うさぎのつぶやき
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今日6/27は、私のお誕生日です。 いい年をして、「お誕生日」もないんだけど、私の母の 「初めての出産記念日」でもあるわけで・・・。 私のほうから、ありがとうって言うべきなのですよね。
そういえば、先日母の日に、ある歌手がいってました。
“映画評論家の、故淀川長治さんが、 『ボクは、母に感謝する日が、年に二回あるんです。 それは、母の日と、ボクの誕生日です。誕生日は生んで くれて有難うって言う気持ちなの。』 こういっておられたのを聞いたことがあります。”ってね。
そのとき、ああ!私と同じだって思いました。 自分が子供を生んだ時にそう思ったんですが、お誕生日 が来る度に子供は、周りからおめでとう!と、祝福され、 プレゼントを頂きますが、主人も主人の両親も私に対して 何も言わないのね。
この子を生んだのは私だぞ〜って、いつも心で叫んで ました。
だから私は毎年自分のお誕生日には母に感謝をします。
――かあさん、ありがとう!――
今日は、「父の日」。
先ほど、田舎の父に電話を入れました。
数年前は体調を崩し母を心配させた父でしたが、 随分元気になって、「動」の母と「靜」の父と、 とても良いパートナーシップを繰り広げております。
私たちの年代になると、どうしても両親との別れを 経験しなければならず、悲しい場面にお邪魔する事が 多くなるのですが、お陰様で私は両親とも元気で、 とても、幸せに思っております。
折々に会うことが出来たり、話をする事ができたりと 感謝を伝える事が出来るのは、とても幸せな事なのだと、 つくづく感じている今日このごろです。
2002年06月04日(火) |
◆「六月になったら」 |
6月に入ったら決まって、真っ先にしなければならない事 があります。 毎年、12月の第一日曜日に、大阪城ホールで行われる “一万人の第九”の参加申し込みです。
参加を始めて、もう10年になります。10年も参加してれば 経験者として優先してくれてもいいはずなのですが、それ では“ベートーベン”の意に反するのでしょう。
「第九」の、コンセプトは、 〜世界中の人々よ、抱き合おう、ひとつになろう!〜 だそうです。 あらゆる偏見や、しがらみ、階級を捨て、百万(Millionen) の人々よ、神の前に跪き互いに抱き合おうではないか! というシラーのこの歌詞に、ベートーベンは完全な自由と 平等の思いを託したのだそうです。 ですからやはり、特別ではいけないのですね。
10年前は、7〜8000人位の参加者で、観客合わせて一万人 位だったそうですが、最近では増えて参加者だけで、 13〜4000人位になってきているそうです。 だから一万人の定員に達したら締め切っちゃうんですって。 しかも受付が始まってから大体2〜3日で、いっぱいになる とかで、のんびりしていられない訳です。
受付は、募集要項が各新聞に出されますのでそれを見て、 希望のレッスン日を決め申し込むのですが、新聞に一斉に 出される日、私は前日までに往復はがき(←でなきゃだめ なんです)を用意して朝食が済んだらすぐに書き込んで ポストに入れます。 そうやって、毎年参加をしてきたのですが、今年も勿論 投函しました。果たして、O・Kかどうか・・・。
一ヶ月後に返信ハガキがくるまで、わかりません。
今日から6月です。
6月といえば私の誕生月でもありますし、何となく好きですね。 雨が多くてうっとうしい日もあるけれど、外に出れば、紫陽花 が、この時とばかりに美しく花開いて、楽しませてくれます。 (そういえば、私の住んでる区の花は紫陽花です)
私が生まれる前、両親は女の子だったら母が、男の子だったら 父が、それぞれ名前をつけようと決めていたそうです。 そして、私が生まれました。
母は、町にあふれる、そして自然の中の緑のように、清々しい 女の子になって欲しいと願って“みどり”と名づけたそうです。
父や母の思いからは益々程遠いおばさんになってはしまい ましたが、その思いだけは、いつまでも忘れないでおこうと 心に留めています。
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