さかざきが綴る「アンティークな日々」
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台風一過、今日は爽やかな一日でした。様々な準備をこなし(実はまだ終わっていませんが)、いよいよ明日から買付けです。明日は、午前6時半に自宅を出て、新しくなったお陰で遠くなってしまった中部国際空港へ向かいます。
今回の買付けは、私がまず先にフランスへ行き、河村とはロンドンで合流することになっているため、時間差での出国となりますが、明日は一緒に自宅をでて、二人で空港へ出掛けます。彼は、「骨董&アンティークin福岡」へ出店のため、商品は「送り」にし、なんと飛行機で行くことになっているのです。今まで数限りなく国内での出張を経験した私ですが、飛行機での国内出張は未体験。もちろん以前に福岡へお邪魔したときも、飛行機など使わず、車で神戸からフェリーか、車でただひたすら延々陸路でした。 ですから、河村が飛行機に乗って福岡に行くのが、少し面白くありません。思わず仲良しの富野有紀子さんには「飛行機で行くなんて、ナマイキだよね〜。」なんて、いい気なおしゃべり。でも、どうぞ福岡の皆様、うちの河村を宜しくお願い致します。
今回もどんなアンティークとの出会いがあるかとても楽しみです。あんなものも手に入れたい、こんなものとも出会いたい、思いは尽きません。戻り次第、買付けの様子は「買付け日記」で報告いたしますので、どうか皆様待っていてくださいね。私も、一足先に行って、頑張ってきま〜す!
と、ちょうど今、ロンドンの懇意にしているアンティークディーラーからメールが入り、「素晴らしいレースが入ったから、待ってる!早く来い!」ですって。どんなレースなんでしょう?お値段が恐ろしい気もしますが、早く見たくてたまりません。ドキドキ。
*明日から行くフランスのお天気*
それから、名古屋にお住まいの方々ならご存知の方も多いはず。この3月で惜しまれながらもクローズした、本山のビーズとアンティークのショップ「桜乃」のオーナーのお一人、森田さんが新たに「色葉」として、四谷通りの雑貨店cholonで、この7月フランスより買い付けたばかりの新入荷のフェアを開催されます。サロンや自宅に遊びに来られたり、私達とも仲良しの森田さんの初めてのフェアです。今回、私達は買付けの為、お邪魔できませんが、お近くの方は是非遊びに行かれてくださいね。きっと可愛いものがみつかりますよ!
■「色葉」新入荷フェア とき:8月5日(金)〜7日(日)11:00AM〜8:00PM ところ:cholon 名古屋市千種区四谷通 1-12 ZAZ 2F tel/fax 052-789-0018 (地下鉄東山線「本山駅」下車。4番出口より徒歩5分)
今日は一日買付け準備でパソコンに向かっているうちに、あっという間に一日が終わってしまいました。今回は、なんといっても非常に移動が多いため、それぞれの街のホテルの手配、ユーロスターをはじめとする列車の予約、レンタカーの予約、とパソコンから予約することばかりなのです。
まず、私が一足先にパリに入って買付けをし、その後ロンドンへ、そしてロンドンで河村と合流した後、二人でイギリスの田舎を回り、再びロンドンで買付け。そして、今度は二人してパリへ戻り、パリから南仏へ。南仏ではレンタカーであちこち回る予定にしています。ホテルだけでも、今回は9ヶ所を点々とし、ユーロスターでパリ−ロンドン間を往復、TGVとレンタカーで南仏を周る、最後はパリoutという盛り沢山の内容です。
特に今回楽しみなのは、南仏で少しだけ(本当に少しだけなんです!)プライベートな時間が持てること。ここ最近、毎年泊まっている田舎のオーベルジュのプールサイドでのんびり読書でもして、ほんのちょっぴりバカンス気分を味わうことが出来たら、と思っています。
でもその前に、お仕事!お仕事!帰ったら、色々ご報告できるよう、何はともわれ、一生懸命お仕事してきます。
お台場での「骨董ジャンボリー」も終わり、ゆうべ深夜に名古屋へ戻ってきました。地震もあったりしてびっくりさせられた東京ですが、久しぶりに東京のお客様にお目にかかったり、仲間のアンティークディーラーに会ったり、実り多いフェアでした。その後、余震も無いようで、有り難いですね。
さて、今日は木曜日から出発する買付けの為、河村と二人で国際自動車免許の申請へ。手続き自体は、書類に記入するだけで簡単なのですが、日本での免許証に加えて、この国際免許証が無ければ、海外で運転することはおろか、レンタカーを借りることも出来ません。しかも、今回はイギリス国内でも、南仏でも車を乗り回す予定なので、国際免許は必需品です。この免許を取得して、ようやくレンタカーの予約も出来るというものです。
この国際免許証、たった1年間で期限が切れてしまうため、仕方なく、毎年、運転免許試験場へ足を運ぶことになります。名古屋でも郊外にある運転免許試験場へは、けっして近い道のりではないうえ、今日は、試験場でも長い時間待たされて、少々ウンザリ気味。グレーの三つ折の免許証を受け取り、ヤレヤレといった感じでした。
そして、さらに午後は、外貨の両替の為、銀行へ。ポンドもユーロも置いてあるのは名古屋でも中心街の銀行だけ。時間の短縮の為、またもや車に乗って出掛けます。「ここへ行けば大丈夫!」と思って訪れた東京三菱だったのに、ここまでもまた待ちぼうけ。おまけに、イギリスポンドは£50しかない、と言われて、「あ〜ぁ。」(£50のトラベラーズチェックだと、膨大の数の枚数をサインしなければならないので、それは大変なのです。)
時間はかかったものの、今日の目的はすべて達成。買付けも秒読み、このところのテロで、ブルーだった私ですが、あるお客様のメールの
「どうかくれぐれも地下鉄とかには気を付けて下さい と言っても私たちの力なんて微力なもの 生死は神の御手にゆだねるしかないですよね。」
というお言葉に、なんだかほっとさせられてしまいました。いまさらジタバタしても仕方がないので、「きっと神のご加護があるにちがいない!」と(別に私はクリスチャンではないのですが。)腹をくくって(笑)出掛けてきます。
もちろん今週末の「骨董&のアンティークin福岡」の準備も着々としております。今回、私は残念ながら福岡へはお邪魔できませんが、代わりにうちの河村が参ります。河村自身も長らくアンティークの仕事をして参りましたし、それぞれのお客様のお好みについては、しっかり私がレクチャーしておきましたので、どうぞ安心してお越しください。お待ちしております!
東京にお住まいの皆様、今日の地震大丈夫でしたか?お台場で骨董ジャンボリーに出店していた私達も、もちろん震度5に遭遇。埋立地のお台場は、まるで波打つように大きく揺れ、いつまでも揺れが止みませんでした。その間、会場のありこちではガチャンと物の割れる音。まず、倒れそうなものは皆寝かせ、バーボラミラーなどの割れ物をラックの上の段から下ろし、必死にブース内のラックを支えて揺れが収まるのを待ちました。
本当に長い間、揺れが収まらず、ようやく揺れが収まったものの、今度はドキドキと動悸が収まりませんでした。お陰様で何も被害は無かったものの、地震は本当に恐ろしいですね。携帯電話は、夜までつながりにくい状況でしたし、今はもう復旧したようですが、地震の当初、東京はほとんど交通マヒに近かったようです。
昨日のロンドンでの二度目のテロと同じく、心暗くなる事件でした。テロといえば、まさか二度目は無いと思っていたところ、またもや起こり、私自身が珍しく気弱になっています。最初のテロの爆発が、しょっちゅう出掛けているEdgware RoadやRussell Square、King's Crossで起こったこともショッキングでしたし、何より、今月末から、まず私ひとりでフランス・イギリスに買付けに出掛け、河村はその間、福岡でのお仕事。その後河村も出国し、ロンドンで合流することになっていたのですが...。以前はいつもひとりで買付けに出掛け、911のテロも、世界中で起こった数々の飛行機事故にも動じなかった私ですが、今回ばかりは少しブルーです。
ロンドンやヨーロッパに在住している知人からのメールによると、当地に住んでいる彼らは、「ただただ怒りを禁じえない。」というコメントです。本当に、いったい何のためのテロなのか、腹立たしく、「気を付けろ。」と言われても気を付け様がないし、無事何事も無く買付けを済ますことが出来ることを祈るのみです。
暗いお話はこの程度にして...今日もジャンボリーには様々なお客様がお越しになり、久しぶりにお目にかかるお客様、初めてお目にかかるネットのお客様、嬉しいひとときでした。そして、ジャンボリー終了後は、仲良しのクロテッドクリームの片山嬢と一緒にお食事。今回のジャンボリーにも出店している片山嬢とはお互いに「サカザキ!」「カタヤマ!」と呼び合う仲。彼女とは、買付けで一緒になった折か、こうしてお仕事で一緒になった時にしか会えない為、食事を共にするのはしばらくぶり。うちの河村も交えて、よく食べ、よくしゃべリ、よく笑ったタイ料理の夕べでした。
皆様、何が起こっても元気で長生きしましょうね!
明日からの「骨董ジャンボリー」に備えて、早めに名古屋を出発した今日は、首都高の渋滞に遭遇しながらも5時間あまりで、東京へ到着。普段は、なかなか東京の街をぶらつく時間が無いのですが、夕暮れ迫る銀座の街へ散歩に出かけました。今日は画像中心でお届けいたします。
銀座の真中、3丁目にも、こんな場所があったのですね。ここは、なんと医者さんでした。ビルの狭間に突如現れた二階建て。なんとなく和んでしまう光景です。
歯医者さんのお迎えは、お洒落なパティスリー。ここも緑が気持ちの良い、裏通りのお店でした。
パティスリーのお洒落なエントランス。アンティークらしいステップのディスプレイが印象的。小さく飾られたひまわりに季節感を感じます。
中央通に面したフラワーショップ。ひまわりの種類もいろいろです。ポンポン咲きが可愛いですね。
皆様よくご存知のブランドショップがクロスする交差点。シャネルのウィンドウは、もう既に秋でした。
あぁ、このシズル感がたまらない!マカロン、今日は我慢して買いませんでした。今度フランスへ行ったら...
現代のものでも、老舗の良いものは大好きです。この季節、パナマ帽を見ると、同じような帽子をかぶって外出していた祖父のことを思い出します。明治生まれのお洒落だった祖父。もうずっとずっと昔のことになってしまいました。たまには思い出してあげないと!
それでは、明日ジャンボリーでお会いしましょう!
梅雨も明けて、今日も暑かったですね。 話題の「福袋」も完売し(笑)、楽しかったサロンでの10周年の記念フェアも終わりました。わざわざお越しいただいた沢山の皆様、ありがとうございました。
さて、22日からの恒例の「骨董ジャンボリー」に出店のため、明日から東京へ出掛けます。今日は午後から、サロンにディスプレイしてあったアンティークたちを片付け、新入荷の商品と一緒に梱包、愛車“デリちゃん”に積み込み、いよいよ明日は東京へ向かいます。
いつもは、午後遅い時間に出掛け、夜更けに東京へ到着するのが常なのですが、明日は早めの時間に名古屋を出発し、銀座でウィンドウショッピングなぞして、ゆっくり翌日のジャンボリーに備えるつもりです。
東京で、新入荷も一緒にディスプレイするのが楽しみ、もちろん東京のお客様にお目にかかれるのが一番の楽しみです!どうぞジャンボリーへお越しの際は、是非お声を掛けて下さいね。
そうそう、ブースNO.J-16bでお待ちしております。暑いですが、お台場までお気を付けてお越しくださいね。
2005年07月18日(月) |
Libraryページ |
暑いですね。やっと梅雨も明けて、いよいよ夏本番といったところです。
さて、10周年記念セールも、もう明日を残すのみ。今日は三連休の最終日とあって、お客様のお越しもひと段落。お客様のお相手をするかたわら、以前からの懸案であったLibraryページのリニューアルを試みました。
ページのトップに「先月の売上げNO.1」を。テーマ別に分類し、トップから簡単にテーマに沿った場所へジャンプできるようにしました。ページ構成のテーブル組みに頭を悩ませ、「こんな分類でいいのかなぁ。」と思いながら分けてみました。(ページを見ても、さほど変わった様に見えませんが、私にとっては大仕事なんです。)まだまだこれがベストだとは思いませんが、まずは何とか形になりました。「なんだか面白い!」「また見たくなる!」そんなページにしたいと思っています。
でも、なんといっても中身の書籍が一番大事!次回の買付けの折にも、向こうで新たな書籍をチェックしてくる予定です。また、何かおすすめの書籍のある方は、どうぞお知らせくださいね。
まだまだ他のページも充実出来るよう、頑張ります!
2005年07月17日(日) |
そして、なんとドンペリの夕べ |
半透明の涼しげな団扇。なんて洒落た贈り物なんでしょう!こういうものを選ばれるその方のセンスに脱帽です。
これは何でしょう?そう、岐阜のお客様が持ってきてくださった「美濃和紙」の手のひら大の小さな内輪です。透明感のある涼しげな金魚と流水の柄、漆塗りの素敵な団扇。どことなく、しっとりした色気さえも漂います。いただいた箱から、この団扇一組が出てきた時には、思わず「可愛い〜!!」と声が出てしまいました。手の込んだ、細やかな意識のもとに作られたものって、美しいですね。
そして、今日の午後は、いきなり東京のお客様がサロンへいらっしゃる嬉しいサプライズ。「こんにちは〜。」との声でお出迎えした瞬間、「え〜!!どうしてここに!?」 お話では、ゆうべ急に思い立って、ほとんど始発から、東海道線の電車を乗り継ぎ7時間かけていらしたとのこと。本当に頭が下がってしまいました。
さらに夕方には、お友達のビスクドール作家富野有紀子さんが、「長年、飲む機会が無くて温めていたんだよね〜。」と言いながら、なんとシャンパンのドンペリ持参で遊びに来てくれました。サロンから、自宅に場所を移し、女二人で酒盛りです。我が家のキッチンで、河村に料理を任せ、それぞれお気に入りのアンティークのシャンパングラスで乾杯。こんな高価なシャンパンを飲むのは初めての私は、「これが一生のうち、最初で最後のドンペリになるかもしれないわ。」と茶々を入れながら、でも結局二人であっさりと空けてしまいました。
今日の河村のメニューは、最近愛好しているみずなのサラダに、シーチキンとじゃがいもとなすのトマトシチュー。お肉ではなくシーチキンというところが、なかなかさっぱりしていました。我が家は毎日玄米ご飯です。
さんざん飲んで、食べて、しゃべって、束の間の楽しいときを過ごした後、富野さんは愛犬Cocoちゃんの待つおうちへと帰って行きました。
あ〜今日もシアワセな一日だった。皆様に感謝!
2005年07月16日(土) |
そして今日も盛り上がり... |
はたまた今日も、姫路からわざわざお越しのお客様、「10周年おめでとうございます。」と、お花持参でいらしたお客様、お子さん連れで来てくださったお馴染みのお客様、様々なお客様がいらしてくださって、ワイン片手にサロンでの楽しいひとときでした。
やはり、サロンでのフェアは本拠地だけあって、お客様をお迎えしても、一番気楽で、賑やかで、楽しい空間です。ついつい私のバカ話にお付き合いしていただくことになるのですが、来てくださったお客様皆様に、日頃の大変なことを忘れて、束の間の時間「楽しかった!」と思っていただけたら、嬉しいです。
明日は、どんな方がいらっしゃるかな?私も楽しみです。
さて、昨日はフェアが午後7時に終わった後、河村の希望で、午後9時まで開いているパルコへ出掛けました。(名古屋にも三館もパルコがあるのですよ!)目的は、彼の最近のお気に入りでもある和田アキ子のCDを買いに...。
彼は、お目当ての和田アキ子のベスト版を見つけご機嫌でしたが(特に、このCDに収録されている「ルンバでブンブン」をこよなく気に入っている様子)、私は愛聴しているクレモンティーヌのCDを物色し、「なぜか夏になるとクレモンティーヌが聞きたくなるのよね〜。」と“made in france”というタイトルのCDをGet。
今回Get したこのCDも、私の大好きな「サン・トワ・マミー」やエルガーの名曲「愛の挨拶」も入っていて、なかなかいい感じ。フランスでは、ほとんどといって良いほど知られていないクレモンティーヌですが、彼女のコケティッシュなボサノバっぽいフランス語の歌声を聴いていると、「フランス語ってなんて美しい響きなんだろう。」と思ってしまいます。この夏、なかなかおすすめ、今日からサロンでも流しています。他にも彼女のCDでは、少し前の発売になりますが“アン・プリヴェ〜東京の休暇”も私のお気に入りです。
そうそう、クレモンティーヌってフランス語で「小さなおみかん」という意味だったってご存知でした?
昨日から始まった「10周年記念セール」ですが、連日、例の“福袋”と“くじ引き”でお客様と一緒に盛り上がっています。作った私も、こんなに皆様に“福袋”がウケるとは思いませんでした。ですが、お客様の「だって、アンティークの福袋なんて聞いたことないもの!」の声で「う〜ん、たしかに。」と納得。皆様に楽しんでいただいております。
そんな中、今日は、わざわざ大阪からお馴染みのお客様がいらっしゃいました。名古屋へいらっしゃるのも、サロンへお越しいただくのも初めて、ドキドキしながら来て下さったご様子です。普段、デパートの催事や、骨董祭の折にしかお目にかかれず、ゆっくりお話しする機会が無かったのですが、今日は用意してあったワインをいただきつつ、ゆっくりアンティークのお話、ヨーロッパのお話に花が咲きました。
そうしてお話していくうちに、その方とは、なんと「同い年」だったことが判明!「なんだ!タメ年だったんですね!!」と、今度は同級生のノリで、またまた盛り上がってしまいました。
え?いくつかって??それはヒ*ミ*ツ。30周年が迎えられるように、これからも頑張ります。
2005年07月13日(水) |
いよいよ明日から!10周年記念セール!! |
福袋も詰め終わり、くじ引きの賞品(景品?)も用意して、いよいよ明日から10周年記念セールです。
今日は、インターネットでご注文いただいたお客様へのお荷物を発送をし、明日からのセールの準備に追われ、サロンの中をこまねずみのようにあっちへ行ったりこっちへ行ったり、久しぶりに忙しい一日でした。
サロンの飾りつけも終わって、ようやくセールの準備も完了。あとは明日を待つばかりです。今回は、いつものフェアとは違って、いらしたお客様皆様に楽しんでいただけたら、と思っています。
そうそう、明日は、ワインクーラーとお皿を自宅から持っていくのを忘れないようにしなければ!そうなのです。今回は、いらした方全員に、振舞い酒も用意しております。こんなことは、そうそう無いので、どうぞ一杯飲みにいらしてくださいね。アルコールのダメな方には、ジュースも用意しておりますよ。
既に「10周年おめでとう」メールも様々なお客様からいただいております。本当にありがとうございます。10年間、こうしてアンティークのお仕事を続けてこれたことは、本当に皆様のお陰です。どうぞこれからも宜しくお願い致します。
なんと...アンティークで福袋を作るなんて考えもしなかったのですが、明後日からの10周年記念セールの為、今回初めてのココロミで福袋作りに追われています。
これが作ってみると結構楽しく、選んだ様々なアンティークを色合わせして詰めてみたり、またまた「この組み合わせって可愛い!」とひとり悦に入りながら袋詰めしています。紙袋に入れて、ピンクのリボンをシールで留めて出来上がり。一応、¥3,000の福袋には¥15,000相当、¥10,000の福袋には¥30,000相当、なんてホームページのお知らせに書いていますが、実際のところ「これも!」っと、¥3,000の福袋には¥20,000分、10,000の福袋には¥50,000分は優に入れています。
こんな大盤振る舞いをしていて良いのだろうか?10年に一度のことだから、ま、いいか!福袋、結構楽しいです。違った、結構お買い得です!
2005年07月10日(日) |
“エンジェルコレクション”オリジナルTシャツ |
ようやく発表!今週14日からエンジェルコレクションの10周年記念セールが始まります。(詳しくはホームページをご覧下さいね♪)今日から、ホームページの更新とともにセールの準備に追われています。
今回のセールでは、「お楽しみアンティークくじ引き」や「アンティーク福袋」など楽しいイベントを色々計画しています。今日していたのは、「アンティークくじ引き」の賞品のオリジナルTシャツ作り。以前、私にルドゥテのバラのT シャツを作ってくれた河村のアドバイスを聞きながら、アイロンプリントしていきます。
まず、お気に入りのアンティークのポストカードをスキャナーでパソコンに取り込み、画像ソフトで細かい箇所を手を加えます。画像ソフトで“Angel Collection”のロゴをいれ、アイロンプリントに印刷し、それをTシャツにアイロンで押し付けて接着させます。アイロンで必死にすみずみまで押し付け、待つこと2分。Tシャツが冷めたのを見計らって、アイロンプリントの上の紙をペリペリとはがしていきます。
さぁ、これで出来上がり!可愛いオリジナルTシャツが完成です。賞品用に2枚作りましたが、あまりの可愛さに思わず自分の分も作ってしまいました。この「お楽しみアンティークくじ引き」、空クジ無しで素敵な賞品がいっぱいです。お買い上げの方全員に引いていただけますので、是非いらしてくださいね!
2005年07月09日(土) |
La Tour Eiffel |
この画像、なんだかお分かりですか?私の「エッフェル塔好き」をご存知のお客様が、送ってくださった嬉しいプレゼント、小さな小さなエッフェル塔です。以前、「買付け日記」に、私のささやかなエッフェル塔コレクションを掲載したところ、それを覚えていてくださって、わざわざインターネットで入手してくださったのだそうです。
私のエッフェル塔コレクションはアンティークのものを中心に、ガラス製の物3点(そのうち2点は、それぞれオリーブオイルとリキュール入り)、メタルのものが大中小と3点、紙製のもの1点、スノーボール1点、他にエッフェル塔のアンティークポストカード多数。ただいま、ボン・マルシェカードのエッフェル塔シリーズを物色中。このボン・マルシェカードのシリーズは、以前からずっと探しているのですが、まだ手元にあるのは1枚きり。コレクションに難航しています。
今回いただいたこのキーホルダーが、うちの一番の可愛いサイズです。小さいながらも重みのあるこのキーホルダー、何に使いましょうか?小さなエッフェル塔を眺めながら、心はパリへ飛んで行ってしまいました。 そうしているうち、エッフェル塔の公式サイトを発見。“Paris vu de la Tour ”からはエッフェル塔の上からのパノラマも楽しめますよ!
この小さなエッフェル塔をお送りくださった則子さんの体調が早くよくなりますように。
2005年07月08日(金) |
かたや日本は平和な日々 |
昨日のロンドンでのテロ事件、やはり沢山死者が出て被害が広がっているようですね。テレビで被害の模様を見ながら、今になっては仕方の無いことですが、「最初の地下鉄テロがあった時点で、どうしてすべての地下鉄の車両を止めなかったんだろう?」と思ってしまいます。 今日、この私自身も、「まさか今ロンドンに買付けじゃないでしょうね!?」という友達からの殺気だった電話がきましたし、同じ日本在住のアンティークデーラーの友達からは「ロンドンの友達に連絡がつかなくて...。」というメールもやって来ました。きっと世界中からロンドンへ安否の電話が殺到しているのでしょうね。
かたや日本は、なんて平和なんでしょう。今日は以前からお誘いいただいていたビスクドールの富野有紀子さんと今日は女二人、先日行った貞奴邸に引き続き、同じエリアにある旧春田邸へお食事に。大正14年のこの建物は、現在フレンチレストランとして使われているのです。お隣は旧豊田佐吉邸、名古屋でもお屋敷の並ぶエリアです。
古い民家をそのまま使ったこのレストランでは、玄関でスリッパに履き替え、今日は玄関脇の洋間に通されました。窓の外には庭の灯篭と緑の木々が見え、なかなか良い雰囲気。お互い仕事が忙しかったこともあって、彼女と外でお食事をするのも久しぶりです。フランスでは食べられないような繊細な味付けと盛り付けのフレンチをいただきながら、お互いの近況を報告しあいます。 ワインを片手にゆっくりお食事した後は、一緒に連れ立って、今度は美術館へ。買付け先のロンドンやパリでは、美術館に足を運ぶことも多いのですが、名古屋で美術館へ行くのは久しぶり。ちょうど見たいと思っていた「エルミタージュ美術館展」を見に行きました。
この「エルミタージュ美術館展」、「華やぐ女たち」というサブタイトルが付いているとおり、展示作品のほとんどが女性と子供の肖像画。1400年代から1900年代にわたるまでを時代ごと順を追って展示してあります。 その興味深いことといったら!1400年代から年代を追うに従って、1500年代に描かれた女性の衣装にはレースが飾られるようになり、首にはラフと呼ばれる大げさなレースのカラーが描かれるようになります。さらに、1700年代には当時の宮廷衣装だったたっぷりしたシルクのローブフランセーズ、大粒のパールを使ったジュエリーも充実してきます。そして1700年後期から1800年代の最初は、エンパイアスタイルと呼ばれるハイウエストのギリシャ風の衣装に、1800年代に入るとクリノリンで大きく膨らませたドレスが登場し、1900年代近くなるとバックスタイルにポイントを置いたバッスルスタイルへと。まるで、衣装の歴史を実地体験しているようで、とても楽しい展覧会でした。 また、私はレースの衣装を見ると「あ、これはヴェネチアンレースだわ。」とついついレースの種類をチェックするのが楽しいところ、その一方で富野さんは、「こんな衣装、お人形で作ったら可愛いよね!」とそれぞれの分野を重ね合わせつつ見終りました。
久しく名古屋でゆっくり過ごすことが無かったけれど、今日は、こうして名古屋で一緒に楽しく過ごさせてくださった富野さんに感謝!
もちろんその後はサロンへ戻り、来週の更新の為、またまたパソコンに向かいました。ちゃんと仕事もしております!
2005年07月07日(木) |
ロンドン同時テロ事件 |
今日は七夕だというのに、何という血なまぐさい事件でしょう。
2012年のオリンピックの開催地がロンドンに決まったのは、昨日のこと。「しょっちゅう止まる」「時間通りに来たことなんか無い」ブリティッシュレイルや地下鉄などイギリスの交通事情の悪さには辟易している私達は、オリンピンクの開催地決定の模様をテレビで見ながら「あのひどい交通事情で本当にオリンピックなんて出来るのかね?」「あの地下鉄で、オリンピンクを開催するなんて本気?」とブツブツ言っていたのに...。オリンピックどころではなく、まだ事件の全容は分からないようだが、沢山の死傷者が出てロンドンの交通網はマヒしてしまったらしい。
ただでさえIRAなどのテロの被害が少なく無いロンドンの街、アメリカとイギリスのイラク侵攻が始まった時点で、私は、いつかこんなことがあるに違いない、と思い続けていたのだ。(私の予想では、ヒースロー空港とキングスクロス駅、ピカデリーサーカスが危ないと思っていたのだが。)しかも、今回事件の起きたエッジウエアロードやラッセルスクエアの地下鉄の駅は、買付けのたびに毎回何度か利用しているよく知った場所。テレビの映像を見ながらドキドキしてしまった。
ロンドンにいる何人かの親しい知人を思い浮かべて、大丈夫かと心配だ。それにしても、あの狭い地下鉄の車両での爆発なんて、なんて恐ろしいことだろう。2階建てロンドンバスの2階部分がすっかり吹っ飛んでしまったあの映像も!
ロンドンの街は、実は監視カメラだらけで、ロンドン市内に住んでいる誰もが、外出してから帰るまで、いっときも監視カメラに写らずに帰宅することは出来ない、とまで言われている。どこまでも監視カメラで追いかけることが出来るのだ。「なんかヘンだよ。この国。」と思っていたそんなことも思い出し、やはり武力行使からは憎しみしか生まれないと思うのだ。
今日も、来週に予定しているホームページの更新の為、サロンで一日パソコンに向かっていました。一日室内でパソコンに向かってくると、頭も体もどんよりしてきます。パソコンは、毎日自宅からサロンへ持ち運んでいるのですが、今日は帰宅した後も、残業が出来るよう、様々な商品も一緒に持って帰ってきました。
帰宅後もパソコンに向かってどんよりしながら、「こんなときは、ちょっぴりキッチンで遊んでみるか!」と買ってあった桃でコンポートを作ってみました。
桃は丸ごと、湯剥きしてからお鍋の中へ。そこに水とワインを半々にドボドボ、ひたひたになるまで入れます。お鍋をとろ火にかけて、お砂糖を入れます。今日は、お砂糖の代わりに、南仏のちょっとクセのある栗の花の蜂蜜を入れてみました。とろ火のまま、1時間ほど煮て、桃の周りに浮いてきたアクを取り除きます。ほんの少しだけレモン汁を入れて、もうこれで出来上がり。
冷ましたお鍋はそのまま冷蔵庫に入れて、よく冷やしてからいただきます。「本当はホイップクリームやミントを添えたりするともっと美味しいのだろうなぁ。」と思いつつ、カロリーを気にする私にとってホイップクリームは高嶺の花、アンティークの脚付きのデザートグラスに入れて、煮汁のシロップをたっぷりかけて、そのままいただきます。
この桃のコンポート、以前イタリアンレストランで食事をした際、デザートで出てきたもの。「この時期の桃は甘みが足りないことがあるから、コンポートが向いているんですよ。」と、そのお店のシェフは教えてくれました。そのままの桃だって、十分美味しいけれど、ワインの香りと風味の移った桃もなかなかいけますよ!早く明日食べたいなぁ。
コンポートも出来たし、今からまた残業です。(涙)
今日は、以前からお約束のあった名古屋のお客様とのランチの日。閑静な住宅街に出来た素敵なカフェで、一緒にお食事とデザートをいただきました。ここ何年か、満足に名古屋で生活していないせいで、名古屋という街への帰属意識が薄い私達ですが、最近のこと、昔のこと(古くは「あそこに進駐軍がいたんだよ。」という話まで)、様々な名古屋のお話を聞いているうちに、名古屋へ戻ってきたことを実感できる楽しいひとときでした。 お話に夢中になっているうちに、1時からのランチだったのに、気付くとはや夕方5時近く...。「え〜!?こんな時間!」と大慌てで、そのすぐ側に最近復元された「旧川上貞奴邸・文化のみち二葉館」へ。
「旧川上貞奴邸」は、以前は会社の所有で、一般には公開されていなかったのですが、最近名古屋市が新たに移築復元し、この愛知万博に合わせて一般公開されるようになりました。 以前から、中に入ってみたかった私は、ワクワクしながら足を踏み入れます。大正9年に建てられ、住居であった和室部分と、いわゆる接待の場所だった洋館部分からなりたった建物は、完全に昔のままとはいえないまでも、当時の雰囲気を十分に伝えています。大広間に下りてくる周り階段は、今にも貞奴が衣擦れの音とともに降りてきそうですし、当時のままの華やかなステンドグラスは、この館が政財界人や文化人の集まるサロンだったことを彷彿とさせます。
身近な名古屋にもこんな場所があったんだなぁ、と再認識した一日でした。この「旧川上貞奴邸・文化のみち二葉館」は、ホームページの「名古屋のおすすめ」にも加えておきましたので、お近くの方は一度お出掛けを!
2005年07月04日(月) |
デスクトップピクチャー |
それにしてもよく雨が降りますね。昨晩京都から名古屋へ帰り、今日はパソコンに向かって、あれこれたまっていた仕事のお片付けをしていました。
思い立って、新たなMenuの画像もGalleryページに加えてみました。そうしたところが...「今回の画像可愛い!」と思わず自画自賛。今までは、アンティークのポストカードの画像をデスクトップの壁紙にしていたのですが、今日からこの画像に変更!早速デスクトップに飾ってみました。
画像の周りのベースカラーも画像に合ったグレイッシュなピンクに。なかなか可愛くありませんか? やり方は簡単です。最初にGalleryページの中から好みの画像をクリックして大きな画像を出します。その画像の上にカーソルを移動し、右クリックより「背景に設定」を選択します。これでとりあえず、画像はデスクトップの壁紙になりました。それから、画像の周りのベースカラーを指定します。まずは、「スタート」ボタンをクリックして「コントロールパネル」を出し、「画面」をクリック!「デスクトップ」タブをクリックし、右下の「色」の右のマークをクリック、「その他」をクリックして、自分の好みの色を指定するだけ。(あ、これはウィンドウズの設定の仕方ですのであしからず。)
ブルー系の色味の画像にはベースカラーをブルーに、パープル系の画像にはラベンダー色、なんていうのも素敵ですね。どうぞお試しあれ。
なんだか、お気に入りの画像で飾ってあげると、無機質で即物的なパソコンも心なしか愛情が持てると思いませんか?私のVAIOは、“パソちゃん”と呼ばれています。
やっと梅雨らしいお天気になってきました。京都は、このところ毎日雨降りです。京都骨董祭も今日で二日目。私たちが骨董祭を好きな理由のひとつ、それは「早くお仕事が終わる」こと。デパートでの出店ですと、デパート閉店の8時過ぎにしか仕事が終わりませんが、骨董祭の場合は5時過ぎには早々“自由の身”となることが出来ます。今日は骨董祭の終わった後、ホテルまで帰る道すがら、街へショッピングに出掛けました。
今日、私たちが二人して入手したのは扇子。実は、扇子を持っていない河村が、骨董祭で和骨董を扱う店主さんがパタパタ扇いでいるのに目を留め、「扇子が欲しい。」と言い出したからなのです。そういう私も実は扇子好き、暑くなるこの季節、いくつか持っているにもかかわらず、ハンカチと一緒で、可愛い柄のものを目にするとついつい欲しくなってしまいます。
今日の扇子は二人ともシビラのもの。京都で購入したにもかかわらず、全く京都の香りのしない派手なものです。河村が選んだのは、和物屋さんの持っている粋な扇子には似ても似つかないポップな柄、私の方は、赤い骨と淡い色の様々な水玉に惹かれました。あんまり涼しげではないけれど、ま、可愛いからいいか!
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