読書記録

2021年10月25日(月) 天地明察 / 冲方丁 (うぶかた とう)



 江戸時代(家光〜綱吉の頃)、「日本独自の暦」を作ることに生涯を賭けた男がいた。
碁打ちにして数学者の20年にわたる奮闘と挫折の物語。

映画化されてたことも知らずにいた。


韓ドラの「チャン・ヨンシル」と同じだ。



2021年10月09日(土) 流浪の月 / 凪良 ゆう

 
家内更紗

父が亡くなり、母がいなくなって更紗は叔母の家に引き取られた。
中学生の男のいとこが変なことをしてくる。
公園で知り合った 佐伯文に助けられるように彼の家に行った。

文は更紗が以前 住んだ家のように夕ご飯をアイスクリームにしても、寝転がって食べることも許してくれた。
が、文は小児性愛者として拘束されてしまった。

大人になった更紗は同棲していたが、引き寄せられるように文と再会した。 



2021年10月02日(土) 死という最後の未来 / 石原慎太郎 曽野綾子

 若い頃から なぜか 『死』について考えるというか、思うことが多かったので 最後の未来というタイトルに惹かれて読む。

 キリストの信仰に生きる曽野綾子さん。
 法華経を哲学とする石原慎太郎さん。

対局の死生観ではあるが、同じ物書きでおられるお二人の対談。

曽野綾子さんは夫の三浦朱門氏を、
そして石原慎太郎さんは弟の石原裕次郎さんの死を体験しての数々のことば。

曽野綾子さんは自然に任せると、
石原慎太郎さんは最後までしたたかに生きて、死を体験したいと。







私、曽野綾子さんの小説 昔にまぁまぁ読んでるわ。

 納得して死ぬという人間の務めについて  
 言い残された言葉                 
 貧困の光景              
 虚構の家           
 木枯らしの庭         
 極北の光       
 天上の青         





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