コミュニケーション。
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2008年11月29日(土) |
一生、あなたのもの。 |
セックス序盤の、 2人の気持ちが同時にたかぶるあの瞬間が、 私がこの人を愛している証明だと、 陳腐だけど、偏ってるけど、 思った。
耳元で乱れる吐息、小さな声、 何度も呼ばれる私の名前。 頑なだった私の心が、嘘みたいに昇華されていく。 いや、嘘だったのかも。 誘われても素直になれないだろう、なんて。 誘われたかっただけ。
何度、別の男の手が、 私の体を触っても、何も感じられなかった。 たかぶるなんてどころではなく、どんどん冷えていった。 流されていくことの多かった私だけれど、 流されたい気分でもダメだった。 嫉妬に支配されていてもダメだった。 はりついてくる男の肩の向こうには、いつもあなたが見えた。
まさぐられた肌が、熱を帯びる。 久しぶりの感覚に出る声が、恥ずかしくなる。 私の肌は、この人の指にしか反応しないのか。 その指に抱かれているこの瞬間が、たまらなく幸せに思える。
日頃は何も言わないのに。 ずっと抱きたかった、と囁いてくれた。 お前も、待ってたろ? 見通されてることが、嬉しい。
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まぁ、はりついてくるのは、 いつもの寺島君なんですが。 実家にいたころはまだしも、 アパート帰ってから、 たまに実家来たときにはりつかれると、 なんかもう引いちゃう自分がいたり。 バカ?みたいな。 出来るだけ拒否しても変わらないので、 しまいにはカメラマン並みに嫌悪感持っちゃったり(言ってしまった)
時間は本当に経ったのだね。
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