綿霧岩
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前回、 演じることは、登場人物のありのままを愛すること ということを書きました。 なんかかっこいいようなことを言っておるんですが、 具体的に私が何をしていたかというと、あれですよ。
思い切って書きますけど、 ただ台本に書かれているセリフをまるのまま覚え、それを本番までの毎日声に出して言う。 あとは稽古で動きながらその時の感覚に従ってやるだけ。 以上!です。 思考は使わないんです。考えないんです。 そこに計算はないし、理解してあげる、もない。 愛することは。 (さらに愛しあうことは。) 使うのは体と感覚! そこはもうばかみたいに即物的にこれでもかというくらいに使います笑。
心理の話を聞いたり読んだりしていると、あなたの世界にあるものは全てあなたの投影です、ということが言われている。 それはそうなんだろうなと思って受け止めていたつもりだった。 でも私、ついさっきまで自分のこととしてあまりわかっていなかったことに気付いた。
役を演じるということは、私にとってはその登場人物を自分の体に入れ、彼女らのありのままを愛する行為です。
その人たちは、全く私とは違う人たちだと思い込んでいたけれど、 赤の他人を愛するつもりで、なんでこんな人を自分の中に入れて、こんなにしてまで愛さなきゃならないんだろう、と苦痛に感じることもあったりしたけれど、 違った。
今まで演じたどの台本のどの役も、私を通して読んだその人は全て私だった。
演じることを通して私がやってきたことは、私が私を愛することに他ならなかった。 ということに、さっき、気付いた。
そう思ったら、なんて沢山の私の姿を愛してこれただろう、とうれしく思った。 そんないろいろな姿を私に知らしめてくれた作者の方々に感謝の気持ちが湧いた。 そしてそんないろいろな姿の私を、時には文句を抱きながらも一生懸命愛してきた自分自身の体と魂にも。
ありがとう。
2016年11月19日(土) |
お通じ、身体も精神も |
前回、食べものの話をちょっとしたんですが、 なんとなく今食べたいものを思い切り食べた結果、お通じが非常に良いのです。 これ、思うんですが、身体だけじゃなくて、精神にも非常に良い!ですね。
どうも私は今海藻を欲していて、ひじきとか、一口目は別に普通・・とか思っているのに、なんだか手が止まらず気づいたらばくばく食べているし、出汁の残りの昆布も刻んで食べたら、ろくに味もついていないのに、手がどんどん伸びる、という有様なのです。
皆さま、海藻!そして食物繊維は腸内環境に良いですよ〜 て誰私。 そんなことは、ずっと以前から多くの人が知っていることかもしれませんが、 私個人の実感を伴った発見!でした。
暑かった季節はほぼ自炊放棄していた私ですが、寒くなってきたこの頃、じわじわと手作りの楽しみとおいしさを味わいつつあります。 出汁まで取っちゃったりして。 いやあ、出汁って大事ですね。 こういうのもいつまで続くかわかったもんじゃありませんが、 今は出汁の凄みを感じております。 食後の満足感が違うのですよ、自分で出汁取ると!
お気に入りはひじきの煮物、切り干し大根、かぼちゃの煮つけ。 なんか夏の栄養が足りてなかったのかしらないですが、どれも体がうめーうめーと喜んで、それぞれお茶碗いっぱいぐらいペロリです。
2016年11月12日(土) |
どこで書いているのか |
好きだなあと思う文章を読んでいて思った。 私は何をいいと思ったかって、何が書かれているかじゃなくて、書き手の人がどこで書いているのかだ。 どこでっていうのは、まあ部屋でも屋外でもどこだって構わないんだけれど、そういう身体のある場所のことではなくて、心のいる場所という意味です。 それが良ければ、具体的な中身の種類は私にとっては問題じゃない。 それが良ければ、中身が何であったとしてもおそらく面白いんだ!と思った。 逆にそれが面白くなければ、同じような内容が書かれてあっても、その文章を私はいいと思わないだろう。
いやあの、 心の場所なんて人様様々であって、良いも悪いもないです。 誰がどんな心の場所にいようが自由であるし、別にどうでもいい。 言いたいのはそういうことではなくて、んー、
なんか私は、ああその場所いいね!って思う場所があって、それって結局その人がその人だけの核心みたいなものに触れているときにいる場所なんじゃないかなあと思います。
その人だけの核心って、言うのは簡単だけど実際探すとなったらイメージなんかなかなかできないものです。 だけど、人の文章って、それが、すぐわかる。 書いた人が、そのとき、どこにいたのかが文章を読んだらわかる。 それってなんかすごくないですか。 何がすごいのだろう。 言葉というものがすごいのかな。 言葉って案外、ものすごいものなのかもしれないです。 なんていうか、見えないものの鏡、みたいな。
私は本を読むのがわりと好きな癖に、結構言葉に対して冷たいところがあるので、今ちょっと言葉を見直しました。 ふふふ。 偉そうに!
心のいる場所。 心の立ち位置というのかな。 社会的な立ち位置なんかではないよ。 心の視点? いや私の感覚ではそれは視覚だけではなくて、全身の感覚です。 心の全身がどこにあるのかです。
そしてそして、それって思えば全部に通じるなと思ったのでした。 文章のことだけではなくて。 演技だって歌だって料理だって、もっと言えば何でもない日常の中の、例えば挨拶とか、言葉さえ交わす以前のその人が醸し出す空気とか。
だから私は思いました。 何をするのかとか何を言うのかではなくて、どこにいるのかが大事だって(心がね)。 己の何かを研ぎ澄ませたいのなら、そこをこそだよ!と。
2016年11月11日(金) |
出演情報2 BERONICA ラグジュアリークリスマス |
【BERONICA ラグジュアリークリスマス】 2016年12月24日(土) open 18:30 start 19:30
■チケット 前売/2500円 当日/3000円 ※お一人様につき、 1フード1ドリンクのオーダーをお願いします。 (チケット料金とは別になります) ☆クリスマス限定ドリンクやお料理など、 豪華メニューご用意いたしますので、お腹を空かせてお越しくださいませ!
11月11日からベロニカHPにて、一般予約スタート!
■場所 エンターテイメントダイニングBERONICA http://beronica.jp/index.html
●1st stage 19:30〜 ☆Christmas Lovesong Live☆ 松岡ゆりな(vo) 石橋康明(vo) 須曽野豊(gt) ゲスト/SATOI(vo)
●2nd stage 20:20〜 ☆Dance Show Time☆ 岡野亜紀子 鈴木みかこ MINAMI Miina NATSUKI ちゃら☆スパイス ERIKA 他
●3rd stage 20:50〜 ☆Gospel Special Live☆ 松岡ゆりな(vo) SATOI(vo) 石橋康明(vo) Ayaka(vo) 石井めぐみ(vo) MIMIWAKOKO(vo)
******** ゴスペルを歌います! 松岡ゆりなさんは私の歌の師で、素晴らしいボイストレーナーであり現役のシンガーでもある方です。 普段は高級ホテルなどでチケット代2万円のステージをされているプロ中のプロです。 そして集まった出演者の皆さんも本気で凄いのです。 今回私もシンガーとして(!)奇跡的にご一緒させて頂くことに! そして料金は破格の¥2500です!
伝説のライブにしましょうと皆で意気込んでおります。 私もとてもとても楽しみなのです。 お席、すぐ埋まりますので、ご予約はお早目に!!
2016年11月10日(木) |
出演情報1 コブラdeナイト |
ピンクのレオタード 「コブラdeナイト」vol:1 〜何だか綺麗になったわね編〜
◆2016年12/13(火)〜12/16(金)
OPEN 18:40 START 19:00
◆1D付¥2000
◆各回20名様程度
◆会場:夜の社交場 マンティコア (味園ビル2F/BAR) 大阪市中央区千日前2-3-9レジャーシティー味園2F なんば駅より南海通り東へ180M/日本橋駅5番出口徒歩4分 💛早く着き過ぎた方は近隣のBARなどで遅れないようにお楽しみ下さい
◆CAST: 岬千鶴 MIMIWAKOKO__片桐慎和子 麻住___八田麻住
◆作・演出 上原裕美 ◆はるちゃんストーリー MIMIWAKOKO ◆音響 奥村朋代
◆お問合せ:https://misakingkobura.amebaownd.com
******* 岬さんも八田さんも超絶素敵なお姉さんです。 お二人はとても仲が良いのですが、初対面は韓国旅行だったそう。 はじめの出会いが海外って、仲良くなる感じが特別な気がします。 そんなパワフルかつ器の大きなお二人に私はいつも元気を貰っております。 そしてそんな方々とコラボするMIMIWAKOKO(私のことです)の様子も楽しんで頂けたら! 私は大好きな子宮委員長はるちゃんのことをお話しさせて頂きますよ。 もしかしたら、手作り布ナプキンの物販もあるかもしれません☆
誰の中にも神様がいる。 だから何かを見たり聞いたりするときは、自分を通して神様がそれを見たり聞いたりしている。 と私は思う。
昔、誰かの壮絶な人生の手記を読んだときに、ああこれは今私の目を通して神様が読んでいるんだなとなんとなく思った。 それ以来、じゃあ見るもの聞くもの全部そうなんだなとなんとなく思っている。
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