テレビザッキ
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メモ


2003年08月31日(日) MBS新世代漫才アワード

関西ローカルの漫才賞レース特番。今年から始まったMBS(在阪テレビ局)主催の若手賞レース。でも審査に一般人による人気投票の結果も加えられる、ってあたりに既にダメ臭が。人気投票て何ソレ。その結果を既に持ち点として各自持ってて、それは今日の決勝で加味されるというシステム。

■出場は麒麟、チュートリアル、ザ・プラン9、フットボールアワー、レギュラー、笑い飯。以上が予選で勝ちぬいたコンビで、キングコング、ロザンが一般投票で選ばれた。合計8組。
■人気投票ポイント上位3組はキンコン、フット、チュート。1位のキンコンは24ポイント、最下位のレギュラーは3ポイント。こんな人気投票が結果を左右するレースなんて聞いたことないわ。理不尽ー。
■1回戦は2組ずつ対戦して、勝った方が決勝進出。その組み合わせは生放送でのくじびきで決定。組み合わせが結構面白いと思った。
「レギュラーVSプラン9」「チュートリアルVSロザン」「フットVSキンコン」「麒麟VS笑い飯」。
でも麒麟と笑い飯がいきなり潰しあうのは個人的に勿体なさすぎた。
■1回戦で自分が好きだったのはプラン9、チュートリアル、麒麟、笑い飯。
決勝進出はプラン9、チュートリアル、フットボールアワー、麒麟。というか麒麟VS笑い飯以外は対戦が終わった瞬間結果が明らかって感じなくらい、差があった。3組とも10-0。麒麟と笑い飯は僅差という印象。
■決勝4組、チュートとフットが抜きん出てた。麒麟が優勝したらいいなーと思ってたけど、今日面白かったのはチュートとフットだと思う。特にチュートは大きな舞台に弱い印象があったけど、今日はのびのびと落ち着いてて、やってる本人達も楽しそうに見えた。手ごたえを感じながらやってそー、っていう感じで。フットは余裕さえ感じたなぁ。ネタも新ネタなのか自分が初めて見ただけなのかは分からないけど、2本とも新鮮で面白かったし。
優勝はフットボールアワー。最後、優勝が決定してるのに人気投票ポイントを段取り通り加算してるそのグダグダなやりとりが笑えた。投票、結局意味なしやん。威厳とか緊張感のない賞レースの誕生。ラストの岩尾さんのコメント「(優勝を)喜ぶタイミングが難しかったです」、ナイス。
■麒麟残念。2人ともかなり緊張してるように見えて、凄くリラックスしてるフットと大違いだった。麒麟も大きな舞台にそんなに強くないというか、いいところまでは行くのに大きな賞は逃してる気がする。好きなコンビなので、これからも頑張ってほしいなー、と思う。


2003年08月30日(土) ダイナマイト関西

6月に大阪府立体育館で行われたバッファロー吾郎主催の大喜利イベント「ダイナマイト関西」を単発2時間で放送。
このイベントを見に行った時の感想


※DVDが出るという嬉しすぎる告知があったので、今回の放送を見られなくてDVDを待つ、という方がもしいらっしゃったらこれから先ネタバレになる部分もあります※


■コバの「モンチェン」(問題チェンジの略)、くだらないんだけど面白い。
■久しぶりの生渡辺さんは、なんか雰囲気が変わってた。それがいいとか悪いとかじゃなくて、なんか作家的顔つきになってた気がする。ジャリズムの頃に時々見えてた「狂」の部分がなくなったというか。勿論、D関西でちょっと見ただけで全部そうだと言いきれるわけもないしそのつもりもないけれど。でもやっぱりかっこよかったなぁ。
■ABC(今回D関西を放送した大阪のテレビ局)の編集は素人目から見ても素晴らしかった気がする。余計なモノを全く入れず、勝手にスタッフがブチブチ編集することもなく、トーナメントのいい部分を中心にどちらかというと淡々と放送。5時間のイベントを2時間弱にするのは大変だろうから、下手したらD関西の持つ雰囲気とかつぶれないかなーってちょっと危惧したけど、全く杞憂だった。
■コバとおぎやはぎ小木さんの「芸風真逆対決」も好きだったなぁ。見応えもあった。コバ曰く「もし同じクラスでも修学旅行は別行動だと思わせる2人の対決です」、ナイス。確かに芸風はかぶらなさ過ぎだけど、私はどっちも好き。特に最初の問題「重ね撮りしようかな、いややっぱりもう少し残しとこう。そのビデオには何が写ってる?」に小木さんの出した一発目の回答「バケモン」は最高。彼に対して「どんな感じの大喜利なんだろ」って会場が期待で静まる中、「バケモン」はいい意味で予想を裏切ってて凄くウケてた。
■大喜利の対決の放送を優先するために、今回実況があまり放送されなかったのは仕方ない。でも実況もかんなり面白かったから勿体無いなーとは思う。
■舞台裏のコメント収録、面白かった。特にコバと渡辺さんの絡み、最高。
■たむらけんじと次長課長河本さんのスペシャルマッチ、賛否両論あったのかもしれないけど私は好きだったなぁ。面白かった。ピンと張った緊張感のあるイベントの中、いい感じに緊張をほぐしたというか。2人ともその役割に徹してて、プロだなーって思った。
■個人的に、芸人の中でバッファロー吾郎竹若さんの大喜利が一番好き。言い方とかニュアンスで面白げな感じ、っていうんじゃなくて例えばそれを文章にしても面白さはそんなに損なわれないだろうと思わせる回答が多い気がする。「なんでこんな面白いことをこんな追い込まれた状況で思いつけるんだろう」って思う。それは竹若さんだけじゃなくて今回出てた芸人全員に思うけれど。凄いよなぁ、かっこいいよなぁ、って。

上にも書いたけれど、年内にこのイベントのDVDが発売されるとのこと。嬉しー!買う気てんこ盛り。


2003年08月29日(金) 今イケてるお笑い全て見せますSP、内村P / ウルフルズ ヤッサ2003

8月21日位から録画しておいた分を見る。

●今イケてるお笑い全て見せますSP
関西ローカルのお笑い特番内での若手ネタ見せ。出演は中川家、スピードワゴン、麒麟、ますだおかだ、アメリカザリガニ、チョップリン、はなわ、フットボールアワー、笑い飯、いつもここから。

自分が好きだったのはスピワゴ、麒麟、チョップリン、フットボールアワー、笑い飯。
■スピワゴは関西のテレビじゃ普段あまり見る機会ない。定番、正統派って感じの安心して見てられる漫才はどっちかというとそんなに好きじゃないけど、彼らのは結構好き。
■麒麟は遊園地ネタ。面白かった。川島くんの発想はやっぱり好きだ。でもちょっとテンション低いというか元気ナシ?
■はなわは大阪の歌。前も思ったけどかなり浅いあるあるネタ。「他府県の人によく言われる大阪人の特徴」を並べてるだけって感じで、既に何回も聞いたことのあるフレーズが多いなぁという印象。あと、お客さんを交えて盛り上がるのは好きじゃない。
■フット、普段は特に好きなコンビではないけど今日のケンカネタは好き。結構古めのネタだと思うんだけど、正統派をいい感じに崩してて面白いなーと思う。後藤さんのコメントがいちいちオモロ。
■笑い飯は遺跡発掘ネタ。このネタを初めて見た時のインパクトというか「何このネタ!」っていう衝撃はさすがにないけど、やっぱり好きなネタ。アホっぽさがたまらん。

●内村P
芸人家庭訪問すごろく2をプロデュース。
猿岩石有吉宅、オモロかった。アイドル芸人だった頃の写真集に写ってる森脇さん(アンニュイな表情。かっこつけ度100パー)を見て三村さんの言った「のちのタンバリン野郎」、ナイス。あと、有吉宅風呂にてだるまさんが転んだ大会。狭すぎる空間でバカバカしすぎるエヅラ。いいなー、好き。

ふかわりょう実家訪問も。実家とか家族関係の雰囲気が、ホント彼のイメージ通りだった。きちんとしてて仲のいい家庭ですくすくと育ったって感じが彼の鷹揚な雰囲気となって出てるもんなぁ。お母さんに「この子」って普通に言われるふかわりょうに笑った。「子」て。あと「りょうちゃん食べなさい」「骨大丈夫?」も。過保護っぷりがナイス。いくつになっても親にとったら子供は子供なんだな感が出てて良かった。


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「ダイナマイト関西」は未見。


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ウルフルズのヤッサ2003に行ってきた。日焼け止めを塗って、水分補給をしてレッツ生ウルフルズ!
トータスの気持ち良さそうな表情。ガハハ笑い。ケーヤンの包み込みスマイル。サンコンがトータスと一緒に歌いながらドラム叩くの、昔から好き。そして戻ってきたジョンBはやっぱり白タキシード。ウルフルズのあるべき姿がこの4人って感じですんごく良かった。4人の表情が何よりそれを表してた気がする。

いい意味でほんといつまでも垢抜けないバンドだと思う。その真っ直ぐなダサ加減が好き。男前度天井知らず。
踊って笑って聞き惚れてジーンとキまくって、すんごい強力なパワー貰った。めちゃくちゃ暑く、めちゃめちゃ楽しい一日だった。


2003年08月19日(火) 内村P、base SUMMER SMILE03

●内村P
野球で勝利するをプロデュース。全体的にイマイチだった。ニセ清原&新庄の部分はくだらなくて面白かったけど。

●base SUMMER SMILE03
今年も放送があったので、ビデオ録画しておいて適当に早送りしつつ見る。

思ったこととか、面白かったとことか。
■コバのbase国家斉唱、「今日の客の中でてつじのファンは0人」。
■FUJIWARA藤本さんが浜崎あゆみを歌うバックで踊ってた麒麟川島くんと笑い飯西田さんのリズム感のなさは笑えた。でも2人とも真面目というか前向きな感じで頑張って踊ってて、印象グー。
■友近の完璧すぎる歌唱力と、$10浜本さんの「プロ」な踊りっぷりは超越してて面白いなぁ。
■マクロスはやっぱりオモロかった。殆ど誰も顔出さないまま熱唱。静まる客席を無視して地味〜にはけていく姿もナイス。
■見てて、「ちょっと自分マジやん」って若干気持ち悪い芸人もいる。どうせしなきゃいけないイベントならお客さんを楽しませて自分も楽しもうという人と、陶酔しちゃってる人との違いはブラウン管を通してもよく分かる。でも、あからさまに「やる気ないです」って顔してる芸人もダサい。中学生じゃないんだから。こういうファン感謝祭みたいなイベントって芸人にとって参加態度が結構難しいのかも。仕事だから、やる以上は一応頑張っときますって感じの人が見てて一番違和感ないなぁ。


2003年08月17日(日) めちゃイケ、すいか

●めちゃイケ
NG、名場面集。
全体的にイマイチだった。モー娘の学力テストの部分長いなー。あと、テツトモの顔芸はやっぱり分からない。エスパー伊東の「世界にひとつだけの技」のバカバカしさは好き。「ナンバーワンにならなくていい もともと特別なオンリーワン」って、確かに彼に当てはまる。

●すいか
お盆らしいテーマで、またいろいろなエピソードが描かれてた今回。
約束、死んだ人、会いたい人、生きてるのに会えない人。

絆と亡き姉のエピソードよりも、基子と馬場ちゃん、教授とゆかちゃんのエピソードが好き。
ゆかちゃんはいつもクールでどこか達観してるっぽいのに、教授のために数珠をたくさん持って夜の12時まで祈る姿がいいなぁ。
ツチノコを見つけても誰にも言えないのは嫌だ、と話す基子と絆。その後の馬場ちゃんのシーン。ツチノコを見つけてもひとりきり。
あと、基子と母のお互いへの愛情とか結びつきの強さが押し付けがましくなく毎回ちょっとずつ描いてあるのが好き。なんか似ちゃってるところとか。せんべいを吸いながら食べる癖の他に、今回は「大切な人の好物は大量に買ってしまう」という習性。
泥舟のもたいまさこ、今日の「帰ってちょうだい」は見えない相手に。オモロすぎ。

ラスト、ハピネス三茶メンバーでおにぎりを食べてその後それぞれ眠るシーン、良かった。ご飯を美味しいと思えるのも、生きて「こっち側」にいるからこそで。お腹が減るのも、それが満たされて眠くなるのも。それにしても相変わらずこのドラマに出てくる料理は美味しそうに見える。


2003年08月13日(水) 内村P、baseよしもとの戦士達、ディスカバ!99

●内村P
芸人ダメ出しをプロデュース。メンバーはさまぁ〜ず、ふかわりょう、出川哲郎。
今までのVTRを振り返りつつ、それぞれがダメ出しをし合う企画。面白かった。

■出川さんのおかしい日本語。「洗い場のほうの爪きり台」とか「このリストラ産業」、ニュアンスは分からなくはないけど完全に間違ってる、という独特の言葉選びがオモロ。彼は天然だから笑える。
■相方大竹さんからのダメ出し前にちょっとビビる三村さんの表情。その前に出川さんにダメ出しされる時は余裕だったのに。その内容は「下ネタが多い」というもの。三村さんの下ネタは中二男子かオヤジかって感じ。範囲は広いんだけど、どっちにしても単純。大竹さんのねちっこいセクハラVTRとの対比が面白かった。
■ふかわりょうのギャグ「ティ」の衰退VTR、笑った。言われてみれば確かに初期はキレがある。一番最近の中途半端な「ティ…」、ナイス。
■ウッチャンへのダメ出し「自分にしか興味がない」、なんとなく納得。基本的に他人に深い興味は持たなそう。何年前だっけか、5、6年前かなぁ?清水ミチコが「ウッチャンは自分が一番大事。だから当分結婚はない」って言っててその時に「それっぽいよなー」って納得したのを思い出した。性格は優しいんだろうけど、「ここからは入ってくるな」っていう線引きがありそうな人、という印象。


●baseよしもとの戦士達
元「マジっすか」「オサム」枠の単発番組。
今回は、梅田花月に異動になった元baseのタレントプロデュース組の芸人達にスポットを当てる。面白そうと思ってたけど、なんか物足りなかった。
FUJIWARA、バッファロー吾郎、陣内智則、キングコングの4組のみだったし(バッファが取り上げられてたのは嬉しかったけど)、エピソードも結構使い古されてた気がする。

VTRで少し流れてたけど、バッファロー吾郎のイベントの幅広さというか豊かさは凄い。吉本興業なんかよりずっと、若手(後輩)育成やプロデュース力に優れてると思う。芸人としての面白さだけじゃなくてプロデュース力もある彼らが、今後元ガブンチョ組(麒麟、笑い飯以降の若手)の芸人と舞台上でなかなか絡めなくなるのは勿体無い。

今年のサマースマイルの竹若さん(とコバも?)の出し物は去年のガンダムに続きマクロス。その映像がちらっと流れたけど、最高。顔なんて全く見えない。サマースマイルというイベントに来る年齢層とか完全無視。今度の放送が楽しみ。

陣内さんの出世番組「クヮンガクッ」は殆ど見てない。興味が大阪若手から完全に離れてた時期と重なる。その頃は年末の「オールザッツ」を見る程度だったので、陣内さんがこの番組でブレイクしたことは全く知らず、「マジっすか」が日曜お昼に始まって少し見た時に「え、なんで陣内さんが番組仕切ってるんだろう」って驚いた憶えがある。あの陣内さんが?って感じで。

コバのホラ吹きは相変わらずいい。インタビュアーのおじさん(誰だったんだろう結局。MBSのアナウンサーかなぁ?)に対して真顔で、陣内さんが売れて変わったことを訴える。相手のリアクション、マジだったのがオモロ。「あの頃のアイツは最低でしたね…」「あぁ…、そうか…」。


●ディスカバ!99
ゲストは石丸謙二郎、野沢直子、デーモン小暮、SILVA、阿知波悟美ほか。

野沢直子は今年も出稼ぎ。いいスタンスなのかもしれないけど、意外と「もつ」なぁ。もう「あの野沢だ」って思ってくれる世代が若くはないと思うんだけど。今の10代の人にとってどう映ってるんだろう。「誰?」とか思われないのかな。「夢で逢えたら」を見てた世代(25〜40歳辺り?)には暖かい目で見てもらえそうだけど。今回はイジりやすいデーモンがいたのでやりやすかったかも。彼ほど「変わらない」人もあまりいないし。


2003年08月11日(月) すいか、MBS漫才アワード、エンタの神様

●MBS新世代漫才アワード(予選)
今年から始まるMBSの漫才の賞レース。土曜日の放送はその予選の様子と、決勝進出の8組の決定。
74組のエントリーから、ネタのオーディションで6組、人気投票で2組の計8組。というか人気投票って何。ビックリしたわ。ワケ分からん。
今日の放送では芸人のネタは細切れでちょっとずつ…って感じだったので見応えは全然なかった。そういう主旨じゃないんだろうから仕方ないんだけど。あと、スタジオトーク要らない。結構長いし。サブローの若手芸人コメンテーターぶりを流すくらいなら、ネタの放送増やしてって感じだった。

74組中、知らないコンビが過半数で新鮮ではあった。
決勝進出(オーディション組)はTHE PLAN9、笑い飯、麒麟、チュートリアル、レギュラー、フットボールアワー。人気投票組はキングコングとロザン。投票1位はフットだったけど、フットは既に残ってるので繰り上げ当選で2組。なんか…。なんか釈然としないなぁ。

他思ったこととか。
■PLAN9決勝進出はちょっと意外だったけど、なんか嬉しい。今回は漫才だけど、彼らのコントは生で一度見てみたいなぁ。関係ないけど、久馬さん垢抜けた。シェイクダウン時代はもっとダサかった記憶が…。
■麒麟、チュート、フット辺りは順当、て感じ。レギュラーが意外だった。ここんとこパッとしないイメージあったし、頑張って欲しい。あのワチャワチャ感と、いい意味でのくだらなさは当たれば面白いと思う。自分は好き。
■りあるキッズに漂う変なベテラン臭、笑った。ボケの子なんてホント昔の大御所漫才師みたいで。もうちょっと見てみたかった。
■決勝は結局全部吉本の芸人かー。なんだかなー。出来上がってるレースなのかもしれないけど、そういう風に見ても楽しくないので個人的には麒麟応援。


●すいか
今回も良かった。このドラマは大きな起伏なんてないし、ハピネス三茶の住人達も淡々としててクールなんだけど(そこが個人的には好き。馴れ合わず、でも根底にちゃんと愛がある)、なんかあったかい。ほんとジンワリと来る感じ。読後感じゃないけど、見終わった後の気分がいいドラマだなぁと思う。

箸箱にご飯詰める基子、笑いつつもちょっとよかった。「非常識」とか「やっても仕方ない」と決め付ける事を辞めて、とりあえず試してみる人になっていくのかな、って感じが。

絆の締め切りに間に合うようにみんなで手伝って徹夜するシーン。難易度がちょっと高い部分の担当を取り合う姿、笑った。あと、テンション上がっちゃってる間々田さんも。「泥舟よりずっと楽しいぞこりゃ」、で今回のもたいまさこの「帰ってちょうだい」は泥舟の店員に。


●エンタの神様
土曜日たまたまテレビをつけたら「エンタの神様」だった。
この番組の、芸人やそのネタの扱い方が嫌いなのでチャンネル替えよー、と思ったらその時ネタしてるのが長井秀和で、見入ってしまった。関東の若手芸人は見る機会があまりないのでよく知らないけど、この人は一度正月特番で見た時に独特な感じが印象に残ってて。
今日のネタも面白かった。ネタ途中からしか見なかったのがちょっと悔しい。多分この番組じゃなかったらもっと面白いんだろうけど。好きな雰囲気だなぁ。堂々としたピン芸で、淡々としてて。いい意味で、客やその場の空気に自分から合わせていかなさそうな印象を受けた。


2003年08月09日(土) ディスカバ!99、ガキの使い、めちゃイケ

●ディスカバ!99
ゲストは中村玉緒、林与一、袴田吉彦、KABAちゃん、shela、山崎裕太ほか。
メンバーだけ見たら「つまんなさそー」って思ったけど、思ってたよりは面白かった。でも中村玉緒はやっぱりげんなりする。

自宅で全裸の林与一、オモロ。石鹸ふっとばす姿とか。
山崎裕太は確かに「ヤカラやな自分」て感じだけど、須藤公一(昼のドラマに出てたらしい)よりは人が良さそう。須藤公一はパッと見の朗らかおデブキャラとは違う気が。なんとなくだけど。個人的に「目の笑ってないデブキャラ」が好きじゃないのかも(ex.極楽山本さん、パパイヤ鈴木)。

●ガキの使い
久しぶりに見た。関西でのこの番組の放送がどれだけ遅れてるかは知らないけど、今回は美味しい炊き込みご飯を作るという企画。それぞれが2種類ずつ考案した炊き込みご飯を作ってみんなで試食。

松ちゃんの「出前一丁」好きはなんかオモロ。浜ちゃん曰く「小学生の頃からずっと食うてる」。
山崎邦正のカールご飯、溶けずに残ったカールが「小海老に見える」と若干盛り上がる松ちゃんと山崎。2人で喜んでる姿が。

予告見て、来週の罰ゲーム面白そうと思ってると「次回の放送は9月5日です」とのテロップが。やる気ナッシンやなー読売テレビ。

●めちゃイケ
お台場でのフジテレビのイベントで公開数取団。その合間にVTRで今までのゲスト総集編。夏休み企画という感じ。

数取の方はどっちでもいい感じだったけど、ゲスト総集編は楽しめた。めちゃイケがこういうのをするのはあまりないし。
特に芸人ゲストの総集編。
■年末恒例のフジテレビ警察で、喋りすぎるため加藤さんに首絞められる爆笑問題太田さん、オモロ。急に静かになるあたり。
■「濱口おさる」でおさるのボケというか見せ場をガンガン潰してくキー坊。「常識人」ていうボケになってる。
■「しりとり侍」のゲストで来た時に一か八かの笑いに賭ける今田耕司。「俺かて正解なんかわからへんのや」。
■坂口憲二の顔を普通にハタく大久保さん、ナイス。彼女好きなのでもっと見たいなぁ。関係ないけどこの時坂口憲二ノリいいなーって思った記憶が。
■ムツゴロウさんのキワキワ加減。


2003年08月05日(火) 内村P

水泳メドレーリレーで小学生に勝利するをプロデュース。
第4弾らしいんだけど、1〜3まで見た記憶がない。最近は毎週見てるけど、以前はちょくちょく見なかったりしてたのでその時に放送されたんだろーなぁ。

今日のは「それ(下ネタ)ばっかりかよ」て感想。やりすぎるとちょっとクドい。途中いい感じにバカバカしいのもあって良かったんだけど。露天風呂でのだるまさんが転んだ企画とか、あの辺りは大好きなんだけど今日のはそこまでいかない。なんだろ?あのだるまさんが転んだは全員でバカやってるから好きなのかも。いい意味でくっだらないことに全員で取り組むというあの雰囲気が。今日のはそれぞれの見せ場を順番に交代で、ってパターンだったからかなぁ。

面白かったとことか。
裸でハードルを片付ける人と化すゴルゴ。
全裸で泳ぐ三村さんはジュゴンみたいだった。丸っこいシルエットが。
ターミネーターシリーズ。一人細いターミネーターな大竹さんオモロ。


2003年08月03日(日) めちゃイケ、すいか

●めちゃイケ
オカッチミヤッチ、エガラップ、数取団。

オカッチミヤッチのコーナーはFUJIWARAのポジションが昇格。めちゃイケ内においてキャラが立ってきてる(特に藤本さん)からかなぁ。個人的にはいい風吹いてきてるかFUJIWARA?って思うけど、天然素材とか知らなくて普通にめちゃイケを見てる視聴者に求められてるかどうかは別よなぁ。関係ないけどバッファ竹若さんはナイスコメントを地味に多発。素敵ー。
岡村さんの「小ウスラ師匠」、ハゲネタにするにはリアルな感じ。何年か前くらいから地味にキてるもんなぁ、髪。ちょっと老けてきた?髪とか見た目だけじゃなくて、なんとなく。

数取団はテツトモゲスト。その後のスモウライダーも含めて正直もういいわって感じなのでビデオ早送り。

●すいか
小林聡美演じる基子がグッツグツ煮詰まってたなぁ。
腹立つことがあって、酔った勢いで会社の制服を捨てて。制服がないし…という感じで初めて会社をずる休み。たったそれだけの事なのに彼女にとっては「一大事」。良くも悪くもそういう人なんだ、っていう感じがすごく出てた。
会社の制服なんてなくなりゃなくなったでどうにでもなる、とは考えない人。10年以上働いてきて、一度もずる休みをしたことがなかった人。その初ずる休みで会社に電話する為に「ものすごい熱」とかって電話で言うことを箇条書きにする人。そして電話を切ってすんごく疲れる人。

片桐はいり、最高。いい演技だな〜。空気炸裂。
桃を凄まじい食べっぷりで食すはいり。熊のぬいぐるみに「ミシェル」と名前をつけて持ち歩くはいり。そのミシェルの片目が取れて、代わりに似たようなボタンをつけてもらったはいいけど「何か知性がなくなった…」とのたまうはいり。
「信用金庫のOLはお豆腐屋さんより上ですか、下ですか?」あたりの会話は印象に残った。
仕事の内容が大事(代替が効かない仕事ほどいい)という基子と、「物凄く面白い人とか、物凄く尊敬する人と一緒にいられる職場は最高」だから人間関係が大事だ、という刑事(片桐)。んー、どっちも納得はするけど、わたしははいり派。

失くす、見つける。飽きる、飽きない。変わる、変わらない。これらのいろんなエピソードが自然に絡み合って描かれてたなぁ。
こういう丁寧さもこのドラマを好きな理由のひとつかも。

絆(ともさか)が派手に細工した制服のベストを着て、リバーシブルになってるのを後輩達に更衣室で見せてる基子はちょっと意外な感じで、でもなんか良かった。変わり始めるのって、こんな小さいことからなのかもなって。

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余談です。
先週このドラマの中で、干した野菜の炒め物が美味しそうで気になってたので調べてみたら、料理家の有元葉子さんという方が提唱されてる料理法のひとつでした。有名なようなのでご存知の方も多いかもしれませんが、実際やってみて美味しかったのでドラマ見て興味持った方は是非ー。

野菜を切って干す。それだけです。ざるか何かに並べて、からっと晴れた日に4時間程干したものを炒めたり揚げたりと後はいつもどおりに料理。野菜の水分がいい具合に抜けてるので炒めても水分が出ず、しかも日光で甘みも増す(気がする)のでなおさらグーです。


2003年08月01日(金) ナンバ壱番館

キングコングがゲスト。梶原くんが精神的に参って休んだことによるキングコングの活動休止の時期の事をいい感じに装飾したVTRだったとは思うけど、見る前に予想したよりは「泣かしたろ度数」が低くてまだ良かった。

大体知ってた感じだったかなぁ。追い詰められてたんだなぁとは思う。キンコンに対して何の思い入れも贔屓目もない代わりに、必要以上に世間(芸人の世界も含めて)に叩かれる理由も分からなかった。「面白くないのに会社に推されてる」からなんだろーか。「そしてそれをいいことに調子に乗ってる」んだろーか。彼らの出てる番組を見ないので調子に乗ってるかとかもよく分からんけど。
個人的な印象としては、西野くんはどこかふてぶてしそうというか強そうだけど梶原くんはガラスのハートっぽい気がしてたけどなぁ。「マジっすか」でコバと一緒のチームで、見てて何度かそんな風に思った記憶が。芸人としての覚悟があやふやで、芸の引出しもまだまだ埋まってない状態の時にガーッと売れたからパニックになったのかな、と思う。

「漫才が一番大切」と言い切る2人。アイドル活動よりも、はねるのトびらでのコントよりも。そっかー。
2000年暮れの「上方演芸大賞」新人賞(2000年12月9日分に記述してます)で、賞は逃したけど凄く面白い漫才を一度(だけ)見てるので、頑張って欲しいなと思う。


チズ