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こちらでは、龍先生から届く便りを掲載致しております。

2007年04月29日(日) 霊を信じる、信じない?

この便りを読まれている方の中には、当サイトでの鑑定・念珠・祈祷を受けられ、霊的な事を信じている方、たまたまサイトを訪れただけで、霊の存在は信じていない方など、様々な方がいらっしゃるかと思います。
やはり、目に見えない存在ですので、後者の考えをお持ちの方もとても沢山いらっしゃいます。

さて突然ですが、皆様は「心はあるか?」と聞かれたなら、ほとんど全ての方が「ある!」と答えられるのではないでしょうか。しかし、「それを目で見る事はできるか?」と聞かれれば、確認する事は出来ません。
どうして目に見えないのに、人は「心はある」と認識しているのか・・・。それは、ご自身の中に感じているからこその部分があり、それこそが魂(ソウル)・精神であり、霊となります。

精神・霊は肉体という乗り物に乗って、毎日を過ごしている。それは車に乗る人間との関係によく似ていて、ずっと乗り続けていたり大きな事故があれば、やがては乗り換えなければいけません。人の体も同じで年月が立ち、病気や事故に遭えばやがては尽きるものとなります。
しかし、車を乗り換えたからといって、運転していた人までいなくなってしまう事が無いように、肉体という乗り物が滅びても、魂まで無くなってしまう事はないのです。

皆様には、家族への愛や好きな人への気持ち、大切な友達との友情、仕事や趣味にかける想いなどがあるかと思います。
でも、もし今自分が死んだり亡くなってしまったとして、そんな気持ちさえも肉体と一緒に消滅してしまうとしたら、なんだかちょっと寂しくて悲しく思うのは私だけでしょうか。

霊を信じている方も、そうでない方も、普段はあまりそのような事は意識されないかと思いますが、上記のような考え、ご自身の心を見つめて頂くと、霊という存在をとても身近に感じて頂けるのではないでしょうか。

追伸
宮毘羅先生が言っていたお話に、人が死ぬ前と後では、魂が抜ける分だけ後者で体重が軽くなる事が立証されているそうです。いつか、霊的な存在が科学で証明される時代が来るかもしれませんね。


2007年04月22日(日) 賢い人と愚かな人

『善人と悪人の特質はそれぞれ違っている。善人は善悪を知り、自分の行いが悪い事であると知ればすぐやめ、悪い事だと知らせてくれる人に感謝する。悪人の特質は罪を知らず、それをやめようとせず、罪を知らされるのを嫌がる。このように、善人と悪人は違っている。

愚かな人とは、自分に示された他人の親切に感謝できない人である。一方賢い人とは、常に感謝の気持ちを持ち、直接自分に親切にしてくれた人だけではなく、全ての人に対して思いやりを持つ事によって、感謝の気持ちを表そうとする。

また賢い人は、自分の過ちを忠告されると反省して改めるが、愚かな人は自分の過ちを指摘されると感情が高ぶり、改めるどころかかえって過ちを重ねるものである。
愚かにして愚かさを知る事は、愚かにして賢いと思うよりも勝っている。』


日々の生活の中で、自分の行動に対して周りから注意されたり、指摘を受ける状況はとても多くございます。そんな時、自分の非を認められず相手の言う事が素直に聞けなかったり、つい感情的になって逆に怒ってしまう(逆ギレ)、といった事が皆様の記憶にもあるのではないでしょうか。

誰にでも、間違いや過ちをおかしてしまう事はございます。そしてそれを注意してもらったり、また自分で間違いや過ちに気付けた時、次に繋げて行けるかどうかが、その人自身の心の成長に影響してくる部分がございます。

改めまして人から注意を受けた時、間違いを指摘されて恥ずかしかったり、イライラしてしまう事があるかもしれません。もちろん自分が正しい場合には、ご自身の意見を主張される事も大切になりますが、素直な気持ち、また注意して下さる事への感謝と、自分を振り返る反省の想いを胸に、皆様の実りあるこれからに繋げて頂ければ嬉しく思います。


2007年04月14日(土) 熊と旅人

『二人の男が一緒に旅をしていた。ある大きな森の道を歩いていると、目の前に1頭の熊が現われました。一人の男はすぐに近くの木によじ登りましたが、もう一人の男は逃げ遅れ、仕方なく地面に倒れて死んだふりをしました。

熊はその男の耳元に口を当てていたが、しばらくすると森の奥に姿を消してしまいました。安心した木の上の男が降りてきて、逃げ遅れた男に「熊は君の耳に何かささやいていたようだが、何て言っていたんだね?」と聞いたところ、彼は答えた。「ああ、言っていた。危ない時に友達を捨てて自分だけ逃げるような薄情な相手とはもう別れろ」と・・・』

上記のお話は、イソップ童話の一つです。その内容からもご理解頂けるように、自分だけ良い思いをするのではなく、友達を大切に・・・という意味が込められたお話となります。


そしてもう一つ。これは仏様のお話になりますが、『道を行くには、おのれに等しい人、または勝った人と行くが良い。愚かな人とならば一人で行く方が勝っている。
猛獣は恐れなくとも、悪友は恐れなくてはならない。猛獣はただ身を破るにすぎないが、悪友は心を破るからである』


突然、二つの話をお伝え致しましたが・・・。
4月になり、また新しい年度になって2週間がたちました。当サイトの「お客様の声」でも、人事異動や転職のお話があり、また入学・入社などのご連絡を頂きますが、新しい上司や部下、先輩・後輩、お友達が出来るなど、何かと出会いの多い季節でございます。

そのような状況において、同異性を問わず皆様の成長に繋がる方との出会い。また人との距離感や相手をよく見るという意味を含め、上記の話をお伝えさせて頂きました。皆様に良いご縁があり、周りの方との上手なお付き合いが、一つでも多くの笑顔や幸せに繋がれば幸いに思います。


2007年04月08日(日) 花祭り

皆さん、「花祭り」という行事をご存知ですか?12月25日のイエス・キリストの誕生日は「クリスマス」として有名ですが、今日4月8日は仏様の誕生日、灌仏会(かんぶつえ)となり、別名、花祭りとも呼ばれます。

この灌仏という言葉は、仏像に香水(こうずい)を注ぎかけるという意味を持ち、仏様が生まれた時、龍が天から飛来して、香湯をかけたというお話に由来するものです。

花祭りの行事をしているお寺に行くと、誕生仏という天と地をそれぞれ人差し指でさした小さな仏様の像が、水の入った桶の中央に置かれており、柄杓で像に水をかけてお祝いするというものとなります。
またこの水は香水に由来し、甘茶という少し甘い味のするお茶で満たす事もあり、訪れた方は甘茶を頂く事もございます。

さて、仏様誕生の有名な言葉として、「天上天下唯我独尊(てんじょうてんがゆいがどくそん)」という言葉がございます。これは仏様が生まれてすぐ四方に七歩ずつ歩き、右手で天を指し、左手で地を指して述べた言葉となります。

その言葉を辞書などで引くと、「自分が最も尊い存在」と書かれている事からも、しばしば、自分が一番で周りの方はそれよりも下・・・というニュアンスで捉えられがちです。
しかし本当は、この世界の中で貴方というかけがえの無い尊い存在は一人である。だから皆が皆尊い存在であり、お互いの違いを理解し、認め合う事が大切という意味になります。

改めまして、貴方という存在はかけがえの無い存在。尊い命を持って今を生きていらっしゃいます。その気持ちを胸に、これからの頑張りや努力に繋げて頂ければ私もまた嬉しく思います。


2007年04月01日(日) 仕事を変えたい、仕事を辞めたい・・・

インターネットやテレビのCMなど、転職の広告をよく目にします。それに伴ったいくつかのアンケートを見ると、70〜80%以上の方が転職を考えた事がある、考え中という結果がございます。

誰でもやっぱり、今の自分よりもさらに評価してもらいたい、お給料や休日など待遇が良かったり、もっと自分に合った会社で働きたいと思われる方は多いようです。当サイトでも、お仕事に関するご相談を頂く事が沢山ありますが、今回は一つのお話をお伝えしたいと思います。



あるお坊様が町に滞在していた時、恨みを抱く一人の男が町の悪者を集めて、お坊様の悪口を言わせました。お坊様の弟子達は町で托鉢しても何も得られず、ただ誹謗中傷の声を聞くだけです。その時、弟子はお坊様に言いました。

弟子:「このような町に滞在する事はありません。他にもっと良い町があると思います。」

お坊様:「弟子よ、次の町もこのようであったらどうするのか。」

弟子:「また他の町へ移ります。」

お坊様:「弟子よ、それではどこまで行ってもきりがない。私はそしりを受けた時にはじっとそれに耐え、それが終わるのを待って、他へ移るのが良いと思う。弟子よ、仏は利益・害・中傷・ほまれ・たたえ・そしり・苦しみ・楽しみという、この世の八つの事によって動かされる事は無い。こういった事は間もなく過ぎ去るであろう」


上記にて、仕事のご相談を頂く事が沢山あるとお伝え致しましたが、今回のお弟子さんのように、「もっと良い仕事・職場があると思うのですが・・・。仕事を変えたい・やめたい」といったメールを多く頂きます。
そのお返事にて私がお伝えする事は、今の会社を辞めるにあたって惜しまれるような存在になる事。また、もうその場所で勉強できる事が無くなった時にはじめて、次の場所に移る事を考えて頂きたい状況がございます。

それは、例えば職場に嫌な人がいる、人間関係の問題や、仕事が嫌いだから・・・という、どこかマイナスでネガティブな考えを持たれたままでは、せっかく次の場所に移られても、以前に乗り越えられなかった問題が再度訪れ、また同じ事を繰り返し失敗してしまう恐れがあるからです。

それはお仕事だけに限らず、自分が納得できず、思い通りにならない環境や出来事においても同じ事が言え、以前の便りでもお伝えした、「周りを変える為には、まず最初に自分が変わらなければならない」という部分に繋がる面もございます。

わかりやすく、またご相談が多い事からも、仕事を題材にしてお伝えさせて頂きましたが、ご自身にある問題から目を背けず、また逃げてしまわずに、自分と向き合って一歩前に進まれるキッカケとなれば幸いです。



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