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こちらでは、龍先生から届く便りを掲載致しております。

2007年11月23日(金) 勤労感謝の日

今日は勤労感謝の日ですね。その文字通り、「勤労を尊び(たっとび)、生産を祝い、互いに感謝しあう」という意味があり、心身を労して仕事を頑張る事に感謝する日となります。

この勤労感謝の日について、実は「新嘗祭(にいなめさい、しんじょうさい)」というお祭りが非常に深く関係している事を、皆様はご存知でしたでしょうか。

その言葉として「新」は、その年に取れた新米などの新しい穀物(新穀)をさし、「嘗」は、頂く・ご馳走という意味があり、古くから宮中で行われ、とても大切な行事であった事が文献でも記されているのですが、収穫したお米や小麦などを天皇自ら神様にお供えすると共に、それらを食べて感謝するお祭りとなります。

そして、戦後に今のような祝日制度が出来る前は、11月の23日に祭日として新嘗祭を行っており、それに代わる形で「勤労感謝の日」が制定され形となります。

改めまして「勤労」と聞くと、働く事のイメージが強く思い浮かぶかもしれません。
しかしそこには、穀物などの植物に限らず、動物など、命の糧を神様から頂く為の勤労を尊び、感謝の気持ちを抱く事にも由来している面があると言われています。

ご飯を食べる時に言う、何気ない「頂きます」という言葉も、生き物の命を頂く事に感謝する、とても大切な意味が込められた言葉となります。
今日という日に、私達のご先祖様や人生の先輩が頑張られてきた事や、周りの皆様が勤労に励む事を互いに感謝する事はもちろん、是非、上記のような気持ちを持って、改めて感謝の日を過ごして頂ければ幸いに思います。


2007年11月18日(日) えびす講

突然ではございますが、恵比寿さんと言えば、釣竿を手に持ち鯛を抱え、にこやかな笑顔の印象が強い七福神の一人として。またそれに由来した「エビスビール」などの商品がある事からも、とても有名な神様として皆様もご存知であり、親しみや馴染みのある存在かと思います。

さて、あさって11月20日には「えびす講」という行事がございます。旧暦の10月20に行われていた事から、今も地方によっては、10月、あるいは11月に行われたりと日付は異なりますが、改めまして、恵比寿様をおまつりする行事となります。

どうしてこの時期に恵比寿様をお祭りするのでしょう・・・。その背景には、先月にある出来事が大きく影響しているのですが、皆様は10月の事を、別名を「神無月(かんなづき)」と呼ぶ事をご存知でしょうか。
その名前の通り、神様がいない月という意味になるのですが、10月には島根県にある出雲大社に全国の神様が集まり、一年の事を話し合うと言い伝えられています。逆に、沢山の神様が集まる出雲・島根県では、10月の事を「神在月」とも呼びます。

分かりやすく例えるならば、全国の神様が家を留守にし、出雲大社での話し合いに参加する。という状況の中、そんな留守を預かるのが、竃様(かまどのかみ)とも呼ばれる恵比寿様であり、留守を守って下さる事、一年の無事を感謝する意味を込めて、今の時期にお祭りが行われる形となります。

また、その他にも有名なえびす講として、1月の年はじめに行われる「えびす祭り、十日えびす、えべっさん」というお祭りがございます。
よくテレビなどで放送されますが、神社の門からお社まで全速力で走り、その年の福男(一番福)を決めるお祭りも、兵庫県にある「西宮神社」という、えびす神社の総本社で行われております。

最初にご説明させて頂いた通り、釣竿を持ち鯛を抱えている事からも、恵比寿様は水や海に関係する神様と言われており、それが漁業の豊漁から、いつしか商売繁盛の福の神へと捉え方が変わって参りました。

私達にとって馴染みの深い恵比寿様ですが、皆様の周りにも多くの神様がいらっしゃり、その存在をもっと身近に感じて頂けたなら幸いに思います。


2007年11月11日(日) 七五三

秋も深まり、気付けば今年もあと2ヶ月を過ぎて参りましたがいかがお過ごしでしょうか。

さて、11月15日は七五三となりますが、先週・今週末と、着物や袴、スーツを着たお子さんが、ご家族と一緒にお参りに行く姿を目にする機会がございました。
皆様におきましても、子供の頃に七五三のお祝いをされ、神社やお寺に行ってお参りをし、記念の写真を撮影された方がいらっしゃるかと思います。

その由来については、徳川家五代将軍、徳川綱吉の子、「徳川徳松」の健康を願っておこなわれた行事が起源と言われているもの。また、旧暦の11月15日は「鬼宿日」となり、鬼が家にいて出歩かない日と言われている為、その日に子供の成長を感謝し、健康に過ごす事を願う為の行事が、今日まで続いている形となります。

その昔、日本でも今ほど医療技術が無かった時代、体の免疫や抵抗力が小さい子供は、幼くして命を無くしてしまう事が多くございました。
実際、上記で名前が出た「徳川徳松」も病弱であったと言われ、5歳という年齢で亡くなってしまいました。

戦後においては、貧困や食料不足などが影響し、命を落としてしまう子供が多かった状況がございましたが、神様や仏様のご加護により、三歳まで生きられた。五歳まで育った。七歳まで無事に迎えられた。という、本当に切実な思いがあって、それぞれの歳をお祝いする意味があります。

また「三つ子の魂百までも」、ということわざがあるように、人間は三歳までに経験したことが、その後の性格に大きく左右を及ぼすという意味から、三歳をお祝いする。
五歳に関しては五行説に通じる面もあり、地球に最も関係が深く、肉眼で見る事ができる「火・水・木・金・土星」という五つの惑星の力を受ける事を意味し、七歳は、そこに太陽と月を加え、それぞれが持つ気のエネルギーを受け、大きな力で守って頂く事を願う意味が込められています。

今は、子供が幼いうちになくなってしまう事も少なくなり、その意味や、神仏様のご加護というものが忘れられてしまいがちな面もございます。
しかし、いつもお伝えさせて頂く言葉ではございますが、行われる行事にはそれぞれ大きな意味があり、皆様の幸せと健康を祈る意味が込められている。そんな大切な部分がある事に、目を向けて頂けたなら幸いに思います。


2007年11月04日(日) どうしたら人を引き寄せる存在になれるのか?

前回、前々回と「目標」という事に焦点を当てて便りをお送りさせて頂きましたが、今回もその目標について。恋愛に通じる内容を含めてお話したいと思います。

改めまして前回の便りでは、「自分の人生における目標を持つ」という事をお伝えしましたが、その目標に向かって努力を重ねる事は、人を引き寄せたり、引きつける事にも繋がって来ます。

例えば皆さんには、好きな芸能人・ミュージシャン・スポーツ選手などがいるかと思います。彼らにもそれぞれの目標があり、それに向かって努力を重ね、歩みを進めている状況があるのですが・・・。

芸能人の方で言えば、○○の番組・ドラマ・舞台に出る、という目標があるでしょうし、ミュージシャンの方も、武道館でコンサートを開くという大きな目標にはじまり、「CDの売上が○○枚!」という目標を掲げている方もいる事でしょう。
スポーツ選手であれば、優勝・レギュラーになる・試合で一つでも多く勝つなど、学生時代に運動部に所属していた方などは、その目標に共感する部分があるかもしれません。

しかしほとんどの人達は、普段の生活の中で上記のような方とお会いしたり、話をする機会を持つ事は難しい状態にいます。
それでも、ある芸能人に憧れの思いを抱き、スポーツ選手を好きになったりする背景には、その人が目標に向かって頑張り、前に進んでいる姿勢に惹かれるからだと言えます。

改めまして人間というものは、何かしらの目標に向かって一生懸命に打ち込み、輝きを放っている姿に自然と心が惹かれる面がございます。
そのような部分においても、目標を持つという事はとても大切なポイントとなり、皆様自身が目標を持ち、そこに向かって努力を重ねる事によって、その頑張りに惹かれる形で人が引き寄せられる。もちろんそこには、異性の方も惹かれていく流れがございます。

キレイに咲く花の美しさや輝きに惹かれ、蝶やミツバチが集まってくるように、皆様もご自身の目標に向かって頑張り、美しい人生をお送り頂けるよう毎日を一生懸命に過ごして頂く。
また、お送りしている便りやお返事が、少しでもそのお力になれば嬉しく思います。



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