今回は、皆さんにとって本当に身近な事、人との出会いについてお伝えしたいと思います。
皆さんが生まれてから今までの間、本当に数多くの方と出会ってきたと思います。自分が良い印象を持っている人もいれば、悪い印象を持っている人もいるでしょう。しかしその人達すべてが、あなたにとって「縁」があるからこそ、出会い、接する必要・機会があったのです。偶然の出会いというものはありません。
ときどき、初対面なのに懐かしさを感じたり、とてもフィーリングが合ったりする人いないでしょうか?この人とは、以前にどこかで会ったんじゃないか、見覚えがある・・・そこには、前世からの「縁」というものを、感じる事が出来るでしょう。
また、よくテレビなどで、自分の恋人を試して、面白おかしくしているような番組、お酒の勢いで、上司、同僚に恵まれていない事を話される方がおりますが、みなさんに気づいて頂きたいのは、その時に出会う人というのは、貴方と同じ状態にあるという事です。 ですから、相手を疑ったり、敬遠しているというのは、自分に自信がなく、自分はなんて嫌な奴なんだろうと、言っている事と同じなのです。
周りが嫌な人間ばかりだと思った時は、自分がそういう人間になっている事に気づいてください。そして、変わる努力をしてみてください。そういった意味でも、自分にとっての「縁」というのは、自分次第で良縁にも悪縁にも変わっていきますし、何よりも、その方との「縁」を大切にして頂ければと思います。
自分が成長した、変わる事が出来たという方は、まわりが変わったように感じる事でしょう。今の貴方自身はどのような状況にいらっしゃいますか?
2004年05月23日(日) |
土地(場所)の因縁(5) |
土地を購入する際に理想的な形は、東西にのびる縦長で、 南からの太陽の光(エネルギー)を大きくうけて、その力を うまく生かせるかどうか、という事が大事になってきます。 しかし、実際問題として、必ずそのような土地が購入できるか、 というと難しく、ある程度妥協しなければならない事の方が、 多いでしょう。(家の建て方によっては、自然の恩恵を充分に 受けられますし、逆に、良い土地でも生かしきれない場合も あります。)
ただ、土地の中で一番注意しなければならない形、それは 三角形の土地です。バランス、土台といった面から考えて、 四角形の土地よりドッシリ感が否めないのは、皆さんも 感じられる所ではないでしょうか。また、このような土地に 家を建てると、家族の中に神経系統の病気に悩まされる人が 出たり、仕事も上手くいかないというように、よくない影響を 受ける事があります。
商売をされているお店と、住居が一緒という方がいらっしゃい ました。どうしてもお店が上手くいかず、奥さんと娘さんが 病気がちで悩んでいる、という事で相談にみえたのです。 霊視した際、やはり三角形の土地がうかんできて、その事を お伝えしたところ、驚きを隠せない、といった表情をされて いました。
その後土地の持つ因縁について、宮毘羅先生と一緒にアドバイス をお伝えさせて頂きました。今は、商売の方も少しずつ良くなり、 ご家族も元気になったとの事です。それでもやはり、融通や、 自分の自由、理想がきかない部分があるので、三角形の土地は 本当に難しいものです。
2004年05月15日(土) |
土地(場所)の因縁(4) |
火事で焼けたあとの土地には、充分な注意が必要です。 人間の不始末による火災に対して、大地は快く思っていない からです。大地は人の愚かさを良く知っており、その土地に 嫌悪を抱いています。とくに、焼死者が出た場所は最低です。 人間の体の一部や皮膚の臭いなどが、その場所にしみついて、 いつまでも残るという事があります。それは非常に気持ちの 悪い事であるばかりか、死んだ人の怨念がその土地にしみ ついて、災いをもたらす事も多いのです。
焼死者の方は苦しい、熱いなど、とても強い念を抱いて 亡くなっていき、その怨念が大地にしみこみ、容易に消え 去らず、じっとその場にいついたままになってしまいます。 ですから、充分な供養をした土地でないと、魂が地縛霊と なり、その場所に住みついて、やっかいな事になります。 土地を買うときには、その土地で焼死者がでたかどうかを チェックするべきです。人間の体は死んだ後にやかれる べきであって、生きた状態で火や水にさらされては いけないのです。
焼死者に限らず、無念な思いで亡くなった場所というのは、 住んでいても良い思いをする事はないでしょうし、障りが 出てからでは後の祭りです。なるべく避けるように 心がけて頂きたいと思います。
2004年05月09日(日) |
土地(場所)の因縁(3) |
先日も供養の話で、動物の事をお伝えしましたが、 土地に関しても、動物の因縁や障りというものがあります。 やはり、動物の共同墓地の近くなどは好ましくないのですが、 とさつ場の跡地は、とても深い因縁が残る場所になります。
豚や牛、鶏など、一般的に食用にされる動物というのは 自分たちが殺される運命にある事を知っています。その ようなことを感じながら生きている、というのは哀れな 事です。そして、体の大きな豚や牛は殺される時に、涙を 流して、私たちの為に亡くなって行きます。 無理な死に方をすれば、その分念がこもる訳です。
そんな場所とは知らずに、自分の理想にあった土地という 理由でその場所を購入されて、大きな工場を立てた方が いらっしゃいました。最初は経営の方もまずまずでしたが、 次から次へと借金を重ねてしまい、工場の従業員も、働く ことに息苦しさを感じて調子がくるう、体調が思わしく ないなど、経営は悪化の一途をたどっていきました。
ある時に近所の人から、だいぶ昔、牛の肉を処理していた 場所だった、という事を聞き、それが原因ではないかと 相談に見えたのでした。その後は改善策をお伝えして、 だんだんと仕事のにも光が見えてきて、現在は手広く 仕事をしているとの事です。
上記の土地の因縁に限らず、私たちが生きて行く為に、 命を捧げてくれる、動植物の事はついつい忘れてしまい がちですが、皆さんの心の片隅に留めて頂ければ嬉しく 思います。
2004年05月01日(土) |
土地(場所)の因縁(2) |
塚やお墓があった土地というのは、やはり良くないものです。 外にある塚を見て頂くとわかると思うのですが、雨や風に さらされて、欠けていたり、凸凹していたりすると思います。 それは、石の一部が大地と同化しているという意味になります。 お墓の石も同じような事が言えるでしょう。
いい土地だからといって、何もせずに宅地開発してしまう 業者の方がいるような世の中です。そんな土地の上に、何の 供養もなく建物をたてればどうなるか、だいたいの想像は つきます。
また、上記のような場所でなくても、そのような場所の 隣接地に家を建てたり、ご自分の拠点を置くというのは、 やはり好ましくないものです。そのような場所であるとは 知らずに、引っ越して来てから家族全員の調子が思わしくない、 今まで順調に行っていた事業が、事務所を移転したとたんに、 没落してしまった。そんな霊障をうけてしまい、宮毘羅先生の ところに相談に見える方は少なくありません。
どうしてもその近くに建てなければならない、という時は その場所からの距離をなるべく開ける事が大事です。 それこそ土地の場合は、購入して家を建ててしまってから 霊障に悩まされても、すぐに変えるという訳には行きません。 塚やお墓のあった場所、そのような跡地には十分気をつけて、 できるだけ購入しないほうが無難です。
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