今朝、明るくなったので運動場の金網のそばに生えている植物を観察した。 ここのところ植物たちも暑さで日中はダラリと下を向いてしまっているが、 今朝見た野菊の花は朝露をたくさんつけて、とても気持ちが良さそうだった。
ボクも最近は植物たちの気持ちがよくわかる。 ここのところ日中は驚くほど暑いので、ボクも朝の散歩以外はずっと日陰で ゴロゴロして過ごすことにしている。 その代わり、早朝と夕方には1日のパワーを全部使い切るべく、とても活発な 犬になるのだ。
野菊もこの時間はジリジリ太陽に照らされることもなく、とても快適なのに 違いない。 まるで「朝露気持ちいい!」と言うように片手をあげているように見える。 朝露を付けて朝日を浴びている植物はとてもきれいなのだ。
おととい日記を書いたはずなのに、アキコがネットにアップする作業を 忘れてボクの日記がなくなってしまったらしい。 暑い中せっかく日記を書いたのにひどいアキコである。 仕方がないので、もう一度書くのだ。
ボクの運動場(ボスとアキコの工房)の、細い道を挟んだ向かい側には 小さなお釈迦様のお堂がある。 ここに大きな柏の木が生えているのだ。
柏の葉っぱはすごく大きくてステキな形をしている。 アキコはこの葉っぱを見る度に柏もちのことを考えるらしいが、ボクは そんなに食いしん坊ではないので、柏の葉っぱのゲイジュツ的な形を 鑑賞しているのだ。
この柏の葉っぱは、春に一度葉っぱが出たのに、最近また枝が伸びて 第2段の新しい葉っぱがどんどん出てきている。 春に出た葉っぱも緑が濃くてきれいだが、新しい葉っぱの黄緑色は 鮮やかでとても美しいのだ。
この葉っぱを帽子代わりにかぶったら涼しくて気持ちがよさそうなのだ。 今度アキコに頼んで柏の葉っぱの帽子を作ってもらおう。
コンクリートジャングル暮らしはつらいぜ、ということで、今日ボクは 久しぶりにアキコと草むらに遊びに出かけた。
でも、数日前まで草がフワフワに茂っていた草むらも昨日今日の日差しで すっかりカサカサの草むらに変わってしまった。 自宅の庭はボクが涼しくなるようにと毎日水を撒いていたので夏でもそれ なりに草がフワフワしていたが、水を撒いてもらえない場所の草はノドが 乾いて大変そうである。
今日ボクが見た草むらで元気な姿をしていたのは、写真のハルジョオン (つぼみが下を向いているのでハルジョオンだと思ったが、もしかしたら 暑くてつぼみが下を向いてしまったヒメジョオンかもしれないのだ)と 日陰に生えていたカタバミだけである。
しばらくは植物も花を咲かせるのはお休みの、夏休みかもしれない。 梅雨が明けたばかりだが、早くも夏の終わりが待ち遠しくて仕方がないのだ。
何やら梅雨が明けたような気がする昨日今日である。 ボクの新しい住まい、運動場は自宅の庭と違ってコンクリート張りなので、 日差しが強いと暑いのだ。 広い運動場は最高に楽しいけれど、ボクもアキコも少しだけ「草が生えた 庭」が恋しい今日この頃なのである。 毎日「このコンクリート剥がせないかな」とアキコが言っている。
毎日アキコが何度も水を撒いてくれるのだが、水を撒いてもあっという間に 水が蒸発してしまう。 コンクリートジャングルな運動場だ。
ボクはコンクリートジャングルで乾いた男になっていくのか、と思いきや、 アキコがボクに直接水をかける攻撃に出るので、ボクは乾いた男にはならず、 毎日、水もしたたるいい男になっているのだ。
今日は、アキコがお隣の田んぼからボクの運動場を写真に撮った。 運動場の向こう側にあるのは「ケンシャ(犬舎)」という建物で、ボクが 気に入れば2棟ともボクの家なのだ。 でも、ボクは外が好きな犬なのでわざわざ外に小屋を置いて外に住んでいる。 暑くても建物の中には入らず、小さな小屋の陰でゴロゴロして過ごすのだ。
ボスとアキコが仕事をしている工房よりも広い建物がボクだけのものなので ちょっと誇らしいけれど、ボクは建物の中は好きではないのだから仕方がない。 そのうち、ボスが住みたいと言ったら貸してやろうと思っているのだ。
今日もマイマイ遊びに余念のないボクであった。 暑い時間に遊ぶとボクもアキコも暑くてたまらないので、今日は 朝5時にたっぷり、日中は少しだけ×3回、日暮れ時6時半から7時半に かけてまたたっぷりと遊んだのだ。
アキコと遊んでいるとどこからかヒグラシの声が聞こえて来た。 ヒグラシの声が聞こえてだんだん空が暗くなりはじめ、そして空気も 少しずつ暑さを失っていく、そんな夕暮れ時がボクは大好きである。 今日はきれいな夕焼けを見ることもできた。
残念ながら遊びすぎてアキコが写真を撮るタイミングを逃してしまった ために、かなり暮れてしまってからの写真で、きれいな夕焼けの色を 撮すことができなかった。 ついでにボクを撮った写真もボケボケである。 でも「今日もマイマイ遊びの写真ではいかん」ということで、こんな 写真だが、日記に使うことにしたのだ。
これからどんどん暑い季節になるけれど、日中暑かった日ほど、こんな 気持ちの良い夕暮れを過ごすことができる。 明日も晴れて、マイマイ三昧の1日を過ごすことができるといいな。
工房に引っ越して来たというのに、危うく3日坊主以下の2日で日記を サボりはじめてしまうところだった。 ここに引っ越して来て以来、何かとボスとアキコが遊んでくれるので 日記どころではない忙しさなのだ。
今日もボクはマイマイ遊び(アフリカマイマイのぬいぐるみを投げて もらって、ボクが取ってくる遊びだが、説明すると長いのでこれからは 「マイマイ遊び」と呼ぶことにする)に夢中だった。
アキコがいつもカメラを持ってくるので、いよいよ植物観察に散歩にでも 出かけるかなと思うのだが、ボクがついついマイマイ遊びがしたくて マイマイを見つめてしまうので、アキコもついついマイマイをつかみ、 投げ、そしてボクがマイマイを取ってくる・・・ということを繰り返して いるうちに散歩に出かけるきっかけを失ってしまうのだ。
このままだと毎日ボクがマイマイをくわえて走り回っている写真ばかりの マイマイ日記になってしまいそうなのだ。 「明日からは3連休でゆっくり仕事ができる」とボスが言っていたので、 明日こそはマイマイ以外の写真付きで日記が書こうと思う。 (でもマイマイ遊びも欠かさない予定なのだ。)
工房に引っ越して2日目、ボクは新事実に気がついて驚いた。 いつも庭から見上げていた「てっぺん杉」は、実はボクの運動場のすぐ横に 生えていたのだ。
自宅の庭から見た時は気がつかなかったが、てっぺん杉は自宅の庭のちょうど 反対側がかなりハゲ始めている。 でも、動場から見てもてっぺん杉は大きくて、風が吹くと良い音を立てる。 そして、たくさん鳥が遊びに来る。
運動場でオシッコをしたらてっぺん杉の養分になりそうだと思ったので、 てっぺん杉に栄養を施そうと足を上げたらアキコに 「てっぺん杉まで飛ばすのは無理だからダメ!」 と叱られてしまった。 栄養を施すことはできないらしくて残念である。
でも、これからは今までよりもずっと近くでてっぺん杉を見ることができて とても嬉しい。 これでボクもてっぺん杉に遊びに来る鳥や、てっぺん杉に住んでいる虫たちと 友達になれそうなのだ。
いやいや、ビックリしたのだ。 何がビックリしたって、前回日記を書いた時はまだ寒い季節だったことなのだ。 今や暑くて暑くていられないようなジメジメの梅雨。 季節が過ぎるのは本当に早いのだ。
ところで、今日ボクは引っ越しをした。 自宅の庭から、ボスやアキコが仕事をしている工房の運動場に引っ越したのだ! 本当は先週末に引っ越す予定だったのだが、雨が激しかったのでなかなか引っ越す ことができず、本日7月14日、めでたく無事に引っ越しができた。
自宅と違って工房に住むと何が良いって、それは「鎖付き」でなくなることなのだ! 工房は全面何かで囲ってあるので、ボクに鎖が必要なくなったのだ。 今まで「持って来い」の遊びをする時もボクの鎖が届く範囲でしか遊べなかったが、 これからは遠くまで投げてもらったオモチャを取りに走ることもできる。 それに、ここに住むと、ボスやアキコが時々出てきて遊んでくれるのだ。 なんと素晴らしい環境なのだ!ビバ、工房!ビバ、引っ越し!
今日は気分が良いので、ボクがボスと「アフリカマイマイ」(本当はチョココロネ というものの形らしい)のおもちゃで遊ぶ姿の写真を3枚付けてしまうのだ。
これから日記もたくさん書けそうな予感でいっぱいなのだ。ふふふふふ。 運動場のコンクリートの隙間からたくさん草が生えているのは、この際見なかった ことにしてクダサイ。 「自然の生命力」にボスやアキコが負けている証拠なのだ。
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