小さな駅で待ち合わせ

おにぎりだけ作っていったから

近くのお弁当屋さんでおかずだけ買って

お花の公園へ


見たかったお花はほとんど終わりで

残念だったけど


高台から見下ろす景色と

木の下で食べるお弁当がゆったりした贅沢な時間に思える



おにぎりだけでも手作りの物は贅沢な感じがした・・・


持っていったお茶に移ってしまった水筒の匂い

プラスチックな匂いで

二人とも遠足を思い出した


そして


子どもの頃のお弁当なんて
お母さんの手作りだったけど
ありがたみなんて感じてなかったね〜


不思議だね


こういう感覚を共有できるってうれしい

みんな感じているのかな･･･

だけど今までそういう状況がなかっただけ？



入るとき入り口のベンチに座ってた、

園内をちょっと教えてくれたおじさんに


「将来の話はしたか？」・・・って


冗談ぽく訊かれた


ほら、そう見えるんだよ


って彼・・・


私がいつも歩いているときに

保護者と子どもに見えないかなぁ・・・

って気にしているから


ＬＨで・・・

行かなきゃいけない時間になって


だけど彼が

まだダメ・・・
もっと会いたいよ

って言って

抱きしめて、しばらく放してくれなかった








夜の入り口

彼を駅で降ろして

短時間のデートは終了

帰路

駅のポスターが雪国から花見に変わってたよ。
桜の花の色はね、ユリさんと見て初めて認識したんだ、
桜色 って

なんてゆうかね、ただのピンクでしかなかったんだ。
嫌いな季節の花だったから余計に、意識の外においてたとゆうか。

今、目を閉じると桜色が浮かぶ
むしろ曇り空に栄える桜色

好きだな、桜のあの佇まいとゆうか。

ありがとう

こんちわ

メール、少なくてごめんね

昨日、ユリさんが持ってきた
茶色いバスタオル借りたよ
ユリさんのにほひがした、
いいにほひ