うちの雛さん
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いつもは空き箱になど見向きもしないくせに、 ましてや入ったりなど、ほとんどしないくせに、
「ま、悪くもないかな」
ばたばたと片づけをしている飼い主の横で、箱におさる理由は何。
誇張ではなく、たった十秒はなれるだけでとられる飼い主の椅子。
「ヒナの!」
諦めて別の場所に移ると、一緒についてくるのはなぜですか。
キャットタワーの巣の中で、バテてる雛さん大発見。
「あちー」
そうだよね、暑いよね。気持ちはわかるよ。
何がなにやら、今日の飼い主はすこぶる体調が悪く、 ひさびさにお布団の中で一日を過ごしました。
「背中なでて〜」
なので雛さんは、遊んでもらえる若旦那が帰ってきたことに大喜びです。
真剣な表情の雛さんが今考えていることは、
目の前のお茶を、飲んでも良いのかどうか。
「えい、飲んじゃえ!」
まあ止めてみたところで、結局は飲むのですがね。
本当なら今日は雛さんの手術の日だったはずなのですが、 飼い主側の凡ミスで、二週間後に延期となりました。
「椅子カバーで日よけ中」
雛さんにとっては今日が一番都合が良い日だったというのに、 自分の凡ミスっぷりに飼い主ショックです。
23日の夜なのですが、雛さんはお風呂に入りました。
ごしごしされドライヤーまであてられ、嫌だ嫌だと鳴いていましたが、 終わった途端今度は、おやつをくれくれと鳴きました。
冗談で、ぱ〜んちと言いながら顔の前に拳を出しても、 雛さんは避けません。避けないどころか目さえ瞑りません。 もちろん猫に手をあげるのは論外ですが、あまりに危機感がない様子に、 災害なんかではぐれた時が心配だなと思ったりする飼い主。 まあ雛さんは人一倍ひとみしりをするので大丈夫かな。
「なにすんだよう」
ちなみに、ほっぺを突っつこうとすると、するりとかわされます。いやん。
暑いね雛さん、扇いどく?
「ん、いらない」
そんな、遠慮しなくても。
「んじゃあ、ちょっとだけ」
ほら! 魚が焼けましたよ。
ネコがつれましたよ!
撫でていると「あっちがいい、こっちがいい」と頭を擦りつけてくる雛さん。 必然的にごろんごろん転がることになるのです。
雛さんも飼い主もお天気も、なんだかどんより日和。 また明日からがんばるぞ!
ぐて〜。
今日は朝から病院へ行ったのでとてもお疲れです。 雛さんは来週、不妊手術を受けることになりました。
16日の早朝、雛さんはホイホイに引っかかりました。
朝っぱらからドタバタ音がするなあと思ったら……
これ、残骸。
雛さんがうっかり食べたりしないようにと考え、 敵に食させて退治する系をあえて避けたのに、何やってますか。
「やっちゃった」
手先の毛をすこしカットして事なきを得ましたが、 隠してあるホイホイを探しだしてまでやっちゃうのは、勘弁してください。
雛さんお得意の「遊ぼうよ顔」 じっと見つめる目が特徴。
雛さん、ひさびさの煮干。
「やっほう!」
待ちきれなさ満載です。
写真を撮るために粘ると、手まで一緒に食べようとします。それは違う。
「もっとくれ〜」
ごめん、ちょっとしかなかった。
今日はなんだかダウン気味。雛さんのお腹にぽふっと顔をあてたら、 抜け毛で鼻のあたまが痒くなりましたとさ。
「なにすんねん!」
ちなみに昨日の写真の間違いは、顔のラインが逆なことでした。 鏡にうつした雛さんを撮ったようです。
若旦那が撮った雛さん写真。さて、間違いはどこでしょう。
頭のあたりが。
雛菊です。今日も置いていかれました。 しかも、帰ってきてすぐにおやつをくれませんでした。不満です。
ここ掘れニャンニャン。何がある?
「おやすみなさい」
夏が近づき体を覆う毛が減っても、もあもあな雛さんの手。
狭い場所に無理にでも体をねじこんで、居場所を確保する雛さん。
「んにゃ?」
そういうときほど、可愛いらしさを装ったりするので困ります。
「がおー」
若旦那とお出かけの日。若旦那の実家で食事をごちそうになり、 ほくほくで家に帰り着くと、雛さんが拗ねていました。 そんな飼い主のお助けグッズ。
各種取りそろえております。
雛さんどれがいい?
「んー、これかな?」
よし、じゃあ緑にしよう。 端っこをぺりっとやぶってまずは匂いから。
どう匂う? 匂う?
「いいから、はやくよこせ!」
だめな子、雛さん。
「はい、撫でられますよ」
撮影、出演:夜更かしコンビ
この手は毛づくろい中だったのか、それとも「よう!」ってことなのか。
なんだか猫が巻いてますよ。そこは飼い主の椅子ですよ。
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