++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2010年07月23日(金) *宣言。

次男が体調を崩し入院した。


今までも色々あって
自分の小さな器では
その度に溢れてしまって
絶望して
泣いて
泣いて
泣いて
膝をついて
泣いて

だけど どうしようもないから
諦めたらそれで終わりだから
自分が何とかするしかないから
此処まで何とかきたけど

今回は
もう本当に(本当にって何が本当なんだろ)
つくづく疲れ果てた って思った。

消えれるものなら消えたい と 思った。

何処まで続くんだ って。
もう もう 嫌だ って。

死にたいとは思えなかった。
死というものにすら逃げれない自分がたまらなく苦しかった。
死ねば楽になれるかも ということすら
信じられずに
そこにすら救いを求められない自分に吐き気がした。

だってそうでしょう。
せめて 死んだら楽になれるってそれを信じられたら
(少なくともわたしは)
逃げ場が(それが思い込みでも)あると思えるのに。
それが幻想にすぎなくても。

生きていても苦しい。
死んだってそこにあるのは眠りでなくて
無 だとしか思えない。
いや、無 ですら なく、
そこに 救いを、逃げ場を、
感じられない。なんて。


虚しくて
息が できなくて
のた打ち回って

そうして

今ものた打ち回っていて
苦しくて

でもなんか

猛烈に
たまらなく
猛烈に
悔しくなってきて。


運命というものがあるなら

それが自ら切り開いていくものでも
わたしにとってそれはいつも残酷で皮肉なもので

でも
だから尚更このまま諦めたら
運命に負けを認めたことになるから。

もうとうの昔に負けてるのかもしれない。
負けたまま、ぶちっと途切れるように終わるのかもしれない。
人生も運命も公平なものではないから。
そんな優しいものではないから。

けど
だから
だから。

強がりでもいい。

最期まで
運命に
人生に
喧嘩 売ってやる。って

思った。



力の限り

全身全霊で

抗い続けてやる。

絶望しても

限界値越えても

未練がましく
しがみつくように。


こんなこと書きながらも
いや 多分
こうして 鼓舞してないと

折れてしまいそうだから
今だって


でもだから

宣言する
此処で
此処に

叫ぶように

吼えるように。



2010年07月13日(火) *コノアメハイツマデツヅクノカ

すごく疲れてる。

なんていうことは今更、なんだけれども。

簡単に解決できないことというか
解決とはいかないまでも
何処かに進んでいくしかないわけで
何にしても行き先が見えないにしろ
全ては今 この時も流れているわけで。

有無を言わさずにそれはいつもそうなわけで。



長雨と湿気のせいもあるのだろうけど
いつも以上に
身体のアチコチにガタがきてて
薬やら湿布やら総動員しても追いつかない。
蕁麻疹が出て、痒いったらない。
胃が荒れて口内炎が酷い。
首やら足やらには湿布ベタベタ。

なんだろ、この蛇の生殺し状態。

最近はウツで落ち込むというよりも
感情が希薄になっている感覚。

何かコトがあっても ぼんやりしながら沈んでいく感じ。

辛い というよりも キツイなぁ。ダルイなぁと思ってしまう。

好きなこととか人とか執着していたものに対する意欲も
もう・・・いいかな・・・とか
気がつくと思ってたりして。

もしかしたら これが進むと
限りなく無に近い状態になって
諦観の域に達することができるのかもしれない。

わたしの場合は まだかすかに残ったモノに
諦めてるといいながら
爪をひっかけてぶら下がってる未練がましさがあるから
所詮はどこまでいっても中途半端なのだろうけれど。


要するにわたしは全然成熟していない。

自分の感情の始末さえも上手くつけられずに

ぼんやりの合間にガタガタ震えながら怯え、
呪文のように”なんとか”と繰りかえしながら
立ち尽くしている。



2010年07月07日(水) *「それでも」

   「それでも」


 往くしかないんだ
 歩くしかないんだ

 その道が
 どこに向かっていても
 どこに続くとしても
 どこで途切れるとしても



 どれだけ

 泣いても
 泣いても
 泣いても


 泣いても。




2010年07月04日(日) *オヤコ

母の見舞いに子供たちを連れて行ってきた。

検査も終わり落ち着いたとは聞いていたが
病室に入って顔をみると思っていた以上に元気そうで
安心すると同時に ふっと緊張がほどけて泣きそうになった。

今日の点滴が終わっていたので、談話室までいって話をした。
検査もきつかったようだが、この際 いい機会だから
あとあとの不安がないように・・・ということでしたらしい。

孫達の顔をみて、とても喜んでくれた。
いつもの母 がそこにいた。

明日からおかゆ食になり、一週間後くらいには退院できるそう。

無事退院まで心配ではあるけど、とにかくホッとした。

あとは父まで体調を壊さないように気をつけてくれれば。

この日も母へは水替えの必要が無いように、
薔薇の小さなアレンジメント
父へはあまり食べてないと聞いていたので
飲み物と食料の差し入れを少しばかりだけどしてきたけど
父はちゃんと食べてくれただろうか。
母が体調を崩している今だからこそ、尚更父には
自身の身体のことも無茶せずに考えて欲しい。


わたしは娘としての役割をろくに果たせていない。
こんな時こそ もっともっとしなければならないのに
いい歳をして情けなく忸怩たる思いがする。

思うのに心も身体もろくに動かないのは何故だ。

この日も帰り道の途中ですでに冷や汗ダラダラで動悸が酷く
自宅に帰り着いて、シャワーだけ何とかしたら
布団に倒れこんでしまった。

なんでこんなにぐったり疲れてしまうんだろう。

今まで気力で何とかなっていた部分まで
もたなくなってきている。
これがかなりのショック。

この梅雨の蒸し暑さのせいだと思いたい。

暑さは苦手だが、この蒸し蒸しした気候が過ぎ去ったら
この湿気を含んだような身体も
もうすこし 使い物になると信じたい。


親としても
子としても

まだ倒れるわけにはいかない。



2010年07月01日(木) *ごめん。

母が体調を崩して先週末から入院していたと実家の父から聞いた。
何故すぐに連絡をしてくれなかったのか と言うと
検査結果が今日出てからにしようと思ったと
何事もひとりで抱え込む父らしい答え。

幸い、大きな病気ではないことが今日の検査でわかったというが
心配でたまらない。
あと1週間くらいは入院することになるらしい。

顔を見に一刻も早く行きたいが
それすらすぐにできないもどかしさ、情けなさ。
自分がいかに無力な存在かを思い知らされている感じ。

一人娘なのに。

心配をかけてばかりで肝心な時に
なんの役にも立てないなんて。

父がついているといっても
母は不安な思いや心細い気持ちでいるのではないか。

なんとしてでも週末には母の入院する病院に行きたい。

母の顔を見たい。



わたしは 弱虫だ。

ごめんね。


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ゆうなぎ [MAIL]

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