昨日から気になっていた真ん中の子の咳が酷くなって 熱は無いけどキツそうでなかなか眠れないようで。 やっと寝付いたけど 時々コホコホと咳の音。
真ん中の子の世話をしていると末っ子がヤキモチを焼く。 ハッキリ言って腹を立てる理由などないのに 一人で怒り出して一人でどんどんエスカレートする。 とにかく常に自分に惹きつけておきたいんだと思うが さすがに今回は強く叱った。
キツがってる兄弟がいてお母さんは何とか少しでも楽に・・と 世話をしてる。どうしてそれで腹を立てなきゃいけないの? 怒る理由なんてないはずでしょう?
でもダメ。理由なんてないんだろうから。 そう理屈でのことじゃない。多分 感情の問題。
それから末っ子は荒れる荒れる。 泣き喚くし叩くし罵詈雑言。 こんな時は何を言っても火に油だから とにかく静観するのが一番。落ち着いてから話さなきゃ耳に入らない。
そこに一番上の子が来て止めるまもなく末っ子に毒の在る一言 チクリ。 嗚呼・・と溜息。 案の定 治まりかけていた嵐がまた酷くなる。
明日は学校に電話して朝一で病院だな・・とボンヤリ思う。 夜の三つ巴兄弟ゲンカは日常茶飯事。朝は朝で学校行きたがらない病が 真ん中と末っ子に出てこないかと毎日胃が痛い。
ストレスで胃に穴が開きそうだと ネット親友との電話でかなり本気の冗談。
それでも できるだけ落ち着いて話をするようにはしている。 これは 皮肉にも亡夫との生活で学んだこと。
サンドバック状態で言葉を浴びせられる。理不尽でも興奮してる相手に そこで返しても話しになるどころか余計にヒートアップさせるだけ。
闘病生活の時なんてそれこそ何しても気に入らない状態で それは本人の苦しさの裏返しだから 余計こちらはサンドバックに 甘んじるしかない。 さすがに数年にわたってそれが続けば慣れもする。 いや 慣れるっていうのは嘘だな。
その度 ココロは傷を受けるけどそれを受け入れるしかない現実を 認識する。
精神的緊張感の持続が鍛えられたのも夫の危篤状態が1ヶ月以上続いたから。 もういつダメでもおかしくないと言われて。 それから でも 意識は戻らなくても命の火を灯し続けていた。 30日間病室に泊り込み 命の火が消えていくのを見続けた。
狂えるものなら狂いたかった。 狂えるものなら今でも狂いたい。
でも できない。
わたしは受け止めるモノ。 見届けるモノ。 今までもそうだったし これからもそうだろう。
末っ子は 泣き寝入りしてしまった。
明日には ちょっと照れくさそうな恥ずかしそうな顔で ゴメンナサイというだろう。 そしたら ちゃんと話して聞かせよう。
明日も忙しくなりそうだ・・とボンヤリと思う。
真ん中の子の咳が早く治るといいな。 朝の病院はまた多いだろうな。 末っ子がぐずらずに学校に行ってくれたらいいな。
胃がキリキリと痛む。 わたしは安定剤と抗鬱剤と胃薬を口に放り込んで 水で流し込みながら こうして文章にもなりきれない文字を綴る。
失望されても去られても仕方ないことだと。 本当はそれが何より辛いのに強がってみる。 オオウソツキ
大丈夫なんかじゃない。
それでも大丈夫という以外に 言える言葉なんてないから。
この足で この腕で この手で
この背で
背負うと決めたものなら。
たとえ
月さえ無い闇夜でも。
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ゆうなぎ
自分が だらしなくなっている時は 決まって爪が伸びかかってる。 爪を伸ばすの苦手で。決まって短くギリギリ切り揃えてるから。
根っからお化粧とか爪のオシャレとか そういうの下手なんだろうなって思う。 それに多分似合わない。
キレイに爪を伸ばしてマニュキュア塗ってるヒトみると 素敵だなぁって思うけど違う世界のヒトみたいな気がする。
今朝 いつも通りに起きて 昨夜 洗い損ねてた食器洗った。 たまり気味になってた洗濯物全部洗って干して ネボスケ子供らの朝食作りの後
シャワー浴びて髪洗って 爪をつむ。
なんだかスッキリする。 少し まっとうなモノになれたような気がする。
繰り返しながら生きてる。 懲りない。
それでも結局 爪をつむ。
そのままではいられない。 中途半端な小心者なので
やっぱり結局 爪をつむ。
それから また 爪をつむのに 疲れるまで また日々を紡いでいく。
今日 爪をつんだ。
明日を 生きようと思う。
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ゆうなぎ
2005年10月29日(土) |
Your name ..calling.. |
実際。 最近の自分がダメダメなのは多分自分自身が一番知ってる。
外壁を取り繕う術だけ変に上手になったから 周りにわからないだけ。 そこまでわかっているのに こういう時はどうしようもない。 行き着くところまで(でも微妙にズルく保守本能働いてるので自分で 逃げ道は細くとも確保してる)
プライド?なんて上等なものじゃないかもしれないけど 失望されたくない。 薄っぺらい自分を見破られることに耐えられないんだろうな。
買い物・・してる。 そんな余裕ないのに通販で。 買い物依存気味。 ただし1つ単位の価格は安い。っていうか3000円以上だと高いモノって 意識だし5000円以上になるとびびる。10000円以上だと手が震えてくる っていう金銭感覚(これでもかなり見栄はってる) でも何百円って単位でも毎日買い物してりゃ 結構な出費。
子供三人抱えて これからお金かかるって時に おいおい 何してるんだよって言われることは承知で。 でも どっかでプチンと切れた。
自分の着るものなんてスーパーでしかこの十数年買ったことなかった。 オシャレもアクセサリーもお化粧も 多分同年代の人からしたら 恥ずかしいような意識だった。 本があればいいや みたいな。昔の図書館入りびたりの自分のまま。
そうして人生半ばまで来た。
ふっと思った。これでいいの?って。 なんかいつも余裕無くて必死ばかりで。 鏡見て なんか なんか・・泣きたくなった。
これでもね・・結婚式の時 こんなキレイな花嫁さん見たこと無いって 言われたんだよ(笑)社交辞令? いいのいいの それでも嬉しかったんだから。
Kやネットの長年の親友達と逢う時はそんな中でも 精一杯のオシャレしてきた。 Kなんてそういうことには無頓着だし親友達も外側でなくて内側の わたしを見ていてくれるからそれは嬉しいこと。
でもやっぱりわたしもオンナで。 やっぱりキレイなものとか可愛いモノで嬉しくなって。
買い物。洋服からアクセサリーから色々。 高いモノってのはそんなにないけど(っていうかこれは多分嗜好の問題。 元々ブランド品には興味が無いのでそこはこの場合不幸中の幸いか) ただ 安ければ買えばいいっていうんじゃなくて バーゲンとか特別値下げ品とかから じっくりと考えて選ぶ過程が楽しい。 ちっちゃなアンティークボタンのチャーム380円だとか 開店セールで80%オフになったキレイな絵画みたいな 絵付けのマグカップ200円とか もう見つけた時は嬉しくて。 洋服もかなり揃えました。ずっと黒ばっかり着てたから ピンクとかブラウンとか・・ コートやカーディガンも3900円とかで何枚か買ったし。 もうなんか一気に噴出したみたいに。買い物欲。
それと今まで色々心配かけてるしとか思って両親や友人達にプレゼントを。 これは一段と楽しい。こっちもそんな高いモノは無理なので頭をひねって それぞれの好みを考えて・・・。
結果 多分ね10万近くとかいってそうな気がする。 我ながらスゴイよなぁって思う。途中からもう止まんなかったもんね。 さすがにもう打ち止めにしなきゃ。 (当たり前だ)
支払いは多分コツコツしてた500円玉貯金(この前の旅行に出したのとは別の ほんとのほんとのヘソクリ)からになると思う。
これって身分不相応な無駄遣いになるんだろうな。 これだけ使わなければKに逢える回数だって増えただろうし その前に食費のどれだけ分だ?
何やってるんだ?って でも言わないで。 やってみたかったの ってイイワケが甘えなのは知ってるけど。
ただがむしゃらに生きていることに少しばかり疲れて。 これからもずっと一人で歳を重ねていくことをわたしは知っているから。
何かに 誰かに 甘えてみたかったのかもしれない。 そんな悠長なこと言ってられる余裕なんてなくても。
Your name ..calling..
それでも一人なのに変わりがないことは知っているけど。 時々 呟くように呼んでみたくなるの。
イイワケはこれでおしまい。
ごめんなさい。 でも ちゃんと自分で後始末できる無茶しかしないから。
大丈夫。
うん。 大丈夫。
いつも いつでも
そういいながら 泥拭って埃掃ってよっこらしょって立ち上がって 歩き出す。
歩き出すしかないものね。
Your name ..calling..
今 吹いてきた風に また かき消されて・・・。
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ゆうなぎ
2005年10月28日(金) |
May I be alive? |
ココロの中ではいつも弱気だ。
触れられるたびに触れるたびに怯える。 滑稽なほどに愚かなほどに。
それでもそれを悟られるのは嫌だから 平気なフリをする。
気にしてないフリ 大丈夫なフリ 傷ついてないフリ
どんな顔をしていればいいのか 時々わからなくなる。
傷つけてないなんて思わない。 世界の理(ことわり)なんて永遠にわからないだろう。
本当はいつも問いかけ続けている。 May I be alive?
一日一日を何とか積み重ねる。 好きなひとたちの顔を声を言葉を想う。 それで ひとつまた息継ぎする。
キレイすぎるものは嫌いだ。 ピカピカしすぎて眩しくて見ていられない。
真っ直ぐすぎる視線から目を逸らしてしまうのは癖。 歪みすぎてしまったわたしは息が苦しくなるから。
いっぱしの口を叩くには100年早いよね?ばあちゃん。 子供に戻った祖母の手は柔らかく暖かい。 ほわりと微笑んで頭を撫でられると
そのまま眠りたくなる。
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ゆうなぎ
2005年10月27日(木) |
絆(繋がるこの糸に込めて) |
冷え込んできた。全く急に。 この前まで半袖短パンで家の中にいたのが嘘みたい。
最近 ちょっとばかりバテ気味。 ゴキブリ並みが取り柄の体力や気力がどうもなかなか戻ってこない。
メールが書きたい。 話したい人達への思いは胸の中にあるのに ゼンマイの切れた人形みたい。 細切れの言葉が文章に繋がらないもどかしさ。
せめて 此処にいるよ って合図に きっと わかってくれると 信じて 願って 祈って 此処でこうして文章にならないような言葉を綴る。
眠たくてだるくてこの身が鉛のように重くて だけど ちょっとだけ もう少しだけ待ってて。
Kにも 友人達にも キミにも あなたにも 貴方にも 甘えているけど
身勝手かもしれないけれどわたし 信じていてもいい?
もしも去っていかれてもそれは仕方ない。 怖くていつもココロは怯えているけど ちゃんと覚悟はあるから 信じることだけ許してね。
細く頼りなく それでも確かに繋がっていると信じている この糸に・・・・・込めて・・・。
私信のような: ミスチルの「くるみ」聴いてただ涙が止まらなかった。 中島みゆき「エレーン」の叫びのような歌詞が胸に深く沁みる。 「糸」好きです。
また 唄が聴きたくなったよ。
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ゆうなぎ
末っ子はあまのじゃくの意地っ張り。 外ではイイコでいなきゃって意識が強い分 家では内弁慶の甘えん坊。 独占欲も強いから上の子達とちょっと楽しそうに話してると ものすごくヤキモチ焼いて機嫌が悪くなる。 その反動がちょっとしたきっかけで 怒りに変わるようで手に負えなくなる。 お母ちゃんは頭が痛い。 叩く暴れる地団太踏んで叫ぶ。夜遅くこれやられるとかなり堪える。
頭が痛いけど でも気持ちわかる気がして。 だって一番甘えたい盛りに、家の中はそれどころじゃなく 闘病生活の末 父親亡くし。諸々のゴタゴタの数年。
今だってまだまだ甘えたい時期 でも取り分は3分の1 足りなくて当然だろう。
ワガママ怒りのきっかけはほんとちょっとしたことで エスカレートした最後には自分自身何に怒ってたのか わからなくなるみたい。 そうだろうな。あくまできっとそれはきっかけだろうから。 寂しいよ っていうSOS。 それで「もっとこっちみて!もっともっとこっち見て!」って 精一杯ちっちゃな胸の中で叫んでるように思えてならない。
お母ちゃんもニンゲンだから それも出来が悪いヘタレだから 正直苛立ちもするしクタクタにもなる。 1対1ならもっと・・って弱音吐きたくなることも多い。
それでもねぇ・・やっぱりみんな可愛い。 それぞれに腹立てたりケンカしたり もう知らん!!!と思ったり それでもねぇ・・・やっぱりそれぞれに大切。だからね・・。
泣き疲れて涙と鼻水でグチャグチャになって少し落ち着いた頃に 何も言わずに手を伸ばして抱きしめるとぎゅうううっと小さな手が 背中を掴んでくる。 ちっちゃなちっちゃな声が「ごめんなさい」って濡れた胸の辺りで するから。 うんうん・・わかったからね。でも今度から暴れることで伝えようと するんじゃなくてちゃんと言葉で伝えるようにしようね って ゆっくりと話す。
上手く言えないからでも甘えたくて寂しくてもどかしくて癇癪が でるんだろうな・・。 人のココロは難しい。 ましてや ちいさなハートは多分大人が考える以上にデリケート。
だからって何でも甘やかせばいいってわけじゃないって思うし どうしても譲れないこと譲っちゃいけないことっていうのはある。
けどね気持ち わかってしまうから。 だってね・・おんなじだから。 お母ちゃんはオトナになったから隠す術を覚えただけ。
結局 布団をわたしの仕事部屋に持ってきて。 特別だからね・・って上の二人にゴメンして末っ子と二人きり。 一足先に布団に入らせてわたしが薬飲んだり着替え済ませて きてみるとわたしの枕抱くようにして すうすう寝てた。
それでも横にもぐりこむと無意識に抱きついてくる。 まったく 困ったあまのじゃくの王子様。
それでもその寝顔のいとおしさ。
力無くヘタレでダメダメ足りない所だらけのお母ちゃんだけども 守りたい って思うんだよ。
ほっぺ そぅっと撫でるとほわんと笑った。
守りたい って 思うんだ。
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ゆうなぎ
2005年10月25日(火) |
夜明け間近のPC前で。 |
夕食後 末っ子と一緒にバタンキューとおやすみ。
「まだしないといけないことあるからちょっとだけね〜」と言いつつ 布団にもぐりこむとさっそくチューして腕枕をせがんでくる。 ぎゅううってしてやると御満悦。 こーいう時ってほんと可愛いなぁって母性本能爆発する(笑)
上二人にも声かけつつ。 いつのまにか柔らかなほっぺにほっぺつけてむにゃむにゃ。
やられました〜 気がつけばAM3:00過ぎ。 上二人も ぐーすかぴー でも寝相悪いからオイオイ布団から遥か彼方。風邪ひくよ〜 お母ちゃんは順番に布団をかけて回る。 ついでに寝顔にチューとかもコッソリしちゃうのでした。
で PCの前。副業仕事ちょこまかと。 そういえばお歳暮の季節も近い。そんな形式ばったものではなくても 支えてくれる友人達に。そうして実家の親達に。 高いものはできなくても何か微笑んでもらえるようなものできないかなぁ。 根気強くさがせば結構掘り出し物有(笑) 気はココロってことで。 それにこういう宝探しみたいなのは楽しい。喜んでくれるかな〜って そういう顔想像しながら探すのって時間忘れて楽しい。
秋風が吹くようになって。 朝晩がめっきり冷え込んできた。
今年は暑いのが続いたから尚更 急に冷え込みだすと身体がついていかない。 体調 気をつけなきゃなぁ・・・
いつも 手探りで生きてる気がする。 要領悪いし動く時と止まる時が極端。 要は力の配分が下手すぎるってこと。
振り返れば いや 現在進行形で 深く省みたら あまりの情けなさヘタレさに 多分蹲って一歩も進めなくなりそうだから 敢えて せいぜい横目で見ては見ないふり。 自分に生真面目に向き合ってたらダメさ加減に消えてなくなりそうだもの。
とりあえず生きることだと これは多分自分へのイイワケ。 それでも生きて生き抜けばヘタレなジブンでもいつか 自分とちゃんと向き合える日がくるかもしれない。これ目標。 すごい難しいけど。
日々ベソかきながら犬掻きオボレカケ泳ぎ中。
ああ・・もう5時過ぎてるじゃん! ここからまた戦場。 とりあえずもう少ししたら昨夜寝ちゃった分 早めに朝準備。
オマジナイみたいに呪文みたいに呟くように叫ぶように
生きるさ。今日も 生きる さ。
私信:大切なキミへあなたへ貴方へ・・・
いっぱい心配かけてたりメールも書きたいくせに 言葉にならなかったりでゴメンナサイ。 けど 此処にこうしている限り拙い言葉でも此処に 残している限り わたしはまだ大丈夫です。 だから 安心してね。 文字を伝って暖かな想い伝わってます。ありがとう。
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ゆうなぎ
何とかかんとかでもとにかくとりあえずやってくしかないってこと。 ぐちゃぐちゃでヘタリつつも 生きてるし生かされてるし生きたいと思うから。
あっぷあっぷしながら今日も泳いで 明日という岸辺にとにかく辿り着こう。
「風が吹く」
私の中から わたしの中へ
風が吹く 風が吹く
おまえは一人と風が吹く
走っても走っても動けない夢のように ただ 立ちつくす わたしに
風が吹く 風が吹く
これでも歩くのかと風が吹く
それでも
風に向かって歩く 風に逆らい歩く
一番それが似つかわしくない人間が
なぜ 歩く なぜ 逆らう
風のままに歩けば楽なものを
風はやまない 風は強くなる
風が吹く 風が吹く
理由も答えもいらない
歩き続けることが わたしにできるただ一つのことだ
--------------------------------------------------------- ゆうなぎ
2005年10月23日(日) |
ねばーぎぶアップ アップ |
何もかもがなんていうか上手く回らない時は そりゃもう 泣き出したいようなやりきれないような 行き場が無いような苛立ちと焦り。 このポンコツ頭をボカスカ殴っても 回線は未だ不安定に復旧せず。ううう。
それでも結局 朝は来るし夜になるし一日は始まって終わって 否応無しにひいひい言いながらとりあえず トンチンカンながら 何とか・・そう 何とかする。 つうか何とかせにゃ仕方ないもんなぁ。 できんでは済まんことやから。
一人じゃないこと、守るべき家族がいることはこの場合 シンドクもあるけどそのお陰でこんなヘタレお母ちゃんでも ガタピシととにもかくにも機能してる。
考え出したら日々 どうしようって思うことばかり。 未来のこととか 気が遠くなって心細くなって気を失いそうやわ。 もちろん 先のこと考えるのは大事。 っていうか元々 先のこと考えるタイプやし。
でも最近ふっと思うようになった。 とりあえず今日や って。 せいぜい明日を って。
結局そんなふうに積み上げていかないと弱っちいわたしはもたない。 頑張らんといけんけど 頑張りすぎて(というかあくまでわたしの基準。 多分 人様からすれば笑われそうな程度のモノ)潰れたら何にもならん。
少し肩の力抜くことも 確かに必要。 っていうか正直抜いてる余裕なんてないんやけども。
でも 良く考えたらさ もう人生半ば来て。 がむしゃらになんか突っ走ってばっかりきて。
少しばかりジブンを甘やかしてもいいんじゃないかって ジブンの思うように ねぇ だって守るものはあるけど ある意味 もう怖いことなんてないじゃないか って。 ここまでボロボロになっていろんなもの失って。
無茶はしない。それは子供達がいるから。いてくれるから。
でも 子供達の為だけに生きる残りの人生 なんてのは嫌だし 子供達もそんなこと望まないだろう。 だってわたしが子供でもそんな「アンタの為だけに頑張ってきた」 なんて言われても重荷になるだけだもん。
お母ちゃんは出来が悪いヘタレだ。 だから多分 他のお母ちゃん達よりもしてやれることは少ないと思う。 ただ お母ちゃんでできることはお母ちゃんのヘタレパワーの 全てを出してもしてやる。 でも 勘違いすんなよ それはお母ちゃんがそうしたいからすることや。 だから 変にそれでいらん荷物 背負うこと 無い。
その代わりお母ちゃんも ほんとの顔で笑えるように ずっと失くし続けてきたジブンを少しずつでも取り戻せるように 生きていきたいと そう 思うよ。
とりあえず また 起き上がって頭の途切れた回線繋ぎなおして ガタピシと往くわ。
ねばーぎぶアップ アップ
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ゆうなぎ
とにかくカラダよりも神経が張りつめてクタクタになった。 夜道 帰り道 足を引きずりながら家までの道。
顔と名前が覚えらない。記憶力が極端に落ちてる。 元々 確かに記憶力欠如なんですが。 ジブンがギクシャクとしたロボットみたいで とんちんかんなこと随分してた気がして冷や汗今更ながら。
他人(ひと)に交じるというのが苦手。というより今は恐怖に近い。 コワイコワイコワイと叫びそうになるのを押し込めて それでも・・とそれなりに取り繕おうとするからきっと余計に疲れる。 反射的に出てる笑顔 何かしてなきゃ・・という強迫観念。 だのに思うように動かないボンヤリしてる頭。
それでもとりあえず終わった。 それだけでひたすらホッとする。 家に帰り着いて 留守番頼んでいた一番上の子にご苦労様いっていたら 末っ子が飛びついてくる。真ん中が寂しかったよ〜という。
とりあえず終わったからね と言って留守中の報告聞きながら 一人遅い夕食。緊張から解かれたせいか一気に眠気 ごっくりこっくり いつの間にか食卓にうつぶせて居眠り。
子供から お母さん!って起こされて今日寝る前の薬とりあえず飲んだけど もうダメ。倒れるようにソファへ。
意識落ちる。
真夜中 ふっと目が覚めたらオデコが冷たい。 見たら熱さまし用の冷えピタがペタリ。
朝起きて聞くと どうも末っ子が貼ってくれたらしい。 すごくきつそうに見えたから って心配そうな真顔に なんか ジーンとする。
朝 それでも起きて朝食後にPCの前に座るけどさっきから うつらうつら まだ 頭が重い。時々椅子からひっくりコケて 慌ててまた椅子に戻る。
急ぎの仕事はないけど だから余計に焦る。 こんなときこそ副業仕事少しでもしなきゃって。 でも今日はどうもダメみたい。 頭の回線が数十秒毎に途切れる。
情けないけど こんなふうに緊張が続いたり気を使ったり 神経張りつめた後は丸一日悪くすると二日くらい頭が使い物に ならない。家事も最低限。家からも出たくない(これはいつもか)
頭に霧がかかったようでもどかしくて焦る。 いや 焦る気持ちすら薄く霧の中に紛れる。 ただただ重たい倦怠感に支配される。
少し眠ったら また 起き上がって歩き出すから 少し眠らせて
ダイジョウブ そう まだ 大丈夫だから。
此処に居て。 其処を想う。
そう 生きようって 生こうって
遥か彼方 でも空は続いてるから。
わたしも また 生きる。
わたしも まだ 生きる。
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ゆうなぎ
目を閉じて震えそうになる手を爪が食い込むほど握り締めて 小さく唱えた 「ダイジョウブ ダイジョウブ ダイジョウブ」って三度。
昔 ねぇ
泳ぐの苦手っていうか水怖くてね。 あれは高校生の頃 改装前の古いプールは一部深くて足がつかない所があったんだ。 25メートル泳ぐのが絶対単位とるのに必要。
わたしは犬かき紛いのクロールモドキで15メートル泳げたら上等。 ちょうどそれも最後の力尽きる辺が深いでやんの。
単位云々よりさ 最後の深い所が恐怖でね。 怖くてもう根性とかそういう問題じゃないくらい怖くてね。
でも泳がなきゃならない。飛び込み台に立ってそんな時に
唱えたんだ いつも 「ダイジョウブ ダイジョウブ ダイジョウブ」って三度。 いや 唱えたって怖いものは怖い。 急に根性がでるわけでもない。
でも逃げ出せないから。 でも逃げ出せないなら。
唱えて目を瞑って飛び込むしかないじゃん。 後は死に物狂い。半分どころかほとんどオボレカケ。 溺れてプールサイドにしがみつきに行くところをまた 体育教師がモップで突いて戻してたからねぇ。 今なら 問題になってるくらいのスパルタ。
25メートルの所までたらふく水飲んで泳ぎ着いた時には 放心状態だったな。
水泳? そりゃそれから今まで ダイッキライなままだよ。
本当の意味で逃げることってすごく大変なことだと思う。 逃げただけでは終わらないから。
逃げなきゃならない時だってある。 でも それを命を放棄することとイコールにだけはしたくないし して欲しくない。
わたしは小心者だしヘタレだからいつも中途半端で 度胸据えることも逃げ出すこともできなくて立ちすくむ。
立ちすくんで だけど そのままじゃどうしようもないから 呪文唱えるんだ。自己暗示?自己催眠? 効かないけどねぇ(苦笑)効いてもほんと一瞬。 でも とにかく唱えて飛び込む。 「ダイジョウブ ダイジョウブ ダイジョウブ」
大丈夫じゃねーってーの!!!って自嘲気味のひとり突っ込み。
でも行くしかないっしょ。 呪文が呟きに変わっても言霊にすがるみたいに。
生きてりゃね。 とにかく生きてりゃね。 まずは生きてりゃね。
立派なニンゲンにはなれなくても 与えられた命 せめて自分なりに。
さぁて 今日は子供の学校の催しお手伝いで一日バタバタします。 かなりすごく張り詰めズタボロ神経注意報が予想されます。
とりあえず ダイジョウブ と唱えて 今日に飛び込みます。
ダイジョウブ ダイジョウブ
大丈夫。
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ゆうなぎ
病院 いつも通り。 薬貰って帰りに買い物して家に帰りついた頃にはグッタリ。 でも 寝る暇もなくとりあえず 掃除・・といっても とりあえず見えるところがキレイになればいいという程度。 ソレが精一杯。 夕方 彼女は来ていつものようにお線香をあげて手を合わせた後 夕食を一緒に食べて話して そうしてやっぱり泣いて・・ わたしはそれを慰めて・・しんみり話もして・・力づけて・・。 結局23時近くまでいてから帰っていった。
一生懸命 何か返そうとしているんだろうと思えた。 純粋でとても真っ直ぐなコだから。尊敬して可愛がってもらっていた 先輩(夫)のああいう形での死は彼女にも ある意味 一つの荷物を背負わせる形になったような気がしてならない。 それが痛々しくて申し訳ない気がして それで わたしは 背負う必要の無い荷物を背負い続けているヒトの姿をみるのが 辛くて無理をしても仮面を被るんだと思う。 ウソツキのニセモノのイイヒトでもそれが偽善だとしても 被り続けずにいられないんだと そう 思う。
子供達は興奮してなかなか寝なくてざっと後片付けして それを寝かしつけるのにまたクタクタになって。
PCの前でメールチェックしながらまた居眠りしていたらしい。 気がつけば朝。
とても 疲れた。
うまく言葉にできないことが沢山ある 今はちゃんと文字にすらする力が残ってない。
疲れた ということを 許してほしい。 ごめんね。
明日は子供の学校の催し。 役員のわたしは朝から夜までお手伝い。 正直 今 シンドイ。 けど何とか 頑張る。 多分 頑張っちゃうんだと思う。 わたしの性格上。
その後 しばらくはまた使い物にならなくなるヘタレの心身だけれども。
頑張るしか選択肢はないんだから。頑張る。
*私信* メールの返事なかなか書けなくてごめんなさい。 書きたいことはいっぱいあるのに なんかスイッチが切れてて。 待っててくれると 嬉しいです。
此処にいるから。大丈夫だから。
少しだけ 待っていてね。
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ゆうなぎ
今日は病院の日。
多分 同じこと 何とかやってますって話して同じ薬貰って そうして帰ってくると思う。 でもそれすらも なんか大儀だな。薬があればいい。 今 口開いて話すのは苦痛。
その上 今日は亡夫の後輩のコが来る。 夕方過ぎ。ちょうど夕食時なんだよなぁ・・・ 月イチ。 多分彼女なりに わたしや子供を心配していたり 亡夫には妹のように可愛がられていたからお参りしたいって いうのがあるんだろうな と思う。 そういう気持ちは有難いことだろうなと感謝もしてる。 でも ごめんね。 正直いうと これも苦痛なの。きっと彼女また泣くし。 それに対してそれらしい事言って慰めてるジブンが嫌だ。 彼女ほど純粋に真っ直ぐじゃないから。 それを目の前で思い知らされる気がしてツライ。
それに夕食時だから やっぱり良かったら一緒に夕食食べていって って 言わなきゃ悪いと思うし。 それも今のジブンにはキツイ。 料理とかもてなしとかちゃんとするのにすごく力使い果たすから。
ごめんね・・・なんてダメなニンゲンだろう。 病院もお参りのヒトが来てくれる事も ただただ もう キツイだけだなんて。
ごめんねぇ・・・。
わたしはウソツキの偽善者で その上 臆病者だ。
でもねぇ・・みんなに嘘はつけても仮面被って隠せてても ジブンのココロに嘘付けない。 憂鬱。
何とか頑張る。がんばる。
だけどごめんね。ホントは憂鬱でごめんね。 頑張らなきゃダメだなんて・・ごめんね。 普通じゃなくて
まるで異星人だね・・。
・・・ごめん。
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ゆうなぎ
相変らずトンネルの中。 とは言ってもわたしにしか見えないトンネル。 自分の力で出るしかないトンネル。
トンネルの中だって時々遥か向こうから光を思わせる風が 流れてくることもある。
ちゃんと笑ってそれなりに仕事らしきものサボりながらして 家事と子供らの世話したり小言いったりして なんていうか ちゃんと そう生きてるんだけど ただ なんか薄い膜越しに何もかもを見てるような感情の遠さ。 自分とジブンが上手く重ならない。 ダルイ キツイ ツカレタ いくらでも心の中から噴き出てくる弱音。
でもなんか声が出ないんだ。 言葉にできない。 だって 誰に? 子供らに言えるはずもなく。 年老いてそれでも心配してる両親に言えるわけもなく。 現実 遠くに住んでいてそれぞれ懸命に生きてるKや親友達に これ以上 何 背負わせる? ヤサシイからみんな 言えば聞いてくれるだろうけど。 でも やっぱ 言えないよ。
わたし が 言えない。 言葉 に できない。
ズレてるってわかる。歪んできてること。コワレカケてること。 っていうか いつからか 精神の安定から遠ざかってしまって。 それは一見 すごく適応性がありそうに見えるわたしが 実は真から適応できてないのを隠してるだけ という なんていうか ヒネクレタ滑稽な真実。 その上 極端に小心者だから 気づかれたくなくて不適応な自分を。
外側 必死で繕って 内側グッチャグチャ。 硬い殻 とりあえず外側だけ必死で繕う。それなりに紛れていても 目立たない程度に。
嘘っぱち。こんなヤツでゴメン。
根性ないなぁ・・とシミジミ。 いや 変な根性というか諦めの悪さとか土壇場まで見苦しく足掻くとか そういうのはあるな・・・きっと。
それ誰よりもわかってるからシンドクなるんだと思う。 そんなジブンの情けなさみたいなものを嫌悪したくなるんだと思う。
それでも やっぱり さ。
とことん諦めが悪いんだと思うのね。 潔くとかそういうのとは無縁だからね。 騒ぐね 足掻きまくるね。まぁ そりゃみっともないことだろうと 思うんだ。
でも でもね それがアタシなんだわ。 不器用ってことイイワケにはしたくないけどホントウだから仕方ない。 ただ ただね それがアタシなら アタシのやり方で生きるしか仕方ない。 見ちゃいられないよ って言われても。
とにかく 目標は 生き抜くこと だからさ。
他人(ひと)には簡単なことでもアタシには必死。 今日も呪文みたいに唱える。 生きてやる〜ってちっちゃい声で。 窓開けると真夜中の闇。ちらほらと街の灯り。
空に月。 仄かに でも 確かな明かり
お月さん お月さん どうか 照らして。
ヨタヨタへっぴり腰でも歩いてみせるから。
空に月。
ただ 其処にいる。 ただ 其処で見ている。
でも 其処にいる。 でも 其処で 見ている。
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ゆうなぎ
知られないままに歪に壊れていっている。 加速度がついてすらいる気がする。 ただ 根っからの小心者ゆえ 逃げ道みたいなものを 無意識に計算してる。
だから軋んできていよいよ目の前にきてそれで焦っても ジブンで処理できないほどの壊れ方だけはしない。 これもまた考えれば なんとも卑小なこと。
壊れるならいっそ 後先考えないほどに壊れるだけの 根性があればいいのに。 ひっそりと壊れてこっそりとジブンで修理する。 捨てきれない。しがみつく。まったくもって潔くない。
かといって壊れないだけの力も凛とした強さも持ち合わせて いないから中途半端に情けない。
とりあえずは歪みの被害できるだけ少なくしつつ でも 今は止まらない。明らかに異常な行動。タガが外れたみたいな。 ただし 人前ではちゃんと普通らしきスイッチ入って隠してる。 ジブンでも壊れかけてるって自覚ある。 知られたくないんだと思う。だから隠す。
とりあえず人様に迷惑かけるような異常さじゃないので 自分に跳ね返ってくるだけなので。 それだけが救い。 Kにすら隠してる。親友にも隠してる。 親になんてもちろんだ。
Kにも親友にも親にも反射的に笑顔になってる。 愛想良く話す。電話でも。 直接 そう親しくなければ尚更その症状は顕著にあらわれる。
穏やかなヤサシイ仮面。 もう皮膚に張り付いて元の顔が思い出せない。
微笑みながら壊れていくなんて なんとも滑稽だ。 滑稽だが仕方ない。
今は壊れても壊れても とにかく生きることにしがみつく事だけで 精一杯だ。 生きろ と 何度も自分に言い聞かせる。
音程のズレた子守唄のように うつらうつら眠れるまで囁き続ける。
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ゆうなぎ
いつからだろうか 呑み込んでばかりいたら吐き出せなくなった。
ホントウの言葉は胸の中に沈んだままで 其処にいるワタシの口から出てくる声は ニセモノの薄っぺらな穏やかさに包まれている。
文字にすること。書くことを覚えた。 声を出さなくても此処では話せた。 ぽつり ぽつり たどたどしく だけど 自分のホントウの言葉で。 此処ではまだちいさなちいさなわたしが生きてる。
呑みこみ続けることに慣れると 吐き出すことの方が難しい。 吐き出す恐怖よりも呑みこむ苦しさの方を選ぶ。 臆病な馬鹿な選択。でもこの身にもう染み付いて。
正しさとマチガイがぐるぐる回る。 迷ってばかりだ。 普通に線が引けない。当然とか常識とか それできちんと割り切れるヒトが普通なんだろうけれど でも普通って何だろう。 迷いなく線が引けることが正しいってことなら わたしはやっぱりどこか壊れてる。 違和感が消えない。
泣き出したいような心細さ それでも意固地なほどの 譲れない感情。
助けてと渇望して。 助けなんてこないと絶望して でも 諦めきれない胸に秘めた願い。
生きてる。 生きる。 生きて やるんだ。 生き ろ。
のた打ち回っても どんなに矛盾してて どんなにみっともなくても
それでも
それでも。
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ゆうなぎ
2005年10月15日(土) |
カラカラカラカラかざぐるま |
カラカラカラカラと空回りばかりしている。
極端な過食。下剤の多用。 異常に辛いものばかり食べる。 一味唐辛子のビンが何回かで空になる。 何にでも山盛りの唐辛子の山。
シャワーを浴びることすら億劫になっていて 2日に一度 髪が痒くなるからやっと。 さすがに歯は磨かないとキモチ悪いけど 顔だって洗顔石鹸すらつけずに水でぶるん。 化粧水だけで力尽きて乳液忘れてることしばしば。
歯車が軋む。 こんなことじゃ良くない と頭の隅で自覚しながら だって壊れてしまいそうなんだ と自分にヘタレたイイワケをしてる。
仕事は山を越えて今 閑散期。 こんな時こその ちまちまでも副業仕事なのに でも 熱がこもらずPCの前でボンヤリ居眠りしてたり。 ネット通販見てたり。
自己嫌悪ばかりが募る。 結局ストレスをイイワケにしているんじゃないか?ジブンは。
でもそれで自分までジブンを追い詰めていったら わたしは本当に逃げ場を失うから。 ああ・・でもこれも所詮ダメニンゲンのイイワケ。甘え?
カラカラカラカラと回る あれは 風車? 泣きそうな目をした小さなオンナノコがぽつんとひとり 風に吹かれて ギクシャクと回り続ける風車を ずっと みている。
風は吹き続ける。強くなるばかりで。 いつの間にか座り込んでしまったオンナノコは途方にくれる。
其処から立ち上がって歩くしかないんだということを 誰よりも骨身に沁みて知っているのに。
オンナノコはまだ座り込んだままだ。
風は まだ 当分止みそうに ない。
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ゆうなぎ
自分のこと。
受けた傷に 同時に与えただろう傷。 整理のつかないままに 逃げないといいながらも 後ずさって・・そう 逃げないまでも立ちすくんで正視できないでいること。 認めたくないこと。譲れないこと。 正しいのか間違っているのか これは自分のイイワケなのか。
子供のこと。 子供達のこと。
三人それぞれの 一人一人の 余りにも大きかっただろう傷と痛み。
これを書くことは勇気だったと言えば笑われるだろうか。 たったこれだけのことを それほどに臆病に怖れていた。
たったこれだけのことから それでも綻びて気づかれて それから またあの悪夢の情景を見せられることになるのが 耐え難かったから。
だから隠れていたかった。見つからないようにひっそりと。そっと。 それが望みの全てだった。
それでも危険を冒しても書いておきたくなったから ここに記す。
見る方向が違えば景色も変わる。 正しさも正義も言い分も 反対方向から見れば全てが逆転する。 「羅生門」のように。
子供のこと。 子供達のこと。
三人それぞれ。 登校拒否に イジメ イジメられ。
保護者の方々もそれぞれ。 言い分も言い訳も。
授業参観日、廊下で喰ってかかられたこともあった。 まったく初対面のお母さん。
これはこちらがイジメていた側。ひたすら頭を下げた。 もちろん先生からの連絡で子供と話はしていた。叱りもしていた。 ただ電話で相手の方に謝るということができていなかった。
言い訳が許されるなら わたしがまだ心療にかかる前で 今より一層ニンゲン全てが怖かった。
担任の先生にはお話して 通じて謝罪を伝えていたけれど それでは相手のお母さんの気がすまなかったらしい。 「何故 直接お詫びの電話がなかったのか」と。 確かにこちらの明らかな手落ち。いい訳できることではない。 だからひたすらに頭を下げた。
「お母さんがそんな調子で逃げているから子供さんが あんな調子なんじゃないですか」と言われたのが堪えた。 教育指導めいたものまで話されるのを 米搗きバッタみたいに頭を下げて聞いてた。
確かにその日の授業参観 子供は落ち着きが無かった。 多分 それを見て言われたのだろう。 確かにもっともなことで。いい訳できることではなくて。 ひたすらに謝りながら それでも
あなたに何がわかるっていうの? って 言葉を胸に必死で呑み込んでいた。
しばらくは学校そのものが恐怖だった。 文字通り 追い詰められたようになって。 薬を飲んでいる今もその方のことは怖い。
別の子は反対に言いたいことが言えない。 内弁慶。言わなきゃわからないよ。通じないよ と言っても 学校で溜め込む。 その反動で家ではワガママが酷い。 それでバランスとってるんだろう。
イジメられるというよりも 多分 相手の子供は深い意味もなく 意識せず言っていると思う。 この年頃の子供はある意味 無邪気に残酷。 だから 一番おっとり見える子に対して何気なく強い言葉を吐く。 それで笑い飛ばせたり言い返せれば笑い話だけれど 言えずに溜め込むから溢れる。
学校へはそれでもちゃんと行っていたのに ある日 もう一人が落ち着き出した頃 泣いて学校に行きたくないと 言い出した。 事情を聞き、先生に電話でお話をして 対処した。 お詫びの電話うんぬんの件はどちらでもいいですよ と 話した。きちんと子供が伝え切れなかった気持ちが伝わればいい。 それが重要に思えたから。 親から電話があったからそれが誠意 というのも正論のようだけど それがただの親の安心の為にあるのでは形骸化に過ぎない気がした。 それでは肝心の子供対子供の問題から遠ざかる気がしたから。
親がしっかりと子供を見ていることはとても大切なこと。 それを放棄することだけはするべきでないと思う。 それでも親も子供も完璧ではない。それぞれの見えない事情もある。
そうして イジメる側とイジメられる側はあっけないほど簡単にひっくり返る。 それもまた シビアな事実。
2日後にイジメてたという子のお母さんからお電話をいただいた。
イジメた子の親の立場になったこともあるから気持ちは良くわかった。 だから穏やかにお話することができた。
友達・親友と呼び合っている子供達の間でも イジメめいたことは 起こりえる。それをケンカと呼ぶかイジメに変わるのか 見極めはとても難しい。
子供にとっては狭い世界でもそれが全てだから。
親も子も 悩んで苦しみながら日々一歩ずつ手探りで歩いているのかもしれない。
登校拒否はそれぞれの子が交互に。 泣きたい思い、胃の痛い思い。 毎朝 三人が無事に笑顔で学校に行ってくれると心底ホッとする。
一番上は思春期。 こちらもキモチが不安定。 それでも良く踏ん張ってくれてると思う。 非行とかそういうのとはタイプ的に違うけど ちゃんとしなきゃという精神的なもの わたしに似ているから心配な部分がある。 複雑。
夫が亡くなる前から亡くなった後。 子供達はお葬式の日にも泣かなかった。 上の子はひたすら下の二人をちゃんとさせなきゃ・・って 自分だってまだ子供だっていうのに。
実感も無かったろう。 精一杯張りつめていたんだろう。
それぞれの小さな胸の中に 早すぎる消えない傷を刻まれて。 心細さと寂しさを それでも 懸命に押し込めて。 闘ってきたんだ。 それぞれに。 みんなで。
不安定にならない方がおかしかったのに 今まで無理をしすぎてきた。
大人のわたしすら 壊れた。 今もポンコツになっちまった精神と身体を騙し騙ししか生きられない。 それをこの子達は今まで 頑張ってきた。 頑張りすぎるほどに頑張ってきた。
弱い母親だ。わたしは。 守りきれていないし 逃げ腰にもなっている。 認める。 本当はもっともっと必要なんだと思うのに そのもっともっとが出来ないでいる。
だけど どれだけヘタレなダメな母親でも 母親でいる事と此処にいること 不器用な手でも抱きしめ続けることだけは それだけは 止めない。
オチコボレの母親ができる唯一のことがそれだから。
本当はまだ書けないことも沢山ある。 でもそれは書けないし書きたくないから書かない。 所詮 全部を文字や言葉にできる人生なんてないのだから。
辛いこと苦しいことなら そこら中に世界中に溢れている。
それでも どれだけぶっ壊れようと 生きる 生きて生きて 生き抜いてやるんだ。
強くあるのは難しい。
同じような境遇でも 凛と自信を持って生きていかれてる方々も沢山いる。 それができないわたしは ヘタレだ。 なんとも情けなく弱すぎる。
それでもこんなヤツでも生きています。 全然なってなくて余裕もなくて這いずりまくりつつ。
でも生きてやるんだって思ってます。
生きることからリタイヤしたくないっていえば嘘になるけど それでもそれでもそれでも 臆病者の根性無しなので 未だ飛ばずに地を這ってます。
それでいいんだと思います。
これがわたしの ちっぽけな告白。
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ゆうなぎ
あいかわらずスイッチ切れてて。 なんていうか ジブンがチグハグ。
動いててもギクシャク。 いや むしろ普通に繕えてる時ほど 自分とジブンに距離があって歪みが酷くなってる。 情けない有様に自嘲。
弱気 に なってる。
でも 弱気になればなるほど ソレ 誰にも見せたくなくなる。 なんか 説明もイイワケも ダルイ。 ダルイ の と なんだろうこの・・。
苦しくなればなるほどホントの自分は隠れる。 気づかれたくない。嫌 なんだ。 そして元気の仮面つけた道化が踊る。
すごいなんか 矛盾。 わかってるけど 譲れない。譲りたくない。 意地と呼ぶのかこれを。
いや そんな確固たる立派なモノなんかじゃなくて もっと感覚的なモノ。
話しきれないこと話したくないこと たくさんたくさんたくさんの 抱え込んで押し込めて沈めて。
楽になりたくないのかもしれない。 誰よりも魂の平穏を望み飢えながら でも コレハチガウ と否定する声がするから。
壊れかけながら崩れかけながら歪みながら それでも。
今日も地球は回ってる。 朝が来て昼になり夜が更けていく。
ちっぽけなニンゲンがそれでも今日も生きてる。 何とかかんとか足掻きまわりながら命を貰ってる。
深く沈めた想いは 沈めたままでいい。 刻まれた傷痕が傷む時は そっとさすってみる。 それが忘れないということなら 失くしたくない と おもう。
「きっと晴れる」
雨が降っても 雪が降っても 雷 鳴っても 嵐が来ても
いつか 晴れる きっと 晴れる
だから だから
空 向いて 笑おう
笑ってれば 笑ってればね
いつか 晴れる いつか 晴れる
涙雨 上がって
きっと 晴れる
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ゆうなぎ
体調はだいぶ戻ってきた。
結局 風邪薬は飲まないまま。 安定剤と抗鬱剤と共に飲んでる鼻炎の薬を 一日二回を三回飲んでたらかなり楽になった。 ただダルくて眠くなって仕事しながら居眠りの始末ダケド。 結局 鼻水とクシャミだからそれで治まるならいい。
根が丈夫だというのはこんな時 有難い。 なんかシブトイっていうか打たれ強いっていうか 気力とか何とか・・その・・そういう火事場の馬鹿力ってヤツ?
反面 複雑だけどね。 それで何とかしちゃうから他人からは平気だと 思われるんだもの。損な性分・・ってこれはグチ。 でもそれも仕方ない。ほんっとに悲しいほど丈夫だもんねぇ。
知ってるからさぁ・・ 世の中には
倒れたら ちゃんと誰かが寄ってきて 優しく起こして介抱してもらえるヒトと
倒れても 喚こうが叫び続けようが 結局自力で起き上がって 傷口の泥掃って唾付けとかなきゃ 仕方ないニンゲン。
不公平でも仕方ない。 シビアだけど現実はキビシイ。 そうして まごうことなくわたしは後者だから。
それでも 救いだってシアワセだってある。 ちゃんとそれを忘れずにいたい。 比べりゃ そりゃ ジブンが二度と手にできなくなったモノを 当たり前に持っているヒト達を羨みたくもなるけど。
ゴメン。
多分 今 スイッチが切れてる。 ちゃんと休んだでしょ?って言わないでね。
たぶん 切り替えするのがなかなか難しいんだと思う。 休息所の居心地良すぎるから戦場に戻ってもしばらくは 落差にシンドクなるんだと思う。
ゴメン。 それでも日々は流れていくから わかってるから。 何とかへタレながらでも また少しずつ。往くから。 ちょっとだけ ちゃんとできないわたしを許して。
此処に いる。 此処が わたしの場所で。 此処から また歩き出す。
わかっているから
少しだけ 待ってて。
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ゆうなぎ
2005年10月11日(火) |
風邪っぴきノ ウタ (クシャミ伴奏つき) |
ヘックション!!
どうも風邪ひいたらしい。 張りつめてたのがちょっと一息ついたら 気が緩んじゃったのかしらん・・なんて思いつつ 既に赤くなってきた鼻をかむ(チーン) 嗚呼!
微熱ボンヤリ頭 スイッチどころかブレーカーまで落ちてるよ。 それでも休憩時間終了の鐘鳴り響き。 手探りにて剣を掴んで 鎧 着込むが前後ろ逆 ダメだこりゃ。
何とかノロノロとカラダ動かす。待った無し。 へっぴり腰だが何とか行くしか・・しか・・ヘックション!!!!! っだぐ どぐだいぐじゃび(チーン) ティッシュの花咲くゴミ箱 溜息。
休み明けは誰もがキツイ。 せっかく蓄えたはずの元気を こんなので使い果たしてどうするよ?ジブン
ふぁいといっぱつ!
おんぼろブレーカー 接触悪いコンセント しょっちゅう切れるスイッチ。 それでも また一休みできるまで往くさ。
なぁ だって
しっかり抱きしめて離したくないから。 大切なモノたち。 いつか零れ落ちるものでも まだ失くしたくないんだ。 だから。
だから ヘックション!! ふらりふらり掃除機にもたれて丸くお掃除。 ゆらりゆらり米とぎ 今日は混ぜご飯。 もちろん 素 使ってだよ。文句言わないでね(弱気)
何とかノロノロとカラダ動かす。待った無し。 へっぴり腰だが何とか行くしか・・しか・・ヘックション!!!!! ばだぼや どぐだいぐじゃび(チーン) ティッシュの花盛りゴミ箱 涙目。
ベッグジョン!!!!!!!!!!!!!!!(鼻々しく)
(そして静かにソファーに倒れこむ)
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ゆうなぎ
2005年10月10日(月) |
Since it can surely meet again |
繋いだ手の温もりを確かめるように ホームに上るエスカレーター
不安とか心細さとか寂しさとか そういうのやっぱりいっぱいあって
それでも楽しかったからすごくすごく。 解放されて心から笑って ああ 今 シアワセだって思って わたしとワタシがちゃんとひとつに重なった。
まだ ダイジョウブだって。 うん ダイジョウブだって。
強がることできるから まだ。
振り返り振り返りながら下りのエスカレーターに乗っていくひと。 あたしは 心配しないで って 笑顔と一緒にちっちゃく手を振る。
大丈夫だよ。 ちゃんと間違えずに帰り道 還れる。
信じてるもの 今までそうだったように
きっと また 逢えるから。
ね そうでしょ?
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ゆうなぎ
2005年10月09日(日) |
I smile now. |
2ヶ月ぶり 新幹線に乗っていつもの駅で降りて。
ホームの階段下の待ち合わせ場所で 柱にもたれて文庫本広げる。
気配でわかるから不思議だよね。 顔をあげると目と目が合って 自然に笑ってる わたし。
方向音痴で すぐ迷子になるから 歩き出せば決まって服の裾つまんで そしたら それが合図みたいに あったかな手が包んでくれる 安心。
「今回見たいものが沢山あってねぇ」 って のっけからテンション高くてごめんよ〜
「早く早く!!」って言いながら道わかんないのに 気ばかりせいちゃって手を引っ張るわたしに 『わかった、わかったから』って笑ってる目が優しい。
着いた先はプラモ屋さんで 食玩の箱 右と左に持って どっちにしようかってさっそく悩む。 思い切って両方買った後は 本屋さんであれこれ本の話しながら本を探す。 二人とも欲しかった新刊 ちょっと早いけど出てて大興奮! 一緒に購入してちょっと一息。
ここのホットドック 美味しいよね。 飲み物は冷たいのに限る。 このほろ苦い甘さが絶妙のバランスで・・とか。
楽しいねぇ。 戦利品の食玩に本は大事にカバンの中。 本の話 ひとしきり。 これからどうなるのか だの 登場人物について だの。
それから きょうの予定。あっちいってこっち回って うんうん!それでいこう!
好きだなぁって思う。 ああ・・・とても 好きだ。 今 この全ての時間がイトオシイ。
喫茶店を出て歩き出したら 自然とあったかい手がまた包んでくれた。
わたし 笑ってる やっと辿りついた休息所で
ありがとう
わたし 笑ってるよ 今。
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ゆうなぎ
今日になった。 もうすぐ夜が明ける。
二ヶ月ぶり休憩所まであと少し。
ちっちゃなガーネットの付いたクロス。 細いガーネットとムーンストーンのブレスを重ねづけして。
少しだけ鎧を脱いで剣を置いて ブラウスとスカートに着替える。
楽しいから笑う・・それができる時間。 ありのままでいられる唯一の 張りつめたココロを緩めて
12時の鐘がなるまで。 踊るダンスは不器用だけど。
もう少し わたしを もたせてください カミサマ。
少しだけ休んだら まだ ちゃんと闘えます。
だから。
もうすぐ夜が明ける。
辿り着けますようにと祈りながら また ワタシは
わたしに戻ることの出来る
短い旅に出る。
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ゆうなぎ
クタクタで。 軋んで。
いろんなことが沢山沢山あって。 全部大切で全部何とかしたいのに 手から零れ落ちてばかりで。
それが堪らなくて。
言えなくて 言いたくなくて
話せなくて いや 話すことも もうきつくて。
ただ きついよって。 倒れこみたくて。 ただ ほんの少しだけでいいから 休みたくて。
守られて 眠りたくて。
そんな。
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ゆうなぎ
元々 根性は 無い。 いっそキモチイイくらいに きれいさっぱり 無い。
痛いの苦しいのはキライというか通り越して恐怖だし 面倒なのも苦手なので避けて通りたい方。 見事な小心者というか臆病者で その癖 要領が良くないから 救いようが無い。
なのに皮肉なものでそれが変な具合に稼動すると 根性無くて初っ端から既に思い切りヘタレてるのに 小心者の臆病者なので 痛いとか苦しいとかの言い時ときっかけが 掴めなくてわからなくて呑み込んでしまうってことになる。
それに小心者ゆえに一旦引き受けたり関わると ちゃんとしなきゃイケナイ という強力なスイッチが入る。 で 無理する。スイッチが入ってる時はとにかくやらなきゃ で 何とかなってるけど その後に見事スイッチ落ちる。寝込む。
この歳になっても生き方が上手くならない。 いや 上手くでなくてもいいから 人並みに極端な波を無くしたい。 少しでいいから楽になりたい。 弱音。 そう 弱音。
何だかキツイとか苦しいとか悲しいとかこんな苦労してとか そういうの話すのって苦手で。 聞かされるのは多いけど ジブンの話になるとどうも ちゃんと 伝えられない。
変な言い方だけど伝える自信がなくなるというか 例えば伝えたとしても ”こんな人の苦労話とか愚痴めいたことなんて 相手には苦痛だろうな”とか そういうことが頭をよぎって。 なんか 後ずさり妙に遠慮した物言いになってしまう。
嫌われたく無いんだと思う。 苦労話は話す方は楽になるけど 聞くほうはかける言葉がなくて 困ってしまうものだから。 相手の人が優しければなおさら 途方にくれるだろう。
正直 わたしなんてそんな良く出来た人間でもないし 愚痴いいたいことやら 忘れられない引きずってる憎しみだってある。
それをあまり言いたくないのは 口綺麗な言い方してしまえば 一方的な言い分はフェアじゃないって思うのが一つ。 どんなことでも それぞれの立場からみれば それは180度違ったものに なる。「羅生門」みたいに。違った物語がその数だけできる。
そこでは悪役は主役になり主役が悪役になる。 矛盾なようだけど 真実はひとつじゃない。
ただ これは半分は本心だけど 半分は逃げだと思う。 嫌なんだ。多分 見たくないんだ。思い出したくないんだ。 偽善でもある。やっぱり”イイヒト”でいたいっていう。
正直に気持ちのありのままを言えるひと。 それが悲しみであったり愚痴であっても。 そうして正しさとかあるべき姿とか そういうのを実践していたり そういうヒト達 自然な善のヒト達に素直に共感できるヒト。
羨ましいな と思う。 わたしも 偉いな すごいなとは思うだろう。 そう 考えれたらいいだろうな とも 思う。
思うけど多分 わたしは心からそう思うことはないだろう。 どこか遠く醒めた目でしか見れない。 それは”違うから”なんだ。
良いとか悪いとかそういうのでなくて。 朝と夜が繋がっているようでも別の世界であるように。
きっと わたしは 偽善者だ。 それでも根っからの偽善者になりきれない所が中途半端だ。 やっぱり気にかかる。 やっぱり何か・・してやりたいとか思う。 せずにはいられなくなる。したいと思う。
気がつくとお節介してる。 ジブンのことすらちゃんとコントロールできないニンゲンが 人様の事どころじゃないだろう?って自分に突っ込み入れるけど 性分。不器用なくせにバカヤロウだ。
それで壊れかけてりゃ世話ない。
子供のことでもそう。 一旦受け止めようと思ったならどっしり受け止めるべきだろうし ワガママ甘えに付き合ってやろうと決めたら 途中でヘタレた姿 見せるべきじゃないだろう。
お母ちゃん 心意気はある。 あるけど 途中でへばる。 確かに最後まで頑張るっていえば頑張る。 でも ヘロヘロの まぁ そりゃ情けない有様だ。
自分の在り所を何処に置いたら良いのかわからない。
望まれたくて欲しがられたくて それを渇望していて。 与えられてないわけではないのに いくらでも欲しくなる。 与えられるそばからこの身をすり抜けていくようで いつまでたっても不安が消えない。
だから 強く刻み付けられたいと望む。 消したくても消えないくらいに欲しがられたいと そんなふうに。
反面 矛盾。 それを得たら 重くて逃げ出したくなるかもしれないと そんな 身勝手な 矛盾。
疲れているよ。
ごめん。
逢えたら 少し 腕の中で
眠ってもいいだろうか?
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ゆうなぎ
2005年10月04日(火) |
A small present to you |
たいせつなひと、すきなひとたちへ ちっちゃなささやかなプレゼントをするのは楽しい。
値段の高いもの豪華なものが贈れるわけではないけど ちっちゃなささやかなものをソノヒトのことを考えながら 探す時 すごく気持ちがワクワクニコニコしてくる。
ちっちゃなささやかなものだから大抵封筒とかに手紙とかと 一緒に忍ばせる。 ちっちゃ過ぎて気づかれないとイケナイので一応手紙には 書いておく。
むふふ なんかオマケみたいなものだけど それを見つけた時にあなたがキミがクスッって笑って くれたら嬉しいなぁって思うんだ。
多分 その顔見たさに 想像しながら ちっちゃなささやかなプレゼントを探し回る。
だから 妥協はしない。 あくまでも 「これだ!」って目と目が合ってビビッとこなきゃダメ。 どんな安いちっちゃなものにもなんていうか 表情というかタマシイがある・・気が する。 相性ってあると思うんだよね。 ポケモンじゃないけど「キミに決めた!!」ってやつ?
思う通りのものに出会えた時には めちゃめちゃ嬉しくなる。 いそいそと封筒に手紙と丁寧に包んだオマケプレゼント入れて。 もう郵便局への道は駆け足(笑) 少しでも早く届けたくなるせっかちなあたし。
子供みたいだって呆れないでね。
きっと笑わせたいんだ。キミのことあなたのこと だから贈るよ。
A small present to you
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ゆうなぎ
2005年10月03日(月) |
ポンコツエンジン不調なり |
集中力が続かない。逃げが入ってる。
仕事の途中、つい気がつくと日記読んだり ネット通販のオークションサイトだとか 今真っ盛りのセール品見たりしてる。
高いものは眼中になく (2,000円以上になると高いよなぁ・・と溜息つく) でも数百円でも悩みに悩む。送料とか税込みかどうかとか そういうの足すと結構1,000円までのってなかなか無いけど 時期を上手く狙えばおぉおおおお!!っていう値段で買えたりするし 何より出かけるの苦手、人ごみ苦手のわたしが交通費使って 行くよりも送料の方が安あがりだったりするから。 安くてもありふれてないものが根気強く探すと結構あるから それが宝探しみたいで楽しい。
思えばお友達へのプレゼントもネット通販がほとんど。 プレゼントって言ったってわたしにできるものなんてほんと 高が知れてる。それでも気は心。
そのひとの顔を思い浮かべてささやかな・・ 本当にささやかなる ちっちゃなちっちゃなプレゼント一生懸命選ぶの楽しい。 喜んでくれるといいなぁ・・とか思いながら。 なんかこう・・思わず くすっって笑みが零れるような そんなものが好きだ。
感性の合うもの。 いくら高くても好きになれないものはダメだし いくら安くても 目と目が合ってハート鷲づかみってのが結構ある。 もちろん高くて素敵なのもあるけど それは目の保養(笑)
通販でほとんど買うことがないのは洋服と靴。 これはやっぱり手触りとか履き心地とかあるから。 実際手にとってみなきゃ冒険できない(値段も高いし;;)
ネット通販で買うのは小物とかアクセサリー (ペンダントとかブレス等など)や 雑貨が多いなぁ。後は本(by 本の虫家族) 本はまとめ買いすると1,500円以上とかで送料無料になる。 それもまずリサイクルの本屋さんで見つかればより宜し。
我が家のようなエンゲル係数と本代が 下手すりゃ並びかねない一家にとって 好きな本はやっぱり手元に置いて何度も読みたいから。
ネット通販の良いところはポイントとか貯めるとそれでまた買い物の時に 使えるってこと。これはスーパーとかでしてるポイントカードと似てる。 これもバカにならない。
この数年でわたしは随分このあたりに詳しくなった。 塵も積もれば・・じゃないけど 結構こういうの大きい。 スーパーは閉店間際にいけば半額になるのはもう常識だよね。
ケチケチばかりじゃシンドクなるから ちょっとした楽しみが ネット通販。ストレス溜まると結構 ああ 買っちゃったよ〜とか 思うこともあるけど(でもわたしのレベル。染み付いた金銭感覚は そうそう抜けないから人様からみれば微々たるモノかもしれない) それくらい たまにはジブンに許してやりたい気もする。 と ひとしきりイイワケ(汗)
仕事の方 今のクライアントさんがとてもおっとりした良い方なので 随分 救われてる。 急ぎませんからあなたのペースで・・と言ってくださっているのが 本当に有難い。途中経過の報告をお見せして あなたにお任せして大正解だったですという言葉をいただいたのは 何より嬉しかった。
けどその言葉に甘えてばかりというわけにもいかないから とにかく きちんとした仕上がりを・・と より丁寧にを心がけている。 喜んでいただきたい、その信頼に応えたいという思い。 今夜はそれでもかなり進んで少しホッとする。 この調子ならもうすぐ出来上がりましたとのメールが できそうだ。
自分でも自分が逃げに入ってるのがわかる。 腰が退けてる。おもいっきりへっぴり腰でヘタレ度満タン。
ポンコツエンジンが今にも止まりそうにプスンパスンと 煙をあげてる。 まだ止まるわけにはいかないんだから イッチョ蹴飛ばしてでもみるしかないか と 苦笑い。
生きろ と 生きる と 願いを祈りを
今日がまた始まる。 だから言い聞かせるように 確かめるように
ジブンへ。
そうして今日の扉を開ける。
--------------------------------------------------------- ゆうなぎ
2005年10月02日(日) |
Day of rain |
曇り空に少しだけだけど青空が見えてたから 大丈夫かなって洗濯物出してたら いつの間にか ぽつりぽつりと降りだしていたらしい雨。
空が仄暗くなってる。 慌てて洗濯物 取り込む。
雨はキライじゃないよ。
確かにこの初秋の風の通る晴れた日は気持ちいいけど。
雨はキライじゃない。 何だか 安心するんだ。 こんな自分でも許されるような気がするんだ。
丸くなって真実(ほんとう)に深く眠れるような気がするんだ。
ゆるやかにジブンの輪郭がぼやけていきそうになる。 このまま少し湿った空気の中に溶けてしまえたらいいのに と ふとそんなことを想う。
そんなことしない。できないけれど。 そう・・そんなの らしくない。
雨はキライじゃないよ。
でも似合わない。 こんな静かな雨は。
こんな優しい雨は。
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ゆうなぎ
何だかどこかのタガが微妙に緩んでしまったように。
とても疲れやすくなってしまっていて すぐに横になりたくなるし そのまま倒れこむように寝てしまう。
気力が落ちている。 情けないくらいに。
子供と久しぶりに街に出かけた。 子供の方にも寂しい思いや我慢させていたから。 ちょっとだけ今日は”特別な日”
割引券もらってたファミリー居酒屋さんみたいな所へ こういう所は何年かぶりでちょっと緊張。
でも 子供は良く食べて美味しいって喜んでた。 (いつも 外食っていってもラーメンだもんねぇ) うんうん、良かった。
食事の後で珍しく子供の方からオネダリ 帽子が欲しい って。 帽子専門のイマドキのお店みたいなのがあって そこに飾ってあったの。1780円也。 食事でお金使ってるし これは正直予定外。ちと・・キツイ。 でもねぇ・・そう 今日は”特別な日”だもんね。 お母ちゃん 頑張りました! 子供は満面の笑み。 明日さっそくかぶって遊びにいくんだって大喜び。
家に帰って・・ ええ さっそく内側にでっかく油性の黒マジックで学校名学年と名前を 書いてやりました。 全力投球したのに失くされちゃたまらん!
その後 くっついてビデオ鑑賞・・・してたんだけど お母ちゃんまたもやそのまま眠りに落ちました。 また唸ってたそうです。 (朝 子供から聞いた(汗))
スイッチなかなかちゃんと入らず ヨロリヨロリと蛇行しつつ。 それでもゴジラは進みます。 とりあえず 今日。 何とか 明日。
生きることが目標です。
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ゆうなぎ
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