※ 前編はこちら。 * * * * * 「おじゃましまあーす」 彼女とはその後も廊下やロビーで顔を合わせることが何度かあった。
早朝に電話がかかってくると「身内に何かあったのか?」とどきりとするものだが、深夜のチャイムというのも負けず劣らず心臓によくない。 七年ほど前、ワンルームマンションでひとり暮らしをしていたときの話だ。
「僕はかなり涙もろいです」というカミングアウトに加え、突然箸を持つ手を止め、ごはんがおいしいと目を潤ませる夫やゲームのエンディングで号泣する恋人を持つ女性からもメールをいただいた。 それでも、メールを読んでいると「いい年してみっともないという気がして」「家族や恋人の前でも照れくさくて」泣けないという男性は少なくないという印象を受けた。
男性がラーメンにすりおろしにんにくをどっさり入れるのを見たとき、お好み焼きに青海苔をためらいなく振りかけるのを見たとき、「男の人っていいなあ」とちょっぴり思う。 * * * * * 一方、女のほうが得をしているなと思っていることもある。 先日彼の誕生日だったので、「おめでとう」とメッセージを入れたケーキを持ってアパートを訪ねたら、「今まで生きてきてこんなに感動した誕生日はなかった……」と泣かれてしまいました。 さて、上記のトピックがどうなったかというと。 昨日、プロポーズを受けました。その言葉の中で、彼が今回の事をこう言っていました。
※ 前編はこちら。 自分は七割の側だなんだと言ったところで、裁判員制度は四年以内に導入される。そして、国民が司法参加することの意義については私も理解している。
十六日、裁判員制度に関する内閣府の世論調査結果が発表された。 二〇〇九年までに実施されることはすでに決まっている。呼び出し状が届けば否も応もないことを承知の上で言うと、私は七割の側の人間である。 「裁判員制度」にもっと関心を! (無職・74歳男性)
人には得手不得手というものがある。 * * * * * 「人がなんなくこなしているのに、自分にはどうしてもできないこと」は私にもある。 一時流行った『話を聞かない男、地図を読めない女』によると、地図を読んだり方角を捉えたりするには「空間能力」が必要なのだそうだ。
日記に面白い感想をいただくと「追記」を書きたくなるのだけれど、今日がそんな日。土曜に更新するなんて何年ぶりかしらん? 小学五年生くらいの時でしょうか。精子と卵子がどうとか、避妊がどうとか、マスターベーションについてもビデオで見せられました。また僕の彼女は三つ下なのですが、もっと詳しい事を学校で習ったと言っています。男子はコンドームを貰って帰ったとか。 (二十代前半・男性) 一年生から六年生まで性教育のカリキュラムが組まれており、年代ごとにここまで、というのを決めて教えているようです。何度か授業参観の時に目にすることがありましたが、一年生では男女の身体の違い、性器を清潔にして大切にすること、などを教えていたような気がします。 (四十代前半・女性) お赤飯炊かれてしまいました・・・。ちょうど母の誕生日だったのでうまくごまかしてくれるかと思ったらちらっとばらされて、顔から火が出そうでしたね。ものすごく嫌でした。 (年齢不明・女性) まだ教えるのは早いだろうということで、母が弟には「お姉ちゃんのお祝い」としか説明しなかったので、ケーキを頬張りながら「何のお祝いなのー!?」とずっと叫んでいたのを覚えています。 (四十代前半・女性) キューティーハニーが大好きで見てたらお袋に怒られたもんなぁ・・・。「こんなヤラシイもん見たらアカン!」って消されたし(涙)まー隠れて見てたけど(爆) (三十代前半・男性) 小・中学校時代は性教育の機会なんて全く無くて。その代わり性教育の先生は、回されまくってボロボロのエロ本と夜のラジオとエロい友達だった(笑)今思えば戦後のヤミ市みたいに結構草の根的に上手くいってた様な気がするなぁ。 (三十代前半・男性) 疑問はほとんど本から学びましたよー。父が買ってた雑誌(間にヌード写真があったり、ちょっとやらしい漫画がついてたりする)を盗み見したり。わはは。あと、女子校だったのでエロ本は飛びまくってました。誰かが買ったものをみんなでまわし読みですね。 (二十代後半・女性) コメントをお寄せくださった方々、ありがとうございました。またひとつかしこくなりました。
※ 前編・中編から読んでね。 その時期から性教育をはじめる理由について、学校から親たちに説明はあるものなのだろうか。 ……とはいうものの。
※ 前編はこちら。 こんな私であるから、年頃になり性に関する疑問や悩みができたときも親に話そうとはまったく考えなかった。これがそちら方面の話題が一切出てこない家庭に育ったせいなのか、私の性格のせいなのかはわからない。
先日、世界の大温泉・スパワールドに行ったときのこと。 という話を職場でしたところ、同僚のひとりがため息まじりに言った。
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