コミュニケーション。
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寝室、と呼べるほど上等ではない。 いちばん広い部屋に、布団を敷いているだけだ。 しかも、 傍に溢れるモノたちを押しのけて。
それでも、夫婦別室で眠るのは、 夫婦として劣等なようで、 自分は不必要な気もして、寂しいときもあった。
だけどまぁ、今夜は。 見られたくない涙を好きなだけ流せるのも、いいもんだ、と思う。
卑下ではない。 1人になるのも、涙を出すのも、 人間には大事なことだと思う。
それをパートナーとシェアするかは、 そのとき選べばよくて、 見せない、見られたくない、を選択するとき、 私の環境なら楽だなと思った。 対策を考えなくていい。
それに、彼が眠れば、 戸を閉めていてもいびきが聞こえる。 なんだか安心する声だ。 健康面での心配はまたあるけれど。
錯覚みたいなコンプレックスに酔ってみるのも、気分転換。 そんなふうに感じるなんて変わったな。
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