ゲンゾー日記
2008年03月31日(月)  オットセイ似 

桜が咲く季節だというのに、昨日も今日も雨降りで肌寒いのだ。
ボクはあまり肌が出ていないのに寒いので「肌寒い」ではなく「毛皮寒い」
と言うべきだろうか。
とにかく明日から4月だというのに寒いのだ。

最近、雨が降る日は雷が鳴ることが多い。
この前雷が鳴った時、ボクにほっかむりを巻くのが遅くなったためにボク
が怖くて眠れなかったというので、今日は朝からほっかむりを巻かれた。
朝からこの格好ではたまらないのだが、それでもボクのために巻いてくれ
たほっかむりなので、オリコウなボクは1日この格好で過ごすことにした
のだ。

ほっかむりを巻いたボクを見て、アキコは「犬とオットセイは似ている」
と思ったらしい。
ボクはオットセイを知らないが、ボクに似ているくらいだからきっとすご
く格好いい動物に違いないのだ。


2008年03月29日(土)  昼寝の日 

今年も桜が咲いたのだ。
さすが日本の花の代表なだけあって、桜の花は見事なのだ。

昼寝の途中で目が覚めて、きれいな桜が目に飛び込んでくると、とても
幸せな気分になる。

ポカポカ暖かいし、桜の花はきれいだし、この季節はやっぱり気持ちが
いいのだ。

ボクや鶏たちが庭で昼寝をしていると自分まで眠くなってしまうとアキ
コが苦情を述べていたが、こんな気持ちのいい日に昼寝をしないなんて
考えられないのである。
3月29日は「昼寝の日」にして、日本にいる人は全員昼寝をして過ご
すことに法律で決めたらいいのだ。


2008年03月28日(金)  タネツケバナ 

今日はまたまたアキコと虫メガネで植物の観察をしたのだ。
今日観察したのはタネツケバナである。
タネツケバナは、寒い時季からボクの庭や裏の田んぼでたくさん花を
咲かせているのだ。

遠くから見るとただ小さい白い花がちょぼちょぼ咲いているだけのよ
うに見えるのだが、近くで見るとタネツケバナの花もなかなか美しい
花なのだ。

白くて丸い花びらがとてもかわいいのだ。


2008年03月27日(木)  てんとう虫 

昨日、とことん眠ったボクは今日はとても元気なのだ。
庭をウロウロして遊んでいたら、フキの葉っぱの上にてんとう虫が遊び
に来ているのを見つけた。

暖かくなったのでフキの葉っぱの上で昼寝をしていたのだろうか。
フキの葉っぱはフワフワした毛がたくさん生えているので、ベッドにし
たら気持ちが良さそうなのだ。


2008年03月26日(水)  とことん眠い犬 

昨日、昼間はとても天気が良かったのに夜になって雷がゴロゴロ鳴って、
雹(ひょう)が降ったのだ。
ボスとアキコが帰ってきてからボクにいつものほっかむりをしてくれた
のだが、一度ゴロゴロで怖くなってしまったボクはほっかむりをした後
もなかなか眠ることができなかった。

そんな訳で今日のボクは「とことん眠い犬」であった。
いつもならアキコが庭に出てきたらすぐに気がつくのに、今日はアキコ
がボクの写真を撮ってゲラゲラ笑い出すまで気がつかなかった。

ボクは眠さのあまり、鎖が顔にひっかかっているのにも気づかずに眠っ
ていたらしい。
ボクがどんな格好で寝ていたのか、小屋の中の様子はここをクリック
すると見ることができるのだ。
バカな格好で寝ているところまで写真に撮られてしまって失敗なのだ。


2008年03月25日(火)  タンポポの綿毛 

アキコは最近、何やら忙しくて寝る時間がないらしい。
しかし、仕事に疲れるとアキコが虫メガネを持って庭に出てくるので
面白いのだ。

忙しいのにそんなことをしていて大丈夫なのかと心配することもある
のだが、10分だけでも虫メガネで庭の植物を観察するとリラックス
できるのだそうである。
ボクなんて24時間庭にいて植物を観察し放題なので、24時間リラ
ックスし放題の幸せな犬なのだ。

今日、リラックスし放題のボクはリラックスしたいアキコと一緒に
タンポポの綿毛を観察したのだ。
タンポポの綿毛はとっても細い糸のようなものでできていた。
糸はとてもツヤツヤしていて本当にきれいだったのだ。


2008年03月23日(日)  立ち犬の 

今日も暖かくて気持ちのいい1日だった。
今日はアキコと庭に生える「タチイヌノフグリ」という花を観察した。
タチイヌノフグリは、オオイヌノフグリの仲間で花が3ミリくらいしか
ない、とてもとても小さな植物なのだ。

ボクは名前に「イヌ」がつく植物は大好きである。
しかし、いつもいつも草や花の写真ばかりではなく、たまには格好いい
ボクの写真も日記に載せたい。

そう思ったボクはとても良いことを思いついたのだ。
ボクが立ち上がったら「立ち犬」だから、タチイヌノフグリの日記に
ボクの写真がついていてもきっとみんな許してくれるのだ。

そんな訳で今日は、ボクが見事に立ち上がっている「立ち犬」の写真の
日記を書いている。
ボクは立ち上がるとけっこう足が短いという事実に気がついたりしたが
男らしいボクは足の長さなど気にしないのだ。


2008年03月22日(土)  タンポポ 

昨日までお天気も悪くて寒かったのだが、ボクの庭にも今日からまた
春がやって来た。
暖かい日はやはり気持ちがいいのだ。

ボクの庭にもブンブン音を立てて飛ぶアブが遊びに来るようになった
のだが、ボクはアブがとても羨ましいのである。
ボクは眺めるだけしかできないのに、アブたちはかわいいタンポポの
中に入って、タンポポの花びらやおしべの感触も味わうことができる
のだ。

ちょっと見ただけではわからないが、タンポポの花を近くで見ると、
面白い形をしたものがいっぱいなのである。
ボクもこんなタンポポを全身で楽しんでみたいのだ。




このタンポポの写真をさらに大きく見たい人はここをクリックすると
いいのだ。

2008年03月18日(火)  春の踊り 

最近ボクは浮かれている。
なぜ浮かれているのか自分でもよくわからないが、ポカポカ暖かく
なってきて、草の香りや花の香りがボクの鼻に届くだけでなぜか
とても楽しい気分になってしまうのだ。

今日はとても楽しい気分なので、春を歓迎する踊りを踊ってみた。
後ろ足で立って踊ったら、ボスがうまいうまい、とほめてくれた。
アキコは写真を撮りながら「ほっかむりをすればよかった」と言っ
ていたが、ほっかむりなんてなくたってボクの踊りは格好いいのだ。


2008年03月13日(木)  つくしんぼ 

今日ボクは庭に「つくしんぼ」が生えているのを見つけた。
これを見ると春が来たという実感が沸く。
ボクの庭にも本当の春がやって来たのだ。

つくしんぼの兄弟はどっちが先に大きくなるか競争しながらどんどん
空に向かって伸びているように見えた。
つくしんぼが空に届くほど伸びたら、つくしんぼを登って空の上から
春の世界を眺めてみたいのだ。




ところでつくしんぼのてっぺんの部分を虫眼鏡で見るととても面白い
のである。ボクと一緒に虫眼鏡を覗いたアキコの例えによると、
「上の方はこんがり焼けたビスケット、その下はクリームをはさんだ
パン、その下はふわふわに膨らんだスフレ、一番下の方はギザギザに
型抜きした抹茶ようかん。麩のようにも見える。」だそうである。
また全部食べ物なのだ。

2008年03月12日(水)  小さい犬 

こんなに素晴らしい春の日だというのに、今日アキコは写真を撮るのを
忘れてしまったらしい。
今日はボクの庭にお客さんも来てくれたというのに、日記用の写真だと
アキコがくれたのは、下の変な写真なのだ。

写真にはボスらしい人と、小さくて変な犬が写っているのだ。
厳しいボスがこんなに犬に優しくしているとはビックリなのだ。
ボクというものがありながら、ボクの知らないところでこんなに犬をか
わいがっているとは、ボスも冷たい男なのだ。

目が三角で下あごが出ているこの犬は一体どこの犬なのだろう。
せっかくボクが「小さな春」の話を書こうと思っていたのに、アキコは
この犬がどこの犬なのかも教えてくれないのだ。




アキコ:これは我が家にゲンゾーがもらわれてきた当日の写真です。
    目が三角で「間寛平に似ている」と言われていました。

2008年03月10日(月)  春の雨つぶ 

今日は久しぶりに大雨が降った。
ザーザー音を立てて降っていた雨が、午後になったらぱったり止んだので
ボクは水たまりがいっぱいできた庭をウロウロして遊んでいた。
そして、とてもきれいなものを見つけてしまったのだ。

それは春の雨つぶが集まった、水の玉なのだ。
水滴と呼ぶには少し大きすぎるくらい豪華な水の玉は、クサノオウの若葉
の上に絶妙なバランスでたたずんでいた。

こんな大きな水の玉の中にはきっと妖精のようなものが入っているかもし
れないと思ったボクが顔を近づけたら、葉っぱがふるえて水の玉もポロリ
と下に落ちてしまった。
まるでボクに驚いて水の玉が逃げていったようだったのだ。
やはりあの水の玉の中には何かがいたに違いないのだ。

もっと近くで水の玉を見たい人はここをクリックして見てクダサイ。


2008年03月09日(日)  クロヤナギ 

ボクの庭にあるクロヤナギが花穂を出し始めたのだ。
クロヤナギというのはネコヤナギが突然変異してできた種類らしい。
ボクの庭に「猫」の名前がついた植物があるのはちょっと悔しいので、
クロヤナギで良かったのだ。

このクロヤナギ、枝は鮮やかな紅色をしているのだが名前に「黒」とつ
いているだけあって、花穂が真っ黒なのだ。
ネコヤナギのフワフワ花穂も捨てがたいが、しっとりと湿ったような黒
い花穂もなかなかである。

しかし、ボクはこのクロヤナギの花穂が固い殻のようなものから出てき
たばかりのまだ紅い色をしているところがとても好きなのだ。
日に当たると黒くなってしまうのだが、出てきたばかりの紅いところの
鮮やかな色がスバラシイのである。
枝もこんなにきれいな紅色をしているのに、どうしてこの木が「紅柳」
ではなく「黒柳」になったのか、アキコに聞いたら「タマネギおばさん
に聞いたらわかるかもね」とのことだった。
タマネギおばさん、教えてクダサイ。


2008年03月08日(土)  草むら 

下の写真はボクの庭の草なのだ。
ただの草むらなのだけれど、冬の間と違って新しいクローバーの葉が
たくさん出てきて、とてもフカフカになってきた。
この上のゴロンと横になって草むらを見ながらおひさまに当たるとそ
れはそれは幸せなのである。

最近ボクが毛布の上ではなく草むらで昼寝をしていると、アキコが出
てきて羨ましそうな顔をする。
アキコもクローバーの上に横になれば気持ちがいいのに、と思って見
ているのだが、アキコは大きな人間の女が草むらに横になっていると
ころを他の人に見られると恥ずかしいと思っているらしい。
ボクの庭を通るのは近所の野良猫くらいなものなのだから、何も気に
することはないのに、人間もいろいろ大変なのだ。

ボクは犬に生まれてきたので、何も気にせず草の上で昼寝ができる。
クローバーが生えた庭に住む犬に生まれてきて良かったのだ。


2008年03月07日(金)  ホトケノザ 

ボクの庭のまわりにも小さな野草の花がたくさん咲いて、小さな花畑が
たくさんでき始めた。
冬の間さびしい色をしていた地面も日に日に緑色になってきて、風に乗
っていろいろな草が芽吹く香りがボクの鼻に届くので、この季節ボクは
毎日楽しくて仕方がないのである。

今日は庭の隅にたくさん咲き始めたホトケノザのつぼみを観察してみた。
ホトケノザは春の七草に出てくるホトケノザとは別物なのだ。
別名「三階草」というらしいが、確かにトウバナ(塔花)のように高く
はならずにいつでも三階建てである。
競って高層ビルを建てるよりもみんな揃って三階建てなのは平和で良い。

ホトケノザは花が咲いたところもかわいいが、つぼみの時の方が花の色
が濃くてきれいなのだ。
濃い色をしたつぼみは、たくさんの力を内にためている感じがする。
今日は暖かいので、夕方にはこのつぼみも空に向かって花びらをぱっと
伸ばすことだろう。
またボクの庭が華やかになりそうなのだ。


2008年03月06日(木)  ボクの大きさ 

ボクの庭にもいよいよクローバーなどの草が生えてきて、草の上で昼寝を
楽しめる季節がやってきたのだ。

今日、草の上で昼寝をしていたらアキコが「草が生えた記念の写真を撮ろ
う」というので、オリコウなボクは格好良くポーズをキメてモデルの仕事
をこなしたのだ。

我ながら格好良く写真に写ることができたと満足していたのだが、写真を
見ながらボスとアキコがこんな話をしていたのだ。

「写真で見ると鶏の玉子に見えるけど本当はうずらの玉子くらいだよな」
「写真だと巨峰だけど、本当はデラウエアくらいだよね」
「チーズケーキに見えるけど、本当は6Pチーズだろ」
「カップヌードルかと思ったらブタめんだったくらいだよ」
「あはははは」

ボクは写真で見るよりも本当はそんなに小さいのだろうか。
それに、どうしてすぐにボスとアキコは食べ物の話になるのだろうか。
だいたい「ブタめん」って何なのだ?


2008年03月05日(水)  木っ端 

夜は寒いこともあるけれど、ここのところ昼間は暖かくてとても気持ち
がいい。
最近ボクが昼間に何をして過ごしているのかと言うと、番犬をしながら
歯を鍛えているのである。
どうして歯を鍛えているのかと言うと、それはベッドの下からボクの大
好きな「木っ端」が出てきたからなのである。

この「木っ端」はボスとアキコが庭に鶏小屋を建てた時に、小屋をつく
る材料の中からボクのオモチャとしてくれたもので、ボクのお気に入り
のオモチャだったのだ。
てっきり台風や雪の時にどこかへ行ってしまったものだとあきらめてい
たのに、ベッドの下を掘っていたら土の中から出てきたので驚いた。

そういえば、ベッドの下の土のところに自分で埋めた覚えがあるような
ないような・・・。
とにかく出てきてくれて嬉しいので、ここのところ毎日これをかじって
遊んでいるのである。

ぽかぽかのお日さまも、木っ端をかじった時の感触もとても気持ちが良
くてボクは最近とてもゴキゲンなのだ。


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