++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2011年12月02日(金) 酸欠の魂

口を開いても伝わらなかったり伝えられなかったりするなら
それは今の自分にはダルくてキツイから
口を閉じて黙ったままいようと。

究極のナマケモノ発想 かもしれない。

えらく息苦しくて
息継ぎばかり してる。

何かしなきゃって思うのに
気力が 途絶える。

腰と下腹部と胃と脚の鈍い痛みに怯える。

老人というにはまだ生々しくて
若者というにはクタビレテしまって


全然ダメなばかりじゃなかったはずだと
思い返そうとするけど
確かにその時、必死でやってきたはずのことさえも
酷く頼りなく輪郭をぼやけさせる。

わたしは
未だに 自分の輪郭を実感できない。


わたしは 認められたことがあるのかな?

執着を手放すこともできずに
かといって
しがみつく力がこんなに無くなってることに
愕然とする。


ニンゲンは 苦手
ニンゲンは 怖い
そう思ってしまうのは どうして?
いつから?

薄皮一枚
たったそれだけのものが
こんなにも 隔てる。

当たり障りの無いことを言っていれば
そういう態度でいれば
日々は世界は
少なくとも
平穏。

話さないのではなくて
話したくない。
沸々と湧き上がる反抗心を隠し。

わたしは穏やかになったのではなくて
ゆっくりと密かに頑固者になっている。

散らばったまま
まだ自分を
片付けられないでいる。



 


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ゆうなぎ [MAIL]

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