雛さん、雛さん。

　　　　「ほへ？」


ごめん、なんでもない。

コードで遊んじゃいけません。

　　　　「えーー」


なんでしょうか、その顔は。

家計簿などつけていると、

膝の上の雛さんに、レシートを取られるわけです。

で、どうするのかなあ、と見ていると、

やっぱりそのまま、寝ちゃったりするのです。わけわからん。

雪が降っています。寒いです。

ある椅子の上に、ご機嫌でくつろぎ中の雛さんがいました。

　　　　「ここがいいのよね」


そこへ、入浴を終えた若旦那が登場。

　　　　「げ、やばい」


場所を移動したくない雛さんは、寝たふりをすることにしました。

　　　　「起きてないよ。ほんとだよ」


もちろん、そんなわかりやすい狸寝入りが通用するはずもなく、
椅子はあっさり若旦那に取りかえされてしまいました。

　　　　「ヒナ、寝てたのに〜」

半年ぶりにお友だちと再会し、またまたお花をもらって帰ってきました。

　　　

ピンクのリボンがついていたので、雛さんに試着してみることに。

　　　　　

似合うじゃん。

抱っこ嫌いなくせに、抱き上げられてしばらくは気づかない雛さん。

　　　　「ふふ〜ん」


機嫌よく抱っこされているかのように見えるのですが、

　　　　「はっ！！」


われに返る瞬間、というものがあるらしく、

　　　　「いや〜いや〜」


そうなるともう、いままでのご機嫌が一転してしまいます。

　　　　「はなして〜おろして〜」


毎回同じパターンをくり返すのは、ただ鈍いのか、
実は自分でもなにが嫌なのかわかってないのか、どっちなのでしょう。

若旦那が席をはずしている隙に、お茶を失敬する雛さん。

　　　　「今のうちに飲んじゃえ」


せっせせっせと飲んでいる途中に、若旦那が戻ってきてびっくり。

　　　　「えっ？……早くない？」


悪いことをしている認識はあるようです。

　　　　「今だ！」


若旦那の食べている海苔に、横からかぶりつく雛さん。

　　　　「うんまー」


雛さんには海苔をあげなかった、などというわけではありません。
自分の取り分をしっかり食べた後で、人の分をヘチっているのです。

今年もいきます！　豪快に。

　　　　「んがーーーーー」

真剣な眼差しの雛さんを発見。

何を見ているのかといいますと、

　　　　スクリーンセーバー。


それって、楽しいの？

おこたマスターな雛さんは、

モコモコとおこた布団をかきわけて、頭だけ出してくつろぐのが好きです。

　　　　「極楽〜」


しかも、飼い主の通り道に頭を出すのが好きです。

明けましておめでとうございます！寒いですね。
雛さんも寒そうにしていたので、あれこれと掛けてみました。

　　　　もこっ。


最初、え〜ってな目で見てた割には、なんとなく気に入ったみたいです。

　　　　「あったかいかも〜」


今年も雛さんと若旦那と一緒に、ぼちぼち生きていきます。
皆さまにとっても、よい一年になりますように。　　　　　


【お知らせ】
2日〜5日まで更新をお休みします。次回更新は6日を予定しています。

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