朝食を写メして朝、おはようメールと一緒に送ってる。 せめて言葉にできない温もりを伝えたくて。
自分が今、此処でできることは何だろうってずっと考えている。
100でなくても諦めずに1を積み重ねていきたい。 どれだけささやかなことでも0と1は違うと思うから。
声が聴けた日は嬉しい。 嬉しいのに胸がいっぱいで何もいえなくなる。 電話のあっちとこっちで照れ笑いして黙る。
かすれそうになる声を悟られないように わたしはえへへと笑う。
見えない電話に感謝しながら目じりの涙をぬぐう。
逢う予定だった前日に恋人のお父さんが再入院。 勿論、逢うのは中止でその日から彼は休み無しで頑張ってる。
こんな時に側にいることができれば・・・と思うのに この距離とすぐには動けない立場がもどかしく辛い。
わたし自身、持病が悪化していて心身ともに優れない現状。 もっと若かったら、健康だったら、近くに住んでいれば、 抱えるモノがなければ・・・
本当は今すぐにでも彼の元に飛んでいきたい・・・。
メールや電話では伝わり、伝えきれないこと、 見えないこと、わからないことは、ともすれば不安に繋がってしまう。
わたしの敵はわたし自身の弱い心。
それでも一日一度、必ず入れてくれる連絡を支えに 折れそうな気持ちを励ましている。
この試練を越えた所にきっとある夜明けを 信じたい。
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