こんなときだから

会えなくても仕方ない

でも

こんなときだから

会って
ホッとしたい


彼が足りない・・・



気持ちは繋がっているし
会えなくても仕方ないって思ってるけど

やっぱり会えないと
足りない、足りない・・・


衝動的に

蒼くんが足りなーい！

ってメールした


偶然にも休みの日は被ってた

だけど行き帰りのことを考えて
給油できなかったら・・とか
地震が起ったら・・とか
鉄道も停電で止まっちゃうし・・・とか
お互いいろいろなことで躊躇してた

だけどやっぱりなんとかして
その日に会おうってことになった


もちろん朝からとか
前日からとかは無理で

彼は仕事場に顔をだして
午後には出れる
早く出られる可能性もあり

ってことだったんだけど

朝になって

昼は無理で
夕方も確定ではないって状況になっちゃって


だから無理するのはやめようって言った



夕方からでもって思ったけど

だけど
そう約束して
どんどん時間だけ過ぎることに
彼がイライラしたらイヤだって思って
会えるようになったら連絡して！って言うのはやめた


そして夕方６時

今から出れるけど・・・

って彼からメールがきた


一緒に居られる時間は少ないけど
当初より場所を少しこちら側に変更して
時間的中間地点じゃなくて
距離的中間地点で会おうってことになった


待ち合わせの具体的な場所は決めてなかったから
近づいたところで


某コンビニで・・・って
メールしたら
同じタイミングで彼からも
同じメールが・・・


ほとんど同じ時間に到着して
私の車はパーキングに駐めて

彼の車に乗ってＬＨへ


部屋に入って
抱きしめ合った


言葉で表すのは難しい
あのときの感触・・・・
ほっとするあの感じ

彼の抱きしめ方に
彼の気持ちを感じる・・・

会いたかった・・・って
抱きしめ合って
確かめ合って
ホッとして

お風呂に入って
食事を頼んで
食べて

sexして


ホテルを出るときに


何度もハグして

やっぱりホッとするね・・・って
離れたくないね・・・って

一緒に暮らしたいね
一緒は無理でも
歩いて行ける位の距離に暮らしたいね

って
お互いに
そう言ってた




私の車を駐めてあった駐車場で
離れがたくて
ハグしてキスして・・・



そうして
帰路の車を運転してて


彼が抱きしめてくれた感触を思い出して

彼が私を抱きしめて
ホッとしてくれてたあのときの
彼の・・・
彼の気持ちもそのことで
安まっているんだと感じたことで


気持ちだけじゃなく

身体があって
抱きしめあえる
触れることで安心できる

そんなことをしみじみ感じた夜でした

会いたい気持ち

きっと同じ


なんとなく
落ち着かない気持ち
きっと同じ





梅の時期だね

桃の花の頃には
落ち着いているかなぁ

会いたい


うん・・・会いたい

落ち着かない・・・
直接の被害なんてないのに
なんだかぞわぞわする



おはよ
停電でたいへんだね
大丈夫？

存在と気持ちが有り難いよ
ありがとう

地震の前に
約束していたデートは

停電で鉄道が動いていないとか
ガソリン不足で帰れなるかもとか

そんな理由で取りやめ


そんなに遠距離ってわけじゃないけど
なにかあったら
歩いては帰れない距離だから
いまは会いにいけない

会えないね・・・



こんな不安な気持ちになったとき

一緒にいたいのに

地震と同時に停電になって

最初に心配になったのは子どものこと
そして彼のこと

こどもとはすぐに携帯で話せて無事が確認できたけど

停電になったから
状況がわからず

彼とは連絡がとれず
（いつもメールがすぐ帰ってくるわけじゃないし）

田舎の
広い敷地内にある仕事場だから
周りがどうなっているのかもわからなかったけど

職場の駐車場で車のラジオと
ツイッターで情報を得る

大きな地震があった･･･としか
わからなかった

私のところも
彼の居場所も被害はなさそうだった

地震にあって
すぐに送ったメールは
夜になってから
やっと送られたようで

彼からのメールも
彼が送信してから
４時間くらい経って
私の携帯に届いた


心配していても
歩いては会いに行けない距離

車で行く道に慣れたせいか
距離が短く感じられていたけど

実際は
車が無ければ会いにいけない距離なんだって
強く感じた

初めての場所で待ちあわせ

ネットで下調べした無料のＰに彼の車を駐めて
私の車で初めてのスキー場へ

前日に雪が降ったのと
暖かかったので
雪はふわふわで少し重め

なのでロングランはやめて
グラトリの練習

180のやり方を教えて貰う
雪が柔らかいから怖くなくて
楽しく試せる

お昼はお弁当
急いで作ったおかずだったけど

彼はおいしい！って言って喜んでくれた

午後も
私が彼が教えてくれるやり方を
とにかく試してやってみるから
またいろいろ考えて
いろんなやり方の見本を見せてくれたりして

時間いっぱいまでたっぷり滑った


そして

これからどうしよっか・・・って

次の日、彼は仕事
私はお休みで・・・

どこかで夕食食べてＬＨ？

って彼は思ってたみたいだけど

LHに使うお金を考えたら
彼のウチまで一緒に行って
浮かせたLH代で
私が電車で帰れば

彼が仕事に行くのに
支障が少ない

って提案して

私の車を駅のパーキングに入れて
彼の車で彼の部屋へ行くことにした

途中の定食屋さんで晩ご飯
それから彼が部屋を片付けている間
私は車でウトウトして

彼が入れてくれたお風呂に一緒に入って

えっちして
一緒に眠った

いつもしてるときに思うけど
本当に心が安まるというか
こんなセックスがあったんだな・・・って
温かくて深くて優しさに満ちていて
愛に溢れてる

そんなセックス

朝
彼が仕事に行って

私はいつもどおり
洗濯と部屋の掃除をして

電車で帰路へ

彼が余分にお金を渡してくれたので
特急に乗ることができた

愛と優しさと思いやりと
いつもいつもたくさん感じさせてくれる彼に感謝

お互いにいつも

ありがとう

って言ってる

偶然重なったお休み

デートは当然スノボ

彼の仕事が早めに終るので
（・・・と言っても夜9時過ぎなんだけど）
そのままこっちに来て

朝一緒に出かけることに・・・


夜12時半
私がお風呂に入っているときに
予定通り彼が到着

入れ替わりに彼がお風呂に入り

薄い水割りを飲んで就寝

･･･のはずが

一緒にベッドで横になって
キスしていたら
止まらなくなる


でもスノボのことを考えると
ここでエッチしちゃいけない･･･って
お互いに思っていて


だから最後まで行かないけど
でもキスが止まらない


彼の手が背中に触れる
快感と安堵感が混ざり合う

彼が触れると
快感と安堵感
どちらも感じる
気持ちいい

眠ってしまいそうな安堵感
このままどんどん気持ちよくなっていきたい快感




だんだん気持ちも快感も盛り上がって

・・・でも最後の最後は
ぐっとこらえて


なんとか就寝


朝、やっとの思いで起きて

夕べの残り物を少しだけお弁当箱に詰めて
スキー場へ出発


やっぱり一緒に滑ると楽しい

トリックを教えて貰ったり
ボードを取り替えっこして滑ったり

いつもいつもそうだけど
一緒に過ごせること
楽しく過ごせること

彼がさりげなく私を想ってくれてて
それを感じられること

本当に感謝

有り難いなぁ･･･って思う

私ももっと
彼が喜ぶことをしてあげたい

彼の喜ぶ顔や
ほっとする顔を見たい


お昼休憩は持っていったお弁当を食べて
ゆっくり長めに休憩

それからリフト終了まで滑って

家に戻ってから
車２台で１時間くらい走ったところのＬＨへ

彼は私の家に近いところで良いよ

って言ったけど

彼の帰り道を考えると
少しでも彼の家に近づいておきたくて

ほぼ３時間の道のりの
こっちから１時間ちょっとの場所
彼の家までは2時間弱


ＬＨで抱き合うと
昨日の寝不足と
スノボの疲れと
このまま眠りたいって思う

でも抱き合って
繋がる感じ

解け合う感じ

眠気と混ざり合って
ふわふわ・・・

そして

スキー場でリフトに乗っているときから
一つに溶け合いたいって思ってたなぁ･･･
溶けていく感じは
どんどん淫靡な雰囲気がなくなって
安堵感の方が増していく


そして彼に気持ちよくなって欲しいって思う

昨日は彼は我慢してたから

彼のを口で･･･

彼は顔が近くにあった方がいいから
しなくてもいい･･･

って言うけど

私がお口ではじめちゃったら

止められない･･･気持ちいい・・・

って・・・


そして見つめ合って
繋がって
ゆれて
逝って



ＬＨで４時間
あっという間だった

それから
携帯で話しながら
お互いの帰路へ

午前３時半に無事帰宅

楽しかった
ありがとう

お互いにいつも言ってる言葉

本当にありがとう

いつもいつも・・・

別れ際に

またすぐに会えるね・・って

彼が言ってくれて
うれしい・・・

ようやく自分の来月の公休日が決まって

それを一応、報せておこうとメールしたら


彼の前半のお休みと２日重なってた

(連休じゃなくて２回）

合わせた訳じゃなく一致




偶然かもしれないけど
でも
何かの力に護られてる気がする
ちゃんと会えるようにしてもらえた気がする


ちゃんと愛し合ってるから
後で護ってる者が
ちゃんと会えるように
調整してくれてるように感じる


彼のメールも

当然２日とも会う気でいる感じ


それも嬉しい