2008年04月26日(土) |
フェレットの抜毛。換毛期じゃないやつ。 |
最近まで、僕には一つ心配事がありました。
飼っているフェレットのことなのですが、半年くらい前から尻尾の毛が抜け落ちるようになり、ついに尻尾の半分から先がつるっパゲになってしまっていたのです。
「まさか副腎疾患……」と、症状がまだ軽い時に病院へ連れて行ったのですが、そうではないらしく、でも「原因は不明」と言われました。
その後、自分なりに調べたのですが、やはりこれという確信には至りませんでした。
年齢がまだ1歳数ヶ月ということもあり、一番可能性のあるのは「換毛に伴う脱毛」でしたが、それにしては脱毛量が多く、時期も長すぎた気がしました。
「本当は病気なんじゃ……」と思いつつも、脱毛以外に変わった様子はなく、元気に遊んでいるので、そのままにしていました。
そして最近、偶然ネットで「栄養補助剤を与えたら脱毛が治った」という話があるのを知り、「もしかして何かの栄養が足りてないのかも?」と思い、それまで時々しか与えていなかった栄養補助剤を「毎日・量を多く」与えるにしました。
与えたのは、某有名メーカーの(白とうす黄色の箱入り)バイトで、よくお店で見かける普通のものです。
すると、なんと数日で尻尾の先から毛が少しずつ生え始めてきました。
最初は半信半疑だったのですが、数日経つと毛が増えてきていることがハッキリと分かるようになりました。
まだまだ完治というには程遠いですが、1か月もすれば何とかなりそうで、心底ホッとしました。
この経験を、僕と同じように悩んでいる全ての飼い主さんに伝えたいです。
今日、光市母子殺人事件の判決が下されました。
判決は死刑。
最高裁から差し戻された時点で、死刑が下るのはほぼ確実でしたが、実際に判決がなされたことで、死刑について議論が巻き起こっているようです。
死刑の判断基準について、新しい判例を作ったことに対して様々な反応があるようですが、正直、それはあまり大したことではないと思います。
判断基準が緩くなった(死刑が下しやすくなった)といいますが、それはあくまで、今回の事件のような例について死刑が下った、ということですから、
以後の全ての事件(二人以上の殺人)が死刑になるということではないはず です(情状酌量の余地があれば死刑を回避できる可能性はある)。
今回の事件で重要なのは
「死刑について国民がどう思っているかがあらためて浮き彫りになった」
点ではないでしょうか。
やっぱりみんな
死刑はあってほしいと思ってる。 それが重要なんじゃないか、と。
僕は、正直言って、死刑存続派です。
もし死刑がなくなったら、子どもを7人殺した「宅間伸」みたいな奴でも、ずっと老いて死ぬまで生きることができることになります。
どれだけ残酷な方法で殺人を行っても、何人殺そうと、加害者は(刑務所の中とはいえ)3食保障され、平穏な日々を過ごすことができるのです。
反省しようとしまいとに係わらず。です。
そんなことって、あっていいのでしょうか?
僕はどうしてもそれが許せないのです。
そして、死刑廃止を唱える人たちの主張は、今のところ僕の心には響いて来ません。
(マスコミのせいもあるかもしれませんが)死刑廃止論者は、もう少し説得力のある意見を述べてもらいたいものです。
よくある主張。
「死刑廃止は先進国では当たり前になっている。」
「知ったことか。」です。
死刑を廃止している国はヨーロッパが中心ですが、死刑廃止に至った背景やその国々の国民性といったものを考慮しなくてはならないでしょう。
偏見ですが、
どいつもこいつもキリスト教圏
なのがウサンクサイです。
死刑廃止に必要なのは、合理的で共感できる理念を国民に説明し、合意を得ることだと思います。
死刑存続を望む声を受け止めて、その上で語らなければ、いつまでたっても死刑廃止は支持者を増やすことができないでしょう。
余談ですが、数ヶ月前(だったと思う)に、どこぞの文筆家さんが、とてもきれいな文章で、
「死刑がなくならないのは、市民が人を死に追いやる判決を下す責任を負わない(自覚がない)からだ。 僕は、死刑を受けようとする加害者に直接会ったが、その時、
僕は『この人を助けたい』と思った。
会うことで残忍な加害者というイメージが覆された。
裁判員制度は死刑廃止へのきっかけになるかもしれない。」
とバカ丸出しの内容を新聞に(!)寄稿していました。
「おめー、『残忍な加害者』のイメージ捨てて、今度は『純粋に罪をつぐなおうとする哀れな罪びと』のイメージにすがってどうすんだ?」
「この人を助けたい、って、お前が被害者の家族でも何でもないからそんな安易なこと考えるんだろ!」
としか僕には考えられません……。
これは完全に私見ですが、現在の刑罰というのは、
「人間誰でも更生する意思はあるんだ。 誰でもいつか罪を悔いて反省するんだ。」
という、虚構(つまりタエマエ。もっと言うとウソ)から成り立っていると思います。
どんな人でもやり直すチャンスを与える、ということです。
しかし、そんな
タテマエを完全に真っ向から否定するような悪行を重ねた者
に対しては、その
タテマエから除外していい
のだと思います。
問題は、除外したそいつをどうするのか、ということ。
僕は、
「やり直すとかいうレベルじゃないんだし、そんな奴を生かしておくのは許されない。」
と思います。ですから、死刑賛成。
「死刑に犯罪の抑止力はない」とか、そんなことじゃない。
死刑廃止論者は、その部分についての説得力ある説明をすべきなのです。
補足
今回、最高裁が高等裁判所に判決を差し戻した意味は、
「お前(高裁)の判決の内容間違ってるからもう一回ちゃんとやれや」
ということで、ようするに
『これ普通に死刑だろ?でも最高裁で判決するようなもんでもねえ。』
ということです。
高裁に死刑を下させるために最高裁は差し戻したといってもいいでしょう。
弁護団は
「やべ、これ普通にやったら死刑確定じゃん。」
ということで、一、二審の主張を全面的に改め、「殺意はなかった」として
『ドラえもん』や『復活の儀式』
等のこっけいな主張を始めました。
私見ですが、これはさすがに行き過ぎた弁護だったと思います。
弁護のための弁護と非難されても仕方ないでしょう。
弁護団は被告の
「弁護に値する点」
を主張するのを止め、死刑を逃れたいという思いに固執して、
「弁護テクニック」
を前面に押し出しました。
僕のような法学素人(一応、法学部出身ではありますが……)でも明らかにそれと分かる「小細工」を仕掛けたのです。
これでは、裁判官に
「情状酌量の余地は微塵もない」
と指摘されるのは当たり前で、弁護としては完全に失敗しています。
『ドラえもん』等の主張を「真実を話した」という被告、
そしてそれを「客観的な真実」と主張した弁護団。
遺族の心と遺族に共感する人々をあまりにもないがしろにし過ぎた結果といえるでしょう。
被告にとっては助かりたい一心から、
弁護団にとっては自らの信じる正義への信念から、
自分たちのしていることが常軌を逸していると感じることができなくなってしまったのでしょうか。
この日記は、ヒット数で分かるとおり、ぜんっぜん誰も読んでいない日記ですが、それでも、何のご縁か、検索エンジンに引っかかって訪ねてくれる人がいます。
「マイリファー」という日記の機能を使うと、そうやって訪問してくれた人が、どんなリンクからやってきたのかを知ることができます。
何を検索していてこの日記にたどり着いたのかが分かるのです。
で。
何がよく検索されるかというと。
ベタナミン。です。
ベタナミンは、心の病気に効く薬です。
僕のようなうつ病患者や、ナルコレプシーの方に処方されることがあります。
「きっと(それを検索した人は)、僕がそうだったみたいにつらい環境にいるんだろうなあ」
と思うと、何ともやりきれない気持ちになります。
そんな人たちに、もし僕の日記が何かの役に立つのなら、複雑な気分ですがとても嬉しく思います。
というわけで。
今日はベタナミンのことをおさらいします。
ベタナミンは、基本的に「アッパー系」だと思います。
「まったり」ではなく、「スカッ!」って感じです。
飲むと、元気になったような気がします。 頭の回転がよくなって、「やれる、やれるよ!」という気持ちが湧いてきます。
どっちかというと、はっきりいってヤバい薬です。
体がしんどくて、本当は休まないといけないのに、疲れを感じないので動き続けることができます。
もちろん、本当はめちゃくちゃ疲れているので、薬の効果が切れると途端に動けなくなります。
まあ、治療薬というより感覚的には麻薬に近いですね。
結局、僕の場合は、ベタナミンを服用しながら何とか仕事を続けていましたが、その後うつ病が悪化(無理して仕事をしているのだから当然といえば当然)し、薬を変えることになりました。
今にして振り返ると、この薬の服用には疑問があります。
病気をごまかしているだけのような気がするのです。
先ほど麻薬と比較しましたが、その場しのぎで、回復には繋がらないのではないかと。
この薬がないと生活できない、という状態にあるなら、それはきっともう服用をやめて、治療を中心にした生活をすべきだと思います。
たまたまこの日記を読んでくださった人へ。
くれぐれも服用には気をつけてください。
では。
ついにやってきました。本当に待ってた。
北信越フットボールリーグ開幕です。
僕の第二の故郷、金沢のチームツエーゲン金沢のJリーグを目指す旅が再び始まったのです!
と熱くなってもしょうがないのですが。
北信越リーグは、J1・J2・JFLに次ぐ、第4のリーグです。
ツエーゲンがJに進むには、まず、この北信越リーグで優勝して、「地域リーグ全国決勝大会」の出場権を得て、そこで上位の成績を残す必要があります。
だから、まずはこの北信越リーグで一つ一つ勝っていくこと。 それが、Jに続く道となります。
ところで、北陸にはまだJ(1・2)で活躍するクラブは現れてはいません。
一番Jに近いのは、JFLに所属する「カターレ富山」ですが、Jに上がるのは今のところ難しそうです。
(偏った見方だけど)今の時点で北陸で一番強いチームは、我がツエーゲンだと僕は思っています。
ツエーゲンには、木村龍朗選手を始め、権東勇介、上田常幸、大河内英樹選手など、J1を経験している能力の非常に高いメンバーが揃っています。
今年はもともと強かったDFラインに、さらに能力の高い選手が加わりました。ケガさえなければ、もう磐石と言っていいほどだと思います。
そして、今年は得点力も期待できます。
何せ、奈良安剛(ならやすよし)選手がFW登録されてますから(去年はMF登録)。
奈良選手は個人的にファンです。
去年、ツエーゲンの弱点は得点力でした(断言)。
せっかくのチャンスを無駄にしてしまうことが何度もあり、その度に「強いFWがいればなあ……」と思っていました。
オフにどう補強するかを注目していましたが、まさかまさかの奈良さんFW格上げ。
「キタコレ!」って感じです。
ダイレクトプレイ・競り合いに強い(と僕は思っている)ので、言われてみれば確かに納得。
「これはやれる……!」
そして、期待の開幕戦。
やってくれました。
10対1です。
もうボッコボコ。
選手一人一人が連動していて、とても気持ちのいい試合でした。
奈良さんハットトリック。
「ほんとにキタコレ!」って感じです。
今年はやれる……やれるよ!
がんばれツエーゲン。僕らは信じてる。
あー、久しぶりのサッカー観戦は気持ちよかったなあ……。
新年度が始まり、僕の所属するチームに新人君が配属された。
大学を卒業したばかりの彼は、とても素直で初々しく、仕事もできそうな好青年だ。
どんな仕事人になっていくかは、これからの経験で決まっていくのだろう。
ところで。
僕のチームは、仕事の内容によって二つの班に分けられている。
僕が所属しているのがA班で、もう一つがB班だとすると、新人君はB班に所属している。
そして、なぜか(類は友を呼ぶというやつなのか)、それぞれの班には似たような傾向があるメンバーが集まっている。
つまり、A班はS、B班はMだ。
仕事のやり方も差が出てくる。
A班は「仕事なんてそこそこやればいいじゃん」と思っていて、プライベート優先だが、B班は違う。
B班は「また休日出勤かあ……ゾクゾクするぅ」
と、もだえているのだ。
信じられないが、そういう連中なのだ。
だから、A班は仕事ができる。 できるけど、僕らB班はそんなA班の生き方に疑問を感じている。
そこで、B班は 「新人君をSにする。」ために立ち上がった。
S=A班、M=B班ならば、Sになれば自動的に新人君は僕らB班の仲間になれる。
そして、テキトーになれる。
……人間、テキトーが大切です。
ま、本当に一番いいのは、バランスを取ることなんでしょうけど。
とにかく、これから新人君がどうなっていくのか楽しみです。
新年度になりました。
直接の上司である「何にもしないおじさん」は別の部署に飛び、その代わりに先輩が格上げされ、上司となりました。
僕は今までと同じように、だらだらマイペースで仕事をするつもりのだったのですが、先輩が抜けたポジションを僕が埋めることになり、ちょっとしたまとめ役を任されることになりました。
「そんなこと言われてもなー。」
と思うのですが、なってしまったものは、まあ、仕方がない。
むしろ、まとめられる方が気の毒かと。
がんばりますけどね。
そんなことよりもイヤなのは、席が変わってしまったことです。
今まで僕の前にいた人は、三十路だけどもとってもCUTEな癒し系の女性☆だったのですが、これからは単なる野郎です。
正直キツイ。
隣は爺さんだし。
まあ、みんな気のいい人なので、それでも大抵の人よりかはパラダイスな職場ですが。
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