今日も晴れているのに寒い1日だった。 でも気温が低くてもおひさまが出ているだけでとても暖かい。 おひさまの光は偉大なのだ。
まだまだ寒いけれど、最近おひさまの光が強くなった気がする。 庭の草の葉に当たった光が強くなると影ができて、なんてことのない 草の葉っぱもとてもゲイジュツ的に見えるのだ。
もしかしたらボクにおひさまの光が当たるとボクもゲイジュツ的な 犬に見えるだろうか。 寒いからと言って小屋の中で丸くなるのはやめて、これからは たくさん日に当たってもっとゲイジュツ的な犬になろう!
昨日までは暖かかったのに、今日はなんとなく寒い1日だった。 土曜日と日曜日はアキコは仕事はお休みだと言っていたのだが、 今日は朝から工房に出かけてしまった。 でも日中ときどきボクの庭に戻ってきてボクと遊んでくれたのだ。
ボスとアキコが出かける時はいつも車で出かけていたので、帰って 来る時は車のブーという音ですぐにわかったのだが、工房は歩いて 行けるので、ボスとアキコは最近よく歩いて工房と家を行き来する。
ボクは庭に入ってくる細い道に人が歩いて入って来る音を聞いたり した時は必ずワンワン吠えて番犬の仕事をしていたのだが、最近は 歩いて入って来るのがボスやアキコのことがある。 他の人とボスやアキコの足音を聞き分けるのはても難しいのだ。
今日は間違ってアキコにワンワン吠えたら、アキコに笑われて しまったのだ。
写真はボスとアキコの足音とはまったく関係のないハコベの花だ。 庭の鶏たちはこのハコベが大好きなのだ。
今朝は霜が降りる代わりに露が降りていた。 とても暖かい夜だったのだ。
草花にいっぱい水滴がついている朝がボクは大好きだ。 歩くと足がびしょ濡れになってしまうけれど、ボクが世の中で 一番きれいだと思う「水滴がついた草花」でボクの世界が いっぱいになるからなのだ。
今朝はとてもきれいな水滴つきの草花がたくさんあったが、 その中でもボクが一番気に入ったのは、名もないような イネ科の草についた水滴だ。 水滴を覗いてみると、全部の水滴の中に青空と雲が入って いるのだ。
今日ボクは美しいものをたくさん見ることができてとても ゴキゲンなので、特別にボクが気に入った水滴つき草花の 写真を3枚付けてしまうのだ。
今日は久しぶりに雨が降った。 大粒の雨がたくさん降って、カチカチに乾いていたボクの庭の地面も しっとり柔らかくなった。
なんとなくいつも見逃してしまうが、ボクの庭の石や古井戸の周り、 それから古い木の幹にもコケがいっぱい生えている。 今日は雨が降ってジメジメしたので、コケでも観察してみようかと 思って石の上を這って伸びているコケを観察した。
コケの名前がわかるとさらに興味が沸くのだが、残念ながらアキコは コケの種類は全然わからないのだそうだ。 このコケは何というコケだろう。 ふかふかしていて、小屋の中に敷いて寝たら気持ちが良さそうな気が する。 試しに少しボクの小屋に移植してみようかな。
ボクは四つ足で歩いているので、散歩中はもっぱら下の方を 見て歩くことが多い。 だから、ボスやアキコが気づかない小さい花が道ばたに咲いて いることにもすぐに気がつくのだ。
高い木に花が咲いていることにはなかなか気がつかないのだが、 この季節、ボクにも花が咲いていることがわかる花がある。 それが写真のツバキなのだ。
ツバキの花は咲き終わると花の形のままボトンと下に落ちる。 だから上の方にツバキが咲いていることがボクにもすぐに わかるのだ。
ツバキという漢字は木へんに春と書いて椿。 とっても素敵な名前なのだ。 まだまだ寒い季節だけれど、探してみると小さい春がまわりに 少しずつ増えてきたのだ。
今日ボクは庭の隅に顔を出したフキノトウを見つけた。 ボスとアキコがまだ山で鶏を飼っている頃、小さいボクは フキノトウ探しの名人と言われていたのだ。
あの頃ボクは小さかったので、フキノトウを見つけるとアキコが ほめてくれるのでいい気になって、見つけたハシからフキノトウを みんなかじってしまったのだ。
今のボクはオリコウなのでフキノトウをかじったりしない。 今は写真を撮る時にアキコが「食べ頃だわね」と言うセリフに ドキドキしながらフキノトウが採られず無事に花を咲かせることを 願う自然派の犬なのだ。
今日はアキコもフキノトウを採ったりしなかったのでボクは ほっとしている。 こんな寒い季節に頑張って顔を出したフキノトウを採ってしまう なんてやっぱりできないのだ。
昨日の夜は冷え込んで寒かった。 でも星が驚くほどきれいに見えたので、工房から帰って来たアキコと 一緒にきれいな星空を楽しんだ。
青っぽい星、赤っぽい星、いろいろあって、みんなすごく瞬いていた。 ついでに流れ星もたくさん見えた。 星が瞬いて見える時は上空の気流が激しく動いているそうなので、 きっと星も強風で吹き飛ばされたのだろう。
とてもきれいな星空だったのだが、アキコのしょぼいカメラでは星は 撮影できないので、今日の日記にはボクの庭の様子を撮した動画を つけておくのだ。
最近、猫のあんちゃんが鶏小屋の横でひなたぼっこをしていて、 アキコが庭に出てくるとニャーニャーとおいしいものをねだるので ボクはとても困るのだ。
朝晩寒い日が多い季節だが、ここのところ昼間はとても暖かくて 気持ちがいいのだ。
最近、ボスとアキコは自宅ではなく近くの工房に出かけて仕事を しているので、アキコがちょこちょこボクをかまってくれなくて ボクはちょっぴりさびしいのだ。 でも、この前ボスが鶏にはもう番犬がいらなそうだと言っていた ので、近いうちにボクも毎日工房に連れて入ってもらえるかも しれないのだ。 工房には大きな運動場があるので楽しみである。
今日はそんな日を夢見ながら一人で庭をウロウロしていた。 そして、庭の隅に満開の花を見つけたのだ。 こんな季節に茶色いマーガレットが満開だ! と思ったら、これは小菊の綿毛が飛んだ後のガクだった。 そういえば前にもこれを新種の花と間違ったことがあったのだ。
でも、本当に花が咲いているみたいでとってもきれいである。 工房の運動場から色とりどりの花を眺めることができる日が 待ち遠しいのだ。
ここのところ暖かい日が続いていたのだが、今朝は少し寒かった。 霜で庭が白くなってしまうほどではなかったものの、北側の斜面に 生えた草花にだけうっすら霜が降りていた。
ここ数日の暖かさでボクの庭の隅っこで花を咲かせたホトケノザの 花にも霜が降りてしまった。
でも、このホトケノザは霜が降りても元気だった。 ボクが覗き込んだ時、寒さを吹き飛ばすために空手の寒稽古をして いる最中であった。 葉っぱが凍っているにも関わらず、シュッシュッと音を立てて切れの ある技を繰り出していた。
寒さに負けず元気な草花を見るのはとても楽しい。 この調子で寒さを吹き飛ばして、早く春を呼んで来てほしいのだ。
今日の日記のタイトル「スーパーリンペイ」は空手の形の名前なのだ。 昨年ボスとアキコがテレビでたまたま空手の大会を見て、この形の 名前が気に入っているらしいのだ。
17日の日記にもちょこっと書いたが、最近うちの鶏小屋には 鶏だけではなくスズメが10羽くらい住んでいる。 実際には近くの藪の中に巣があるらしいのだが、スズメたちは 鶏小屋に住んでいるのではないかと思うくらい多くの時間を 鶏小屋で過ごしている。
鶏がスズメを気にしないので、スズメたちは鶏がいても何も 気にせず鶏の餌を食べたり水を飲んだりする。 ボクもスズメのことを追い払ったりしないので、スズメたちは ボクのこともまったく気にしない。
唯一スズメたちが気にしているのはボスとアキコだったのだが、 最近はボスやアキコが鶏小屋の横を歩いても、庭に架かっている 電線の上にちょこっと避けるだけで、すぐに鶏小屋に戻って来る。 そのうち、きっとボスやアキコが小屋を覗き込んでも気にせず 餌を食べるようになるのではないだろうか。
写真はアキコが庭に出たので、ちょこっとだけ電線に避けた スズメたちなのだ。 「鶏の餌なんて食べてないもん」 と言いそうな知らんぷりっぷりがなかなかの図太さなのだ。
今日も驚きの暖かさだった。 昨日の夜の間に雨が降ったので、いつも早朝はコチコチに冷たい地面が フカフカで、暖かいと感じるほどだった。
昨日と今日の驚きの暖かさと恵みの雨で、地面からはたくさんの イッチョマエ君が顔を出した。 すでに顔を出していたイッチョマエ君は昨日1日でぐんと背を伸ばした。
暖かくて気持ちがいいと植物も笑っているように感じるから面白い。 写真のイッチョマエ君もどこにも顔がないのに、確実に笑っている 気がするのだ。
どこからかカエルの鳴き声も聞こえている。 カエルも春が来たのと勘違いして冬眠から目覚めてしまったのだろう。 寝ぼけたカエルの声もどこか笑っているような声に聞こえる。
まだ1月だということを忘れてしまうような暖かいお天気のおかげで ボクの庭は笑い声や笑い顔でいっぱいなのだ。
今日は驚くほど暖かかった。 毛布の上にゴロンと寝転んでいるだけでポカポカと暖かくて 眠くなってくる。 この季節に、こんな暖かい日があるとはありがたいことなのだ。
どこからか聞こえてくるピーヒョロロというトンビの声も今日は 子守歌に聞こえてくるようだった。
眠い目を開けて空を見上げてみたら、トンビが気持ちよさそうに 飛んでいた。 でも、風が強かったので同じところをグルグル旋回することが できなくて、カラスウリのツルのような形に飛んでどこかに 飛ばされて行った。 ボクはバカらしい飛び方をしているトンビを大いに笑ってやった。
が、しかしトンビを笑ってから起きようとしたら、ボクも風に あおられた毛布の間にサンドイッチ状態になっていた。
トンビも毛布の間でサンドイッチになって寝ているボクを笑って いたのかもしれないのだ。
今朝は寒かった。 ボクの庭にも霜が降りて一面真っ白になったのだ。
霜が降りた日、地面はカチカチに固くて足もジンジン冷えるのだが、 霜が降りた植物を観察するのはとても面白い。 今朝はクローバー畑の真ん中に咲いて、昨日綿毛をつけたタンポポも 霜をかぶって面白い姿になっていたのだ。
今朝は寒かったが、昼間は暖かくなったので、この霜降りタンポポの 綿毛も乾いて、綿毛は無事に近所のたんぼ道に旅立って行ったのだ。
綿毛で飛んだ子供のタンポポは暖かくなってから芽を出して、春に 気持ちよく綿毛を広げられるといいな。
ちなみに霜が降りた日、霜柱と呼ばれるものが地面にできるのだが、 ボクが踏んでも霜柱は割れない。 ボスやアキコが踏むとザクザク音がして霜柱がつぶれるので、とても 羨ましいのだ。
寝る時の布団には誰でも何かのコダワリがあると思う。 もちろん、ボクも小屋の中の布団にはコダワリを持っている。
ボクがまだボスの家に来たばかりの頃は王子様の布団で寝ていた。 王子様の布団は小屋の天井に頭が届いてしまうくらい分厚くて、 それはそれはフカフカだった。
でも昨年10月シニアになったボクはもうそんな布団では寝ないのだ。 布団はフカフカな方が良いとは限らない。 ボクのコダワリは布団の質ではなく、形なのだ。 夏と冬の布団の好みはもちろん違う。 ボクの真冬の布団へのコダワリはこうである。
まず、小屋の入り口は高めに土手があると良い。 これは枕にもなるし、寒い時は土手の後ろに隠れて寝ると 冷たい風を防いでくれるという役目もある。 それから奥は布団が薄すぎず厚すぎず、適度に低めに敷いて あるのが望ましい。 できれば丸くなったボクがすっぽり入るような丸い凹みが あるのがベストなのだ。
いつもボクが理想の形に布団の形を変えるので、最近はアキコが 布団を取り替えてくれる時にボクの好みの形に布団を敷いてくれる。 写真の布団がボク好みの布団の形なのだ。
ちなみに手前に敷いてある足拭きタオルは雨の日に布団が濡れて しまうと洗濯が面倒なのでアキコがつけたオプションなのだ。
この布団で寝れば、外でもとっても暖かく眠れるのだ。
ボクはニワトリの番犬としてボスの家にやってきた。 毎日頑張って番犬をしているのだが、どう考えてもニワトリたちが 何かに襲われる危険は無いように思う。 だって、「チビ」と呼ばれているオスですらちっともチビではなく、 ボクより大きいと感じるくらいなのだ。
ちょっと鶏小屋を覗いて見ただけで写真のような顔でこちらを睨む。 こんなおそろしい生き物を一体何の動物が襲うというのだろうか。
このチビは今年の4月で5才なのだ。 5年前の4月、卵くらいの大きさでピーピー鳴いていた可愛いヒヨコが 5年でこんな姿になるとはすごいことなのだ。
ちなみにうちの鶏小屋は今、ニワトリの小屋なのかスズメの小屋 なのかわからないくらい、スズメがいっぱい餌を食べに来る。 ニワトリたちはこんなに恐ろしい顔をしているくせに、スズメが 餌を食べたり水を飲んだりしてもちっとも怒らない。 スズメの100倍くらい大きいくせにスズメと一緒に仲良く餌を つついたりしているのだ。 ボクは最近何の番犬をしているのかわからなくなってきたのだ。
かわいかった頃のチビ↓
年が明けて16日も経つというのにこれが最初の日記とは、ボクもすっかり サボり癖がついてしまった。 でも、今年はサボらずにできるだけたくさん日記を書いてみようかと思う。 今年ボクは「サボラナイ犬」を目指すのだ。
ところでボスとアキコは昨年引っ越したままちっとも使っていなかった工房に パソコンなどを移して、今年になってようやく工房で仕事をするようになった らしい。 時々ボクも工房の運動場(もともと犬がたくさんいた家なので、大きな犬用の 運動場があるのだ)に連れて行ってもらって大いに走り回っている。
工房の目の前にはお釈迦様のお堂があって、そこに大きな柏の木が生えている。 写真の木がその柏なのだ。 今は枯れてしまった大きな葉っぱがたくさんついているが、春になると緑色の 大きな葉っぱがいっぱい出てきてとても美しい姿になるので、柏の葉っぱが 出たらまたアキコに写真を撮ってもらおう。
それにしてもここのところ寒いのだ。 早く柏の木が大きくて緑色の葉っぱをつける季節になってほしいのだ。
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