++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2007年12月31日(月) 百八つ

今年の最後の最後になって鬱の大波がきて深く落ちている。

揉みくちゃになって息が苦しい。絶望と虚脱に塗り潰されてしまいそうな恐怖。不安と心細さで胸が張り裂けそうだ。

飛びたくなる衝動を抑えこむ。いたたまれない苛立ちの反動にしか過ぎないのはわかっている。

一年の最後にこんなに相応しくない日記もあるまいがそれでも、もがきながらでもしがみつく姿を書き残しておきたいと思う。

この凶暴な哀しみを。

極小掃除さえこの分だと完了しそうにない大晦日。

迷子になったままの心が
空(くう)に向かって細く哭く。


ゆうなぎ



2007年12月30日(日) そうして 確かに時は流れているから




今年という時が終わろうとしていて
来年がもうすぐ今年になる。

今日だったり昨日だったりするのが
去年と呼ばれてしまう不思議。


確かに時が過ぎていることを
年月が刻まれていくことを
実感させられる瞬間が近づいている。


あの頃 まだ建って無かった大型ショッピングセンターが
もう何周年かを迎えるなんてね。
折りこみ広告のチラシに思わず片付けの手が止まる。



前に進めましたか?悔いなく頑張れましたか?と聞かれても
胸を張って「はい」とは言えないなぁ。

パニクりもヘタレもしたし、もっとできたことだってあったと思う。
逃げ腰にもなったし現在進行形で迷路を迷走中だし。

でもきっとだから まだ
ここでおしまいってワケにはいかないよねぇ って
情けない顔してひいふう息切らしながらも
思えるのかもしれない。


逢いたいと思えるひとたちがいるということ。
見届けたいと思うことがあるということ。
いつか・・の 約束。


どんなに苦しい夜にでも朝は必ず来る。
雨でも薄曇でも朝は朝で
今日は昨日じゃない。


今日が積み重なって明日を創っていく。
それはいっそ清々しいほどに淡々と確かに。


あのショッピングセンターもいつか別の建物に姿を変える日が来るだろう。

それをわたしが見ることができるかどうかはわからない。


でもその時を生きている誰かがそれを見て
今日のわたしのようにその頃と懐かしいひとを想ったりするって考えたら
なんだか ああ こんなふうにきっと何かが繋がっていくんだなぁなんて。


*


風邪何とか治ったようです。
それにしても小掃除も進んでないのは困りモンです。
今日はお飾りとお供え餅を買いに行って
子供らと誰よりジブンにハッパかけて何とかでも
極小掃除(とうとう格下げです)くらいはしなくては ね。


お兄ちゃんは また背が伸びました。
イッチョマエの理屈も言うし父親代わりも随分板についてきましたが 
なに、まだまだ 当たり前ですが人生勉強 これから、これから。
将来の目標がハッキリしている子なのでそれに向かって
思い切り往けるといいなと。身体だけは気をつけて頑張れ!

真ん中はトンネルも長かったけどその分、無駄でなかったと
思ってます。甘えん坊は相変わらずだけど ほんのちょっぴり
逞しくもなった気がします。そうはいっても大人への扉の入り口
やっと見えてきたかなって所なので。ゆっくりとしたいこと、
なりたい自分をみつけて行けたらいいね。

末っ子は 甘えん坊将軍。意地っ張りアマノジャクも相変わらず。
だけど今はとにかくあまあまラブラブしてます。
思いっきりスキンシップ。学校のこと考えるのもちょっとオヤスミ。
気長にいこうと思います。また一緒に転んで怪我もするだろうけど
うがーっと おっかあパワー出して(でも後で寝込むけど)
いくしかないべえ。


わたしはどうでしょうか。
心の病気、身体の病気 簡単にいかないことばかりだけど
それでも 大切に想い、想ってくれるひとがいる限り
ヘタレつつ、パニクって、迷いつつ、
キレイに簡単には逝きゃしません。
似合わねーもん。

逝く直前まで足掻きます。
もう呆れられるくらいみっともなく
泣いたり喚いたり忙しいことと思います。

支離滅裂にもなってやるもんねー
それが 生きる ってことだと思うから。

なんて 改めて書いてること自体が なんだかなぁ だけど。
いいのさあ。ソレひっくるめて全部 わたしというもの。




というわけで 今年ここまで無事に息切れしながらも
立ち上がり続けてくれたパソコンくんに改めてありがとうを。
(来年こそサポートセンターに電話するからね)

それからそれから やっぱり こんなヘンテコなカワリモノを
大切だと言ってくれるあなたにキミに・・・
大きな大きな感謝の花束を。

側にいてくれると嬉しいです。できることならずっと。
必要とされていると思うとまだ生きていけそうな気がします。

こんなゴジラなわたしだけれども強がってもけっこうな弱虫なんです。

流れていく時の不安に押しつぶされてしまわないように
手を離さないで。

お願いです。


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                     ゆうなぎ



2007年12月28日(金) 年の瀬もの想い




クリスマスの約束が
延び延びになってしまっていたので昨夜ケーキを焼きました。

といってもいつものホットケーキ重ねて間にジャム塗ったやつ。
でも今回は張り込んでホイップ生クリーム買ってきたのを乗せて。
ハートも大きなのにしました。ジャムは苺ジャム。

最近 ウチでケーキといえばこのホットケーキです。
形はこの通り不恰好だし、生クリームも緩くて何やら
塗った というよりも
流しかけた だけど まぁ子供達が喜んでるのと
高カロリー禁止のわたしも市販のものよりもお砂糖控えめで
作れるので良しとしましょう。うん。

たまに食べる甘いモノはハラワタに沁みます。くぅううう
この日ばかりは(自分の中で勝手に)無礼講ってことで。
血糖値もお陰で落ち着いてるので(イイワケ)
たまには甘いモノだって食べなきゃやってられないもんね〜(イイワケ2)
下剤と胃薬もちゃんと倍飲んだし(イイワケ・・にもなってない・・)



実は風邪まだ全快とはいってません。
ついでに年の瀬ギリギリまで色々何やかや
バタバタ胃痛イタタで。

まったくねぇ・・と
溜息とともにクシャミ鼻水垂れるのがオマヌケで感傷にも浸れやしません。

クリスマス?年の瀬?大掃除?
嗚呼!もうっ!!!
世間様は年越し準備とか来る新しい年に向けてとかいってるけど
全然ついていけてないし。
もう終わるんかいっ!今年!

年が変わったら諸々のことが全部リセットできるわけもなく
だけど たぶん 年末年始という名前の短いお休みだけは
なーんも考えずに過ごしなさいよというカミサマの心尽くしなのかも とか。


劇的に状況が好転することがあるとも思えないけど
それでもとにかく今も時は過ぎていき 今年はあと少しで終わり
新しい年は始まり。こればかりは誰もが平等に形は違えど。



小掃除でせめていらないものを捨てるだけでも・・と
整理もどきをしていたら 懐かしいハガキやら写真やらメモの切れ端やら。
そういえば去年も見つけて やっぱり捨てきれずに同じ場所に
仕舞ったんでしたっけ。

同じようなものでも捨ててしまいたいものはあって
それはとうの昔にキッパリと捨ててしまったのに
どうしてこれは捨てられないのかと不思議な気もするのだけど
それは遺された者の我が儘だと許して貰う事にします。


ウチの年末年始はどんどん簡略化されてきていて
多分 今年もそれは同様になると思われ。

ただ家族みんなで仏壇の掃除して線香を立てて
手を合わせることだけは変わらずに。
今年もありがとう と今は空のひとへ。


年の瀬とお正月がもっと特別だった頃を想うと
塞がってもう見えないはずの胸の傷がずくんと疼きます。



わたしがいなくなった後も
時は止まることなく、こうして次の場面を紡いでいき
其処にいなくなっても想い出して語りかけてくれるひとがいる限り
わたしという存在は消えないのでしょう。

ならば せめてヤサシいものを少しでも遺していけますように。

想い出して微笑んで貰えるようなものを一つでいいから
遺していけますように。



そんなことを考えながら
さて 今日も小掃除をもう少し続けましょうか。


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                        ゆうなぎ



2007年12月26日(水) たとえどんな夜にも




月も星も見えない

乾いた瞳に映るのは
昏い夜空だけ

せめて泣くことができたらと
胸を拳で叩いても叩いても
枯れた音が響く虚ろ
痛みすら何処か遠い



泣けずとも
啼きながらでも

虚ろの中に鼓動打つ限り
それでも と抱きしめる



月も星も見えない

乾いた瞳に映るのが
たとえどんな夜でも

たとえどんな夜にも

灯るちいさな明かり
どんなにちいさくとも
ほら確かに灯っているあの無数の明かり


それを目印に今夜も
それでも と抱きしめる


へたくそだけど子守唄をうたうから

おやすみ
いとしい子

たとえどんな夜にも

わたしは此処にいるよ


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                    ゆうなぎ



2007年12月24日(月) 風邪っぴき赤鼻メリークリスマス

久しぶりにPC開けた(気がする)

どうも このところ日にちの感覚がはっきりしなくて頭がぼんやりしてて。
えーと昨日だったか一昨日だったかなとかは日常茶飯事だし。
それどころか少し前のことも
なんだったっけ?とか
したのか、まだしてないのかとかわからなくなる始末。

大事なことはメモしたりしてるんだけど
そのメモを失くしたりとか散々・・

これ風邪のせいもあるよね。
いつもよりも頭に霧がかかってるのは。
多分、きっと、そういうことにしておきたい。

昨夜携帯から此処に日記書き込んでから 携帯持ったまま
寝てしまってて(最近これ良くある。メール打ちかけて・・とか)
でもお陰で今朝は少し体調が戻った感じ。
こうしてPCも開けたし。

ただ わたしの悪い癖でちょっと良くなったと思ったら
すぐに走り出そうとしてしまう(貧乏性なのです)
それで今回も風邪こじらせちゃったので
気をつけねば・・と肝に銘じてます(汗)

トモダチにもいっぱい心配かけてしまってて。
せめて此処から ありがとう を もう一度言わせて。

一日も早く風邪治して まずは薬を日常種類・量まで戻すよう養生します。

そういえば今日ってクリスマスイブなんだよね。
ちょっと今日はまだ無理っぽいけど明日には
子供らのリクエストもあるので例のホットケーキ焼くつもり。
今年はツリー出せなかったなぁ・・・スマン。

クリスマスが終わるといよいよ年末で
新年に向けてのカウントダウンが始まる。

とりあえず小掃除が目標。
ゴミだけでもまとめて始末して少しでもすっきりしたい。
ものすごくココロザシの低い目標だけどヨシとしよう。




どうか大切なひとたちの元に届きますように。

メリークリスマス 

サンタクロースにもトナカイにもなれないけど
大好きだよ って想いと一緒に。

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                      ゆうなぎ



2007年12月23日(日) ぼんやり頭で布団からアイをこめて

風邪をこじらせてしまった。
鼻水、鼻詰まりがなかなか治らない。そのせいか歯茎まで腫れて頭痛がする。口を開けてしか寝られないのでどうにも息が苦しくきつくてならない。

薬 飲んでうつらうつらしては起きてポカリ飲んでまたうつらうつらして。

とにかくまずはこの風邪治さなきゃなぁ。

みんな心配かけてごめん。
年内できるだけ早く完治してせめて小掃除くらいはしたいと思ってます。

ゆうなぎ



2007年12月21日(金) 温もりの記憶

末っ子は寝る時にわたしの腕枕で足をくっつけて抱きつくようにして眠る。

真ん中の子が こそっとやってきて「ハグして」って言ったから
そういえば久々になっちゃってたよね ってぎゅうううってしたら
「頭ヨシヨシも・・」って。
もちろんいっぱいヨシヨシってして
もう一度 ぎゅううううう。
安心したような顔してささっと戻っていった。

どうしても末っ子への比重が大きくなっている時期なので
真ん中は密かに寂しいのだろうと思う。
けど 真ん中がトンネルの中だった時には末っ子も我慢してたと
思うから 今度はお兄ちゃんが少しだけ我慢の番。ごめんね。


冬休みに入って一応一息つくとはいえ、まだ
末っ子のトンネル脱出には時間がかかりそうだ。
どうするのが一番良いのか。どう働きかけていけばいいのか。
わからないことばかりで
迷いながら試行錯誤しながら でもこの手は離さない。


あまえんぼうでさみしがりの癖に頑固なあまのじゃく。
末っ子は今 自分でも混乱して結果 迷路暴走してる気がする。

わたしにも答えがあるわけじゃない。
もしかしたら 遠回りの坂道をひいふうとよろけながら
一緒に登ってるのかもしれない。

でもたったひとつ
これだけは・・って決めてることがあって
それはいっぱい抱っこやぎゅううやチュウをして
”キミをアイシテイルンダヨ”ってことを温もりで伝え続けること。

不器用さでは三兄弟のうち 一番かもしれない末っ子。
だから なおさら。

全身でぶつかることでしか今 うまく言えないなら
ヘナチョコおっかあだけど 
ありったけの全力で受け止めてみせるから来い!
力こそ弱いけど 眼力と底力の肝っ玉と想う気持ちなら負けない。
近道で無くていい。みつかるまで一緒にみつけよう。
だから、ね。



温もりの記憶はひとを救う力があると信じている。
甘えることが許されて信じていいのだと
そう思えるひとが一人でもいてくれたら

ひとは
わたしは

生きていける気がするんだ。


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                       ゆうなぎ



2007年12月20日(木) 昨日のしっぽ。今日のあたま。

さっき うなされて目が覚めた。

いつものあの昏い重苦しいようなユメだ。
薬の副作用なのか 精神的なストレスからなのか
わからないけど これにも慣れた。

慣れても平気なわけじゃなくてやっぱり嫌なものは嫌で。
その度に絡みつくような重い引力から
身体を引き剥がすように起き上がり
自分が今何処にいるのかを認識できるまで
しばらく放心したようになってしまうのだけど。


昨日が風邪の一番ピークで朝起きたら声が酷いことになってた。
子供のことで学校へ電話した時も声がガラガラで
先生をびっくりさせてしまった。
ご心配おかけしてしまって親子共々すみません。

でも一日薬飲んでうつらうつらとしていたせいか
起きかけには多少喉が いがらっぽくて口が渇いていたけど
今は かなり良くなった感じ。良かった。

今日は月一の定期検査の日になるけど 数値。
不安・・・というか気が重い。
浮腫みこそきてないけど
(これだけは指輪の抜き差しで一日一度確認してる)
体重は1.2キロ リバウンドしたんじゃなかろうか。
体重測定きちんとできてないからわからないけど。
あまり良い食生活をしていたとはいえないので。反省。

冬休みまでいよいよ。
現状の色々が少しでも良い兆しをみせてくれれば・・・と
願わずにはいられないけど 焦るまい。

もう一度 自分に自己催眠。

大切なひと達 心配かけてしまってごめんね。
離れていても・・・・・そうだね。
元気玉 ありがとう 確かに。




ユメの中でも もがいてた。
デフォルメされて肥大した孤独に押し潰されそうになって
ただただ声も出せずに震えてた。

目が覚めても暫くその恐怖が消えなくて。
やっと現実を認識して 
だけど
やっぱり どうしようもないことや叶わないことは変わらないのだと
それを もう一度 認識させられて天を仰いだ。



ユメを見てもユメから覚めても苦しい。
今までもっと苦しいこともあったはずなのに
その度にその時がやっぱりきつい。



最近 自己催眠のかかりが悪くなっていて困る。

楽天的に前向きに考えるのにも限度があるけど
少なくとも考えても仕方ない事を考えすぎないように。

今日もパソコンは立ち上がり わたしはこうして日記を書けた。
今はそれに感謝しよう。


明日がわからないから
今日をまた始められて
昨日は消えないけど遠ざかっていくものだから
こうして日々を生きていられるのかもしれない。

そんなことを思ったりする。


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                       ゆうなぎ



2007年12月18日(火) なきべそ右往左往

月曜日。

風邪相変わらず、おまけにセイリまで始まり・・・。


末っ子は学校を休み、真ん中の子は体調不良で結局早退してきた。
学校への電話して学校からの電話があり色々話す。
実家の大ばあが風邪をひいてしまったと電話があり、両親も疲れている。
夕方遅く帰宅してきた長男に色々相談したいこともあったので
「疲れてるところを悪いけど少し時間いいかな?」ときりだしたら
「今日は勘弁してよ・・」と言われてしまった。


末っ子に関しては正直、どう対するのがいいのか時々頭を抱えたくなる。
末っ子は朝起こすところの出だしで躓くとダメだ。
特に今はスタートを上手に根気強く補助して助走つけてやらないと
寝起きの悪さも手伝って石のように動かなくなってしまう。
こうなると言葉掛けをすればするほど意固地になり
「産んでくれてありがとう」なんていじらしい言葉をいった同じ口で
「ウザイ!ダマレ!」の痛烈連打。

甘すぎでも良くないだろうしと腹を括って
厳しめの理屈で説得してみたが逆効果だったようで
ボコスカと殴りかかってきてちょっとした取っ組み合いになった。

末っ子の歳でももう幼児と違って力は大人顔負けなので
叩かれると半端じゃなく痛い。
向こうは頭に血がのぼってるのと(まったく理屈の通らない怒りなんだが
末っ子自身はそれすら気づいてない)
おっかあは大丈夫という(現実みたらものすごく根拠の薄い)認識で
いるので容赦が無い。

こっちは押さえつけて防戦しつつ、お尻やら腕の内側やらを
ピンポイント攻撃でつねるのが精一杯。
こういう時の難しさは痛いという認識はしっかりさせながら でも
絶対 頭とか顔なんかの危険ゾーンを避けることと
周囲に、当たったりすると大怪我になりかねない家具、
窓ガラスなどがないかを確認して問題ない場所へと
取っ組み合い戦闘しながら誘導?していかないといけないこと。

結構これでもその辺は考えておるのです。
ヘッポコなりとも一応 親ってヤツをやってるので。

そうこうしているうちに末っ子が疲れてきてくれたので休戦。
末っ子の顔は涙と鼻水でグチャグチャ。
でも相変わらず威嚇の鼻息も荒く自分の机の下に潜り込む。

ここは離れた場所から様子見ながら放っておいた方がいい。
ある程度 わたしにぶつけて悪態ついたことで発散されているだろうし
この子はこの場面では押すよりもこちらがいったん退くことで
頭の血が下がって考えることができるようになるから。

担任の先生には連絡を入れてとりあえず放課後に再度
電話で話させていただくことに。

などとしていたら 真ん中の担任の先生から連絡があり
真ん中の子の体調が良くないので早退させますとのこと。
暫くして先生に送っていただいて帰ってきたが
病み上がりで疲れが出たらしく熱は無いが顔色が青く
きつそうだったので着替えさせた後、水分を取らせて
とにかく布団に寝かせる。

この頃には末っ子も机の下から出てきていて
おとなしく本など読んでた。
ごめんなさい は無いままだけど そこは知らん顔を敢えてして
普通に接しておく。


昼 何か消化にいいようなもので・・と考えてたら
実家の母から電話。
大ばあが風邪ひいたらしく。
今から病院へつれていくとのこと。
両親もかなり疲れているようで 一応 こちらの報告もしたのだけど
心配と愚痴を聞かされて瞬時に後悔する。
この状態で両親に余計な心配を増やすことしてどうするんだジブン。

とにかくお互いに満身創痍だけど 何とか乗り切ろうね。
こっちのことはお兄ちゃんとでも相談するから大丈夫と言って
電話を切った。

しかし・・なぁ・・・

なんでこういう時はこんな風にバタバタと追い詰められてしまうんだろう。



放課後、学校からの電話で色々話す。
先生方のご苦労や立場、それでも根気強く少しでも・・と
思って下さるのには本当に頭が下がるし 心から感謝している。

ただ これは学校というよりも今の教育体制に対してなのだけど
上の方にすごく余裕が無いというか焦っているように思えてならない。

今回話の中で「不登校」という言葉が出てきた。
末っ子は既に「不登校児」と認識されているようだ。
わたしは個人的にこの「不登校」という
大げさにしかめっ面したような言葉が好きではない。

確かに 正しい言葉 だけど なんて冷たく響く言葉だろう。

学校イキタクナイと思うことは子供なら一度はあるだろう。
それが思うだけで終わるか、数日で終わるか、少し拗れたり
きっかけを失って長くなるかに個人差はあっても。

勿論 問題の中にはイジメなどの早くに現状を把握して
手を打たないといけないものもある。
でもその場合でも上の方々の対処が適切であるかといえば
疑問だと思う。

迅速に・・・は大切だけどそこには 
しっかり実情を見極めつつ が 必要だと思うし
心の問題に関わることは当たり前だが個々で違っているので
全部を同じモノサシで見て、一気に焦って解決を急ごうとすると
結果 対象者を余計に追い詰めて最悪  
踏みとどまっている背中を押してしまうことになりかねない。

動くべき時と見守るべき時。 
現場の先生方がそれを考えて対処しようとしていても 
その上にある機関が見当違いの迷走して現場に圧力かけるような
ことをしていてはむしろ逆効果にしかならないと思うのだけど。

機関は人が集まってできたもののはずなのに
大きくなればなるほど その動きが小回りの利かないものに
なっていくのは皮肉なことだ。



腹を括るしかあるまいと思っている。

他の意見を頭から聞かないというのではない。
でも 今 末っ子に無理強いしても彼は頑なになるだけだし
それで強引に”学校へ行くこと”をさせられても
後々に傷や歪みを残してしまう気がする。

わたしにとっては自分の心身と合わせてかなりきつくはなるし
弱音も(既にここで吐いてるし)投げ出したくもなると思うけど

カミサマ わたしに 回り道をする勇気をください。

大切なことだと思うから。
今は回り道、迷い道になっても絶対にこの苦しさは後で
生きると信じる。信じながら迷おう。



長男の「今日は勘弁して」の台詞聞いて
亡夫がいつもそうやって色々な問題が起こった時に
逃げていたのを思い出してしまった。

亡夫の場合は仕事で それは確かに無理も無いほどの
ハードワークだったのだけど
一人ではどうしようもない時、動く動かない以前に
その問題に一緒に関わることもしてくれないのか・・と
愕然としたものだった。

苦く寂しいおもいで。こういうのは思い出したくなかったなぁ。

そのお陰でこうしてシブトク、ツヨク?なれたともいえるのだけど
あんまり嬉しいことでは無いよ。

重なりはするが決定的に違うのは
方や大人でパートナーだったけれど
方や大きくなったとはいえ 子供だということ。

だから ここで長男を責めるのは酷。
むしろ彼は彼で無意識に父親代わりを・・と
頑張ってくれていると思うから。
これ以上 負担を増やさないように気をつけなくては。
ここで共倒れになっては何もならない。


年の瀬も近づいてきたというのに
なかなかカミサマは休ませてくれない。

それでもこうして途方に暮れて何度も空を仰ぎながらでも
今まで生きてきたのだから。


わたしだけじゃない。

形は違っても同じこの空の下
みんな それぞれの何かと懸命に闘いながら
今日も生きている。

だから わたしも
わたしも。


なきべそ右往左往。

てやんでい!とめいっぱいに強がって鼻水啜りつつ
転んだ膝小僧の傷に唾つけてまた起き上がる。


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                      ゆうなぎ



2007年12月17日(月) わたしとパソコンと週明け

風邪ひいてます。

まだ過去形になってないのが辛いトコ。
鼻と喉にきてる。
結局 土日は薬飲んではウトウト 
鼻づまりで口開けて寝てたのか喉が嗄れて痛くて目が覚めて
水・・水・・と思うけど起き上がれず。

ユメの中でユメをみて起きるという頭混乱しそうなユメみたのは
そのせいかな?
そこで起きていたはずなのに現実は眠りの中で
もう一度 今度は本当に起きてやっと這うように水を飲みに行った。


子供達の体調が戻ってきただけに参ったけど
それでも長男に協力してもらいつつ みんなの食事確保。
洗濯もタオルやら下着類の最小限のものだけ済ませて。

末っ子はこんな時でも甘えっぷりを発揮して
「ちょっと今 風邪でキツイからね。待っててね」って
いくら言ってもかまってくれないってスネちゃうんだよね。
さすがにわたしもイライラして根をあげそうになった。うが〜!!

っていうか実際 「おっかあ、風邪でフラフラなの!」って怒ったし。
それでもアイツは不貞腐れたりしてたんだけど
こっちも限界だったのでバタンキューしてたらいつのまにか
テレビ見たりしてオトナシクなっておった。ふぅうう・・・


そうして土日も終わり、
今はもうすぐ週明け月曜日の朝が明けようかという時間。 

子供達 上の二人は学校大丈夫だと思う。
問題は末っ子で一応10分間からの約束またしてるんだけど
こればかりはギリギリまでドキドキ。祈る気持ち。

今週は長男の三者面談、病院の定期検査、その他にも大切な予定が
入っているので末っ子の調子に関しては
わたしの胃もキリキリ痛くなろうというもの。
一応それなりに予定に対しての手は打っているんだけども。

とにかく終業式の日まで何とか滑り込めば・・・と思ってる。
あと一息。その後のことはまたそれから考えよう(と言い聞かせる)



パソコンくんの方も相変わらずとても危うい感じ。
早く修理に出した方がいいのは よーくわかってる。
仕事も閑散期の今なら一番打撃も少なかろうし・・。
でもその気力と決心がなかなか今はつかない。
金銭的問題も大きい。
少なくともこうやって立ち上がってくれてるもので
それにすがって逃げている節もある・・・
ヘタレな持ち主でごめん。



早く風邪だけでも完治させたいなー

風邪薬飲んでるうちはいつも常用してるアレルギーの薬は飲まないように
言われてる。全部心療内科の方から出してもらっているのだけど
どうしてもこの薬とこの薬は両方飲むと強すぎるから飲まないようにとか
そういうのはある。

風邪薬の類はアレルギー薬、咳止め、頭痛薬などもだが
ダルさや眠気を伴うものが多い。
(それもスッキリ眠れるとかいうのとはちょっと違う感じ)
薬自体、抗鬱、安定、眠剤など基本的なものを含めて
常に数種類飲んでいるので 組み合わせが変わると
それでなくても頭のボーっとしてるわたしにはヤヤコシイし
頭も余計に働きが悪くなる。はぁあああああああ


なんて憂鬱な月曜日。


とか気負い過ぎても考えすぎても良くないのは身に沁みてるんだけど
難しいねぇ・・・見極めと行動と見守り。


そんなこんなで なんとも締まらぬ師走年末だけど
とりあえず 今日、今朝から また勝負の始まり。


よっこらしょ と腰をあげる週明けの朝。


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                          ゆうなぎ



2007年12月14日(金) むかしばなし。いまのはなし。

長い一週間もやっと週末を迎えようとしている。


それにしても今週は特にきつかった。

子供達の病気は幸い、長男は少し咳が残っているもののほぼ完治し、
酷かった真ん中も徐々に回復してきているのだけど
一番軽かった末っ子はこの状況よってまた 
ガッコウイキタクナイ が後戻りしてしまった。
せっかく少しずつ一緒に積み上げてきていたのに どうしてよ?と
叫び出したいような気にもなるが でも三歩進んで二歩下がるじゃないけど
ここで焦っちゃいけないと自分に言い聞かせてる。

来週からまた仕切りなおしだ。

人間は機械でもなんでもないので計算通りにいくとは限らない。
それは常々身に沁みて自分自身で実証済みだ。
ましてや 子供の心はもっともっと柔らかくそれだけに
複雑なもので満ちている。


末っ子は赤ん坊の時から最近までむしろ手がかからない子だった。
真ん中の子の ガッコウイキタクナイがピークでわたしが真ん中に
かかりきりだった時にも毎日大人しく登校していた。
内弁慶で外でものすごくお友達や先生に気を遣い
その言葉や行動を気にしてしまう分(すごく良い子で
まったく問題ありませんよとずっと言われてた)
沢山の抑えつづけていたことがあったんじゃないかと思う。

末っ子にとって父親は物心ついた時にはもう病んでいたので
抱っこされた思い出も無いに等しい。
母親であるわたしも入退院と手術を繰り返していた父親に
付き添う毎日だったから 一番スキンシップを必要とする年頃の
数年間は どんなにか寂しい思いをさせていたことだろう。



父親が亡くなった時に真ん中も末っ子も小学校入学前だった。
まだ父親の死を良く理解できない幼子二人が無邪気に落ち着かず騒ぐのを
小学校高学年になっていた長男が必死でたしなめて気にしていたのを
昨日のことのように思い出す。
長男は結局最後まで涙を見せなかった。
それほどまでに張り詰めていたのだろう。


そしてわたしたちはその直後、暴風雨の中に頭から投げ込まれ
わけのわからないような一方的な身勝手な都合で
踏みつけられボロボロにされた。
それまでの数年間だって土砂降りの中 時折雲間に射す日差しを
頼りに生きてきたようなものだったのに。
せめてここまでは・・と我慢して我慢してきた最後のとどめが
アレだったのだ。


それからも色々なことがあったけど親子四人、
ただひたすら無我夢中で必死に生きてきた。

この数年、人様にはもう数年も経って落ち着いたでしょうと
思われるかもしれないけど 
わたしたちは沢山のものを失いすぎていて
色々なことで傷つけられすぎていて
このトラウマと痛みばかりは わたしたちにしかわからないだろう。



わたしたち親子はそれぞれに形は違えど器用とはいえないので
今もしょっちゅう道に迷うし、ヘタレて座り込む。
間違いもすれば、それでパニックも起こす。
でもこれからも
回り道しても後戻りでも疲れきってへたり込んで
どれだけみっともない姿晒そうと
命ある限りやっぱり諦めず歩き続けたいし歩き続けて欲しい。

今もまだこの冷たい雨は止まないけれども。
ハレた日だって確かにあったのだもの。どれだけ遠くなっても
その想い出は消えない。



わたしには今 末っ子はこれまでの分の甘えを
取り戻そうとしているようにみえて仕方ない。
だから 思いっきりそれを受け止めてやりたい。

沢山のぎゅうううにチュウに大好きの言葉。
反面でてくる理屈の通らないワガママも丸ごとできる限りの力で。

甘すぎる部分もあるかもしれない。
でもね 安心させてやりたいんだ。大丈夫だよ って。

何度でもぎゅううしてチュウして大好きだよって
だってどれだけそれを我慢していただろうと思うから。

やっと子供達は少しずつ心の感覚を取り戻しているのかもしれない。
痛いよってこととか苦しいよとか甘えとかワガママとか
そういう閉じ込めていたものを。


わたし は

わたし も ね

でももう少し わたしはあとまわし。



昨夜 末っ子が腕枕した布団の中でぽつりと言った。
「おっかあ 産んでくれてありがとう」って

こちらこそ産まれてきてくれてありがとう って言って
ぎゅううってしたら照れてふざけてうぐぐ〜とかモダエてた(笑)



長男も真ん中も末っ子も
それぞれにそれぞれの人格、強い部分も弱い部分脆い所もある
ニンゲンだから。

でも わたしのところにきてくれてありがとうって
時には もーしらん!なんでこうなる?!と吼えながらも
やっぱり わたしは思うだろう。懲りもせずに。


おっかあでいることがしんどくて重くなることもある。
だけど おっかあでいることで 
わたしはこうして踏みとどまってもいられる。

明日に希望を託せる。

少なくともわたしには おっかあ であることが必要だったのだと思う。
こればかりは人それぞれなのであくまでも自分に限ってだけど。

とかいいつつも一息つけるのは果たしていつの日か?



今年も押し迫ってきて 
あたりまえだが去年とは違うわたしが此処にいる。

かけがえの無い新たな出会いも
変わらぬ想いで気に掛けてくれる大切なひとたちも・・・

これは確かにわたしに与えられた幸せ。

この幸せを幸せだと感じることのできる心だけは
失くしたくないと そう 思う。


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                     ゆうなぎ
 



2007年12月13日(木) 眠れぬ夜におもうこと。




別に正義の定義について
絶対なる自信をもって語ろうとも語れると驕っているわけでもないけど。

最近 色々な場面でどうにもやり切れないことを
見たり感じたりしたものだから眠れないこの夜に
少し書きとめておきたいと思う。



これはずっと不思議だったのだけど
 
一生懸命、生真面目に語っている人に対して
「何 熱くなってるの?偽善者?(嘲笑)」みたいな
変に醒めた斜めに見るような捉え方をする人と

「私の(俺の)言う事は絶対間違ってない!!
だからそれに反対するヤツは許せない悪だ!」と
羨ましいほどに迷い無く自分自身の言い分のみが正義だと
信じて相手を攻撃する人
(自分の正しさに絶大な自信を持っているので
その為には手段も選ばない。何しろ正義は我に有りだから
それがどんな卑怯な手でも汚い手でも”正義”を通す為には
当然の行為となるらしい)

この一見、別々に感じる人たちの考え方、似ているのだ。

共通していえるのは
どちらも相手に対する想像力がなく
自分自身を省みたり疑うことがまったくないこと。

彼ら彼女らの辞書には「間違い」という文字は載ってないらしい。


そこのけそこのけ で ひたすら突っ走り
何を壊そうが誰を傷つけようがお構いなし。
それどころか結果ごり押しが通れば自分の正義が勝ったのだと得意満面。

またそれで済んでしまったりするんだよね。
厄介ごとや面倒を避けたい為か、強引な自信家に世の中は何故か甘い。

だから彼ら彼女らは益々自分はやっぱり正しかったのだと
自信を深める始末。お山の大将は益々勘違いする。


こういうふうに書いたからといって
自分に自信を持つことが悪いことだなんていってるわけじゃない。
ただね・・・特に若い人たちにはもっと迷ったり疑問を持ったりも
して欲しいと思わずにはいられない。

相手の立場に立って物事を考えるには想像力が必要だよね。
自分がされて嫌なこと、不愉快なことは 他人だって嫌だってこと。

正しいと信じることがあるのは結構なことだけど
その為に意見の異なる相手と議論するのをすっ飛ばして
手段を選ばずに自分の考えを押し通す行為は
大義名分なんて関係なく、人としての自分の品性を落とすことだし
とても・・・醜いよ。

その醜さに気が付かないで勝利の高笑いしている姿は
目を背けさせ、気持ちを萎えさせてしまう やりきれなさ。
こちらは怒りよりもぐったりと疲れさせられてしまう。
それって哀しいね・・。

勝ち得たつもりででも実はそうしてどんどん失っているのに・・・。
だって去っていくひとはそれ以上は何も言わないまま去っていくもの。
でもそれにも気づかずに一生過ごして自己満足でもしてられるなら
それはそれで幸せなのかもしれない。なんだか寂しい幸せモドキだけど。



正義ってなんだろうなって色々な出来事を経てきて最近よく考えるんだよ。
100%の正義も100%の悪も無いんだということ。

だから自分にできうる限り真摯でありたいと思う。

偉そうに言えた人生でも人間でもないのは承知だけど
だからこそ 振り返る事を忘れずに生きていきたい。



それが不恰好で損な生き方でもどんなに苦しくても


せめて・・・

せめて。


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                        ゆうなぎ 



2007年12月12日(水) いきるということ




胃が重苦しくしくしくと痛い。
肩から首筋のコリはいっそう酷く、そのせいか鈍い頭痛が
思い出したように続いている。瞼の痙攣も治らない。

状況は相変わらずで、心も身体も思うように動いてくれない。

胃薬も頭痛薬も眠剤もあまり効かない。
抗鬱剤も安定剤も無い生活は考えられないがこの現状を保つことだけで
作用を使い果たしている感じだ。

苦しい。


四方八方に気を遣って気を配るのも
色々なことを呑みこみ続けるのも
決して平気なわけじゃない。


ラクがしたいとまではいわない。
ただ あとほんの少しでいいから
手足を伸ばすことができたらどんなに。




部屋の隅で丸く縮こまって頭を抱えながら
ゴメンナサイゴメンナサイチャントガンバルカラと
ブツブツ呟き続ける姿は見る人が見れば異様なものだろう。

でもそれで部屋からベランダへ駆け抜けてそのまま飛び出したい衝動と
刃物で己自身をメチャメチャに突き刺したい衝動を抑えてた。

臆病なくせに。
実際にそんなことはできはしないだろうけど。

それでもあと一本神経の糸が切れてしまったら
普通ならまず飛び越えられないはずの一線を飛び越えてしまいそうで。

それだけはどんなことしてもしたくなかった。



そうだ
何度わたしはバラバラに砕け散っただろう。
それでもなんとか此処まできた。

ハラワタを喰われ続けるような痛みに泣き叫びながら
這いずりながら
鼻水と泥と汗と涙がこびりついて固まったような
みっともない顔 晒してでも。


行き先も答えも相変わらずわからないみえない。

それでも いきるということに 泣きべそかきながらでも
しがみつくんだ。


わたしにもしも遺せるものがあるとすれば
たぶん 唯一 それだけだろうから。


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                       ゆうなぎ    



2007年12月11日(火) 頬を打つ雨

携帯からです。
とうとう長男もダウン。
真ん中の子の熱が再度上がってしまったので
二人を連れてできるだけ空いている時間を見計らって病院に行ってきます。
末っ子が今日は頑張って
できるだけ学校にいる!と登校していったのが救い。
それぞれ満身創痍ですが
負けてたまるか!です。

どんな酷い雨も
いつか止むことを信じて。

ゆうなぎ



2007年12月10日(月) それでも雲間から日は射すと




日曜日の夜、真ん中の子が
喘息の発作を出して救急病院へ。

そして週明けの早朝。
とりあえず治まってきたので薬を貰って帰ってきたが
まだ咳は続いていて食欲も無い。
今は眠っているので水分補給だけはしっかりさせながら
夕方 再度かかりつけの小児科へと連れて行くつもり。


末っ子は土日ととてもいい感じで過ごしてた。
自分から月曜日も頑張ると言っていたので
そのせっかくのテンションを下げないようにと
気を配っていたのだけれどお兄ちゃんが休むとなったら
やっぱり イキタクナイ となってしまった。
皆勤記録ストップ。

 
*



ここまで書いた所で真ん中が目を覚まして
末っ子も少し復活。
真ん中も食欲が出てきたようだしお昼にもなったので
煮込みうどんを作って みんなで食べた。
思いの他 二人とも良く食べてくれてホッとした。

真ん中に薬を飲まして寝かせて
末っ子も今は本を読んでいる。

わたしはメールチェックとパソコンの調子を見るために・・
今日もどうか何とか無事に立ち上がりますようにと
いつものごとくヒヤヒヤしながら。
今回こそほんとにもうダメなのか・・と思ったけど
それでもパソコンはこうして何とか立ち上がり
此処に来ることができた。

早く修理に出した方がいいことはわかっているのに
パソコンくん、まだ休ませてあげられなくてごめん。


わたし自身の心身もあまり思わしくない。
左瞼の痙攣は相変わらずですごくキモチワルイ。
首筋から肩にかけてがガチガチで湿布を貼っている。
どちらがどちらの因果関係なのかわからないが
頭痛が治まらなくて胃が重く、しくしくと痛む。

糖尿内科の月1定期検査の日も近づいていて、
心療内科にもいかないといけないので
両方の主治医に症状を話して相談してみようと思っているが
どうなるだろう。眼科へ行く事を勧められるかな。
更年期障害からきているのかもしれないので
婦人科にも行けたらいいのだけど そこまでの気力があるかどうか。

そういえば詰め物がとれたままの穴ぼこ奥歯も何とかしたいけど
これまたなかなかそこまでの余裕がないまま。



*



晴れそうかと少し息を吐けば それを見透かされたかのように
薄闇色の雲がココロの空を覆い隠そうとする。
積み上げて積み上げてやっと此処まできたのに・・と
ガックリと膝を折りそうになることを何度繰り返したらいい?
こういうことはいくらでもある、と自分を奮い立たせ
とはいえここまで後から後からだとさすがに泣きそうにも挫けそうにもなる。


それでも
ヘタレようが叩きのめされようが
自力で立ち上がるしかないんだもの しょうがない。

信じるのを止めたら守りたい砦が壊れてしまう。
だから信じる。1%でも0.001%でも自己催眠かけてでも信じ続ける。
真実(ほんとう)にあるかどうかは問題じゃないんだ。
1%の希望は創って行くものだから。

絶望なら何度でもしたよ。
これからもすることあると思う。
ヘタレて足掻きまくって強がりすら保てなくなったり。

それでもそれでも
爪が食い込むほど握り締めた掌
ゆらりふらふらと でも諦め悪く最後まで。


悔しいじゃないか
そんなキレイな散り様なんてものを
認めたくないんだ。

苦しいよ辛いよ痛いよ
それでもそれでもそれでも
意地でもヘロヘロでも

それでも って言い続けるよ。
声の出せる限り
いや
口の開く限り
いや
意識の続く限り


それでも雲間から日は射すと。


それが多分 
わたしが唯一できることだと思うから。


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                           ゆうなぎ



2007年12月07日(金) ふりやまない雨に打たれて




まだ休めない。

いつになったらこんな四方八方に気を張り巡らせ続けるような日々が
終わりになるんだろう。
先の見えない道は弱った心を萎えさせて足を鉛のように重くする。

でも休めない。

四面楚歌、暗中模索、ほぐしてもほぐしても絡まる糸に
髪を掻き毟り、叫びだしたい衝動を必死で抑える。


思い切り叫べたらどんなにいいだろうと
言いたいことの全てをぶつけられたらどんなに楽になるだろうと

あの時も
この時も

何度も
何度も
何度も

思った。


でもやっぱりそれはできなかった。

そうすれば わたしの守りたい世界は崩壊するし
わたしはそれを目の当たりにすることに耐えられなかったから。

今も同じ。


左瞼の小刻みな痙攣は思い出したように続いている。
下剤依存は酷くなるばかりで
胃薬と頭痛薬もすっかり手放せなくなってしまった。


思うままに生きればいいと言うのは簡単。
そういう人ほど守られた甘やかされた世界の中から
その言葉を投げかけてくるから反吐が出る。


ああ 今日のわたしはかなり凶暴だ。
でもせめて此処でだけは吼えさせておくれ。
疲れているのとても。 だから。 




やっと週末。 でもね 末っ子一週間頑張って皆勤。
今日は教室に上がって友達とも話せたらしい。
朝の会の後で帰ってはきたけど。
それでも続けられて少しずつでも前に進んでる。
もう少し・・あと少し・・・




世の中は不公平。人を踏みにじってどんなに傷つけても
痛みのカケラも感じずに守られて平気で笑ってるヒトがいるというのに。
ねぇ どうしてヤサシいひとばかりが負わされた傷に
ずっと苦しめられなくちゃいけないんだろう。



こんな夜にはカミサマに問いたくなる。
返ってくるはずもない答えと知ってはいるけれど。


昏い空に両手を差しのべて
あの日のように

ふりやまない雨に打たれながら。


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                         ゆうなぎ                             



2007年12月06日(木) 12月の空




朝、曇りだった空が今は晴れてるよ。

今日、末っ子は今週の学校滞在最高新記録。
少し教室にも上がってお友達とも一言、二言だけど話したりしたらしい。

頑張ったんだねぇ と ぎゅうううしたら
くすぐったそうにテヘヘと笑った。

明日行けばこの一週間皆勤賞!
ちいさな一歩、でもとても意味のある一歩一歩。
焦らなくてもいい。
立ち止まってもいい。
ゆっくりいけばいい。

一緒に歩いていこうね。




それにしても家の中 汚い。
ついでにお風呂にも入ってないので髪が痒い。
それと最近 瞼が小刻みに痙攣するのよ。
チック症状の一種?でも少し違う気がする。
なんだか瞼が変な感じだな〜きもちわるいと思って触ってみたら
意思とは関係なく瞼がぴくぴくしてた。
どうもストレスが酷くなると出てくる感じ。

今月の定期検査も近いというのに
宜しくない状態。マズイなぁ・・。

ただ やっぱり今が正念場で。
今のわたしはできることが限られてて。
それで優先順位で考えるとどうしても後回しになってしまうことが
自分のことで。

子供らには焦らずに・・とかいいつつ
自分の方は頭パニックになったりしてて。

こりゃ 子供達へと共に自分自身にも言い聞かせなきゃね。
焦らずに ゆっくりと 深呼吸。


とにかく ひとつずつ。ひとつずつ。


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                        ゆうなぎ



2007年12月04日(火) 合図。 フラッグを振るよ





全力投球の後はやっぱりバッタリとダウンです。
だけど 意味のある全力投球だったと思う。

あと末っ子には まずは続けることから始めようって伝えています。
そうして本当に本当にアリの一歩でも動いていけたらいいな。
それを今は 見守り、一緒に足掻きながら。

きっと見つかるから。ハッキリした形じゃなくても
回り道が無駄道とは限らない。
道草して初めて気づくことってある。ほんとだよ。



ここに書くことは合図。
生きてるからね!って。


ふらついてヘタレこんでも
また 立ち上がってフラッグを振るよ。

あたし 振り続けるよ。


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                       ゆうなぎ




2007年12月03日(月) 師走初めからそう来る?

週末が終わり自宅に帰宅。

月曜日ハラハラしたが末っ子は先生にお迎えに来ていただき10分間登校。
教室にはまだ上がれないでいる様子。
でも思ったよりも長い時間(といっても1時間弱くらいだったが)
居られたようなので良かった。頑張ったね。 

例の金曜日の一件、実は日記を書いた後 電話をして、担任の先生に
子供の気持ちをお伝えしてご相談した。
詳しくは書かないが、これはかなり自分的にはしんどかったけど
その日のうちにしてやっぱり正解だったと思った。

とはいえ明日火曜日は 
子供曰く「お母さんと一緒に行くって言ってきた」
そうで・・・正直いうとお母さんちょっと泣きそうかも。
でも そんなそぶりは見せれないので元気一杯で 了解!と
ぎゅうううしときました。

学校かぁ・・・胃が痛いや・・・ははは。
朝 薬を充分に?飲んでそれで持ってどのくらいかなぁ〜
いやいや、そんな弱気でどうする!自宅に帰り着くまでは倒れるべからず。
もうこうなりゃ自分との戦い。気力一発。
とにかくやるっきゃない!正念場ですもん。
付き添い頑張ってきます。
水曜日はどうなるんだとか そういうことは今は考えない考えない・・


しかしさ・・・ちょっと今またマズイ傾向。
そう・・・過食がね・・復活でそれも拒食と交互なもんで
じわりじわりとまた体重がリバウンドしてきたわけですよ。
手の痺れもなんとなーく出てきた気がする・・・
やっと小太りくらいになって糖尿の数値も落ち着いて
主治医にも褒められてるのに怒られちゃいそうでイヤだ〜
(そういう問題じゃないだろ!)

胃のポッコリが無くなったって喜んでたのに
お腹のラインが・・・小山にね・・・はぁあああああ・・・
そう・・わたしはストレスにメチャメチャ弱い女。
弱いけどどうにかしないといけないのでどうするかというと
過食 とか 下剤依存とかに走ってしまうわけです。

なんかね・・・明らかな悪循環だよね・・・。


で パソコンですが帰宅した夜は開ける気力無く
今日になって恐る恐る開けてみたら何とか立ち上がってくれました。
なんてイジラシイ奴なんだ。
とはいえ サポートセンターに少しでも早く電話した方が
いいんだろうけど。
今はキツイ・・・


ここまで書いたところで電話があった。


※以下 ぶっちゃけワルクチ怒り満載ですので
 読まれて不愉快になられる方も多々いらっしゃると思います。
 それでも続きを読んでやろうじゃないか、というあなた。
 この日記筆者はまったくの俗物なので公開の場ではありますが
 お見苦しき点 多々あることをお許し願えれば幸いです。









相手は例の下請け仕事の近所の社長だったのだが
いやもう、まず呆れかえり、それから怒りで頭の血管が数本切れた。

これが心身ともに健康な時のわたしなら
穏やかに静かに、しかし確実に水をも洩らさぬ理屈で追い詰めて
彼女の 自分の辞書には「間違い」という文字は無い という
胸糞悪い勘違いをキッチリと徹底的に正して差し上げていたと思う。



わたしは普段は大人しいし、争いごとは避けて通りたいと思うタイプだ。
また自分に100%の正義があると言い切るほど自信家ではない。
そのせいで御しやすいと甘く見られることも多々あるが
それはそれでいっこうにかまわないと思って流してる。

反面 極端に言えば 別に群れてなくてもまったく平気だし、
万が一 村八分にされても そういう意味での関わりなら持たなくて
済む方がいいくらいなわけで。

要するにただの か弱い羊ちゃん なんて可愛らしいものじゃないのだよ。 
忘れて貰っちゃ困るが いくらへタレといえどもゴジラなんでね。

それもこちとらダテに数々の修羅場くぐってきてない。
女社長ごとき甘ったれとは少なくとも腹の据わり方が違う。
テメエのやってきたこと程度でいっぱしのわかったような台詞吐くには
百万年早いわい!つうか苦労がまるで生かされて無さすぎだろ。

だからこんなことができるんだよ。
独善って言葉知ってるか?卑怯って言葉をアンタから聞こうとはね。
正義の意味、間違えて覚えてない?
よくもまぁ恥知らずな言葉 それだけ平気で吐けたもんだ。
ああ、恥の意味も勘違いして覚えてるってか?


言ってやりゃあ良かったと思ったよ。
実際 過去にそれでわたしを甘くみて
挙句 言葉で叩きのめされて泣き出した奴もいたしね。

でも結果的にいえば いくつかの事柄ゆえに出しかけた牙は
とりあえず引っ込めた。

一つには今のわたしには 理論攻撃する上で一番重要な
常に冷静に興奮せず怒りを面(おもて)に出さない ということが
難しいからだ。こういう喧嘩ではどれだけ醒めた状態を維持できるかが
勝負を分けるといってもいい。

今 わたしはこの部分がうまく制御できない。
できないだけでなく、怒りのあまり どもる、言葉につかえる、
加えて 過呼吸を起こしかねない。っていうか既に軽く起こしたよ。

それでも守るべきものに対して これ以上何かやってくるのであれば
今度こそ完全戦闘態勢を整えるけどね。


しかし 仕事の部分ではこれで変に温情かける気はキレイに無くなった。
今後の分の仕事に関しては完全放棄する。
これは無責任とはいえないだろう。むしろまったく資料なし数ヶ月放置で
してきた仕事に対しての料金もなあなあであいまいのまま。
普通のビジネスじゃ到底ありえないし とうの昔に契約不履行で
苦情言われてて当然のところなんだから。
我ながら 今までオヒトヨシにも良くやってやったよな。
で 今までの分だけど もうまたゴチャゴチャと料金貰おうとは思わない。
今後 彼女からの仕事を請けることも絶対に無いだろう。

馬鹿な人だなと思う。
彼女は裸の女王様だ。
自分には限りなく甘く、その癖 利己主義の正義を振りかざす。

彼女自身は「私は人から何度も裏切られてきた」なんてことを言っていたが
そりゃ無理もないわ と改めて納得。
相手がアナタを裏切るんじゃない。
みんなアナタに呆れ果てて離れていくんだよ。

ご主人や甘やかしてくれる人達がまだいてくれることで
自分が保たれているということにすら気づいていないのがイタイ。

彼女に「アナタは裸ですよ」と言ってあげる人は現れるんだろうか。
無理っぽいな。多分最後の最後まで気づかずにいくんだろうな。

最後まで気が付かなければそれはそれでシアワセなのかもね。

とにかく今後一切 彼女には関わらない。
(とはいえ近所に住んでるので顔を完全に合わせないで済むかっていうと
難しいのがキビシイんだけど)
もう頼むからさ・・・アンタという喧嘩する価値もないような相手に
無駄な労力を使わせないでね。


カミサマも頼みますよ。

師走初めから今回みたいなのはさすがにキツイっす。





お目汚しのお詫びに画像をひとつ。




とりあえず明日(っていうか今日)だ。
薬飲んだけど胃痛は治まらないけど
気持ちを切り替えていくしかないもんね。

がんばれーまけるなーあたし。


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                         ゆうなぎ     


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