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こちらでは、龍先生から届く便りを掲載致しております。

2005年11月27日(日) 心の清らかさ

人の心は非常に染まりやすいく、水のように移り変わりが激しいものでございます。例えば、水面に一滴の雫が落ちると波紋が立ちますが、心も欲から起こる悩み、苦しみ、嫉妬などの雫が落ちる事で揺らめきザワついて、いつもの落ち着きを無くしてしまいます。
またコップの水に、ほんの少し黒い絵の具を入れただけでも水が濁ってしまうように、周りの影響を強く受けやすい部分があり、透明に戻るまでも大変な時間や労力が必要となって参ります。

そんな心の水面に船を浮かべたとしても、不安定で転覆してしまう恐れがあるように、しっかりと前に進む事は難しく、幸せという目的地に着くまでは、大変な思いをしなければなりません。
そして濁った水の中では、美しいサンゴや貝、綺麗な魚の群れなどを見る事が出来ないように、心が濁っていると、自分や相手の為に何をすれば良いのかが見えなくなり、その人の幸せを思って周りがして下さる事さえも、素直に受け入れられなくなってしまいます。

心は元々とても清らかなものです。しかし、清らかであるからこそ染まりやすく、外からの影響を受け易い部分がございます。「これはやってはいけない悪い事」という認識がありながらも、人は欲の為にその一線を越え、段々と濁って行ってしまう悲しい傾向がございます。
いつでも素直な気持ちを忘れず、また、悪い事は遠ざける清い心を持って、ご自身の成長や幸せの為にも、日々の精進を重ねて下されば幸いです。


2005年11月19日(土) 結果を焦らない事

「一日でも早く願いを叶えたい!」誰もが思われる事であり、望まれる事かと思います。恋人が欲しい、復縁・結婚したい、お仕事や夫婦仲等々、願いや悩みは人それぞれではございますが、その状況において結果や結論を焦らない事が、何よりも大切になって参ります。

ある一人の女性は、彼からの連絡がこない事に気持ちをやきもきされて、日々を過ごしていらっしゃいました。来る日も来る日も彼からの連絡を待ち、一日の終わりには来ない事に落胆してしまう・・・。
そのような毎日が繰り返される中で、段々と不安が大きくなってきてしまい、「彼は私の事を嫌いになってしまったのか、もう連絡が来ないのではないか・・・。」と、諦めや悲観の気持ちが大きくなってしまいました。

物事が中々前に進まない、目に見えた結果が無いと、誰でも不安になってしまうかと思いますが、例えば花が咲くにあたって、今日蒔いた種が今日のうちに芽を出し、明日中に葉を繁らせ、明後日には花を咲かせる事がないように、物事におきましても、結果や結論を焦らない事がとても大切になって参ります。

そして、その過程に至るまでは、種を蒔いて毎日水をやり、日の光を管理して育って行くように、その人自身が諦めない事によって、美しい花が咲くという結果が得られる面がございます。
しかしながら、その途中で諦めてしまったり、水をあげる事や日の管理をを怠ってしまう・・・。上記の女性のように、自分の願いを叶えるまでに不安になってしまい、ご自身で花を育てる事を放棄してしまう方も、多く見受けられます。

改めまして、「願いを叶える、悩みの解決」という事はとても大変であり、だからこそ不安や心配になってしまうお気持ちはとてもよくわかります。しかし、花を咲かせる事におきましても、育てる方の苦労と季節の移り変わりを受けて芽が出て、葉が繁り、最後に綺麗な花を咲かせるように、その過程においても決して焦る事無く、日々を精進されてお過ごし下されば幸いに思います。


2005年11月13日(日) 六つの欲

皆様を苦しめる原因の「欲」には、六つのものがございます。それは、目に見るもの、耳に聞く音、鼻にかぐ香り、下に味わう味、身に触れる感じ、そして心に思う事。よく言われる五感と心がそれに当たるのですが、この六つの事を心地よく好ましく感じる事によってその方向に引張られ、迷いや悩み、苦しみへと進んでしまう状況がございます。

多くの人は、お金や物、肉体の好ましさなどに心引かれ、その結果として起こる災いを見ないままに、おぼれてしまう面があるのですが、これは森にいる鹿が猟師のワナにかかり捕まってしまうように、欲のワナに捕らえられてしまう事と全く同じだと伺えます。

例えばここに、蛇・ワニ・鳥・犬・狐・猿という六種類の動物がいて、それぞれを縄でしばり、さらにその縄を結び合わせて放つとします。この時、六種類の生き物はそれぞのれ習性に従って、自分の住みかに帰ろうとします。蛇は塚に、ワニは水に、鳥は空に、犬は村に、狐は野に、猿は森に。そんな状況の中で互いに争い、力の強いものの方へと引きずられて行きます。
これと同じように、人はその五感と心の六つの感覚の中で一番誘惑の強いものへと引きずられ、欲の支配を受けてしまう面がございます。

また、この六種類の生き物を縄で縛り、それを丈夫で大きな柱に縛り付けておくと、生き物達は始め、それぞれの住みかに帰ろうとしますが、それが叶わずに力尽き柱の側で疲れて横たわってしまいます。
このように、その人が柱のようにドッシリと構え、誘惑に負けないよう心を鍛える事によって、欲に引きずられる事無く、悩みも苦しみもない幸せな毎日を送る事ができます。

上記の事をふまえ、皆様は六つのどの欲に当てはまってしまう事が多いでしょうか。カッコいい車に乗りたいなどの目に見えるもの、他の人よりも自分の方が幸せである事を比べる心の欲、男性が女性の柔らかい肌に触れる感じ、周りからもてはやされ、「幸せでイイよね」と言われる事や、彼・彼女の声を聞きたいという耳に聞く欲など、時間や場所、その人によって、欲に引かれる状況も変わって参ります。

そう言った欲を抑える事は、なかなか難しい部分がございますが、引張られすぎて自分を見失い、大変で辛い中でもがいてしまう事がないよう、皆様自身の時間を充実させて頂き、日々の精進を重ねてお過ごし下されば幸いです。


2005年11月07日(月) 人のタイプ

皆さんは自分をどんなタイプの人間だと感じていますか?
優しい、怒りっぽい、気丈、寂しがりや等々、十人十色で色々な性格があると思いますが、人の性質をわかりやすく3つに分けることが出来ます。それは、岩に刻んだ文字のような人、砂に書いた文字のような人、水に書いた文字のような人です。

詳しくお伝えすると、岩に刻んだ文字のような人とは、よく腹を立ててはその怒りが長く続いたり、起こった物事に対して気持ちを落ち着かせる事が難しく、刻み込んだ文字のように、とらわれの思いがなかなか消える事のない人となります。

砂に書いた文字のような人とは、よく腹を立てるものの、その怒りや執着は砂に書いたように、すぐに消えてなくなってしまう人を言います。

最後に、水に書いた文字のような人とは、水の上に文字を書いても形にならないように、人の悪口や嫌な言葉を聞いたり、普通に考えれば腹を立てたり、辛さや苦しみを感じてしまうようなことでも、少しも心に残す事無く、とても大らかな気持ちで満ちている人になります。

上記の3つを見られ、自分自身をどのタイプだと感じられましたか。自分にとって嫌な事、例えば人間関係でのちょっとした事やトラブル、思い通りに行かない出来事を長い間考え込んで苦しくなり、いつまでも尾を引いてしまう。ついついずっと前の些細な事を、悪口のようにポロッと出てしまう事などはございませんでしょうか。

そんなふうに自分を見つめ直された中で、ご自身を「岩」と感じられた方は「砂」へ。「砂」の方は「水」へ。「水」の方はその状態を保ち、なおかつ周りの方を「水」へと導いて行けるよう、日々の精進と心を落ち着かせる事に努めて頂く。上記の事が一つの指針となれば幸いに思います。



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