うららか雑記帳
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2004年12月31日(金) さよなら2004年

*体調不良

 首から頬にかけて、妙な湿疹が幾つもできてます。なんだコレ?
 気付いたのは昨日。ひょっとしたらもっと前からできてたのかもしれません。とりあえず市内の皮膚科にあちこち電話したのですが、生憎どこもお休み。年末だから当然ね。かといって総合病院の救急に駆け込むほどのものじゃないだろうし、とりえあえず放置するしかないようで。多少痒みがあるけど我慢我慢〜。
 そうこうしているうちに、昨夜から頭が痛み出しまして。そう、最近の持病・偏頭痛です。まず最初に目がおかしくなるんですよ。視界がぐらぐら揺れて、どんなに目を凝らしても物がブレて判然としない。「もしや」と思っていると、案の定そのうち頭が痛み始める、と。いつものパターンです。
 偏頭痛というのは特別に病巣があるわけではなく、ただ脳の血管が収縮する時に波のようなものが生まれて、それが痛みのもとになるんだそうです。だから対症療法的に痛み止めを飲むしかないし、偏頭痛が起きる回数を減らそうと思ったら、ストレスの問題になってくるから主に心療内科へ行くしかない。そういうものなんだそうな。
 来年はきちんと受診しなくちゃなあ。ずっと億劫にしてたけど、こうしていつ何時起きるか分からないんだからね。ぶっ倒れて仕事に支障が出てからじゃ遅いのです(以前支障を出したことがあるので)





*2004年を振り返って

 暗めの内容を含みますので文字色を変えております。反転してお読みください。
 携帯版ではそのまま表示されてしまうようなので、読みたくないという方は閲覧をお控えください。








 今までの人生の中で最もしんどい年でした。
 身近に接してくださっていた方はよくご存じかと思いますが、特に下半期は毎日「生きている状態」を維持するだけで精一杯という感じでしたね。大好きな作家さんが亡くなってしまわれたことも一要因かも。
 ひたすら自分の駄目なところばかりが目について、他人の優しさや思いやりが見えなくなって、信じられなくなって、自分を取り巻く世界はなんて冷たくて痛いんだろう、優しい人達に負担ばかりかけてしまう私はいなくなるべきだ、もういい、もういいよ……そんなふうにずっと思っていました。本気で身辺整理をしてしまいましたしね(自戒のためにも、整理したものは再び元の状態に戻しておきました)
 世間には実に色々な人がいるのだ、と実感したのも今年です。私に手を差し伸べてくれる人、優しく気遣ってくれる人、追い打ちをかける人、茶化す人、見なかったふりをする人、気付かない人、様々です。その多種多様さを「面白いな」と考えられるようになったのはごく最近のことですけどね。
 それから、人間誰もが誰かの人生の脇役や通行人役であって、それ以上誰かの物語に立ち入るのを許されないこともある。優しさや思いやりの表し方はひとつではない……そんなことも、実感を持って学びました。
 私は未だに弱くて駄目な奴だけど、でもね、まだこうして何かしらが心に残るから。感じられる、学べるということはつまり、まだ心が温もりを失っていない証でしょう? 生きていける証拠でしょう?
 だから……まだ大丈夫。
 たくさん心配をかけてしまった人に対して、どれだけの償いをできるかは分からない。それでもあの人たちのために、自分自身のために、私はまずもう少し自分のことを愛してあげようと思います。それができたら、きっと周囲の大好きな人たちへ向ける気持ちも、本来の柔らかさや適正な温度とかを取り戻してくるんじゃないかと思うから。
 好きだよ、私はあなたの味方だよ、と真っ直ぐに言ってくれる人たちに色々な形で支えられて、私は今年を乗り切ることができました。本当にありがとう。いつかきっと、きっと、心からの笑顔を返すからね。ありがとう……!






*年始の過ごし方

 そんなわけで体調が優れず、初日の出&初詣はお断りしてしまいました。とっても申し訳ないんだけど、外での仕事の予定が入っている2日までには回復させなきゃならないので。
 ハーゲンダッツ食べたい〜





*年末のご挨拶

 自分のことで手一杯な私をよそに、大規模災害や凶悪事件等、世を震撼させる出来事が次々と起こった1年でしたね。
 不意に襲いかかるそれらに打ちのめされ、不安におののきながらもなお生きようと必死に足掻く人々。素晴らしいな。人って、いいな。強いな……ふと、社会福祉の道を志そうと思った時の気持ちが胸に甦りました。といっても、ソーシャルワーカーの卵としての私には致命的な欠点があったため、断念せざるを得ませんでしたけども。
 私の中には多少屈折した気持ちがあるのは否めません。でも、人が好きなんです。それぞれ好ましいところがあって、取り付く島のない部分もあったりして。それぞれ意見があって、人柄が違って、だから伝わってくる言葉も違って。でも結局、根本のところは似ていたりしてね。
 ……ええい、言っちゃえ。

 みんな大好きなんだよー!

 一人を本気で愛し抜く覚悟があるのなら、自分の身近な世界を丸ごと愛するくらい、さほど難しいことではないのです。なんてね。

 この日記を読んでくださっているあなたに、よい年が訪れますように。
 どうか来年は、桜色に染まっていたあの綿雲のように、優しい光に包まれた穏やかな年になりますように。


2004年12月30日(木) プレ日記

*ご挨拶

 2005年1月1日からこちらの日記帳に移行する予定なのですが、試験的に書いてみて少し様子を見ようという腹でございます。
 背景はピンクですよピンク。最近のお気に入り色なんです。柔らかで優しい気持ちを表しているかのような感じがして。
 もともとは青系や黒が好みなんですけど、ふと気付けば携帯の初花さんもピンク、愛用セーターもピンク、ここ9ヶ月のうちにぶつかったりこすられたりと酷い目に遭った愛車……はパールホワイトですが。まあ淡いめのピンクが好きになってきた、と。この歳でちょっと恥ずかしいんですが大して気にせず。
 色はさておくとしても、ここの日記帳って色んな機能がついてるんですよ〜! 文字サイズやフォントを変えたり、リンクを挿入したりセンタリングしたり、画像だってOKだし!(興奮)
 ちょこっとずつ使っていこうと思います。あああ楽しみだー♪





*公務員1年生の所感

 就職してからまだ1年にも満たないのですが、考えさせられることが多々ある職場に勤めています。
 今回は「お役所」という言葉に込められた意味について少々……。
 「お役所」という言葉を住民が口にする時、そこには100%に近い確率で皮肉やあてこすりといった類の良くない意味が込められています。「お役所仕事」に代表されるような言葉が多いのもまた事実。どうしてこんな言葉が日常的に使われてしまうのでしょうか。
 本来なら、単に行政事務を取り扱う場所である役所に対し、「お」という飾りを付ける必要など全くありません。ですが、官公は上位のもの、いわゆるお上意識というものが、人々の心には根深く刷り込まれているようです。
 就職してはっきりとそれを肌で感じました。両者の関係が明確に上下関係だった、かつての行政の在りようが色濃く残っているのでしょうね。行政組織は住民の皆さんの生活を支えるために存在するもの、サポーターなのに……。
 より良い住民主体の行政であるために、まずはその辺りの意識改革が課題となるに違いありません。
 いくら行政側が住民本位を呼びかけても、主役である住民の皆さんが「お上が決めてくれる、やってくれる」「自分達がいくら意見を出したって無駄」という丸投げの考えを持っていたのでは、両者は決定的にすれ違ったまま、いくら時を費やしても質の高い住民サービスは望めませんから。
「お」なんか使って、住民の方が自らを卑下するのを目の当たりにすると、本当に悲しくなります。
 公的機関を都合良く利用して、自分達の住みやすい地域づくりをしてやろう──住民の方々にこのくらいの意気を持ってもらえたなら、行政側としても様々な面でやりがいが出てくるのに。
 行政側にいる人だって一住民なんだから、なるべく大勢の人が意見を言いやすいような環境を整備することを怠ってはなりません。
 問題はまだまだたくさんありますが、とにかくまずは、そういった各種の問題を解きほぐすためのシステム作りと、それと平行した意識改革。これが大事ですよね。
 行政組織=「すでに出来上がっている変えにくいもの」というイメージが先行しているようですが、内実はそうでもないと思うんですよ。未来の在るべき姿に向けて、常に現状を把握し軌道を適宜修正しながら地道な努力を続けているんです。
 私個人としても、住民の皆様の息づかい・表情が感じられるような距離感で仕事をしたい、という気持ちが強いし。皆さん、どうかそんなに敬遠しないでください、と声を大にして言いたいのです。
 いずれにせよ、すぐに結果が目に見えてくる仕事ではないので、焦らずに、たゆまずに、少しずつ積み重ねていきたい……と、そんなふうに考えた年末業務でした。





*WILL

 秋から本編を1行も執筆しないまま放置してますね。待っていてくださる方、キャラのみんな、ごめんなさい。
 基礎プロットはとっくの昔にできてるんです。展開について悩んでいるのではなく、どちらかというと演出に関しての形が見えてこなくて、それで書き出せずにいるんですよ。
 個々のシーンを細切れに書いていけば、結果的にそれなりのものが出来上がるんでしょうけど、もっとこう……淡々と流れていきそうな山場をなるべく盛り上げるにはどうしたらいいか、とか考え出しちゃうと書き出すに出せなくてね。むう。
 気分転換と称して『真三国無双3エンパイアーズ』をしつこく続けてる場合か私。PS2は深夜の連続稼働に泣いてるぞ。貂蝉可愛い〜とか萌えてる場合か。ましてや馬超さん嫁にしてください〜とか口走ってるなんて(以下割愛)
 私は『戦国無双』より『三国無双』派です。4はいつ出るのかなぁ。
 ……『WILL』のマガ配信はいつ再開するのかなぁ(それは禁句です)
 ま、結局のところ悩んでても始まらないし、ある程度固まったら書き出してみます。納得がいかなかったらいくらでも推敲すればいいんだしね。





*年末です

 本日は自宅でおもちつきでした。と言うと臼と杵を思い浮かべるかもしれませんが、残念ながら機械でうにょ〜っと作るのです。うにょ〜っと。
 うにょ〜っと出来上がったおもちに粉をつけて平らに伸ばして、近隣の親戚やらにお届けする。これがうちの実家の年末恒例行事なのです。
 私も実家に帰ってきたことだし、少しずつこういうのを覚えていかなきゃなあ。先方にも顔を覚えてもらわねばならないし。
 隣近所の名前とか情報とかに今までホンット無関心だったせいか、私って地元に関して笑っちゃうくらい無知なんですよ(それ以外も無知だけどさ)
 身近なことについて訊かれて「知りません」じゃお話にならんわ。今年はそれを痛感しました。なので、今後はなんでも納得できるまで追求するという「知る姿勢」を大事にしていこうと肝に銘じております。
 もう「大人しすぎて主体性がない」なんて言わせないぞー!





*長文日記

 長い。こんなに長々と日記を書けるなんて感動ものです。ああカタルシス……!(ちょっと違う?)


浜月まお |HomePage

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