっ、じゃ、家と一緒だぁ」



と言うことで、犬種まで同じだと判明。
実家でもよく脱走されて、両親がそのたびに、
大変だったとこぼしていたので、
その苦労がよくわかった。

私は、結局何の役にも立たず、
ただの記録係のような立場だったが、
その後、おじさんと、柴犬の話やら、
ゴンの癖や生い立ちの話などを聞き、
大いに盛り上がってしまった。


このゴンは、とてもいい家の出らしい。
そういえば、かわいい顔をしている。
私は、ゴンをなでなでして、
「楽しかったの?でも、残念だったね、
 お気に入りの子と会えなくて…」
と話しかけた。

すると、ゴンは、
ちょっと照れくさそうな顔をした
…ように感じた。



てなわけで、犬捕り物に参戦したけど、
全く役に立たなかった話でした。


そうそう、これが実家の自慢の柴犬ゴンです。
りりしいけど、もう13歳です。
この頃、散歩を嫌がるようになったとか…
元気でいてほしいなぁ…








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2006年09月21日(木) あっ、事故だ!3連発

このところ、よく事故に出会う。
しかも、事故したてで、救急車がやっと来て、
警察官がまさに調べようとしているという状況で。
このところ、3回ほど続けて出会った。
今日はその事故の話です。


まずは、深夜の事故。
深夜、家に急ぎ帰ろうと思って足早に歩いていたら、
いきなり、救急車の音と、
パトカーのサイレンの音がして、
ものすごく近くで止まった。






何ごと?

事故だな。 



私は、思わず、駆け出した。
そして、パトカーの止まった所に
大急ぎで駆けつけた。 

すると、バイクが倒れていて、
若い男性が、側に座っていた。
そして、その後ろにタクシーが止まっていた。


どうやら、バイクとタクシーの
接触事故らしい。



若い男性は、座ったまま動けないようだが、
命に別状はないようで、話は出来るようだった。
しかし、お巡りさんたちが、
状況を聞いたりしていても、
あまり、はっきりと答えられないようだった。
飲酒運転なのか、事故のショックなのか
どっちかだと思う。





タクシーの運転手さんもお巡りさんに
状況を話していた。
私は、こっそりとこの2人のほうに
近づいて、話を聞いてみた。
あまり聞こえなかったが、ぼそぼそと、
信号機の話をしていた。

バイクをみたら、脇のところが、
大分へこんでいた。
でもまぁ、若者は動けるようだし、
命に別状はないようで、
よかったなと思った。



さて、次はウォーキング最中のことだ。


またまた、
けたたましいサイレンの音がした。


あ、また事故だ!
と思って、
私は、駆けだした。



すると、乗用車と、ミニバンの
接触事故現場だった。



ほら、乗用車は、こんな感じに
べっこりとへこんでいる。
前のミニバンとぶつかったらしいが、
ミニバンを見てみたら、
それほど被害がないように見えた。








おお、すごいな。

どんな状況だったんだろう?



私は、やってきたお巡りさんに、
あまり迷惑にならないように近づき、
うーんと、さりげなく聞いてみた。


「すごいですね…」
「ええ、まだ日中だから、
 この被害で済んだですね、
 スピード落として走ってますからね」
「ああ、そうなんですか…」



ということで、こんな被害で幸いだったらしい。
どうやら、乗用車が左に曲がろうとしたところに、
ミニバンがぶつかってきたようだった。


「どっちが悪かったんでしょうね」
「それは、これからですね…」



ということで、これから、
事故現場での調査が始まるようだった。
事故当事者も、立ち合って、
いろいろと説明していた。





ともかく、2人とも、
命に別状はないらしいので、
不幸中の幸いであった。



最後は、これまた
ウォーキングの最中の事故。


3車の接触事故らしかった。
でも、どの車も、傷らしい傷はなくて、
ちょっとした接触だと思われた。



しかし、何か、もめていた。
私は、側に行き、何を話しているか聞きたかったが、
近寄ると、同乗者にじろじろとみられそうなので、
話を聞くことを諦めた。





そしてまた、事故車の側にいた
お巡りさんに、通りがかりに
うーんと、さりげなく声をかけた。


「事故ですか?」と聞くと、
「うん、どっかぶつけたらしいね。
 なんだか、一人が外国人のようだね」



と教えてくれた。
ああ、なるほど、だから、
もめてるように見えたのね。
この3車は、どんな状況なのか、
さっぱりわからなかった。
けが人もいないようだし、幸いだった。


この写真のトラックと、乗用車、
上の写真のミニバンの接触らしい。





そんなわけで、この1週間内に、
3回も事故現場に遭遇したのでした。
気を付けないといけませんね。
こんなに見かけたので、ちょっと怖くなりました。

みなさま、
事故には、充分気を付けてくださいね。





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2006年09月20日(水) 私が好きなものは…これです。

さて、昨日からの続きです。


何が好きかって…
これである。








そう、化石である。
これはアンモナイトの化石。

(これは裏と表。
 どっちが裏で、表かわからないけど)


よーく、写真をみるとわかるけど、
ちょっぴりだが、アンモナイトの一片があるし、
その他にも何かが埋まっているように見える。
木のようにも見えるし、骨のようでもある。



だから、何だという意見もあるが、
私は、こんな、
ものすごーく古いということを、
感じさせてくれるものが好きなのだ。
なんだか、郷愁を感じるというか、
持っているといいことがありそうな気がするというか、
力をもらえるような気がするというか、
ただの、物好きというか…

もっとも…
以前もアメリカや、あちこちで、
恐竜の卵の化石や、アンモナイトの化石とか、
買ったりしてきたけど、
それが、今どこにあるかというと…
どこをどう探しても見つからないのだけど。
どっかに、入ってるかなぁ…
ホコリまみれで…


そんな程度の執着だが、
化石は、見ると欲しくなる。
なんだか、無性に欲しくなる。



その「化石や石」売場が
展示室の隣のおみやげコーナーにあったのだ。
私は、この売場から離れられなくなってしまった。
なんだか、とっても欲しくなってきたし。

そこで、化石の入っている箱の側にすわって、
化石を手に取ってみた。
周りにも、何人かそういう人たちがいて、
みんな真剣にいろいろ調べていた。
ぐるぐる回してみたり、
光りにかざしてみたりして探している。

私は、もちろん…
どれがいいかなんてさっぱりわからない。
でも、みんなの真似をしていろいろと調べてみた。
光りにかざしてみたりね。
そして、よさげな化石を見つけた。


そこで、売場のおじさんに声をかけた。
この売場はおじさん一人で切り盛りしているのだ。
「おじさん、これください」



すると、おじさんは、
私が選んだ化石を一目みて、
こう言ったのだ。



「それは、全然よくない。もっと探せば
 いいのがあるよ、よく探して」



全然よくないって…
そう言われたので、
またムキになって探し始めた。


そして、かなり頑張って探してみて、
2つほど選んでみた。
そして、またおじさんに聞いた。
「これは、どうかな?」



すると、おじさんはまた
一目見るなり、


「全然ダメだね…ちゃんと形が入っているもの
 選ばないと。もっといいのがあるよ、
 ちょっと待ってて、探してやるから」



というわけで、
私が選んだ化石は、すべて却下されてしまった。
全然見る目がないらしい。
そこで、おじさんが選んでくれるのを待っていた。
しかし、この日は、化石と石売場大人気で、
おじさんは、なかなか化石を選んでくれない。
そこで、私はまた化石箱の中を
ごそごそと探し始めた。


「形があるもの、形があるもの…」


箱に入っているいっぱいの化石を
手に取って、アンモナイトが見えるものを探す。
でも、なかなかちゃんと形があるものはない。
周りの人たちは、見つけてるらしいが…

そして、ついに、何となく
形がありそうな化石を見つけた。
これならいいんじゃないか?

この売場で、すでに20分くらい
ごそごそと探していた。
これは、まずい。
早く、買わねば…
仲間からまだぁ?と催促も来たし。


私はおじさんに、おそるおそる聞いた。
「これはどう?」
「あ、ちょっとは入ってそうだね、
 それなら、まぁいいかな。」
おじさんは、忙しいし、選べないので、
やっと妥協してくれ、
買う許可を出してくれた。



やれやれ…
やっと買える。 
あっ、アンモナイト化石は
一個500円ね。



お金を払おうと思ったら、
今度は、水晶が目に入った。
これは、3500円と値がついていた。
高いけど、とてもキレイである。
手に取ってみても、よさげに見えた。
ちょっと欲しくなった。


「おじさん、これキレイだね」
「それは、まだ磨く前の水晶だね」
「ふぅーん、いいな、これ、
 じゃ、これも買って行こうかな…」



すると、おじさんは、
また、こう言ったのだ… 


「それは、よくない。
 やめた方がいい」 



なんとも、商売っけのないおじさんだ。


「よくないの?」
「うん、よくない」



私は、素直に諦めて、水晶を3500円の
値札がついてるところに戻した。
おじさんは、とても親切なのであった。
無駄な買い物はさせないのだ。
しかし、こうして、この水晶はいつまでも
売れないのだと思ったりした。


すると今度は、
「恐竜のうんこ化石」というのを
見つけてしまった。






「ほぉ〜興味深いね〜、
 恐竜のうんこ化石だって」



などと、それも手に取ってみて、
恐竜のうんこ化石の、
すべすべの感触を味わいながら、
おじさんのほうを見ると、
またまた、おじさんは、
頭を振って、ダメ出しをした。



どうやら、ダメらしい。
そのうんこ化石を静かに箱に戻した。
しかし、このおじさん、本当に商売っけがない。
しかも、ユネスコ村がなくなったら、
どうするんだろう…などと余計な心配もしてみた。

でも、よく見ると、あのおじさん、
ほかの人には、あまりダメ出ししていない。
化石も、ほかの人には黙って売っている。
よっぽど私に見る目がないのだと思ったに違いない。
変なのばっかり選んでいると…
きっとそうだな…

そんなわけで、
化石の500円だけを払い、
おじさんにどうもありがとうを言って、
その店を離れた。
恐竜のうんこ化石、
ちょっとだけ欲しかった。


そんなこんなで、
さんざん選んで来たのが、
上のアンモナイトの化石である。
仲間に見せたら、ものすごく呆れてたけど、
私はとっても気に入っている。
いろんな歴史が刻まれているし、
毎日見て、楽しんで見ている。



だから…あの〜
よく見てくださいまし…
私の選んだアンモナイトの化石。
どうでしょう?
力もらえそうに見えませんか?






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2006年09月19日(火) 9月で閉館する「ユネスコ村」に行く

先日、遊び仲間と一緒に、
「9月で、閉館するユネスコ村」に行ってきた。
ユネスコ村は、残念ながら閉館となるらしい。
(あまりお客さんが入ってなかったらしい、確かに、
 この話を聞くまで、存在そのものを忘れていたもん)

そこで、今、閉館ラストイベントで、
入場料などが安くなっている。
詳しくは→ 「ユネスコ村」をどうぞ。
私たちは、仲間の一人が株主優待券を
手に入れてくれたので、無料だったけど。


で、ユネスコ村で何をやっているかというと、
「再現、恐竜たちの王国 大恐竜探検館」である。
恐竜に関するアトラクションがいくつかあるのだ。
(探検館、バーチャルライドシアター、
 3Dシアターなど)



以前、ユネスコ村に世界の家があったときには、
一度行ったことがあったが、この恐竜館に
なってから、行ったことがなかったのだ。
(恐竜館13年もやってたらしいけどね)

まっ、そんなことはさておき、
この恐竜館で具体的に何をやっているかというと、
いちばんの売りは、なんと言っても
船に乗って見る、
恐竜の誕生から絶滅までの
再現アトラクションである。

私は、恐竜大好きなので、とても楽しみである。


どんなところだろう。


というわけで、元気に西武池袋線に乗り込み、
「西武球場前」に行く。
この駅から、歩いて5分くらいなのだ。

そして、
船に乗って見るアトラクション(一番人気)に
乗るべく、急いで向かう。
すると、いきなりこんな大きな恐竜が現れた。





ふぉ〜すごいな。
いいね、アパトサウルス



本物の大きさで再現されている。
(21〜23メールトルくらいあるかな)
私は、思わず近寄り、
ぱしぱしと太い足を叩いてみた。


そして思った。
「こんな恐竜がいる世界を実際に、
 見てみたい、行ってみたいなぁ
 どんな世界だったのだろうなぁ…」



ラストイベントだから、
ものすご〜く混んでいることを想像して
覚悟して行ったが、意外に空いていた。
15分ほど待つと、船に乗ることが出来た。
20人乗りくらいの船である。
いそいそと乗り込む。


いよいよ、探検に旅立ちだ。


わくわく…



ゆっくりと船は進む。
これから恐竜の世界を見るのだ。
原始の時代〜恐竜の終焉までね。



ほぉ〜


恐竜たちが動いているぞ。


あっ、
ティラノザウルスが出てきた!
あっ、
トリケラトプスだ!


ひぇ〜

良くできてるなぁ…



こんな感じでした。








ああ、面白かった!


というわけで、
15分くらいにまとまった
恐竜の原始の時代〜終焉までを見た。
もっと見たかったな。

その船から下りると、
恐竜のレプリカとか、化石などを
置いてある展示室がある。


実物大の
ティラノザウルスのレプリカがあった。





顔だけのレプリカに手を入れてみたらこんな。
人間なんて一噛みで、ガシガシと
食べられてしまいそうだ。





おっきいなぁ…


展示室を興味深く、いろいろと見て歩いた。
やっぱり、恐竜ってすごいなぁと思った。
幕張でやっていた「世界の巨大恐竜博2006」に
いけないでしまったので、
今回の恐竜館はとても楽しかった。


さらに、2階の展示室にいくと、
もっと興味深いものがあった。
恐竜とは関係ないんだけど…



それは、
杉の木の年輪である。
(屋久島の木)






私はその木の大きさに驚いた。
なんと、
172センチの大きさである。
(もっと大きく見える)


そしてもっと驚いたのが、
この木は1660歳だって。
つまり4世紀生まれね。



1660年も、
同じところに
ジッとしているなんて…
すごいなぁ…



と私はじっくりと年輪を見た。
この木は直径が38センチに育つまでに、
なんと500年かかったそうである。
陽があまり当たらなかったから、
時間がかかったと推測されるそうだ。


500年ねぇ…
しかも陽が当たらないって…
我慢するかな…
などと、自分に当てはめて
考えてしまった。
無理だな…



人間が長生きすると言っても、
せいぜい100年前後である。
しかし、木たちは、
千年以上も生きているのだ。
じっとしてなきゃいけないけどね。


すごいなぁ…
いろんなものを見てきたんだろうなぁ、
やっぱり…木ってすごいなぁ…と
あらためて思った。



さて、そんな展示室を見終わって、
おみやげコーナーに行ってみた。

すると、私が大好きなものが
売ってあったのだ。
私はすっかり選ぶのに、
夢中になってしまった。
時間も忘れて…
そして、仲間たちに不評を買った。

この話は、明日書きますね。
大好きなものたちなんです。






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2006年09月18日(月) 秋祭りの実態を知る。

この連休は、近所の「秋祭り」があった。
朝から、ぴ〜ひゃらどんどん、ぴ〜ひゃらどんどんと
楽しげな、笛と太鼓の音がしていた。

窓から外を見てみると、半天を来た人や御輿が見えた。
そっか…今日は、お祭りなのか…
あいにく、雨が止んだり、ふったりだったので、
人の出は少ないようだったが。


この辺りには、いくつかの小さな神社があって、
その神社が、お神輿(みこし)を出して、
この辺りの神社を取り仕切っている「穴八幡宮」神社に
担いで、おはらいをしに行くのである。



これは、子ども御輿ね。
子どもたちが、わっしょいわっしょいって、
頑張ってて、
これから「穴八幡宮」に向かうところ。





ただ、私は、この地域に来てから、毎年見ているが、
だんだん参加する人が少なくなっていると感じていた。
事実、子どもも地域参加する人も減っているらしい。
近所の掲示板にこんな大胆な
担ぎ手募集ポスターも貼ってあったし。





「女こそ担げ」だって。
そう言われてもな…



どうやら、半天も貸してくれるということで、
地域あげて、担ぎ手を必死で集めているようだった。
半天借りて、担いでみようかな…
などとは、全然思わなかったけど、
ちょっとだけ興味を持った。

そこで、お神輿かつぎを見に行きながら、
責任者らしき人に、話を聞いてみた。


「参加する人って、やっぱり少なく
 なっているんですか?」
「うん、そうだね。すっかり少なくなってね、
 この頃では、この地域に住んでいる人以外の
 人の参加の方が多いかな」
「えっ、そうなんですか?」
「うん、この辺りに住んでいる人が、あちこちの、
 友人や親戚を誘ってくれて、それでなんとか、
 出来る感じだね。地域住民でやれるといいんだけどね。
 子どもも、あまりいないから、仕方ないよね…」



というわけで、この近所に住んでなくても、
お祭り参加できるのである。
お祭り初参加で、初めて合うような人が
多いと言うことだった。
もっとも、地区でまかなえているところもあるらしい。
ただ、どちらにしても、参加人数が減っていることは、
どこの地区でも同じだということであった。


さて、次に、
立派なお神輿にも興味があったで、
このお神輿について聞いてみた。
小ぶりだが、かなり立派なお神輿である。





「このお神輿って、いつ頃に造られたものですか?」
「昭和の初め。かなり頑丈で立派なものなんだよ。」
「うん、わかります。ところで、このお神輿って、
 造るのに、どのくらいかかるんでしょうね?」
「金額?金額まではわからないなぁ…
 いろいろとこだわりがあるらしいんだけどね…」
「そうですよね…、で、このお神輿は
 どの辺りにしまっているんですか?」
「穴八幡神社にしまうところがあるんだよ」



ということで、いちばん知りたかった、
お神輿価格はわからなかったが、
(どのくらいするんでしょうね?)
お神輿をしまう所がわかったので、
行ってみることにした。


てくてく


おおっ、ここかぁ…



神社の片隅に、お神輿収納庫があった。
こんなところに、しまわれているらしい。
なかなかいいところのように見えた。





さて、このお神輿収納庫は、
大本の「穴八幡宮」神社の一角にあるのだが、
この穴八幡宮の歴史は、1062年頃、
源義家(八幡太郎)の兜と太刀を納めたことが
はじまりらしい。
知らなかったが、かなり由緒ある神社だったのだ。









そこで、せっかくなので、
お参りをして帰ることにした。



正しいお参りの仕方が書いてあったので、
一応、その通りにやってみた。
二拝二拍手一拝ね。
(2回深いおじぎ、2回拍手、1回深いおじぎをする)


そして、この神社のことがもっと知りたいと
思ったので、近くにあった窓口に行って、


「神社の説明書があれば頂きたいのですが…」
と聞いてみた。



すると、


「はい、あります。どうぞ。
 ただ「こころざし」を入れて行ってください」
と、「こころざし」を依頼された。



そこで、


「お参りのときに、お賽銭ちゃんと入れましたが」
と言うと、



「それとは、別に」
だって。



まぁ、そう言われたので、
強要の「こころざし」、入れてきましたけど…
そういうものなんでしょうか?

それが、この説明書。





読んでみようと試みたが…
古い漢字、古い言い回しどっちゃりで、
回りくどくて、何がなんだがわからない。
こんな漢字があったのか…
なんて読むのか…
なんて発見する漢字もある。
例えば、すべてがこんな感じ。


「この頃神木の松から瑞光を放ち、また将軍世嗣誕生に
 際して色々奇瑞のあったことが、たまたま鷹狩の途次に
 当社に参拝された三代家光将軍の上聞に達し、
 当社を江戸城北の総鎮護として総営繕を命じられました。」



とても、全部を読む気にはなれない。
だって、まず、漢字読めないんだもん。
もっとわかりやすくしてほしいな、
せめて、ちゃんとルビをふるとかさ。
こころざしも取るんだから…
などと思ってしまった。


人口の変動で、お祭りに参加する人も
減っていると思うが、
もっと、周りの人に神社をわかってもらうような、
神社を身近に感じてもらうような、
そんな努力も必要なのではないかと、
私は思ったのでした。





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2006年09月15日(金) あ…チカンだ!

《お知らせ》

明日はお休みさせて頂きます。
あ、病気とは全然関係ありません。
明日は、夜中までスケジュールが入っているのです。
どうぞ、よろしくです。





この2日間、私の病気の話に付き合っていただき、
どうもありがとうございます。

本人は、いつも通りの元気さで、
相変わらずのまゆペースでやっていますので、
ご安心くださいませ。無理はしませんし。

この病気に関する話、経過は、何かあったら、
即刻、ご報告いたします。
「小さくなりました!」と早く報告したいです。
これからも、なにかと応援よろしくお願いいたします。
 <(_ _)>



さてさて、いつもの話に戻ります。
今日は、先日乗った「山手線」の話です。


実は…
「チカン」に出会ったんです。

(病気の話の次が、チカンの話ですいません)


あっ、残念ながら
私じゃないです。



それと、植草教授でもありません。
そうそう、実は、私は、かつて植草教授に2回ほど、
講演の仕事の交渉で合っているんです。
雰囲気も穏やかで、頭のいい人って印象だったので、
(講演は実施されませんでしたが)
とても、あんなことをするような人だって、
信じられなくて、びっくりしました。
人は見かけによりませんね…
2回も捕まっちゃね…
何といい訳しても…なぁ。


って、そんな教授の話はさておき、
「チカン」である。

この騒ぎに巻き込まれたのです。
って、実は、
遠巻きに聞いてただけだけど。



山手線は、ご存じのようにいつ乗っても
混んでいるけど、夕方はさらに混んでいる。
用事があり、上野から新宿まで向かうために、
久しぶりに山手線に乗ったときの出来事である。


私は、座席に座って本を読んでいた。


すると、ドア側から女性の声で、
「やめてくださいっ!」
と声がしたのだ。



驚いて、顔を上げると、
みんな一斉に声がする方を見ている。
もちろん、私も見た。
「チカン」だな。

しかし、残念ながら、座っていたし、
私の前に何人もの人がいたので、
どんな女性が声をだし、
どんな人に「やめてくださいっ」と
言ったのかはわからなかった。


車内がざわついた。
私の気持ちもざわついた。



私は、なになに?と、
近くに行ってみたかったが、
見栄と理性はある。
じっと座ったままでいた。
しかし、耳は大きくそちらに向いている。
車内の多くの人もきっとそうだと思う。


奥の方で、何かぼそぼそと、
言い争っているのが聞こえる


もう一度、女性の声がした。
「さわったじゃないですかっ」
「…………」(チカン男が何かを言ってるらしい)
つぎに、たぶん周りの男性の声だと思うが、
「違うじゃ、ないだろうっ」
とはっきりと聞こえた。
すると、チカン男の声がした。
「オレ……もごもご、もごもご」



えっ、なになに?
聞こえないぞ、
なんて、言ってるの?


もっとはっきりと話しなさいよ、
身の潔白を証明するなら、
もっと大きな声で話さないと周りの人には、
わからないよ、などと、思ったが、
チカン男の声はほとんど聞こえない。
何が起こっているのかも全然見えない。



ああ、見たい。
ああ、聞きたい。



しかし、こんな時には、
聞き耳はしっかりと立てていても、
落ち着いているそぶりをするのが、
大人のたしなみである。


周りの人と目が合ったりしたが、
その人たちも、大人のたしなみを
大事にしているようだった。


そうこうしている間に、次の駅に着いた。
すると、側にいた男性たちが、
チカン男に「降りろっ」と言った。
どうやら、この駅で降りるらしい。


私も、一緒に降りようと思ったが、
用事の時間があったので、降りるのを諦めた。
私は、人のすき間をぬぐって、どんな状態か、
見栄も理性も、たしなみさえもかなぐり捨てて、
体を動かして見てみたが…
残念ながら人が多くて見えなかった。


ちっ…
残念。



そんなわけで、この駅で、
何人かの周りの男性と被害女性と、
チカン男は降りたらしかった。
わりと静かに降りていったので、チカン男は、
おとなしい感じだったのだと思う、たぶんだが。


チカンがいたのは、この奥。
降りてからの写真ですけど。





いるんだなぁ…チカン…
やっちゃいけないと思うぞ。



久しぶりに、こんな出来事に出会って、
ちょっとどきどきした。


さて、私はまだ山手線に乗っていた。
途中駅で、私のとなりの席があいた。
私は、当然、その席の前に立っている
男性が座るものだと思っていた。


すると…
いきなり…



脇にいた女性が、
前に立っていた男性を押しのけて、
となりの席に座ったのだ。



私は、びっくりした。

えっ、なに、この人?

こんなことあり?



ああぁ、前の男性はガックリ来てるよぉ。
さっき、となりの人が降りそうになったとき、
カバン持ち上げて、座る体制になっていたもん。


私は、思わず、
強引に座ったとなりの女性を見た。



本物かどうかはさておき…
ルイヴィトンの大きめの書類バックを持ち、
エルメスの時計をして、
指にダイヤの指輪を2つして、
かなりきっちりとした地味目のスーツを着た、
年の頃、40歳くらいの女性だった。
ちょっと疲れた顔してたけど。

となりの女性のバックはヴィトンね。





そんなセレブなかっこうして、
やることは、全然セレブじゃないね、
こっちが、恥ずかしくなるな…
などと、私は心で非難したけど、
口には出さず、たしなみを守った。



公共の場で、チカンも、席取りも、
恥ずかしい真似しちゃいかんな…と思った。


そんなわけで、久しぶりの山手線の
ちょっとした出来事でした。






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2006年09月14日(木) やれること全部やるぞ…経絡治療について

《お礼》 <(_ _)>

「気」を送ってくださったみなさま、
本当に、本当に、どうもありがとうございます!
「気」確かに、受け取りました。

そのおかげでしょうか、今日は、とっても元気で、
体調万全でした。本当です。

で、また引き続き…「気」を送ってやってください。
どうぞ、お願いいたします。

また、みなさまからのメールや、コメント…
とても嬉しかったです。力になりました。
この場を借りて、お礼を申し上げます。
本当に、どうもありがとうございます。





さて、今日は「経絡(けいらく)治療」
他について書くつもりなんですが、
その前に、こうなってみて感じること、
ちょっと書いておきたいと思います。


人間って、何かを目の前に突きつけられないと、
病気とか何かでショックを受けないと、
自分の体や心なんて振り返りもしないで、
酷使続けているもので…
私の子宮筋腫なんて最たるものだと思います。

でも、自分の体や心は、思いの外、頑張っていて、
とっても我慢したり、耐えていて、
でも、自分は、
いつも、まだまだ大丈夫とか、
なんとかなる…とか甘えているんだなぁと。

何かないと、体の大切さに気が付いたり、
実際に大切にしたりはしないものなのだなぁと。

これからは、もっと体や心のの声を聞き、
その声を大切にしていこうと、思っているしだいです。
これかも、この体と付き合っていくのだしね。
体、大切にしなくちゃ、と思いました。
そして、いつも支えてくれてありがとうと、
感謝しました。


偉そうに、こんなこと
言えた義理ではないですが…



あの〜みなさまも、体と心、
大切にしてください。
きっとね、みなさまの体も心も、
うーんとうーんと頑張っていると思うんです。
優しく接してあげてください。
今は何もなくて、元気でも、
いたわってあげてやってくださいね。
お願いいたします。




さて、今日は、第2回目の
「経絡(けいらく)治療」の日だった。
近所にとても人気のある治療院があるので、
(一ヶ月弱待たされたけど)
行ってみて、通ってみようと思ったのだ。


この経絡治療とは、どういうものかと言うと、
この治療院のパンフレットによると、

「鍼灸、整体、セラミック温灸、光療法

 背骨や骨盤の歪みやネジレは、筋肉や脂肪のつき方にも
 影響を与え、内臓の機能低下を引き起こします。また
 ホルモンバランスや水分代謝のくずれからくるムクミなど、
 根本的な原因を東洋医学的に改善します。
 ご自身の体質に応じたホリスティックで、体内浄化を
 促し、自然治癒力を高めていく、必須のプログラム」



で、何をするかと言うと、
脈を丁寧にきいてもらい、
患部やツボにハリを打ってもらい、
体をあちこち押したり、引いたりして
整体してもらい、体のつぼにそって、
お灸をしてもらうのである。
その間、体にずっと光が当たっている、
という感じかな。


とまぁ、こんなことをするのだけど、
体がホッとする感じがするのである。
お灸なんて、あたたかくてとても気持ちがいい。
温ったかいのは、いいものだなと思う。

体は、いつも一人で頑張っていて、
こうして人の手が入って、よくしてくれるのは、
体にとっても嬉しいことのような気がする。
そういえば、人の手を当てることから、
「手当」ということばが出来たと本に書いてあった。
ともかく、私には、合うなぁと思っている。


さて、そんなことはさておき、
今日の治療はどうだったかと言うと、
先生から、


「前回より、血の流れがよくなっていると
 感じられますよ。家でやってもらっているのが、
 いいんだね。このまま、家でも
 治療、続けてくださいね。」
と言われた。



どうやら、血の流れがよくなっているらしい。
これは、とても嬉しい。
よぉしっ、これからもやるぞ、
と決意を新たにした。


で、その家でする療法なのだが、
これが、意外なものだったのだ。


まずは、「キュウレイコン」と言う、
ずっと昔からある、湿布。


どんなのかというと、こんな、
古式ゆかしき箱に入っている。
いかにも、東洋医学って感じがする。





この中に、粉が入っていて、
これを水でといで、ねりねりする。





それを、専用の湿布布に塗る。
大きさは、横13.5×縦9センチくらい





これを、お腹とお尻の両方に貼る。
つまりお腹をサンドイッチ状態にする。
できれば、毎日ね。
これが、結構気持ちがよくて、じわじわと
お腹の中から、あたたかくなるって感じがする。



次に、すすめられたのが、
なんと、棒による足踏み。






この棒を、踏み踏みするというもの。
もっとも、これは、
筋腫に特にいいと言うわけではなくて、
血液の流れをよくしたい人にはいいとのこと。


この棒は、直径が2.5センチくらい。
この大きさが先生おすすめ。
棒足踏みを15分すると、なんと、
10キロ歩くのと同じ運動量が得られるだって。
足の疲れを取ったりするにもいいし、
ダイエットにもいいらしい、ホントか?



この棒足踏み、最初は辛かったけど、
毎日、キッチンで作業しながらやっていたら、
大分、楽に出来るようになってきた。
これからも、続けよう。

そうそう、この棒、
直径3センチくらいのものを、
100円ショップでみつけた。
これでもいいような気がするが、
どうなんだろう。
やっぱり、2.5センチがいいのか?


最後に、すすめられたのがお茶である。
「黒いり玄米」というお茶で、
これを煎じて飲むというもの。






水を飲んでいる話をしたら、水の変わりに、
温めて、このお茶を飲むように言われたのだ。
それで、せっせと飲んでいるが、
これが、なかなか香ばしくておいしい。

この「黒いり玄米」だけど、製造元が、
「命の糧 ほんものや」というところで、
ちょっと驚いた。
なるほど、体にいいって感じがする。


さて、こんなことを毎日出来るときに
しているのだが、さらに、
内臓にゆるやかな刺激を与えるといいと
いうことで「ゆるゆる体操」などもしている。
ただ、体をゆらすだけの簡単なものだけど、
これがいいらしい。

その他、昨日も書いたが、光線治療器で、
足の裏などから、体の芯を温めるべく毎日
光線を当てている。
本を読みながらね。

そして、イメージ療法だが、
今度川越にある「帯津病院」で、
本格的にイメージ療法を受けるつもりである。
現在は、順番待ち…
10月に入るかもしれない。
今は、かつて勉強してきたイメージ療法を
思いだし、独学のやり方でやっている。

その他、アロマテラピーは、セルフィールの
Fさんの力を借りて、いろいろと取り入れて
やっている…これも、私には合っていると思う。
そして、食事療法も、取り入れるようにしている。
いずれ、断食もする予定だし。
アロマテラピーと食事療法については、
日を改めて書きたいと思っているところです。


ともかく、
やれることは全部やってみようと、
やる気満々で、張り切っています。
そして、11月までに、
必ず結果を出します。
見ていてくださいませ。



そんなわけで、引き続き、
「気」を送って頂けますと助かります。
どうぞ、よろしくお願いいたします。






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2006年09月13日(水) 病気と向き合う…そしてお願い

今日は、私が持っている病気についてです。

病気のことなので、どうしようか…と思っていましたが、
同じ病気の方が多いこと(メールのやりとりで知りました)
また、ぜひとも、
みなさまの力を貸して頂きたいこともあったので、
書いてみることにしました。
どうぞ、よろしくおつきあいください。 <(_ _)>


実は、私は、15年ほど前から子宮筋腫があり、
それが、どんどん大きく育ってきていて、
7月の中頃に、主治医の先生から、ついに、


「筋腫大きさが限界です。これ以上大きくなると、
 内臓を圧迫したり、腰を圧迫するので、
 そろそろ、対処方法を考えないといけないと思います」
と断言されてしまったのだ。



子宮筋腫は、成人女性の1/4は持っていると
言われるポピュラーな病気であるが、
辛い症状がなければ、心配はないとされている。
気が付かない人もいるくらいである。

また、子宮筋腫は、閉経すると小さくなるので、
症状がない場合は、閉経まで、経過観察で
小さくなるのを、待つという方法がとられることが多い。

しかし、私の場合、
辛い症状はないのだが、大きくなるタイプの筋腫で、
それが、どんどん育ってきていたのである。
また、女性ホルモンがまだまだ多いので、
(筋腫を持っている人は、多い人が多いらしい)
閉経までは、まだ時間があり、その間に、
もっと大きくなる可能性があると言うことだった。

現在、大きいものが直径11センチほどあり、
その他いくつかあるらしい。
(この筋腫のおかげで、私のお腹はポッこりと
 出っ張っていて…これは気になるんだな。
 お腹をさわるとはっきりとわかるし。)


そして、
ついに限界だと言われたのだ。



先生が言うには、
私が選べる方法は3つあると言う。
簡単に言うと、

1.ホルモン注射治療
  (副作用があるかも。元の大きさに戻る可能性もあり)
2.手術して、取ってしまう。
  (お腹を切る。入院が必要)
3.筋腫を兵糧責めにする、手術を受ける
  (筋腫の栄養分を運ぶ管を止める手術だが、入院はなし。
   ただし、まだ一般的な手術ではない)

「どの方法を選ぶかは、ちゃんと最終検査をして、
 一番いい方法を両者で話し合って決めたいと思いますが、
 検査いつにしますか?」

などと、言われてしまったのだ。


私は、すっかり焦ってしまったが、
大きくても症状はなく、穏やかな筋腫なので、
検査も対処もまだしたくない気持ちだった。
そこでとりあえず、考える時間を一週間ほどもらった。
その間に、いろいろと本を読んだり、
調べたりして、結果を出した。


そして、一週間後、
先生にこうお願いしてみた。



「先生、もう少し待ってください。
 なんとしても、小さくしますから…」


すると、先生はこう言った。


「何をして、小さくするのか…わからないけど、
 わかりました、11月まで待ちましょう。
 しかし、11月の検査で小さくなっていなかったら、
 どれかの対処方法を考えてくださいね」


そこで、私は、こう断言してきたのだ。


「はい、必ず、小さくしてきます。
 11月までに。
 先生、楽しみにしていてください」



というわけで…
11月までに、なんとしても
筋腫を小さくしなくてはならなくなった。
「何をやったの?」と
あの先生を驚かせてやらねばならない。



そこで、病気のことや、治療方法について、
本を読みあさり、代替療法、免疫療法をしている所に
取材したり、ネット情報などを徹底的に調べてみた。
(読んだ本→ 「病気、体」を見ててください)


その結果、いくつかのことがわかった。
細かいことは省いて、簡単に言うと、

○筋腫に効くという漢方薬、代替療法はないらしい
○免疫療法も効果が出ていない
○西洋薬でも、筋腫を小さくする薬はない
○筋腫を自力で小さくした事例はほとんどなく、
 筋腫は小さくなりづらいらしい。


が〜ん。
自力で小さくするのはむずかしいらしい



しかし、またさらにいくつかのこともわかった。
治療方法が書いてあるどの本にも、また、
奇跡的な治癒をした人に共通のこととして
書いてあることがあったのだ。


それは、病気を治すための
「3つの基本的な考え方」である。

その考え方とは…


1.自分が治そうと思うこと
  まず、この強い気持ちがないと、始まらないし、
  いい治療結果はでない。

2.そのために、出来ることはやってみること  
  1つか2つやってみて、やっぱりダメだと諦める人が
  多いが、どれが自分に合う治療方法かはやってみないと
  わからない。自分にあったものをどん欲にさがすこと。
  そして、出来ることなら、チャレンジしてみること。

3.治ると自分が強く信じること 
  つまり、自分自身も体の免疫力も信じること。
  そして、もう治っていると思うこと。 


ということで、これは、どうやら基本的な
心構えといった感じである。


心構えはばっちりである。
私は、相当張り切っている。
なんでもやってやろうと思ってもいる。



そこで、今度は、自分なりに、
どの治療方法をやってみるか考え、今、
やれることは、全部やってみることにした。

そこで、まずは、
こんなことから始めた。

○イメージ療法
 小さくなった筋腫をイメージする治療、毎日。
 (以前勉強したことがあるので本を読みつつ実施)

○経絡(けいらく)治療
 近所に有名な治療院があるので行って、
 体のエネルギーバランスを調えてもらう。
 体を「冷やすな」と言われた。
 いろいろな方法を教わる。
 「キュウレイコン」というシップをする。
 
○アロマテラピー療法
 いつも行っている「セルフィール」
 Fさんに相談すると、筋腫にいいと言われる
 メディカルな精油を特別に取り寄せてくれた。
 今まで聞いたこともないような精油だったが、
 これで、お腹などをオイルマッサージをする。

○食事療法
 勉強して、よさそうなものを取り入れる
 食べ過ぎないことが基本らしい。
 水は、温めて飲むこと。
 断食をやると良い…らしい。

○光線治療器
 体を温める治療。機械を持っているのでやってみることに。
 友人が大いにすすめてくれた。
(詳細は→「光線治療器」


私は、やるとなったら徹底してやるタイプなので、
これを、出来るときに、せっせとやってみた。
これ以外のこともね。
そして、一ヶ月あまりたった。


さて、筋腫は「小さく」なったか…
私は、確かに、
小さくなっている…と感じている。
(信じることが基本だからね)



そして、明日は「経絡治療」の日である。
経絡治療については、明日詳しく書くが、
前回の治療で、先生は触診やら、体全体を見て、
そして、こう言った。

「体温が低いので、冷やさないようにして、
 血のめぐりをとにかくよくしましょう。
 次回、どうなっているか、またちゃんと
 見てみましょう。ともかく短期決戦ですから、
 しっかりやってみてくださいね。」



明日、どんな結果になっているか、
どきどきである。
この結果は、また明日書きます。



さて、ここから、みなさまに《お願い》があります。
私に、みなさまの「気」を送ってほしいのです。


「どんどん小さくなってるね、
 よかったね、やったね。」


という「気」です。
この「気」をぜひ、東京方面に向かって、
送ってくださいませ。
私は、なんとしても、なんとしても、
自然治癒をめざしたいのです。
そして、先生を驚かせたいのです。
「気」を送ってもらうのは、とても力になるようなのです。
ぜひぜひ、よろしくお願いいたします。 <(_ _)>





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2006年09月12日(火) 靴下の教訓

今日は、悔しいが、
残念なお知らせから入らねばならない。


昨日「倒産品投げ売ソ」の店について書いた。
そして、50円で靴下を買ったことも書いた。
なかなかオシャレな靴下である。
この靴下ね。





そして、私は、今日、
その靴下をはいてみようと思い、
いそいそとはいてみた。


どれどれ…


すると…



足が、もごもごする。
なんだか糸が引っかかる感じがする。
おや、何か糸がひっかかっているぞ、
と思い、靴下を脱ぎ、
裏返ししてみたら…



がーーん…

呆然…


あのね、裏側…
こんなでした…












糸、つんつん出まくりの、
裏処理一切せずで、
ゴム、のびまくり



ひどくないですか?


これって…
50円だけあるってことでしょうか?
それとも、騙されたのでしょうか?
買った私が、ばかだったのでしょうか?

私は、この靴下の裏側を見て、
じっと、考えた。
この靴下、どうするべきか。


いくつか方法はある。


1.諦めて捨てる。
2.このまま気にせずはく(糸を少し切って)
3.「倒産品投げ売ソ」に持って行き、
  取り変えてもらう。
4.返品し、お金を返してもらう。



50円といえども立派な商品である。
たとえ、それが倒産品でも。
普通なら、3,4の方法をとるが、
あの店は、ちょっと怖いおじさん達がやっていた。
それがネックである。


うーん、
どうしたものだろう…



しかし、どう考えても納得がいかない。
この靴下はたまたま不良品だったのか、
全部がこんな商品なのか知りたい。


私は、決心した。


やっぱりあの店に、持って行ってみよう。
商店街にあるのだから、変なことにはなるまい。
ここは、こんな商品じゃ納得いかないという
心意気を見せねばならない。
はっきりと、この靴下の現状を
見せつけてやらねばならない。


私は、雨の中、この靴下を持って、
傘を差して「倒産品投げ売ソ」に行った。


そして、店に着いた。
店の中をみると、やっぱり怖そうなおじさんが
2人いて、2人で奥の方で話をしている。



どきどき…

どきどき…


私は、勇気を出して、
店に入った。



「あの〜……」
「はい、なんでしょうか?」
「えっと…昨日、ここで買った靴下なんですけど…
 あの〜、はこうと思ったら、裏側こんなで…、
 はきづらくて…」


私は、靴下の裏側を見せた。

店のおじさん2人がそれを見た。


すると、なんと

こう言ったのだ。




「ああ、これね、こんな商品なの。
 50円だからね、こんなものなの。
 はけないわけじゃないからね。
 嫌だったら、お金返すよ」
「あ、こんなものなんですか?もともと?」
「そ、こんなものなの」
「あ、そうなんですか、あの、はくともごもご
 して、はきづらいから…返します…」



そう私が言うと、あっさりと、
「じゃ、これ」と言って、
50円返してくれたのだった。
私は、「ひどい商品を売ってるものだ」
と心で思ったけど、黙って50円を受け取った。
そして、お礼を言ってこの店を後にした。


ああ、よかった。
ともかく、
50円戻ったぞ。



しかし、あの靴下を買った人は、
どうしているんだろう…
みんな我慢して、こんなものだと思って
はいているんだろうか?
私は、勇気を出して50円を取り戻したけど、
他の人は、どうするんだろうな。


しかし…
こんな商品を商品として、売っているとはね。
倒産品というより、不良品だな、と思った。
これは、50円という価格の問題ではなくて、
売る側の意識の問題であるな、
などと、あれこれ思っていた。


そんなわけで、私は教訓を得た。
「倒産品投げ売ソ」では、商品を買わないこと。
靴下は、表も大事だけど、
裏側がもっと大事。
怖いおじさんでも、交渉してみる。







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2006年09月11日(月) ◆ありゃ〜?この店、何の店?

《お知らせ》
本日、サーバーメンテナンスをしていため、
UPが出来ず、遅れました。<(_ _)>


 


ウォーキングしていると、
「えーーっ、この店なにぃ〜」
と、思わず立ち止まる店が、結構ある。
今日は、またまたそんな店の紹介。


似たような店があったので、
ちょっとびっくり。


最初は、この店ね。
なんか、大胆じゃないですか?






「日本一安い!! 皆様の泥棒
 激安 泥棒市場」


皆様の泥棒…って、言われてもなぁ…
とりあえず、店の中をのぞいてみた。


どれどれ…


時計やら、衣類やら、置物やら、
電気製品やら、なんだかいろんなものがある…


「うーむ、何屋だ?ここは?」 

そっか、泥棒市場かぁ。
でも…その割りに大したもの置いてないなぁ。
チープなものっていうか…
ホコリまみれっぽいっていうか…
誰も盗まないものっていうか…



なぜ、この店の名前がこんななのか、
聞いてみたいと思ったので、入ろうかと思ったが、
店には誰もいなかったので、今回は、やめてみた。
機会があったら、入ってみよう。
きっと「もってけ、泥棒!」の店なのだ。
欲しいものは、なさそうだが…



さて、次は、この店である。


「倒産品投げ売ソ」の店である。





ともかく、目立つ店だった。
しかし、遠目では何を売っている店なのか、
全くわからない。

もうっ〜仕方ないなぁ…
何を売っているか気になるじゃない、
ということで、この店に近づいてみた。

すると、売っているものは、
靴下とか、男女の下着とか、ほとんど衣料品だった。






この商品が「全部倒産品」なのか?
私は、聞いてみたくなったので、
店に入ってみることにした。

しかし、ちょっとのぞいてみると、
2人のがっつり系のおじさんがいた。
ちょっと、怖い。
気軽に話をする感じではない。


うーん、これは、
何かを買いながら、さりげなく、
愛嬌よく聞くしか手はないな…と私は思った。

そこで、50円の靴下を買うことにした。
ともかく、何か買えばいいのだ。
これが、50円の靴下ね。






私は、この50円の靴下を手に持ち、
店の中に入り、こう聞いてみた。

「これをください」
「はい、50円ね」
「とっても安いですね、かわいい靴下なのに、
 安いんですねぇ」

一応、商品や安さをほめないとね。
そうしてから、一番聞きたいことを
聞いてみることにした。


「倒産品だから、安いんですか?」
「うん、そうだよ…」
「へぇ、倒産品っていっぱいあるんですね。
 この店全部の商品が倒産品なの?」
「いや、倒産品でないのもあるよ」
「倒産品でないのは、普通の商品なの?」
「そうだよ…」
「倒産品は、倒産した人が持ってくるんですか?」
「いや、そういう市場があるんだよ」



と話していると、
もう一人の男性が、こちらをジッと見ているのに
気が付いたので、私は、お金をそそくさと払って、
もっと聞きたかったが、質問をやめた。
ちょっと、怖かった。

倒産品でない商品もある、
「倒産品投げ売ソ」の店でした。



さて、また、ウォーキングを続けていると、店先で、
こんな派手な色の、
「にぎにぎパンプキン」
なるものを見つけた。


大きさは、直径が6センチくらい。
さわってみたら、ふわふわぶよぶよする感触。





誰が、「にぎにぎ」
するのだろう…



しかもひとつ、200円。
あの靴下が4枚も買えるな、
などと、現実的なこと考えた。
でも、きっとこの感触で、
にぎにぎするのが好きな人がいるのだ。
頑張って、にぎにぎしてもらえよ、
にぎにぎパンプキン。



そして、また元気に歩き始めると、
今度は、こんなバナナ。






これね、この量で…
200円だって!
にぎにぎパンプキンと同じ価格である…
このバナナ、一体何本入っているか。
25本以上はありそうだ…


うーん、200円で、
にぎにぎパンプキン ひとつ
パナナ25本以上
靴下4枚
買えるのだ。
どれが、価値があるのか…



なんだか、すごいぞ、
などと思いながら、もちろん、
バナナは買わずに帰ってきたのでした。






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2006年09月09日(土) ドッグストーリー(写真中心)

今日は、ウォーキングしていて、
出会った犬さんたちの紹介です。


飼い主さんに声をかけて、犬の話を聞くと、
みんなとっても嬉しそうに話してくれます。
そして、その話の中に、ほんのちょっとだけ、
その人の背景が見えることもあります。
今日は、そんな話も…




まずは、この頑張っていた犬さんかな。
飼い主さんの散歩を手伝うかのように
綱を一生懸命引っ張って歩いてました。






「写真撮ってもいいですか?」
と、飼い主さんに断ると、
「いいですとも。いい子なんですよ、この子は」
「ありがとうございます…」

カシャカシャ

「今ね、80歳なの…」
「あっ、ああ、そうなんですか…」
「先日まで関節が痛くて、動けなかったの。そんで、
 何とかっていう元気になる注射をしてもらったら、
 こうして歩けるようになってね…こうしてね…」
「ああ、よかったですねぇ…歩けるようになって。
 今は、関節の痛みはとれたんですか?すっかり?」
「ああ、あのね、今のは犬の話ね…シロの。」
「あっ、ああ、そうなんですか…」

というわけでは、
シロの話だったらしい。
元気になる注射をしてもらって、
歩けるようになったシロ。





元気でおばあちゃんを助けてあげてね、シロ。
私は、心からそう思ったのでした。




さて、次はこの犬さんかな。


「ありゃ〜かわいいぞ!」


スーパーマーケットの前にある歩道橋の階段に、
ちょこんと座って、飼い主さんを待っている。
なんともかわいい。









写真を撮ってから、スーパーマーケットに入り、
買い物をして出てくると、
ちょうど飼い主さんと一緒になったので、
「上手に座ってますね〜」
と声をかけてみると、

「あのね、今ね、11歳なの。いつもこうやって、
 上手に座って、待っているのよね。
 この子は、大森の「愛護協会」からもらってきた犬で、
 この子を引き取るために、ちゃんと講習会も受けたの。
 写真も送ったりしているのよ」
「えっ、愛護協会に?」
「そうなの、ちゃんと育てているか知りたいみたい」
 もらって、本当によかったわ…。
 私、日中一人だからね、寂しくなくてね」





「名前はなんて言うんですか?」
「もんちゃん。本当は紋次郎って名前なんだけどね」
というわけで、もんちゃんでした。
もんちゃん、飼い主さんをいっぱい、
元気づけてあげてね…
私はそう思ったのでした。




さて、次はこの犬さん


おおおっ…


なんだこの犬は!!
と、思ってしまいました。

だって、
こんな顔してたんですもん。
しかも2匹とも。



この子は、まだ7ヶ月で、とっても無邪気な、
お子ちゃまらしいけど…
とても、そんな顔には見えなかったなぁ…
眉間にすでに深いシワ作ってたし…なぁ…
アメリカンスタッフォードシャーテリアだって。





この子は、5歳で、性格穏やか。
アメリカンスタッフォードブルテリア





かわいいと言うか、言わないか…
飼い主さんに言わせると、性格はおとなしいとか。
でもね、2匹がじゃれるとこんな。





見かけによらず、おとなしいって…ホントか?
と思っていたら、
もともとイギリスの「闘犬」だったけど、
改良して、性格が穏やかになったんだと、
飼い主さんが教えてくれた。
耳が短いのは、咬み合ったりするので、
切ってしまうんだって…
ふぅーん……

まっ、愛嬌は…ありましたよ。
人なつっこくてね、よだれタラしながら、
顔をなめてくれました…




今日の最後はこの犬さんかな。


うわぁ〜
立派な犬だぁ…






思わず、飼い主さんに声をかけてました。
「はじめて本物みましたぁ。
 えっと…ピ、ピ、……」
「ピレネー犬ですよ。」
「あっ、そうだ、ピレネー犬だっ。
 えっと、確か、スイスの山の方…」
「スペインの山奥から来た犬ですよ」


と言うわけで、
実は、私は何も知らないことが露見。
正確には「グレート・ピレニーズ」というらしい。

ともかく、ふさふさの毛、
立派な姿、形、大きさ。
確かに、グレートである。
体重、60キロだって。






でもね、
「暑いのは弱くて、かわいそうなんだよね。
 こんなに毛があるからねぇ、冷房のある
 部屋じゃないと飼えないね。」
と言うことでした。

写真撮られるの、好きなんだって。
パチリ





「早く寒くなるといいね」
と声をかけて、なでなでしてみると、
ふさふさの毛がふわふわで気持ちよく、
とてもキレイな白い色で、手入れが行き届き、
大切にされているんだとわかりました。
夏を元気で乗り切ってね…
そう思ったのでした。



てなわけで、今日は、
ウォーキングで出会った犬たちでした。
みんなとってもかわいかったです。
また、会いたいなぁ…






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2006年09月08日(金) 「砂町銀座」って、いいな。

前回からの続きです。
昨日は、失礼しました。
とってもバタバタとしてました。


さて、気を取り直して、今日は、
斎藤ひとりさんの「ついてる神社」がある
「砂町銀座」
の紹介です。


とっても、楽しい所でしたよん。


って、その前に、
前回、書き切れなかったことを1つだけ。
「ついてる神社」があるお店で、
「家庭も職場も明るく楽しくなる言葉」
と書いたチラシをもらってきたら、
そのチラシに、こう書いてあったので、
その紹介からしますね。
明るく楽しいのはいいですからね。


《天国言葉》
「ついてる、うれしい、楽しい、感謝しています、
 しあわせ、ありがとう、ゆるします」

こういう言葉をたくさん言っていると、
また言いたくなるようなことがたくさん起きます。



《地獄言葉》
「ついてない、不平不満、グチ、泣きごと、
 悪口、文句、心配ごと、ゆるせない」

こういう言葉を言っていると、もう一度こういう
言葉を言ってしまうようなイヤなことが起きます。



なんとなく、
斎藤ひとりさん語録として、
見過ごせない感じだったので、紹介しました。



さて、
「砂町銀座」である。



TVなどでも、よく紹介されているので、
知っている人も多いと思うけど、簡単に説明すると、
砂町銀座は、明治通りから丸八通りに東西に
またがる670メートルの商店街で、
180ほどの商店がひしめきあっていて、
どの店も、いきいきとしている商店街なのだ。


そして、この砂町銀座が、他の商店街と違うのは、
交通の便が決していいわけではないということで、
最寄りの駅(西大島、大島)から
歩いても20分かかるし、他の駅からは、
バスを使わないと行きづらいところにあるのである。
それでも、商店街は、とてもにぎわっていて、
人気があり、多くの人のを引きつけているのだ。


特に、お総菜屋さんなんて、
とっても充実していて、どの店もおいしそうなのだ。
しかも、オリジナルなお総菜が多い感じがする。



わが家の近辺には、このような商店街がないので、
こんな商店街に来ると、とてもワクワクする。
しかも、お腹がすいてきていたので、
お総菜を見て、クラクラするのなんの。

しかし、この日は、雨が降っていた上、
荷物が多かったので、お総菜を買ってはいけないと、
自分に強く言いきかせていた。


「買っちゃいかん、重くなる」
「買っちゃいかん、重くなる」



自分にそう言いきかせて歩いていたが、
「揚げたてだよぉ〜、あつあつ〜」
という声に、つい、ふらふらとして、
そのあつあつの揚げたてのものの前に
立ち止まってしまって、
そしてそれを見てしまったのだ。


それは、これ。

さつま揚げね。
しかも、揚げたて、あつあつ。






私は、「あつあつ」とか「揚げたて」とかいう
ことばにとっても弱い。
あっ、あと「出来たて」とか「作りたて」
なんていうのも弱い。



うーん、このさつま揚げに
大根下ろしに生姜なんてつけたら
とってもおいしそうだぞなんて、
思ってしまったのだ。

それに、近々、おでんを作ろうと思っていた
ことまで思い出した。
おでん種にもいいかもしれない…

頭のなかで、「いかん」と「おいしそう…」が
葛藤していたが、私の前にいたおばちゃんが、
お店のおばちゃんに、
「あのね、野菜揚げたの、おいしかったわぁ」
などと、声をかけてるを聞いて、
私は、決断した。


「あ、野菜揚げといか揚げください。
 それと、野菜天ぷらとエビかき揚げ」
なぜか、天ぷらまで買っていた。
おいしそうだったのだ…
厚揚げは4枚200円
天ぷらはそれぞれ80円



てなわけで、
ついにお総菜を買ってしまった…

いかん、どんどん行かねば…
ささ、どんどん行こう、
そうしないと、
ますます、いろんなものがほしくなる。
私は、さっさと歩いた。


しかし、ちょっと行くと、
また、立ち止まってしまった。


おおっ、こんなの
はじめて見たぞ。

今度は、八百屋さんである。



こんな感じで野菜たちが
行儀よく並んで売られていた。
砂町銀座、オシャレである。








へぇ…
こんな売り方もあるのか…

買いやすいのか?
そう思って、野菜たちを手にとってみた。
確かに、取りやすかった、が、
この売り方がいいのか悪いかはまでは
判断できなかった。



もちろん、野菜は買わなかった。
さて、その八百屋さんを通り過ぎると、
今度は、焼鳥屋が並んでいた。
くらくらするほど、いいにおいがしていた。
店は、こんな感じ。








焼鳥屋さんは、買う人が並んでいる店と、
全然並んでない店がはっきりと別れていた。


何がちがうのか…


興味があったし、においもよく、
ここでも、「焼きたてだよ〜」
などと、そそることばをかけられたが、
私は、近づかなかった。
しかし、いつか食べ比べてみたいぞ、と思った。


さらに、どんどん歩いた。


その他、100円ショップやら、
おばちゃんたち御用達っぽいブティックやら、
和菓子屋さんなどがあった。
とても楽しそうな街だった。



てなわけで、砂町銀座商店街を最後まで歩ききり、
とても満足した。
斎藤ひとり神社も見たしね。

でも、今度、もっとゆっくり時間をとって、
商店街をじっくりと散策したいと思った。


さて、家に帰ってきて、さつま揚げを取り出し、
並べてみました。
左が野菜揚げ、右がいか揚げね。
大きさは、直径8センチくらい。
いかにも手作りって感じ。





食べてみたら…、ふわふわしていて、
とてもおいしかったです。
うーん、満足。
やっぱり出来たて、おいしいね。






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2006年09月07日(木) 臨時の休みです。

すいません、今日はお休みしてます。
ちょっとバタバタしていてました。
「砂町銀座」の話は、明日ばっちし書きますね。
どぞ、よろしくです。



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2006年09月06日(水) 斎藤ひとりさんの神社に行って来た。

今日は、用事があり、
江東区砂町に行くことになっていたので、
「そうだ、それなら、いつか行ってみようと思っていた
 『斎藤ひとり神社』に寄ってこよう!」

と思い立った。


斎藤ひとりさんとは、言わずと知れた
銀座まるかんの社長で、長者番付でいつも上位で、
しかし、マスコミにはいっさい登場しない、
大金持ちさんである。
本もたくさん出ている。
斎藤さんの本は↓
「一人さんの本」こちらを見てみて
商品は、「ドカンドカン、スリムドカン」
などのダイエット商品が有名かな。


その、斎藤ひとりさんが、ジョークで作った神社、
「ついてる神社」が、この砂町銀座にあるのだ。
詳しくは→「ついてる神社」



その神社があるのは江東区「砂町銀座」である。
地下鉄東西線か、地下鉄都営新宿線で行くのだが、
わが家はどちらの駅にも近いし、
電車に乗ってしまえば、15〜20分ほどの距離である。
今日は、都営新宿線で行くことにした。
下りる駅は、「大島」(おおじまと呼ぶ)
大島駅から歩いて砂町銀座まで15分くらいかかる。

私は、その思いつきにすっかり嬉しくなり、
雨が降っていたけど、元気に出かけることにした。
先に用事をすませ、いよいよ
「ついてる神社」に向かうことにした。


砂町銀座は、お総菜などを売っている商店街が
いっぱい軒を連ねている楽しい所なのである。
(この商店街のことは、明日紹介します)
この街のちょうど中間くらいに「神社」はある。





いぜん、一度砂町銀座に来たことがあるが、
その時には、この「神社」のことを知らず、
寄らないでしまったのだ。

さて、その楽しい商店街のお総菜を
あれこれ物色して買いながら、
「ついてる神社」をきょろきょろと探した。


あった、あった!


あそこだ、「ついてる神社」!

おおっ、ここだここだ。



こんな感じね。 
この店の中が神社があるのだ。
かなり意外だが…






へぇ〜この店か…
中をのぞいてみた…



すると、中には男性が3人ほどいて、
なんだか入りづらい雰囲気だった。

この神社の紹介には
「ワイワイガヤガヤ楽しくお喋りすることができます」
などと書いてあったので、
話好きのおばちゃん達がいるものとばかり、
思っていたのだが、いたのは…男性3人。
私の他に、お参りしている人はいなかった。
店のドアもしっかりと閉まっている。


うーん、入りづらいな。
どうしようかな…
うーん。


しかし、せっかく来たのだから、
思い切って入ってみよう…




「こんにちは」
「あ、いらっしゃい、どうぞお入りください。
 はじめてですか?」
「ええ、はじめてです」
「どうぞ、お参りしていってください」
と、すぐに男性が声をかけてきてくれた。
気後れしながら中に入り、
店の中をぐるりと見てみた。


すると、正面に
「ついてる神社」があった。






じっーと見てみたら、金ぴかの紙に
「金運大吉 金持札 札束万歳」
などと書いてあって、なにやら、
とっても、お金に縁がありそうだ。



「金運大吉 金持札 札束万歳」
…か、いいね、
などと思っていたら、後ろから、
「お参りすると、ご利益があるという人が多いんですよ。
 ぜひ、お参りしていってください。」
とすすめてくれた。


なんでも、お参りすると
「ついてる人生の旅立ち」が出来て、
それを、「ついてる立ち」というそうで、
この神社でお参りしてから物事を行うと
とても良い結果がでるとか…



せっかくなので、お参りして行こうと
「はい、していきます」というと、
お参りする順番があるという。

1.ゆっくりと頭を2回下げる
2.手を2回たたく
3.頭を1回下げる
4.元気よく「ツイてる」と10回声を出して言う
5.願いごとを10回言う
6.頭を1回下げる



「じゃ、いいですか?」
と、男性が言い、
「じゃ、頭を2回下げて……
 元気よく「ツイてる」と10回言ってください…」
などと、後ろから教えてくれる。



私はとても、落ち着かない気持ちだったが、
男性の教えに従って、頭を下げたり、
10回「ツイてる」と声を出して言ったり、
手をパンパンと打ってみたり、
願いことを心で10回ほど言ったりしてみた。

とても恥ずかしいような、
居心地悪いような、
落ち着かない気分だった。


これで、
ホントにご利益があるのか?


まぁ…気は心である。
それに、
「金運大吉 金持札 札束万歳」
だからね。



お参りが終わると、今度は、
「ぜひ、おみくじを引いてください。
 きっと今の気持ちにぴったりの言葉が出ますよ」

と言われたので、おみくじを引く。


すると、こんな言葉のおみくじが出た。





とてもありがたい。


さて、一通り神社でのお参りが済むと、
「店の中に、ここでしか売ってないグッズが
 あるので、見ていってください」

と、言われた。


なにやら、「斎藤ひとりグッズ」があるらしい。
携帯ストラップや、色紙や、ひとりさんタオルや、
大型「金持札」などが売られていた。



せっかく来たから、何か買おうかと思ったが、
このストラップ(この店でしか買えないらしい)
1575円もするのでやめたが、
なんでも
「このストラップを左手で握って「ツイてる」を
 10回言うと、その日起きる嫌な事が
 すべていい事に変わります。」

のだそうだ。
ホントか?

ストラップはこれね。
効くのだ、このストラップ、たぶんだが。





私は、グッズよりも、銀座まるかんの
若返り対策研究所が作った入浴剤がほしかったので、
この入浴剤を買ってきた。
10個入り 1050円ね。





そして、帰ろうとすると、
「また、来てください」ということで、
こんなスタンプを押すシートを渡され、
今日の分のスタンプを押さねばならなかった。
でも、私は、1回くればいいと心で思っていた。





そのシートを受け取り、
「どうもありがとうございました」
とお礼を言って神社のある店を出た。

出て、ホッとした。
なんだか…落ち着かない気持ちだったからだ。
きっといい人たちなのだろうが、
どうも、テンションが違う…って感じ。

きっと、ここは、斎藤ひとりさんを、
心から尊敬し、とてもファンの人たちが
志を同じくして集う場所なのだと思った。
私のように、興味本位では楽しめないのだ。


しかし、私は、
一度は行ってみたいと思っていたので、
とても満足した。
どんなところか、よーくわかったしね。
ちゃんとお参りもしたしね。



さて、これから、うふっ、
砂町銀座商店街でお総菜を買って帰ろうと、決めた。
すごく楽しいそうなお店がいっぱいある。
とてもわくわくしてきた。

明日は、
この砂町銀座商店街を紹介しますね。
楽しい商店街ですよぉ。





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2006年09月05日(火) 「放火」って本当に多いのか?

さて、私は気になっていた「放火」について
消防署員に、聞いてみることにした。
だって、どこの掲示板にも、
「連続放火多発!!注意」などと貼ってあるんだもん。
このタイミングを逃せない。


訓練が終わった後、さっそく、
消防署員に聞いてみた。 


「あのね、この頃、掲示板に放火が多いって
 よく貼っているんですけど、本当に多いんですか?」

「ええ、本当に多いんですよ。つい最近も
 この近辺で、バイク一台がそっくり燃えたんですよ。」
「えっ…バイクですか?バイクなんて燃えるんだ…」
「ええ、バイクにビニールシートがよくかかっているでしょう、
 あれに火をつけるんですよ。すると、それがバイクの
 部品に燃え広がって、ガソリンに火がつくと
 もうあっという間に燃えてしまいます。
 先日のも、そうだったですね…」


ひぇ〜
ビニールシートは危ないらしい。
そして、さらに、
こんなことを教えてくれたのだ。



「それに、毎日ではないですが、
 1日に固まった場所で、立て続けに、
 3〜4カ所のボヤ騒ぎがあることがあるんです。
 大きな火事にはなってないですが、
 朝起きてみると、思いもかけないところに
 焼け跡があった…なんてこともあるんです。
 ニオイに住人が気が付いて消したなんてことも。
 放火は…多いんですよ、本当に。」


ひぇ〜〜、
そんなにボヤ騒ぎがあるなんて…
そんなに放火が頻発しているなんて…
知らなかった…



「で、犯人は捕まっているんですか?」
「いいえ、放火犯は…捕まりづらいんですよ。
 捕まっていません。聞いてないですね。」
「なんで、火をつけたりするんでしょうね?」
「面白がってやる人たちもいるんですが、
 確信犯的にやる人もいて…いろいろですね。
 むしゃくしゃするとやる、なんてのもあったし。
 掲示板に火をつけるやつもいるんですよ。」

「掲示板にもですか…」
「何件かあるんですよ。掲示板が燃えたって。
 それから、100円ショップで買ってきたスダレに
 火をつけられたり、置きっぱなしのゴミ、
 家の前に置いてある燃えるような置物などに、
 火をつけられたり…
 できれば、燃えるようなものは、
 家の前におかないようにした方がいいですね。」


消防署員は、そう説明してくれた。
実は、私は、この近辺を歩いていて、
気になっていたことがあったのだ。



この近所には、こんなふうに、
置きっぱなしのゴミや、無造作に捨てられているゴミが、
とっても多い。
この掲示板にも「放火」の話は貼ってある。






また、枯れ葉を集めて、
こんなところに置いてある家、






木材を無造作に出している家など、






とても、気になっていたのだ。
こんなお宅が結構あるのだ。



そこで、この話を消防署員にすると、
「放火の怖さを知らないと、そういうことには、
 とても無頓着なんですよ。
 自分の家は大丈夫と思っているんです。
 この辺りは家が密集していて、道幅が狭いから、
 実は、火事になったら大変なことに
 なる地区なんですよ。そうですか…」
「ええ、何軒もありますよ」

「ただ、消防署にはそれを注意したりする権限が
 ないんですよ。注意を促すことは出来ても…
 だから、町内会会長さんとかに話しておいて
 もらったほうが、本当はいいですね。」


どうやら…
消防署に、それを撤去させたり、
注意をする権限はなく、
それらは、警察か、
町内会の役目ということであった。



「この辺りは、年間で平均100件くらいの大きな火事が
 ありますが、放火によると思われるようなものも、
 結構あって…本当に気をつけてほしいんですけどね」

消防署員は、そう言った。
私は、「放火」の実態を知れたので、
とても満足して、お礼を言って
その場を離れようとすると…
消防署員が、こう声をかけてきた。


「どの辺りですか?」
「えっと、多いのが○○地区辺りです」
「じゃ、町内会長さんに話しておきます」



ということで、消防署員さんが
話してくれることになった。
話したからと言って、気をつけてくれるかどうかは
わからないけど、注意喚起は大事である。

私は「よろしくお願いします」
と言って帰ってきた。


そんなわけで、影響されやすい私は、
すっかり防災意識に目覚めてしまって、
最近、ウォーキングをしながら、
ありゃりゃ、これはまずいね、だの、
しまっておいてくれよぉ、だの、
何とかしてくれよぉ、
などと、勝手にぶつぶつ言って歩いている。



さて、歯痛のことだが、
家に帰り、鏡をみると、かなりはれている。
右のほっぺがものすごく盛り上がっていて、
そのおかげでシワがなくなっていた。
ほほぅ、顔がぷっくりするのも悪くない…
などと妙なことを思ったりしたが、
痛いのはなんといっても辛い。

月曜日に、勇気をだして、ちゃんと歯医者に行き、
歯の神経をとってもらい、痛みはおさまった。
やれやれである。
歯痛、辛いし、歯医者怖い!
しみじみ、そう思ったのでした。






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2006年09月04日(月) 防災訓練…参加してみた

9月1日は、言わずと知れた「防災の日」。
しかし、この日は、大雨だったので、この地区では、
昨日3日に、防災訓練日が変更して行われることになった。


実は、私は、なんと、
このマンションの防災訓練要員に指名されていたのだ。
この地区の防災訓練には、マンションの住人も
必ず出席せねばならず、このマンションからは
最低4人は出ねばならなかったのだ。

なんと、それに選ばれていたのだ。
指名でね。
いつも、ウォーキングに出る姿を見られているので、
この人なら、きっと出てくれると思ったらしかった。


で、もちろん、
私は、その指名を受けることにした。
この地区を知っておくことは大切だしね。
何をやるのか、興味もあるし…
防災は大事だし…



ということで、私は、
この日に何回かに分けて行われる訓練の、
夕方の部に出席することにした。


しかし…


張り切って、訓練しようと思っていたが、
なんと私は、金曜日から…
かなりひどい歯痛で、かなり辛い状態だった。
(土日歯医者が休みだったので、病院に行けず)
頭がガンガンしているし、
鎮痛剤を飲んでもなかなか効かず、
この日は、休みたかった…


が、そう思っていたら、
一緒に行こうと約束した下の階の方が、
「行きましょうよ」
などと、迎えに来てしまったのだ。



行かねば、なるまい。


歯は、とても痛いが…
私は、指名されている。
しかも、約束もしていたし、
それに、わずか30分ほどのことである。

私は、小さなアイスパックをタオルに包み、
さりげなく頬に当て歯を冷やしながら、
防災訓練に出ることにして、
近所の小さな公園に向かった。


公園に行くと、この辺りの消防団の人や、
消防署員が何人か来ていた。



どんなことをやるのか?


着くと、集まった人達が2班に分けられた。
私の班は、おじさんやおばさんが多かった。
若い人はほとんどいない。


で、最初に
「こんにちはっ」
の挨拶から始まった。 




消防団の人や、消防署員は若い人が多い。
やる気満々で、挨拶も元気である。
「こんにちはっ〜、みなさんっ」


しかし、臨時防災訓練班の私たちは、
「こっ、こんにちは……」
と、おどおどである。



そんな私たち一団に、
元気な消防団や消防署員たちは、
もう一度、
「さぁ、元気をだして、こんにちはっ。
 今日はよろしくお願いしますっ、
 元気で行きましょう。この訓練は
 きびきびやることが大事です」

などと、再度、元気な挨拶をさせた。


私は、歯が痛かったが、
「こんにちはっ」と
元気に言ってみた。
挨拶は、基本である。


そして、今日の予定を簡単に説明してくれた。
それによると、まずは、東京都の防災の現状や、
もし今、地震が来たら、どのくらいの
被害があるかなどの説明があり、
その後で、避難路などの確認をし、
連絡網などの話を聞き、最後に、
消化器を実際に使ってみるというものだった。


なんだ、
消化器を使うだけの訓練なんだ…
つまんないの。

私は、よくTVなどでやっている
大げさな訓練を期待していたので、
ちょっとガックリ来た。
そう思ったが、歯を冷やしながら、
じっと話を聞いていた。 



みんなはプリントを見ながら、
公園に座って説明を受けた。

それによると、例えば、
「冬の18時」にM6.9が来た場合、
(いろいろな条件はあるが…)
約2800人の死亡、
約75000人の人たちが負傷者

それが、M7.3だと、
約5600人死亡、
約159000人の人たちが負傷者
になるそうだ。


しかし、ここで、適切に処理をしないと、
二次被害の火事でさらに被害を
大きくするとのことであった。

さて、そんな話が一通り終わり、
やっと消化器を使う訓練になった。


順番は、以下のようであった。
「まずは、火事だぁと大きな声で言い、
 これは、地震だけでなくて普通の時にも
 役立ちますからね、火事だぁと大きな声で。
 その後、この黄色のピンを抜き、
 そしてホースを上に上げて、取っ手をギュと握ると
 シューと消化液が出ます。さぁやってみましょう!」






みんなは、いきなり張り切り、
やる気になってきた。
さっきの被害の怖い話の後だからね。



いよいよ、
順番にやることになった…


まず、黄色のピンを引いて、
ホースをあげて、そして取っ手を握る。
私は、何度も言い聞かせていた。



おじさんが最初にやってみたが、
「火事だぁ〜」の声は大きいが、あわててしまって
黄色のピンを引き抜いたが、
ホースをあげるのを忘れて、
すぐに取っ手を握ったりして、
地面に、消化液をまき散らし、
ぶぁあ〜と土埃が舞ったりした。


そのおじさんを見ながら、みんな
「ホースをちゃんと上げなきゃな」
と思っていて、その後は、みんなスムーズに行った。
おじさんも2回目はうまくいった。






もちろん、私もばっちりうまくいった。
アイスパックをポケットにしまい、
「火事だぁ〜」なんていいながら、ね。
これで、消化器はばっちり使えそうだ。


何度かみんな実際にやってみて、
この訓練が終わったら、一人のおじさんが、
「家には、この消化器ないなぁ…」
などと言い出した。

「え、ないですか?」
「ないと思うな」
「いや、一家に1つはあるはずですよ。」
「そうかい、じゃ探してみるよ」
「こういうこともあるので、自宅に戻ったら、
 ぜひ確認してみてください」
と言うことでおさまった。

ちなみに、わが家のはこんな消化器で、
ホースが付いてないタイプだった。
まずは、黄色のピンを引くことね。





さて、ひとまず、これで訓練は終わることになった。
最後の元気な、
「どうもありがとうございましたっ」
の挨拶もすんで。


しかし、私には聞きたいことがあった。
放火についての話である。
この頃、掲示板に「連続放火」「放火多発」 などと、
よく貼ってあるのだ。

そこで、消防署員に
放火について聞いてみることにした。
すると、びっくりな、放火の手口に
ついて知ることができたのである。
ちょっと、驚きでした。



この続きは、また明日書きます。






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2006年09月02日(土) 「体を温める」身近なスゴイ食材とは…

さて、その食材とは…


なんと…

「生姜」である。
ジンジャーである。

(新生姜より、根生姜(ひね生姜)の方がいい)  


どうやら、これがすごいらしい。
生姜は、「気、血、水」の流れを正常にし、
健康を増進する働きがあり、
体の芯から温めてくれるって。
この本では、こうまで言っている。



「生姜は最高かつ最強の妙薬であると
 いっても過言ではない」



ともかく、漢方薬では、
「生姜なしには漢方はなりたたない」と
言われるほど肝心要の、必要成分らしいのである。
古くは孔子さんが、またピタゴラスさんなども、
毎日、生姜を食べていたらしいです。


確かに、他の漢方薬の本を読んでみても、
生姜の効用は、かなり多く書かれている。
生姜の効用はこんなにある。

1.健胃作用、抗潰作用
2.沈吐作用
3.腸の蠕動(ぜんどう)運動をよくする
4.血圧の安定化(高血圧は低く、低血圧は高く)
5.鎮静作用、安眠効果
6.魚の臭みなどをとる作用
7.抗菌、抗原虫作用
8.鎮痛作用



まっ、簡単に言うと、
血行を促進する作用、体を温める働き、
新陳代謝を活発にし、発汗作用を高める働き、
強い殺菌力あるってこと。


生姜の薬効成分、
ジンゲロンと、ジンゲロール、ショウガオール
などの辛味成分がその力を持っているらしい。 
なんだか、ちょっと「ホントかい?」
思うような呼び名だが…ホントです。



お寿司屋さんで「ガリ」という酢漬けの生姜を
出すのも、食あたりの予防や、殺菌作用、
生ものを摂ると体が冷えるので、
体を温める予防という意味があるのだとか。
深〜い意味があったんですね。


生姜って…
すごかったんですね。
知りませんでした。



各国の料理に使われて、
「ニンニク屋」などもあり、
主役にもなり、何かと話題の多い、
ニンニクの方がすごいと思っていたが、

意外や、
冷ややっこにちょっとのってたり、
牛丼にのっける紅ショウガとか、
お寿司のガリとか、
そんなふうに主役にはなれない、
地味な生姜の方がすごかったとは…
地味だけど、生姜は実は、
すごい実力派だったのである。



ということで、この本では、
簡単に出来るものとして、
「生姜紅茶」「生姜湯」
なるものが紹介されている。
(もっと出てるが、基本的なものはこれ)


作り方は、簡単。


「生姜紅茶」は、
紅茶にすり下ろした生姜適量入れ、
黒砂糖または蜂蜜を入れる。


紅茶がいいのは、紅茶のカフェインによる
利尿作用と、赤い色素のテアフラビンによる
体を温める作用が強力だからだって。
「生姜紅茶」は、1日3〜4杯ほど飲むと、
ダイエットにもなるとかで、一部では
話題になってるようです。


で、生姜紅茶、
作って飲んでみました。






どれどれ…

ちびりちびり…



…うーん、やっぱ、お紅茶は、
ロイヤルミルクティがいいな。

生姜紅茶、飲めないわけじゃないけど、
生姜が目立ち過ぎる感じがする。
今度つくるときには、
生姜少し少なめにしようっと。



「生姜湯」は、
親指大の生姜をすり下ろし、紅茶こしにいれ、
上から熱湯をかける。
(生姜のかすが気にならないなら、そのままでもいい)
それに好みで黒砂糖か、
蜂蜜、プルーンなどを入れて飲む。
これに、すりごまを入れると、
体力が落ちてる時には、とてもいいとか。



生姜湯も、作って飲んでみたけど、
想像の通り生姜の味。
生姜好きの人なら抵抗ないと思うな。
意外にいけるかも。


確かに、両方とも、熱々を飲んでみると、
体が温まる感じがする。
汗もじんわり出てくる。
やはり、体を温める効果があるのだと思う。
風を引きそうだとか、ちょっと胃の調子が悪い
なんていうときには、とてもいいようなので、
お試しあれ。



ただし、ちょっと注意があって、
胸焼けなどする人は、生姜の量を少なめに、
また、以下の人は摂らない方がいいとか。

×体が熱く、いつもほてっている人
×皮膚や舌が異常に赤い人
×ひどく汗かきの人
×高熱(40度以上)出している人
×頻脈のある人
×脱水症状のある人
×血便のある人

         

てなわけで、
「体を温める」ことを調べていたら、
生姜のすごさを知ることになったのでした。
生姜…すごいヤツですね。
何だか、好きになりそうです。
よーくわかったので、毎日の食材に
積極的に取り入れようと思ったりしてます。


ともかく…、「体を温める」と
白血球の働きが活発になるようですが、
それだけではなくて、
「大いに笑う」
「大いに歌う」
「好きなことを楽しくする」
ことも、白血球の働きをよくし、
免疫力がUPするということも証明されているので、
大いに楽しんで、免疫力あげて
元気に生きましょう!!






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2006年09月01日(金) 「体を温める」といいことがいっぱいらしい。

このところ、体に関する本を読むことが多い。
今日は、その体に関する本から、
ちょっとへぇ…と思ったこと紹介です。


その本は、これである。






実は、先日「経絡療法」なるものに行き、
ともかく「体を冷やすな、体を温めなさい」と言われ、
どうして体を温めるといいのか、気になり、
いろいろな本を調べてみたのだ。

医学書などの、専門書も調べてみたが、
この本が、一番わかりやすく書いてあった。
知らなかったが、著者は石原結賓医学博士という方で、
「思いッきりテレビ」などでもおなじみの先生と
いうことである。


「体を温める」ということは、
あくまで1つの治療方法上の考え方だが、
東洋医学では2000年以上前から伝えられてきており、
科学的にも証明されていることも多い。
この本では、大胆にも
「あらゆる病気は、“体温低下”によって引き起こされる」
とまで言っているし。



例えば、どこか痛いとそこに手を当てたりするが、
それも、手を当てて温めようとする人間の原始的な反応で、
その行動から「手当」っていうことばが出来たとか。
つまり「体を温める」ということは、
人間が持っている古来からの治療方法と言えるらしい。


なんてことはさておき、


なぜ、体を温めるといいか、である。
簡単に言うと、それは…
「血液中の白血球の働きを高める」から。



ご存じのように、
人間の体を病気から守ってくれているのは、
「免疫力」で、その免疫力を高めることが、
病気になりにくい体をつくることにもなる。
その免疫力は血液中の白血球の働きによって左右される。
つまり、白血球の働きが高まると、
免疫力が高まり、病気を治してくれたり、
病気からより守ってくれるようになるのだ。

この白血球の働きは、体の温度に
左右されるというのである。



ちょっと考えてみると、病気になると、
「発熱して、食欲不振」になるが、
実はこれは、
白血球の働きを高めるために、起きるのだそうだ。
体が温まると、この白血球の働きが高まり、
免疫力が上がる…だから、体温が高くなる。
つまり体温が上がると言うことは…
白血球が病原菌などと一生懸命、
闘ってくれることになるのだ。


また、食欲不振になるのは、
これまた熱を上げるためなのだ。



食べ物を摂りすぎると、それを消化するために、
どうしても胃腸に血液が多く必要になる。
すると、熱をつくりだす臓器などに血液が行かなくなる。
それを防ぐためだと言うことらしい。
胃腸は、熱を使うがつくりだす臓器ではないので、
熱をつくりだす臓器に血液をたくさん送るために、
食欲を押さえる…ということらしい。



また、白血球は、お腹いっぱいになると、
その働きが半減するんだって。
調子の悪いときに、食欲がなくなるのは、
自然治癒力が働いていると言うことで、
とても理にかなっているのだ。


なんだか、
体の知恵ってスゴイですね。
ちゃんと知っているんですね。



さて、では、
体のどこから熱が生まれるかと言うと…
安静時には、こんな具合だそうだ。

 ●骨格筋 約22%
 ●肝臓  約20%
 ●脳   約18%
 ●心臓  約11%
 ●腎臓  約7%
 ●皮膚  約5%
 ●その他 約17%

こう見ると、筋肉が一番かということになるけど、
臓器のもつ大きさからすると、心臓や脳などが、
もっとも多く熱をつくりだしているらしい。
とても頑張っているのだ。

つまり、心臓や脳に、血液がよく流れることは、
とっても大事なことで、それには、毎日、
筋肉をよく動かし、血流をよくし、
筋肉でもいっぱい熱をつくりだしてもらい、
心臓や脳の負担を少し楽にすることも大切なのだ。


というわけで、体を温めるということは、
「免疫力」をUPさせて、病気を防ぐだけでなく、
心臓や脳の負担を軽くし、しいては
心臓や脳の働きもよくするのである。

この本には、こう書いてある。
「冷え=体温低下が生じると、
 体の全細胞臓器の代謝が悪くなる。
 心臓、血管系の働きも低下し、
 血液の流れが悪くなる」




ところがである… 


現代人は、体温が下がり続けているのだそうだ。




下がると、どうなるかと言うと…
こんなことになりがちなのだそうだ。
1つの目安だが…


36.5度 健康体、免疫力旺盛
36.0度 ふるえることによって熱産生を増加させようとする
    (ちょっと意味不明)
35.5度 恒常的に続くと、
    ・排泄機能低下
    ・自律神経失調症が出現
    ・アレルギー症状が出現
35.0度 ガン細胞が最も増殖する温度



最近は35度台の人が多くなっているらしい。
これは、よくない傾向だと言うことだ。
特に最近、若い人の体温低下は進んでいるらしい。
また、女性は男性より、体温が低い傾向があるとか。
ちょっと自分の平常時の体温測ってみてください。

実は、私も体温が低い。
普段36.0〜36.2度くらいである。
なので、それを何とかあげたいと思っている。
ウォーキングして筋肉動かしているんだけど、
なかなか体温上昇にはむすびつかない…ちっ。


目安は、36.5度らしい。
あくまで目安だけど。



自分の体をさわってみて、冷たい所は
やっぱり体温が低いそうだ。
例えば、女性はお腹周りは特に低いので、
ここは温めたほうがよく、
イスの下に、ホカロンや湯たんぽなどを置いて
温めるのはとてもいいようだ。


「自分は冷え性ではない、むしろ暑がりだ」と
いう人の中にも冷え性の人が多いらしいですよ。
えっと、次の症状がある人は、
「体が冷えているサイン」らしいです。

○目の下のクマ
○鼻の頭が赤い
○赤ら顔
○青あざが出やすい
○唇が紫っぽい
○歯茎の色素沈着
○クモ状血管腫
○痔出血
○掌が赤い
○生理不順、不正出血
○下肢静脈瘤



なぜ、体温が低くなってしまったかと言うと、
「6つの原因」があるそうだ。

1.筋肉不足(特に下半身)
2.冷房のきいた部屋で、冷たいもの、ビール、
  冷や麦、生野菜など、体を冷やす食べ物を多く
  とり過ぎるようになった
3.ストレスで、血管が収縮して血行が悪くなっている
4.シャワーだけの入浴が多くなっている。
5.・食べ過ぎ
  ・体を冷やす食べ物のとり過ぎ
  ・塩分成分の悪影響  
  ・ペットボトルなどの水分のとり過ぎ
6.薬(化学薬品)の飲み過ぎ


で、
どうしたら体を「温める」ことが
できるか、だけど…



簡単なのは、
「体を温める食べ物」を摂ることで、
それには…目安として、

◎南方産より、「北」で獲れた食べ物をとること
 南方産は、基本的に体の温度を下げる食べ物が多いとか。
◎「硬い」ものは○、柔らかいものほど×
 水と油を多く使ったものは基本的に柔らかい
◎「赤・黒・黄・橙色」のものが○
 「青・白(砂糖なども)・緑」の食べ物は×
◎玄米、トウモロコシ、芋類、大豆、アワ、キビ、ヒエ、
 などは○(色が中間色のもの)
◎ビールより「日本酒」
 白ワインより「赤ワイン」
◎体を冷やす食べ物を摂るときには、
 火を加えたり、塩を加えたりする。



これは、
頭のどこかに入れて置いてもらうとして…


なんと、
驚くべき食材があるというのだ。
しかも、身近な食材で。

医療用の漢方薬は百数種類あるが、
その中の70〜80%に使われている食材が
あるというのだ。




この続きは、長くなったので、
また明日書きます、すいませんっ。







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