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コミュニケーション。
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2018年09月28日(金)


今日もいつものように、貧血を言い訳に、
赤子と家にこもっていた。
来週はどこか子育てサークルにでも出かけたい。希望。


でも彼女は、今日ははっきり、
「まま」と言った。
焼きそばを食べながらだったから「まんま(ご飯)」かもしれないが、一応、
「はーい?!ままですよ?!」と返事しておいた。
彼女は不思議そうな顔をして、何度か「まま!」と言っていた。



では、私の泣き真似のときの「んまんま」はどうなるか?と試したら、
これはそのままであった。
やはり、ご飯のまんまか?




上の娘にオレンジジュースを買い、赤子にはアップルジュースを買った。
家で赤子がそのパックを持ち歩いて飲んでいたが、いつものことだし、
当然アップルジュースだろうと思っていたら、
姉のオレンジジュースを奪っていたらしく、姉が泣きながら私に訴えてきた。
あらあら、気がつかなくてごめんね、と撫でていたら、
赤子も、
お姉ちゃんが泣いてる!とばかりに顔を覗きこみ、撫でていた。
いやあんた、その手のオレンジジュース…


2018年09月27日(木)






やっと暑さもやわらぎ、赤子を外で歩かせることも多くなった。
まだ目的地とかの理解はないのでこっちは大変だが、
発達とか夜寝かせるとかのためには仕方ない。


彼女は歩くのが楽しくて、ひたすら先に行ってしまう。
危ないよと制止しても、理由がわからないので嫌がる。
だけど知らない道を歩くとき、段差を降りるときなどに、
私の手を求め、つないで歩くようになった。



あら?こんな小さなときに、手を求められことがあったかなと思う。
初めてかもしれない。
なんなら、この赤子と手をつなぐのも初めてだった。
多分、息子達のときはもっと頻繁に外に出ていて、
彼らがわけもわからないうちに、私がつないでいたのだ。

この赤子はもう自我があるので、いやなことはしないし、
手も、自分からつなぐ、ということになった。



息子は、もう完全に手をつながなくなった。
つないでと頼んでも無理(頼むなよ

ただ、もうつながないだろうなと思っていたところに、
不意につないでくれたことがあり、きっとこれが最後だろうと思って記憶に刻んだ日がある。
前にも書いたかもしれないが…


嬉しくて嬉しくて、本当はぎゅっと握りたかった。
でも、本人はきっと無意識に、当たり前につないでいたころの記憶が顔を出しただけだから、
気がつけば手を離してしまうかもしれないと思い、
できるだけゆるくつないで、
絶対絶対、このひとときと彼の手の感触を忘れるまい、と思った。


子育ては毎日が宝石だけれど、次の日には消えてしまう。
気がつけば10年が過ぎ、振り返れば光る思い出だけ。



自分の子どもと手をつなぐ、ということには人一倍の気持ちを抱いていたくせに、
長男と長女のときの、初めてつないだ日、のことは覚えていないし、
彼らの小さな手の感触も覚えていない。
娘はまだつないでくれるが、きっと遠くもない…。
せめてこの赤子の初めては、ひとつでも多く覚えていたい。
私は本当に、子どもに依存している。



赤子はまだ話さないし、単語もほとんど出ない。(ばぶばぶとか奇声は出す)
不安になる日もあるけれど、焦っても仕方ない。
自分の差別意識とかにうんざりすることもあるけれど、
そんなものはスルーしたり殺したりするしかない。

わかってはいる。
「パパ、もう行く?」と夫に声をかけただけで、ばいばいと手を振るし、
さっきも、おっぱいを噛んだので、
「痛いよぉーー」と泣き真似してみせたら、
「んまんま?んまま?」
と心配そうに繰り返していたので、多分、「ママ」のつもり。

兄姉が泣いていたらよしよしと頭を撫でに行くし、
「ことりは?」と聞いたらことりの絵を指す。
ただ、指さないことのほうが多い…。

兄姉よりも、「会話」が成立しない感じはある。
個人差があるので、大丈夫とも大丈夫じゃないともまだ判断はつかない、が、
少なくともわかっていることはあるのだ、と自分を安心させている。



2018年09月07日(金)






表面上はいつも通りだし、
夫の機嫌も悪くない。

金銭感覚がばかだからお金はないけど、
別に明日食べるものがないわけでもない、むしろある。


月経が終わって、ジム通いも復活したし、
夫も、変わってきたねと誉めてくれたし、
子どもたちは元気だし、
こんなに幸せなはずなのに…



どこか胸が痛くて、涙が出る。
病気なのかもしれない。
なんせ親が病気だし、少しは遺伝してるかも。


お金がないのはやっぱり気になってるのかもしれないので、
お財布に10万円、おこづかいがあることを想像してみるけど、
それで元気が出ることもあるけど、
今日はだめだな。




ここにいていいのかな?
足元が覚束ない。
いなきゃいけない、それはわかるし、
いたくないわけじゃない、けど、




うーん、やっぱり、夫との関係かな。
こないだのことは、わりと、私のなかに影を落としている…のかもしれない…
とかいいつつ、あっさり回復するのが私なので、おおごとではないだろう、多分。



昔片想いしていた人が、
めちゃくちゃ近寄ってきてくれる夢を見た。
近いも近い、
ほっぺたまでくっついた!
近い近い近い!え?!どういうこと?!
と戸惑う私のリアルさ(?)

今アニメ「君に届け」を毎日観てるから、
脳が甘酸っぱくなったかな。



2018年09月03日(月)





今日は息子が可愛かった。

家族で公園に行ったら、真ん中の娘が初期の熱中症になり、
あわてて車に乗って帰り、
途中の道の自動販売機でジュースを買ったのだけど、
その車中、元気なはずの息子まで、
「息子もね、なんか具合悪くて…」と言い出したのだ。


彼の声には、必要以上のアピールはなく、
具合の悪い妹を見ていたら自分まで、という気持ちを、
無意識に彼なりに私たちに伝えているのだとわかり、
ほんとうにかわいかった。
珍しく夫も声をあげて笑い、今も、今日はかわいかったねと会話した。

一方で、これは誰にも言えない類いの子どもの話だなぁと思った。
完全に内輪向けだし、
今日の空気、今日の流れ、彼の様子、彼の声を一緒に体験しないと、多分可愛いとは思えず、
上の子のかまってアピールの話かなとなりかねない。
だけど確実に、そうではなく、
(普段しているので違いがわかる)
彼はほんとうに具合が悪くなったつもりで、私たちに語りかけてきたのだ。

そんな、親しかわからないかわいさを、夫と共有できて、嬉しかった。
夫のことは、正直育児の苦手な人だと思っていて、
ひとりで育児しているような気がするときも多かったし、
特に息子への態度の違いは感じていた。
夫は夫なりに息子を愛しているのはわかるのだけど、
やはり長男、最初の子へは、期待をかけてしまい、
厳しくしてしまうときが多いので、息子とのすれ違いを心配していた。

今日の息子の言動も、それこそ、
息子のかまってアピールととるのではと心配するところだけど、
なんなら私より先に「息子が自己申告してる!かわいい!」と言い出したのだった。
私は夫への認識を改めねばならない。


娘は水分補給と休息で、元気になった。
普段はよく水を飲んでいるのに、今日に限っては飲まずに、
公園に行ってしまったのだ。
公園に来る前にジュースを買うかと思ったのに、買わなかったことを後悔した。
大事に至らなくてほんとうによかった。


子どもの写真も大事だが、こんな日を文字に残しておくほうが、
私に合っている。


雪絵 |MAILHOMEBLOG

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