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2ヶ月ほど前に次女の仕事場に入った子は、とても困ったちゃん。
何度言っても、覚えが悪い。すぐ忘れる。 しまいに「そんな事、言われてません」と堂々と主張する。 遅刻しても、言い訳ばかり。 「いつも電車だけど今日はバスで来ました。余裕を持って出たのに、 思ったよりバスが混んでいて、遅くなりました。タクシーに乗り換える? 私、生まれてから今まで一人でタクシーに乗ったことがないんです。 一人でタクシーなんて、乗れません」
その店舗でサブの役目になった次女は、仕事を円滑に進めるために工夫した。
雑巾には、 「最後に使った人は、洗って干しておく」とマジックで書いた。
レジカウンターの裏側には、やらなければならない事を付箋紙に書いて貼った。
それでも、その子は忘れてばかり。
店長さんも、次女も、ほとほと困っている。
彼女の仕事っぷりを聞いていると、お仕事をする能力が足りないのかな?と思う。 適材適所ってある。 彼女自身、一生懸命やろうとする気持ちが見える。が、出来ない。
ふいに、三女が中学生の頃の夏休み、勉強を教えていた頃を思い出した。
何度教えても、繰り返しても、 理解したはずなのに、次の日にはすっかり忘れ、 また一からやり直しだった三女。 ほぼ一ヶ月間、三女に数学と英語を教えた。 その時、私は理解した。 勉強ができるだけが、人間の価値じゃない。
まるで不治の病を抱えた患者のような様子で勉強する三女を見て、 「もう無理させるのはやめた」と思った。
全く勉強させないってんじゃないよ。 三女の能力に合った勉強でいいじゃないか。 力に添った高校にしたらいいやん。
現在、短大生になった三女は、バイトをしている。 絶対、ちゃんと仕事はできていないと思う。人に迷惑をかけていると思う。
いくら三女が、 「ボクチン、ちゃんと仕事できてるも〜ん」 とふくれてみせても、私は、信じない。 普段の生活の様子を見ていたら、わかるよ。
ファミレスの店長さん、ごめんなさいね。 三女を見ていたらストレスがたまるでしょう。 辛抱してね。 (三女は、たくさん怒られているらしい)
次女と一緒に働いている仕事ができない子も、三女も、 自分の能力に合った仕事をすべきだ。
けど、残念な事に、そういう仕事はとても少ない。 昔は、たくさんあった単純作業が、現在は機械がとって代わったからだ。
優秀な人は稀少だ。 普通な人が大半だ。 そして、ちょっと普通には手が届かなくて、 でも、日常生活はきちんとできる人たちって、 思った以上にたくさんいる。
そういう人たちの、受け皿的仕事が、世の中にもっとあるといいな。
人生を楽しく笑って過ごすために、 どんな人にもできるだけ平等に幸せが行き渡るように。
仕事をしなければご飯が食べられない世の中だから、 受け皿的仕事を増やしてほしい。 そういう仕事は、高齢者の方達の救いにもなると思う。
さて、それがどういう仕事かっていうと、 思い当たらん。(ばく)
★作成中★
大学で描いている三女の絵。 絵の後ろのイスとかも、絵なんだ。
あ〜、日記に三女ネタを書いたのがばれたら、大変なことになるな〜。 内緒にしておかないと…。
★スープカレー★
一時人気になったスープカレー。 ルーを生協で購入。けっこう辛い。 サラダは、三女の彼氏がトマトアレルギーなのでトマト抜き。 ・インゲン、ブロッコリー、チーズ、枝豆、レタス、キュウリ入り。
男の子の食欲には驚かされる。
どんぶりご飯を食べたあとで、どんぶり卵かけご飯を完食だ。
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