言の葉孝

2005年04月30日(土) 根性と挑戦のGW前半の日(中編)

2、4月29日深夜〜4月30日早朝:徹カラで独り闘う

 腹を満たした後は、難波の街で少し時間を潰します。というのも、僕らの狙いは徹夜カラオケ。お得なフリータイムは23時だからです。時間の潰し方もいろいろありますが、僕らの場合は大抵ゲームセンターです。
 とはいえ、僕はあんまりゲームセンターでゲームをやる方ではなく、一回だけストリートファイターやったほかはずっとうろうろしてました。

 そこでモッチー持田氏がされていたのはとあるクイズゲーム。もちろん、卒業論文が「福本伸行作品について」というかなりの食わせ者のこの人がただのクイズゲームをするわけがなく、何か、僕には全然分からない世界のクイズでした。
 まあ、それで済めばいいんですけど、ふと気がつくと、そこらに散らばっていたはずの他のメンバーが持田氏の背後に。
 5、6人のどうみてもカタギじゃない男達がああいう系統のゲームに群がっていると言う光景……正直、あの中にだけは入ってはイケナイと思いました。いや、なんか片足突っ込んじゃっている気もしないではないのですが。
 そして、飲み会のみで帰ってしまったナナシ君を送っていった三人がどうも帰って来ないと思っていたら、Wendy'sでガンダムウォー(←ガンダムの対戦型トレーディングカードゲーム)とかやってるし。俺、なんでこのグループの中にいられるんだろう……?(いやカードゲームは僕もMTGやりますけど)

 さて、カラオケタイム。実はそこでも闘いが待っていました。
 そう、アニメ&特撮&コミックソング VS 普通の歌。IKE男大佐がドラゴンズの応援歌を歌えば、こちらは槙原で対抗する。遊歩堂が怪傑ズバット(←この手の歌になるとアホらしくなる程上手い/汗)を歌えば、こちらはゆずで対抗する。誰かがタイムレンジャーを歌えば、こちらは最近覚えたっぽいポルノグラフィティーで対抗する。
 それは闘いでした。たった独りの闘いでした。

 覚えたっぽいポルノグラフィティーは全部挑戦でしたが、「アゲハ蝶」と「ミュージックアワー」はいけるっぽいです。「サウダージ」は始めの歌詞についていけない、「アポロ」は何か声が違う感じがしました。「アポロ」はかなり喉が疲れた頃に歌ったので、もっと万全な時に思いっきり歌ったら少しはマシかもしれません。
 BUNP OF CHICKENの「天体観測」も無理でした。サビはいけますが、そこに辿り着くまでの低音区間で声が中々出ません。

 しかし青年H氏の歌っていた「携帯哀歌」、あれは悲しすぎるぞッ!

まだつづく


2005年04月29日(金) 根性と挑戦のGW前半の日(前編)

 さて、GWに入ってから日記をサボり続けていたワタクシ、その間何をしていたかといいますと、なかなかアツい三日間を過ごしておりました。本当に日記が書けないほどの余裕のなさだったんです。
 長い話になりますが、聞いてもらえます?

1、4月29日夕方:出版会OB連と飲み会

 卒業し、就職してしばらく会えなかった出版会OB連の方々がGWに帰省してくることになり、みんなで会うことになりました。幹事は地元で就職したIKE男大佐だったのですが、店選びには僕も関わりました。
 学生と新米社会人の組み合わせですから、あまり高い店ではいけません。それから、食べ終わった後、カラオケになだれ込めるように、難波周辺、そして安心してお腹一杯食べられるように、食べ放題という条件が付かなければならないので自然と食べものが限られています。

1、しゃぶしゃぶ 2、やきとり 3、中華料理
 4、イタリア料理 5、焼肉

 4番、真っ先に除外。
 どう間違ってもイタリアンなんてガラの集団じゃない。

 3番、微妙だが除外。腹一杯食べられるけど、何か盛り上がりに欠けるというかあんまり騒げないと思う。

 5番、取るもの取り敢えず除外。
 安パイ過ぎて何となくイヤ。

 となると1か2。二つ比べてみて美味しそうな焼き鳥を選んでみたんですけど、人数確認して予約をしようとしたら、「満席です」と言われ、「しゃぶしゃぶ」に。
 2080円でしゃぶしゃぶ食べ放題はかんなりリーズナブルで、五枚重ねという禁断のワザも平気でできるスンバラシイ宴会だったわけですが、やっぱりお湯とそう変わらない出汁で炊くしゃぶしゃぶは味気なさ過ぎでしたねー。
 分かっていたのにうどんなんて頼むんじゃなかった……! おしんこつきの御飯のほうが……っ!

つづく


2005年04月28日(木) 『魔法使いに15の質問』の日

 そろそろ、何かコンテンツ更新した方がいいのではないかと思い、『魔法使いに15の質問』というものを作成してみました。



魔法使いに15の質問


Q1:あなたの名前と、魔法使いとしての地位があれば教えて下さい。

Q2:あなたが魔法使いとなったきっかけは?

Q3:あなたが魔法を覚えた環境は?

Q4:あなたの師匠はどんな教え方をしましたか?(もしいれば)

Q5:初めて魔法を使えたのはいつですか? どんな気持ちでしたか?

Q6:あなたが魔法を覚えるにあたって一番辛かったことは?

Q7:あなたは主にどんな魔法を使いますか?

Q8:十八番の魔法(つまり一番得意な魔法)は何ですか?

Q9:あなたは魔法使いとして何か特殊な能力を持っていますか?

Q10:魔法を使う上で苦手なことってありますか?

Q11:魔法使いに必要な技能は何だと思いますか?

Q12:「魔法が使えて良かった」と思えるのはどんな時?

Q13:逆に不便だと思うことは?

Q14:魔法って要ると思いますか?

Q15:ありがとうございました。最後に魔法使いとしての今後の目標を明日に向かって叫んで下さい。



 web拍手に、ウチの作品からリク=エールの解答例を載せておきました。下の『お手を拝借〜♪』からお入り下さい。

 一応配付物としておきます。コピペなどして持って帰って下さい。
 で、一応規約なのですが、「本文は基本的に変えないこと」さえ守っていただければ、あとは御自由に。
 ただし、「魔法使い」「魔法」などの表記などですが、リクの解答例で「魔法使い」を「魔導士」に改めているように、作品内の名称(「魔術士」「魔法士」「魔術」など)があれば、そちらに差し換えて頂いて結構です。
 あと、事後に使用報告などをして戴ければ嬉しいですね。

 質問の意図などで御質問があれば、web拍手、メール、掲示板等で受け付けます。

 個人的に是非答えてほしい作品がいくつかあるんですけど、気付いてはくれないでしょうねぇ。



web拍手レス
>「帰国後、部活の方はどうなっていますか?」

 一週間前にオグウ君がカギを返し忘れて部室使用停止になった以外は特にないですよ。この間の会議でオクトの内容を大まかに決めた他はクリエイターを作ろうか作らないかってところです。
 ああ、あと「映画秘境」をもう一つ作るっていう話も出てますね。

>「BBSと日記と更新履歴とリンクとさて、幸せになろうじゃないかとカウンタ以外が×になってます。では」

 学校のWindowsやウチのMacなどこちらで動作確認できる範囲では全て正常にはたらいておりますので、ブラウザの問題か、もしくは一時的なものなのでは、と願いたいです。
 いずれにせよこちらからは如何ともし難いです、申し訳ありませんが……。


2005年04月27日(水) さわやかリニューアルの日

 というわけでごっそりとリニューアルしました。白背景と葉っぱでかなり爽やかな感じとなっております〜。

 アクセスカウンターが前のままで違和感あるのは分かっています。デザインに合わせて新しいのを作ってたはずなのですが、何故かバグったような画像になってしまうので仕方なくとりあえず前のを使っておくことにしました。そのうち何とかします。
 工事中のリンクページですが、留学中にたくさんいい小説サイトを見付けてしまったので、いろいろリンクして行こうと思います。リンクフリーのところがほとんどなので、事後報告中心でヨロシクー、みたいな。

 さて、小説はどうしましょうかね。『生と死の狭間に』は一応終わらせておかなければ、という気持ちもあるんですけど、表には更新出来ませんし、“まほゆめ”第三部をやろうにも全くストーリーが決定していません。要望の出た『ヒミツノサンカク』も設定だけ固まりつつありますが、漕ぎ出すことができません……。
 そういや、あの締め切りの日から一切小説書いてないなぁ。


2005年04月26日(火) 『アリソン』シリーズ読了の日

 帰ってくる前から読むのを一番楽しみにしていた作品でした。去年、僕がカナダに旅立つ前に上巻が出てて『出だしで驚いた』っていうレビューが非常に気になってたんですけど、いつかいった通り、続きが気になるだけなので上巻だけ読むなんてことはしなかったんですよ。
 で、帰ってきてから、『アリソン』シリーズ(電撃文庫・作:時雨沢恵一・画:黒星紅白)全三部一気読みです。

 評判通り、冒頭で非常に驚きましたが、読み終えると一安心しました。
 『アリソン』は『キノの旅』と非常に似た印象があったのですが、良く読んでみると使われている技術が同じなだけで、物語の種類も質も全く違いますね。
 『キノの旅』は非常に思慮深い感じで舞台が次々と移り変わって行き、時系列に読まなくても全く問題はないのですが(それでも全部読んでいると短編同士のリンクが見えて非常に楽しめるのですが)、『アリソン』の舞台はロクシェとスー・ベー・イルという二つの国の関係が大きく移り変わっていく時代に固定されています。その分世界観が非常に緻密なものです。
 主役の二人も飄々とした『キノの旅』の一人と一台とは全く違って快活そのものですし、恋愛なんていう要素も出てきますし。無茶をしようとするアリソン嬢とそれを諌めようとするヴィル君、それでも深いところでは分かりあっている二人の関係が多分『アリソン』シリーズの一番の魅力だったと思います。

 『アリソン』でもう一つ特徴があるのが伏線です。第一巻ではそうでもありませんでしたが、二、三巻では非常に分かりやすい(悪くいえばベタな)伏線の使用の仕方をしています。例えば二巻でフィオナ嬢がベネディクト氏に真実を打ち明けるシーン、三巻(下)でヴィル君がベネディクト氏にこれから自分がすることに対して相談するシーンなどですね。他にも細々と伏線が張ってあり、それらの殆どは最後まで明かされることはありません。全く違う雰囲気なんですけど、そのへんの伏線の使い方ってミステリーっぽいなぁ、と思いました。
 ただ、三巻の物語に隠された秘密はやや複雑で前二巻と同じ感覚で読んでいると展開に置いて行かれてしまいます。実は僕も完全には理解していないので、理解した部分を頭にいれてもう一度読みかえしてみます。

 次に作者の時雨沢恵一氏について。
 『キノの旅』からずっとこの作家さんは好きなんですけど、この時雨沢恵一氏は作家として非常に独自なものを持っている人だと思います。特に台詞回しと文体ですね。
 最近気付いたことなのですが、この人の文体は完全な“神の視点”で書いています。つまり地の分でキャラクターの心情や、思考を直接語ることが全くないんです。僕は、大抵の作家さんと同じ“キャラ視点三人称”で、そのシーンの主人公の視点で地の文で直接そのキャラクターの心理描写を行います。それは、“神の視点”では心理描写に限界があるからなのですが、時雨沢作品の場合心理描写は地の文では間接的にしか行わず、直接の心理描写は台詞のみで行われています。それで十分理解できるのだから大したものだと思います。
 ただ、そこで難点となってくるのは時々台詞がとても長くなってしまうことです。決してしてはいけない、ということはないのですが、カギカッコの中では改行をしにくいので、台詞が長いと文章が7行、8行と長くなってしまって読み辛くなるので。この人の場合、状況描写も全部台詞のみで行っているので、たびたび説明口調の長台詞が出てきてしまいます。

 あと、時雨沢氏はあとがき(あとがきと読んでいいのかアレは)や作者近影&紹介文に見られる通り、非常にユーモアセンスに富んだ人なのですが、コメディ作家ではありません。故にキャラクター達は非常にユニークですが、ギャグキャラのように壊れてはいない、その一歩手前の絶妙なセンで性格設定がしてあるのは非常に見事だと思います。その絶妙なセンは僕がずっと苦労しながら、それでも目指しているものなんです。

 ……しかし最近の時雨沢氏のあとがきは頓に奇天烈さを増してきてますねー。もうすぐネタが切れそうで怖いんですけど。でも、全く僕も考えられないネタばかりなんで、そう心配することはないかもしれませんね。あのあとがきを見てるとこの人には一生勝てない気がしてたまりません(苦笑)。
 『アリソン』が終わったのは少々寂しいですが、同一世界の新シリーズも始まったからよしとしますか。


2005年04月25日(月) 己の性格に付いての考察:好きなお菓子編の日

 今日は書くネタがないなぁ。授業でやった社会主義と共産主義の違いに付いての考察などを書こうとおもったんですけど、もう遅いですし。大概、今日あったことから思った事とか、ニュースを見てもうちょっと突っ込んで調べてみる、とかが最近のパターンなんですけど、生憎今日は平々凡々の日でしたし、ニュースといえばあの兵庫の電車事故がありますけど、突っ込んで調べる気にはなりませんなぁ。

 ああ、そういえば、昨日ウチの両親と買い物に言ったんですよ。食料品を買う時、お菓子売り場を通った際に母が聞いたわけですよ。「何か欲しいのある?」って。スイマセン、お母様。ワタクシ、21と7ヵ月の法律上は立派な成人男性なのですが。
 それでも一応覗いてみる事になり、棚に並べられているスナック類を物色していたわけですが、最近のスナックはどうも魅力を感じない。ま、買わんでもええか、と思って何気なく次の列を覗いた時、それは僕の目に飛び込んできたのです。

 「ぽたぽた焼き」……! 「雪の宿」……!
 「玉子せんべい」……! 「玉子ボーロ」……!
 「雷おこし」……!

 まあ、日本が誇る駄菓子ですな。しかし駄菓子という言葉は厳密にいうと子供の持つ小銭でも帰るお菓子(百円以下)を指す言葉なのでカテゴリ名としてはいささか当てはまりません。そこでこれらを纏める呼称として、便宜的に“和風スナック”と呼ぶことにしましょうか。和菓子とも呼びにくいですしねー。
 その“和風スナック”は非常に魅力的に移りました。ピザ味やらタコ焼き味、ひいては素直にうす塩味と名乗れんものかと思っているサラダ味などより、醤油と砂糖に彩られた味は素晴らしいものではありませんか!(力説)
 むろん、和菓子もすきですよー。特に餅系。最近『丹波屋』の前を通りかかった時、我慢が効かずについつい桜餅を買って食したのですがあれは素晴らしい。葉っぱの塩っぱさと餅の風味に餡が絶妙ですな。こんどみそ団子も買って食べたいもんです。
 ちなみに買い物の際手に入れたのは雷おこしでした。一度口にすると止められませんよ、あれは。

 マイエンピツに登録して下さった方が2人に増えました。嬉しい〜♪


2005年04月24日(日) 戦争責任問題についての、青二才による戯れ言の日

 今日のお昼に『たかじんのそこまで言って委員会』という番組をみたのですが、白熱していましたねー。

 やれ、A級戦犯は実は一番悪いじゃないんだからそんなにせめてやるな、とか。
 やれ、この本を読んでみろ、南京大虐殺を実体験した人が書いたものだ、とか。
 やれ、そもそも東京裁判は明らかに公正を欠いていたのだ、とか。

 要するに最近問題になっている日中問題で焦点になっている戦争責任の問題ですが、これを取り上げると面白い程、“翼の右、左”が分かって面白いですな。
 あのオバハンはモロ左だな、とか。あのおっさんとニイちゃんは小林よしのり好みの右だな、とか。あのネエちゃん、俺と同じであいつらの熱苦しい議論に付いて行けてないな、とか。昔、日本拳法が得意だったウチの高校の英語の先生は明らかに右でした(内輪ネタ)。
 僕は中立だ、なんて言うつもりは毛頭ありません。この問題に関していうと、“どちらかといえば右”です。今の若い人達って大体そうなんじゃないですか。僕らの世代からすると、大東亜戦争なんて2世代前になるわけですよ。その頃、日本がしたことに対する謝罪を求められても、反感を覚えるだけですからね。大体、中国も分からない程バカじゃないでしょうに、そんな世代の人間に謝らせても、その謝罪には一切誠意なんてこもらないですよ。
 だとしたら、こちらに謝罪を求めている理由は二つ。被害者の立場に立つことで“正義の国”として外交に関してイニシアチブをとりたい、もしくはただ単に「賠償金」と称してカネが欲しい、ということになるわけですよ。

 そもそも、戦争で「責任」や「罪」という概念が発生すること自体オカシイんですよ。
 満州や台湾、朝鮮の占領、南京大虐殺などの日本が中国に対して行ったと思われる数々の残虐行為。これが起こったのは、“たまたま”日本が当時戦争に勝って攻め込んでいたからです。
 もし、勝っていたのが中国や朝鮮で、その軍隊が日本に乗り込んできたとしましょう。同じことを、彼らがしなかったという保証はありますか? 答えは否に決まっているじゃないですか。いや、現代の人達が答えても無駄ですよ、戦争は人を狂わせます。戦時中の人々の気持ちを理解できる人なんて平和ボケの現代人の中にいるわけない。

 同じ論理で、戦争に言ってきた兵隊さん達が人殺しと責められるのもオカシイんです。今生き残っている兵隊さん達は“たまたま”生き残っているわけで、少し分岐を間違えば、今生き残っている兵隊さん達の顔ぶれはそっくり入れ代わっていたかもしれません。
 いつ死ぬかしれない地獄の中で闘ってきた人達を責めるというのならば責めればいい、ただその時は、墓の下に眠っている戦死者達も同罪として責めなければなりません。“たまたま”死んでしまっただけで、戦死者達も人を殺してきたことには代わりはないんですから。
 だから、戦争責任については、追及するのは不毛に過ぎないんで、このへんでギャーギャー抜かすのを止めて頂きたい、と僕は思っています。

 もちろん、忘れろとは言ってませんよ? 同じことが繰り返されないように、加害者の国を監視していればヨロシイと言うのです。現在ニッポンは、戦時中と同じように中国に攻め込めるような権利と装備を有しておりませーん。質はともかく、量が全然足りない。それに、今の日本人はどこかの国に攻め込もうと思える程、余裕だったり、勇ましかったりはしませんから。
 日本やベトナムに対するアメリカと同じですよ、原爆や枯れ葉剤でトンデモナイ事やりまくってるアメリカですが、日本やベトナムが中国や韓国ほど謝罪や賠償金を請求したという話は聞きません、ただ世界中が、アメリカの国民自体も二度と同じ事をしないようにアメリカ政府に目を光らせているのです。

 教科書については、仕方がないと思いますよ。教科書を作る際はどうしても作者の主観が混じってしまうものなんですよ。授業も一つのメディアですから。
 あの問題が詳しく取り上げられてない、という中国は毛沢東の行った失策についてまるで触れていなかったそうですからね。また、スタジオに来ていた在日中国人の方の話によると、中国は情報制限をして、自国に不利になるような事実は伝えない方針をとっているらしいのです。
 よって、その情報を鵜呑みにするとすれば、今回の場合に限り、日本では真実を知ろうと思えば知られる環境、そして反国精神を持っていても余程過激な“主張”をしない限り、当局に連行されることもない表現の自由がある分、日本の教科書の方が真実には近いと思います。
 この問題に関して具体的な解決案が思い浮かばんのですが、とりあえず日本人でも中国人でもない人が作った教科書等を使ってみてはいかがでしょう?

 ……僕から言いたいことは以上。
 ほーら、“右”でしょ?


2005年04月23日(土) 虚構の世界で麻雀に興じる日

 主食にケーキ! デザートに厚揚げ豆腐!

 ↑僕の今日の朝食です(実話)←ある意味6日のケーキ+おでんを超えた。


 警告:少々“まにあっく”かもしれない趣味語りです。読んでも理解が出来ない単語がたくさんでてくるかもしれません。分からなくても嘆くことはありませんので御安心を。そして殆ど分かった貴方、僕ととても話の合う友人になれると思います。


 今日もリニューアルに勤しむ……前にちょっと景気付けでもしましょーか、ということでゲームをしました。ソフトはPS2『ミレニアム麻雀大会』です。どんだけ雀キチやねん、俺。
 『哲也』とかのイカサマのできる麻雀ゲームとは違い、このゲームはかなりリアル嗜好で、勝つ時は勝つし、負ける時は負けます。賞品アイテム(別に役に立つとかそんな類いのアイテムではない)のコンプリートが掛かっているので、負けたらリセットです。
 ルールも多様で、普通の東南戦、東風戦、北海道ルール、インフレルール、果ては一局精算のブン屋ルールというものもあります。
 僕はこのソフトで、麻雀“初級者”から、“ちょっと中級者”あたりのレベルになりました。チュートリアルが親切なんですよ。

 ちなみに初級者とかの僕的ランク付けは下の通りです。

初級者

レベル0:まーじゃんってな〜に? 状態。

レベル1:順子、面子を覚え、順子or面子4組+対子という基本的な役の型を覚え、牌を並べる事ができる。

レベル2:立直、鳴くこと(ポン、チー、暗カン、明カン)を覚える。(←ドンジャラ経験者は自動的にこのレベルになる)

レベル3:鳴きまくって型を揃えるだけでは、役にはならないことに気付き、フリテンのルールを覚える。同時にドラが役ではないことに気付く。

レベル4:対々和、断公九、全帯公、役牌などを覚え、とりあえずこれらの役を含んでいればどれだけ鳴いても役無しで和了れないという事態を防げる事に気付く。それと同時に役牌にならない風牌を疎ましく感じはじめる。七対子を覚える。

中級者

レベル5:いくら和了っても点が低い役である事に苛立ち、どうすれば高い点をとれるのかを模索して行くうちに「面前で和了れば高い点になりやすい」ことに気付く。山を作る時に二段目を一息にのせることができる。さらに、役牌にならない風牌を毛嫌いするようになる。テンパったら即リーチをかける。

レベル6:平和、一盃口などの面前のみ有効な役を覚える。良く漫画等で見かける「メンタンピン」の意味を知る。最後の何巡かで鳴きまくり、フリテンでもいいからテンパっておいて流局時に点棒をもらえるようにするというセコイ技を使えるようになる。また、高目と低目を認識できる。

レベル7:自分の役と翻数を自分で完璧に申告できる。さらに符計算もできるようになる。

レベル8:点数計算がカンペキにできるようになる。さらに現物や安全牌を切ってオリること、テンパっても場合によってはリーチしない事を覚える。

上級者

レベル9:相手の大体の手を読み、回し打ちをして、相手の危険牌を保持しつつテンパイすることができる。自分の積んだ山に含まれたいくつかの牌の位置を記憶し、それに準じて戦略を練る事ができる。

レベル10:わざわざ種類順、数順に並べなくても、来た順番に牌を並べているだけで自分がどんな役を持っているか認識できる。自分の捨て牌をコントロールする事によって、意図的に相手を引っ掛ける事ができる。

レベルMAX:イカサマを実行する事ができる。サイコロの目をコントロールし、相手のイカサマを看破してオーラスでほぼ確実に役満を和了れる。


 僕は大体レベル6くらいですねー。ゲームでばっかりやっているので、親の決め方やドラの決め方など、ゲーム進行の仕方が詳しく思い出せないのですが(苦笑)。ちなみに僕はオリられません、手を進めるために危険牌を切ります。ロンされます。カモです。
 最近数え役満とか物凄く美学感じます。「立直」「一発」「門前自模」「役牌×2(ダブ東)」「全帯公」「三色同順」「海底」「ドラ3」をかました時には、大三元アガッた時より気持ち良かったです。


2005年04月22日(金) ゆとり教育に一言申す日

 文部科学相が謝っちまったらしいですね。「ゆとり教育間違っとりましたー」って。謝られてもゆとり教育で無駄にした時間は戻ってきませんよねー。そして子供思うわけですよ。
「おとななんかしんようできるかー!」「おれたちのうしなわれたじかんをかえせー!」「おとなたちにふくしゅうしてやるー!」
 そして大人達に見切りをつけた子供達は頭にソリを入れ、シンナーで歯を融かし、盗んだスクーターにまたがって(←これが正しい不良の在り方)、親への、ではなく社会への反抗期に入るのですなー。

 まあ、アホな妄想はそこまでにしておいて。
 まあ、「勉強ばっかやっててもしゃーない」って、ゆとり教育やるってのも解らないではないんですけど、その先にある受験制度はまるで変わっちゃいないわけですよ。いままでとは圧倒的に違う授業料で受験に要る学力を維持しろって言っても無理なんですよ。
 学校の勉強は一見無駄ですが、基本的知識(特に社会科系)をつけることは将来本を読むことが楽しくなるし、本を読むことはさらに知識を深め、心を豊かにします。つまり、学校教育は心を育てる土台造りなわけで、『ゆとり教育』とやらをするのは結果的にそれを疎かにしてしまうわけです。
 あと何か、ゆとり教育導入後初めての学力テストだかで、学力の低下が見られなかったという結果が出たそうですが、それはゆとり教育が成功したからではないと思います。多分、ゆとり教育で勉強時間が足らないと不安に思った親が子供を塾に突っ込んだからだ、とかそういう事じゃないかと思うんですよ。

 で、ウチの大学のゆとり教育の話。
 「ヨーロッパ文化研究」とかで、西洋中世文学史っていうことで、文学からヨーロッパの歴史をみてみようっていう授業があるわけですよ。文学といえば本、ということで何故か紙の起源からやっておりまして、今世界最古の印刷物がどうのこうのっていう話をしているんですよ。
 その授業は、配付されたレジュメにそって授業される、という生徒側にとってはとっても楽な授業なんですが、今日のレジュメの最初には筆記用具、要するにペンやらインクやらの歴史をやるようなことが書いてあったんです。
 でもその時先生が話していることは、レジュメには全く書かれてないことだったんですね。

 以下、回想



「ええ、紙が日本に伝わってきたのは610年の推古天皇の時代という説もあり……」

 もう、レジュメ渡すんやったら、それに沿って授業してくれよ。ノートとりにくくてしゃーない。

「というわけで、称徳天皇は百万塔をつくって、その中にお経を……」

 なんで今、お経の話? ああ、そうか世界最古の印刷物だからか。

「ところが韓国でも無垢浄光大陀羅尼経が見付かり、特殊な漢字が使われていることからみるに、そちらのほうが古いらしいと……」

 これ、“西洋”文学史やったよなぁ?
 それにしても結局ノート取り損ねたな。ま、ええか。いざとなったらあの『紙の道』とかいう参考書読めばええんやし。


 ------そうして、とりあえずノートをとるのを諦め、レジュメに書いてある話が出てくるまで待つ体勢に入った10時13分(授業開始から53分後←なんでそんな具体的やねん)、その言葉は放たれた。



「では、これから授業を始めます」



 貴方今、何と!?

 今までの約一時間って何? 前フリ!? 余談!? 生徒達の気持ちをほぐすためのちょっとガクジュツ的な軽快トーク!?
 なーんだ今までのは授業じゃなかったのか別にノートとってなくても良かったんだなあはははは心配して損しちゃったどうりでレジュメに載ってないはずだわービックリー思わず吉本新喜劇のベタなずっこけみたいに机に額ぶつけちゃったヨー。



 以上、回想でした。

 前フリ1時間って、ゆとり教育にも程があるぞ。


2005年04月21日(木) web素材サイトを梯子しまくる日

 木曜日って午前中が空いているのでかなり大好きです。前までほとんど授業の入らなかった水曜日に朝っぱらから三限分も授業が入っています。でも四限全部が埋まった曜日がないのはとってもとっても良いことです。

 で、お昼からの授業ですが、お昼は学校で食べないと丁度いい時間にならないので、お弁当はもっていきます。カナダから帰ってきてからはほとんど買って食べることはせず、弁当持参なのです。
 だって、計算してみて下さいよ? 一日300円お昼に使ったとしても一ヵ月30日として9000円近くなるんです。それに成人男性が一日300円で耐えられるわけ無いから、結局一ヵ月のお昼代は10000円近くになるわけですよ。
 お弁当に半端な残りモンでも詰めたらば、栄養価もよくほとんどタダみたいなもんですよ? それで10000円節約できるなら多少重い思いしてももって行く価値はあるってモンですよ!
 特に、今バイト無しッ子のクセにカナダ言っている間に出ていた小説とか漫画とか買いまくってますからね、ガンガン口座からお金が消えて行ってるんで責めて昼飯代は削らねば(苦笑)。

 話を戻して、とにかく部室で「おまかせ! ピース電器店」(←またビミョーな/汗)なぞ読みながらお弁当を食べようと、部室に向かっていると、オグウ君から電話が掛かり、昨日ついカギを持って帰ってしまい、しばらく部室は使用禁止なのだとか。
 本人凄くすまなさそうにしてますが僕もあやうくやってしまうところだったことがあるので責められません。
 むしろ通過儀礼みたいに思ってます。(←これ学生課の人が聞いたら出版会、即活動停止だな/苦笑)

 話は変わってリニューアル状況報告。
 今のサイトはMicrosoft Wordの素材オンリーという根性があるんだかないんだか分からない作り方をしていたのですが、今回はちゃんと素材サイトさんを回って素材を集めています。
 コンセプトは決定したのですが、TOPページの飾りにクリップアートを使おうかと思って、ぐるぐる素材サイトを梯子しています。それっぽい素材は結構あるのですが、いざ所定の位置に置いてみると、しっくり来ないんですよ。
 白背景系なんですけど、ちょっとでこぼこのついたテクスチャを背景においてるんで、透過GIFが理想なんですよね。本か紙のクリップアートか、緑系の植物で、透過されてるものというと中々見付からなくて……。
 しかし素材サイト色々回りましたが、一番多いのが『月』(←ほぼ例外なく黒背景用なので使えない)。それからかなり頻繁に出てくるのが『天使の羽根』『宝石(玉)』『空』とかですね。多分少しコツを掴んだらかなりそれらしく、そして綺麗にできるからでしょうね。
 ただ悔しいのが、今から思えば使えたのではなかろうか、という素材を配付している素材サイトが何処にあるのか思い出せなくなること。お気に入りにしっかり張っておけばよかった……(涙)。
 そういうわけでもうしばらくお待ち下さい。



 お気に入りといえば、いつの間にか長らくゼロだったマイエンピツにある人が登録してくれていたんですけど、非ッ常に意外な人だったので驚きました。多分、一度この日記からテキストリンク張ったから、アクセス解析でバレたのでしょうねー。こういうことってあるのかー、とか思ったり。


2005年04月20日(水) 第265代教皇が決まった日

 意外と早くに決まりましたね。僕としては一ヵ月後くらいにはなるかと思っていたのですが、歴代2位の早さで決定されたのだとか。いろんなところで取り上げられていますが、僕も負けずにいきますよー。
 新教皇のベネディクト16世はヨハネ・パウロ2世の長年の側近で同じ保守的思想をもっているため、高齢であることもあり、業界ではとりあえず現体勢を維持しての中継ぎ的な立場である、という意見が圧倒的多数を占めているようです。
 この結果に対し、大抵は前の教皇を踏襲する形のベネディクト16世を歓迎していますが、同性愛、女性司祭、人口中絶などに反対する保守派の継続という形に、同性愛者団体や女性司祭団体が反発を示している模様。
 ちなみに読売新聞によると、ベネディクト16世の名を名乗ったのはベネディクト15世が、第一次対戦中に反戦・平和を根気良く唱えていた志を見習いたいからだそうです。


2005年04月19日(火) 未来に思いを馳せる日

 先週の恥は繰り返さないぞと決意したそばから、ケータイがサイレントモードのままで、アラームがならず、危うく寝坊するところでした(汗)

 今日の『共通自由特別講義〜職業を考える〜』では、ウチの大学を卒業した先輩が、これからの就職活動について講義をしてくれました。その人の話によると、就職活動では、自分の目標を具体的にもっている人が採用されやすい、ということでした。
 確かに願望ではなく、目標を具体的に持てば自ずと志も現れて、それが態度ににじみ出るものです。とりあえず数打ち、職選ばなければどこか拾ってくれるだろう、という人は勝ち組には決してなれないということでしょうね。

 さらに昼休みには、高校時代からの友人と一緒にお昼を食べたのですが、同期は今年で卒業するので、そろそろ進路が決定しているのではないかと思い、尋ねてみると友人は就職活動ではなく、ピアノの調律師専門学校に入るために勉強しているのだと言っていました。
 普通の専門学校とは違い、人数が限られているらしいので結構な倍率になることが予想されるのだとか。MIDIなどを作り前々から音楽関連の仕事に就きたがっていたのは知っていましたが、それは中々固い決意だったようです。

 さて、皆さんが御存じの通り、僕の夢は作家になることなのですが、最近はその夢がかなり具体化してきました。前は、楽しく小説を書いて暮らせたらいいな位に思っていたのですが、今は少し違います。
 知識を蓄え、考えることが心を豊かにする------僕もその通りだと思います。自分自身、僕は心豊かな方だと思っています。それは知識は足りないものの、様々な物語に触れ、時に主人公と共に考えます。そして、ついには生まれたアイデアを盛り込んで小説まで書きはじめるようになりました。
 “今時の若者”という言葉の使用頻度は最近頓に増えてきているような気がします。何をするにも無気力で、将来の事、難しい事をあまり考えず、ひたすら享楽に生きることだけを考えているという今時の若者、彼らの心は非常に貧弱です。若者だけではなく、不満や不安に心を満たし、それでも何ら革新的な行動を起こさずルーティンワークに日々を暮らしている中年層も同じです。
 僕の目標は、そんな空虚な彼らの心に何かを満たしてやることです。物語の中に引き込み、彼らの心に触れ、考えさせる。そんな小説が書きたいです。そうしたら、きっと世界が変わります。



web拍手お返事

>3番、3番をお願いいたします!

 昨日の日記の選択肢に対する答えですね、ありがとうございますー! しかしなんか随分お強い希望のようですね。
 え〜と、三番て何でしたっけ、……(確認中)……あのラブコメですか!? ぶっちゃけ一番目の無い選択だと思っていたんですけど(笑)。
 『ヒミツノサンカク』、実は第一話の展開、それから書き出しは大体固まっているのですが、細かいキャラ設定等をしなくてはならないし、舞台を高校にするか大学にするか迷っているところもあるので、連載するにしても随分先になると思いますので、気長にお待ち下さい。


2005年04月18日(月) とうとう10000ヒット達成の日

 おめでとー!
 ありがとー!

 というわけで、サイト10000ヒット記念を迎えました。所用期間は一年半強というところで遅いんだか早いんだか分かりません。
 肝心のキリ番は遊歩堂氏。よりにもよって内輪か。(笑)
 畜生、とっとと何かリクエストするがいい!

 リクエストとは別に、10000ヒット記念企画進行中。
 先ずはサイトリニューアル。今までのサイトとは一転して明るいイメージのモノを鋭意建造しております。
 “まほゆめ”キャラ人気投票も企画しておりましたが、他のサイトさんのキャラクター達と比べると、押しの弱いキャラだし、更新停滞している状況でやるというのも難なので、今回はやめておきます。

 さて、これからはメインの“まほゆめ”とは別に何か別の連載を開始しようかと考えております。いくつか候補があるのですが、どれがよろしいでしょう?

 1、“まほゆめ”外伝・幻想純愛オペラ『リヴァの歌姫』(第2部20話参照)

 2、電撃小説大賞投稿し損ね小説『生と死の狭間に』(現在の試読者様お二人の許可が得られればの話ですが)

 3、想 詩拓初一人称ラブコメディ『ヒミツノサンカク』(イマイチ設定が固まり切っていない)

 4、短編連作ドタバタサークルコメディ『KWC 〜こだわり道倶楽部〜』(←始めから書き直し)

 何気にweb拍手取得しましたので下のボタンからどーぞ。




 それはさておき、今日は新しいバイト先候補に行ってきました。別に仕事というわけではなく、これからの方針に付いての打ち合わせです。
 教科書決めから、カリキュラム組みまで、教室が作られて行く様子がみられるのは貴重な体験ですよ、ある意味。

 で、代表が言うには教える側も「しっかり勉強してもらわんとね」とか、「本屋とかでこういう参考書とか見てご覧」とか、結構時間外にも影響が出そうじゃありませんか。
 ちょっと密かに後込みしてしまう僕に、「教えられる側にとっちゃ、いい加減な責任感でやられたら困るんだから、バイト意識は捨てて、プロ根性を持ちなさい。それが出来んのならやめた方がいい」と続ける代表。

 ここまで来といて、逃げられるかー!
 ここで退いたら、男が廃るっ!

 代表の期待に応えるべく、勉強しようと胸に誓いましたとさ。


2005年04月17日(日) 図書館で本を漁る日

警告:少々“まにあっく”かもしれない趣味語りです。読んでも理解が出来ない作品名がたくさんでてくるかもしれません。分からなくても嘆くことはありませんので御安心を。そして殆ど分かった貴方、僕ととても話の合う友人になれると思います。


 Q:買いたくても見付からなかった本を図書館で見付けたらどーする!?

 A:指をくわえて立ち去る。


 僕は元々、図書館で借りる→気に入る→買うというパターンで本を買うのですが、それがシリーズものの場合は途中から図書館で借りるのを止め、即座に買っていきます。
 ただ今、そのリストに上がっているシリーズは時雨沢作品(『キノの旅』、『アリソン』シリーズ)、それから『フルメタルパニック』シリーズ……くらいですね。あとは意外と図書館で全部済ませています。
 この間ちらりと述べましたが、『アリソン3』の上下巻揃っているところがみつからず、買わないで喘いでいます。そして、上下巻揃っているトコロを見付けました! 冒頭で分かりますね? 図書館です。
 買っているシリーズの本は借りられる状況でも買うまで待つことにしています。お金を払う意義を失ってしまうからです。だから、この状況はかなりツラいものがありました(苦笑)。
 その後、尾崎駅前の本屋で『アリソン3』の下巻のみを見付け、買いました。揃ってなければ買わないと言っていましたが、とりあえず上巻は既に見付けているので、いつでも手に入れられる状況なのです。
 それから手に入れたのが『フルメタルパニック』シリーズの最新の2巻。長編の方が続くっぽいのでちょっと読むのが躊躇われるのですが、結構大漁でした(満足)。
 
 それでも『オーバー・ザ・ホライズン』だけは見付からねぇっ!


 話は変わりますが一年間離れていると、「中々面白かったけど、内容が思い出せないシリーズ」がたくさんあります。

 『Dクラッカーズ』『ダブルブリッド』『ザ・サード』『魔術師オーフェン』『ウィザーズブレイン』『第61魔法分隊』『LOST MOMENT』『東京タブロイド』『レベリオン』『コールドゲヘナ』『デュアン・サーク』『フォーチュン・クエスト』『鈴宮ハルヒの憂鬱』『僕にお月様を見せないで』『なずな姫様SOS』『住めば都のコスモス荘』『いつもどこでも忍2ニンジャ』『大久保町シリーズ』『吸血鬼のお仕事』『クロスカディア』『風水探偵タケル』『Missing』『無理は承知で私立探偵』『ザンヤルマの剣士』『狂科学ハンター』『キーリ』『ミュートスノート戦記』『ロードス島戦記』『フルメタルパニック』『モンスターコレクション』『僕の血を吸わないで』『月と貴方に花束を』『アリソン』『キノの旅』(思い付いたもの順。最後の方は所持しているシリーズ)

 さあ、八割以上分かった人、名乗り出なさい。(笑)
 もっとあるんですけど、あとは面白くなかったか、うっかり記憶から抜け落ちているか、ですね。一発モノ(『ラストビジョン』とか『タイムリープ』とか『冥王と獣のダンス』とか)を入れればさらに書き加えられますが、流石にカンベンして下さい(笑)。ちなみに『ブギーポップ』シリーズは敢えて外してあります。
 つまりここで何をいいたいかというと、続きが気になるシリーズがあって、続刊が出てても、前の展開が思い出せないので、始めから読み直さなきゃならなくなるって事なんですね。別に途中から始めてもOKな人間なのですが、読むならできるったけ楽しみたいじゃないですか。となると「読むの面倒だな」→「ま、読まんでもいいか」みたいな気分になってきます。でも、とりあえずちょびちょび読んでいきつつ、リニューアルついでに書評コンテンツなども設置したいと考えております。
 これだけあれば一年は読む本に困らないでしょうねー。

 うおぉっ!?
 現在アクセスカウント9999!



2005年04月16日(土) ささみジャーキーに舌鼓を打つ日

 今日の日中は両親、妹共に出掛けていたために、エリー(←ウチの愛犬。イギリス系ゴールデンレトリバー)と一人と一匹お留守番をしていました。
 一匹でリビングに置いておくと、何をするか分からないので(絵の具を食べた前歴がある)、僕も自分の部屋には行かず、一緒にリビングにいたんですよ。
 リビングにおいてある母のパソコンで、サイトのリニューアルの為の素材探しをしていたのですが、ふと見るとリビングの中にエリーの姿がありませんでした。それで探してみると玄関先で寝ていました。
 いつもはそんなところで落ち着いたりしないのですが、どうしたものでしょうか。
 少し考えてみたのですが、おそらく父と母に置いて行かれて寂しいので、帰ってきたら真っ先に迎えられる位置ということで玄関先にいたのではないかと。

 か、可愛いことを……っ!

 そんなエリーはウチの家族の愛を一身に受けているわけですが、特に両親は非常に彼女を可愛がっています。例えば、晩御飯はおかず付き(無論、塩分のほとんど含まれていない、犬が食べても健康でいられるもの)、週末にはたいていどこかに連れていってもらっています。よく考えてみると、僕と妹が小さかった頃にしてもらっていたことと同じなんです。
 そういうわけで、今日はささみジャーキーを手作りしている母。手作りっていってもレンジで火を通して、天日に干すだけらしいんだけど、これが結構旨いんです。(←喰ったんか
 別に味が付いているわけではないのですが、干すことによって肉本来の旨味が噛み締めるごとに口の中に広がってー♪ ってな感じです。

 あー、最近全然小説書いてないですね。特に「生と死の狭間に」試読者の方々(2名様のみですが)、お待たせして申し訳ありません。どうか気長にお待ち下さい。
 角川スニーカー文庫の賞を調べてみたのですが、どうもあれはファンタジーしか受け付けないようですなぁ。学園専門の賞にも当てはまりませんし。こうなったら、来年の電撃まで待ちますか……。


2005年04月15日(金) 黒い日

 昨日に引き続き暗いタイトルだ(笑)。

 僕がカナダにいた頃、周りには韓国人やらメキシコ人やらがうろうろしている多国籍社会の中にいたわけですが、当然自国の文化について語る機会もあったのですよ。
 そして時は2月14日。そこに出る話題といえば、バレンタインデーですな。日本のバレンタインデーは菓子屋の策略でチョコが主流ということで、本場のバレンタインデーでは、あまりチョコを渡したりはしないと思っていたんですけど、どうやらあちらでもバレンタインデーのプレゼントといえば先ずチョコレートなのだとか。
 無論、ホワイトデーはなく、性別に関係なくプレゼントを渡します。そして日本のように義理チョコをばらまいたりはあまりしないようです。

 そこで、話題になったのが韓国のバレンタイン文化。韓国のバレンタインデーは日本と酷似したもので、本番は女性が男性に、一ヵ月後のホワイトデーには男性が女性にお返しをします。そして決定的に違う点が一つ。
 韓国にはホワイトデーの更に一ヵ月後、4月14日にブラックデーが存在するというのです。
 さてこのブラックデー、何をする日なのかというと「バレンタインデーにもホワイトデーにもチョコを渡す相手がいなかった、つまり独り身の人達が集まってジャージャー麺を食べる日」なのだとか。

 なる程、確かにブラックだな。

 名前とは裏腹に、やっている本人達は結構楽しんでるそうですよ?




 今日は初めてのゼミでした。先生は取っ付きやすそうな人で一安心といったところです。同じゼミ仲間とはあまり話していないのですが、一人僕と同じく一年間カナダにいっていた人がいました。その人はバンクーバーだったそうですけど。ああ、あと一人文芸部の人もいましたね。趣味が合いそうな人がいてよかったぁ。
 入ってすぐ渡されたのは、連絡先等を書く小さな出席票用の紙と一緒に、B5版の作文用紙。

 センセイ、アンタいきなり作文書かす気ですか。

 別に文を書くこと自体は基本的に好きなのですが、内容によります。そしてその内容。「教科書を一読して、関心のある事柄を選び、さらにそこからどういう研究をしていきたいか」

 初日に考える内容じゃねェッ!

 書き忘れてましたが、僕の演習は「社会言語学」、そのテーマは「多言語社会の諸問題」といいます。
 そこで僕が選んだトピックは「言語支配」。この表現は必ずしも適切ではないのですが、そのトピックから僕が勉強していきたいと書いたのは、英語。
 今、成り行きで国際公用語みたいな扱いになってしまっている英語。どういう経過でそこまで広がってしまったのか……つまり英語の歴史を調べるわけです。そしてできれば、これからのグローバル化で、どの国でも公共の場で英語を使う機会が増えていく中、それぞれの国語は生き残れるのか、それとも共存するのか、それを予測したい、と書きました。

 書くだけならいくらでもうそぶけるしな。

 それでも結構本気で興味があるんですよ? 英語史。


2005年04月14日(木) 血みどろの日

 今日のタイトル怖いな(汗)。なんかこう短い分、ボソッとしたかんじで。
 いや別に他意はないんですよ。ただ、最近ちょっと問題になっている献血に関して自分に起こったことを語ろうかな、と思っていたわけでして。
 先週の金曜日か土曜日で、電撃文庫レースのゴタゴタで話すの忘れていたのですが、市役所で献血を行っていたんですね。注射は嫌いなんですけど、献血は機会があれば必ずする事にしています。別に減るものではありませんしね。
 それで、問診票も書いて、お医者さんの問診を待っている間、横に書いてある「以下の条件に合う方は献血を御遠慮願います」って書いてある部分を読んでたんですよ。今まで引っ掛かったことないんで、ちょっと興味本位のつもりで見てたんです。
 そして以下の記述が目に入りました。

6、1980年(昭和55年)以降英国に一ヵ月以上滞在したことのある方。
7、海外から帰国して四週間以内の方。

 二つも引っ掛かってルー!

 7番目は覚えてないんですけど、6番目は前は半年とかいう長さでしたよ? 大体7番の条件なんですけど、今の若者はガンガン海外旅行にいく世の中、春休みも開けようかという時期にする献血には随分キツいものがあるのではないかと。
 6番の英国の件は有名ですよねー。変異形クロイツフェルトヤコブ病。発病した男性が、一ヵ月だけ滞在している内に感染してしまったらしいので、この厳しい条件になってしまったそうですが。しかしこの条件、7番目と違って下手したら一生付きまとってきそうなんですけど。
 それでも本当に血液が足りなくなれば少々の危険は冒してでも、そういう僅かな可能性に引っ掛かってしまった人達にも献血を仰ぐべきだと思うんですけどね。

 それと献血関係のホームページでこういう資料を見付けました。
 一番恐ろしかったのは1667年の最初の人間に対する輸血。何と小羊の血液を輸血したというんですよ。それで一時は回復したというんですから医学は神秘ですな。
 そしてしばらくは血液型の存在も知られないまま、輸血をして失敗をしたり、成功したりをしていたそうですが、20世紀に入ってすぐ(←意外と最近なんですね)にラントシュタイナーという人がABO式血液型を発見しました。
 この資料には載っていませんがウィキペディアによると、全ての血液型が一気に見付かったわけではなく、先に発見されたのがA型とB型。そして後にそのどちらでもない血液型がC型と名付けられ、その後、AB型が発見されます。そして最後に正体不明だったC型の秘密が解明され、改めてO型と名付けられたようです。

 僕はこの前まで知らなかったのですが、血液型が違っても輸血できる場合があるんですってね。A型、B型はそれぞれAB型にも輸血できるそうですし、O型に至っては他の三種類の代用にできるとか。まあ、それでも条件が揃っている場合に限った話で、基本的に異血液型間の輸血は避けられているようですが。

 血液不足はかなり深刻なようですので、皆さんも出来るだけ献血に協力をしてあげて下さい。


2005年04月13日(水) ちょっとした現実ミステリーの日(解決編)

 はい、お待たせしました。ちょっとした現実ミステリー、解決編であります。古畑任三郎のテーマをバックにお楽しみ下さい。

 さて、本編の解決に入るにあたって、昨日のあらすじを説明しておきましょう。
 僕は二限目の講義「共通自由特別講義 〜職業を考える〜」に出席するつもりでしたが、講義には少し遅れてしまいました。
 しかし入った教室で行われていたのは別授業。教務課の職員の方にも手伝ってもらい、色々確かめましたがどうして、本来の教室で別の授業が行われているのかは謎のままでした。ちなみにここで確かめられたポイントは以下の通り。

 1、入る教室は間違っていなかった。
 2、教室変更や、休講の可能性は無かった。
 3、僕以外の人で教室の場所を尋ねに来る人はいなかった。

 さて、それらを踏まえて、本編に行ってみましょうか。




 もう一度事実をよく確かめてみよう、と僕と教務課の職員さんは教務課に戻った。そこで職員さんは別の職員さんを捕まえて聞いてみた。
「あの〜、この『職業を考える』って授業、教室変更か何かありましたか?」
「いや、無いよ。どうかしたんか?」
 聞き返されて、職員さんが今までの敬意を説明すると、もう一人の職員さんは呆れたように言った。
「あのな、この講義、二限目やで?」
 そう言われても意味が分からず、きょとんとしていると、その職員さんは続けて言った。
「今は、“一限目”」
 僕は思わず時計を見た。現在午前10時20分。そして唐突にある事実を思い出した。





























 ------二限目は“11時”からだ。------



























 つまり僕の周囲は何も間違ってはいなかった。僕が二限目の開始時刻を10時からだと思ってしまっていたのだ。
 それに気付くと今まで不思議でしようがなかった事にどんどん合点が行く。
 時間が違えば、同じ教室でも全く別の講義をやっているのは当然の事だ。あの時やっていたスポーツ学の先生が「“ちょっと”遅れた」という言葉に反応したのも頷ける話で、あのスポーツ学は9時20分から始まる一限目の授業だ。10時過ぎに入れば40分遅れになる。それは明らかに“ちょっと”と言える範囲ではない。
 さらに間違っていたのは僕の方で、周囲はなんら異常は無かったのだから、周囲で同じように困る人間がでるはずもない。
「あー、そこは最初に僕がツッコまなあかんトコやったな」と、一緒にいた職員さんがコメントする。そう、唯一僕以外で間違っていたのがこの職員さんで、すぐに僕の勘違いに気付けなかった事が、この事件を一層ややこしいものにした。
 何とも下らないオチに、お互い笑いあった後、僕に出来た事は「お騒がせしましたー」と、早々に学務課を後にする事だけだった。



 リアルでここまで綺麗なオチが付くのも珍しかろう!

 というわけで、解決編でした。ちなみに、台詞等の細かいディテールはともかく、この話には一切の誇張表現は含まれておりません。完全ノンフィクションです。
 結構楽しい体験でしたよ?








 ちょっと私信。卒業された方も含む、四回生以上の出版会部員各位へ、報告があります。
 本日、ノ〜トルダム姫子氏が部室に出現致しました。


2005年04月12日(火) ちょっとした現実ミステリーの日(問題編)

 あっはっは、忘れてましたよ。日本の雨の鬱陶しさを。
 特に今日はイヤらしかったですねー。軽い雨で風がふいていたので、傘を差していても腰から下がガンガン濡れていくんです。
 そんな雨の中、今日の事件は起こりました。それでは、自分視点一人称小説風味でどうぞ。




 僕は普段通学に自転車を使っている。厳密に言うと、電車も使っているのだがややこしい上、ここでは不必要なので説明を割愛する。
 しかし雨の日は自転車に乗れない。要因はいろいろあり、その一つ目は、傘を差しながら自転車に乗る自信がない事。やって出来ない事はないだろうが、危ない上にイマイチその行為が好きじゃない。大した事じゃないのに、人がやっているのをみると訳もなく妙に腹が立つ。誰にでもそういう行為の一つや二つ必ずあるものだろう。
 なら雨合羽を着ればいいだろう、と思うだろうが、合羽は脱着が面倒だし、蒸し暑い。それに雨の日に自転車に乗ると目に飛び込んでくる雨粒が鬱陶しくて仕方がないのだ。その他あまり合理的でない思考の末、たたき出される答えが「歩いた方がマシ」という結論だ。
 さて、自転車でも30分掛かるところを歩くとなると相当時間がかかる。僕はいつも雨に備えて“歩いて言った場合、ギリギリの時間”に家をでるので、自転車で行くと余裕だが、歩きとなると少し急がなくてはならない。

 学校に向かって歩き始めたのが8時55分。ここから学校まで歩くとなると一時間強掛かるので、授業に間に合うかどうか微妙なところだ。少し早足気味に歩く事を心掛けながら行けば何とかなるだろう。
 歩くのは結構好きだ。人の話も聞かなくてもいい、あまり周りに注意を払わなくてもいい歩行中は考え事に没頭できる。これでいつでも小説の次の展開の事を考えられると、建設的なのだが、七割方は全く違う。夢みたいなものだ。それでも、寝ている時が心地良いように、歩きながら見る夢も割と楽しい。

 時々時計を確認しながら歩き、ほとんど時間ちょうどに教室に飛び込んだ僕だったが、授業はもう始まっていた。が、その時黒板に書かれている文字をみて眉を潜めた。
『映画「命を掛けたザイル」』
 この授業は「共通自由特別講義 〜職業を考える〜」という授業のはずで、それにしてはその黒板に書かれた文字はそぐわない内容ではないだろうか。
 僕が入ってきた時、その授業を教えていた先生が資料を配っていたので、とりあえず資料をくれるように先生に頼んでみた。
「すみません、僕にもそれ、いただけますか? ちょっと遅刻してしまったもので……」
「あぁ“ちょっと”、ねぇ」
 その時、先生は僕の言葉に何かが引っ掛かったような妙な反応を見せた。学校に着いてからは時計を見ていなかったので確信はなかったが、遅刻は五分以内で済んだはずだ。それは“ちょっと”の範囲ではないのだろうか。
 それから、黒板の内容が気になっていたので、僕は念のためにこの授業は「共通自由特別講義」か、と聞いてみた。すると先生はそんな言葉は初めて聞いた、というような顔をして僕に渡そうとしていた資料の片隅に書いてある文字を示して見せてくれた。僕の危惧した通り、それは全く違う「スポーツ学演習」だかの科目だ。
 つまり、僕は全く違う授業に来てしまったという事になる。

 だが手持ちの履修授業リストと照らし合わせても、教室は間違っていない。教室変更もあったのだろうか。否、もしそうなら、あの「スポーツ学」の先生も教室変更があったからじゃないか、と言ったはずだ。
 とりあえず掲示板で確かめてみると、教室変更ではなかった。休講でもない。リストに載っている教室が間違っていたのだろうか、と教務課に行き、時間割りを見てみると間違ってはいない。
 ますます謎が深まるばかりで、僕一人では収拾がつかなくなったと判断した僕は最終手段とばかりに、教務課の職員さんを呼んで尋ねてみた。教室変更するにしろ、何をするにしろ先生達は教務課を通して手続きをしなければならないらしいので、教務課の人に聞けば一発で本当の教室が分かるはずだ。
「ええと、僕この二限目の『共通自由特別講義』っていう授業を受けるつもりでこの教室に行ったんですけど、全く別の授業をやっていたんですよ。一体この授業ってホントは何処で行われているんですか?」
 ところが事情を聞いた職員さんは僕と同じくらい不思議そうな顔をして、とりあえず元の教室に戻って確かめてみる事になった。
 結果、やはりその教室では全く別の授業が行われており、もう一度掲示板を確認してもやはり教室変更、休講の事実がない事が確認できただけだった。
「こんな調子だったら、他の人達も教室見付からなくて迷ってるんじゃないですか?」
「そうやねー、でも今のところ一人も来てないけど」

 教室変更、休講もしていない授業。
 入った教室は間違いなく時間割りに書かれている教室。
 教務課に確かめても何の異変も見付けられない。

 混乱しているのは僕達二人だけで、他は全てが日常通りに動いている。全てが正常に動いている。
 なら、僕が受けるはずの授業は何処に------?

解決編に続く



 ホントは全部書くつもりだったんですけど、書いてる内にミステリーっぽくなってきたので、問題編と解決編に分けます(笑)。

 何故、僕も教務課の職員さんも、僕が行くはずだった授業の教室を探し出す事が出来なかったのでしょうか?

 ヒントは十分過ぎる程に文中に示されています。状況を整理して、ちょっと考えれば簡単に分かるはずです。この事件の、馬鹿馬鹿しい、というか痛々しいオチが。

 どーですか、棗さん。図らずも生まれたみすてりーですよ。曲がりなりにも。お祖父さんの名前に掛けてこの謎解いてみせませんか?


2005年04月11日(月) 欲しい本が見付からない日

 あららー、文章下手だなー。同じ語尾続いてるし。見ていられん文章だ。誰だー? こんな文章書いたヤツはー?(笑)

 あ、俺だ。

 “まほゆめ”第1部、ある人の指摘を受けてから、非常に読みづらくなりました。展開は非常にいいとのことですが、とにかく文章力に欠けると。
 はっはっは、何を仰るか、と自分の作品を読み返してみてビックリしました。よくこんな文章自信持って人前に晒してたな。ハッキリ言ってボロボロです。何の美しさも感じられません。
 よく考えてみれば、あれを書いたのってもう三年くらい前になるんですねー。そりゃまだ下手なハズですよ。

 最近どうも、満足な作品が書けません。目が肥えて来たっていうんですかね、自分の小説が面白く見えないのですよ。これで、自分の目にも満足いく作品が書ければ、それはかなりのレベルに達する事ができるでしょうねー。
 小説家を目指す自分としては有り難い変化といえるでしょうが、元々書く事を楽しんでいただけに少々寂しい状況です。前は素直に「うおおぉっ! すげえ、俺って天才じゃん!?」とかお手軽且つ素直に自画自賛できて書くのが楽しかったのになぁ。

 それはともかく、今日は「キノの旅」の8巻を買って読みました。第1話の“師匠”のオニっぷりは必読ですねー。あとこの人の単行本、毎回毎回あとがきが凝ってて楽しめるんですが、今回もスゴい。
 あと読みたい本がいくつか残ってます。サイト閉鎖してても未だハマりっぱなしの「カーマリー地方教会特務課の事件簿」の橘さんが書いた「オーバー・ザ・ホライズン」、あと「キノの旅」と同じ時雨沢さんの「アリソン3」の上下巻。近くのTSUTAYAには上巻があるのですが、下巻が見付かりませんでした。上下巻、一気に揃っていないと買う気が起こらないんです……誰か僕に買って送って下さい。
 既読では阿智さんの「僕にお月様を見せないで」シリーズでしょうか。周りでは不評なんですけど、僕結構好きですよ。もちろん一番はドッコイダーですけど。そういえば「なずな姫様SOS」がたくさん新刊でてたなぁ。
 あと、普通の大人が読む小説にも手を出していきたいですね。

 履修登録終了−! なんと演習以外テキスト不要。大学の授業のテキストって総じて不等に高いですからねー。作るのに手間が掛かるわりに需要が少ないだけに高くしなきゃ採算とれないっていう事情は分かるのですが。
 授業の入りにくい水曜日に三限ある分、何か微妙に忙しい気がします(汗)。でも、一週間の内、一日も一限目から四限目にかけて埋まっているという日がないことと、週の後半がわりと空くってことくらいでしょうか。


2005年04月10日(日) 締め切り日で失速の日

 さあ、電撃文庫ゲーム小説大賞レースもいよいよ終盤となって参りました。次々と原稿が完成したという情報が入ってくる中、想 詩拓選手の原稿はやっと中盤を超え、残るは3章、起承転結の「転」に差し掛かろうとしたところであります。おおっと、想 詩拓選手がキーボードを叩く手を止めています! 『昼間は書けない症候群』だぁ! これはどう見たものでしょう、解説の森水さん?(元ネタ分かったキミは相当な“想 詩拓ふりーく”だ!)

陽太:多分、ネタ切れだろ。想 詩拓は最近台詞が3つ以上続くのを嫌うやつだからな。その間に地の文を入れなきゃならないのだが、会話シーンはとにかく動きが少ないからな。地の文で書ける事が中々ひねり出せないんだ。それに会話の繋がりがどうしても悪くて詰まってしまう事もある。

 なるほどー、ありがとうございました。さて夜になってくるといい加減に危機感が募ってくるのか、ゆっくりとですがタイプを始めています。〆切り日は本日午後四時! よく見ると、想 詩拓選手、昨日昼間出掛けた際に買ってきたものの包みを開けています。あれは何でしょう……? ブラックブラックだ! あの舌が痺れる目覚ましガムとして定番のブラックブラックガムだ! ガムに関して想 詩拓選手はあるこだわりがあるそうなのですが、森水さん、なにか御存じですか?

陽太:ああ、粒より板のガムが好きなんだよ。粒のは量が少なくてイマイチ食った気がしないのが嫌らしい。しかしガムは効果的なんじゃないか? 顎関節の咀嚼運動は脳の働きを活性化させるらしいし。

 結構どうでもいいこだわりですねェ……。さあ、皆さん、東の空をご覧下さい! よく晴れたそらに太陽が昇ってきています! おそらくこのレースに参加している人々の一部はこの太陽が黄色く見えている事でしょう。おおっと、想 詩拓選手一度原稿をブリーフケースに保存しました。新章が完成した様子ですね。展開的には転から結に移ろうとしているところでしょう。残りは約9時間、この勢いのまま一気に完結させるか!? だがしかし、そのタイプする手は止まる! どうした、想 詩拓!?

陽太:やはり駄目だったか……想 詩拓一章完結されると、気が抜けて次の章を始められる状態になるまで随分時間が掛かるんだ。

 それは作家としてかなりダメですね!
 さあ、想 詩拓選手が足を止めても時間は刻々と過ぎていきます! 時間と残りの量を考えると既に完成は不可能! 残念無念、想 詩拓! 第12回電撃文庫ゲーム小説大賞レース、時間切れにより脱落と書いてリタイアだあぁっっ!
 しかし私はいいたい! しみったれた感動を見せてくれた想 詩拓選手に「有り難う」と! 「君の事は忘れない」と! 「どうせ間に合っても校正出来なかったし、一次選考も通らなかっただろ」と! 「ていうか、オマエ帰ってきてから漫画とか読みすぎじゃ」と! それでは感動の熱の中で、大平洋上空から実況でお伝えしましたー!


 というわけで、間に合いませんでした。泣きませんよ。ここで泣ける程頑張ったわけではないので(誘惑に負けて漫画とか読んでたのは事実ですし)。原稿が〆切に間に合わないという事態は初めてです。今まで出版会の原稿で遅れた事ないのに、なんでこんな重要な時に……!
 一緒に時間と闘っていた心のライバル(←あっちはこっちの事を知らない/痛)は深夜ゆうゆう窓口で投稿されたとか。梅田まで出れば24時間開いていたのか! ていうか、この人、僕とけっこー近いとこに住んでますね。でもギリギリで完成して推敲ナシで投稿、しかも最後の方は睡眠時間一時間半(僕には出来ない真似だ/苦笑)の状態といいますから、ナチュラルハイで書いたラストが滅茶苦茶になっていたり、誤字だらけになってはいないのだろうかということが心配ですね。

 ちなみに、僕が投稿し損ねた「生と死の狭間に」は、角川スニーカー文庫(〆切り10月1日)の方に投稿したいと思います。その間に富士見ファンタジア文庫もありますが、あそこのラインナップを見る限り、暗い系のこの小説はきっと受け付けないだろうと思いますのでね。スニーカーで蹴られたらもう一度来年の電撃に投稿する予定です。出来たら新作の投稿小説もつけて二作投稿で。

 さぁて、執筆にかまけていましたが、やる事は山積みですのでそちらを片付けていきませんと。
 サイトではとりあえず10000ヒットに向けてリニューアル工事開始。あとカナダにいた時の友人みんなにメールを送ったりして、履修登録をして、出版会の活動手伝いつつ原稿をとりあえず完成させて、寝かせている間に“まほゆめ”第3部の構想をねって……
 ああ、忙しい忙しい。
























 ……………………くそぅ。


2005年04月06日(水) 不思議飲料にツッコミを入れる日

主食にショートケーキ! デザートにおでん!

 ↑僕の今朝の朝食です(実話)。

 そんなわけで今日も原稿片手に出版会の勧誘に向かう僕。冗談抜きで僕と二回生部長オグウ君しかいなかったので、ビラまきはオグウ君に押し付け、僕は一人ブースで昼寝+小説書き。ひょっとして来ていないヤツより始末が悪いかもしれません(汗)。
 今日も閑古鳥が鳴いていた以外は特に何も起こらなかったのですが、昨日書き忘れた事が一つだけ。

 一昨日、三回生ナナシ君とコンビニにお昼を買いに言った時に見付けたもの。それはパックに入ったコーラでした。それだけでも妙なので、ちょっと目を凝らして見てみると、明らかに異常な表記発見。
 ほう……「無炭酸」とな。しかしその隣でデカデカと書かれた言葉は更に衝撃的だったのです。

 「乳酸菌飲料」って何!?

 本当にコーラを名乗る資格があるのかこの得体の知れない液体は。

 そして、翌日やはり同じコンビニにお昼を買いに行き、そのコーラを名乗る乳酸菌飲料を買うチャレンジャー・ナナシ君。僕は君を見直しました。
 僕も一口飲ませて頂いたのですが、二人で同意を得た味の表現。「薄いヤクルトに気の抜けたコーラを混ぜた味」
 確かに無炭酸で乳酸菌飲料のコーラだー!

 ちなみに外見はこちらの日記を参照のこと。
 なんとか写真を引っ張り出す為に「コーラ」「無炭酸」「乳酸菌飲料」で検索掛けてみたら、全部この不思議飲料に対してツッコミを入れた日記ばかり引っ掛かりました。

 そうか、この飲み物はツッコミ待ち商品だったんですね。
 今度、こういうツッコミどころのある商品を集めた記事とか作りたいなぁ。


 電撃ゲーム小説大賞投稿〆切り日まで、あと日(叫び)。


2005年04月05日(火) 降って湧いた一石二鳥の日

 昨日はワガママ言って申し訳ありませんでしたァッ!(激しく土下座)

 ここまで誰も来ないのも珍しいってくらいに人が来ませんでした。ていうより新入生の数がやたら少なくて、ビラをバラ巻く機会を失ったってのもあるのですが。ポカポカ陽気がいい空の下、ブースで小説の続きをノートに綴っていました。
 それから、一つ下の後輩にあたるナナシ君とお昼を買いに行っている時のこと。ナナシ君がパソコンでいろんな資格を取っているという話を聞き、自分の英語も使わなきゃさびるよなー、みたいな話をしている時に出た言葉。
「ウチのパソコン教室って英語教室もやってるんですけど、そこで英語のできる講師を探してるんですけど紹介しましょうか」
 
 何デスト!?

 今、戻ってきたばかりで丸っきりの無職なんですけど、今獣看護士の専門学校に行っていた妹が社会人になり、ほとんどのお金を自分で払いだした為、兄の僕としてはなかなか積極的に親にお金の無心に行けなくなりまして、バイト先を探してたんですね。
 そして最近の命題が、「向こうで身につけた英語が錆びないように勉強する」「バイト先をさがしてお金を稼ぐ」の二つになるわけですが、「英語に触れていられてお金も稼げる」というこのバイト、まさに一石二鳥ではございませんか!?

 それからは事が急に運ぶ運ぶ。何と今日の内に見学に来いといわれ、授業にお邪魔しました。
 割と特色のある塾なんですよ。英語を教える私塾と言えば英会話教室か、受験用の塾という具合なのですが、この塾はその間を取って、リスニングとスピーキングをしつつ、学校の文法もしっかりと抑えて行く、という方針。
 さらに面白い事に、英語専科設立2年目。
 元々パソコン教室のみだったのが、会社員用にマーケティングを教えたりするようになり、さらに英語に手を伸ばしたところだそうで、ビラの内容や授業料について意見を求められたのは初めてです。
 さらにこの塾の代表、喋る喋る。教育方針は当然としてこれからの経営戦略などを一から十まで教えて頂きました。その話っぷりは「今まさにノッてます」って感じでした。
 設立2年目で、まだ手探りの状態。これってベンチャーじゃないですか、結構燃えてきますねー。


 でも話が長くなったお陰で時間が………


 電撃ゲーム小説大賞投稿〆切り日まで、あと日(汗)。



2005年04月04日(月) 寒空の下、閑古鳥が鳴く日

 どっかに文章書くのが好きで、電波入ってない一年生いねェかな。(←無理難題 <特に後者)

 部の勧誘ってのは難しいモンですね。勧誘活動はあまり好きじゃないんですよ。特にビラ配り。だって自分だってされたら嫌やし。
 元々ね、出版会っていう部は勧誘されて入るところじゃないんですよ。僕だって入学式の前から入るって決めていましたし。今いるメンバーで今やってるビラ巻きしつつ獲物を確保→連行→説明(うわ、改めて手順を書いてみたらまんまキャッチセールスじゃん/汗)という勧誘活動に引っ掛かったヤツは皆無なわけです。
 あと一番問題なのが、類は共を呼ぶというのか、今出版会にいる人間は人種が偏ってしまっている感が否めないので、入ってくる人はガンダムにやたら詳しかったり、B級映画でアツク語れたり、女性キャラを「萌え」という物差しでばかり測ったりしない人だったらイイな☆とか、思うんですけど、これ夢ですか? 叶わない夢なんですか?
 ちなみに男所帯でむさ苦しいンで、女性が入ってくれると非常に嬉しいんですけど、これ幻ですか? 幻でしかあり得ませんか?(切実)

 ともあれ、とりあえず存在自体、あまり知られていない部なんで、とりあえず出版会の名と活動ぐらいは知っていただこう、ということでとりあえず部員を入れるより存在をアピールする方を重視したほうが良さそうですな。

 電撃ゲーム小説大賞投稿〆切り日まで、あと日(泣)。


2005年04月03日(日) ヨハネ・パウロ二世が死去した日

 というわけで、危篤のニュースが入って3日と持たずにローマ教皇が亡くなられたそうです。ウィキペディアで調べてみたところ、在位は1973年からで僕が生まれる前からみたいですね。
 この人が教皇になる過程はなかなか興味深いですよ。前教皇ヨハネ・パウロ一世が選出された時、コンクラーヴェ(教皇選挙会)に参加しており、本人はもう二度と参加出来ないと思っていたらしいのですが、ヨハネ・パウロ一世の教皇就任後わずか33日後に急逝してしまったため、もう一度コンクラーヴェが開かれ、今度選ばれたのがカロル・ユゼフ・ヴォイティワ、つまり今までの教皇ヨハネ・パウロ二世だったということですね。ちなみに、264代目にして初のポーランド人教皇であったそうです。
 ニュース等でも「空飛ぶ教皇」と呼ばれる通り、ヨハネ・パウロ二世は世界中を飛び回って活動し、異教派間の関係をよくする事に尽力していたらしく、僕からみると結構好感の持てる人ですね。

 わずか33日で急逝したヨハネ・パウロ一世の名前を継いでいるだけあって、彼の遺志を組んだ行動が多かったわけですが、このヨハネ・パウロ一世に付いても少し調べてみました。
 二世が「空飛ぶ教皇」と呼ばれていたように、一世にも二つ名がありました。それが「微笑みの教皇」。飾らない態度と率直な姿勢が人にそう呼ばせたのですが、この人が短い在位期間の中でした事をみると納得がいきます。
 まず、一世は教皇として始めてヨハネとパウロの二つの名前を複合させた名前を使います。そして、教皇演説の際の一人称を一人称複数の「われわれ」から一人称単数の「わたし」に置き換えました。これの意味はよく分からないのですが、「率直な姿勢」とはこの辺に現れているのだと思います。
 更に、これは周りからの圧力によって成らなかったのですが、豪奢な教皇冠を被る事を拒否しました。つまり「飾らない態度」です。ヨハネ・パウロ一世は聖職者があまり贅沢な格好、もしくは行動をするべきではないという考えをもっており、宗教的な意味もなくお金の掛かった事柄に関して積極的に廃止させるように動いたようです。実際跡をついだ二世はそれらの事柄の幾つかを実際に廃止しています。
 つまり、この教皇は非常に革新的なんですね。正しいと思った事は徹底して守り、間違っていると思った事は徹底的に守る、そういう態度が率直だといわれる所以なのでしょう。また、ヨハネ・パウロ一世は33日目の朝、突然自室で遺体となっているのを発見されている状況から、他殺のセンでも見られていたそうです。この積極的な性格も、「出る杭は打たれる」という例に引っ掛かったと思うに十分なものがありますからね。
 あ、ちなみにですね。僅か33日で在位期間を終わらせてしまったヨハネ・パウロ一世でありますが、これは歴代一位というわけではありません。最短記録はウルバヌス七世(在位1590年)の13日間ということです。

 さらにこれから行われるであろうコンクラーヴェについてもちょっとだけ調べてみました。コンクラーヴェは基本的に枢機卿のみによって組織される枢機卿会がヴァチカンはシスティーナ礼拝堂の鍵を掛けた部屋にこもって行われるそうです。
 えらく閉鎖的に聞こえますが、これは大事な教皇選挙を外部から干渉されたくないから、ということです。しかしあまり厳重ではないでしょうな。
 選挙システムの説明をしますと、選挙権があるのは枢機卿以上ですが、選ばれる側、つまり被選挙権は司教以上(80歳以下)であれば誰でも選ばれる可能性はあるそうです。しかし慣例的にコンクラーヴェに参加する枢機卿の中で誰かが選ばれるのが通例みたいですね。
 選ぶ方法は極めてシンプルで、枢機卿達で投票し、その中から3分の2以上票を集めた人物が次の教皇です。もし、一度で決まらなければ3分の2以上集まる人物がでるまで何度でもやり直します。
 この際、少し古風な慣習がありまして、外部は選挙の結果を一切知らないわけですが、投票が一回終わるごとに中にいる枢機卿達はある事をして「選挙が終わったか終わらなかったか」を外界に伝えます。その方法とは煙です。つまり暖炉に乾いた藁をくべて白い煙を出すと「教皇が決まった。選挙は終わりだ」という合図。湿った藁で黒い煙を出す場合「今回の投票では教皇が決まらなかった。選挙はまだ続く」という合図、というわけです。
 あと、教皇の在位は基本的に終身で教皇の死か何らかの理由で退位するまで続きます。そしてコンクラーヴェが行われるのは前教皇の退位の直後である為、当然コンクラーヴェが終わり次の教皇が決まるまでは教皇の椅子は空位です。これを「使徒座空位」と呼びますが、この状態の時、教皇職を代理するのは枢機卿達です。枢機卿、特にヴァチカンの国務に関わっていた人達は使徒座空位に伴い本来の役職を解任され、代わりに国務長官だった枢機卿を長とする使徒座空位期間事務局という組織が設置され、国が運営されるみたいですね。

 ちなみに選挙に国の運営、と使徒座空位期間の間、大忙しとなる枢機卿ですが、実は日本人にも枢機卿がいます。歴代で五人いますがその中の2人はまだ在位中です。白柳誠一氏と濱尾文郎氏ですが、この二人も選挙権はもっていますから、今頃はコンクラーヴェに向けて準備中なのでしょうね。


 はあ、随分長々と書いてしまいました。
 上記の事は全部ウィキペディアからの出典なのですが、面白いですなー、ウィキペディア。適度に主観が入っていたりするし、関連の用語にはリンクが入っているので、分からなければすぐに調べ上げることができるし。
 これからも何か事件があったらちょくちょくウィキペディアで調べてメモっていこうと思います。

 って、こんなウンチク垂れてる場合じゃねえっ!!
 あと6日。>電撃文庫の〆切り


2005年04月02日(土) 残りの日数に焦りを感じる日

 危ない危ない、寝る寸前でこの日記をかいていない事に気が付いた想 詩拓です。
 さて、カウントダウン10を切りました。何がって……電撃文庫ゲーム小説大賞の投稿〆切り日迄ですよ。
 そして僕は予定としてまだ半分くらい残しています。
 今日なんて数行しか書き進めてないし。日本に帰ってきてからどうも調子がおかしいと言うか何というか。カナダに残っていた方がたくさん書き進んだかもしれませんね。気が付くとぼーっ、とネットサーフしてるんですから。
 でも計算上、二日で二章書き上げれば何とか原稿は上がるはずなんですよ。ここさえ乗り切れば一気に最後迄駆け抜けられるはずなんです(確か前の章で手間取った時もそう言ってたような気がする/汗)。
 最後の校正はできるかどうか危ういですけど。最後の日なんて、徹夜になりそうですね。

 大学始まるの9日からでよかったー。


2005年04月01日(金) 日記CGIを借りてみた卯月の愚か者の日

 いままでは自分でページを作って日記をかいていたのですが、今日から日記CGIを使うことにしました。目次等を作る手間もないし、タグもいろいろつかえるらしいので。
 エンピツは有料らしいのですが、割と僕のお気に入りのネット作家さんはみんなコレを使っているものでそれにあやかろうかと、とりあえず二週間のお試し機関で借り手みました。

 とりあえずこの日記の方向性としてはですね、とりあえず、その日あったコトとか、連載作品の企画(番外編とか質問系とか裏設定公開とか)、資料メモ(使えそうなヤツをここにメモっとく)、書評(ジャンル偏りそうですけど)、趣味・こだわり語り(他人には引かれる事必至)などなると思います。
 早い話が何でもアリの雑文です。
 あと短編連作(KWCじゃないですよ)もここで連載出来たらいいな、と思っています。

 とりあえず、できるったけ毎日やりたいと思います。願っています。ホントです。
 嘘じゃありませんってば! いくら今日が嘘付く日だからって!(タグ試験使用)

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