ラヴ*パスポート



葉月アキラ、自由に生きてきた。色んな恋を、した。
やっと腹を括ったその先は、長男の、嫁。
騙したり騙されたりの日々から抜け出したワタシだけれど、果たして頑張れるのか?

結婚5年目に入った2013年12月、不妊治療の末、娘を授かりました。

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2008年06月30日(月)  ©  ちゃんと出来ない筈の彼が、ちゃんとしようとして、いる。


去年の事だ。
彼は『通帳を渡すから、お前がお金の管理をしてくれ。』と言って居た。
結局、通帳を渡される事は無かったのだけれど
やり直そう、と言った後にも、やはり同じ様な事を言って居た。

『貴方、前も同じ事言ってたけど、持って来ないやん。』

ワタシは、其れを言われる度に、そう言い返していた。


普段、何かを欲しがる事をしないワタシが
お誕生日に欲しいモノを聞かれ、唯一彼に欲しいと告げたモノ。
其れは、指輪、だ。

彼は、ペアリングにしようと言った。

もう半年も前の事ですが。

いつも口ばっかりの彼だから、あてにはしていないのだけれど
時折『指輪はぁぁぁあああぁ?』と困らせてみる。

其の日も、いつもの様に『ねぇ指輪は?』と言うと
『頼んであるから。』と言った、彼。

少しだけ、前より頑張っている、彼。




・・・指輪くらい、余裕で買えただろ。


一言、モノ申したかった。


でも、言った事をちゃんとしようとしている、彼。
頑張ってる、彼。

ちょっと、恐い。



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2008年06月29日(日)  ©  言われる度に、焦る。


土曜日の仕事が終わった後、電話があった
明日が休みになったらしく
起きて待ってるから仕事が終わったら一緒に帰ろう、と言われた。

日曜日は、長男のソフトボールの練習試合があるから
朝早くから、彼は出掛けなくてはいけないのだけれど
『試合、お前も一緒に行けばいいじゃん。』と軽く言った、彼。

先週も言われたのだけれど、彼のお母さんも来るらしかったので、遠慮した。

そりゃ、するよね。

此の子、誰?ってなるのが目に見えるもの。

だから
もし彼の次男も行くなら晃邸に連れて来て?彼と一緒に行くから。
と、言った、ワタシ。



けど、1番ビックリするのは彼の長男に間違いない
だから、良かったのだと思う。



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2008年06月28日(土)  ©  只、穏やかな恋愛がしたい、だけ、なのに。


1番の望みは、ぶっきらぼうでも、我侭でも、短気でもいいから
只、ワタシだけを好きで居て、と、そう思っている
けれど、人は欲張りな生き物だから、少しずつ望む事が、増える。

貴方を支えたいと、思う
けれど
ワタシの事も支えて、と思う。

もっと沢山の事を共有して
貴方の全部を受け入れられる人で在りたいと、思う。



少しの幸せを望んで
其れに近い状態を貰えると
凄く、恐くなる
前にも、あった此の感覚。

今まで恋愛をして来て
こんな気持ちを持つのは、やっぱり彼が初めて、だなぁ。





同じ時間を共有する事が、こんなに困難な事って
・・・・不倫や、遠距離恋愛じゃないんだから。
其れだったら仕方無いって思えるのに。

てゆうか
もぅ、どうせあんまり会えないんだし、使わないんだから
合鍵返せよ。
そう言いたいのは
寂しさや、苦しさから逃げたいから。

何かしらの理由を付けて、毒づいたり別れる事を考えたり、する。
今の状況では実行出来ない、くせに。



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2008年06月27日(金)  ©  何度でも願って仕舞う、事。


此処数ヶ月、大好きなのは髭男爵さん、の晃です。こんばんわ。

今日も朝に少し、と夕方に着信が、あった。

夕方の電話で
『寝るから。』と言った、彼。

??

随分早い就寝ですね。
まぁ疲れてるんだろうと思って
『あ、うん。寝たらいいよ。お疲れ様だったね。』と、言うと
『いや、出来ない事を言っちゃダメだと思って。』

???

『ん?』
『帰るって言っても帰れてないから、一応寝るって言っておこうと思って。』

あぁ、成る程
ワタシは、言った。確かに言った。

”貴方は口ばっかりだもの。”
”言った事は、ちゃんと実行して。”
”出来無い事は言わないで。”

何度言っても直らない、直る訳無い彼の悪い、処
最初からやるつもりが無い訳ではなくて、只出来ない、だけ
悪気は全く、無い。
だから余計性質が、悪い。

でも、少なからず気にしてくれては居るっぽい。
・・・出来ないものは出来ないんだけど、ね。

此処最近の彼は、色んな意味でとても努力してくれている
ずっと続けばいいのに
こんな毎日がずっと、続けば、いいの、に・・・。

今までも、そう思った時期が何回も、あった
でもその願いは、いつも、そういつも、1,2ヶ月の内に壊された。
きっと今度もそうなる、だろう。



だから壊れると解っていてもワタシは、願って、仕舞う。


願わずには居られない、のだ。



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2008年06月26日(木)  ©  ワタシを彩る幸、せ。


今日帰るから、と言って居た彼は、自宅で寝て仕舞ったのだろう
ワタシが帰宅した時には居なかった。
でも日勤だと言っていたので
一応、またお弁当を作り5時半に彼を起こした。

取りに来れなかったお弁当は
自動的に、ワタシの朝ごはんになる。

そして、珍しく日勤中の彼から電話が入った。

他愛の無い会話をしていたら
『晃、お弁当ありがとな。』
『え、今日のはワタシが食べちゃったけど。汗。』
『いや、昨日とか一昨日とか。』
『あ、いいよいいよ。』

有難う、とか言うには言うけど、改まったお礼を言うのが苦手な彼が

『感謝してます。』

なんて言うから
『いえいえ、こんな事で良ければいつでも言って下さい。』
なんて、近所のおばちゃんみたいな返答をして仕舞った。

ワタシの幸せを彩るのは
彼の些細な優しさ、だったり
子供みたいなやり取り、や
時折零れる甘い、言葉。

ワタシ発信の電話に、彼が出た瞬間は
1年近く経過した今、も、ドキドキする。

昼過ぎの電話で
『今日〔晃邸に〕帰ってたら、明日の弁当お願い出来る?』と言っていたので
出勤前に”じゃぁ家に着いたら起きる時間をメールしておいて。”
とメールを送っておいたら、暫くして電話が鳴った。

『起きるのは5時半だから。』
『うん、解った。でも家に着いたらメールしてね。』
『起きるの5時半だって。』
『いや、帰るって言っても帰って来ないから、確認の為にメールして欲しいの。』
『あぁ、あああぁあ、成る程ね。』
『うん、ホントに帰ってたら買い物して帰るけど、来てないなら買い物しないから。』
『解った、頑張る。』

と、言ったくせに、暫く他の話をしていたら

『あ、親父と飯食いに行くかもしれないから。』と訳の解らない、彼。
『そんなの何処にでも行けばいいから!俺は帰ってるか如何かが解ればいいだけだから。』
『あぁあああぁ、解った。で、何てメールすればいいんだ?』
ですって、奥さん。聞きました?
・・・てゆうか、お前、全く解ってねぇよ。

『だから、帰って来たってメールしろって言ってるの。』

そんなやり取りを行ったワタシ達、で、ある。



1度やって来て、それから出掛けた、の、だろう。
其れはいい、其れは全然構わないよ。

でもさ

何 で 合 鍵 が ポ ス ト に 入 っ て 無 い ん だ っ ?

・・・・・入れ忘れ、だよ、ね。



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2008年06月25日(水)  ©  最悪の状況を踏まえて行動しよう、の、会。


5月の頭に別れた時、ワタシは引っ越す事に、していた。
泰史邸と晃邸は車で5分とかからない処で
彼の長男がソフトの練習をする公園は晃邸から見える場所にある
もしワタシが、町内会みたいなものに入れば
多分、同じ町内会なのだろう。

だから、少しでも遠くに行きたくて、引っ越す事に、した。
彼を忘れる為に、付き合ってもいいかなぁ、と思って居た人も居たし
幸い、其の人が引っ越し費用から全て負担してくれる事になって居た。
今の家の退去手続きも、引越し業者さんの見積もりも終わり、住む所もほぼ決定
荷物をまとめ始めた時に、泰史から連絡が入り、今に至るのだ。

其れ以来、晃邸のスペアーキーを持って居ない泰史
使う機会なんて殆ど無いけれど、スペアーキーが無いと不便だ
と、取れる事を言った事もあるけれど、やんわりごまかし渡す事は無かった。
1 回 失 く さ れ て る し 。

彼も学んだ、の、だろう。

日勤を終えてから、お弁当箱を晃邸に持って来る事になっていたけれど、ワタシは、既に出勤した後
彼が『弁当箱如何しようか?』と言ったので『ドアノブに掛けておいてくれたらいいよ。』と言うと。



仕事が終わって、ちゃんとポストに入ってるかなぁと思いつつ帰ろうとしたら、電話が鳴った。
何故、まだ起きているんだ?

『何でまだ起きてるの?』
『DVD観てた。あのさ、まだ弁当箱持って行ってないんだよ。』
『あーそうなの?別にいつでもいいよ。』
『俺、明日も日勤で5時半起きだから、お前が家に着く頃、俺もそっちに帰るから。』
『うん、解った。』
『弁当お願い出来る?』
『うん、いいよ。』

そんな訳で、買い物をして急いで帰った、が
彼は勿論帰って来なかった。

うん、寝ちゃったんだね
解ってたけど無理なら来るって言うなよ。
俺様は、如何したらいいの?
寝ていいの?
お弁当作った方がいいの?
朝まで起きてて、電話で起こした方がいいの?

少し考えた結果

まぁ、朝はバタバタしてて晃邸には寄れないだろうけれど
万が一来た時に、お弁当がなかった困るだろうから
お弁当を作って、一応彼の起きる時間に電話を掛け起こして、其れから寝よう、と決めた。



最悪の事態を考えてて正解だったね。

そして夜、知り合いと御飯を食べたついでに、ワタシの勤めるお店によって、お弁当箱を返した、彼。
とっても迷惑、だ。

てゆうか
使わないんだから、ついでに合鍵も返して欲しかったよ。



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2008年06月23日(月)  ©  ムラがなければねぇ・・・完璧なのにねぇ。


日曜日、長男のソフトの試合が終わったら帰るから、と言い残して、家を後にした、彼。
仕事の時間帯の違うワタシ達が、一緒にベッドに入れる事は
今となっては、極めて難しい。
てゆうか、そんなに会ってないんだけどっ。

そして勿論、日曜日の其の後に連絡は、無い
疲れて、寝ちゃったんだって事位は、容易に想像出来た。

明けて月曜日
電話位あったら嬉しいなぁ、と思っていたら
今日は、どうやら夜勤らしく
ワタシがお風呂に入ってる間に来て、いた
良い心掛け、ですね。
でも其の行動にはムラが有り過ぎるのが難点です、が。
日々、出来るかどうかは置いておいて、心掛け位はそうあって欲しいものです。

少しの時間を楽しく共有し、夕方、共に出勤
そして仕事が終わる頃に、1年近くなっても聞く度にドキドキする
聞き慣れた着信音が鳴った。

夜勤中の彼は言った。
『今日、通しになったから。』
通し、其れは夜勤を終え、其の侭日勤に突入する、所謂24時間勤務。
次の日の予定は、其の日の仕事が始まってみないと決まらない、彼の仕事
だから、ワタシはいつも彼の其の日の出勤が、日勤なのか、夜勤なのか
はたまた通しなのか、知らない。

連絡が取れない状態にあるのなら、せめて其の日の勤務状況くらいメールすれば?
其れ位、きちんとしてくれないかしら、ただ放って置かれるだけでは
頑張れねぇよ、と言ったから、だろう。
珍しく、決まったばかりの予定をワタシに伝えた、彼。

奥 さ ん っ ! 奇 跡 で す 。

通しになったなら、必要なものがあれば持ってくよ?
と、言ったワタシに
控えめに『弁当があれば助かるけど・・・。』と言うので
仕事帰りの午前2時、24時間営業のスーパーにより
お弁当の材料を買って、夜中のお弁当作りを始めたワタシ。

『凝ったものじゃなくていいからな!米と何か適当でいいからな。』
午前3時過ぎに鳴った電話で、そう言った、彼。
如何やら気を使っているらしい。
でも、其の後で『別に、凝ってもいいけど。』と、付け加える処が彼らしい。

炊き込みご飯を炊いて、肉じゃが、炒め物、焼きそば、コロッケ
保冷剤代わりに、こんにゃくゼリーを凍らせたものを3つほど入れ完成。
手は込んでないけど、簡単過ぎる訳でも、無い。
勿論、コロッケは冷凍食品の手を借りました、が。
煮物は作れるけど、揚げ物は出来ねぇ、夜中に揚げ物は出来ねぇよ。

で、午前5時30分
お弁当に、コーヒー、お茶、フルーツジュース、野菜ジュース、リポD
通しなので眠眠打破、たばこ、おやつにベビースターラーメンを持って、彼の所に向かった。



プライドの高い彼が、好きだ
照れ屋の彼が、好きだ
子供の様な彼が、好きだ
いつもいつも、過ぎるほど無邪気な彼が、好き、だ。

適当で、口ばかりで、女癖悪い彼の
でも、其の彼の、笑った顔が、好き、で
全てを許して仕舞うワタシは、馬鹿、だ。

『あのね、こんな貴方に、文句言わず付いて行けるのはワタシ位だと思うんだけど?』
『うん、そう思う。』


貴方の、全部が、やっぱり好き、だ。



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2008年06月21日(土)  ©  不安と、不安と、不安。


連日の様に家にやって来たかと思えば、1週間以上顔を見てなかったり。
連絡はあったり、無かったり。

やり直そうとあの人が言った其の日から
返事をしていないのに、勝手によりを戻されている気がしてならない今日この頃。
いや、寧ろ

別れていたと言う事実すら無かった事にされかかっている。

其れは
別れていた期間の事をあの人は”連絡取ってなかった間”と言う言い回しをする事にも表れている。

何なんだ
やり直すならやり直すで、もう少し態度を改めろよ。汗。

仕事が忙しいのも解ってる
ワタシが夜仕事をして居る以上、普通に会えないし連絡を取る事もままならないのも、事実。
子供の行事、仕事、家の用事、忙しいのは解って、る。
でも、メール1本寄越すのが、そんなに難しい事なのだろうか。
まぁ、人其々、か。


妊娠疑惑があったんだ、よね
でも
伝えても驚きもしないんだけど、あの人。
ホントに、どっちでもいいんだろうなぁ。

今までのワタシだったら、出来てたら嬉しいって思ってた。
毎月、生理が来る度に残念に思って居た、し。
でも、今もし出来てても
産むって言う選択を出来ないかもしれないって思って仕舞ったんだよね。
色んな事を、リアルに考えた。

彼の、事
彼の子供の、事
ワタシの、事
ワタシの両親の、事。

そんなこんなで悩んでた。
結局、生理はやって来たんだけどっ。
まぁ、始まり方はいつもと違ってたけど、その他は普通で
でも3日目でピタッと終了。何だ其れ?
『怪しくないか?其れ。』と周りに言われつつ
1日明けた5日目に、また、ほんの少しだけ出血。何なんだー。

周りが、まだ安心出来ないよ!とか言うから
如何なんだろぅ・・・と些か不安になった。
そして、其の日泰史から連絡があった。

其の後、生理はどうなんだ?と聞かれ
一応、大丈夫だと思うよ、と答えた。

酔っ払いの彼に
お前は、本当に結婚する気があるのか、如何なんだ、とか言われ
結婚しような!とほざく彼に、ワタシは聞きたい。

お 前 に そ の 気 は あ る の か よ ?



あの人には、息子が2人居て
万が一、結婚したら
ワタシは、2人の母親の様な存在になる。

誰が如何考えても、普通の結婚より苦労する事が目に見えて判って、る。
彼が、ワタシをフォローしてくれないと、頑張れない
ごめんなさい、ワタシは頑張れ、ない。

『ごめん、俺が悪い。ちゃんと大事にするから。』
そう言う彼にワタシは言った。


『貴方、其れ言うの何回目だよ!』


是非、行動で表わして頂きたい、です。




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2008年06月08日(日)  ©  


色々あったぁぁああぁあ
あれは、4月の末の事、だ。

もうダメだと思って別れるとメールをした
すると電話が掛かって来て丸め込まれた。

そして
ゴールデンウィーク中に、やっぱりもう止めよう、と心に決めて別れた。
沢山泣いて、荒れて過ごした2週間。
やっと心の整理が付き始めた。

やっと前を向いて行ける所、だった
なのに、今まで連絡1つ寄越さなかったのに
突然掛けて来た電話で、やり直して欲しいと言ったあの人は
一体何を考えているのだろうか。汗。

俺様には訳が解りませんが
彼なりに、何かを悟られたのでしょう。か?

やり直す事は、出来ない
きっと貴方は変わらないと思う、から。



曖昧な関係で、適当に付き合ってたら楽しい
其れでいいのだと、思う。
心と生活の中心を、あの人にしてはいけないのだ。




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