銀河鉄道を待ちながら
鬱と付き合いながらの日々を徒然に

2007年09月12日(水) むずかしい政治の話

ようやく暑さが和らいで、過ごしやすい季節になりました。

暑いと仕事がはかどらない上に、疲れやすくなるので、僕にとっては嬉しい限りです。

うつが再発しそうな気配は今のところ全くなく、割と楽しく過ごせています。
仕事は段々と忙しくなってきてますけどね。


ところで、今日、安部総理大臣が辞任したそうで。

僕は福祉や法律には興味がある(法学部出身だから)のですが、政治にはあまり興味がありません。

ですので、詳しくはないのですが、さすがにちょっと気になりました。

次は誰になるんでしょう?

誰になっても僕らの生活は苦しくなるような……。


この前、マスゾエさんが厚生労働省の大臣になりました。

少しは僕らの生活が楽になるような法律でも作ってくれるのかと思いきや、いきなり「家族だんらん法」なるものを作ろうとしています。

この「家族だんらん法」というのは、給料を労働時間で決めるのではなく、仕事の質や量を考えて、どれだけ働いても給料が一定になるような給料の決め方をしてもいい、というものです。

つまり、どれだけ残業しても給料は増えない、サービス残業を合法化する、というとんでもないものです。

マスゾエさんは言います。

「残業代が出ないならみんな早く家に帰るだろう。そうすれば家族団らんができる」

?????

残業代が欲しいから残業してるわけじゃないんですけど……


早く帰れるもんならみんな帰ってますって。


結局のところ、この法律は、お金持ち(会社の役員、社長)はますます儲かり、貧乏人(僕ら。普通のサラリーマン)の生活はますます苦しくさせる仕組みを作るだけのものです。

マスゾエさんは自民党だから、やっぱりお金持ちの味方なんですね。


そういえば、少し前に「ネットカフェ難民」のニュースが話題になりました。

世の中、確実に貧乏な人は増えています。
企業は儲かっているのに。


政治家が、新聞が、ニュースが、僕らを洗脳します。

「競争社会だから勝者と敗者がいるのは当たり前。弱肉強食だ」

?????

勝者ってどれくらいいるんでしょう。

百人の敗者を作って、一人の勝者を祭り上げる。
そんな世の中の何がいいんでしょう?


もっとみんなが幸せになれる仕組みを作ることはできないのでしょうか?

本当は、きっとできるはずなのに……。



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