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絵だけ見せろ↓(AIR掲載イラスト集)

犬だけ見せろ↓(AIR掲載の犬系日記集)
- 2005年05月31日(火) ∨前の日記--∧次の日記
- 「今」から「過去」へ。

3年間過ごした旧宅。


既に引越先の新居で暮らしていたが、
先週の日曜日、5月29日は
旧宅の最後の立会いの日ということで、
住み慣れた部屋に来ていた。




ここ3週間、毎週末は
掃除や粗大ゴミの処理に追われていたが、
日曜日でやっと片付いたのであった。










***********************







ふと我に返ると、


俺は床に座り込み、
初めてこの部屋を見に来た時の事を
思い出していた。


最後のゴミを出し終わると、
その時と同じ光景が現われたのだ。










今度で5回目の引越となるが、
旧宅を最後に出る時はいつも、
そんな想いが去来する。







**************************





この家も、この街も、
とても好きだった。




ありがとう。





引越を経るごとにこうして、
部屋も家も、風景も街も、人も想いも、
「今」というフォルダから、「過去」というフォルダへ

移されていくのだ。








***************************








気づくと、犬がじっとこちらを見ていた。






傾く陽がまばゆく差し込み、
室内に光の粒があふれていく中、
ゆっくり立ち上がり、荷物を持ち、


俺は過去のドアを閉めた。



050531
taichi
...
- 2005年05月29日(日) ∨前の日記--∧次の日記
- 何なんだこの強さ!衝撃のダービー

ディープインパクト、
5戦無敗でダービー制覇!
武豊も震える衝撃の強さ!!




*********************************



レースは生で見れなかった。


友人から「大外からマクって一気に来たよ」とメールをもらって、
ああ、昔のトウカイテイオーのような感じか、
もしくはナリタブライアンかな〜と思っていた。


しかしその夜、レースの映像をテレビで見た時、
それら名馬のダービーとは全く違う衝撃が走った。



*********************************



ゲートが開き、これまで同様にディープインパクトは出遅れる。
道中は18頭中15番手。レースペースはスロー。
2コーナー過ぎでは首を上げ下げしている。少々入れ込んでいるのか?。


3コーナー手前でインから上がっていく。
4コーナー手前で武豊は大外へ持ち出した。
直線手前で、先頭とディープインパクトとの差は10馬身以上。
直線に入ると先頭のインティライミが4〜5馬身離して逃げ、後方はダンゴ状態。



先行するインティの脚は衰えない。後方集団との差は縮まらない。
スローペースで展開してきたこのレースは、
普通だったら先行馬逃げ粘りパターンのレースだ。


しかし、後方集団の中から1頭だけ、
異次元の脚で突き抜けてくるのを観た時、思わず鳥肌がたった。


直線半ば、逃げるインティライミを捉えると、
そのまま突き放し、後方を5馬身ちぎってゴール。
何だこの馬・・・強すぎる・・・。


タイムはレースレコードタイの2分23秒3。
昨年のダービー馬・キングカメハメハと同タイムだが、しかし
昨年は最初の1000mが57.6秒という超ハイペースであった。
今年の前半1000mは、おそらく1分2〜3秒前後のややスローペースと思われる。
ゆえに先行した2着インティライミの脚も止まらずに伸びていたのだ。
ラスト600mをおそらく34秒後半か35秒ぐらいでまとめているはず。
しかし、それをぶち抜いていったディープインパクトは一体どれくらいで走ったのか?


上がり3ハロン(ラスト600m)は
なんと33.4秒!!!※昨年の上がりは35.4秒。


直線一気で2着を5馬身差・・・。
大外を回って他馬より長い距離を走ったこと、
先頭から10馬身以上後方にいたこと、
しかもゴール前は、武豊が馬を気遣って少し流し気味であったこと・・・、
これらを考えるとディープインパクトは、ラスト3ハロンだけで、
他の馬を15馬身以上ちぎったことになるのだ。



もう「トウカイテイオーみたい」とか「ナリタブライアンか」とか、
過去の名馬と比較するレベルではない。どれとも異なり、
どの馬よりも衝撃的な無敗のダービー馬が誕生した。


新記録となる単勝1.1倍、支持率73%の期待に応えた武豊が、
レース後に声を震わせて

「いい経験させてもらいました。感動しました」

と云った。
あれほどの実績を持つ男に、このように云わしめるとは・・・。




ただ、ハラは、
2着に入ったインティライミに今後注目したい。
長距離がいけて勝負根性がある。
別路線から来て、圧倒的な2冠馬のダービー2着。
まるで、私が一番心に残る馬である
「関東の刺客・ライスシャワー」にそっくりではないか。


ただし、ライスシャワーがターゲットとした最強馬、
ミホノブルボン、メジロマックイーンはいずれも先行馬であった。
これらの馬を前に見て狙いを定め、直線で差したのだ。


しかし、インティライミがどんなに成長したとしても、
ディープインパクトの後ろに付けては絶対に勝てないだろう。
先行しても、武豊が仕掛けどころを誤らない限り必ず捕まる。
ディープの脚は、もはや展開など無関係な次元に達している。



やはり、ディープの3冠はすでに固いのだ。

とにかく、怪我をしないでほしい・・・。




050529
taichi

...
- 2005年05月27日(金) ∨前の日記--∧次の日記
- 今日はイラストのみ。





じゃあ…、 いこっか?





0500527
taichi
...
- 2005年05月25日(水) ∨前の日記--∧次の日記
- お嬢、1歳になりました。


昨日5月24日は、
お嬢(=ウチのミニチュアダックス♀)の誕生日でした。


誕生日プレゼント第1弾は、
右の写真のペンダントです。


「何?どうしたのよ?プレゼントなんて
今日何かの日なわけ?怪しいわね・・・」


・・・とか云ってそー。



ちなみに1歳というのは、
犬でいうとほぼ成犬なのですが、


小さい小さいと云われながら、
このまま1歳を迎えてしまいました・・・。







誕生日プレゼント第2弾は、
生系フード(ビーフ)山盛り!





普段の吉岡ドライフードの上に
生ビーフフードを盛ってやりました。

盛ってる最中から、
何やら普段と違う匂いに感づき、


「キューンキューンキューン」


(訳:それ早く食べさせなさいよ!早く!)


と口やかましく鳴いているお嬢。
ごはん前の「ハウス!」と云っても、
なかなかハウスに入らなかったのですが、




ようやく収まって、
ぷるぷる震えながら
「よし」の号令を待ってます。









「よしっ!」








速っ!



往年のジョイナーのスタートを
彷彿とさせます。


夢中です。

いつもより
3倍のスピードで食べてます。

ぺろーん。

あ〜名残惜しそうです。


もう、第1弾プレゼントのペンダントを
もらったことは、彼女の頭の中にないでしょう。



はい、良く食べました。




「もうないの?」

って目で見ていますね。





もう、いいだろ!





っていうわけで、
お嬢の誕生日を、簡単ですが祝ってみました。


ま〜本人、わかってないと思いますが、

シクシクシク・・・



今後とも、お嬢をあたたかい目で
見守ってやってください。



050524
taichi


...
- 2005年05月23日(月) ∨前の日記--∧次の日記
- ネット香り配信実用化、その先にあるものは…


ネットは、人間5感のうち3感を制しそうだ。





NTTコミュニケーションズが23日発表した
ネットの「香り配信サービス」で、
今後、一体どのようなことが出来るようになっていくのか?
ハラの勝手な想像を交えながら色々と挙げてみた。

(ネタ題材として勝手に書いたので、
 実際にNTTコミが発表した内容とは無関係です。
 かぶっているものもあるかもしれませんが、
 実際のサービス内容は、上記リンクより公式HPで見てください。)








1.香水のネット通販販促

真っ先に誰でも思いつくのがコレだろう。さらには、







2.料理のネット販促


食は5感で楽しむもの。
しかしながら、これまでネット上の食情報は視覚だけであった。

夕方外を歩いていると「何だか夕飯のいい香りがしてきたな〜」と、
食欲をそそられて自宅へ、もしくは馴染みの小料理屋へ、
思わず足早に向かってしまうものである。食の販促に「香り」は効果絶大。
実現すれば、とりあえずそのページをブックマークするだろう。






3.常時接続の「ネットフレグランス」


NTTコミの「香り配信サービス」というのは
下記のようなものになるのだろうか?

香水や芳香剤、アロマ商品を買うための販促に使うのではなく、
流れる香りそのものを室内用フレグランス商品として販売するのだ。
常時接続の月額契約、もしくは実際の芳香剤消費期間と同様に
3ヶ月ぐらいの契約にする。既存のアロマ商品や芳香剤と決定的に違うのは、
契約期間内であらゆる種類の香りを楽しめること。
日々の気分によって香りを変える。これは今までにはないメリットだ。

と、ここまでNTTコミが考えているのかいないのか、
公式HPを詳しく読んでないので知らないが、
とりあえずハラは、記事だけ見てこんな風なことを思ったのです。






4.「香りアリバイ」


有線放送の「アリバイ」チャンネルと同じで、
アロマ系だけではなく、色んな香りのチャンネルをつくって配信する。

例えば「焼き肉屋」。石けんや普段と違う香水の臭いをかき消してくれる。
消臭スプレーを使用した上に、逢えてこういう臭いをつけて
アリバイのリアリティをアップさせてみるのも手である。





5.「香り捜査」


香りをデータ化出来るのなら、香りを検出する装置が出来てもよい。

犯罪が起きて容疑者を警察が捜索する時、これまでの警察犬ではなく、
香り探知装置(イメージはマイクのようなカタチ)を持って捜査員は歩き回るのだ。
本部のサーバーには、犯人の遺留品から検出した臭いをデータ化したものを
保存してあり、リアルタイムで照合してくれるわけである。
つまりだ、街中でいきなり捜査員の香り探知装置がピーピーなるのだ。
すると、そこには犯人がいるということになる。








…とまあ、簡単にイメージしたものを挙げてみた。
まだまだ無限に可能性は広がるであろう。





*********************************




しかし、視覚と聴覚に続いて、
とうとうネットは嗅覚にまで踏み込んで来た。
残すは、味覚と触覚である。
近い将来、この2感もネットは制覇するのであろうか?


だが考えてみよう。
視覚・聴覚・嗅覚の3つは、それぞれ単独でも成り立つ情報である。
一方、味覚と触覚は、単独では成り立たない感覚だ。



たとえば目隠しされて、何か口に入れられたとしよう。
それが例え極上の大トロであっても、視覚を伴うまで、
その味を堪能するモードにはならないだろう。
口にしたものの正体が分かるまで、不気味ですらあるかもしれない。


目隠しされて、何かに触らされたとしよう。
バラエティー番組の「箱の中身当て」コーナーで、
ブラックボックスに手を突っ込んだタレントが、
中に入っている大変かわいいテディベアを、
「わっ!」「毛がっ!毛が生えてるっ!」「ひっ!触っちゃったー!」
と叫びながら恐る恐る触っているシーンを見た事があるだろう。
それと同じだ。





この2感…味覚と触覚は、
どうしても視覚を伴わないと情報として成り立たない。
他の3感と決定的に違うのだ。何が違うのか?それは…



身体に触れることである。


だから、視覚情報が伴わなければならない。



さらに味覚は、
視覚に加えて触覚が伴わなければならない。
何故ならば、同じ「触れる」ことであっても、
口内という身体の中に入っていくものだからである。






**********************************






話を元に戻すと、この残された「接触系」の2感を、
ネットはどのように処理するのだろうか?

画面上で確認したファーの触感を、
何かプレートやシートのようなものを触って確認出来るのだろうか?
それで情報として満足を得られるのだろうか?

また、ネットの向こうでコミュニケーションしている恋人と、
握手したり抱き合ったりするようなスキンシップの触感を、
感じさせることが出来るのか?それによって、
同じ場所にいるような臨場感をお互いに感じさせる事ができるのか?

食品の場合、味覚を伝える手段はもはやネットでは不可能なように思える。
ネットの向こう側の食品の味覚を感じるために、とりあえず口に入れて
舌の上にのせる「仮のアイテム」は一体何をどうしたらいいのだろうか?





ここまで来て、もうおそらく気づいた人もいるでしょう。

ネットが触覚と味覚の伝達を克服し、5感を制覇するということが
つまり、どういう世界を意味するのか?

離れている恋人と触れ合っている感覚を実現するには、
離れているはずの恋人が視覚として目の前に立体的に存在し、
それに触れて触感を感じる事が出来なければならない。
同時に恋人の香水や身体の香りも感じられるということ。


こうしたいわゆる「バーチャルリアリティ」を実現するには、
「そう感じているような」データをネットから脳に送り込むしかないのだ。


データを空気中の電磁波でとばして相手に受信させれば、
「攻殻機動隊」の世界であり、
データを首のソケットからオンラインで送り込めば、
「マトリックス」の世界となる。



そうなると、
「現実」と「虚構」の差って何?
みたいなことになってくるだろう。



ネットではなく、実際に見て触れて感じる事も
5感を脳が処理して具現化したイメージを与えてくれるのであり、
ネット経由で「実際にあったかのように」感じた事も
5感のインプットデータを脳が処理してアウトプットしたイメージなのだ。

同じである。



********************************



ネットはすでに「遠隔系」の3感、視覚、聴覚、嗅覚を制覇した。
すでにこれまでの段階で、現在の人々のコミュニケーションは
10年前と比べて飛躍的に「短縮」され「省略」され「記号化」されている。

逢う事に苦労したり、気持ちを伝えるのに苦労したり、
何かを実現するまで我慢を強いられたような時代は過ぎた。
「我慢」が取り除かれつつある。今の「我慢」は昔でいえば標準なのだ。
伝えたい時に、やりたい時に、感じたい時に何でもその場で出来るのだ。




残された「接触系」の2感…触覚と味覚は、
現在においても、実現するために「我慢」しなければならないものとして
今なお立ちはだかっているのだ。
実現するには、相手に逢わなきゃいけないし、料理屋に行かなければいけない。

現実とバーチャルの明確な差がここにあるわけだ。




しかし、これらも好きな時に好きなカタチに加工して
実現出来るようになったら、人間は何を我慢するのか?
映画で云われる「電脳社会」で、人間はどうなるのだろう?





********************************






と、遠い未来のことについて、
湯船につかりながら思ってみた私の頭の中の方が
よっぽど、バーチャルリアリティ状態なのかも・・・



050523
taichi
...
- 2005年05月20日(金) ∨前の日記--∧次の日記
- 第21回デザインフェスタ・レポート





先週、5月14日の土曜日に、東京・有明のビッグサイトで行われた、
第21回デザインフェスタに行ってきました〜。






===================================
前回・第20回デザインフェスタのレポート。
2004年11月24日(水) 「デザインフェスタ。」
===================================





先週の土日は引越しもあり、大変忙しかったにもかかわらず、
2時間限定!と決めて行ってきました。






ご存知ない方に、どんなイベントなのかを説明しますと、
プロからアマチュア、さらには趣味程度にやってる素人まで、
どんな人でも作品発表できる、日本最大のアートイベントです。



会場内の雰囲気は、一言で言えば
巨大フリーマーケット
もしくは巨大学園祭
といったところでしょうか。とにかく燃えます。






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Charactor






ちなみにこちらが、
「リアルオレパンダー」









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Art







ちなみにこちらは、
シャツとブリーフとマスクの
コーデセット。


ブリーフとマスクが
アナ-キーさを醸し出しつつフェミニン。

この人は、このセットで
何種類もコーデしたものを展示してました。








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Music & Performance







ちなみにこちらは
「プリンキャンドル」。

プリン好きの私にはたまりません。









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いろいろなひとびと。












*********************************



おきにいり。











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てな感じで、駆け足でレポートでしたが、
たまりませんでした。


次回、第22回は11月!



050520
taichi

...
- 2005年05月17日(火) ∨前の日記--∧次の日記
- 年収100億、謎のサラリーマン

今話題の長者番付1位となったサラリーマン部長。
37億円の納税額で推定年収100億円とのこと。


100億っつーと、手取を60億としても、
1日に約1640万円使える計算になる。


・・・まるで庶民には、突き抜けすぎてピンとこない。


日々の暮らしの瞬間ごとに訪れる全ての選択を、
一つ残らずMAX値で行ったとしても、絶対に使い切れない。








年収=年俸といえば、スポーツ選手が思い浮かぶ。
しかしながら、現在日本で一番もらっているといわれる
イチローですら年俸約12.5億円だ。


世界で見ても、
タイガーウッズが年俸約85億円(03年)、
ミハエル・シューマッハが年俸約83億円(03年)、


であるから、


こいつらより、
このサラリーマンは稼いでんのかよ!














であるからして、この部長は
何してる人?どんな人?、という記事が色々出ているわけだが、
結構謎めいた人みたいである。


やっていることは、
投資顧問会社でファンド運用をしているそうだ。
確かに扱う額の規模がハンパではない。
しかしそれ以上に、この会社が定めている
成功報酬システムが突き抜けすぎているのだ。



だって、150億の営業収益あげて、
そのうちの100億を成功報酬でもらってるというわけですよ。
3分の2を報酬で渡しちゃうわけですかっ!!



ちなみにホリエモンは、あの一連の騒ぎで
800億使い1240億もらって、440億ボロ儲けしましたが、
それはあくまでホリエモンの会社が儲けたわけで、
ホリエモンが儲けたわけではないのです。


そう考えても、年間100億もらっちゃった
このサラリーマン部長がどれだけすごいか分かるでしょう。










しかもこの人、服装も生活も地味みたいです。
公示された住居は、築20年のマンション。
住んでるのかは分からないが、とてもアヤシイ。

(家や土地なんてどうでもいいはずだ。
 だって一日1600万使えるならホテル暮らしで十分)



年収100億の人がどんな人かといえば、
取材に応じず、出てくる話は謎めいている。



面白いものだ。


世の中、カネカネカネと目くじら立てて、
犯罪まで犯して欲しがる人間ばかりなのに、
いざ、「持ってる」人の人となりを調べると、
そこから「カネめな話」は何も出てこない。


あ〜結局お金ってなんなのだろう・・・と思ってみたりする。







もし、そのサラリーマン部長が実は、
フッツーにファミリーマンションに住んでて、
公立学校に通う子供が2人くらいいて、
朝ゴミ袋持ちながら家を出て駅まで歩き、
満員電車に揺られて通勤しているような、
本当にフッツーのおとうさんで、

「100億?あ〜子供の将来と
 私と妻の老後のために定期に入れてますよ〜」


とか云ってたら
ものすげーカッコイイかも!








てゆか、あんた
人生何回分生きるだけの金貯めてんだよ!
もういらんだろ!よこせっ!
0.001%でいいからくれ〜!!!



(最後は結局、庶民チックなセツナイ締めになってしまった・・・)


050517
taichi


...
- 2005年05月16日(月) ∨前の日記--∧次の日記
- いっぺんに2つの環境が変わりました。


ゆとりあふれる約8畳のリビング(平成17年5月撮影)
※掲載写真は2枚の写真を合成したもので実際とは多少異なります












クルマ買い替えに続きまして、家も引越をいたしました。
今、上記写真のリビングは段ボールのカオス状態と化しています。




*********************************




クルマ同様棲み家も、
広さ・家賃ともにダウンサイジングとなりましたが、
駅には圧倒的に近くなりました。
前居は駅歩5分でしたが、今回は駅歩1分!

しかもそれだけ駅に近いのに、まったく喧噪が無く、
まさに「閑静な住宅街」というコピーがハマる環境です。
めちゃめちゃ静かな処で、夜10時以降は何の音も聞こえません。
静かすぎて、かえって寂しくもあります。
でも駅歩1分なのです。


設備もなかなかで、トイレはウォシュレット付、
風呂は湯張り・保温まで出来るオートバス(追焚きはムリ)、
奥行きたっぷりの押入にクローゼットと収納豊富。
部屋の場所も2階の角部屋で申し分なし。


ネット環境は再構築することになり、
改めてADSLを契約しなおしますので、
そうなれば、更新頻度も少しは上がる事でしょう苦笑…。




駅歩1分にこれだけの部屋を、
しかもペット付きで探し出せたのはラッキーでした。
知っていると思いますが、賃貸マンションはペット付というだけで、
めちゃめちゃ選択肢が狭められてしまうのです。




*****************************




一方で、前の部屋の掃除がまだ残っています。
こちらを片付けないと、新居に手を付けられません。


これから、部屋の整理やデコレーションを考えるわけですが、
「これから」について考えることってとても楽しいはずです。



はずなのですが…、
ここに来る前からハラは、
とても気分が滅入って、未だ滅入ったままです。

なぜなのでしょうか?

「動く空間」と「動かない空間」の2つの環境を
いきなりいっぺんに変えてしまったからでしょうか?



050516
taichi

...
- 2005年05月11日(水) ∨前の日記--∧次の日記
- 『恋の契約時にも、重要事項説明を』

(創作エッセイ)









「あのさ…」

 


「え、何?」




「あたしと付き合ってみる?」




「は?、いきなり何云ってんだよ!」



「聞こえなかった?、付き合わない?
 って云ってんのよ!」




「どうしたんだよ?」




「勇気ふりしぼって云ってんだから
 質問に答えなさいよ!」




「いきなりそんな事云われたって、
 何て答えていいか分かんねーよ!」



「いきなり云っちゃいけないの?
 今答えらんないってこと?
 あたしのこと、すきじゃないの?」




「好きだよ、
 付き合いたいって俺も思ってる」





「早くそう云えばいいじゃない!」





「…でもさ、付き合いたいからこそあえていうけどさ、
 いつか分かんないけど、好きでなくなる時がくるかもしれないじゃない?」






「…?、なにそれ」





「俺、今お前のこと、すげー好きだよ。すげー好きだけどさ、
 ほら、人って変わるじゃん。変わらないかもしれないけどさ、
 でも変わるじゃん。ひょっとしたら、やりたいこととか出来てさ、
 好きだけど、その…やりたい事の方が優先順位高くなっちゃったり
 してさ…、分かんないよ〜どうなるか、ラブラブのままかもしれないし…」



「なんでそんな事云うの?」




「なんでって、人ってそういうもんだろ?
 お前だってそういう可能性がないとはいえないだろ?『人』なんだから。
 ちゃんと付き合いたいって思ってんだよ。思うからこそ、こういうことを
 ちゃんと話しておいた方がいいだろ?」




「意味分かんないよ。好きなら『好きだよ』って、それだけでいいじゃん」





「じゃ〜もし別れる事になった時、『あの時、あんなに好きだって云ったじゃない』
 とかお前云わないよな?別れる時になって、そういうのヤなんだよな」




「なんで付き合う時に、そんなに別れるときの事考えなきゃなんないのよ!」





「今の『好き』ってことだけを考えて付き合ってたら、
 いざ別れるってなった時につらいだろ?そうなった場合の自分を
 ちゃんと意識しながら付き合えば、盲目的にならずに
 ちゃんと落ち着いて付き合えると思うんだ」





「もういいよ、あたし付き合わない」





「何でだよ!」





「『もし好きでなくなっても文句云わない』だとか、今からそんなこと云うなんて、
 何かの契約事項を読まされてるみたい。あなたにとってこれは『契約』なの?」





「いや、そういうことじゃなくて…」





「別れる時に色々と云われたくないから、今そんなこと云ってる訳でしょ?
 別れる時に面倒な事になりたくないからって、自分のことしか考えてないじゃん!」





「ちがうって!」





「ちがわないよ!不動産屋さんみたい。お部屋借りる時に色々云われたわ。
 『1年経って給湯器が壊れたとしても、貸主は責任を負わない』とか、
 『エアコンが壊れたとしても、貸主は責任を負わない』とか…、
 最初に色々と云われて、何があっても何も云わせないみたいな…、それと同じよ!」






「…」





「『人は変わる』なんて当たり前よ!知ってるわよ!でも別れる時になったら、
 知ってても云うわよ!好きなんだもん!別れる時に云われたからって何なのよ!
 当たり前のことをわざわざ付き合う前から云われたら、どう思う?
 『はい俺は絶対に変わりますから、そのつもりで』って云われていると思わない?
 そこまで云われて、普通付き合いたいって思う?!百年の恋心も冷めるわよ!」







「…悪かった、悪かったって、だから…」






「じゃーどうする?
 3ヶ月契約にしときますか?、
 それとも、お試し期間で1週間だけにしときますか?」





050511
taichi
...
- 2005年05月07日(土) ∨前の日記--∧次の日記
- 愛車ハリアー、ラストラン

2年間、フットワークの悪い私をサポートしていただいた
愛車のハリアーとお別れして、別のクルマに買い替えることになりました。
なんか感慨深いものがあります。


そこで、感謝の想いを込めて洗車をした後、
ハリアーとラストランに出かける事にしました。





これが、もうすぐお別れの
トヨタ・ハリ蔵さんです。

3リッターの4WDで、
パワフルな方でした…。



さて、洗車ですが、
いろいろとメニューがあります。

最後なので奮発して、
一番上の800円のAコース
泡ムース+超撥水コート洗車
を選択しました。



泡まみれのハリ蔵さんです。
この後、
スポンジで丁寧にブラッシングして、
一度水洗いの後、超撥水コートをかけて、
最後にもう一度水洗いで外まわりは終了。

場所を移動してからボディの水を拭き取り、
室内の掃除をして、すべて終了です。





************************************






さて、キレイになったところで、
撮影タァーイム!







正直、手放したくなかったです。

ずっと乗っていたかった。
それぐらい気に入っておりました。

(…と、シャッター切りながら
 感慨に耽っているオ―ナー)



ちなみにエンブレムは、
鷹マークのハリアーエンブレム
ではなく、
Lマークのレクサスエンブレム
になってます。

そ、フロントもリアもです。







************************************




さあ、いよいよラストラン!



夜の都心へとハリアーを走らせていく。環七〜目白通りを経て山手通りへと入る。


山手通りはここ数年、首都高中央環状線工事のため工事現場に囲まれて狭く蛇行している。
オーガスタばりのアンジュレーションとなっている路面と、
ジェットコースターのように曲がりくねるコース、
そして左右に迫り来る工事現場の壁、まるでF1のモナコサーキットのようでもある。


愛車のタフさを都心で手軽に試したいなら、
是非山手通り(得に要町〜旧山手分岐まで)を走らせてほしい。
できれば早朝がオススメ。昼間は激込み、夜は工事で1車線化していてやはり激込み。
幸い、ハリアーラストランのこの夜は、GWだからか珍しく空いていた。


SUVらしくバンピーな路面をものともせず、
東中野付近の連続S字コーナーを走り抜けていく。

以前暮らした事のある西新宿の清水橋交差点を抜けて、初台のオペラタワーを
右手に見ながら甲州街道を突っ切る。ここからさらに道は蛇行化していく。
うねるようにくぐり抜けながら、渋谷・富ヶ谷交差点のあたりで、
ふと「よし六本木方面へ行こう!」と理由も無く行き先を決めて、
交差点を左へ折れながら井の頭通りへと入る。

代々木公園を左に見ながら原宿手前で右に折れて、代々木体育館脇の下り坂を
渋谷方面へ向かって愛車を滑らす。電力館前で左へ曲がって、明治通りへと出た。
山手通り同様、明治通りもメトロ13号線工事でここ数年混んでいる。
特に渋谷東口付近は最悪で、この夜も混んでいた。

246を左へ折れて、六本木通りへ入り、あとは一直線。
西麻布を抜けて、六本木ヒルズのところで右折した。



六本木ヒルズは昨年の12月以来。
やはり人通りが多い。

写真の右手上の方に、
ヒルズのランドマークであり、
例の回転扉事故があった
「森タワー」がそびえている。




やはりヒルズ内は
クルマの縦列駐車大会と
化していたものの
やはりGWだからか、
比較的すぐに駐車出来た。




何やら怪しいライティングで、
いとおかしな感じだったので、
思わず一枚パシャリ。




ショーウィンドウの前で
ハリ蔵さん記念撮影。



てな感じで、都内でお手軽でしたが、
愛車ラストランでした。

この後、愛車を安全な場所へ置いて、
夜の六本木へ溶け込んでいったのはいうまでもありません。



************************************



2年間、お疲れさまでした。

色々な思い出があるクルマです。
ハリアーを購入したのと同じトヨペットUパークで買い換えしたので、
新しいクルマの納車と同時に、その場でハリアーとお別れとなるのですが、
おそらくその時ハラは泣き崩れることでしょう。
その模様はまたご紹介いたします。


ちなみに、新しいクルマですが、買い換えの目的が、
維持コストダウンやボーナスが重いローンの切り崩しでしたので、
小さいクルマです。燃費が良くてカッコいいクルマにしました。
ローンは少々長めにして、ボーナスを以前より半分に抑えました。

今はハリアーのカウントダウンで精一杯でして、
新しいクルマの方へ想いがいかないものですから、
詳しくは、まあ、またいずれご紹介します。


今日のエッセイは、私事ネタでスミマセン。
んでわ。



050507
taichi


...
- 2005年05月05日(木) ∨前の日記--∧次の日記
- ダックス・イン・ザ・パーク12『光が丘公園5/3』

ゴールデンウィーク真っ只中の
5月3日・憲法記念日に、
お嬢(ウチのMダックス♀、今月で1歳)
を連れて、
久々に光が丘公園まで散歩に行きました。



お嬢もスタンバイOK
のようです。



快晴の光が丘公園。
絶好の「犬日和」です。

さあ、いざ犬が集まる「芝生広場」へ!




園内には犬連れ家族やカップル、ゴザを敷いてピクニックしている方々など、
沢山の人々が快晴の休日を楽しんでいました。



と、深呼吸してそんな光景を眺めている間、
お嬢はひたすらくんくんくんくんして、うろうろうろうろしていました。
ま〜、彼女は彼女なりのやり方で、久々の光が丘公園を確かめているのでしょう。























早いなオイ!


んじゃ〜その辺で寝てろ!













くつろぎ過ぎだろ!
家と変わらねーじゃん!



久々の広々とした
芝生なんだから、
犬ならもっと走れ!



ま〜〜休んでからでいいですけど…











??





ちょっと、そこのお嬢さん?



昼間っから黄昏れ過ぎなのとちゃいますか?遠い目しすぎですよ。
いつのまに、そんな大人の女の眼差しを身につけたんですか?









「あたしも、小さい小さいって云われてたけど、
もう大人になっちゃったって感じ…、まだ心は子供なのに…」


※犬は1歳で、身も心もほぼ成犬になります。お嬢は5/24で1歳です。

















「はっ!…」







この後のお嬢のダッシュ速度は、
スピードガンで160km/hを
計時していたとのこと。





あ〜あ〜「女」という武器を、
巧みに使いこなすようになったか…
しかも相手は外人さんだよ…。



さすが1歳ともなると、違う…






おいおい、もう
家族ぐるみの交際かよ!
さすがガイジンさんのファミリーは
オープンだぜ。



しかし、
この5〜6歳と思われる弟君は
とても流暢な日本語で
このように云ってました。


「とてもカワイイ犬って
 ゆーじゃない?
 でもシッポは
 ねずみでちゅからぁ〜」




どうでもいいけど、
なんだかこの画面、
向こうのTV通販とかに出てきそうな
画面だな…。








***********************************














正解は→




一番びっくりしてたのが、
このマルちゃんの飼い主。
「うそ〜〜〜この子1歳〜〜??」
と叫びながら、
1年前の小さかった我が犬を
思い出しているような、
とてもノスタルな目で
お嬢を眺めていました。


マルちゃんも4kgと書きましたが、
実際は4kgは無いらしく、これでも
小型の部類なのです。いかにお嬢が
異常かってことですね。


ここまで来ると、お嬢は、
巷で囁かれている
カニンヘン疑惑も超えて、

本当はダックスと

ハムスターとの子
じゃないのか?!とも思う訳です。







***********************************




マルちゃんとのカラミに飽きたお嬢は、
さらにすぐ近くに新しい営業先を発見して飛び込んでいった。



そこには、犬が3〜4匹集まっていた。

お嬢が飛び込んでいくと、
例のごとく「わー小さーい」という
声が一斉にかかる。
同時に周りの犬達もお嬢に興味を示して
挨拶をしようと集まってくる。


しかし、そこは
プロのホステ…いや、トップ営業マンのお嬢、


犬に挨拶する前に、
まずは人様にご挨拶!!



まずは飼い主に仁義を切る。
お嬢曰くコレ、営業の基本とのこと。







挨拶住ませたら、あとは祭でした。




犬の数珠つなぎ状態ですね…



4グループ集まって、お嬢も含めて6匹の犬達が、
くんずほぐれつ、飛び回り状態。
人間の子供と、動き的にはなんら変わりません。





*******************************



というわけで、お嬢は忙しそうですので、
最後の締めはこの犬にお願いしました。















050505
taichi
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- 2005年05月04日(水) ∨前の日記--∧次の日記
- K−1魔裟斗、ケガ隠して「楽勝」

K-1 WORLD MAX 2005
〜世界一決定トーナメント開幕戦〜

第9試合 トーナメント1回戦
K−1ルール 3分3R延長1R

魔 裟 斗(日本)○3−0● イム・チビン(韓国)

(3R判定勝ち 30-28,30-28,30-28)









「楽勝でしたね。」



試合後にこう語ったのは、「日韓イケメン対決」を制した魔裟斗。
無論、魔裟斗の方が圧倒的にイケメンなのだが、
今回感じたのは、精神的な強さが出て来た点であった。


魔裟斗というファイターについては、俺は今まで、
どこかチャラチャラした印象を持っていたが、
昨年のWORLD MAXでの決勝戦での敗退や、
あの大晦日のKID戦が転換期となったのだろうか、
挑戦者からやり直す意味で、自己改革を図っていたらしく、
それが昨日の試合中に現れていて、今までの見方を少し変えようと思った。







試合数日前、相手である韓国キック界のカリスマから
「日韓対決では絶対に負けない、韓国を代表して日本を倒す」
などと挑戦状をもらったにもかかわらず、
「ナンセンス。日韓とか俺には関係ない。俺はKー1王座奪還しか
考えていない。今度の試合はその通過点に過ぎないよ」
と一蹴し、
「雑誌『LEON』を見て、シブいオヤジになりたい」と云っていた。


このコメントはまた軽い感じがしたのだが、
今日の試合を見て、このコメントは相手に対し、
「お前なんか話題にもならないくらい、俺は意識もしていない」
というパフォーマンスであったのだろう。

それと共に、「シブいオヤジ」が持つ落ち着きと風格をもって、
練習や試合に臨めるようになりたいということだったのだ。





********************************





その通り、今日の魔裟斗は終始危なげなく落ち着いていた。
踏み込んでのワンツー、ハイキックを交わしてのカウンター、
相手の右にかぶせる左フック、接近戦でのアッパーなど、
多彩なコンビネーションパンチを軸に相手を圧していた。


いつもと違うのは、多少キックが少ないなーというのと、
左ではなく、ワンツーの右を盛んに打って出てたという点であった。


一方の韓国のエース、イム・チビンは、うわさ程の強さはなく、
調子が悪いのか、これが実力なのか、ノラリクラリとした
決定打を許さないディフェンスはたいしたものだが、それだけだった。





********************************





敗れたイムは、試合後のコメントで

「自分の準備が足らなかった。魔裟斗選手は思った程強くはなかった。」

と、むなしい負け惜しみを云っていた。





一方、魔裟斗サイドの会長が試合後に、
魔裟斗なんと半月前の練習中に左の靭帯を延ばしていて
殆ど練習が出来ない状態で、今回の試合を止めようかと
悩んでいた事を明らかにした。

左足は、殆ど満足にキックが出来ない状態だったとのこと。






いや〜魔裟斗は本当に勝ってよかった。
負けてたら、韓国人から「K−1の元王者はこんなものか」と云われ放題だし、
負けた後に「実は靭帯を延ばしていて…」とコメントするのもカッコが悪い。
負けたら鬱憤溜まりまくったことであろう。自信を無くしたかもしれない。
すでに去年、負けを知った彼は、もう勝つしかないのだ。




そういう不本意な状態ながらも、あの試合ぶりであったことは、
相当な精神力を持ってして戦ったのだろうと想像できる。

事実、昨年までの茶髪で全身に何やら飾りをつけて戦っていた姿と比べて、
今日の彼の戦いぶりには、TV画面と通して観戦しているこちらが
圧される程のオーラがあった。彼が自らコメントしていた通り、
「これを乗り越えた事により、またひとつ成長した」
のであろう。それを得たいがために、キャンセルせず出場したのだろう。





**********************************






ちなみに魔裟斗同様、王座奪回を目指す
3年前のWORLD MAX初代王者アルバート・クラウス
試合は初めて見たが、「上手い」の一言。
パンチ力は相手のカラコダの方が上であったが、
それを肌で感じたクラウスは、ガードを固めながらのローキックでリズムをとり、
相手のラッシュ時にガードの甘い部分をピンポイントに
フックやアッパーで確実に打ち抜いていた。試合巧者である。
結局は3−0の順当な判定勝ちをおさめた。

タイプ的には非常に魔裟斗に似ている。魔裟斗以上にイケメンだし。

魔裟斗は一昨年、このクラウスを破って日本人初のK−1王者となったのだが、
特に女性ファンは、この二人のイケメン決勝戦を望んでいるだろう。






あと気になるのは、衝撃的な右フック一発でKIDをKOさせた
ギリシャのマイク・ザンビディスか。
強烈なパンチ力があり、しかもコンビネーションが上手い!

KID戦も見ていたが、KIDを応援しつつも、
ザンビディスが繰り出すワンツーを見ていると、
上記のKOシーンで終わる結末の予感が1Rから感じられた。

こいつは決勝までいくかもしれない・・・。






昨年の決勝で魔裟斗を破ったディフェンディングチャンピオンのムエタイボクサー
ブアカーオは、圧倒的な強さを見せたが、
魔裟斗が昨年の二の舞になるとは思えない。






**********************************






とにかく俺は今回、
魔裟斗に抱いていたチャラいイメージを捨て、彼を応援したい。
昨年負けて、怪我をして、26歳というファイターとしては決して若くない年齢になり、
たどり着くべき境地がやっと見えて来たのだろう。


「LEONに載っているような、シブいオヤジの深み」・・・


ニックネームが、「反逆のカリスマ」から
「円熟のカミサマ」に変わるのはいつか?




ファッション性に隠れていた、
彼本来が持つストイックさが目覚め始めてくれば、
王座奪回はかなう!





準々決勝、そして決勝戦は、7月!



050504
taichi

...
    

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